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    元スレ憧「嫌いだ」 京太郎「嫌いだ」

    SS+覧 / PC版 /
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    102 :

    いいぞーコレ

    103 :

    思いの外告白早くてびびった

    104 :

    告白が早いのもそうだが唐突過ぎるのにビビッた

    105 :

    いい…

    106 :

    アラチャーって三年だったけ?

    107 :

    クロチャーと同い年

    108 :

    2年っすね

    109 :

    アリガトナス!!

    110 :

    モブならともかく主要キャラの学年知らないって…

    111 = 109 :

    いや>>73のとこ見間違えてアラチャーとユウチャーが同い年のように書かれてる!とか思ってたからさ…

    112 :

    >>110
    sageろよモブ

    113 :

    抽選で部長が灼のくだりは原作にもあったけどな

    114 :


    咲日和のポニテアコチャー可愛い

    どうも
    仕事帰りに書くとこんなに遅くなってびっくりだよ!速筆スキル身につけたいね

    投下していきます

    115 = 1 :



    「それにしてもようやく付き合い始めたんだね」

    穏乃「おめでとう」

    京太郎「ありがとう……なんか恥ずかしいな」テレ

    穏乃「しかし、君は憧を幸せに出来るのかね?」

    京太郎「どういう立ち位置なんだよお前」

    「審査してあげよう。むむむ……合格!」

    京太郎「ひゃっほー!」

    「「いえ~い!」」パチン

    穏乃「……玄さんはてっきり京太郎のこと好きだと思ってた」

    「好きだよ?」

    京太郎「ファッ!?」

    「同志だからね!」グッ

    京太郎「ドキドキするわ」

    「なんでドキドキしてんのよっ!!」ガバッ!

    穏乃「あ、復活した」

    「……」カァァ

     ズルズル ファサ

    「隠れちゃった」

    116 = 1 :



    京太郎「憧さんやー。穏さんと玄さんがお待ちですよー」

    「……」

    京太郎「どっちにしろ夜は穏と一緒だろ?出て来いよ」

    穏乃「もー京太郎の部屋で寝たらいいんじゃない?」

    「それは無理!!」ガバッ

    京太郎「あー……うん、そうだろうけどさー……」

    「ち、ちがっ!……あー、えっと……男がこんなことで落ち込むなー!!」バチン!

    京太郎「理不尽!!なんでビンタするんだよ!!」

    「しょ、しょーがないじゃない!京太郎が寂しがらないように成分注入してあげたのよ!」

    京太郎「そんなんで憧成分注入されるか!Mじゃねーんだぞ!」

    「じゃあどうしたらいいのよ!」

    京太郎「抱きついて来いよ!」

    「死ね!!」ゴッ

    京太郎「ゴフッ!!!黄金の右……効いたぜ……」

     バタ

    「さぁ部屋戻るわよ、しず」パッパッ

    穏乃「犬も食べないねこんなの」アキレ

    「あはは……」

    117 = 1 :



    「大丈夫?」

    京太郎「平気です。憧達は?」

    「部屋に戻ったよ……京太郎君から告白したの?」

    京太郎「まぁ……ほんとはインハイ終わってからにしようと思ってたんだけど」ポリポリ

    「そうなの?」

    京太郎「弱ったあいつの陰を見ちまって俺が支えてやんなきゃって思ったんですよ」

    京太郎「もう自分の気持ちを隠したくなかったってのもありますけどね」アハハ

    「憧ちゃんのことよく見てるんだね」

    京太郎「あいつ意地っ張りだから大変ですけど」ニッ

    「……うん。よかった京太郎君が相手で」

    京太郎「へ?」

    「なんでもない。それじゃまた明日ね~」

     バタン

    京太郎「なんだったんだ?」

    119 = 1 :


     チュンチュン

    「起きなさい。ミーティング前にごはん行くわよ」ユサユサ

    京太郎「んー……はっ!憧……夢か」ガクッ

    「なんでよっ!」スパーン!

    京太郎「夢じゃない!」

    「おはよう」

    京太郎「……おはよう」ムクッ

    「ちょ、隠しなさいよ!」

    京太郎「ん?んだよ、前がちょっとめくれてるだけじゃん」

    「……そんなに肌に紅葉つけたいのね」コォー

    京太郎「待て話せばわかる。ほら隠したもう隠したもう大丈夫!」

    「まったく……そうやってしゃんとしてれば格好良いのに」ナデリナデリ

    京太郎「そりゃどう……」ナンカメガアッテル…

    穏乃「……憧、私いるの忘れてない?」ハァ

    「ふきゅっ!」カァァ

    京太郎「はぁ……おはよう」

    穏乃「おはよう」

    120 = 1 :



    「おはよう!」

    穏乃「おはようございます!」

    京太郎「先生とかはもう飯食ったのかな?」

    「さっきまで一緒に食べてたよ。ミーティングの資料整理しにいくって部屋に戻ったけど」

    「そうなんだ」

    「憧ちゃん、京太郎くん」

    「「?」」

    「おめでとぉ」ニコッ

    「!? くろぉ!!」

    「?」

    京太郎「諦めろ、すぐにひろがる」

    「いや、別に隠すとかそんなんじゃないけど!昨日の今日だし!!」

    「いいと思うなぁ……お似合いだよ……?」

    「……隠蔽するために別れてやろうかな……」

    京太郎「ひどい照れ隠しだな!泣くぞ!!」

    121 = 1 :


    ─────────

    ──────

    ───


    晴絵「そんじゃミーティング始めるよ……っていいたいけどその前に……」チラッ

    京太郎(だよなぁ……いやわかってたけど)ガタッ

     スッ

    京太郎「憧?」

    「一つ言っておくけど……別れないわよ!」

    京太郎「憧……」

    晴絵「え?いやいや、別れろとか言わないから。どんな鬼教師なのさ。勘違いやめてよ」

    「…………」クル

    京太郎「?」

     バチン

    京太郎「なんで殴った!?」

    「ニヤニヤしててキモかったからつい」

    京太郎「おかしくない!彼女にあんなふうに言われて嬉しくない彼氏いねーよ!ニヤニヤするわ!」

    「ニヤニヤはしない。もいっぱついくわよ」

    京太郎「やめろぉ!なんかお前暴力的になってね!?そんなのが可愛いの二次元だけだから!!」

    「なんで二次元なんかの女が可愛いのよ!!」バチン

    京太郎「失言すみませんっ!!!」

     ギャーギャー!

    穏乃「お茶入れたよー」

    「ありがと」

    晴絵「ずず……はぁ、平和だなぁ……」

    122 = 1 :



    晴絵「さて一段落ついたところみたいだね」

    京太郎「あい……」

    「どうぞ」ニコ

    「大丈夫かな?」

    「触れないほうがいい」

    晴絵「まぁ正直なところなんでもいいんだけど、それで集中できないとかそんなことにならなかったらいいよ」

    「気が散るくらいなら別れるわよ」

    京太郎「本気?それ本気なの?」

    「まぁそんなことならないけど。むしろ今なら……」ゴッ

    京太郎(やだイケメン……!)キュン

    晴絵「……大丈夫そうだな。じゃあまずトーナメント表から」ペラッ

    穏乃「どれどれー……!!」

    晴絵「私たちが決勝に行くために突破しなきゃいけない大きい壁が二つある」

    「千里山と……白糸台」

    穏乃「日本で一番強い高校……」

    「うちらが誰も勝てなかった憩さんが白糸台の宮永照は人間じゃないって言ってた」

    京太郎「やべぇな……」

    123 = 1 :



    晴絵「まぁ暗くなったところでどうなるわけでもない。とりあえず最初のタスクをひとつずつ!」

    穏乃「東京見物!」ンジャンジャ!

    「切り替えはやっ!」

    晴絵「それはインターハイが終わってから。今日はホテルでテレビの前!」

    「左上ブロック1回戦を観戦……でしょうか……」

    晴絵「いや、富山・福島・岡山の地方大会の映像だよ」

    京太郎「分析してとりあえず1回戦勝とうって感じか」

    晴絵「そそ、初戦の相手をチェック。確実に倒せるようにね」

    京太郎「あ、だからこれ用意しろって」バサッ

    「ん?これって……牌譜?」

    京太郎「それ自体は先生がつくったやつだけどな。あんだけある中から探すの疲れたわ」

    晴絵「さんきゅね。あ、それとちょっと」クイクイ

    京太郎「?」

    124 = 1 :



    京太郎「みんなから離れてどうしたんで……まさかさっきはああ言ったけど俺だけシメるんじゃ!」

    晴絵「私どういう印象なの?そうじゃなくて……ありがとう」

    京太郎「へ?」

    晴絵「いやまぁリスクは大きいんだけど……ってリスクとかそういうのは野暮って話だけど」

    晴絵「……あの子さ、私らにあんま弱みって見してくんないから見せられる相手が出来て嬉しいんだよ」

    晴絵「それに須賀君なら安心だし」

    京太郎「……信頼、されてるってことで?」

    晴絵「そうとってもらって構わない。実際信頼してる。いてくれると助かるしね」

    晴絵「だからこそ!」ズイ

    京太郎「!?」

    晴絵「別れてほしくないし気を遣ってほしい。チームの為にも……憧の為にも。それから須賀君の為にも」

    晴絵「こんな言い方ずるいのはわかってる。でも勝つためだから。あの子達が望みを叶えられるようにするのが……監督だから」

    京太郎「……十分わかってますよ。そのうえで言います」

    京太郎「インハイが終わっても憧が笑ってられるようにするんでよろしくお願いします!」ペコ

    晴絵「……ありがと」

    125 = 1 :


    京太郎、ハルちゃんの本音回
    投下は以上です

    前回の投下で突然すぎるわボケェ!って思われた方がレスされた方以外にも沢山いたと思いますが、ちょっとだけわかったかなって思います

    寝ます
    でわでわー

    127 :


    >>116の勢いすこ

    128 :


    基本ギャグでシリアスちょっと、最高やんけ!
    クロチャーもレジェンドもアコチャーのことちゃんと思ってるってわかって良い

    131 :


    ミーティング中のラフな格好のアコチャー可愛い

    どうも
    正月休み超えると投下スピードが落ちるのわかってたけど……こんなもんだよね、頑張ります(´・ω・`)

    投下していきます

    132 = 1 :



    晴絵「みんな準備はいい?」

    「「「「「はいっ!!」」」」」

    晴絵「よし!新生阿知賀の全国初お披露目といこうか!出番だよ、玄!」

    穏乃「がんばってください!」

    「全国デビュー!」

    京太郎「ファイト!」

    「わわ」ブルブル

    「気合で」

    「おまかせあれ!」

     バタン

    穏乃「玄さん緊張してなさそうで良かった」

    「いや緊張はしてるでしょ」

    京太郎「……」

    133 = 1 :


    。。。。。。。。。

    。。。。。。

    。。。


    京太郎「玄さん」

    「ん?どうしたの?」

    京太郎「緊張してないんですか?」

    「んー……緊張はしてるよ。でもそれ以上に嬉しいから」

    「一年ぐらい前かな、しずちゃんが来てくれなかったらこうして皆と打てなかったから」


    --------------------------------------------------------

    『打ちたいのに打てないって……ほんとに寂しいことなんだよ……』

    --------------------------------------------------------


    京太郎「あー、あの時の言葉ってそういう」

    「あの時?」

    京太郎「俺が入部した日ですよ。憧に入るなって言われた時に打てないのは寂しいことだよ、みたいなこと言ってくれましたよね」

    「そうだっけ?懐かしいね!」

    京太郎「凄い嬉しかったんですよ」

    「いや、そんな……そういえばあの時は憧ちゃんと京太郎君が付き合うとは思ってなかったよ!」

    京太郎「それは俺もです」

    「あはは!」

    134 = 1 :


    。。。。。。。。。

    。。。。。。

    。。。


    京太郎「……玄さんは大丈夫だよ」

    「……んなことわかってるわよバカ」

    京太郎「バカは余計だろバカ」

    「あんたも言ってるじゃない、バカ」

    京太郎「なに~!」

    「静かにしなさいよ!」

     ギャー ギャー

    穏乃「付き合っててもあの二人は変わんないね」

    「仲良いよねぇ」ボワボワ

    晴絵「画面から目を離してたらちゃんと見ろって怒るんだけどしっかり見てるしなー……」

    「静かに見て」

    「「……はい」」

      バシ ギュー ビシ

    穏乃「無言で喧嘩してる……!!」

    晴絵「駄目だこりゃ」

    135 = 1 :


    ─────────

    ──────

    ───


    穏乃「ただいま!」

    晴絵「おかえり。よくやった」

    穏乃「みんながいっぱい稼いでくれたので楽に打てました!」

    晴絵「うん、今回は理想形だね。玄と憧が上手いことハマった。玄はここから先わからないけど」

    「え!?」

    「こっからは富山レベルかそれ以上のエースが揃って出てくるからよ」

    晴絵「その通り。先鋒は怪物が暴れるエースポジションだから荒れることが多い」

    晴絵「玄が点数を取られても大丈夫なように次鋒以降で点を稼ぐのが私達の基本系。覚えておいて」

    「憧が調子良いのは大きい」

    136 = 1 :



    晴絵「今回だけかもしれないしなんとも言えないけど……前に話したと思うけどオカルトって考えもある」

    京太郎「憧以外変な打ち方ってのもおかしいと思ってたんだ……愛の力で雀力が上がるのか」キリッ

    「…………」

    京太郎「あ、ちょ、待って。無言で迫ってこないで!」

    晴絵「……あながち間違いじゃないかも」

    「晴絵?」ニコォ

    晴絵「冗談で言ってるわけじゃないって!統計的に見ても何かに思い入れがあったりしたら和了率高いって言うし!インハイの三年生とか!」

    穏乃「つまり憧は京太郎のことがめちゃくちゃ好きってこと?」

    晴絵「そういうことだね」

    「は、はぁ!?真面目な顔で二人とも何言ってるの!?」

    晴絵「でも好意だけじゃなくて麻雀との関連性がいる。そうじゃなければおかしい」

    晴絵「つまり京太郎から憧に対してアドバイス、もしくは励ましを受けて麻雀の腕を研鑚したと考えるのが妥当」

    晴絵「過去の言動、しずの発言から察するに……」

    「ハルちゃんストップ。京太郎と憧が死んでる」

    「顔真っ赤っかだね……」

    晴絵「はっ!?ご、ごめん?とりあえず一旦かいさーん!20時にミーティング!」

    137 = 1 :


    これがオカルト……!?
    今日の投下は以上です

    でわでわー

    140 :

    おつです

    141 :


    ハルちゃんェ…恋心を分析とか無粋にもほどがあるだろwww

    142 :

    乙乙
    理系が恋に落ちたので証明してみた。を思い出してなんかワロタ

    143 :

    おつ
    ボワボワって宥姉が発熱しだしたらこんな効果音になるのか?

    144 :


    2回戦前のちょっとどや顔っぽいアコチャー可愛い

    どうも
    リアルで麻雀した後にネト麻すると感覚違い過ぎてびっくりしますよね
    相手の顔見えないし、どうしようかなって悩んでる間に勝手にツモ切りされるし……まぁ下手だからどうせ勝てないんですけどね!

    投下していきます

    >>141
    ハルちゃんは分析が得意だからね、仕方ないね

    >>142
    あの漫画面白いですよねー
    単行本出た時速攻で買っちゃいました

    >>143
    ギャー!すみません!ポワポワでし!
    >>134 訂正

    「仲良いよねぇ」ボワボワ

           ↓

    「仲良いよねぇ」ポワポワ

    145 = 1 :



    晴絵「2回戦だけど、こっからは今まで以上に厳しくなるよ」

    「……千里山」

    晴絵「それ以外も強いけどね。まぁ一番はそこかな」

    晴絵「特に……先鋒」

    「!?」

    晴絵「玄とはかなり相性悪そうなんだよねぇ」

    穏乃「どういうことですか?」

    晴絵「千里山の先鋒……園城寺怜。彼女は1手先を読んでくる」

    京太郎「それって……どういうことだ?」

    「牌譜見てないからなんとも言えないけど経験則とかじゃないの?特に玄は読みやすいから」

    晴絵「軽めに見てそうだね」

    京太郎「重めは?」

    晴絵「オカルト。本当に流れが読めるパターン。この場合は下手したら2手先とかも読める」

    穏乃「こわっ!!」

    晴絵「地区大会で裏目ってりゅのを見ると1手が限界だと睨んでるけど……彼女が立直した時は一発で当たり牌を引いてくる」

    京太郎「ひえぇ……」

    晴絵「じゃあこのまま各校の先鋒から特徴と私の考えた対策を伝えていくけど……玄」

    「?」

    晴絵「打ち方、変える勇気……ある?」

    146 = 1 :


    ─────────

    ──────

    ───


    『後15分で試合が開始されます。―――』

    晴絵「玄、昨日言ったことわかってる?」

    「……はい。いってきます」

     バタン

    晴絵「……厳しくなるかもね」

    京太郎「……なぁどういうことだ?」ボソボソ

    「……今回、玄は自分の打ち方を捨てられないかもってこと」

    京太郎「ふむ……?」

    「はぁ。昨日のミーティング聞いてなかったの?」

    京太郎「えっと……ドラ捨ててでも流れ変えるってあれ?」

    「そ。玄がドラを捨てたら流れが変わるのよ。和ならそんなオカルトありえないっていうだろうけど」

    京太郎「ふーん……玄さんにとってドラって大事なんだな」

    「……うん」

    京太郎「でも大丈夫」

    「……」ズキ

    (それは今回の先鋒戦?それともドラをちゃんと捨てる選択が出来る人だってこと?)

    (駄目だ……私嫉妬してるんだ。ここまで一緒にやってきた仲間を信じるのは当然だ!)

    (それでも……苦しいよ……)

    147 = 1 :



    『先鋒戦終了ーーー!!』

    「玄……」

    「あたし迎えに行ってくる!」ガタッ

    穏乃「みんなで行こう!」

    京太郎「俺も!」ダッ

    「待って……」ギュ

    「わ、わたしが行ってくる……まかせて……」

    「宥姉……」

    穏乃「大丈夫ですか?」

    「うん。私、おねーちゃんだから」ニコ

     バタン

    京太郎「……ミーティングで点いっぱいとられるって言っててわかってたつもりだったけど、玄さんのあの姿見たら辛いな」

    「……うん。あたしらが玄の取られた点を取り返すんだ」ゴッ

    148 = 1 :



    「……ただいま」グスッ

    穏乃「おかえりなさい!」

    「ごめんね……みんなの点棒いっぱい取られちゃった……」

    「うん、そうだね」

    「!?」

    「でも玄の相手は全国常連校のエース。元々これくらいは織り込み済み!」

    京太郎「憧が……みんなが取り返してくれる!」

    「まぁ……」

    穏乃「うんっ!」

    「みんな、ありがとぉ……」グスッ

    京太郎「これタオルです。あと水と、カロリーメイトとグミと俺の飲みかけのウイダーと」

    「そんなにいらないでしょ!ていうか飲みかけのもの人に渡すな!」バシッ

    京太郎「痛い!俺は点取れないからせめて物で慰めようと」

    「態度でなんとかしなさい!あんたの飲みかけなんて余計気分悪くするわ!」

    京太郎「ひでぇ!言い方ってもんがあるだろ!」

     ギャーギャー

    「……あはは、ありがと」ニコ

    149 = 1 :


    --------------------------------------------------------

    ガチャ

    「た、ただいま……」

    晴絵「おかえりー」

    「おつかれ宥姉!」

    「うー、ごめんね、ちょっとしか取り返せなかった」

    「そんなことないよ!次鋒でトップだもん!私が取られ過ぎただけで……!」

    「……ふぅ、よし!ここで9万点に乗せてくる!」

    穏乃「ファイト!」

    晴絵「1回戦で調子良かったからって過信しちゃ駄目だからな」

    「わかってる!」

     バタンッ!

    京太郎「……ちょっといってくる」

    「いってらっしゃい」

    晴絵「よろしくね」

    京太郎「おう!」ニッ

    150 = 1 :



    京太郎「あこっ!!」

    「……なに?」クルッ

     チュ

    「……え?……なっ!ち、ちゅ……!?」カァァ

    京太郎「お、おでこだけどな」カァァ

    「!!!」パクパクパク

    京太郎「……緊張は無くなったみたいだな」

    「!!……やり方あんでしょ、バカ」

    京太郎「うるせー、思いつかなかったけどなんかしたかったんだよ、お前の為に」

    「……」

     フッ

    「じゃあ次はここね」ツンツン

    京太郎「なんでほっぺた?」

    「決勝で、こ、ここにもらうから」プニ

    京太郎「や、やってやろうじゃねーか!」カァァ

    「あんたのしょっぼい度胸で出来るならね!」ベー

    「……行ってくる」スッ

    京太郎「行って来い!」スッ

     バチンッ!


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