元スレ八幡「初詣?」小町「うん!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 :
>>200
気持ちわるっ
202 :
いやあのね、何でこの期に及んで尚「自分の理由」が先なのかと
拒絶したのはそちらでしょうにと
いかに八幡を「自分達のモノ」扱いしているのか良く分かる
問題はこのSS独自の設定じゃなく原作もそうだというところなんだよなぁ
203 :
ここで奉仕部残ったら八幡じゃない
204 :
>>202
まあ、現実世界でも、優等生も一般生徒もいざって時には動かず、動いたものが失敗したら責めるってのを揶揄してる作品でもあるし、多少はね?
205 = 193 :
八幡「…………」
雪乃「今更何を言っているんだと思ってる顔ね」
八幡「いや、そんな…………」
雪乃「でもまずは私の、私達の今の気持ちを知ってほしかったの」
八幡「…………」
雪乃「比企谷くんはどうなのかしら?」
八幡「え?」
雪乃「比企谷くんは『自分は奉仕部にいないほうがいい』とか『辞めるべきだ』とか言い続けていたわね。だけどあなた自信の気持ちをまだ聞いていないわ。比企谷くんは奉仕部を本気で辞めたいのかしら?」
八幡「………………」
雪乃「沈黙は否定と受け取るわよ」
八幡「好きにしろ。どうせ俺は来週から来ないだけだ」
雪乃「ではなぜそんなつらそうな表情をするの?」
八幡「つらそうって、俺はいつもと変わんねえよ。お前に俺の何がわかるんだ」
雪乃「ええ、わからない。だから」
八幡(雪ノ下はそこで言葉を切り、立ち上がって俺の方にやってくる)
雪乃「知らずに色々言ってしまってごめんなさい。そして、あなたのことを近くでもっと知りたいわ。お願いします比企谷くん、奉仕部を辞めないでください」
八幡「ゆ、雪ノ下…………」
八幡(あの、雪ノ下が。俺に頭を下げた、だと……?)
208 :
>>191
ビギナ・ギナみたいに言うなよw
209 :
1乙。
>>201この1が過去に身体壊してるのに無理して書き続けた過去があるから、当時から読んでる奴らには深く愛されているよ。
210 :
>>209
>>200本人乙
句読点とかやめたほうがいいよレスの仕方とかですぐわかるから
211 :
安定の俺ガイジSS
212 :
気持ち悪い奴に粘着されてんなww
213 :
>>209
事実だとしてもその事実自体がキモいわ
214 :
追い付いた。面白いからつづけてくれ~
215 :
結衣「ヒッキー! あたしも、ごめん!」
八幡「な、何でだよ。お前らが頭を下げる必要なんてどこにもないだろ?」
雪乃「いいえ。あなたがいなかったらどうにもならないことが多々あった。それなのに私達はあなたに悪態ばかりついていたわ」
八幡「俺のやったことなんて微々たるもんだ。むしろ余計なことをしてしまったまである」
結衣「そんなことないよ!」
雪乃「仮にそうだったとしても、何かの為に行動しようとしたこと自体は認めるべきなのよ。それなのに何もできなかったこともある私が否定することは間違っているわ。だから、ごめんなさい」
八幡「雪ノ下…………」
八幡(そこでようやく雪ノ下は頭を上げる。合わせて由比ヶ浜も)
雪乃「以前言ったわよね。あなたのやり方が嫌いだと」
八幡「ああ」
雪乃「でもそれだけで通じるはずがなかったのよ。だから今から真意を言うわ」
八幡「真意?」
雪乃「比企谷くん、私はあなたに傷付いてほしくないの」
八幡「!」
雪乃「もしあなたが傷付かなければならないときは、その前に私達に相談してほしかった。他に方法がなくても一緒に傷付いてあげたい。せめて、覚悟を決めておきたい」
八幡「ゆ、雪ノ下…………」
216 :
上げて落とす…。
八幡がんばれ!
217 = 215 :
雪乃「例えあなたが犠牲になるのが最善だとしても、あなただけが勝手に一人で傷付くのはもう嫌なのよ」
八幡「……………………俺は犠牲になったつもりも、傷付いてるつもりも、ない」
雪乃「…………」
結衣「…………」
八幡「例え結果的にそうなったとしても、何人も傷付くより一人の方が効率的だろ」
結衣「違うよヒッキー! あたし達はヒッキー一人が傷付くのが嫌なの!」
雪乃「それによって結局は私達も傷付いてしまうの。だから…………」
八幡(二人はそこで言葉を放つのを止め、じっと俺を見る)
八幡(何でだよ。何でそこまで俺のことを気にするんだよ)
八幡(沈黙とこの空気に耐えきれず、俺はつい冗談めかしたことを言ってしまった)
八幡「何、お前ら俺のこと好きなの?」
雪乃「…………そうかもしれないわね」
八幡「はぁっ!?」
218 = 215 :
雪乃「異性としてかどうかはともかく、あなたのことは嫌いではないわ」
八幡「あ、ああ」
八幡(恋愛感情抜きでってことか、びっくりした…………)ドキドキ
雪乃「何度も言うけれど、私はあなたに奉仕部にいてもらいたいの。少しでも未練が残っているのなら、辞めないでほしいわ」
結衣「あたしも…………ヒッキーがいない奉仕部なんてやだよ…………」
八幡「雪ノ下…………由比ヶ浜…………」
八幡(俺は、どうすべきなんだろうか。どうしたいんだろうか)
八幡「…………」
雪乃「…………」
結衣「…………」
八幡「なあ、雪ノ下」
雪乃「何かしら?」
八幡「俺ってさ、まともな人間になれたかな?」
結衣「え、突然どしたの?」
八幡(由比ヶ浜が疑問の表情を浮かべる。しかし雪ノ下は何かを理解したように微笑んだ)
雪乃「あの頃よりはマシになっているでしょうけど、まだまだよ」
八幡「そっか…………」
結衣「ゆ、ゆきのん、そんなこと言ったら…………」
雪乃「つまり私への依頼もあなたの入部目的も達成できていないということね」
結衣「え?」
八幡「どっちかっつうと平塚先生の目的だし俺は強制入部みたいなもんだけどな。でも達成できてないか…………なら辞められない理由が出来ちまったな」
219 :
はい、撤収
220 :
普段から悪態つきまくってないでこんだけ素直ならかわいいんだけどなあ
221 :
結局辞めないのか
どこぞのアイドルみたいだな
222 :
亀より遅い進行速度なのに、展開まで糞になってきたとか…
224 :
自分の望まない展開にクソって言ってればいいんだから読者様は楽でいいよな
黙って読むのやめりゃいいのにかまってちゃんかよ
225 :
八幡(あのあとはだいぶ以前の奉仕部に戻った気がする。いや、多少の変化もあったか)
八幡(二人の俺に対する態度が柔らかくなった。しかも無理している様子もなく、ごく自然に)
八幡(しかし結局葉山グループが絡んでくるのを何とかしろという依頼は引き受けてもらえなかった。真人間になるために人付き合いをしろと言われたのだ。どうすっかなぁ…………)
八幡(雪ノ下達と別れてそんなことを考えながら駐輪場に向かう。もう学校に残っている生徒もほとんどいないのか、ポツンと俺の自転車が取り残されていた。いつもなら持ち主と同じぼっちだなと思うところだったが)
姫菜「はろはろ~、こんなとこで奇遇だねヒキタニくん」
八幡「…………これが偶然だっていうなら世の中全部偶然になるんだろうな」
八幡(海老名さんがそこにいた。ていうか俺の自転車の荷台に座って足をぶらぶらさせていた)
226 :
読者の方が根性ねじ曲がってますね…
227 = 225 :
八幡「えっと、誰か待ってるのか?」
姫菜「うん。たった今相手が来たところだよ」
八幡「そりゃ良かった。んじゃ俺は帰るから。また」
姫菜「コラコラ。どうみてもヒキタニくん待ちに決まってるじゃないの」
八幡「嘘だな。クラスメイトの美少女が俺如きを待つなんてラノベみたいなことが起こるはずがない」
姫菜「この前ファミレス行く前に起きたばっかりでしょ…………それにラノベみたいっていうならヒキタニくんこそじゃない」
八幡「?」
姫菜「普通の学校にはない変な部活に入って部員は女の子達、なんてラノベ以外の何物でもないよ」
八幡「…………た、確かに」
八幡(まあ決定的に違うのは俺が全然モテないってことなんですけどね。俺には主人公補正が働いてないようだ)
姫菜「でも御世辞でもヒキタニくんに美少女って言われたのは嬉しいな」
八幡「…………悪い、キモいこと言ったな」
姫菜「嬉しいって言ってるでしょ」
八幡「フォローとかはいらないから。で、何の用だ?」
姫菜「むー…………ま、いいや。ヒキタニくん、私とデートしない?」
八幡「…………は?」
228 :
円満に終わって欲しいやで
229 :
とりあえず海老名さんルートだけ完遂してくれ
...海老名さんルートだよな?
230 = 225 :
八幡(デート? デートって言ったか? 俺に?)
八幡「…………」
姫菜「おーいヒキタニくん、何か反応してよー」
八幡「…………すまん。俺はまだ未成年だから連帯保証人にはなれないんだ」
姫菜「別に変なこと企んでるわけじゃないってば」
八幡「それに将来は専業主夫だからな。どっちにしろ連帯保証人にはなってやれない」
姫菜「いや、ヒキタニくん頭は悪くないんだから社会に出ようよ。なんてね」
八幡「…………で、結局何なんだよ?」
姫菜「うん、まあ今のやりとりもちょっとだけ関係あるけどさ、明日か明後日暇? 良かったら映画一緒に見に行かない?」
八幡「…………ああ、あれか」
姫菜「うん。メメラギの映画」
八幡「違うからね。BL要素一切感じられない作品だからねあれ」
姫菜「男が二人いたらそれだけで充分じゃない!」
八幡「いきなり力説されても反応に困る!」
姫菜「で、どう?」
八幡「……何で俺を誘うの? 海老名さんなら男女問わず知り合い多いだろ」
姫菜「んー、そりゃ優美子達のおかげで友達はたくさんいるけど、こっちの趣味の人ってあまりいないんだよね」
八幡「まあ三浦からの関係ならそうだろうな」
231 = 225 :
八幡(デート? デートって言ったか? 俺に?)
八幡「…………」
姫菜「おーいヒキタニくん、何か反応してよー」
八幡「…………すまん。俺はまだ未成年だから連帯保証人にはなれないんだ」
姫菜「別に変なこと企んでるわけじゃないってば」
八幡「それに将来は専業主夫だからな。どっちにしろ連帯保証人にはなってやれない」
姫菜「いや、ヒキタニくん頭は悪くないんだから社会に出ようよ。なんてね」
八幡「…………で、結局何なんだよ?」
姫菜「うん、まあ今のやりとりもちょっとだけ関係あるけどさ、明日か明後日暇? 良かったら映画一緒に見に行かない?」
八幡「…………ああ、あれか」
姫菜「うん。メメラギの映画」
八幡「違うからね。BL要素一切感じられない作品だからねあれ」
姫菜「男が二人いたらそれだけで充分じゃない!」
八幡「いきなり力説されても反応に困る!」
姫菜「で、どう?」
八幡「……何で俺を誘うの? 海老名さんなら男女問わず知り合い多いだろ」
姫菜「んー、そりゃ優美子達のおかげで友達はたくさんいるけど、こっちの趣味の人ってあまりいないんだよね」
八幡「まあ三浦からの関係ならそうだろうな」
232 :
ガハマのウザさ満点だわ
233 = 225 :
姫菜「で、明日明後日ってさ、駅前の映画館はカップル割やってるの」
八幡「なっ…………」
姫菜「どうせなら少しでもお得で見たいじゃない。知り合いであの映画見そうな男子っていったらヒキタニくんが思い付いたからさ」
八幡「…………でも、戸部に悪いだろ」
姫菜「本気で思ってる?」
八幡「理由の一つではあるだろ」
姫菜「うーん、ちょっと映画代が安くなる程度じゃヒキタニくんの心は動かないか。じゃあ交換条件を出すよ」
八幡「交換条件?」
姫菜「うん。もし私とデートしてくれるなら、月曜日に優美子がヒキタニくんとお昼一緒しようとしてるのを止めさせてあげる」
八幡「う…………」
八幡(正直ちょっと心惹かれるな…………というかこの誘いって別に俺にデメリットないよな? 海老名さんだったらそこまで悪巧みなんかしないだろうし)
八幡「わかったよ。そのお誘い、受ける」
姫菜「ホント? ありがとうヒキタニくん」
234 = 225 :
八幡「急で悪いけど出来れば明日の方がいいな。日曜日はゆっくりしていたい」
姫菜「おっけ。帰ったら時間調べてメールするね」
八幡「おう」
姫菜「…………」
八幡「…………」
八幡(そこで話は終わりのはずだ。なのに海老名さんはまだ俺の自転車の荷台から降りようとしない。どころか何かを期待するようにこっちを見ている)
八幡「…………俺でよければ近くまで送っていこうか?」
姫菜「ホント!? いやーヒキタニくんがそんなこと言ってくれるなんて夢にも思わなかったなあ」
八幡「白々しい…………いや、断ってくれて全然構わないから」
姫菜「そんなことしないって。よろしくー」
八幡(海老名さんはようやく一旦荷台から降りる。俺が鍵を外してサドルを跨いだところで再び荷台に座り、俺の身体にしがみついてきた)
八幡「じゃ、じゃあ行くから。ちゃんと掴まっててくれ」
姫菜「うん。お願いしまーす」
八幡(俺は背中に暖かさを感じながらペダルを踏み出す)
235 :
偽告白後の八幡に海老名が擦り寄る展開がまったく理解できない…
236 :
>>235
心配すんな俺もだ
けどそれを言ったらほとんどのSSがないわーってなる
特に奉仕部二人がクズ化するやつとか三浦や城廻とくっつくやつとかな
237 :
むしろ戸部の気持ちを考えて海老名とだけは絶対に付き合わないと思うが
239 :
>>235
初詣の時の人助けがフラグなんじゃね?あるいは偽告白の罪滅ぼしのつもりとか
まぁ最後まで待とうや
240 :
>>232
ウザいからレスしないでね
241 :
>>240
お前もウザいよ
レスするな
242 :
ありえないからこそ海老名さん√が輝くんだろ?
243 :
まあ同じ有り得ないでも葉山が雪乃と付き合うSS書かれたらありえないって叩かれるんですけどね
244 :
そりゃあり得ない度数が桁違いだからな。
245 :
八幡が雪ノ下か由比ヶ浜以外と付き合うよりかよほどあり得ると思うがなあ。SS的な話でね
なんでそんなに一々発狂するのか分からない
246 :
いかん!そいつには手を出すな!
247 :
小町「えっ! デート!?」
八幡(明日デートしてくるから、とメシ時に小町に話すと大袈裟に驚く。いや、大袈裟でもないか。俺の口からデートだなんてな)
八幡「まあ一緒に出掛けるってだけなんだが…………一応向こうはデートって表現してきたから」
小町「だ、誰と? もしかして最近お兄ちゃんラブな海老名さん?」
八幡「何だよラブって。確かに海老名さんだけど」
小町「なあんだ、やっぱりお兄ちゃんのことが好きだったから構ってきてたんだね」
八幡「だからそれはねえよ。だいたい奉仕部に戻そうとさせる意味がないだろそれだと」
小町「そっか…………と、ところでお兄ちゃん。奉仕部は、辞めちゃったの?」
八幡「ん? ああ、いや、何だかんだ残ることにした。雪ノ下達も引き留めてきて色々話し合った結果な」
小町「あ、そうなんだ。でも、その…………」
八幡「安心しろ、もう蟠りも何もねえから。お互いの思ってたことぶちまけたし。それでも前より関係は良くなったと思う」
小町「そっか、良かった…………本当に、良かった」
八幡(小町は安堵のため息を吐き、ニコッと笑う。我が妹ながら可愛いぜまったく)
248 = 247 :
小町「じゃああとはその海老名さんに関してかな。結局何でお兄ちゃんに構うかは聞いてないの?」
八幡「ああ。今日送ってる途中に聞いたんだが、『明日教えてあげる』って言われてな。ますます一緒に出掛けるのを断れなくなっちまった」
小町「ふうん………………え、送ってる途中? お兄ちゃん海老名さんと一緒に帰ってたの?」
八幡「あっ…………い、いや、たまたま帰り道に会ってだな……」
小町「お兄ちゃん奉仕部に残ってたのなら遅くまで学校にいたんだよね? 海老名さんて部活も委員会もやってないって聞いてたけどたまたま一緒になるの?」
八幡「う…………」
八幡(しかし『俺を待っていたんだ』とは言いづらい。何かの用事のついでだったのかもしれないし。そもそもあのくらいの用事ならメールで済むはずなんだよな)
小町「うーん、気になって受験勉強どころじゃないよ。ちゃんと明日話聞いてきて教えて!」
八幡「あ、ああ。話せる範囲でな」
小町「で、明日はどこに行く予定なの?」
八幡(メシを食い終わったあとも小町に根掘り葉掘り聞かれてしまった。別に海老名さんに他意はなく、目に付いた俺を誘っただけだと思うんだがなあ)
249 :
とりあえず目に付いた男を誘うとかとんでもないビッチ扱いだな!
250 :
しかしこれで海老名さんと付き合うことにでもなったら奉仕部の女たちはどうするんだ?
せっかく素直になったのに、肝心の美味しいところは部外者がかっさらうんだぜ……
みんなの評価 : ☆
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