元スレ憧「嫌いだ」 京太郎「嫌いだ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 1 :
玄(ああは言ったけど、手牌が……)
照「カン――――リーチ」ピシ
玄(またドラが……ドラはいっぱいあるのに手は全然出来て無いしドラ以外の牌は全部危ないような気がするし……)
ト タン トン
玄(どうしよう……)チャ
赤5索< ヤァ
玄(おねーちゃんどうしよう……)
トン
照「ロン―――10200!」
玄「うぅ……」
252 = 1 :
煌「ポン」
トン パシ
怜「ツモ!2300・4200!!」
玄(リーチをかけたら一発ツモなのに、必殺技を捨ててまで和了りにきてるなんて……)
--------------------------------------------------------
京太郎『戻ってくるならどこで捨てるか選ぶ必要があるかもですが―――』
--------------------------------------------------------
玄(……まだ、待たなきゃ……きっとその時が来るから!)
253 = 1 :
恒子『オーラス2本場!獲物は死ぬまで離さない……!!』
玄(ここまで一度も和了れてないよ……みんなの役に全くたってない)
玄(やっぱり、駄目だったのかな……)
憧「玄……」
宥「玄ちゃん……」
穏乃「がんばって……」
京太郎(がんばれ……がんばれ!!)ギュ
晴絵(これは……あの時の再現を見てるみたいだ)
晴絵(心臓がいやに早鳴りする……目を背けたい……)
灼「ハルちゃん?」
晴絵「……大丈夫」
晴絵(私とは違うんだ……大丈夫……)
晴絵(違う!これじゃ自分と玄を重ねてるだけだ!)
晴絵(この子達を、玄を信じろ!……頑張れ!)キッ
254 = 1 :
照「リーチ」カッ
煌「ポン」カシャ ニコ
玄(チャンピオンのリーチ……次は18000点以上だよね……そんな大きいの……)
玄(もうこれ以上は振り込めない……!!)
怜「」スッ トッ
玄(5索……危なそうなところ……)スッ
玄(テンパイ……!!断幺平和一盃口ドラ5……)
玄(でも聴牌するには……ドラを切らないと……)
玄「…………」スッ
255 = 1 :
穏乃『玄さん私……またここで麻雀がしたい……みんなと……』
そうだ、最初は穏乃ちゃんが来てくれたんだ……
憧『まずひとり!ここにいる……っ!!』
あの時の憧ちゃんすっごく頼もしかったなぁ……
宥『ずっと玄ちゃんが羨ましかったんだぁ』
この時からおねーちゃんといっぱい遊ぶようになったっけ……
灼『麻雀部……名前貸すだけならいいよ……』
5人揃って今回のインターハイ出れるって分かって嬉しかった、灼ちゃんありがとう……
晴絵『私も連れてってくれないかな……インターハイ』
みんなで麻雀してたら赤土さんも戻ってきて、すごく大変な日々だったけどそれ以上に楽しかった……
京太郎『すみませーん、入部希望なんですけど……』
麻雀初心者だけど、本当に頑張ってて、麻雀の勉強しながら色んな牌譜まとめてくれて、すごく助かってるよ……
256 = 1 :
玄(……みんなが来てくれたからここまでこれたんだ)
玄(私は待ってるだけだったけど、ここで前に進まなきゃずっと進めない)
玄(だから……っ!)カシッ
― がんばれ
トン
玄「リーチ……!!」
257 = 1 :
怜「ポン!」
怜「ハァハァ……」
チャ
照「……」
トン
玄(ありがとう、みんな。ありがとう……おかーさん)
玄「ロン!!メンタンピンイーペーコードラ5……!!16000の2本場は16600です!」
恒子『先鋒戦決着――っ!!チャンピオンがこんなに大きく振り込んだのは何十年ぶりか!』
健夜『2年ぶりかな……私も高校生の頃ハネマン以上のダメージを一度だけ受けたことがあります。それも想定を超える打ち筋からの一撃でした。今でもそのことは強く心に残っています』
灼「……!」ハッ
晴絵(私の時は他の二人と共闘なんて考えもしなかった。打ち方も私は少し口出ししたけど、結局変えられたのはこの子達がいたからだ)
晴絵(後半戦が始まる前の憧の声は聞こえてた……この子達は私が思ってる以上に成長しているんだ、それが自分のことみたいに嬉しい)ツー
灼「!!ハ、ハルちゃん……」ワタワタ
晴絵「え?あ、ごめん。さ、玄を迎えてあげな」ゴシゴシ
258 = 1 :
─────────
──────
───
泉「はい!まかせてください!!」
カララ ダッ
玄「園城寺さん大丈夫かな……」
京太郎「まじでヤバそうだな……」
穏乃「……!!」
憧「しず、どうしたの?」
穏乃「なんで、ここにいるんだ……?」
憧「え?…………和……」
和「穏乃……憧……玄さん……お久しぶりです」
259 = 1 :
優希「おー、もしかして京太郎が言ってたのどちゃんの友達か?」
和「ええ……奈良にいた頃の友達です」
玄「和ちゃん……」
憧「3年ぶり……」
穏乃「和……今日おまえ試合ないのになんでここに」
和「観戦にきたのですが……観客席が立ち見だったのでプレスルームで見ていいと雑誌社の方が」
憧「うっわ流石注目選手!」
「何?あなたたちどんな関係なの?」
和「後でゆっくり説明しますので……」
穏乃「……和!うちら必ず決勝まで行くから……清澄はうちが下す!」
和「……ええ」
穏乃「じゃあ決勝で!」
和「はい……須賀君、伝言ありがとうございました」
京太郎「お、おう」
「ね、ねぇ!」
260 = 1 :
憧「……負けられないね」
穏乃「負けないよ、ぜったい勝つから……っ!!」
憧「まったく……あいかわらず根拠のない自身で語るよねしずは……」
玄「耳が痛いです……」
宥「じゃあ……行ってきます……」
玄「お姉ちゃんファイト!」
憧「宥姉ガンバ!」
灼「がんばって……」
京太郎「精一杯応援します!」
穏乃「いっけぇー宥さん!」
宥「うん」キュ
261 = 1 :
晴絵「玄っ!始めるよ。京太郎準備手伝って」
玄「あっはい!」
京太郎「了解でっす!」
憧「何やんの?」
晴絵「ドラゴンを復活させる儀式」
憧「は?」
晴絵「以前からこども麻雀クラブの昔の牌譜をチェックしてたんだけど、玄は小学生の頃やむなくドラを捨てる時が何度かあった」
晴絵「そのたびにドラがしばらく来なくなってたけど……ドラ復活までの期間はさまざま……」
京太郎「セットオッケーです」ブン ガラガラ
晴絵「ありがと……でもドラ復活までに打った局数はほとんど同じだった。どうやら三麻や二人打ちでもいいらしい」
憧「てことは……」
穏乃「決勝戦までにたくさん打ってドラを復活させる……!?」
晴絵「そうできればと思ってる。私が玄の相手をして基礎雀力を上げつつ竜の復活を待つ」
憧「ハルエ……」
262 = 1 :
晴絵「もしドラが戻ってきて決勝に行けたとしてもさっきみたいな連携ができるかはわからないけどね」
玄「え……連携……?」
灼「玄、気付いてなかったの……」
憧「玄がドラを持ってたから宮永照はリーチせざるをえなかったとは思うんだけど、それだけじゃないよね」
穏乃「新道寺の花田さんが鳴いて王者の一発とツモをとばして」
灼「千里山の園城寺さんが最後の牌を掴ませた……」
玄(花田さん……一番ヘコんでいたのに一番笑顔だった。園城寺さんは体調が悪かったのに……)グス
晴絵「玄のためにやったんじゃないだろうけど、あとで牌譜と映像を見るといいよ……」
憧「反省するのもヘコむのもいいけどさ、とにかく今は体を動かして前に進まなきゃ」
京太郎「みんなで支えますよ!」
晴絵「うん……昔動けなくなった私を反面教師にしてくれていいよ。前進みつつヘコめばいい。そしたら皆が一緒に歩いてくれるから」
玄「はい……」
京太郎「あれ?玄さんそれ……」
玄「え……うそ……」
灼「赤5萬……」
晴絵「」ガタッ
玄(おねーちゃん……がんばれ……っ!)ギュウ ポロポロ
263 = 1 :
もう書いてあるまんまです。粗があるかわからんがとりあえず満足
原作より描写が抜けてるのは完全に阿知賀キャラ視点だから
原作読んで補完してね
何回の投下で終わるかわからんが後はゴールまで突っ走るまで
でわでわー
264 :
乙ー
クロチャー決勝も頑張って
267 :
乙
>>256って露子さんからクロチャーへのエールってことだよね
泣いた
268 :
待ってましたぜ
269 :
乙です
俺はイチャイチャを求めてこのスレを読み始めたはずなのに・・・悪くない
270 :
乙でした
271 :
待ってるぜぃ
272 :
準決勝後半戦東2局のセーラにあがられた時のアコチャー可愛い
どうも
投下していきます
273 = 1 :
京太郎「おお!区間一位だ!」
玄「おねーちゃん凄い!」
憧「白糸台を上手くいなしてた感じ」
晴絵「アドバイスしてたからね」
穏乃「アドバイス?」
晴絵「そ。白糸台の弘瀬が狙った相手からあがる時の癖を見つけたから」
京太郎「いつの間に」
晴絵「インハイ前だったかな。弘瀬は決勝まで行くなら必ず当たると思ってたから」
京太郎「……かっこいい」
晴絵「はいはいありがと。これでもみんなが勝てるよう頑張ってるんだからな」
京太郎「それは知ってますってー。一緒に牌譜まとめてますしね」
憧「…………」モヤ
憧「……っ!じゃあ行ってくる」
灼「引きしめて気……」
穏乃「頼んだ!」ゴーゴーア・コ!
京太郎「がんば!」
晴絵「憧っ。江口セーラは二回戦より強いから」
憧「うん、わかってる」
274 = 1 :
憧(あ、しまった。京太郎からほっぺにキスしてもらおうと思ってたのに……)
憧「! 宥姉!」
宥「憧ちゃん」
憧「宥姉すごいド安定!地区予選からずっとプラスだもんね」
宥「今日は赤土さんのおかげ……」
憧「私も負けてらんないっ」
ギュウ
宥「えっ……なっ……何……!?」
憧「がんばった宥姉を暖めてんの……ってのはウソで」
宥「ウソなの!?」
憧「勝ち続けてる宥姉から運をわけてもらおうと思って……」アトムネモ
宥「いいけど……私のでよければ」
憧「ありがと」
275 = 1 :
─────────
──────
───
京太郎「前半終了でなんとかプラスか……」
穏乃「千里山の人が凄い」
灼「三年っていうのもあると思……」
カチャ
玄「……ドラあれからこない……」
晴絵「こっちは面白いくらいくるわー」ケラケラ
憧「ただいまー」
京太郎「おつかれ。ほれ、グミでも食ってけ」アーン
憧「あんがと」パク
276 = 1 :
晴絵「おぅおつかれー」
憧「見てて変わったことあった?」
晴絵「いや特に。渋谷は予想通りだった」
憧「やっぱりか」
穏乃「えっ、何がやっぱりなの?」
憧「白糸台の渋谷尭深―――メガネの人」
玄「ちょっとおもちの子だね!」
京太郎「あぁあのきょ……なんでもないです」
穏乃「あの人が何……?」
憧「あの人ってオーラスで役満を和了ることがやけに多いのよ」
穏乃「すごいね!!」
277 = 1 :
憧「一般にはそれだけって思われてたけど実は法則があったんだよね」
憧「オーラス前までの全ての局で渋谷尭深が捨てた第一打、それがオーラスになって配牌になって戻って来てるんだ」
晴絵「つまり流局や連荘が多い半荘ならうまくいけば天和になる可能性もある。だけど逆に」
宥「半荘が最短の8局で終わる時には最大で7牌しか集まらない……?」
憧「それでも怖いけどね。大三元とか作りやすい」
憧「渋谷尭深は今年からレギュラーで参考になる牌譜が少なかったんで確証はないけど、ハルエが気付いてくれたんだ」
京太郎「はえー、やっぱ先生すっげ」
晴絵「褒めても何も出ないぞー」
憧「……」モヤモヤ
京太郎「つまり連荘しなきゃいいわけだ」
穏乃「あとは流局の時に親だったら聴牌崩すとか……?」
憧「そそっ、対策自体は簡単でしょー」
278 = 1 :
『準決勝中堅戦、まもなく後半戦です!』
憧「よしっ!」
ガチャ
京太郎「憧っ!」
憧「なn」
チュ
晴絵「……わぁーお」
宥「///」ボンッ
灼「……はぁ」
玄「え、えぇーーー!!」
京太郎「ぷは、行って来い!!」
憧「……決勝何されんの?」
京太郎「……考えとく」ニッ
憧「……期待しとく」ゴッ
穏乃「~~~っ!!」ゾクゾク
バタン
279 = 1 :
京太郎「……よし」
晴絵「よし、じゃなーいっ!」スパーン
京太郎「あいたっ!」
晴絵「あんたらの関係は認めた。けどこんなとこでキ、……駄目でしょうが」
京太郎「だって憧のやつなんかモヤモヤしてたっぽいし」
穏乃「……あぁ!京太郎が憧のモヤモヤぶっとばしたってことか!」
晴絵「……」ジトー
穏乃「何したのか見えなかったけど、確かに出ていく前の憧は凄かった。なんかこう……わぁーーーーっ!!って」
晴絵「……あぁもう!次は無いからっ!」
宥「完全に二人だけの世界だったね……」ホカホカ
玄「大人ですのだ……」
280 = 1 :
セーラ「……へぇ」
憧「何よ」
セーラ「いや、前半戦とは別人やなって思って」
憧「……さぁ」
セーラ「なんでもええけどな。でもそっちのほうがさっきより楽しめそうや」ゴッ
憧「後半戦はあんたより稼がせてもらうから」ゴッ
バチバチバチ
仁美(どげんしよ、あんな怖いとこいけん……)チュー
尭深「…………」スタスタスタ
仁美(え?)
スタスタ ストン
仁美(えー……なんもかんも政治が悪い)
281 = 1 :
オチ担当江崎仁美
今日の投下は以上です
次の投下はそんなに間隔あけません
でわでわー
282 :
おお、待ってた甲斐あったぜ!!
283 :
今日はこっちだったか、乙
自然とあーんしてるの萌える
284 :
待っていました
287 :
乙ですのだ!
288 :
ふきゅってるアコチャー可愛い
どうも
投下していきます
289 :
舞ってた
290 = 1 :
京太郎「あこー!すげーぞー!!」
穏乃「あこー!!」
灼「うるさ……」
京太郎「合計じゃ区間二位だけど後半は江口セーラに勝ってたな!」
晴絵「親かぶりがなかったら江口の方が稼いでたけど」
京太郎「……空気読めてないなぁハルちゃんは」
晴絵「……京太郎からハルちゃんって呼ばれると鳥肌立つからやめて。それに今のとこ白糸台が最有力だけど、決勝に千里山があがるかもしれないんだからそこはちゃんと認めないと」
京太郎「むむむ……」
玄「そうだよね、千里山が上がってくるかも……」
晴絵「はい、ロン。玄は気抜かない。ドラが復活してもしっかり打たなきゃどこが上がってきても負けるよ」
玄「うぅ……」
宥(玄ちゃんが落ち込んでる……なんとか応援しないと……)
宥(えーと……『がんばれ玄ちゃん』)クネ クネリン
玄「『今日の晩ごはんは肉じゃが』?」
晴絵「なにが!?」
宥(えぇ~!!通じてない~……)
291 = 1 :
憧「ただまー」
京太郎「おかりー」
穏乃「おかりー?」
京太郎「なんとなく憧に釣られた」
穏乃「じゃあ、おかー!」
憧「た、ただー……?」
京太郎「むむ、じゃあ、おー!」
穏乃「おー?おー!!」
京太郎「おぉぉー!!」ガタッ
穏乃「うおぉぉー!!」ガタッ
憧「小学生かっ」
宥「お、おかー……?」テレテレ
憧「宥姉ぇ……のらなくていいんだよ」
292 = 1 :
キュ
灼「じゃ……行ってくる」
憧「うん」
穏乃「がんばってください灼さん!」
京太郎「ファイトー!」
玄「灼ちゃんファイト!」
宥「がんばって……」
晴絵「灼……そのネクタイ着けてくれるのは嬉しいんだけどさ……準決勝には縁起……悪くないかな……」
灼「……何言ってるのハルちゃん」
晴絵「?」
灼「私が今ここにいるのはこのタイのおかげもあるんだよ。だから……」
灼「連れてく!決勝まで……!!」
晴絵(灼……頼んだよ……!!)
293 = 1 :
京太郎「あぁ、また他んとこが……」
憧「落ち着いて見なよ。まだ始まったばっかだってば」
京太郎「お、おう……」
晴絵「シズ」
穏乃「はいっ」
晴絵「座りな、ウォーミングアップだ!」
穏乃「はい!」
晴絵「出番前に軽く打って1速上げとくよ」
憧「それなら2速まで上げとこうか」
穏乃「いや!意味わかんないけど!10速でお願いします!!」
京太郎「わかんねぇのかよ!」
憧「十速って……」
穏乃(灼さん、思いっきりかましてきてください!あとは私が引き受けます……!!)
294 = 1 :
京太郎「うーん、なるほど……」
宥「何がなるほどなの……?」
京太郎「いや、千里山の人のアガリを見て思ったんですけど、この人隙を突くような打ち方してるんだなぁって思いまして」
宥「隙?」
京太郎「はい。今のは河に2枚出てる字牌で待ってましたけどその前はスジひっかけでしたしそういうのが得意なんだなって」
宥「……白糸台の亦野さんがオリる時にスジとか字牌に頼ってるのかも?」
京太郎「? オリるならリーチしてる人とか聴牌っぽい人の河にあるの出せばいいんじゃ?無かったらあれだけど……」
宥「えっと……スジひっかけの時は安牌持ってたよ?」
京太郎「んー?……あ、ほんとだ」
宥「アガるのを諦めたくなかった……のかな……」
京太郎「おお!言われてみれば!宥さん凄い!!」
宥「そんな……」アワワ
憧「京太郎お茶取ってー」
京太郎「はいよー」
宥「あ……えっと……京太郎くん取ってごめんね……?」
憧「嫉妬したから割り込んだとかそんなんじゃないからっ!!」
穏乃「あこーはやくー」
295 = 1 :
『副将戦決着ーーーッ!!』
穏乃「よーし!うであったまったーっ!」グリングリン
穏乃「100速まで仕上がった!!」バン
憧「100とかそんなアホ数字で喜ぶ高校生シズか京太郎ぐらいだよ。小学生男子じゃあるまいし」
京太郎「撤回を要求する!アホじゃないロマンだ!」
穏乃「まかせて!」
京太郎「聞いちゃいねぇ」
穏乃「ドーンとキメてくる!」ダダッ!
ガシッ
憧「待った」
穏乃「え?」
憧「千里山の江口セーラ……浜名湖で見た時の格好おぼえてる?」
穏乃「全然!!」
憧「あの人普段とかインタビューでは学ランなのに試合ではちゃんと制服なんだよね」
穏乃「……??」
憧「だからシズも制服を着て試合しなさいってコト!」ポン
穏乃「えー」
憧「てことで京太郎」クイッ
京太郎「あ、はい」
296 = 1 :
ガチャ
京太郎「お、やっと終わったか」
穏乃「うん。なんか少し変な感じ」
京太郎「学校ではちゃんと着てんのにか……?」
穏乃「確かに!」
京太郎「お前なぁ……」
穏乃「んじゃ行ってくる!」
京太郎「がんばれよ!」
297 = 1 :
憧「たくっ」
京太郎「お、憧がジャージか。ってそりゃそうか……」ジー
憧「何?」
京太郎「……お前が着るとエr、なんでもないです」
憧「男子は皆こんななのかね」
京太郎「KENZENな男子学生ですから」
憧「はいはい……それで、決勝行ったら何してくれるか決めた?」
京太郎「……デート権をやろう」
憧「それはすでに一生私のもんだから」
京太郎「一生?」ニヤニヤ
憧「……うっさいバカ」パシン
京太郎「へーへー……灼さん来るまでここで待ってるか」
憧「……うん」ギュ
灼(行きづら……)
298 = 1 :
怜「誰がアホ数字好きな美少女やねん」 淡「わからない人には言わせておけばいいよっ」
今日の投下は以上です
恐らく次回最終回です
でわでわー
299 :
乙
次回最終回マジかー
あ、ユウチャーかわいすぎるのでもらっていきますね^^
300 = 289 :
駄目です
みんなの評価 : ★
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