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元スレ扶桑「不等辺三角形」
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最初から超絶遠回しに妹とくっつけるための策略だった可能性が微レ存…?
扶桑は「泣いた赤鬼」で言うところの青鬼のポジションやったんやね…
>>254
扶桑と一体化してから提督と一体化
扶桑と一体化してから提督と一体化
「うわ……おっきい…」
「ここの11階だ」
「提督のエスコート、楽しみです」
「えっ……そ、そこはあまり期待しないでくれ」
「そ…そうですよ!この人にエスコートなんて………」
「…ん?」
「なんでもありません……」
「…………なぁ山城」
「っ!」
「何を心配してるのかわからないけど、そんなに気を使わなくていいぞ?」
「えっ…」
「お前もディナー食べたかったんだろ?もっと普段通り気楽にしてていいからさ」
「…………提督。覚悟してくださいね」
「え?」
「破産するまで食べますから」
「えっ…それはちょっと……」
「さぁ、行きましょう!」
「ここの11階だ」
「提督のエスコート、楽しみです」
「えっ……そ、そこはあまり期待しないでくれ」
「そ…そうですよ!この人にエスコートなんて………」
「…ん?」
「なんでもありません……」
「…………なぁ山城」
「っ!」
「何を心配してるのかわからないけど、そんなに気を使わなくていいぞ?」
「えっ…」
「お前もディナー食べたかったんだろ?もっと普段通り気楽にしてていいからさ」
「…………提督。覚悟してくださいね」
「え?」
「破産するまで食べますから」
「えっ…それはちょっと……」
「さぁ、行きましょう!」
「4人テーブルですか。中途半端ですね」
「むしろ3人用なんか無いんじゃないかな…で、どう座る?」
「そうですね…宜しければ提督の――」
「ね、姉様は提督の向かい。私は 姉様の隣でどうですか?」
「………………山城?」
「そうするか…ちょっとトイレ行ってくるわ」
「……わかりました」
「……山城、どういうこと?何故私を提督の隣にしなかったの?」
「ね、姉様誤解です!」
「…………」
「丸い机ならともかく、こういう四角い机は隣だと顔が見えないんですよ!」
「…………なるほど。ちゃんと考えていてくれていたのね」
「当然です!」
「疑ってごめんなさいね」
「いえ!私こそ…」
「むしろ3人用なんか無いんじゃないかな…で、どう座る?」
「そうですね…宜しければ提督の――」
「ね、姉様は提督の向かい。私は 姉様の隣でどうですか?」
「………………山城?」
「そうするか…ちょっとトイレ行ってくるわ」
「……わかりました」
「……山城、どういうこと?何故私を提督の隣にしなかったの?」
「ね、姉様誤解です!」
「…………」
「丸い机ならともかく、こういう四角い机は隣だと顔が見えないんですよ!」
「…………なるほど。ちゃんと考えていてくれていたのね」
「当然です!」
「疑ってごめんなさいね」
「いえ!私こそ…」
少ないけれどここまで
あと意中の相手とテーブルに着くときは斜め向かいが良い位置らしいです。是非活用してください
あと意中の相手とテーブルに着くときは斜め向かいが良い位置らしいです。是非活用してください
「……うん、美味い」
「提督は、よくここへいらっしゃるのですか?」
「まさか!そんな贅沢できるわけないだろ?」
「では…そうですね……軍の忘年会などの会場だったとかでしょうか?」
「…鋭いな……去年の新年会の会場だ。ここはなかなかに値段が張るから、滅多に来れないぞ?」
「ふふっ…そんな場所を用意していただきありがとうございます」
「いやいや!日頃の扶桑らの活躍からしたら……山城?」
「はい!?……なんですか?」
「いや……なんか静かだったからさ」
「そそれはですね……そう!美味しすぎて…」
「そうか?ならいいんだが…」
「私はあまり気にせずに…どうぞ」
「どうぞって…」
「提督は、よくここへいらっしゃるのですか?」
「まさか!そんな贅沢できるわけないだろ?」
「では…そうですね……軍の忘年会などの会場だったとかでしょうか?」
「…鋭いな……去年の新年会の会場だ。ここはなかなかに値段が張るから、滅多に来れないぞ?」
「ふふっ…そんな場所を用意していただきありがとうございます」
「いやいや!日頃の扶桑らの活躍からしたら……山城?」
「はい!?……なんですか?」
「いや……なんか静かだったからさ」
「そそれはですね……そう!美味しすぎて…」
「そうか?ならいいんだが…」
「私はあまり気にせずに…どうぞ」
「どうぞって…」
「ごちそうさまでした」
「いやいや……やっぱあそこの店は美味いなぁ…」
「えぇ、また行きいです…」
「さすがに頻繁には無理だぞ?」
「わかっていますよ」
「通うぐらいになると、内職もしないといけなくなるからな……山城?」
「……なんでしょうか」
「いや……なんか歩くの遅いなーって。体調悪い?」
「大丈夫です。むしろあんな美味しいものいただいたので、いつもより元気いっぱいです!」
「……なんか元気がないように見えるんだけど」
「……本当はもっと食べたかったんですけど、財布からすとっぷがかかってしまいましたからね…」
「えっ…だってあんなに食べるとは思ってなかったから…」
「まぁ、姉様が仰ったからやめて差し上げましたけども」
「……なんだ。元気じゃないか」
「だから元気って何度も……」
「そうか、すまん……っと」
「それでは私たちはこれで」
「あぁ。また明日な」
「お休みなさい」
「おやすみ……山城も、おやすみ」
「…………お休みなさい」
「いやいや……やっぱあそこの店は美味いなぁ…」
「えぇ、また行きいです…」
「さすがに頻繁には無理だぞ?」
「わかっていますよ」
「通うぐらいになると、内職もしないといけなくなるからな……山城?」
「……なんでしょうか」
「いや……なんか歩くの遅いなーって。体調悪い?」
「大丈夫です。むしろあんな美味しいものいただいたので、いつもより元気いっぱいです!」
「……なんか元気がないように見えるんだけど」
「……本当はもっと食べたかったんですけど、財布からすとっぷがかかってしまいましたからね…」
「えっ…だってあんなに食べるとは思ってなかったから…」
「まぁ、姉様が仰ったからやめて差し上げましたけども」
「……なんだ。元気じゃないか」
「だから元気って何度も……」
「そうか、すまん……っと」
「それでは私たちはこれで」
「あぁ。また明日な」
「お休みなさい」
「おやすみ……山城も、おやすみ」
「…………お休みなさい」
「…………さて」
「っ……」
「話って何かしら?」
「えっ…と……姉様が外出の準備中に提督と話してたんです」
「えぇ、知ってるわよ?」
「それで……提督には姉様以外の好きな人がいるっていうことも、聞きました」
「…………そう」
「……姉様。この山城にとって大切なのは姉様なんです!」
「…………」
「提督にその……す、好かれていて、悪い気は…まぁ……しませんが…………」
「………………」
「あああ!えーっと!悪い気がしないってだけで、別に好きだとかはありませんから!」
「………………」
「誓って本当です!」
「……わかったわ」
「姉様……」
「……それで、話って何かしら?」
「っ……」
「話って何かしら?」
「えっ…と……姉様が外出の準備中に提督と話してたんです」
「えぇ、知ってるわよ?」
「それで……提督には姉様以外の好きな人がいるっていうことも、聞きました」
「…………そう」
「……姉様。この山城にとって大切なのは姉様なんです!」
「…………」
「提督にその……す、好かれていて、悪い気は…まぁ……しませんが…………」
「………………」
「あああ!えーっと!悪い気がしないってだけで、別に好きだとかはありませんから!」
「………………」
「誓って本当です!」
「……わかったわ」
「姉様……」
「……それで、話って何かしら?」
「っ!」
「まさか提督に好かれていることを自慢したかっただけなの?」
「い、いえ!…それで、本題なんですが………私は姉様のため一生懸命頑張ります。ですから……私を目の敵にするのはやめていただけませんか……?」
「…………」
「…………っ…」
「山城」
「っ!ごめんなさい!出すぎたことを!」
「何を言ってるの?」
「へ……?」
「別に山城を嫌いになったわけじゃないのよ?ついどうしようもない怒りが溜まって……ごめんなさい」
「姉様……安心してください!」
「山城…」
「この山城、提督のことなんか好きになりません!」
「……提督のことなんか…」
「あっ、いえ!今のは言葉のあやで……」
「……信じるわよ?」
「お任せください!必ずや提督と姉様をくっつけてみせます!」
「頼りにしてるわ…ありがとう」
「まさか提督に好かれていることを自慢したかっただけなの?」
「い、いえ!…それで、本題なんですが………私は姉様のため一生懸命頑張ります。ですから……私を目の敵にするのはやめていただけませんか……?」
「…………」
「…………っ…」
「山城」
「っ!ごめんなさい!出すぎたことを!」
「何を言ってるの?」
「へ……?」
「別に山城を嫌いになったわけじゃないのよ?ついどうしようもない怒りが溜まって……ごめんなさい」
「姉様……安心してください!」
「山城…」
「この山城、提督のことなんか好きになりません!」
「……提督のことなんか…」
「あっ、いえ!今のは言葉のあやで……」
「……信じるわよ?」
「お任せください!必ずや提督と姉様をくっつけてみせます!」
「頼りにしてるわ…ありがとう」
「山城」
「な、なんでしょうか…」
「何度も言うけれど、ごめんなさいね……私が声をかけるだけで怯えて…」
「そ、そんなこと……」
「……わかったわ。あなたに色々強いるのが間違いだったのね」
「姉様!」
「だから、部屋から出ること少しだけ許すわ」
「……えっ」
「そうね……1…2時間は許します」
「ね…姉様……?」
「確かにそそくさと部屋に帰るというのも却って怪しいわよね…ごめんなさい」
「…………あ…あの……」
「どうかしたの?」
「あ……いえ、なんでも――」
「山城!」
「っ!」
「何か言いたいことがあるなら言いなさい!」
「あっ、その……もう少し…」
「もう少し何?」
「……もう少しだけ…外に出てもいいんじゃ…………」
「な、なんでしょうか…」
「何度も言うけれど、ごめんなさいね……私が声をかけるだけで怯えて…」
「そ、そんなこと……」
「……わかったわ。あなたに色々強いるのが間違いだったのね」
「姉様!」
「だから、部屋から出ること少しだけ許すわ」
「……えっ」
「そうね……1…2時間は許します」
「ね…姉様……?」
「確かにそそくさと部屋に帰るというのも却って怪しいわよね…ごめんなさい」
「…………あ…あの……」
「どうかしたの?」
「あ……いえ、なんでも――」
「山城!」
「っ!」
「何か言いたいことがあるなら言いなさい!」
「あっ、その……もう少し…」
「もう少し何?」
「……もう少しだけ…外に出てもいいんじゃ…………」
「………………山城?」
「ひっ!……すみません!」
「私はあなたを信用しているのよ?だけど、提督に好かれていることは変わらないの。わかるかしら?」
「は、はい!」
「でも、あなたは協力してくれるのよね?」
「勿論します!執務室にも近づきません!」
「それは当然よ…それでもね?今日みたいに提督と散歩も楽しみたいの」
「大丈夫です!わかります!」
「ならあなたが外に出なければいい……でもあなたは私のために頑張ってくれる……そこに免じて2時間も余裕をあげたの」
「わかりました!ごめんなさい!」
「……そう、わかってくれたの」
「はいわかりました!ですので、そ…その主砲はおろして下さい…!」
「……わかってくれて嬉しいわ」
「………………」
「明日も早いから、そろそろ寝る支度を始めましょうか」
「…………はぃ…っ」
「ひっ!……すみません!」
「私はあなたを信用しているのよ?だけど、提督に好かれていることは変わらないの。わかるかしら?」
「は、はい!」
「でも、あなたは協力してくれるのよね?」
「勿論します!執務室にも近づきません!」
「それは当然よ…それでもね?今日みたいに提督と散歩も楽しみたいの」
「大丈夫です!わかります!」
「ならあなたが外に出なければいい……でもあなたは私のために頑張ってくれる……そこに免じて2時間も余裕をあげたの」
「わかりました!ごめんなさい!」
「……そう、わかってくれたの」
「はいわかりました!ですので、そ…その主砲はおろして下さい…!」
「……わかってくれて嬉しいわ」
「………………」
「明日も早いから、そろそろ寝る支度を始めましょうか」
「…………はぃ…っ」
なんで扶桑は提督に振り向いてもらえないんやろな…
まあ山城も山城で、提督を好きになった途端に心変わりされそうではあるが
まあ山城も山城で、提督を好きになった途端に心変わりされそうではあるが
こういうのはリアルでも虹でも最初に相手の心動かした方が勝ちなんだよ
「………………姉様?」
「………………」
「……寝て…ますか?」
「………………」
「…………っ…」
「………………はぁ……」
「おっ、山城」
「提督!?」
「な、なんだよ…そんなに大声出さなくても」
「あ、すみません…」
「………………」
「……寝て…ますか?」
「………………」
「…………っ…」
「………………はぁ……」
「おっ、山城」
「提督!?」
「な、なんだよ…そんなに大声出さなくても」
「あ、すみません…」
「こんな時間に食堂の電気がついてたから寄ってみたんだが…喉が乾いたのか?」
「え、えぇ……」
「…………なぁ山城。お前、やっぱり無理してないか?」
「っ!」
「俺の勘違いだったらいいんだが…」
「………………提督は」
「え?」
「その……とても疲れたときって、どうしてますか?」
「……昨日みたいに早く寝る」
「えっと…精神的に、です」
「精神的に?そうだなぁ……」
「…………」
「誰かに頼るかなぁ。まぁ、大抵が山城や扶桑なんだけど」
「……頼る、ですか」
「やっぱり助けあってこそ楽ができるんだよ」
「…………提督は姉様に頼りすぎです」
「うっ……まぁ…そうかもしれないけど」
「え、えぇ……」
「…………なぁ山城。お前、やっぱり無理してないか?」
「っ!」
「俺の勘違いだったらいいんだが…」
「………………提督は」
「え?」
「その……とても疲れたときって、どうしてますか?」
「……昨日みたいに早く寝る」
「えっと…精神的に、です」
「精神的に?そうだなぁ……」
「…………」
「誰かに頼るかなぁ。まぁ、大抵が山城や扶桑なんだけど」
「……頼る、ですか」
「やっぱり助けあってこそ楽ができるんだよ」
「…………提督は姉様に頼りすぎです」
「うっ……まぁ…そうかもしれないけど」
「…………」
「扶桑とかどうだ?どんな悩みでも聞いてくれそうだけど」
「っ!……そ、そうですね…」
「……も、もし」
「……」
「前も言ったけど……もしも扶桑に気軽に相談できなかったりするのなら、俺でもいいぞ?」
「!…………ふふっ」
「えっ…な、何笑ってんだ…」
「いえ……そうですね。最悪の場合の最終手段に、頭の片隅に留めておきますね」
「……どうだ?また頭撫でてやろうか?」
「訴えますよ」
「えっ」
「……お気遣いだけ受け取っておきます」
「そ、そうか……」
「扶桑とかどうだ?どんな悩みでも聞いてくれそうだけど」
「っ!……そ、そうですね…」
「……も、もし」
「……」
「前も言ったけど……もしも扶桑に気軽に相談できなかったりするのなら、俺でもいいぞ?」
「!…………ふふっ」
「えっ…な、何笑ってんだ…」
「いえ……そうですね。最悪の場合の最終手段に、頭の片隅に留めておきますね」
「……どうだ?また頭撫でてやろうか?」
「訴えますよ」
「えっ」
「……お気遣いだけ受け取っておきます」
「そ、そうか……」
「じゃあ、私はそろそろ寝ます」
「ん、おやすみ」
「…………提督」
「ん?」
「その……あ、ありがとう…ございました」
「えっ」
「ぉ…おやすみなさい!」
「……………………」
「ん、おやすみ」
「…………提督」
「ん?」
「その……あ、ありがとう…ございました」
「えっ」
「ぉ…おやすみなさい!」
「……………………」
乙
飴というか山城が「いなくなる」カウントダウンにしか見えないんですが…
飴というか山城が「いなくなる」カウントダウンにしか見えないんですが…
「山城…私に黙って提督とお話しができて楽しかったかしら……?」
もう提督を煽った後に山城にこっぴどく振らせてから傷心状態を慰めたほうがいい気がする
「……山城」
「……ん…おはようございます」
「おはよう山城……よく眠れたかしら?」
「へ?……はい、ぐっすりと」
「そうよね……当然だわ」
「?あの……話があまり…」
「……ねぇ山城。あなたは私と提督をくっつけるために頑張ってくれるのよね?」
「え、えぇ……そのつもりですけど…」
「なら……この新聞は何かしら?」
「この新聞?」
『提督。深夜の食堂で逢い引きか!?エースと指揮官の裏事情』
「…………はい!?」
「……ん…おはようございます」
「おはよう山城……よく眠れたかしら?」
「へ?……はい、ぐっすりと」
「そうよね……当然だわ」
「?あの……話があまり…」
「……ねぇ山城。あなたは私と提督をくっつけるために頑張ってくれるのよね?」
「え、えぇ……そのつもりですけど…」
「なら……この新聞は何かしら?」
「この新聞?」
『提督。深夜の食堂で逢い引きか!?エースと指揮官の裏事情』
「…………はい!?」
「こ、これは……?」
「青葉さんの今朝の新聞よ……そんなことより、この写真と見出しは本当なの?」
「いえそんな!あれは偶然で!」
「……あのあと、私が寝た頃に真っ暗な食堂へ行って、偶然提督にあったのね?」
「え、えぇ!本当なんです!」
「……偶然だから何?」
「っ!」
「昨日話したばかりよね?」
「あ、その……」
「何度も言うけれど、私を手伝ってくれるのなら提督と鉢合わせすることを無くしてくれないかしら」
「で、ですがあのときは喉が渇いて……」
「青葉さんの今朝の新聞よ……そんなことより、この写真と見出しは本当なの?」
「いえそんな!あれは偶然で!」
「……あのあと、私が寝た頃に真っ暗な食堂へ行って、偶然提督にあったのね?」
「え、えぇ!本当なんです!」
「……偶然だから何?」
「っ!」
「昨日話したばかりよね?」
「あ、その……」
「何度も言うけれど、私を手伝ってくれるのなら提督と鉢合わせすることを無くしてくれないかしら」
「で、ですがあのときは喉が渇いて……」
「……あなたは今日は風邪ね」
「えっ…?」
「他の人に移してはいけないから、一日中部屋で寝ておきなさい。いい?」
「えっ!?し、食事やトイレは?」
「食事は私が運ぶわ…トイレは……いいけれど、なるべく外に出ないこと。勿論それ以外で出てはダメ」
「そんな!」
「何?文句があるの?」
「ひっ!」
「本当に療養が必要な状態にしてもいいのよ?」
「わ、わかりました!」
「えっ…?」
「他の人に移してはいけないから、一日中部屋で寝ておきなさい。いい?」
「えっ!?し、食事やトイレは?」
「食事は私が運ぶわ…トイレは……いいけれど、なるべく外に出ないこと。勿論それ以外で出てはダメ」
「そんな!」
「何?文句があるの?」
「ひっ!」
「本当に療養が必要な状態にしてもいいのよ?」
「わ、わかりました!」
「……というわけで、山城は部屋で寝込んでます」
「風邪か……昨日から元気なかったもんな…」
「…………」
「悪いことしたなぁ」
「……そうご自分を責めないで下さい。体調管理ができなかった山城の責任です」
「そうは言っても……よし」
「どうしました?」
「仕事が一段落ついたら、見舞いに行こうか」
「……それはお止めください」
「え?」
「提督はここの最重要人物。万が一風邪がうつってしまうと、鎮守府が回らなくなります」
「うーん…でもなぁ…」
「何より、私たちは提督よりも体は丈夫なんです。山城が倒れるほどの熱では提督は大変危険です」
「………………わかった。山城によろしく伝えておいてくれ」
「はい」
「風邪か……昨日から元気なかったもんな…」
「…………」
「悪いことしたなぁ」
「……そうご自分を責めないで下さい。体調管理ができなかった山城の責任です」
「そうは言っても……よし」
「どうしました?」
「仕事が一段落ついたら、見舞いに行こうか」
「……それはお止めください」
「え?」
「提督はここの最重要人物。万が一風邪がうつってしまうと、鎮守府が回らなくなります」
「うーん…でもなぁ…」
「何より、私たちは提督よりも体は丈夫なんです。山城が倒れるほどの熱では提督は大変危険です」
「………………わかった。山城によろしく伝えておいてくれ」
「はい」
「それと……話は変わるのですが」
「ん?」
「今朝、青葉さんの新聞を見ました」
「あー……あれか」
「あれは?」
「単に喉が渇いたから食堂へ行ったら鉢合わせただけだよ」
「……そうですか」
「さすがにコソコソと逢い引きなんかしないって」
「…わかりました」
「青葉には俺が言っておくよ」
「ん?」
「今朝、青葉さんの新聞を見ました」
「あー……あれか」
「あれは?」
「単に喉が渇いたから食堂へ行ったら鉢合わせただけだよ」
「……そうですか」
「さすがにコソコソと逢い引きなんかしないって」
「…わかりました」
「青葉には俺が言っておくよ」
「………姉様はどうしてあんなことになったのかしら……」
「以前からピリピリしていたけれど、それをこれほどまで…」
「……何もかも提督のせいよっ!」
「提督が私を心配して、姉様がそれを見て不機嫌になって……不幸だわ…」
「そもそも今朝も……あれは提督は悪くないわね」
「悪いのは……」
「…………今はまだ仕事のはず…」
「……よし」
「以前からピリピリしていたけれど、それをこれほどまで…」
「……何もかも提督のせいよっ!」
「提督が私を心配して、姉様がそれを見て不機嫌になって……不幸だわ…」
「そもそも今朝も……あれは提督は悪くないわね」
「悪いのは……」
「…………今はまだ仕事のはず…」
「……よし」
「この部屋ね…………ねぇ!」
「はいはーい!少々お待ちくださーい……」
「…………」
「はい!お待たせしました!青葉で……あ」
「ちょっと今朝の新聞について聞きたいんだけれど、いい?」
「や、山城さん!」
「はいはーい!少々お待ちくださーい……」
「…………」
「はい!お待たせしました!青葉で……あ」
「ちょっと今朝の新聞について聞きたいんだけれど、いい?」
「や、山城さん!」
「ちょっと、声が大きいわ」
「どうしました?……あ、新聞読んでいただけたんですね!」
「……なんであんな記事作ったのよ」
「へ?」
「へ?って……そのせいで迷惑してるの」
「え、そ、そうなんですか?」
「……そうなんですかって…当然じゃない。あんな奴と逢い引きだなんて」
「……え?」
「えって……」
「……あの、司令官のこと、嫌いなんですか?」
「当然!きら……」
「……きら?」
「…………好きではないわ」
「ほほう…?」
「な、なによ…」
「いえ、お気になさらず!」
「どうしました?……あ、新聞読んでいただけたんですね!」
「……なんであんな記事作ったのよ」
「へ?」
「へ?って……そのせいで迷惑してるの」
「え、そ、そうなんですか?」
「……そうなんですかって…当然じゃない。あんな奴と逢い引きだなんて」
「……え?」
「えって……」
「……あの、司令官のこと、嫌いなんですか?」
「当然!きら……」
「……きら?」
「…………好きではないわ」
「ほほう…?」
「な、なによ…」
「いえ、お気になさらず!」
「と、とにかく!あぁいう記事はやめてちょうだい!」
「んー……」
「人が嫌がることをしてまで新聞書きたいの?」
「……そんなに司令官が嫌いなんですか」
「え、えぇ…」
「それは悪いことをしてしまいましたねぇー……謝罪として号外を――」
「そ、そういうのもいいから!」
「あ、そうですか…」
「私が言いたかったのは、あんなスキャンダルみたいな書き方をやめてってこと!いい!?」
「はいはーい!了解しました!」
「…………わかったのかしら」
「とーぜんです!こう見えて締めるところはしっかりしてますから!」
「ならいいけど……」
「んー……」
「人が嫌がることをしてまで新聞書きたいの?」
「……そんなに司令官が嫌いなんですか」
「え、えぇ…」
「それは悪いことをしてしまいましたねぇー……謝罪として号外を――」
「そ、そういうのもいいから!」
「あ、そうですか…」
「私が言いたかったのは、あんなスキャンダルみたいな書き方をやめてってこと!いい!?」
「はいはーい!了解しました!」
「…………わかったのかしら」
「とーぜんです!こう見えて締めるところはしっかりしてますから!」
「ならいいけど……」
「……ところで山城さん」
「何?……私体調よくないからもう帰りたいんだけど」
「昨夜は司令官と何をしていたのですか?」
「っ!もう帰ります!」
「わー!待って下さい!冗談です!冗談!」
「…………なに」
「最近扶桑さんがピリピリしてるって、本当でしょうか?」
「っ!……さぁ、わからないわ」
「うーん…そうですか……」
「もう話は終わり?」
「あ、はい!ご迷惑をお掛けしました」
「……ああいう記事は、書くならその人に許可を貰ってからにしなさい」
「お幸せに~あ、間違えた。お大事に~」
「………違うわよ…提督はいい人だけど」
「きら…いではないけれど………好きじゃない。そう、そうよね…」
「…………部屋に戻らないと…」
「何?……私体調よくないからもう帰りたいんだけど」
「昨夜は司令官と何をしていたのですか?」
「っ!もう帰ります!」
「わー!待って下さい!冗談です!冗談!」
「…………なに」
「最近扶桑さんがピリピリしてるって、本当でしょうか?」
「っ!……さぁ、わからないわ」
「うーん…そうですか……」
「もう話は終わり?」
「あ、はい!ご迷惑をお掛けしました」
「……ああいう記事は、書くならその人に許可を貰ってからにしなさい」
「お幸せに~あ、間違えた。お大事に~」
「………違うわよ…提督はいい人だけど」
「きら…いではないけれど………好きじゃない。そう、そうよね…」
「…………部屋に戻らないと…」
「…………提督はいい人なだけであって、姉様が一番!……?」
「姉様…が?」
「…………ううん、そうよ。今の姉様は少し余裕がないだけで……」
「提督なんかよりずっと素晴らしい……」
「………………もう寝ましょうか」
「姉様…が?」
「…………ううん、そうよ。今の姉様は少し余裕がないだけで……」
「提督なんかよりずっと素晴らしい……」
「………………もう寝ましょうか」
この青葉を使えば扶桑姉さんの野望はすぐに達成できそうだな
盗撮盗聴はお手のものだろうし、面白そうなら何でもでっち上げそうだ
盗撮盗聴はお手のものだろうし、面白そうなら何でもでっち上げそうだ
偶然の場面をいとも簡単にすっぱ抜く割には扶桑の異常に関しては全く知らんというのかこのパパラッチ
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