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    元スレゼオン「お前・・・その本をよんでみろ」清麿「は・・・・・・?」

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    301 = 1 :

    ドカーン!!


    ―――

    ゼオン「くっくっく、どうだ? ケガはないか?」

    エシュロス「」ブルブルガタガタ

    ゼオン「くはははは、どうやらないようだな。よかった、よかった」

    エシュロス「……」ブルブルガタガタ

    清麿「…………」

    進一「エ、エシュロス!?」

    ゼオン「ああ、しまった。コルルを待たせてるんだった。帰るか」

    清麿「お、おい! 本は!?」

    ゼオン「ああ、お前ひとりでやっとけ」シュンッ

    清麿「オレ一人じゃあ無理に決まってるだろ!」

    清麿「……はあ、よくわからねえけどオレも帰るか」

    302 = 299 :

    まさかのエシュロス生存ルートだと!?

    303 = 1 :

    エシュロス「……」ガタガタブルブル

    進一「エシュロス……?」

    エシュロス「……」ガタガタブルブル

    進一「どうしたんだよ! いつものエシュロスはどこにいったんだよ!?」

    エシュロス「うっ……うっ……怖いよ、怖いよぉ……」ポロポロ

    エシュロス「うっうっ……助けてよ……」

    進一(……ぼくは今までこんなやつの言いなりになってたのか……)

    進一(自分の情けなさがどれほどなのか気づかされたよ……)

    304 :

    実際、呪文数だけみればこの序盤で8個はエリートではあると思う
    ザケル・ラシルドで対応できる程度の強さしかないけどな

    305 = 1 :

    進一「エシュロス、帰ろっか?」

    エシュロス「うう……」ポロポロ

    進一「ほら」

    エシュロス「……」ギュッ

    進一「エシュロスがこんなだし僕がしっかりしないと」

    進一「ほら、ビクビクしないでくれ。もう大丈夫だから」

    エシュロス「進一……シンイチ―」ポロポロ

    進一「はあ、なんて情けないエリートだよ、ほら泣くな! ぼくがついてるだろ!」

    エシュロス「う……うん」ギュッ

    306 = 1 :

    今日はこれで終わります。
    最初はゼオンとガッシュだけの入れ替えにしようかなと考えていたのですが、
    どうしても出したいキャラがいるので一部の他の魔物のパートナーもかえようか迷ってます。
    ss的にはゼオンとガッシュだけのほうがきれいなんだけどな……
    悩みますね。

    307 = 299 :


    キャラを出したいってだけならパートナーを変える必要あるのか?
    千年前の魔物を現代の魔物として出したいとかならまだしも

    308 = 304 :

    パートナー入れ替えはガッシュ・ゼオンだけにして欲しいな
    魔物か人間どっちを出したいのか分からないけどオリ魔物ってわけにはいかないのかね
    それか出したいのが人間ならオリ千年前の魔物って手段もあるし(ガッシュ達以外に倒されたとか、ゾフィスが原作では見つけられなかった石板とかいう設定で)

    309 :

    ゼオンは優しさに触れて良い方向に成長してるけどその代わりに清麿が全然成長してないな

    310 :

    縁のあるキャラ同士なら入れ替わりがあっても良いんじゃない?
    例えばシェリーとココとか
    特にココは入れ替わりでもない限りすぐ退場しちゃうし

    311 :

    エシュロスぐうかわ

    312 :

    ゼオンのバルカン、作ってやるか……
    バルカンEX(エックス)ってか

    313 :

    ピヨ麿が力のバッテリーになりつつあるなぁ

    314 :

    書きたいように書くのが鉄則
    回りの意見は参考程度でいい

    315 = 291 :

    ただ荒れる可能性や読者が離れる可能性もある

    316 :

    そこ等辺は1が上手に舵切ってくれるでしょう、ダメだったら残念賞ってことで

    317 :

    そこはガッシュの位置がゼオンだったらって話で、そこが面白い訳だからレギュラーの入れ換えは面白くないかもな
    すぐやられるやつなら別にいいんじゃない?

    318 :

    趣味でやってんだから好きなように書けばいいよ

    319 :

    エタるのが一番嫌だしモチベ保つには好きに書いてくれりゃいいよ

    320 :

    好きなようにやるのが一番
    でもあれこれ変えようとしたら収拾が付かなくなってエタるかもしれないのが心配

    321 = 1 :

    色々とありがとうございます。オリジナルキャラではなく、原作に出てくる魔物と人間を入れ替えるといった感じです。
    キャラというより出したいコンビっていうのが正しいです。
    まあ、たぶん今日は出ないんでこのまま進めたいと思います。


    山――

    ゼオン「……最近魔物と会わないものだな」

    コルル「はあ……はあ……」

    ゼオン「どうした、コルル? もうへばったか?」

    コルル「ううん、まだまだ……」

    ゼオン「もっと体力をつけたほうがいいな。人間のほうにもやらせた方がいいだろう」

    ゼオン「その方が逃げられる可能性もあがる」

    コルル「逃げるためか……」

    ゼオン「……まだ始めたばかりだからな」

    ゼオン(もしかしたら、オレに恐れて近づかない可能性もある……)

    ゼオン(まあいい。弱いやつらはほっといても消える)

    ゼオン(コルルを鍛える時間も増えるというわけだ)

    322 = 1 :

    ゼオン「よし、もういいだろう。帰るぞ」

    コルル「ふう、疲れたあ」

    ゼオン「寝る前でいいからちゃんと瞑想、イメージトレーニングをしておけよ」

    ――

    清麿「おうお帰り! 二人とも」ニヤニヤ

    ゼオン「どうかしたのか?」

    清麿「フフフ、これを見ても驚くなよ」バッ

    『おめでとう、人間界に生き残った諸君よ! この時点をもって残りの魔物の数は七十名になりました』

    『これからも魔界の王になるべく戦い合ってください』

    コルル「おおー!」

    ゼオン「意外にも早く残り七十名になったな」

    ゼオン(他のやつらはしっかりと戦っていたってわけか)

    ゼオン(憎っくきやつはどうなっているだろうか、まだ生き残ってるのか?)

    323 = 1 :

    カタカタカタカタ

    研究者『解答の成否はこちらでモニターしている数十名の学者で判断する』

    研究者『世界最大の難問と呼ばれるものばかりだが、君なら解けるだろう』

    カタカタカタカタ

    研究者『君のアンサー・トーカ―の才能が発揮されるのは学問に限らない』

    研究者『まさにスーパーマンだ! 君を敵に回したらこれほど怖い存在はないだろう』

    研究者『そこで我々は……』ウイーン

    324 = 1 :

    研究者『君をこの研究施設ごと北極の地に破棄することにした』ゴオオオ

    ガッシュ「ウ……ウヌウ……さ、寒いのだ……」ガタガタ

    デュフォー「!?」

    ガッシュ「お、おー! やっとドアが開いたのだ……は……早くうう」

    ガッシュ「凍え死んでしまうのだ!」タッ

    デュフォー「おい待て!」

    ドオオオオン!

    326 = 1 :

    ガッシュ「ヌーー!! 建物がー!」

    デュフォー「……ちっ危ないやつめ。オレが答えを出してマントを伸ばし、かつ回避させなければ死んでいたぞ……」

    ガッシュ「ウヌ? お主……? おお、マントが伸びて!」

    デュフォー「イメージしろ、伸びるイメージを」

    ガッシュ「おお! 伸びたのだ! おおお、あったかい……」

    デュフォー「……」モゾモゾ

    ガッシュ「そうだお主、この本を読んでみてほしいのだ!」

    デュフォー「……スー……スー」

    ガッシュ「寝るでなーい!!」

    327 = 1 :

    ガッシュ「本を読んでみるのだ!」

    デュフォー「第一の術……ザケル……」

    ガッシュ「おお、やっぱりお主が私のパートナーか!」

    デュフォー「……寒い……とっとと、ここを出よう……」

    デュフォー「……ちょっと頭差し出せ」

    ガッシュ「ウヌ?」

    ズブウゥゥゥゥ!!!

    ガッシュ「ぎゃああああああああああああああああ」

    328 = 1 :

    ガッシュ「痛い……痛いのだ……」

    デュフォー「脳の数か所に強い刺激を与えたからな」

    デュフォー「お前には今から走ってもらう」

    ガッシュ「うぬ?」

    デュフォー「この方角にむけて一時間走り三十分休む。これを三セット。そこに池がある」

    デュフォー「そこで魚をとれ、それを食料とする」

    ガッシュ「ウヌ……? なんでそんなことがわかるのだ!?」

    デュフォー「……オレにはアンサー・トーカ―という能力がある」

    デュフォー「どんな疑問だろうが謎だろうが、瞬時に答えを出すことができる」

    329 = 1 :

    ガッシュ「ほう、そうなのか……」

    ガッシュ「では私からも説明を……」

    デュフォー「それはいい。お前は人間界にきた百人の魔物のうちの一人」

    デュフォー「そしてまた、百人で戦い合いそれに勝ち残ったものが王になる」

    デュフォー「この本に書いてある呪文を唱えればお前の口から雷がでる」

    デュフォー「そこまではわかった。まったくもって理解しかねるが……」

    ガッシュ「なぜわかったのだああ!?」

    デュフォー(こいつ、頭わるいな)


    これからガッシュとデュフォーが北極からぬけるのに数週間かかったのであった。

    330 = 1 :

    数週間後――

    清麿「ここか、すごいにぎやかだな」

    水野「一緒に来てくれてありがとう、清麿君」

    清麿(アイドルのコンサートか。初めてだな)

    清麿「大海恵か。水野が楽しみにしてるってことは、女の子にも人気がある子なのかな」

    331 = 1 :

    ――

    「ねえ、ティオ。やっぱりコンサートを中止に……」

    ティオ「なあに、まだそんなこと言ってるの!? 魔物の方は私に任せてって言ってるでしょ!」

    ティオ「絶対に邪魔させないわ! 恵がファンを裏切ってどうするの!? 恵はみんなの憧れなのよ」

    「……わかったわよ。敵がこないことを祈るわ」

    ティオ「それでいいのよ。がんばりなさい!」

    「はあ……今私たちが追っている魔物、例の落ちこぼれのガッシュ君ならよかったのにね」

    332 = 1 :

    ティオ「そうね。ガッシュだったら今みたいに逃げ回らずに片手でひねってあげられるのにね」

    「違うよ、ティオ。戦うんじゃなくて味方に……」

    ティオ「……」ギロ

    「……わかったわ。この戦いは周り全てが敵だもんね」

    ティオ「そうよ! 私の前に現れるのはみんな敵なの」

    ティオ「たくさん倒した子が強くなって生き残れるのよ!」

    333 = 1 :

    清麿「…………」

    ゼオン「おい、どういうことだ。オレたちも中に入れさせろ!」

    係員「すみません、チケットが無い方は……」

    コルル「ねえ、ゼオン……もうやめとこうよ……」

    ゼオン「金なら出すと言っているだろう(清麿が)」

    係員「ですから、当日券の販売はもう……」

    清麿「おい、ゼオン……」

    ゼオン「おい、清麿! コルルとかわってやれ」

    コルル「いや、私は……」

    清麿「……」ガシッ

    水野(高嶺君とのデート邪魔なんてさせないわ!)

    334 = 1 :

    ゼオン「くそ、まあいい。正攻法はやめだ」

    コルル「ま、待ってよゼオン……」

    清麿(やり方は感心しないが、あのゼオンがコルルのために熱くなっている……)

    清麿(オレがコルルとかわってやってもいいんだが……)

    水野「……」

    清麿(水野がどうやってもオレを離そうとしないんだが……)

    335 = 1 :

    ティオ「ふふ、始まったようね。さ、あとは私の仕事よ」

    ティオ「もし敵が来るとしたらこの関係者用の裏口一つ! この扉の前に立って敵を待つ」

    ティオ「本当にやつらが来たら、私が囮になってなるべく会場から離れたところに逃げる!」

    ティオ「これで完璧よ!」

    ティオ「……本当に逃げ切れるかな……」

    ガチャ

    ティオ「来た!」

    336 = 1 :

    すいません、少しぬけます。

    337 :

    楽しみに待ってる

    339 = 1 :

    再開します。


    ゼオン「ここからなら入れそうだ」

    コルル「ねえ、まずいよ。ゼオン……」

    ゼオン「コルルはみたくないのか?」

    コルル「いや……うん、見たいけど……」

    ティオ「ガ……ガ、ガッシュ―!」ガッ

    ゼオン「なんだ、こいつ」チョン

    ティオ「いったー」

    コルル「ティオ!?」

    ティオ「いたたた、コルル?」

    コルル「わあ、久しぶり」

    ゼオン「魔物か……」

    340 = 1 :

    ティオ(あれ……よく見たらガッシュじゃない?)

    ゼオン「……」

    ゼオン「まあいい。おい、コルル! コンサートに乗り込むぞ!」

    ティオ「! 待って、あなた。まさかコンサートをつぶす気!?」

    ゼオン「……? オレ達はコンサートを見に来ただけだ。いや、オレはどうでもいいが」

    マルス「はは、ティオ、やっと見つけたよ」

    ティオ「!」

    341 = 1 :

    マルス「そして君のパートナーは今、ステージで歌ってる最中。今の君は力も使えないただのガキだ」

    ゼオン「! おい、お前のパートナー、あのアイドルなのか?」

    ティオ「今そんなことどうでもいいでしょ!?」

    マルス「ふっ、ここらで倒させてもらうよ」

    ティオ「! な、なら約束して。私を倒したらコンサートにはてを出さないって!」

    ティオ「恵はこれまで本当に私のために戦ってくれたの! だからお願い!」

    マルス「そうか、それはいいことを聞いたな。ならば、お前をたおした後でコンサートを台無しにしてやろう」

    ティオ「この……」

    ゼオン「それは困るな」

    342 = 1 :

    ゼオン「おい、女。あいつはオレが処理してやるからそのかわり」

    ゼオン「コルルにそのアイドルのサインを渡してやれ」

    ティオ「え?」

    マルス「お前ガッシュか!? はっ、お前もここにいたのか。弱虫ガッシュ!」

    ゼオン「……」イラッ

    ゼオン「……どいつもこいつも……」

    343 = 1 :

    ゼオン「おい、コルル。お前先にコンサート行っとけ」

    コルル「ええっ、いやだよ! ゼオンと一緒にみるもん!」

    マルス「何を話してやがる!」

    レンブラント「ガロン!!」ゴボオ

    ゼオン「ふんっ!」バコーン

    マルス「なっ、蹴り返して……」

    マルス「ぎゃああ」

    ティオ「強い……呪文もなしで……」

    ゼオン「はあ、まったく手ごたえがないな……」

    344 :

    最早ガッシュと間違えるのは死亡フラグ以外の何物でもないなw
    しかしゼオコルいいな
    圧倒的強者と小動物的ヒロインのカップルが大好物です

    345 = 1 :

    マルス「くっ、くそがあ」

    ゼオン「コルルは昨日からこのコンサートを楽しみにしていたんだぞ……?」

    ゼオン「修行に精もでんぐらいにな」

    ゼオン「てめえ、ふざけてんじゃねえぞ!」

    レンブラント「ギガノ・ガランズ!」

    ゼオン「フン」ガシ

    マルス「片手で受け止めて……」

    346 = 313 :

    リオウみたいにそれなりに誇りのありそうな一族しかゼオンのことは知らなさそうだしなぁ

    347 :

    しかしいくら英才教育受けてるとは言え七歳くらいでこの強さってやっぱり天才だよな

    348 = 1 :

    ゼオン「消えろ!!」ドカーン

    マルス「えっ、ちょっ、まっ……ぐわあああああ」ドカーン

    メラメラ

    ティオ「……」

    ティオ「……マ……マルスを瞬殺……」

    ゼオン「待たせたな、さあ行くか」

    コルル「うん!」

    ティオ「」ポカーン、

    349 = 1 :

    コンサート終了――

    「ティオ! 大丈夫だった!?」

    ティオ「う……うん……」

    ゼオン「ここか」シュンッ

    ティオ「!」

    ティオ(そうか、やっぱり私を倒しに……)

    「魔物!?」

    ティオ(この戦いで生き残るのはやっぱり一人だけ……)

    ティオ(この人だって王様になりたくて戦っている……)

    ティオ(私たちは戦わなくちゃいけない!)

    ゼオン「おい」スッ

    ティオ「!」

    350 = 1 :

    ティオ「色紙……?」

    ゼオン「お前、約束しただろうが、サインだ、サイン! 早くしろ」

    「えっと……私の……?」

    清麿「おい、ゼオン何して……ってアイドルの大海恵!?」

    コルル「わあ、本物だあ!」

    コルル「握手! 握手!」


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