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    元スレナツメ「レッドが指名手配!?」

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    301 = 293 :

    ぐ~

    レッド「そういやなんも食ってなかったな」

    レッド「なんかこの辺にないかな」

    レッド「あっお得な掲示板だ」

    レッド「おいしいお店とかかいてないかな~」

    レッド「えーと…なになに…指名手配…レッド…」

    レッド「…なんだか見たことある顔に聞いたことある名前だな」

    レッド「どこだっけ、思い出せね、まあいいや」

    302 = 293 :



    ポケモンやってたら遅くなりました
    次からはもう少し早く更新できたらいいなと思ってます

    303 :

    おつ

    304 :

    まだかな?

    305 :

    3日後・破れた世界

    ギラティナ「ディグダのマネ」

    ナツメ「うん…似てると思う…」

    ギラティナ「うそだー、これはメタグロスのマネだよ!」

    ナツメ「…ねえ、まだレッドの場所わかるようなものないの?」

    ギラティナ「うんとねー」

    ギラティナ「今目隠しされちゃってる」

    ナツメ「目隠し?」

    ギラティナ「うん、表の世界じゃ…そうだな30時間ぐらい前かな」

    ギラティナ「捕まってた」

    ナツメ「えええええっっっ!!」

    306 = 305 :

    ナツメ「えっ…ちょっ…ええ!?」

    ナツメ「何言ってんの」

    ナツメ「さっき女の子が抱き着いたとかなんとか…」

    ギラティナ「女の子が…?」

    ギラティナ「ああ、あれね」

    ギラティナ「もう3日も前のことだよ」

    ナツメ「3日前…!?」

    ギラティナ「そーだよー」

    307 = 305 :

    ギラティナ「言ったことあるかもしれないけどここの世界はなっちーの知ってる常識は通じないんだよ」

    ギラティナ「例えば時間や感覚さえ普段とはまったく違うね」

    ギラティナ「食事も睡眠もうんちもしなくても永遠に生きられるし、年もとらない、あと病気にもならないな」

    ギラティナ「ただ最終的には自分が生きてるか死んでるかもわからなくなって発狂するのもいたな~」

    ギラティナ「そいつは僕が直接ころ」

    ナツメ「ねえ…だいたいは理解できたけど、なんで捕まっちゃったときに教えてくれないのよ!」

    ギラティナ「なんとなくかな…」

    ナツメ「なんとなく!?何寝ぼけたこと言ってんの!」

    ギラティナ「なっちー怖い…」

    308 = 305 :

    ギラティナ「なっちーはレッドのこと大好きだからね…やっぱ怒っちゃうよね」

    ナツメ「だっ…それはいいでしょ!//」

    ナツメ「レッドに何かあったらどうする…いやもう捕まっちゃてて…」

    ナツメ「えーと…えーと…」

    ギラティナ「助けるんでしょ」

    ナツメ「簡単に言わないでくれる!」

    ギラティナ「うひゃっ」

    ギラティナ「…そういえば、どこかにテレポートさせられてた」

    ナツメ「テレポート?」

    309 = 305 :

    ナツメ「何かその場所の手掛かりになるようなものはない?」

    ギラティナ「えーと…人がいた」

    ナツメ「人ぐらいいるでしょ…」

    ナツメ「じゃあそれはどんな人なの?」

    ギラティナ「一人は男でー目が棒だった」

    ナツメ「目が棒…?」

    ギラティナ「とにかく細いのー」

    ナツメ「目が細い男…」

    ギラティナ「あとマントもいた」

    ナツメ「マント?」

    310 = 305 :

    ギラティナ「わかんないの?」

    ナツメ「マントの方はヒントが少ないからわかんないけど」

    ナツメ「レッドはたぶんカントーかな…」

    ギラティナ「どうしてわかるのー?運命の赤い糸?」

    ナツメ「そんなんじゃないって…」

    ナツメ「さっきの目の細い男って、私の知ってる限りじゃタケシだけ」

    ナツメ「タケシはカントーのジムリーダーだから…」

    ナツメ「それだけなんだけどね」

    ナツメ「…一回行ってみる、呼んだらそのときはお願いね」

    ギラティナ「ほーい」

    311 = 305 :

    ナツメ「よいしょっと」

    ナツメ「……」キョロキョロ

    ナツメ「誰もいないか、当然よね3日もたってるって言ってたし」

    ナツメ「ていうか当たり前のようにいるのがおかしいのよ」

    ナツメ「ここレッドの部屋なんだから…」

    ナツメ「レッドの…」

    ナツメ「……」

    ナツメ「ああもうっ私は何考えてるの!」

    ナツメ「いくら誰もいないところだからってやっていいことと悪いことがあるんだから!」

    シェイミ「例えば?」

    312 = 305 :

    ナツメ「いやなんでそんなこと」

    ナツメ「……」

    シェイミ「んあ?」

    ナツメ「なんでボールから出てんのよ」

    シェイミ「ええやろが別に」

    ナツメ「…いつから出てたの、もどってよ」

    シェイミ「断る!」

    ナツメ「なんでよ」

    313 = 305 :

    シェイミ「散歩行ってくる」ガチャ

    ナツメ「こら、待ちなさい!勝手に出るんじゃない」

    シェイミ「うふわははは」

    ナツメ「待てー!」

    クロイロ「よいしょ」

    シェイミ「ぬあっ、離せこの!」

    クロイロ「暴れないでください」

    ナツメ「あ、先生…ありがとうございます」

    クロイロ「戻ってきてたんですか、全然帰ってこないから心配しましたよ」

    314 = 305 :

    クロイロ「何かわかりましたか?」

    ナツメ「レッドが生きてたんです!」

    クロイロ「本当ですか、どこにいるかはわかりますか?」

    ナツメ「たぶん…カントーかと…」

    クロイロ「カントーですか…?」

    クロイロ「……」

    クロイロ「わかりました、サカキ様に言いに行きましょう」

    ナツメ「その前に、ほら戻りなさい」

    シェイミ「くっ…そぉ~!」シュン

    315 = 305 :

    クロイロ「サカキ様、失礼します」

    シロナ「はいはーい、何か用?」

    クロイロ「おめーじゃねえ」

    サカキ「どうした」

    クロイロ「ナツメが戻ってきて、レッドの場所がわかったそうです」

    サカキ「そうか」

    サカキ「場所はどこだ」

    ナツメ「たぶんカントー」

    ナツメ「そして捕まってると考えた方が…」

    316 = 305 :

    シロナ「レッド君が捕まった!?」

    サカキ「…ホウエンを離れる予定はいつだ」

    シロナ「ま…まだまだです」

    サカキ「ならわざわざ今行く必要はない」

    シロナ「えっ」

    ナツメ「レッドがどうなってもいいっていうの!」

    サカキ「……」

    ナツメ「…ですか」

    サカキ「ふん…」

    317 = 305 :

    クロイロ「サカキ様…その、ほうっておくということですか?」

    サカキ「そうだ」

    ナツメ「でもそれじゃ…」

    サカキ「たしかに今のレッドはピンチなんだろうな」

    サカキ「レッドはロケット団にとっても必要な戦力…」

    サカキ「だがあいつなら心配ないだろう」

    シロナ「ボス…」

    ナツメ「それは違うでしょ…」

    318 = 305 :

    サカキ「なに?」

    ナツメ「レッドはね、ああみえて寂しがり屋の甘えん坊なのよ!」

    ナツメ「そんなレッドを…あっ」

    全員「……」

    ナツメ「いっ…いや、そんないろいろ詳しいわけじゃなくて…」

    ナツメ「単純に付き合いが長いだけで、あっ、この付き合いはそういう付き合いじゃなくて」

    クロイロ「ナツメ、だれも何も言ってません」

    ナツメ「だって、そのー…うん…」

    319 = 305 :

    サカキ「お前がレッドのところに行きたいだけじゃないのか?」

    ナツメ「ななな…何言ってるの!…ですか」

    サカキ「じゃあ別に行かなくてもいいんじゃないか」

    ナツメ「でもその…レッドもえーっと…なんていうか」

    サカキ「……」

    シロナ「…ボスー、そんなこと言わないでもナツメは行きたがってるんですし」

    シロナ「そうだ!私とナツメで行ってきますよ」

    シロナ「ナツメの言うこともまあわからなくもないですし、いいですよね」

    クロイロ「レッドの性格以外何も具体的に言えてないと思うんだけど」

    シロナ「私にはわかるの」

    320 = 305 :

    クロイロ「…お姉ちゃん本当に行く気なの?」

    シロナ「もちろん」

    クロイロ「もちろんって…サカキ様よろしいのですか?」

    サカキ「シロナ…頼んでおいた仕事は終わったのか?」

    シロナ「あ…」

    サカキ「ふん…」

    サカキ「ならカントーへはナツメとクロナで行ってもらう」

    クロイロ「私ですか…はい、わかりました」

    322 :

    クロイロ「あなたが行きたいと素直に言えばさっと終わったのですよ」

    ナツメ「それはそうですけど…」

    シロナ「クーローナーツーメー」

    クロイロ「まとめるんじゃない」

    シロナ「ごめんごめん」

    クロナ「で、何?サカキ様に頼まれてたこと終わったの?」

    シロナ「いんや、それは全然」

    ナツメ「言っとくけど手伝わないよ」

    シロナ「そんなことじゃないわよ~」

    323 = 322 :

    シロナ「わかってると思うけどちゃんと変装していくようにって伝えにきただけ」

    シロナ「ナツメはジムリーダーだし、クロナは髪の色以外私にそっくりだし私に間違われないと限らないからね」

    クロイロ「お姉ちゃんにそっくりぃ?」

    ナツメ「まあ…かなり似てますね」

    クロイロ「…そうですか」

    シロナ「でさでさ、いろいろ着てみてほしいんだけど」

    クロイロ「お姉ちゃん私に着させて似合うかどうか見たいだけなんじゃ…」

    324 = 322 :

    シロナ「う~ん、ちょっと違う気がするな~」

    クロイロ(やっぱり…)

    ナツメ「それにしてもいっぱい服ありますね」

    クロイロ「ロケット団はいろんなところに潜入したりすることもありますからね」

    クロイロ「各地方のほぼ全職業分の服はそろえてあります」

    ナツメ「すごいですね」

    クロイロ「ええ、でもその分着るのが多くこの馬鹿にそれだけ試着させられるんですけどね」

    シロナ「お姉ちゃんに向かってバカって言わないの!」

    クロイロ「うるさい」

    325 = 322 :

    ナツメ(あ、これいいかも)

    シロナ「ねえねえナツメこれ似合うんじゃない?」

    シロナ「ホウエン地方のバトルガールの服なんだけど」

    クロイロ「そんなのだったらナツメにはイッシュ地方のビキニのお姉さんの」

    ナツメ「なんで二人ともそんな露出高いの!」

    ナツメ「水着なんて変装でもなんでもないでしょ!」

    クロイロ「レッドが好きそうだと思ったので」

    シロナ「あ、そういう考えいいわね」

    シロナ「じゃあレッド君が好きそうな服選ぼっと」

    326 = 322 :

    ナツメ「自分で選ばせてよ」

    シロナ「えーおもしろいのに」

    クロイロ「そうですよ」

    ナツメ「先生まで…」

    ナツメ「わかりました、じゃあ選んでください」

    ナツメ「ただ先生が一緒に歩いてても恥ずかしくないような服装でお願いします」

    シロナ「OL、ふりそで…ナースもレッド君好きそうね」

    クロイロ「お姉ちゃんは何もわかってない、レッドは絶対ポケモンレンジャーよ」

    ナツメ「今の聞こえてたのかな」

    ナツメ「まともなのならなんでもいいけど…」

    327 = 322 :

    30分後

    シロナ「もうだからー!」

    クロイロ「違うって言ってるでしょ」

    ナツメ「二人とも早くしてくれない?」

    ナツメ「あまりにも遅いからもう着替えたんだけど」

    シロナ「えっ」

    クロイロ「サイキッカーってそのままじゃないですか、ダメですよその服装だけは」

    ナツメ「あれ、だめなんですか…」

    328 = 322 :

    さらに30分後

    クロイロ「はい、これでいいですよ」

    ナツメ「…なんかこうお嬢様系の服はどうも私には」

    クロイロ「いいえ、よく似合ってますよ」

    シロナ「あんた女優だったんだし役でそういうの着ることなかったの?」

    ナツメ「こんな役はしなかったから」

    ナツメ「魔女とかはよくやったけど」

    クロイロ「ナツメ女優だったんですか?」

    シロナ「あんたほんと世間のこと知らないわね、けっこう有名なのよ」

    クロイロ「へーすごいじゃないですか」

    329 = 322 :

    ナツメ「私のことはいいですから先生も着替えてくださいよ」

    シロナ「そうよ、あんた何やってんの」

    クロイロ「私は医者の格好で」

    シロナ「ほら脱ぎなさいって」

    シロナ「ナツメも手伝って」

    ナツメ「うん」

    クロイロ「なっ…ナツメまで!やめてください私はっ…」

    330 = 322 :

    シロナ「よし、あとは髪型かえようか」

    クロイロ「どうせエリートトレーナーならイッシュじゃなくて…それよりエリートトレーナーじゃなくて…」

    シロナ「ごちゃごちゃ言わないの」

    シロナ「あんた髪まで私そっくりね~やっぱ私にあこがれてんの?」

    クロイロ「そんなわけないでしょ」

    クロイロ「髪なんか後ろで束ねるだけでいいから」

    クロイロ「それと子どものときからお姉ちゃんを見てたらとても尊敬されるような人には思えないもん」

    ナツメ「たしかにね、テレビとか出るときだったらそれなりにしてたみたいだけど、そうじゃないときはね」

    シロナ「テレビの時ぐらいはちゃんとするわよ一応チャンピオンだったんだし」

    シロナ「シンオウ中の目標だったのよ」

    331 = 322 :

    シロナ「最後はこうして…」

    シロナ「はいオッケ~」

    クロイロ「……」

    シロナ「どうしたの?」

    クロイロ「ナツメの言う通り…どうもなれない格好てのは…」

    クロイロ「あ、私の白コートだけでもせめて」

    シロナ「やっぱりそのそのコートも私に」

    クロイロ「おばあちゃんにもらったの!」

    332 :

    ナツメ「着替え終わったんだし、早く行きましょう」

    クロイロ「そうですね」

    クロイロ「お姉ちゃんはサカキ様に頼まれてたこと終わらすように」

    シロナ「わかってるって」

    クロイロ「ならいいけ…」

    クロイロ「……」

    シロナ「どうしたの?」

    クロイロ「今何か」

    333 = 332 :

    ピッカッチュウピッカッチュウピッカッチュウ

    ナツメ「この音は一体…?」

    クロイロ「サイレンです」

    クロイロ「何かあったのでしょうね」

    ナツメ「もっと他に音あったでしょ…」

    団員『侵入者あり!侵入者あり!場所は国際…ぐわっ』

    シロナ「あ、やられた」

    クロイロ「…侵入者の場所はおそらく国際警察のところでしょう」

    シロナ「じゃあそこは私が行くから二人は放送室に」ガラガラ

    シロナ「トゲキッス、ミロカロス、船の周りにおかしな物がないか探してきて」

    334 = 332 :

    ガシャーン

    ハンサム「な…なんだ…?」

    ボーマンダ「オリャア」

    ハンサム「おわっ!?」

    リラ「ハンサムさん、無事ですか!」

    ハンサム「リラ…いや、ボス!どうしてここが」

    リラ「そんなことは後です!早くこちらへ!」

    ハンサム「あ…ああ」

    335 = 332 :

    ハンサム「あちこちでものすごい音が聞こえるが…」

    リラ「私のポケモンですよ、回収していきますんで、しっかり捕まっててください」

    ハンサム「おいボス!前!前!」

    ミロカロス「レイトウビーーーム」

    リラ「野生…じゃなさそうね」

    シロナ「ハンサムさん、だめじゃないですか抜けだしたりしたら」

    ハンサム「シロナ…」

    シロナ「あーあ、こんなでっかい穴もあけちゃって~」

    シロナ「責任とってくださいね」にやっ

    336 = 332 :

    ハンサム「いくらボスでも今戦っては勝ち目はない…」

    リラ「はい、わかってます」

    リラ「シンオウチャンピオン…いえ元チャンピオンシロナさん」

    シロナ「ふふっ私有名人ね、いろんな地方の人にも知ってもらえて」

    シロナ「あれ、あなたどこかで…」

    リラ「わ…私のことを知ってるんですか!?」

    シロナ「いや、気のせいね、知~らない」

    337 = 332 :

    シロナ「も~チョロチョロ逃げないでやられちゃってよ~」

    リラ「嫌です!」

    ハンサム「ボスまだか!早くしないとこのままでは…」

    リラ「わかってます、あとはフーディンを戻すだけです」

    シロナ「……」

    シロナ「私の攻撃がギリギリとはいえほとんどかわされてる」

    シロナ「国際警察もやるもんね」

    シロナ「いや…さすがはタワータイクーン…」

    338 = 332 :

    シロナ「でも…」

    リラ「フーディン!」シュポン

    リラ「よし…これで完了…」

    ハンサム「ボス!今度は上だ!」

    シロナ「私の方があなたの上を行ってるの」

    トゲキッス「シャインッ」ピカッ

    リラ「きゃっ」

    ハンサム「うおっ」

    339 = 332 :

    シロナ「……」

    クロイロ「お姉ちゃん、終わったの?」

    シロナ「まあ一応ね」

    クロイロ「国際警察は?」

    シロナ「海の中かな…」

    シロナ「最後の攻撃は確実に当たってたでしょうし、そのまま海へボチャンってね」

    クロイロ「ボチャンって…ちゃんと確認をしないとサカキ様に怒られるるよ」

    シロナ「うん、だから今落ちたところの周辺を探してるところ」

    シロナ「でも見つかる気がしないのよね~」

    340 = 332 :

    シロナ「こんなでっかい船に穴あいちゃったんだし早いところ修理しないと」

    クロイロ「たしかカイナシティに有名な造船所があったはず」

    シロナ「ふーん、そこなら直せそうね」

    クロイロ「でもロケット団の船を修理してくれるかどうか…」

    シロナ「あーたしかに…」

    シロナ「じゃあそもそもこの船って誰がつくったの?」

    クロイロ「え…」

    シロナ「この船ってそこらの豪華客船よりも大きいわよ、ちゃんとしたところじゃないとつくれっこないよ」

    シロナ「そこに頼めばいいじゃん」

    341 = 332 :

    クロイロ「じゃあお姉ちゃんお願いね」

    シロナ「えっ、なんでよ」

    クロイロ「だって私今からカントー行くし、これお姉ちゃんが原因でしょ?」

    シロナ「これ私じゃなくて国際警察が…」

    クロイロ「その国際警察がいないんだし、責任はお姉ちゃんしか」

    シロナ「そんなこと言わないでよ~」

    シロナ「あっじゃあさ、せめて一緒にボスのところ聞きにいこ」

    クロイロ「えー…」

    シロナ「お願いっ!」

    342 = 332 :

    クロイロ「ほんと昔っからそういうとこあるもんね…」

    クロイロ「お姉ちゃんがおばあちゃんの大事にしてた」

    シロナ「わかったからー」

    シロナ「ねっいいでしょ、一緒に行こ」

    クロイロ「どこで作られたとか普通に聞けることなのに…」

    サカキ「この船はアルトマーレという町でつくられた」

    クロイロ「サ、サカキ様!?」

    サカキ「…大きな穴だな」

    シロナ「これはその…ねえ?」

    クロイロ「なんで私にふるのよ」

    343 = 332 :

    クロイロ「船を修理するためにアルトマーレという町に行くのですか?」

    サカキ「ああ、そうだな」

    シロナ「…あのー…ボスー、捕らえていた国際警察に逃げられてしまって」

    サカキ「なに?」

    シロナ「い、いい今探してます!」

    クロイロ「……」

    サカキ「まあいい…国際警察はほっておけ」

    サカキ「そのかわりシロナはこの部屋の見張りだ、一番問題が起きる可能性のあるのはここだからな」

    シロナ「ひ、ひとりで…」チラッ

    クロイロ「……」コクッ

    344 :

    クロイロ「アルトマーレ…どのようなところなのですか?」

    サカキ「…いいところだ、あそこは」

    クロイロ「是非私も行ってみたいです」

    サカキ「お前はナツメとカントーに行くんだろ」

    サカキ「それともシロナと変わるか?」

    クロイロ「い、いえ…」

    サカキ「そうか…」

    サカキ「ならそのうち休みを出そう、その時にでも行くといい」

    クロイロ「ありがとうございます」

    345 = 344 :

    リーグ本部

    ハウ「おーっすっげー、これがポケモンリーグの本部かー」

    ハウ「早く中に入ってみよーよ」

    ククイ「おいおい、はしゃぎすぎだぞハウ」

    ククイ「今回招かれたのはヨウだけだよ」

    ハウ「あっそうだった」

    ハウ「ヨウ、がんばってねー」

    346 = 344 :

    ヨウ「う…うん…」

    ククイ「ははっガチガチじゃないか」

    ククイ「まあ無理もないか、アローラ地方のチャンピオンとして会議に呼ばれたんだし」

    ククイ「アローラとしては初めてだからね」

    ククイ「まあがんばってくれ」

    ハウ「俺たちは先にリーリエと待ち合わせの場所に行ってるからねー」

    ヨウ「えっ誰もついてきてくれないの…」

    ハウ「一緒に行きたいのは山々なんだけどーチャンピオンだけだからねー」

    ククイ「そういうことなんだ悪いね」

    347 = 344 :

    ヨウ「ふぅ…」

    ヨウ「よしっ行くか」

    ドンッ

    ヨウ「わっ」

    シルバー「すまん、大丈夫か?」スッ

    ヨウ「はい…ごめんなさい、こっちこそボーッとしてて」

    シルバー「……」

    シルバー「ふっ…ああ、悪い…じゃあな」

    ヨウ「…なんだったんだろあの人?」

    348 = 344 :

    会議室

    「失礼します」

    「アローラ地方のチャンピオンが到着しました」

    アクロマ「そうですか、ではチャンピオンのみなさん、この話は一旦ここまでで」

    ミクリ「アローラ地方のチャンピオン?あそこはリーグと関係はなかったはずじゃ?」

    ワタル「去年からアローラ地方にもリーグができた」

    ゲン「そんな話は聞いてないけど」

    ワタル「俺は誰にも言った覚えはない」

    ワタル「そうことを伝えるのはお前たちの仕事じゃないのか」

    アクロマ「仮に知っていたところで何も変わらないと判断したためです」

    アクロマ「わたくしは無駄なことは好みませんから」

    349 = 344 :

    カルネ「まあまあみなさん、いいじゃないですか」

    カルネ「ちょうどイッシュチャンピオンも不在だったんですし、一人増えても」

    ワタル「俺はかまわん、だがなぜさっきの話を中断した」

    アクロマ「ヨウさんはまだ子供です」

    アクロマ「この作戦には参加してもらいますが、目的を話す必要はありません」

    アクロマ「なのでわざと集合時間を遅くしておきました」

    ミクリ「…たしかに子供にはこの話は聞かせない方がいいかもしれませんね」

    350 = 344 :

    ヨウ「えっと…この階の一番奥の部屋…」

    グリーン「おい」

    ヨウ「えっ…はい!」びくっ

    グリーン「この先の部屋は今会議中だぞ」

    ヨウ「あの、僕それに呼ばれてるんですけど…」

    グリーン「…ああ、お前がアローラの初代チャンピオンか」

    グリーン「悪かったな」

    ヨウ「いえ…」


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