ﾊﾟｼｬｯﾊﾟｼｬｯ

なんでこんなクラウザーさんみたいな立ち位置になっちゃったんだろう、この子

早く額の文字消してやれよww
そうすれば正気に戻るだろ？
まぁ、正気に戻った瞬間死にたくなるかもしれんが

SUZUさんにとってオスメスの違いは前の穴が狭いか広いかしかないぜーーー

―――ホテル・女子部屋


京太郎「ただいまーっと」

葵「須賀の部屋は隣でしょーに」

京太郎「いやぁ、こっちでいる時間もそんな変わんないんで」

葵「まぁ良いけど」

白望「……つかれた」ﾊﾞﾀｯ

豊音「でも楽しかったね！　個人戦も楽しもうね塞に葵！」


葵「うん、個人戦……勝ったわけだしまた天和だして」

京太郎「寿命が縮むわ！」

葵「あ、うん」

トシ「まぁそうそう出るもんじゃないけどね、塞はあれ使うかい？」

塞「いや、個人戦は無しで」

京太郎「意外」

塞「……悩む」

京太郎「どっちだよ！」

胡桃「なんの話？」


京太郎「なんでもないよ！」

エイスリン「キョウタロ！　オフロハイロ！」

京太郎「ドストレート?!」

葵「良いんじゃない、行ってくれば？」

京太郎「えー放任主義ー」


葵「私関係ないし」

京太郎「酷いなぁ……あ、メール来てる」

葵「誰から？」

京太郎「辻垣内さんと桧森さん」


塞「落としてないよね!?」

京太郎「落とせるわけないでしょ」ﾊｧ

トシ（大丈夫、なはず、たぶん、このメンツ以外は落とせないはず……因果的に……たぶん）

年上キラーよな

淫賀

何？トシさん因果律の番人なの？クォヴレーなの？

京太郎「やっぱ練習ですか？」

トシ「当然さね。それでも……明日は見に行くかい？」

京太郎「まぁ、そうしたいですけど」ﾁﾗｯ

葵「うん、私も行く……阿知賀の子たちの戦いも見たいし」


塞「私は麻雀しとこうかな、葵ならなんでもないだろうし！」ｱﾊﾊ

豊音「私も麻雀するよー！」

葵「なんかサボってるみたいな気になってきた」

トシ「別に良いんじゃないかい、決勝戦の闘牌を見るのもあんたたちにとっては良い機会かもしんないしね」


京太郎「それじゃ、明日は行きますか」

葵「ん、寝坊しないでね」

京太郎「起こしに来てくれても良いですけど」

胡桃「私が起こすよ！」


京太郎「……それもそうだ。お願いします」ﾍﾟｺﾘ

胡桃「ふふん！」ｴｯﾍﾝ

葵「胸張らないでも」

胡桃「胸があるからって調子乗らないでよね！」

葵「ごめん」

胡桃「謝られた!?」


京太郎「……風呂入ろ」

―――自室・風呂


京太郎「結局二人で入るのか」

胡桃「みんなとじゃ意味ないじゃん」ｺﾞｼｺﾞｼ

京太郎「そうなんですけど、もう前は洗わせませんよ」

胡桃「塞も『なにもしてない』って言ってたし我慢……」ｺﾞｼｺﾞｼ


京太郎「偉い」

胡桃「しない」

京太郎「偉くない」


胡桃「据え膳に失礼だよ！」

京太郎「このロリ頭おかしい」

胡桃「それ本気で言ってるの？」

京太郎「本気で行ってたら豊音さんが外出る時とかについてってもらったりしませんよ」


胡京「ＨＡＨＡＨＡ！」


京太郎「でも前はダメですよ」

胡桃「前じゃなかったら良いんだよね」

京太郎「？」

胡桃「後ろからとか、後ろとか」


京太郎「待ってなに言ってるの？」

胡桃「私だって後ろから前に手ぐらい届くからね！」

京太郎「会話がキャッチボールできてない！　なに！　なんの次元なの!?」

胡桃「確実に存在するよ、麻雀次元も」

京太郎「こわい」

胡桃「背中流すね」ｼﾞｬｰ

京太郎「うっす……それじゃ背中流したからもう良いですよね、前は良いんですよね！」

胡桃「うん、後ろから前を洗うから」


京太郎「ダメじゃん！」

胡桃「それじゃやめるよ」

京太郎（簡単に引き下がった？）

京太郎「とりあえず頭洗うんでそれまで湯船の方入ったらどうっすか？」

胡桃「うんうん」


京太郎「さて……」

ｷｭｯ

京太郎「きゅ？」

ｷｭｯ

京太郎「きゅって？」ﾌﾘｶｴﾘ


胡桃「どうしたの？」ﾇﾙﾇﾙ

京太郎「それは？」

胡桃「潤滑剤……かな？」

京太郎「上品な呼び方は結構なんですけど」

胡桃「塞の鞄に入ってたから頂戴してきた」


京太郎（あの変態……準備いいなぁ、かわいい）


胡桃「さてと」

京太郎「てかなんでゴム手袋？　使い捨ての」

胡桃「まぁ気にしない気にしない」

京太郎「待って待ってなになになに！」


胡桃「力ぬいてね、ゆっくりやるけど」

京太郎「なにが!?」

胡桃「ここかなっ」


京太郎「なになになに……んひっ」

健全なスレに隠れるのよ！
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ___
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ィ升i:i:i:ｉ≧: 、
　　　　　　　　　　　　　 {:＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼　 ｲ
　　　　　　　　　　　　　入 : : : ＜:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:i{彡'
　　　　　　　　 　 　 　〈i:i:iV: : : : : : : :｀∨i:i:i:i:i{‐匕′
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vｉ:ｉV : : { : : : : : ∨i:i:i:i≦ア
　　　　　　　　　　　　　 }i:i:∧ : :、ー≠_ :Уi:i:ｉ＜
　　　　　　　　 　 　 　 〈:i∧艾ﾟゝ＼ｨ'ﾟ ノ/:i／}i:i:i:i≧=‐'
　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vi∧　　、 　´ /i:/イ:ヽー:=ｧ
　　　　　　　　　　　 　 　 ｀寸i:.､ -　、/ｉ/／ : : r＜
　　　　　　　　 , r ､‐､‐､　　　｀ えｰ＜/ : : : :／_　　ヽ
　　　 　 　 　 〈 ｆ:::::::::::::::}　　＜ : : : : : : : : イ´　　 ヽ　'.
　　　　 　 　 　 ｀:::::::::::::::;　　 　 }: :厶＜ 　 ′ 　 　 }　 i
　　 　 　 　 　 　乂::::::::::{　　 　 ｊ:/ { {{ 　 /　　　 　 ′｜
　　　　　　　　　　　ヽ:::::::＼　 　 　 Ⅶ ∠...　　 　 /　　|
　　　　　　　　　　　　 ＼:／丶､ 　　 ヽ∨　　｀ﾒ､/　 　,
　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　　｀ﾞ　 ＜　 　 / ´　　 く{
　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 　 ｲ　　　　　 ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 `　 　 　 ／　 　 　 　 　 ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ 7´ ＼ 　 　 　 　 斗
　　　　　　　　　　　　　　　　　 r―＜　　　 ≧ｔzzf≦　　乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::;　 ＾V 　 　 　 }　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,　'′　　 ∨　　 ／ 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　　　　　 　 ∨ x‐＼　　 　 　 　 ／
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　.　"´ ∨　　 Ｌ..........　　イ
　　　　　　 　 　 　 　 {　　　 　, ＜　 　　　　　　　∧　　　　 ',
　　　　　　　　　　　 　 、 　 　 　 　〉＾:.、 　　 　 　 ∧　　　　′
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ≧s。.. _／::::::::::＼　　 　　　∧　 　 　 ',

胡桃とがっつりスケベがグルだったのか！

―――翌朝


京太郎「……んー」ｸﾞｸﾞｯ

胡桃「おはよう京ちゃん！　まだ時間に余裕あるよ」

京太郎「……」

胡桃「？」ﾆｺｯ


京太郎「……穢された」ｸﾞｽﾝｯ

胡桃「前はほとんど触ってないよ！」

京太郎「いやぁ！　生々しくていやぁ！　もっと綺麗に青春したいよぉ！」

胡桃「愛だよ！」

京太郎「なぜそこで愛！」


ｺﾝｺﾝ


京太郎「あ、おしりに違和感」

胡桃「」ﾌﾌﾝ

京太郎「なんで良い顔してるんだ、かわいいなこいつ」

胡桃「えっ」ｶｧｯ


ｶﾞﾁｬｯ


京太郎「ん、葵さん……」

葵（変なことした痕跡はない、鹿倉さんも普通……）

京太郎「葵さん？」ﾉｿﾞｷｺﾐ

葵「ファッ!?」ﾋﾞｸｯ

京太郎「どうしました？」

葵「い、いやいや！　とりあえず向かおうかなって、そろそろ！」


京太郎「あ、はい」

胡桃「……葵？」

葵「……ふぇっ!?」


胡桃「おかしいよ？」

葵「おかしくないおかしくない！　冷静になれば全然！」

胡桃「？」

葵「ふぅー……よしよし、さて行くよ！」

京太郎「着替えるんで待ってくださいよぉ」

―――会場


京太郎「……さてと」

葵「ふぅ、緊張するね……昨日ほどじゃないけど」ｺﾞｸﾘ

京太郎「まぁそうなるのも当然っちゃ当然でしょ……」


葵「最初のテーブルは片岡優希、辻垣内智葉、松実玄、宮永照……ゾッとするね」

京太郎「絶対入りたくないテーブル、玄さん大丈夫かなぁ」ﾊｧ

葵「まぁ見守るしかないけどね、片岡さんとか辻垣内さんも色々あるけど」

京太郎「辻垣内さんに応援してくれって言われたんですよねー……」


葵「手早くない？」

京太郎「え、まだ誰も聴牌してないように」

葵「そういうことじゃない」

ある意味一向聴

>>917
多分グロ

葵「そのうち人妻とか落としそうだよね」

京太郎「そんなことしませんよー」

葵「年上キラーだし」


京太郎「俺は葵さん一筋ですよ！」ｷﾘｯ

葵「ははは、はぁ！！？」

京太郎「冗談ですって」

葵「……！」ｹﾞｼｯ

京太郎「脛っ!?」


浩子（あれって噂の須賀……？）

セーラ「イチャついとんの」ｹｯ

泉「彼氏ええなー」

竜華「女子高のサガやな」

怜「せやな」ｹｯ

京太郎「玄さんがレイプ目に……」

葵「あの中に突っ込むのは酷だったんじゃ」

京太郎「あ、いや流れが変わった？」

葵「麻雀で流れってなにさ、いやわからないでもないけど」


京太郎「なんていうか、あれですね俺らもだいぶ慣れちゃいましたね」

葵「だね」ｱﾊﾊ

京太郎「……お腹へった」

葵「あとでなんか買ってこようか」

京太郎「ですね」

京太郎「次鋒戦ですけど……」

葵「こっちからじゃ『跳んでる』のかどうかわからないね」

京太郎「……宥さん、やっぱ良い胸してるよなぁ」

葵「いやそれにしてもこう、エロい」

京太郎「良くわかってるさすがレズ」

葵「誰がレズだ！」



洋榎「あーイチャついてるのなんなん？」

絹恵「SATSUGAIされれば良いのに……」

由子「漫さんどこ行ったのかわからんのよー」

郁乃「レイプか殺人やろ」ｼﾚｯ

恭子「さすが漫さん……」

漫さん……

おもしれーｗｗ

京太郎「……中堅戦になっちゃいましたよ」

葵「えっ、ああほんとだ……まぁしょうがないか」

京太郎「白糸台に食らいついてる」


葵「他三校も流石だね、清澄が近いか……けど」


京太郎「ええ、一押しが足りない気がする」

葵「……なんかこうしてると麻雀やってるわ」

京太郎「やってんでしょうにお互い」ﾌｯ


葵「あーまだ数ヶ月なのに脳がすっかり麻雀に犯されてる」

京太郎「ダメっすか？」

葵「いや良いんだけど……ま、なるようになるかぁ」


京太郎「？」

葵「てか京太郎悪いことしたとかエイリアンだったりする？」

京太郎「え、頭が」

葵「いや、メンインブラックかってぐらいの男の人が見てたから」

京太郎「狙われてるの俺!?」

今回は山なし谷なしだった気がするけどここまでじゃ

京ちゃんと胡桃の夜もさらっと終わらせちゃったしのぅ
とりあえず決勝戦もさらっと終わらせるつもりで、早く岩手に帰りてぇ

帰ったら終わりも近くなるけど、てかそろそろ次スレだけどまだ埋まらないよね

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |
　　　　 　 　 　 ＿)＼/|／(＿_　　　　　| |
.　　　　　　　 _)｀　　　　　　 ＜_　 　 　 | |
　 　 　 　 　 ノ　　　　　　　　 ＜　　 　 | |
　　　　　　　フ　_＿＿＿＿__　孑ｌト、　| |
　　　　　　　厶 |　　 ｨ@フ　 |　そli}、＼| |
　　　　　　　 从| {ﾄｪv‐vｪｲ} |从{// `-､ﾊ!　　　(……仕事あんのに、はよ寝よ)
.　　 　 　 　 　 八] 　 ｌ 　 [_/ /// 　 　 V}
　 　 　 　 　 　 j{ 心_二_イ彡／　　　　 }｀ヽ　　　ではまたー
　　　　　　　　　{　｀≧＝≦¨´　 　 　 　 j｀7ﾊ、
　　　　　　　　 小､　　　 　 　 　 　 　 　 /} : lト､
　　　　　　 　 　 　 ゜ヾ､　 　 　 　 　 　 //|/ :l|　ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 ヘ　　　　　 -_.ノ/ｲﾊ:..:ﾊ　ハ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 {ミ/ー＜彡'´ ′ }/　　 ハ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 {ハ￣　　　 　 /　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　 　 ヾ　}　　 　 　 　 　 　 　 　 }!
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　l!　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　|l　　i　　　　　　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　|l　　|　　　　 　 　 　 　 　 |

おつー

だんだん適当になってきてるしもうキンクリしてもいいんじゃね

今回も面白かった
どんどにゃってくれてもいいのよ

乙
まあ宮守の闘牌じゃないから仕方ないね
ところで汚されたって具体的になにされたんだろう（純真な目）

乙！
メイドインヘブンで時を加速させれば良いんじゃね？漫さんが

乙で鵜

乙
原作を追い越しちゃったし書きにくそう

咲ちゃんには団体戦終わったらインタビューで「京ちゃん愛してる〜（友達として）」とか言って個人戦をギスギスさせて欲しいなぁ

面白かった

霞さんがこれで同性愛疑惑たてられて永水のみなから避けられだしたらどうすんだ、おい
……大人っぽいおっぱいの大きなネコのお姉さんか　　い、いいや、なんでもないなんでもないぞ！

『副将戦終了ォ！』

『恒子ちゃんテンション高すぎだから！』


京太郎「キンクリだと!?」

葵「あ、起きた」

京太郎「なっ、寝てたのか俺は……いや間違いなく時間を」

葵「染谷さんと打ってるわけじゃないんだからさ」


京太郎「……今は、清澄が最下位に……」

葵「中堅副将でも削られたからね、阿知賀が次いで三位、二位が臨海で一位が白糸台」

京太郎「……まさか、噂のハーベストタイム!?」

葵「寝てたのに良くわかるね」


京太郎「支配系を受け付けずにとか聞いたんで……」ｺﾞｸﾘ

葵「へぇ色々調べてたんだ本当に」

京太郎「まぁ、一応それでシロさんにさと……辻垣内さんへの」

葵「待って今辻垣内さんのこと下の名前で呼ぼうとしなかった？」


京太郎「あー昨日のメールでそうなったんですけど、みんなの前で言ったらちょっと色々」

葵「わかってるじゃん、それで良いんだそれで」ｳﾝｳﾝ

京太郎「まぁなにはともあれ大将戦か……」

葵「うん、私は高鴨を応援しとこ」


京太郎「……どこを応援すればいいんだ」

葵「白糸台以外でしょ須賀の知り合いは」

京太郎「うーん、そうなんっすけど」ﾑﾑｯ

おっ、やってんじゃん

あ、お仕事おつかれ～

―――清澄控室

久「さぁ、泣いても笑ってもこれが最後よ！」

咲「……」

まこ「お前に託す」

咲「……」ﾌﾙﾌﾙ

優希「咲ちゃん？」

咲「っ」


ｶﾞﾁｬｯ


和「咲さん」

咲「和ちゃん……」

和「……」


ﾋﾟﾛﾘﾝｯ


咲「……あれ、メール」

和「そう言えば、須賀君とおそろいなんですっけ？」

咲「まぁね、私の親友が選んでくれた携帯電話。これがあった方が話やすいって……メールだ」


―――楽しんで来い！


咲「……」ﾌｯ

和（雰囲気が変わった？）

咲「当然、天使を泣かせてまで昇った意味が無いからね、ここで楽しまなきゃ」

優希「なんの話だじぇ？」


咲「……よっし！」ﾆｯ

久「さて、応援してるわよ！」

まこ「まぁもっと心強い応援があったようじゃが」ﾌｯ


咲「ええ、親友が見てるんで……楽しんで、勝つ！」
　　　　　　　　　　　　　　　　,. . : : :――: : . .
　　　　　　　　　　 　 　 ,. : ´: : : : : : : : : :_: : : :｀: .､
　　　　　　　　　　　 , :´: : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : :＼
　　　　　　　　 　 ／: : :, : : : /: : : : | : : : : : : ヽ: : : : : ヽ
　　　　　　　 　 .': : : : /: /: :.|: |: : :|:|: : : |: : : : :.∨: : : : :.
　　　　　　　　/: : : : : |: ': :|: |: {:, -|:{---|､:|:|: : : |: : : : : : .
　　　　　　　 ': : : : : : :|_{:__|: {: :V: :V＼: }､:|:|: : : |: : : : : :.:|
　　　　　　 /: :/: ,: : :´|:|V:{:从: { ＼}ィチ雫ﾐ: : : ,:_:_: : : : :|
　　　　　　 |: :イ |: : :|:从ｨ雫ﾐ ＼　　 _)::刈 }: : //　V: : : |
　　　　　　 '　 l　|: : :乂{　_):::}　　　　 Vzり/:イ 　 } ﾉ : /ﾘ
　　　　　　　　　 |: ∧:.∧ Vり　　　　　 　 　 　 _,..ｲ:/}/
　　　　　　　　　 |:/　V : :.　　 '　　　　　　　　 ｲ:ｲ:/ /
　　　　　　　　　 }'　　{/ 人 　 　 v ァ　 　 ..:　 |/ '
　　　　　　　　　　　　　　　｀　　　　　　　イ　　|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀_ T´　　 　 |⌒＼
　　　　　　r-,-､　　　　　　　 _,....´.／'　　　／´............｀:......_
　　　　　 / / /｀>､　 _,.. ＜.........../-､　 r／...................................＞､
　　　　　｛ 　 ' /　 ∨{...＼.........../ 　 ｀／......................＿＞ ´￣ V..､
　　　　　　,　　 〈｀､ﾉ,:|:.＼.＼＿{　 ／---__,...＞:.:.´／　　,　-- |...|
　　　　　　}＼＿∨/ 乂:.:.:.｀￣｀Vｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ´ | 　／ 　　　 ...|
　　　　　　|＼＿￣ 〉∨｀￣｢￣￣/￣￣´====　　∨　　　　　 |..|
　　　　　　|.............￣}/　　　L＿_/　　 　 　 　 　 l　 {　　　　　　|..|
　　　　　 ∧............... |　　　/:./:.:.|　　　 　 　 　 　 　 |　　　　 　 |..|
　　　　　｢　｀￣￣￣｝　 ,:.:./:.:.:.:|　　　　　　　　 　 V}　 　 　 　 |..|
　　　　　|　　　 　 　 |　/:.:.:|:.:.:.: |　　　　　　 　 　 　 |　　　　　　V〉
　　　　　|　　　 　 　 | ,:.:.:.: |:.:.:.: |　　 　 　 ::.　　 　 /|　　　　　　 }'

いい笑顔ですw咲さんw

―――阿知賀控室


晴絵「オッケー！」

灼「覚悟完了！」

玄「穏乃ちゃん！」

宥「頑張って……！」

憧「打ってきなさいよ！　最高に楽しんでね！」


穏乃「もう、和と遊ぶのは私だと思ってたのに」

晴絵「前からわかってたでしょ、あんたの相手は……」

穏乃「宮永さん、宮永照さんの妹……」ﾌﾙﾌﾙ

ﾋﾟﾛﾘﾝ

憧「ん、誰の？」

穏乃「私のだ……あれ、京太郎から？」


玄「お姉ちゃんお義兄ちゃんが！」

宥「だ、だからそういうのじゃないってばぁ」


穏乃「……あははっ」

憧「どうしたのって……ええ、なにこれ」ﾉｿﾞｷｺﾐ

灼「気分が高揚するよね」ﾉｿﾞｷｺﾐ

宥「あったかくなれるねぇ」ﾉｿﾞｷｺﾐ

玄「お義兄ちゃん、恐ろしい子！」ﾉｿﾞｷｺﾐ

晴絵「み、見せて……見れた、あれ、これ私入ってる？」ﾉｿﾞｷｺﾐ


穏乃「しょうがないなぁ、ここまで言われちゃ楽しまないわけにはいかないね！」


―――楽しんでこい！　そしたら今度みんなまとめて焼肉食べ放題連れてってやるからさ！


穏乃「よっし楽しむぞぉ！　行ってきます！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　＿　＞: :￣: : : : : : : :￣: ｰ.､
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: ／ : : ／: : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　／: : :´＼ : /: : : : : :/: : : : : :∧: : : : :＼
　　　　　　　　 　 　 /: : : /: : : : 7: : : : /:/: : : : /:/　 V: : :ヽ: :ヽ
　　　　　　　　　　／: : : /: ＼: : i : ! : :ﾊﾊ:＼/ハ!　　 V: : :}} : : ヽ
　　　 　 　 　 　 /: : : : : {:ヽ: : ヽ:!: ﾊ:/r‐r示ミ｀ {　　 __レ‐:j: : : :ﾊ
　　　　　　　 　/: : : : : : :､: : : : : :V: :V ん/ﾊ　　　　 zzﾚｲ: : : : :ﾊ}
.　　　　 　 　 /: : : : : : : :∧: /⌒V:./　弋/ソ　　 　 ん:i 〉ﾚ: :ﾉ: :ハ
　　 　 　 　 /: : : : : : : : : :∧ヽ　 l: :!　 ヽヽ　　　 　 辷/ ﾊレ ﾚ
　　　　　 ／: : : : : : : : : : :/ ＼ヽ.!: l　　　　　　　　｀ヽヽ': |
　　 　 ／:／: : : : : : : : ://　 　ヽ:!: !　　　　{￣ 　ｧ　　 /: !
　　 ／:／: : : : : : : : :_:/:/　　　rﾊ: {　　 　 　 _ ／　　ｨj: :j
　／:／: : : : : : : :／　 ヽ｀ ｰく 　ヽ:{　　　-　＿ 　 ＜　l :/
´ ／: : : : : ／: :/　　　　i　　 ヽ　　'＼　∧＿　　　　　〃
. : : :＿: ／: : ／　 　　　}　　　＼ ／　〉{く}　　 ‐､　　ノ
￣　 ／: : ／　 　 　 　 ﾉ　　 　 r‐ヽo Y∧〉　　ハ
.　／: : : /　　 　 　 　 //　　 　 !: . : V/:⌒:┐ / ,′
∠　―へ　　　　　　　/／　　　レ: .┬く . : / /　′
　　　 ＼　　ヽ　　　　〃　　　く: . : . 小: . Y }'　ｲ
　　　　　 ┬ ､　 ｰ-V　　　　　 ＼:/oﾊ: . :> !　│
　　　　　 /　　　>‐┘　　 　 　 　 　 j　　　 ,　　}
　　　 　 /　　　/　　　､　　 　 　 　 o!　 　 ﾉ―'j
　　　 ／　　　/　　　　ヽ　　　　　　/　　∠ィ￣
　 　 /　　　 /　　　　 　 ､　　　　／　 ／　 }

―――対局室


穏乃「お、宮永さん！」

咲「あ、高鴨さん……」

穏乃「確か京太郎の幼馴染なんだっけ？」


咲「そんな昔からの関係でもないし、親友……かな」ﾌｯ

穏乃「そっか、でも私にとって友達だから、友達の友達？」ｴﾍﾍ

咲「そうなるかな」ｸｽｯ


ネリー「来たね、サトハに負けるなって言われちゃったし……まったく初めての男友達にテンション上がりすぎだって」ﾊｧ

咲穏「？」

ネリー「ううん、それじゃよろしく」ﾆｯ
　　　　　　　　　　　「￣｀ヽ-―‐---､＿＿
　　　　　　　　　　　{:.. ,..-f（ ）)-､　　　　　 ￣}
　　　 　 　 　 　 　 广}___クｰく.___{￣｀ヽ　..:::/
　　　　　　　　　　/ ,..-‐r:r―┬r::r--､　 }!Ｖ､_
　　　　　　　　　 /7'..:::i::|^!...:::i:| |:ヒjﾊi::ヽ|!　ヾヽ
　　　　　　 　 　 {ﾊ:::::::f':n:i､:::::{"{::n:ヾi:::.:|!　 }!'^ﾞ
　　　　　　　　　　 |丶弋ツ　｀ﾞ 弋;ツ}::::.|!　 }!
　　　　　　　 　 　 |:::|:i| "　 '＿ 　 " .!::::.{! o|!､
　　　　 　 　 　 　 |､::|ﾊ:.,､　 ､ﾉ　,..ィ:ﾉ::ﾘ;》=《i ﾞ､
　　　　　　　　　／.:ヽﾊ!:r‐｀ Ｔ"´　 !ｲ':":.:.:.:.:＼i!
　　　　　　　r:<＞､.:.:.:.:.:.ト--､ 　 ,..-/:.:.:,:イｽ) >_>､
　　　　　　ζ√ｰｧ＼:.:.:.ヽ　　 　 ／:fｨ_ﾄrJ しｲ.,>ｲ


淡「こっちも、てか全員一年とか！」

穏乃「そう言えばそうだ、またよろしくね大星さん！」

淡「今度は負けないから！　照の妹にもね！」
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　_人_　'　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ` ､　 ＼
　 Υ'/ /　　/　 　 　 　 　 　 　 ﾄ､　　　　　 　 丶
　　 / /　　/ 　 　 　 　 |　　　 | |　Χ 　 　 }
　　.′　　 ｉｌ　 / 　 |　　|　＼　| ／　`､　　ﾘ　　 |
　　ｉ　|　＿|l__∧ﾄ､八　 |　 　メ´　　ﾆﾆ　 /　　　}　|
　　|　|　　 || 　｀＞ｘ､＼|　　 斗チ芋ミ､∨　　　,′ｊ
　　|　|l 　 l|斗示芋ミ､　　　　''ｈ!::::::::}　 ,′　　　　,
　　|l 八 　И'ｈ!::::::}　　　　　　乂___ノ　/　　　　　/
　　||　　＼|　乂__ノ　　　　　　　/i/i/ /　　　　　/l|
　 .八　　　ゝ /i/i/i 　　 ｉ　　　　　　 / /　　/　/　|
　　　‘，＼ ﾊ 　　　　　ｒ　　　　ｱ　 /l/　／　 /::　|
　　　　 ﾄ､　 込、　　 　 　 　 _ノ　　 /／　　,ｲ:::　ｌ|
　　　　 |l l＼ ＼＞　.,_　　　　　　 ／∨　　/ｌ|: 　八＿
　|ヽ.　 八l＿＼ ＼-─=ｰ ｧ--＜　　/ 　 / 八　{　 ＼ ｀ヽ
　|　| ./ /´　　ハ　〕　　 　 { 〉 　 　 ,′　/　　 ` ヽ　　＼∧
　|　|/─､＿ /　|∨　　__　Ⅴ＿＿=| 　 /　　　　　〕＼　 ＼
　|　| Y´　＼＼.ﾉ (｀ヽ ＼＼)　　 　 |　 ,′　　 　 　 　 ＼　丶


咲「あ、うん」



『それでは決勝戦大将戦―――開始です！』

―――会場・廊下


トシ「さて、何者なのかだね」

男「!?」

トシ「大体予想はついてるんだけど、心配しなくてもねぇ」

男「仕事ですから……」

トシ「まぁそれを言われたらねぇ……そうさね」

男「？」


トシ「まぁ徒労だろうけど頑張りな、上司によろしくね」

男「!?」

トシ（さて、個人戦が終わるまでの辛抱、いや終わって変わることもないだろうけどね）ﾁﾗｯ



葵「手を握るな！」

京太郎「ああ手に汗握る！　じゃなくて手に葵握る感じに！」

葵「なんで私は手に須賀握らなきゃいけないのさ！　あ、今の語呂良くなかった？」

京太郎「いや、手に須賀握るってエロくないっすか、ムッツリキャラ目指してるとか？」

葵「……」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

京太郎「握力強っ！」

なんでコイツらはナチュラルにイチャイチャしてんだww

―――南場四局


咲（……ああ、私はきっと勝てない。山の上で花を咲かせるには実力不足だったかな）

淡（このままいけば優勝確定だ！）

ネリー（手が進まないはずなのに、これは……山そのものを支配されてこっちの支配を受け付けない!?）

穏乃「……」ｺﾞｩｯ


ネリー「くっそぉ……」

淡「え？」

穏乃「……」ｽｯ

咲「……」ﾌｯ


穏乃「ツモ！」


淡「!?」

ネリー「はぁ……」

咲「……うん」


穏乃「イッツーチンイツハイテイドラ３！」ﾀﾞﾝｯ


ｺﾞｩｯ



穏乃「12000・6000！」
　　∧/ : |: : : :|: : |: /　 |: j　|: : :〕 : : |: : :|| |: |: : :ヽ　 ｀ヽ
　 ,′ ＼:l: : :| |: : |_′　|斗:七´:ﾊ: :/|: : :ﾙ': :|: : : ∧　 　 .
　ｉ|／⌒八‐┼-: :|　 　 | ﾘ　|／　|/ :|: :/:': : :|: ／: : '.　　　,
　||: : : :' :| ヽ:|_|＼|　 　 |/ 忻芋示ﾐ､|,ｲ: : : : |: : : : : :ｉ　　　′
　||: : : l: :|_iﾃ示ミ　 　 　 　 ｛r' ::ｉ〕　ヽ' : : : , |: : : /: :|　　　 :,
　: : : : |: 〃 {r'::i〕　　　　　　乂z:ｿ,　 / : ／}:′／: : ′ 　　 :
. 八: : :ﾄ､|i　乂:ｿ　　　　　　　　　　 / イ: |r= ､ : : : /　 　 　 !
　　 ＼l:|:ヽ　　　　,　　　　 　 ''"　　 　 |: :|　　 V: :/　　　 　 |
　　　　 |: ,　 '"　　　　　　__　　　 　 　 |: :|　　./: /:.　　　　　|
　　　 　|: :.　　 　　v´ 　　　|　　　　　 ,|: :|ー.:'／:: : .　 　 　 |
　　　　 |: 圦　　　　　　　　ﾉ　　 　 ,イ |: :|ｉ イ : : : : :　 　 　 |
　　　　 |: : :|　　　　　　　　　　 　 　 〔,.l: :ｊ　 |: : : : : : :. 　 　 |
　　　　 |: : :|　　 ＞ 　 __,.　　　 　 　 |､|:/'　 |: : : : : : : : 　　 |
　　 　 人 : |　　　　　r‐┤　　 　 　 ／〔　　 |: : : : : : : : :. 　 |
　　　　　 ヽ|　　　　 ∧　!　　,r‐=''"　　 ＼　|: : : : : : : : : .　 |
　　　　　　 〕　　　 /⌒Ⅴ　〔 |　　　　　　　＼_: : : : : : : : : 　|

『き、決まったぁぁぁぁぁっ！　決まった決まった決まったぁぁぁぁぁぁっ！！！！』

『ちょっ、恒子ちゃんテンション上がりすぎ！』


『優勝は、阿知賀女学院んんッッッ！！！』



咲「……何かが足りなかった、なにかが、かぁ……近くに、いてくれたら……」ｸﾞｯ

ネリー「強かった、自分の力を使いこなしてなおかつ、まともに強い」ﾌｩ

淡「……負けちゃった」ｸﾞｽｯ


穏乃「……」


咲「ありがとうございました」ﾆｺｯ

ネリー「そうだね、ありがとう」ﾌｯ

淡「あ、ありっ……がとう、ございましたっ」ｸﾞｽﾞｯ


穏乃「うん！　ありがとうございました……良い闘牌でした！」ﾆｺｯ

京太郎「終わったぁ」

葵「ホントだね」ﾊｧ

トシ「さて」


京太郎「うおっいつの間に!?」

葵「どこから沸いて！」

トシ「私はGかい」ｺﾂﾝ

葵「あいた」

トシ「それにいつまで手ぇ握り合ってんだい」


京太郎「おっと失礼」

葵「はひゃっ!?　いいい、いえいえ全然！」

トシ「……ラブコメだねぇ」

葵「違うから！」


京太郎「お、四校揃ってる」

トシ「閉会式はまだにしろ、とりあえずこのまま団体戦の表彰式とインタビューだね」

京太郎「もうちょっといますか」

トシ「だね」ﾌｯ


京太郎「……さて、焼き肉かぁ」

葵「ん？」

京太郎「いやなんでも」

葵「いや焼肉って？」


京太郎「……食いしん坊め」

葵「!?」

京太郎「太りますよ？」

葵「おごっ!?」


トシ「いや、胸のサイズがちょっと上がったね」

京太郎「マジで!?」

葵「見るな！」

―――対局室


恒子「お疲れ様でした！　ではでは一位の阿知賀、二位の白糸台、三位の清澄高校、四位の臨海女子のみなさん！」

健夜「おめでとうございます」ﾍﾟｺﾘ

恒子「いやぁすこやんライバル登場かもしれないよ！」

健夜「あのさぁ、全国ネットでも容赦無しだよね前から思ってたけど」


恒子「いつも全力全開がモットーです！」

健夜「はやりちゃんに怒られろ、なんか知らないけどはやりちゃんに怒られろ！」

恒子「では三位の清澄高校から！」

健夜「臨海じゃないんだ！」

恒子「え、こういう時は真ん中やって一番下いってから一番上じゃないの？」

健夜「ランキング形式だ！　しかも下も上もわかってるから意味ないパターン！」


恒子「ってことで、部長の竹井さん！」

久「今年は最後の夏ということで、でも団体戦初出場でこうして三位と、いうっ……の、はっ……」ﾊﾞｯ

恒子「……泣き顔可愛いね」

健夜「あ？」

恒子「さすがにマジギレされそうなので大将の宮永咲さん、突如現れた大型ルーキー多めの今大会でも屈指のエース！」


咲「い、いやいや今回は高鴨さんに稼ぎ負けしましたし……」

恒子「でもドベから一度は一位浮上！　凄い！」

咲「親友の……」ﾎﾞｿｯ

恒子「え？」


咲「京ちゃん、ああいや……まぁ有名だから言っちゃうと須賀京太郎、彼に応援されたから頑張れたんです。彼がいたから麻雀部に入って、彼がいたから……」

健夜（こ、これは私でもわかる……修羅場の予感！）


咲「見てるよね！　ありがとう京ちゃん！」

智葉「待て宮永妹」

照「私に妹は」

智葉「ちょっと黙ってて」

照「……」ｼｭﾝ

咲「うちのお姉ちゃん泣かさないでください」

照「咲……！」ﾊﾟｧｯ


智葉「いやそれは済まなかったが、京太郎は私に『応援してるから頑張ってください』と言って来たぞ……私以外も応援してたのか!?」

咲「あ、いやそれは私とは違うベクト」

穏乃「あ、私も決勝前に京太郎からメール来た！　焼肉楽しみにしてるね！」

玄「ああ！　そう言えばお義兄ちゃん！　お姉ちゃんはどうするのですかぁ！」

宥「く、玄ちゃぁんっ」ｶｧｯ


恒子「ありゃ、ありゃりゃ……？」

咲「だ、だからみなさんと違って私は」

智葉「違う!?　わ、私たちとは違う関係って、どういうことだ……!?」

久「えっ、あの子って宮守の子たちと……飽き足らず」

玄「お義兄ちゃん、まな板を……おもちマイスターとしてのプライドは！」

咲「お前屋上な」

玄「ひっ、ででででもお義兄ちゃんはお姉ちゃんの」

宥「だ、だから違うってばぁ～」ﾏｯｶ


和「まったく須賀君は次から次に」ｸｽｯ

ネリー「達観してる！　大人だ！」

憧「穢れちまったのね和……」ｸｯ

和「凄い誤解されてません!?」

優希「おっぱいかおっぱいなのか！　京太郎そういやタコス作ってくれるって話どうしたぁ！」


穏乃「京太郎のおかげで勝てたよ！　今度は私が一晩でも二晩付き合うからね！」

智葉「ちゃっかりポイント稼ぎ!?」

ハオ「あれ、完全に堕ちてません智葉、チョロインですか」

智葉「だだだ誰がチョロインだ！」

明華「声からチョロインの匂いがするんですよね」

智葉「仲間が冷たいっ」ｶﾞｸｯ



恒子「……以上現場からでした！」

健夜「スタジオにお返しするから収集してねはやりちゃん！」


菫「……なんだこの疎外感は！」