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    元スレ女「彼氏が居ないなら作ればいいんだ!」

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    552 :

    主さん頑張って

    554 :

    このスレ見て頑張ったら俺にも彼氏ができたよ!

    556 = 1 :

    12/31 22:00

    「てかぁー、なんで男くんも妹ちゃんもいねぇのよぉー?」

    この姉、泥酔

    「後で来るって言ってたけど」

    せっかくのスイートにはコタツが持ち込まれ、酒類の缶があちこちに転がっている

    無駄にでかいテレビには定番年末番組が映っている

    「あんにゃろぅ~…こっちは客らぞぉ~」

    「タダで泊めてもらっておいて客じゃないでしょ」

    ボビ子は酔っ払って窓から飛び出していった

    恐ろしいのは高層階という事に誰も気がついていないという…

    (おそいなぁ…)

    男は家族とある程過ごしたらこっちに参加すると言っていた

    557 :

    >>554
    彼氏…?

    558 = 1 :

    それから数分後

    「はいるぞーって……なんだこの状況」

    ひどい荒れ様のスイートを目にして絶句する男

    「ごめん、お姉ちゃんが酔っ払っちゃって」

    「うわー、酒くさーい」

    「もうそっちはいいの?」

    「親父も母上も仕事に戻った」

    「大変だね」

    「年末だけな」

    コタツに入る兄妹

    「あぁー男くぅぅん!」

    「どんだけ飲んだんですか…」

    「ちょっとよぉ~っw」

    「くせぇ…」

    「うひひひw」

    「お姉ちゃんはなれてよっ…!」

    「お"ぉ"ん"?なんでよぉー」

    姉を男から引き剥がす女

    559 = 1 :

    「ほら、これ持ってけって母さんが」

    男が持ってきたのは豪勢なおせち料理のお重

    「まじで?すげー!」

    「おぉ?ザリガニはっけーん」

    「これはまだ食べないよ」

    「なーんでー!ざぁりぃがぁにぃぃぃ!!」

    「君も酔っ払った時こんな感じだったけどな」

    「えっ…」

    「もっと酷かったか」

    560 = 1 :

    12/31 23:40

    「もうじき今年も終わるんだな」

    「うん」

    「そうだね」

    「色々あったなぁ」

    「特に後半は色々あったね」

    「そうだな」

    「はい、兄ちゃん」

    綺麗に薄皮まで剥かれたみかん

    「おう」

    「まだいる?」

    「んや、いいや」

    仲がいい兄妹

    微笑ましい


    とは思えなくなっていた女

    (妹ちゃんって本当はいとこなのよね、って事は充分男とそういう感じになっても問題ないって事で…)

    「なにこわい顔してるの?」

    「え…いや、別に…」

    「眠いのか?無理すんなよ」

    「こ、子供かっ!」

    562 = 1 :

    「ちょっとぉw足もぞもぞしないでよw」

    「かゆかったんだよ」

    「ねぇー!わざとでしょー!w」

    (なんか…くやしい…)

    「くかー……」

    「静かになったと思ったら寝てたのか」

    「お姉さん大人しくしてると美人さんなのにね」

    「それは本当そう思う」

    「それは君も一緒なんだけどな」

    「ちょ、それどういう意味よー」

    「全くもったいない」

    (あれ…それって逆を言えば…)

    「…っ///」

    年が明けようとしている

    563 :

    年があけちゃう!
    ドキワクキュンキュン

    564 :

    おいついた……

    565 :

    スイートにコタツwwどっから持ってきたww
    しかし高層階の窓って開かないようになってるんじゃないのか?

    566 :

    誰が開けて飛び出したと言った
    ボビ子だぞ?

    567 :

    ボビ子ーーー!!!!

    568 :

    お星様になったんだなボビ子はw

    570 :

    >>565
    そりゃボビ子のワンパンよ

    571 :

    今日はボビ子の通夜か・・・

    573 :

    そんなことでボビ子がくたばるわけがない!

    574 :

    槍みたいな柵に肛門から刺さったんやろなぁ

    576 :

    四塩化炭素

    578 :

    良ドラマ

    585 :

    補習

    586 = 583 :

    捕手

    589 :

    追いついた
    かわいい

    590 :

    続きが気になる気になる

    592 :

    「ふぁー…眠くなってきた」

    「暇だしさ、カウントダウンまで人生ゲームやろうよ!」

    「えー」

    「いいね!」

    「じゃ持ってくるね!」

    妹は家まで人生ゲームを取りに戻っていった

    「…寝ないでよ?」

    「がんばっておきるぅ…」

    妹が座っていた男の隣に移動する女

    「…なに?」

    「ここに座りたくなっただけ」

    「ふーん…」

    部屋にこだます姉のいびき

    「…今年はお世話になりました、ってね」

    「…俺もだ、昼飯とか色々な」

    相変わらずぎこちない二人

    593 = 1 :

    「…」

    「…」コックリコックリ

    「ちょっと、寝ないでよ」

    「ねむぃ…」

    「もう少しなんだからさ」

    「じゃぁ5分前に起こして…」

    「あと10分しかないわよ」

    「んー…」

    「ちょっと!」

    「…」

    「本当に寝ちゃったよ…」

    無防備な寝顔

    女はふと何かしてやろうかと思った

    「…」

    そっと顔を近づける

    (本当に…寝てるよね…?)

    まぶたを指で押し上げる

    力なく目が虚空を見つめている

    (…ねたわ)

    男が起きていれば「検死現場かっ」と突っ込んでいただろう

    594 = 1 :

    (何かって…なにしよう…)

    なにも思いつかない

    (そう言えば…今までキスってした事なかったよね)

    再び顔を近づける

    高鳴る心臓

    顔が熱い

    息を止め

    (あれ?息って止めるんだっけ?)

    目標まであと数センチ




    バタン!

    「ゆ、雪男が出たんだって!!」

    妹が戻ってきた

    「なんか血だらけの雪男が片言で「フザケンジャネェヨ」って叫びながら明日の団体さん用のビール20ケース飲み干してって…」

    そこには潰れて寝ている姉

    普通に寝落ちの男

    咄嗟の寝たふりの女

    「…あれ、みんな寝ちゃってる」

    年が明けた

    596 :

    ボビコ最強やなww

    597 :

    年が明けましたあああああああああ

    599 :

    ボビコ怖い子

    600 :

    いちいちボビ子にもってかれるww


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