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    元スレ八幡「今日から高校生か」

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    101 :

    サイゼが八幡を変化させたか。

    今後、葉山が何らかのキーマンになりそうな気がする。

    102 :

    乙でした
    ここからまさかのガハマ折本化&クラスメイト屑化とかやめてよね

    103 :

    同日夜 自宅


    小町「お兄ちゃん、どうしたの?」

    八幡「なにが?」

    小町「目が腐ってないよ!」

    八幡「…………は?」

    小町「眼球移植でもしてきたの!?」

    八幡「してないから。ていうか目が腐ってないって」

    小町「いいから手鏡で見てみなよ!」

    八幡「どれどれ。…………本当だ」

    小町「こんな普通な目をしてるお兄ちゃん見るの中学以来かも」

    八幡「そんな長い期間腐ってたのか」

    小町「何かいいことでもあったの?」

    八幡「仲間を見つけたくらいか」

    小町「仲間?」

    104 = 1 :

    バス


    結衣「ヒッキー、やっはろー、ってあれ!?」

    八幡「な、なんだ?」

    結衣「」ジー

    八幡(そ、そんな見られたら照れちゃうよぉ///)

    結衣「何か雰囲気が違う?」

    八幡「雰囲気?」

    結衣「うん。……あっ、目が綺麗になってる!」

    八幡「みたいだな。昨晩、小町にも言われたよ」

    結衣「どうして綺麗になったの?」

    八幡「……さぁな」

    105 = 1 :

    結衣「自分でもわかんないんだ。……でも、前よりカッコいいと思うよ」

    八幡「」

    結衣「あっ///」

    八幡「っ///」

    結衣「ご、ごめん」

    八幡「いや」

    結衣「でもカッコいいのは本当だよ」

    八幡「お、お前、よくそういうこと言えるな……」

    結衣「だ、だってホントのことだし」

    八幡「うっ。……あ、あんまり男子に言わない方がいいぞ。勘違いしちゃうから」

    結衣「誰にもは言わないし!」

    106 = 1 :


    教室


    「結衣、昨日はどうだった?」

    結衣「うん。カラオケで歌いまくって楽しかったよ」

    「カラオケか。比企谷くんの歌声に聞き惚れた?」

    結衣「べ、別に聞き惚れてないし! う、歌は上手かったけど……」

    「へー。比企谷くん、歌上手いんだ」

    結衣「うん。バンドのヴォーカルでもおかしくないくらい!」

    「そ、そっか。それで今日は一緒に登校しなかったの?」

    結衣「トイレに寄ってくって。そろそろ来ると思うよ」


    八幡「」ガラガラ


    結衣「あ、来た。ヒッキー、こっち来てー」

    107 = 1 :

    八幡「ん?」

    「」

    八幡「女子さん、おはよう。由比ヶ浜。なんか用か」

    結衣「昨日のカラオケの話しててね」

    八幡「そうか」

    「比企谷くん、雰囲気変わった?」

    結衣「わかる? 目が綺麗になってるでしょ」

    「本当だ。なんか生気が戻ったような」

    八幡(今まではなかったのかよ……)

    (これは結衣にライバルが出来る可能性もあるかもね)

    「結衣、他の女に取られないでよ」

    結衣「え」

    108 = 1 :

    放課後


    八幡(今日は色んな人に目のこと言われたな。そんなに違って見えるのか)

    八幡(ていうかグループ以外のクラスメイトの名前が、……っ)

    八幡(グループか。まさか俺がグループに加わるなんてな)


    結衣「ヒッキー、かえろ」


    八幡「ああ。今日はどこにも寄らなくていいのか?」

    結衣「うん。昨日のカラオケと今日の質問攻めで疲れてるでしょ」

    八幡「」

    結衣「だから今日はあたしもまっすぐ帰る」

    八幡「……俺以外に遊ぶ相手いないのかよ」

    結衣「い、いないし。ヒッキーだってあたし以外いないでしょ!」

    109 = 1 :

    八幡「そうだな。由比ヶ浜以外はいないな」

    結衣「っ///」

    八幡(俺のことをよく見てくれる人もな)


    担任「お、比企谷。まだいたか」ガラガラ


    八幡「先生、どうしたんすか」

    担任「お前に言い忘れてたことあってな」

    八幡「はぁ」

    担任「お前、事故で体力テスト受けてないだろ」

    八幡「そうすね」

    110 = 1 :

    担任「急で悪いが明日の放課後に行うことにしたから」

    八幡「随分急っすね」

    担任「明日、体育館が急に半面空いてな。バスケ部が練習試合で他校に行くことになったんだ」

    八幡「わかりました」

    担任「それじゃ気をつけて帰れよ。由比ヶ浜もな」

    結衣「あ、はい!」

    八幡「体力テストか。面倒臭いな」

    結衣「ヒッキー、運動嫌いだもんね」

    八幡「ああ。んじゃ帰るか」

    結衣「うん」

    111 = 1 :

    翌日 放課後


    八幡「由比ヶ浜、先に帰っていいからな」

    結衣「ううん。あたしも付き合うよ」

    八幡「なぜに」

    結衣「ヒッキーが運動してるところ見たいから」

    八幡「……っ」

    八幡(こいつは本当にストレートに……)

    結衣「駄目?」

    八幡「見ても面白くないからな」

    結衣「大丈夫。ヒッキーが面白くないのは知ってるから!」

    八幡「ぐはっ」

    八幡(こいつ、飴と鞭が激しすぎるだろ)

    112 = 1 :

    体育館


    八幡「よろしくお願いします」

    担任「おう。由比ヶ浜は付き添いか?」

    結衣「はい。駄目ですか?」

    担任「いや、いいよ。それにしてもお前らは本当に仲が良いな」

    結衣「はい!」

    八幡「……」

    担任「それじゃまずは身体測定だな」

    八幡「うす」

    八幡(身体測定か。170超えてるといいな)


    「お、比企谷くん。体力テスト?」


    八幡「ああ。俺のことは気にせずに部活に集中しててくれ」

    「もちろん。比企谷くんも頑張ってな!」

    八幡(なんか眩しい。これが部活動力か)

    113 = 1 :

    測定中


    八幡(170,5センチか。超えててよかった)ホッ

    担任「それじゃ次は体重測るぞ」

    八幡「うす」

    八幡(体重は55キロくらいか。確か中三の時は53キロだったよな)

    担任「49キロか」

    八幡「」

    担任「比企谷、軽いな」

    八幡(50キロねぇのかよ……)

    結衣「ヒッキー、痩せすぎだし」

    八幡「ぐっ」

    担任「まあ、事故で入院してたから筋力が落ちたんだろ」

    八幡「そ、そうすよね。いずれ筋力がつけば体重も平均に……」

    結衣「ヒッキー、帰宅部じゃん」

    八幡「」

    114 = 1 :

    30分後


    担任「次はシャトルランな」

    八幡(持久力使うのは苦手だ)

    結衣「ヒッキー、がんばれー!」


    「ん?」

    部員「どうした?」

    「比企谷くんがシャトルランやるみたい」

    部員「比企谷くん? ああ、例のヒーローさんか」

    「お前、知ってんの?」

    部員「ああ。うちのクラスでも有名だぞ」

    「へー」

    部員「ていうか彼女の応援ありとか羨ましすぎんだろ」

    (彼女? ああ、由比ヶ浜さんのこと。周りから見たらそう見えるんだろうな)


    担任「よーいスタート!」

    115 = 1 :

    10分後


    八幡「ぜぇぜぇ」

    担任「折り返し回数69回か」

    結衣「ヒッキー、大丈夫?」

    八幡「だ、大丈夫、じゃ、なぃ……」


    部員「体力はないみたいだな」

    「うん。事故で入院してたし仕方ないんじゃね?」


    担任「それじゃ少し休憩にするか」

    八幡「う、うす……」

    結衣「あたし、ポカリ買ってくるね!」

    116 = 1 :

    1時間後 グラウンド


    担任「よし、これで体力テスト終了だ。お疲れさん」

    八幡「お、お疲れさました……」

    担任「それじゃ俺は職員室に戻るから。由比ヶ浜、比企谷のこと頼んだぞ」

    結衣「はい!」

    八幡「ひぃひぃ……」

    結衣「ヒッキー、ベンチで少し休もっか」

    八幡「あ、ああ……」

    結衣「ヒッキー、足速いんだね。50M走、6秒2って凄すぎだし!」

    八幡「ど、どうも……」

    117 = 1 :

    ベンチ


    八幡「悪いな。帰り遅くなっちゃうな」

    結衣「ううん。あたしが付き合いたいって言ったんだし」

    八幡「見てても面白くなかっただろ」

    結衣「そんなことないよ。ヒッキーが運動してるところ見れてよかった」

    八幡(由比ヶ浜がいなかったら適当に流すつもりだったんだけどな)

    結衣「あたしは運動音痴だからちょっと羨ましいかも」

    八幡(あんな真剣に応援されたら手抜けないよな)


    戸部「お、比企谷くんに結衣じゃん」


    結衣「あ、戸部っち。部活終わり?」

    118 = 1 :

    戸部「そうそう。比企谷くん、体力テストどうだったん?」

    結衣「それがね、50M走、6秒2だったんだよ!」

    戸部「マジか。俺より速いわー」

    八幡「それ以外は平均だったけどな」

    戸部「足が速いだけで十分っしょ。子供は足が速いだけでモテるって聞くし」

    八幡「それ小学校だろ」

    八幡(俺はモテなかったけどな。逆になんで比企谷なんかが足速いのと引かれたまである)

    戸部「んじゃ俺はそろそろ行くわ」

    八幡「おう」

    結衣「またねー」

    119 = 1 :

    帰りのバス


    八幡「」ウトウト

    結衣「ヒッキー、眠いの?」

    八幡「……あぁ、眠くあぃ……」

    結衣「何言ってるか聞き取れないし」

    八幡「……おぉ……」

    結衣「寝ちゃ駄目だよ。乗り過ごしちゃうよ」

    八幡「……」

    結衣「ヒッキー?」

    八幡「」スースー

    結衣「」

    120 = 1 :

    20分後


    結衣「ヒッキー、着いたよ」ユサユサ

    八幡「……お、おぅ……」

    結衣「降りるよ」

    八幡「……そ、そうだな……」


    バス停


    八幡「それじゃ行く…………ん? なんで由比ヶ浜がここで降りてんだ?」

    結衣「だってあたしが先に降りたら、寝過ごしちゃうかと思って」

    八幡「え」

    結衣「それじゃまた明日ね」

    八幡「待て待て。歩いて帰るのか?」

    121 = 1 :

    結衣「うん」

    八幡「なら送っていく」

    結衣「いいよ。ヒッキー、体力テストで疲れてるし」

    八幡「けどな」


    小町「ありゃ、二人ともこんなところでどしたの?」


    八幡「小町?」

    結衣「小町ちゃん?」

    小町「結衣さん。お兄ちゃんにうちに誘われたりしたんですか?」

    結衣「ち、違うよ。あのね……」

    122 = 1 :

    説明後


    小町「なるほど。愚兄がご迷惑おかけしてすみませんでした」

    結衣「あ、謝らなくていいよ。あたしが付き合っただけだし……」

    八幡「それより小町は何で遅くなってんだ?」

    小町「生徒会の仕事だよ」

    結衣「小町ちゃん、生徒会してるの? すごーい!」

    小町「内申点稼ぐためです!」

    結衣「そ、そうなんだ……」

    小町「はい。それじゃお兄ちゃん、結衣さんを送ってきなさい」

    123 = 1 :

    結衣「でも歩いて20分もかかるし……。大丈夫だから」

    小町「自転車で送ってけばいいんじゃないですか」

    結衣「え」

    小町「ね、お兄ちゃん」

    八幡「そ、そうだな……」

    結衣「でもヒッキー、危ないからって自転車は禁止されてるんじゃ」

    小町「…………は?」

    八幡「」ギクッ

    小町(ははーん。そういうことか)

    124 = 1 :

    小町「結衣さん、大丈夫です。両親は帰りが遅いので今ならばれません」

    結衣「で、でも……」

    小町「ね、お兄ちゃん?」

    八幡「えっと……」

    小町(ワカッテルヨナ)

    八幡(って顔してるよ。怖いよぉ……)

    八幡「そうだな。任せろ」

    小町「うん!」

    125 = 1 :

    自宅


    八幡「んじゃ行くか」

    結衣「う、うん」

    小町「結衣さん、しっかり捕まって下さいね。抱きしめるくらい強く」

    結衣「ふぇっ!?」

    八幡「……行くぞ、由比ヶ浜」

    結衣「あ、うん。それじゃまたね」

    小町「はい。またです! お兄ちゃん」

    八幡「」ビクッ

    小町「帰ったらお話してね」

    八幡「……はい」

    126 :

    移動中


    結衣「ヒッキー、大丈夫?」

    八幡「なにが?」

    結衣「その、あたし、重たくない?」

    八幡「いや、全然」

    結衣「ホントに?」

    八幡「本当だ。それより小町が変なこと言って悪かったな」

    結衣「ううん。あたしの方こそ疲れてるのにごめんね」

    八幡「いや、寝てた俺が悪い。だから由比ヶ浜が謝る必要はない」

    結衣「……うん」

    八幡「今日は色々とありがとな」

    結衣「ど、どういたしまして、でいいのかな? えへへ」

    127 = 1 :

    今回はここまで
    鬱展開はないです

    128 :

    乙です
    鬱展開なんてあってたまるか

    131 :

    鬱展開は要らないけど、何らかの波乱はあってほしい。

    132 :

    >>131
    目が腐らなくなったことでほんの少しモテだしてガハマさん嫉妬とかくらいの波乱はほしいね

    133 :

    乙でした
    波乱はほら、ららぽで折本&仲町と遭遇させて暴言を吐かせれば(ry

    134 :


    実際の高校生や先生はこんなもんだよな

    135 :

    ゆきのんはいらないです

    136 :

    おつ

    >鬱展開なし
    やったぜ

    137 :

    鬱展開なしということは雪ノ下は出ないのか

    138 :

    やっぱりこういうほのぼのが一番だな。ゆきのんバージョンも見たいなぁ

    139 :

    奉仕部に連行される理由がないもんな
    リア充め

    140 :

    目が腐ってないなら奉仕部への入部はなさそうだな
    でも事故があるからどっちにしても雪乃との接点はあるのか

    141 :

    優しい世界ほんとすこ

    142 :

    間違っていない高校デビューだね

    143 :

    たまにはこんなssもいいね
    いや別にカオスが好きなわけでもないけど

    144 :

    女子Aが舌打ちしてたのが、私気になります!

    145 :

    >>144
    それ別スレのやつだろ

    自己犠牲精神が働いて仲間のために助けるかっこいい八幡とか見てみたいな

    146 = 144 :

    ごめん素で間違えた…半年ROMってる

    147 :

    5月中旬


    モブ「由比ヶ浜さん、俺と付き合って下さい!」

    結衣「え、えっと……」

    モブ「お願いします!」

    結衣「ご、ごめんなさい。無理です……」

    モブ「……やっぱり比企谷と……」

    結衣「ごめんね!」タタタッ

    モブ「……くそっ」

    モブ(なんでアイツなんかと……)

    148 = 1 :

    教室


    戸部「あー、やべーわ。マジでやべーわ」

    八幡「何がやばいんだ?」

    戸部「そりゃ中間テストに決まってるっしょ」

    八幡「そういえば来週から始まるのか」

    「やばいよ……」

    八幡「勉強苦手なのか? でも総武に入ってるわけだし苦手なわけないよな」

    戸部「苦手というより嫌いっつーか。そりゃ中三の時は受験勉強しまくったけど」

    「俺も俺も。もうあんな勉強したくない」

    八幡「でも赤点取ったら補習だろ。お前の好きな部活が出来なくなるぞ」

    149 = 1 :

    「うっ」

    八幡(まあ、俺も数学はやばいんだが)

    戸部「んじゃみんなでテスト勉強すんべ!」

    「おー、それいい! 絶対うちに帰ったらしないだろうし!」

    八幡「いや、しろよ……」

    戸部「比企谷くん、文系は得意だべ。だから俺たちと教えてくれよ」

    「お願いシャス!」

    八幡「嫌だ面倒くさい」

    戸部「そんな冷たいこと言わないでさー」

    150 = 1 :

    「頼むよー」


    「アンタ達、比企谷くんが嫌がってるでしょ。自分で勉強しなさいよ」


    「自分でできねーから言ってんじゃん」

    戸部「そうそう。てか女子さん、数学得意だから比企谷くんも教えてもらえばいいんじゃね?」

    八幡「……数学得意なのか?」

    「まあね。数学苦手なの?」

    八幡「まー、その……」

    「へー。意外。それじゃ結衣と三人で勉強する? あたしも国語教えて欲しいし」

    八幡「そうだな」


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