のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,894人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ八幡「今日から高校生か」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 :

    昼休み


    結衣「ヒッキー、一緒に食べよう」

    八幡「あー、購買行ってくるから先に食べてていいぞ」

    戸部「なら俺が行ってくるべ」

    八幡「え」

    戸部「比企谷くん、その足じゃ大変だべ」

    八幡「いや、流石に悪いだろ」

    戸部「俺も購買でパン買うし。ついでだし」

    八幡「そうか。それじゃ適当に二つくらい頼む。500円で足りるか?」

    戸部「十分足りるっしょ。んじゃいってくら!」

    52 = 1 :

    結衣「戸部っち、いってらっしゃい!」

    八幡「……」

    「さー、お昼食べよう!」

    「アンタ、いつもお弁当大きすぎでしょ」

    「うるさいなー。大きくなるにはこれくらい必要なんだよ」

    八幡「いつも四人で食べてるのか?」

    結衣「うん。今日からは五人だね」

    八幡「そ、そうか……」

    結衣「……?」

    「比企谷くんはお弁当作ってもらえないの?」

    53 = 1 :

    八幡「両親が共働きだからな」

    「そっかー。でもうちの学校パンの種類少ないから飽きるかもよー」

    八幡「そん時はコンビニで何か買ってくるさ」

    「結衣のお弁当は相変わらず美味しそうだよねー」

    結衣「そうかなー」

    「由比ヶ浜さん、俺の卵焼きとから揚げ交換してくんない!?」

    結衣「駄目だし。ていうか昨日も交換したじゃん」

    「うっ」

    「結衣に迷惑かけないの。アンタはさっさと食べなよ」

    八幡「……」

    54 = 1 :

    放課後


    結衣「やっと一日終わったね。疲れた?」

    八幡「そうだな。さすがに初日だからな」

    結衣「だよね。それじゃ帰ろっか」

    八幡「…………ん?」

    結衣「帰んないの?」

    八幡「いや、帰るけど。一緒に帰るのか?」

    結衣「そうだよ?」

    八幡「……」

    結衣「ほらバス来ちゃうからいこ」

    55 = 1 :

    バス停


    八幡「もしかして明日も一緒に帰るのか?」

    結衣「そうだよ。どうせ同じバスなんだし」

    八幡「それじゃ朝は途中で降りてうちに来たのか?」

    結衣「ううん。学校からはあたしんちの方が近いから。歩いて来たけど」

    八幡「」

    結衣「どうしたの?」

    八幡「……な、なんでそこまで……」

    結衣「なんだってヒッキーと一緒に登校するために決まってるじゃん」

    八幡「いや、だから俺なんかの為にそんな面倒なことを……」

    結衣「別に面倒だとは思ってないよ。それに歩くのもいい運動になるじゃん」

    八幡「……」

    結衣「ほら、あたしって帰宅部でバス通学じゃん。サブレの散歩だけじゃ足りないっていうか」

    八幡「……」

    56 = 1 :

    自宅 リビング


    八幡「……」

    小町「ただいまー」

    八幡「おう。おかえり」

    小町「お兄ちゃん、学校どうだった?」

    八幡「……変な感じがした」

    小町「変な感じ?」

    八幡「何か初めてのことばかりで戸惑う」

    小町「つまりどういうこと?」

    八幡「えっとだな……」

    57 = 1 :

    説明後


    小町「なるほど」

    八幡「由比ヶ浜が俺に関わるのはわかるんだ。由比ヶ浜は優しいから俺に負い目を感じてるんだろ」

    小町「……」

    八幡「だが他の奴らがよくわからない」

    小町「はぁ。お兄ちゃん、難しく考えすぎ」

    八幡「え」

    小町「単純に周りにいい人がいた。ただそれだけでしょ」

    八幡「」

    小町「結衣さんだってそうだよ。負い目を感じてるだけで毎日お見舞いに来てくれたり、登下校まで付き合ってくれると思ってるの?」

    八幡「……」

    58 = 1 :

    小町「お兄ちゃんは結衣さんのペットを助けたんだよ。自分がいい行いをしたことは理解してるよね?」

    八幡「小町達に心配を掛けたがな」

    小町「もうこういう時はいいの! 小町が言いたいのは、いいことをすると自分に返ってくるってこと」

    八幡「……」

    小町「まあ、まだ初日だから時間が経てばお兄ちゃんの面倒な性格に嫌気がさして離れちゃう可能性もあるけどね」

    八幡「おい」

    小町「とりあえず流れに身を任せて過ごしてみれば?」

    八幡「……そうだな。そうしてみるわ」

    小町「うん」

    小町(とりあえず結衣さんにメールしておこうっと)

    59 = 1 :

    三日後 総武高


    「そういえば結衣さー」

    結衣「なに?」

    「髪染めるのやめたの?」

    結衣「え」

    「前に染めようか迷ってたじゃん」

    結衣「……うん。染めるのはやめた」

    「そっか。まあ、綺麗な黒髪だしそのままでいいと思うよ」

    結衣「そ、そうかな?」

    「うん。結衣が茶髪にしたらなんかビッチに見えそうだし」

    結衣「なんで!?」

    60 = 1 :

    一週間後 昼休み


    戸部「なーなー、GWみんなどうする?」

    結衣「あー、来週からだよね」

    「俺たちは部活」

    「東京に合宿なんだよね。弱いのに」

    「弱いから合宿して強くなんだろ」

    「相手の学校も弱くちゃあんま意味ないでしょ」

    八幡「女子さんもバレー部なのか?」

    「あれ、言ってなかったっけ? マネージャーだよ」

    八幡「マネージャーか」

    61 = 1 :

    戸部「サッカー部もそうだけどやっぱマネージャーいるといないとじゃやる気が違うっしょ」

    「確かに!」

    結衣「マネージャーか。大変そうだよねー」

    「うん。ドジっ娘の結衣には無理だね」

    結衣「むぅ。あたしはドジじゃないもん!」

    八幡「ならその暗黒物質はなんだよ」

    結衣「うっ」

    「由比ヶ浜さん、自分で料理しない方がいいって。食材が勿体ないし可哀相だ」

    結衣「酷い!」

    62 = 1 :

    戸部「あー、流石にその卵焼きはないわー」

    結衣「戸部っちまで!?」

    八幡「なんで急に自分で作ろうと思ったんだ?」

    結衣「えっと、女子力をあげるため?」

    八幡「うわっ」

    結衣「なんで引くし! 別に食べれるから問題ないから!」パクッ

    結衣「」モグモグ

    結衣「うぐっ……」

    「結衣?」

    63 = 1 :

    結衣(やばっ。吐きそう!)タタタッ

    「……行っちゃった」

    戸部「結衣もかなり勇気あるっしょ」

    「由比ヶ浜さんは相変わらず面白いな」

    戸部「だべ。一緒にいても飽きないっつーか」

    八幡(一緒にいても飽きない、か)

    「比企谷くんはどう思う?」

    八幡「ふぁ!?」

    「結衣のこと」

    64 = 1 :

    八幡「……あ、ああ。そうだな。面白いんじゃないか」

    「だよね。ていうか比企谷くんと由比ヶ浜さんっていいコンビじゃん」

    八幡「」

    戸部「確かに。それあるわー」

    八幡「いや、コンビって……」

    「うん。あたしたちは部活があって放課後は結衣と一緒にいられないから。だから結衣のことよろしくね」

    八幡(よろしくされてるのは俺なんだけどな)

    「足が治ったら色々付き合ってあげてね」

    「よろしくお願いシャス!」

    八幡(噛んだ)

    65 = 1 :

    とある放課後


    結衣「ヒッキー、明日で松葉杖とさよならなんだよね」

    八幡「そうだな。長かった」

    結衣「そっか。これでヒッキーと一緒に登校することもなくなっちゃうんだよね……」

    八幡「……」

    結衣「ちょっと寂しいかも。……あ、ごめん。あたし、何言ってるんだろ……」

    八幡「いや、俺と同じバス使ってんだから途中で一緒になるだろ」

    結衣「」

    八幡「なんだその顔は。忘れてたのか?」

    結衣「そうだった」

    八幡(やっぱりこいつ馬鹿だ)

    結衣「それじゃ来週からも一緒に登下校出来るんだよね?」

    八幡「そ、そうだな……」

    結衣「えへへ。あ、バスの時間ずらす時は教えてよね」

    八幡「何もなければずらさないから」

    66 = 1 :

    月曜 昼休み


    「あー、比企谷くんのチャームポイントがなくなっちゃたよー」

    八幡「」

    「松葉杖がチャームポイントとかないでしょ」

    「だってカッコいいじゃん」

    「そう思ってんのアンタだけだから」

    「比企谷くんもかっこいいと思ってたっしょ?」

    「そんなわけないでしょ」

    八幡(すみません。少し思ってました)

    結衣「ヒッキー、今日もパンでしょ。早くいかないとなくなっちゃうよ」

    八幡「あ、そうだったな」

    八幡(毎日戸部に任せてたからつい忘れてたな)

    戸部「んじゃ比企谷くん、一緒に行くべ」

    八幡「…………ああ、行くか」

    結衣「いってらっしゃーい!」

    67 = 1 :

    ここまでです
    とりあえず八幡は人の優しさに触れて戸惑ってもらいます

    68 :


    目は腐ってないのかな?

    69 = 34 :

    乙です
    戸惑って最後にはいい方向にいきますように

    70 :


    居酒屋クローンでもサーガクローンでも無い俺ガイルssは案外貴重

    72 = 1 :

    追記
    足が治ったら自転車通学じゃないの、については次回で説明するんでよろしくです

    73 = 1 :

    もう一つ追記
    明日は禁書の新刊読むので明後日の投稿になると思います

    74 :

    虎視眈々とハチマンコを狙う葉山と戸塚

    75 = 50 :

    乙です
    優しい世界で安心した

    76 :

    優しい世界好き
    目が腐っているのは言及しないのか

    77 :

    月曜 とあるバス


    結衣「ヒッキー、やっはろー」

    八幡「おう」

    結衣「足大丈夫? 松葉杖なくてしんどくない?」

    八幡「大丈夫だ」

    結衣「ならいいけど。あんま無理しちゃ駄目だからね」

    八幡「お前は俺の保護者か」

    結衣「小町ちゃんにヒッキーのこと頼まれてるもん」

    八幡「……そうか」

    結衣「そういえば自転車まだ直ってないの?」

    八幡「……いや、直ってるよ」

    結衣「……自転車で通学しないの?」

    78 = 1 :

    八幡「え、えっとだな。り、両親に危ないからしばらくはバスで通学しろって言われてるんだ……」

    結衣「そ、そっか! だよね。危ないもんね!」

    八幡「何か嬉しそうだな」

    結衣「だってヒッキーと毎日登下校出来るんだもん」

    八幡「っ///」

    結衣「そうだ。ヒッキーの全快記念に帰りにどっか遊びに行かない?」

    八幡「どっかって?」

    結衣「場所は後で決めよう。ね、遊びに行こうよ」

    八幡「……」

    結衣「予定あるかな……?」

    八幡「……いや、ない。行くか」

    結衣「うん!!」

    79 = 1 :


    教室


    結衣「やっはろー」ガラガラ

    八幡(こいつ誰にもやっはろーって言ってるんだな……)

    八幡「……ん?」


    葉山「それじゃよろしく頼むな」

    戸部「オッケー。任せてよ、隼人くん」


    八幡(知らない人が俺の席に座ってる。おめぇの席ねぇから、ってか)

    八幡「……」

    戸部「お、比企谷くん、おはようーっす」

    八幡「おう」

    80 = 1 :

    葉山「あ、すまない。君の席だったか」

    八幡「まぁな」

    葉山「悪い。勝手に座らせてもらってた」

    八幡「いや、別に構わないが」

    葉山「もう松葉杖取れたんだな」

    八幡「俺のこと知ってるのか?」

    葉山「まあね。君、けっこう有名人だよ」

    八幡「マジか」

    戸部「比企谷くんはヒーローだかんな」

    八幡(C級の落第ヒーローだな)

    81 = 1 :

    葉山「それじゃ戸部。放課後部活でな」

    戸部「おーう」

    八幡「……部活の仲間か」

    戸部「そう。葉山隼人くん。比企谷くん、知らね?」

    八幡「知らんな。元ヤンか?」

    戸部「ぶはっ。隼人くんを元ヤンとか。比企谷くん、マジうけるわ~」

    八幡「いや、だって金髪だし」

    戸部「……言われてみれば。部活で聞いてみんわ」

    八幡「お、おう……」

    八幡(なにも疑問に思ってなかったのか)

    82 = 1 :

    八幡「それより戸部の茶髪といい、うちの学校って校則緩いんだな」

    戸部「だしょ。確か金髪の可愛い子も他のクラスにいたべ」

    八幡「マジか。金髪美少女とかラノベみたいだな」


    「おはよーっす!」


    戸部「おいーっす。今日も朝練なん?」

    「おう。今日は放課後、体育館使えないから」

    八幡「他の部活と共有してるからか」

    「そう。烏野みたいに二つ体育館があればいいんだけどなー」

    八幡「うちの学校は部活動にあまり力を入れてないからな」

    83 = 1 :

    「だよなー。どの部活も弱いのはそのせいもあるかも」

    戸部「確かに。それあるべ」

    八幡「進学校なんてそんなもんだろ」

    「うー、そうなんだけどさー」


    結衣「なになに。なんの話してるの?」


    八幡「うちの学校の運動部がみんな弱い話だ」

    「弱いっつーな!」

    八幡「いや、さっき自分で言ってたじゃねぇか……」

    「あっ」

    84 = 1 :

    放課後


    結衣「ヒッキー、行こう」

    八幡「おう」

    結衣「それじゃみんなまた明日ね」

    八幡「またな」

    戸部「おーう」

    「じゃーね」

    「またね」

    「……」

    「結衣、楽しそうだね」

    戸部「だべ。放課後デートとかマジ羨ましいわー」

    「比企谷くんのおかげであたしも少し楽になれたし」

    「なにが楽になったの?」

    85 = 1 :


    「……結衣を紹介してくれって同中出身の男子が多いの……」

    戸部「マジか。やっぱ結衣ってモテんだ」

    「そりゃあれだけ可愛ければモテるでしょ。アンタは言われなかったの?」

    「あー、言われたかも」

    戸部「どう返してたん?」

    「自分で直接声掛ければいいじゃん、って」

    「」

    「仲良くなりたいなら自分から声掛けるのが当たり前だろ」

    戸部「うわー。マジコミュニケーション能力高いわー」

    「戸部、結構ビビりだもんね」

    戸部「知らない子に話掛けるとか無理っしょ」

    86 = 1 :

    カラオケ


    八幡(カラオケか。家族以外で来るのは初めてだな)

    結衣「ヒッキー、二時間でいいかな」

    八幡「いいんじゃねぇの」

    結衣「どの機種がいい?」

    八幡「よくわからんからお任せする」

    結衣「わかった。ドリンクバーつけていい?」

    八幡「いいぞ」

    結衣「それじゃ……」

    八幡(学生多いな。ていうかそこの男子グループ。睨んでくるんじゃねぇよ)

    87 = 1 :

    部屋


    結衣「ヒッキーってよくカラオケに来るの?」

    八幡「あまり。家族以外で来たのは由比ヶ浜が初めてだな」

    結衣「え」

    八幡(しかし俺が歌う曲は由比ヶ浜が知らないのが多そうだな)

    結衣「あ、あたしが初めて……」

    八幡(ここはGalileo GalileiやSPYAIRよりユニゾンの方がわかるか)

    結衣「そ、そっか。あたしが///」

    八幡(待て。もっとメジャーにシドやUVERの方がわかるかもしれん)

    結衣「そ、それじゃ先に曲入れちゃうね!」

    八幡「うーん」

    88 = 1 :

    5分後


    結衣「ふぅ。やっぱ歌うの気持ちいいかも」

    八幡(結構上手いな。別の世界線でアイドルをしててもおかしくない)

    結衣「ヒッキー、曲決まった?」

    八幡「いや。よかったら入れていいよ」

    結衣「ううん。あたし、ヒッキーの歌声聞きたいし」

    八幡「うっ」

    結衣「別にあたしに気を使わなくていいよ。ヒッキーの歌いたい曲入れれば?」

    八幡「……」

    89 = 1 :

    結衣「多分、あたしでもわかる曲を探してくれてたんじゃないの?」

    八幡「よくわかったな」

    結衣「あたしも結構気を使う方だから。知らない曲歌ったら白けちゃうかなって思ってたりさ」

    八幡「……」

    結衣「でも今日は二人だし、そんなの気にしないで好きな曲歌おうよ」

    八幡「……わかった。ありがとな」

    八幡(その後、二人でお互いに知らない曲を歌いまくったが由比ヶ浜は嫌な顔をせず俺の歌を聞いてくれた)

    八幡(けれどしめにDT捨テルを熱唱したら引かれてしまった)

    八幡(好きな曲歌っていいって言ったのに酷い)

    90 = 1 :

    二時間後


    結衣「沢山歌ったね」

    八幡「ああ」

    結衣「ヒッキーが歌った曲、知らないの多かったけどいい曲多かったね」

    八幡「だ、だろ」

    結衣「最後の曲はアレだったけど」

    八幡「い、いや、あれもいい曲だろ。歌詞はアレとして」

    結衣「女子の前で歌う曲じゃないし」

    八幡「それは作詞した金○さんに言ってください」

    結衣「え? あれって金○だったの?」

    91 = 1 :

    八幡「元々は違う曲だけどな。歌詞を変えてアニソンにしたんだ」

    結衣「そうなんだ。知らなかった。アニソンもいい曲結構あるんだね」

    八幡「まぁな」

    結衣「ヒッキー、今度CD貸してね」

    八幡「……っ。別にいいけど」

    結衣「約束ね! ヒッキー、18時だけどまだ時間大丈夫?」

    八幡「小町には遅くなると伝えてるから問題ないが。どこか行きたいところあるのか?」

    結衣「……今日ね、うち両親遅くまで帰ってこないの。だからあたし家で一人なんだ」

    八幡「」

    結衣「だからね。今日はあたしと一緒に……」

    92 = 1 :

    30分後 サイゼ


    結衣「ありがと。一人で外食するの寂しかったんだ」

    八幡「いや、別に……」

    八幡(ふっ。よかった。由比ヶ浜が家族がいない自宅に男を連れ込むビッチじゃなくて)

    八幡(別に期待してなかったし。そんなラノベみたいな展開が俺に起きるはずがないって思ってたし)

    結衣「やっぱサイゼだよねー」

    八幡「」ピクッ

    結衣「どれにしよっかなー」

    八幡「由比ヶ浜、サイゼ好きなのか?」

    結衣「うん。好きだよ。安いし美味しいし」

    八幡「由比ヶ浜」

    結衣「ん?」

    八幡「ありがとな」

    結衣「ふぇ?」

    八幡(今日、初めて自分以外のサイゼリストに出逢えた)

    八幡(もしかすると由比ヶ浜と俺が出逢ったのは必然だったのかもしれない)

    八幡(あの事故も由比ヶ浜と出逢うためのきっかけと考えればポジティブに捉えることが出来る)

    八幡「今日は俺が奢ってやんよ」

    結衣「ヒッキー、急にどうしたの? なんか目が凄いキラキラしてるし」

    93 = 1 :

    ここまでです
    八幡が若干中二病に戻りかけてるかもです

    95 :


    鬱展開とかやめてね

    97 :

    由比ヶ浜が一年間ウジウジせずに、即座に動いてたらあり得た世界線か。

    98 :

    奉仕部と関わる気がしないな
    それはそれで平和だが

    99 :

    ウケるさんの件で懲りてることを切に願います

    100 :

    サイゼリストwwww
    ヒッキーノリノリやん


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について