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元スレ雪乃「比企谷くんを救うことになった。」final
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>>850
この質問を2人にしたらどうなるかって話
この質問を2人にしたらどうなるかって話
もうさ本当にこういうの書かないでほしい
俺ガイルマジで好きだからこういうキャラを痛めつけるSSは見たくないんだよ
読まなきゃいいじゃんって言われるかもしれないけどこういうSSが存在して誰かの目に触れてるって言うのも我慢できないんだよ
今度からSS書くときはキャラ痛めつけるのだけは本当にやめてくれ頼むから
俺ガイルマジで好きだからこういうキャラを痛めつけるSSは見たくないんだよ
読まなきゃいいじゃんって言われるかもしれないけどこういうSSが存在して誰かの目に触れてるって言うのも我慢できないんだよ
今度からSS書くときはキャラ痛めつけるのだけは本当にやめてくれ頼むから
俺が嫌だからお前ら書くな見るな読むなってか
すごい上から目線だな
すごい上から目線だな
真面目な話、許容出来ないなら二次創作には触れない方が良い。
作者さんも気にせず書きたいモノを書いていってください。
作者さんも気にせず書きたいモノを書いていってください。
大型連休でいろんな人がいますよね
でもそのコピペは好きですよ
でもそのコピペは好きですよ
やはり修学旅行の馬鹿みたいな戸部の告白イベント自体を受けるべきではなかったんですな。
一番に最悪なのは、葉山のボケが戸部君と海老名さんの両方から相談を受けていたにも関わらず、その事を奉仕部にすべて打ち明けて相談しないのが一番悪いんですな。
そのくせ八幡の遣った事に対して、文句ばかり言う愚か者ですから始末に悪いし、その相談を受けていた事を奉仕部後から伝えるだけでも、八幡は助かるだろうにそのフォローもしないとかいう性格の悪さが滲み出ている所が好きに成れないですな。
奉仕部内だけでも海老名さんから相談を受けていて、八幡にババを引かせてすべての責任を押し付けたとか、戸部君や海老名さんや今回の事に関わった奉仕部や三浦さんなどに口止めをしておく事もしていないとか、ドンだけ八幡だけに全ての責任を押し付けるスケープゴートの役目を押し付けているのかとか言いたくなることばかりですな。
少なくとも、情報封鎖をしておけば、八幡に嫌がらせを行われる事が無いでしょうに情報封鎖もしないとか本当に性格の悪い人間ですな。
それに、奉仕部内で本当の事を知らせておけば、八幡の事を思いやれるだろうし信頼できるだろうから、八幡の心だけは救う事が出来るだろうに、それすらもしないとか、その結果が奉仕部内で八幡への悪口で、八幡の心の傷を悪化させるとか、<流石みんなの葉山くんですな。>略して<さすはや>とか言いたくなりますな。
一番に最悪なのは、葉山のボケが戸部君と海老名さんの両方から相談を受けていたにも関わらず、その事を奉仕部にすべて打ち明けて相談しないのが一番悪いんですな。
そのくせ八幡の遣った事に対して、文句ばかり言う愚か者ですから始末に悪いし、その相談を受けていた事を奉仕部後から伝えるだけでも、八幡は助かるだろうにそのフォローもしないとかいう性格の悪さが滲み出ている所が好きに成れないですな。
奉仕部内だけでも海老名さんから相談を受けていて、八幡にババを引かせてすべての責任を押し付けたとか、戸部君や海老名さんや今回の事に関わった奉仕部や三浦さんなどに口止めをしておく事もしていないとか、ドンだけ八幡だけに全ての責任を押し付けるスケープゴートの役目を押し付けているのかとか言いたくなることばかりですな。
少なくとも、情報封鎖をしておけば、八幡に嫌がらせを行われる事が無いでしょうに情報封鎖もしないとか本当に性格の悪い人間ですな。
それに、奉仕部内で本当の事を知らせておけば、八幡の事を思いやれるだろうし信頼できるだろうから、八幡の心だけは救う事が出来るだろうに、それすらもしないとか、その結果が奉仕部内で八幡への悪口で、八幡の心の傷を悪化させるとか、<流石みんなの葉山くんですな。>略して<さすはや>とか言いたくなりますな。
どうせラストは今までの話全部材木座のラノベでしたってオチなんじゃないの?
鳳凰座の八幡ことフェニッスヒッキ「鳳凰ボッチ幻魔拳!此処までは全て材木座の妄想を基にした幻覚だ」
溜まってた分一気に読んだけどイヤァァァァァァッ!?ってとこ妄想代理人のOPで再生されてふふっってなった
笑えたのそこだけかなあ
笑えたのそこだけかなあ
ここの八幡はガチでボッチ街道まっしぐらだな...ゆきのんどころかはるのんとすらもカップリング出来ないかも!?
え?葉山?誰それ屑山屑人なら知ってるんだけどな〜
え?葉山?誰それ屑山屑人なら知ってるんだけどな〜
ちんぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおこここ
長編は難しいってはっきり分かんだね。プロでも破綻させるくらいだし。
こっからどうやって八幡土下座させるんだろう?
こっからどうやって八幡土下座させるんだろう?
いや作中でもう土下座はさせたやん
あと満たしてないのはゆきのん勝利やろ
あと満たしてないのはゆきのん勝利やろ
幔八は跪いてるから土下座っていうふうに捉えてもいいと思う。
少女Aも土下座してるし。独身捕まったけどあの時点で雪ノ下達はどうであれ勝ってるんだよなぁ。
少女Aも土下座してるし。独身捕まったけどあの時点で雪ノ下達はどうであれ勝ってるんだよなぁ。
しかし、放課後に指輪したらボコ殴りの上に土下座しても許して貰えないなんて、罰が重すぎやしませんかねぇ。最初くらいは注意で済みそうな気がするけど、厳しい高校だね。
>>877
本当に厳しいなら毛染めや制服を崩して着る事なんか出来る訳無い
本当に厳しいなら毛染めや制服を崩して着る事なんか出来る訳無い
ぶっちゃけ相模とかピアスしてて何も言われてなかったのにここにきて指輪でこんだけ騒ぐ理由とか私怨以外のなにものでもないんだよなぁ…
体裁を気にする割にはやたらと校則が緩いというこの矛盾はどんな学校がモデルなんだろうか。
生徒の自主性を重んじてると言えば聞こえは良いけど、この学校末端の教師がキチンと監督してないし。
生徒の自主性を重んじてると言えば聞こえは良いけど、この学校末端の教師がキチンと監督してないし。
陽乃「あー、雪乃ちゃんたちはやっぱり面白いねぇ♪」
結衣「陽乃さん…」
雪乃「姉さんよくも私の前に顔を出せたわね!あなたのせいで私たちは…」
今の光景を見てお腹を抱えて爆笑している姉さんに私は怒りがこみ上げた。
こうなったのも全て姉さんの所為だ。
一ヶ月前のあの日、わざとらしく我が家のハイヤーをみんなの前に見せた。
あんなことをすればどうなるのか姉さんなら予想できていたはずなのに…
陽乃「へぇ、私のせいだって言うんだ?
ここまで事態が深刻だっていうのに未だに誰かの所為にする癖が治らないなんて…
これはもう重症だね。」
結衣「そんな…だって陽乃さんが…
みんなの前で車を見せなければ知られることもなかったんですよ!」
陽乃「え~?お姉ちゃん悪いことしたのかな~?
あの時は可愛い妹を連れて帰ろうとしただけだよ?それって悪いことになるの~?」
姉さんは惚けた振りを装いながら私たちを冷やかしている。
そんな姉さんの態度は今の私たちにとっては腹立だしいだけだ。
陽乃「まあちょっとは悪かったと思うよ。
まさかお姉ちゃんもこんな事態になるとは思わなかったからね。
でも、事故の件に関しては二人に問題がなかったとは言わせないよ。」
雪乃「だからもう事故の件は片付いていると何度も言ってるはずよ。」
陽乃「片付いてる…?
私も夏の花火大会の時に比企谷くんがうちのハイヤー不思議そうに見て、
雪乃ちゃんが事故の話をしていないことに気づいたんだよ。
あの時はお姉ちゃんも、
雪乃ちゃんが比企谷くんに事故のことを話したと思ってたから恥かいちゃった。
まったく雪乃ちゃんのせいだからねプンプン!」
どうやら姉さんは夏の花火大会の時に、
比企谷くんが我が家の車を見て私が彼に事故の件を話していないことに気づいたようだ。
私はそのことを今まで全然知らなかった。
きっと私を想って二人は言わなかったのだろう。
陽乃「確かに事故の件はお母さんたちが処理してくれたよ。
でもそれはあくまで普通の対応だからね。
だからといって雪乃ちゃんが何もしなくていいという話じゃないんだよ?」
雪乃「それなら私は何をしたらよかったの…?」
陽乃「簡単だよ。一応形だけでも謝っておけばよかったんだよ。
親や保険会社が責任取ってくれたから自分は何もしないのは甘えだと思わないのかな?」
形だけでも謝れだなんて…
まさに人付き合いで仮面をつけている姉さんならではの発想だ。
そんなのは嘘や欺瞞でしかない。
その行為に何の意味があるの…?
陽乃「こんなの嘘や欺瞞だと雪乃ちゃんは思うだろうね。
けど事故の被害者である比企谷くんに対して何も言わない方が卑怯だと思わないの?」
雪乃「仕方ないでしょ…私が事故を起こしたわけではないのだし…」
陽乃「いい加減学びなよ。そんなことだからこんな事態になったんだよ。
それとついでに言っておくけど今回の件はお母さんの耳にも入っているからね。」
雪乃「え…なんですって…?」
陽乃「当然だよ、ここまで噂が広まってるんだから。
うちの親は県会議員で建設会社の社長、その馬鹿娘が学校で騒動を起こした。
そうなれば各家庭の親御さんに知れ渡り我が家の今後のお仕事に差し支えるわけだしね。
だからお母さん雪乃ちゃんにカンカンだよ。」
姉さんの話によると、
両親はわざわざ比企谷くんの家まで出向いて謝罪したらしい。
そこで両親は比企谷くんの前で深々と頭を下げてお詫びしたそうだ。
そのことで特にお母さんは私に対して心底失望したとか…
只でさえ苦手な母なのにまた厄介なことになったものだ。
陽乃「それにしてもよくもまあここまで見事に事態が悪化したよね。
私の思惑としては事故の件を改めて説明してそれで和解に持ち込めればと思ってたけど…
けどここまで拗れるとはさすがのお姉ちゃんも思わず引いちゃうほどだよ。
どうしたらこんな風になるの?」
結衣「これというのも…全部あの子のせいだよ…」
雪乃「そうね。
あの女が比企谷くんを救うなんて依頼をしなければこんなことにならずに済んだのに…」
陽乃「比企谷くんを救う依頼ねぇ。
考えてみればあなたたちは随分と難易度の高い依頼を引き受けたもんだよね。」
比企谷くんを救うことが難易度の高いことだと呟く姉さん。
何故彼を救うことが困難なのか、ふと疑問に思ってしまった。
雪乃「何故…彼を救うことが困難だというの…?」
陽乃「あれれ?まさか知らずにこの依頼を引き受けたの?」
結衣「だってヒッキーを救うっていうのがおかしいし。ヒッキー別に困ってなかったし…」
陽乃「そうかな。部外者の私から見ても彼を取り巻く環境はかなり最悪だったと思うよ。」
姉さんは比企谷くんを救うというこの依頼をこなす上であるいくつかの要因を上げた。
それは3つの要因。
その3つの要因を姉さんは淡々と説明した。
陽乃「まずこれはもう解散しちゃったけど隼人のグループ。
いつも奉仕部というか比企谷くんに無理難題を押し付けてきたでしょ。あれはやばいね。」
結衣「でもそれは…隼人くんが私たちを頼ったからで…」
陽乃「自分たちのグループの問題を余所に頼むことがそもそも間違いなの。
以前彼女ちゃんが指摘してたけど、
依頼を解決できなかったら隼人は間違いなくその責任を奉仕部に押し付けていたはずだよ。
あいつがここへ依頼しに来ていたのは今思えばそういうことだったんじゃないかな~?」
雪乃「そうかもしれないわね…」
由比ヶ浜さんは残念そうな顔をしているけど私はこの話に辻褄が合うと思う。
そもそも修学旅行の件。
あんな厄介な問題を私たちに押し付けなければこんな拗れたことにはならなかったはずだ。
いなくなって改めて思い知らされる。
やはりあの男は私にとって害でしかないのだと…
陽乃「それと次は静ちゃん。」
結衣「何で平塚先生…?」
陽乃「だって静ちゃんいつも問題事を押し付けてばかりで責任は取らないんだよ。
こんなわけのわからない部に強制入部させて逆らえば暴力で脅す。
たまにいいこと言ってるけどやってることは最悪じゃないの?」
陽乃「大体奉仕部って無償で動くんだよね。
つまり解決したところで比企谷くんの利益になるようなことは何もない。
それどころか動く度に悪く言われるなんて、
比企谷くんはこの部活やっていいことあるのかな~?」
雪乃「確かに…そうね…」
度重なる比企谷くんに対する暴行…
冷静になって考えると教師としてあの対応はどうかと…
だからあの人結婚できないのではないのか?
陽乃「それと最後は奉仕部。」
陽乃「もっと正確に言うと雪乃ちゃんとガハマちゃんの二人だね。」
結衣「そんな…何で私たちなの…」
雪乃「どういうことよ姉さん!?」
最後に私たちの名前を上げる姉さん。
何故私たちが…
そう思った私たちは姉さんに抗議した。
姉さんは私たちの抗議に呆れた顔を見せながらこう答えた。
陽乃「まさか無自覚なんてね…
考えてみなよ。あなたたちはこれまで比企谷くんとどう接してきた?」
結衣「どうって…普通にお話したりしてたし。」
雪乃「そうよ。彼を蔑んだことなんて一度もないわ。」
陽乃「コラコラ、嘘はいけないぞ!わからないならお姉ちゃんが教えてあげるよ~♪」
それから姉さんはまるで無邪気な子供みたいな笑顔で語りだした。
私たちがこれまで比企谷くんに行ったことについて…
陽乃「まずガハマちゃん。
最初にクッキーを作る依頼を口実にしながら、
2年前の事故の件を知らせることもなく比企谷くんに接したね。」
結衣「それは…あの時はまさかヒッキーが奉仕部にいるとは思わなかったから…」
陽乃「でも会った時にちゃんとお礼なり言っておけば彼も気を遣わずにすんだよね。
どうして自分の都合ばかり気にして比企谷くんの気持ちを考えてあげなかったのかな?」
結衣「だって…タイミングが…」
陽乃「それはさっき彼女ちゃんに言われたでしょ。
タイミングなんてこの2年間でいくらでもあったはずだって。
それが出来なかったのは単にガハマちゃんに打ち明ける勇気がなかっただけじゃん。」
姉さんは由比ヶ浜さんに反論を受け付けないほどの正論を叩きつけた。
それだけでなく…
陽乃「ガハマちゃん。もっと人の気持ち考えなよ。」
修学旅行で由比ヶ浜さんが言ったことをそのまま突き返すという皮肉まで。
私は彼女のために抗議しようとそれができない。
何故なら次は私の番だから…
陽乃「続いて雪乃ちゃん。
あなたもガハマちゃんと同じ…ううん。あなたはもっと悪質かな。」
雪乃「何故私が悪質なの…?」
陽乃「だってそうでしょ。
こんな人助けのボランティアを謳った部活を作っておきながら、
あなたは嫌な問題を全て比企谷くんに押し付けた。要は甘えていたわけ。」
雪乃「私は甘えてなど…」
陽乃「思いっきり甘えていたよ。
例えば最初の依頼、ガハマちゃんのクッキー作りだけど美味くなるまで続けさせるだっけ。
結局最後は比企谷くんが女子の手作りならなんでもOKですませたよね。
あれって雪乃ちゃんに発想できた?できないよね。
きっと馬鹿の一つ覚えみたく美味く出来るように最後までやらせていたはずだよ。」
陽乃「続いて隼人が持ち込んだテニス勝負だね。
何でその場でちゃんと断ろうとしないの?
あの勝負ってあなたたちが勝っても何も得がないよね。
しかも雪乃ちゃんは部長だよ。毅然とした態度で断らなくてどうするの?」
陽乃「それにチェーンメールの件もそうだよ。
雪乃ちゃんは何かやった?何もやってないよね。
まず雪乃ちゃんはF組じゃないから満足な対応ができない。
それなのに犯人捜しだって自分だけ息巻いてたとか滑稽にしか思えないよ。」
陽乃「他には夏合宿だっけ。
あれは随分と危ない橋を渡ったよね。下手したら警察沙汰だったはず。
小学生同士のイジメなんて放置しておけばいいじゃん。
どの道、部外者のあなたたちは何かできるほど親しい関係じゃないんだし…
それよりも小学校側に子供を脅してたのがバレてたらどうなってたと思う?
全員なんらかの処分を受けてたよ。責任も取れないのによくもやらかすよね。」
姉さんはどこで知ったのかこれまでの奉仕部の活動の欠点をネチネチと上げていった。
何故あなたにそこまで言われなければならないの…?
それは全部私たちが頑張ってきた結果なのだから。
陽乃「私だって雪乃ちゃんが頑張っていたらこんな小姑みたく言わないよ。
問題はこれが全部比企谷くんの頑張ったことだから。
雪乃ちゃんたちはそんな比企谷くんにおんぶに抱っこ状態だったでしょ。
あなたたちはうまいこと彼に乗っかっただけなのが問題なの。」
結衣「そんなことない!私たちだって頑張ったし!」
陽乃「へぇ、それじゃあたとえば?言ってみなよ。」
結衣「それは…ほら…文化祭の時…
いなくなったさがみんをヒッキーが連れ戻すために…
私たちが時間稼ぎしてライブをやりました…」
由比ヶ浜さんの言葉を聞いて私は思い出した。
確かに私たちは彼に頼ってばかりではない。
文化祭の時、逃げ出した相模さんを比企谷くんが探すための時間稼ぎを行った。
あれこそ私たち奉仕部が一丸となって成し遂げたことのはずだ。
陽乃「ああ…あのライブ…」
陽乃「あれが…あなたたちが一丸となって頑張ったって…」
陽乃「プ…ププ…」
陽乃「アハハハハハハ!本当に笑わせてくれるね!!」
姉さんは先ほどみたくまた爆笑している。
何故笑うの…?
あなただってあのライブに参加していたはずなのに…
陽乃「あー、面白かった。けど今のは最高に笑えたよ。」
結衣「何で笑うんですか!あの時私たちは必死で時間稼ぎを…」
雪乃「由比ヶ浜さんの言う通りよ。
彼を行かせるために私たちは時間を稼いだ。その結果、彼は相模さんを探し出せた!」
その後、彼は相模さんに暴言を吐いて無理やり連れ帰った。
確かに比企谷くんのやり方はよくなかった。
けどそのことを姉さんに否定される筋合いはないはずだ。
陽乃「やっぱり文化祭の頃からあなたたちは歪んでいたんだね。」
雪乃「歪んでいたってどういうこと…?私たちは歪んでなんて…」
陽乃「おまけにこれまた自覚無しとは酷いね。」
姉さんは私に対して『歪み』を指摘した。
歪みなんて…一体…何のことなの…?
陽乃「そもそもあのライブだけど、
確かにお姉ちゃんも楽しかったよ。可愛い妹と壇上で一緒に歌えたし…
でも本来あれはちがうんじゃないかな?」
結衣「ちがうってどうしてですか…?」
陽乃「それじゃあ言うね。
相模ちゃんの依頼、引き受けたのは一体誰だったかな?」
雪乃「それは…私が…相模さんの依頼を引き受けたから…」
陽乃「そう、引き受けたのは雪乃ちゃんだね。
それならあの時、
相模ちゃんを探しに行くのは比企谷くんじゃなくて、
相模ちゃんから直接依頼を受けた雪乃ちゃんの役目になるよね。
それを何で比企谷くんに押し付けたの?」
確かに姉さんの言うことはある意味正しいのかもしれない。
けどそれは無理な話だ。
何故なら私は文化祭では副委員長の職務に携わっていた。
その私が持ち場を離れて相模さんを探しに行くことなんて不可能だ。
陽乃「なるほど、確かに副委員長の雪乃ちゃんが持ち場を離れちゃダメだよね。
もっともな言い訳だね。でもあの場には生徒会長のめぐりが居たよ。
だからあの場をめぐりに任せてあなたも探しに行くべきだったんじゃないかな?」
雪乃「そんなの…今更な話よ…
第一、私たちがいなければあのライブは成立しなかったはず…」
陽乃「ライブは私に任せれば良かったんだよ。
お姉ちゃんは雪乃ちゃんの分までフォローしてあげたよ。」
結衣「そんな…だってゆきのんがいたからあのライブは盛り上がったんだし!」
私と由比ヶ浜さん。私たち二人がいたからこそあの時間稼ぎは成功したはずだ。
けれど姉さんはそのことに納得などできるはずもなかった。
陽乃「うん、ライブは大成功。
あなたたちは学校のみんなから賞賛を浴びた。
それに相模ちゃんも逃げたという汚名を被せられることもなく文化祭を全うできた。
うん、よかったね。」
雪乃「いい加減冷やかすのはやめなさい。何が言いたいの!」
陽乃「それじゃあ言うよ。雪乃ちゃんたちは…」
「卑怯だよね…」
姉さんは私たちのことを卑怯と罵った。
何で…どうしてあの女みたいなことを言うの…?
陽乃「雪乃ちゃん…
比企谷くんが相模ちゃんを見つけ出せると期待したのはよかったよ。
けどその後、比企谷くんがどうやって相模ちゃんを呼び戻せると思ったの?」
雪乃「それは…彼が…」
陽乃「改めて考えてみれば無理な話だよね。
文実のスローガン決め会議で比企谷くんは相模ちゃんに暴言を吐いた。
それであの時の比企谷くんと相模ちゃんの仲は最悪だったはず。
そんな比企谷くんじゃ相模ちゃんを連れ戻すのは普通に考えれば不可能だよ。」
そういえばそうだった。
スローガン決めの会議で彼は相模さんに暴言を吐いた。
確かに姉さんの言うように、
あの時の比企谷くんでは相模さんを連れ戻すなど普通なら不可能なはずだ。
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