元スレナツメ「レッドは人気者」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
251 = 245 :
レッド「まさか、メタモンか何かか?」
ナツメ「ちゃんとした人間よ」
ナツメ「しかもレッドとほぼ同じ」
セレナ「パパとほぼ同じ?」
レッド「俺のクローン?」
ナツメ「わからない」
252 = 245 :
レッド「まあ俺とほぼ同じってなら多少乱暴でも大丈夫だろ」
ナツメ「何するの?」
レッド「寝てるときなんか水ぶっかけたら起きるだろ」バシャン
レッド「……」
レッド「起きないな…?もう一回水くんでくる」
???「ぶはっ」
???「何すんだ!」
ナツメ「起きた」
???「ああ…ナツメか、くしゅん…びしょびしょじゃないか」
ナツメ「レッド…?」
253 = 245 :
???「なんだよ、そんな顔して」
???「なんか俺の顔についてるか?」
ナツメ「いや、そうじゃなくて…」
ジラーチ「ほんとに何かが変身してるわけじゃねえんだな?」
ナツメ「うん、だってもうレッドと言ってもいいぐらいだもん」
セレナ「ほんとにそっくり…」じーっ
???「な、なにこの子?」
ナツメ「それより、あなたの方こそ誰?」
254 = 245 :
???「何言ってんだよ、レッドに決まってんじゃん」
ナツメ「うん、たしかに見た目もレッドで考えてることも同じようだけど…」
???「何を疑ってんのさ」
レッド「あれ、起きたんだ」
???「おわぁっ!」
???「ななな…なんで俺がもう一人いるんだ!」
レッド「ん~…それは俺が言いたいんだよ」
255 = 245 :
レッド「ナツメ、こいつは偽物だ!」
レッド「いや、どっちかって言うとそっちが偽物だから」
レッド「ふざけんなよ、人ん家に勝手に入ってきやがって、そのうえ俺のマネまでして」
レッド「だから勝手に入ってたのそっちだから、しかもグースカ寝やがって」
レッド「ナツメも何か言ってやってくれよ」
レッド「ナツメ、なんとかしてくれよ」
ナツメ「ちょっと、ややこしいんだけど…」
256 = 245 :
ナツメ「まあどっちのパパも落ち着いて」
レッド「パパ…?」
レッド「情報不足だったな偽物、俺に娘がいることも知らんとは」
レッド「娘ぇ!?まさかこの子が…」
レッド「そうだ、もうちょっと調べてくるんだったな」
レッド「どうなってんだ」
レッド「なんでこんな大きな子…年齢的にも」
レッド「説明するのもめんどうだ」
257 = 245 :
レッド「そもそもなんで俺がもう一人いるんだよ」
レッド「それは俺の方が言いてえよ」
レッド「なんでか俺に娘がいることになってるし、ジラーチまでいる」
ジラーチ「やっとふれてくれたか」
レッド「そんなことより、何度も言ってるけどなんで俺が二人いるかについてだが」
ナツメ「まあ落ち着いて、ダブルレッド」
レッド「ダブルレッド…」
258 = 245 :
ナツメ「うーん…どう考えても二人とも本物のレッドなのよね」
レッド「そうだ、本物を見分けるいい方法を思いついたぞ」
レッド「あのな、セレナのことも知らなかったんだしどう考えてもお前が偽物だろ」
レッド「ナツメの言ってたこと聞いてなかったのか?どっちも本物だって言っただろ」
レッド「やはりレッドというからには強くなくてはならない」
レッド「よって3本勝負だ!勝った方が真のレッドだ!」
セレナ「こっちのパパ何言ってんの…」
レッド「いや、俺にはわかるぞ!」
259 = 245 :
ナツメ「そんなことする必要ないでしょ」
レッド「…たしかに、理由がないような」
レッド「なら勝った方が今夜ナツメを好きにできるってことでどうだ」
ナツメ「だからね」
レッド「乗ったぁぁぁ!」
ナツメ「ええっ」
ナツメ「そ、そんなことするよりなんでこうなったか原因を調べるとか」
レッド「じゃあ何で勝負する?」
レッド「そうだな」
ナツメ「聞いてよ~」
260 :
レッド「一回戦はジャンケンだ」
レッド「いいだろう」
レッド「いくぞ、最初はグー」
レッド「ジャンケンポン!」
レッド「あいこでしょ」
レッド「あいこでしょ」
レッド「あいこでしょ」
レッド「あいこでしょ…」
ナツメ「……」
261 = 260 :
1時間後
レッド「あいこでしょ」
レッド「あいこでしょ」
ナツメ「セレナ、今日は何が食べたい?」
セレナ「うんとー…」
ジラーチ「ビスケット」
ナツメ「セレナに聞いてんの」
レッド「あいこでしょ」
レッド「あいこでしょ」
セレナ「パパいつまでやってるの?」
262 = 260 :
レッド「勝負がつかん…」
ナツメ「二人とも考えることもやることもまったく一緒なんだから全部あいこになるわよ」
レッド「な、なんだってー!」
レッド「てかナツメ気づいてただろ」
ナツメ「うん」
レッド「なんで教えてくれなかったんだよ~」
ナツメ「その…どんなことでも必死なレッドは好きだから」
263 = 260 :
レッド「第二回戦だ!」
レッド「おう」
レッド「次はオセロで勝負!」
レッド「よっしゃ」
ナツメ「その勝負も引き分け」
ナツメ「10回やるけど10回とも引き分け」
ナツメ「いくら同じ人でもすごいわね」
レッド「またダメか…」
264 = 260 :
レッド「だったら、三本目はバトルだ」
レッド「ルールは6対6でどうだ」
レッド「よっしゃ」
レッド「ナツメ、これは引き分けになんないよね?」
ナツメ「いいんじゃない?」
ナツメ「別にもう勝負する必要ないと思うけど…」
ナツメ「バトルなんかしたらどっちがどっちのレッドかわからなくなるじゃない…」
265 = 260 :
レッド「いけっライチュウ!」
セレナ「あっちがパパだよ」
ナツメ「うーん…でもどっちもパパなのよね…」
レッド「こっちはライチュウを使っているのか…ってでかーーー!」
レッド「なんでそんなでかいんだ」
レッド「まあ、いろいろあって」
レッド「…相手がライチュウなら俺はフシギバナだ」
266 = 260 :
レッド「フシギバナ、メガシンカ!」
レッド「なんで俺がメガシンカ使ってんだ」
レッド「なんだ?こっちじゃ使わんのか?」
レッド「使わん」
レッド「ふーん」
レッド「ま、いいや先手必勝」
レッド「フシギバナ、ヘドロ爆弾」
レッド「電撃で撃ち落とせ」
レッド「アイアンテールで反撃!」
267 = 260 :
途中経過
×ライチュウVSメガフシギバナ○
○リザードンVSメガフシギバナ×
○リザードンVSピカチュウ×
×リザードンVSメガリザードンY○
○カメックスVSメガリザードンY×
×カメックスVSカビゴン○
○フシギバナVSカビゴン×
×フシギバナVSメガカメックス○
○メガジュカインVSメガカメックス×
268 = 260 :
レッド「何回メガシンカしたら気が済むんだよ!」
レッド「できちゃうもんはしかたない」
レッド「そっちだってそのジュカイン出したときから既にメガシンカしてたじゃんか」
レッド「こいつはたぶん…特別?なのかな」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「しかたないよな」
レッド「そうだな」
269 = 260 :
レッド「俺の最後のポケモンはこいつだ」
レッド「でてこいミュウツー」
レッド「やっぱりいたか」
ミュウツー「レッドが二人おるんはほんまやったんか」
ミュウツー「やっぱりこっちゃのレッドも強そうやね」
レッド「ミュウツー、メガシンカ」
レッド「ミュウツーまでメガシンカすんのかよ」
ミュウツー「そん通り、Xと呼んでや」
270 = 260 :
レッド「さてメガジュカイン撃破」
レッド「いつの間に!?」
レッド「そっちもあと一匹、早く出せよ」
レッド「あせらないあせらない、そんなに俺の最後の一匹知りたいのか?」
レッド「ミュウツーだろ」
レッド「うん…」
271 = 260 :
ミュウツー「ミュウツー降臨!」
ミュウツー「ぼく以外んミュウツーは初めて見たわ」
ミュウツー「そやね、そんなポンポンおるようなポケモンちゃうからな」
ミュウツー「あんなのみたいに大量発生するわけでもないからな」
ジラーチ「なんか言ったかコラ」
レッド「おーいミュウツー、いつまでしゃべってんの」
ミュウツー「そやな」
ミュウツー「早う倒しいやあげるわ」
272 = 260 :
10分後
ミュウツー「はぁ…はぁ…」
ミュウツー「君すごいね、メガシンカもせずにぼくとこないに戦えるとはね」
レッド「ミュウツーとどめの冷凍パンチだ」
ミュウツー「がふっ…」
レッド「そっちのミュウツー戦闘不能、俺の勝ち」
ミュウツー「当然の結果やね」
273 = 260 :
レッド「俺は約束をちゃんと守るやつだよな」
レッド「はいはい…」
レッド「じゃあ、ナツメさっそく」
ナツメ「まだ早いわよ、今夜なんでしょ」
レッド「じゃあじゃあ、そっちが今夜なら俺とは今から」
ナツメ「二人ともそのことしか考えられないの!?」
ミュウツー「……」
274 = 260 :
セレナ「パパ負けちゃったの…」
レッド「まあ…俺に負けちゃったんだし、しかたないかな…」
ジラーチ「これで負けるの何度目だ?ええおい」
レッド「そんなのいちいち数えてねえよ」
レッド「えっとあの時とあの時…それに」
レッド「数えるなよ」
レッド「でもそっちの方が俺より一敗多いよな」
レッド「明日もう一回リベンジしてやるよ」
275 = 260 :
夜
ガチャガチャ
レッド「おい」
グルグル
レッド「おーい、動けないんだけど」
レッド「いくら自分の声とはいえ、途中で入ってくるのはな…そう思うだろ?」
レッド「…それはー…そうだな」
レッド「じゃあ口もふさごう」
レッド「!?」
276 = 260 :
ナツメ「な、なんか変な気分…」
レッド「うん、俺も」
レッド(自分に自分の妻を寝取られるとは…)
レッド(ん…?いや、こういう場合寝取るっていうのか?)
レッド(一応あいつは俺本人でもあるわけだし…)
レッド(ナツメからしたらいつも通り、何も変わらない状況…)
レッド(でも俺からしたらなんかこう…)
レッド(あれ、わけわかんなくなってきたぞ)ガンッガンッ
277 = 260 :
ナツメ「レ、レッド血が出てる!」
レッド(あ、つい…)
レッド「お前は俺でもあるんだから壁に頭突きしてケガなんかしたら俺も痛いだろ」
レッド(悪い…)
レッド(でもこれは)
レッド「安心しろこれは寝取るとかそういうことじゃないから」
ナツメ「えっ何言ってるのかわかるの?」
レッド「そりゃ俺自身だからな」
278 = 260 :
ナツメ「……」
ナツメ「レッド、やっぱりごめん!」
レッド「えっ」
ナツメ「どっちもレッドとはいえ、やっぱり見られながらってのは…は、恥ずかしいから…」
ナツメ「だからこっちのレッドは今日はセレナと寝てあげて」
レッド(え…)
レッド「そんな心配そうな顔するなよ、やるのは自分なんだから」
279 = 260 :
レッド「追い出された…」
レッド「くそ~ナツメのやつも俺以外…いや、俺だけど…」
レッド「とにかく、えーと…」
レッド「……」
ジラーチ「おいこら、自分の行為を盗み聞きしようとするな」
レッド「おわっ」
ジラーチ「話は聞いてたぞ、あの小娘のところ行くんだろ」
レッド「お前も盗み聞きしてたんじゃねえか」
280 = 260 :
ガチャ
セレナ「ジラーチおそーい」ポイッ
ぼふっ
レッド「ははっセレナ、枕投げか?」
セレナ「パパッ…あれ、どっち?」
ジラーチ「こっちのレッドだよ」
レッド「まあ、ナツメでも完璧に見分けられないから仕方ないか」
セレナ「それよりパパどうしたの?」
レッド「今日はセレナと寝ようかなと思って」
セレナ「パパと!やった」
281 = 260 :
セレナ「ママはどうしたの?」
レッド「あ…ママはー…」
レッド「それより、良い子はもう寝る時間だよ」
レッド「歯はみがいた?」
セレナ「うん」
レッド「トイレはもう済ませた?」
セレナ「うん」
レッド「じゃあ寝ようか」
282 = 260 :
翌朝
レッド「……」
レッド「おいムスコよ、隣に娘が寝てるんだからちょっとは落ち着け」
レッド「あれ、なんだこの紙」
レッド「なになに…」
レッド「なんじゃこりゃ!?」
探さんといて
ミュウツー
レッド「あいつ一体…」
283 = 260 :
セレナ「パパなに…?大きな声出して…」
レッド「ああ、ごめん起こしちゃった?もうちょっと寝てていいよ」
セレナ「…うん」
レッド「さて、何が探さんといてだ」
レッド「要するに探してくれってことだろ」
レッド「何が目的なんだよ、あいつ…」
284 :
レッド「やっぱり…こっちのナツメも…すごいんだね…」
ナツメ「なにもかもまったく同じだった…」
レッド「そりゃそうだよ」
セレナ「あれ、パパとジラーチは?」
レッド「俺ならここにいるよ」
ナツメ「あなたはセレナのパパじゃないでしょ」
ナツメ「パパがどうかしたの?」
レッド「俺もパパって呼ばれたいんだよ~」
285 = 284 :
ナツメ「たしかにどこにもいないわね」
ナツメ「レッドならパパがどこ行ったかわかるんじゃない?」
レッド「え…その言い方じゃ俺もうパパって呼ばれないんじゃ…」
ナツメ「違うんだからしょうがないでしょ」
レッド「セレナは俺のこと」
セレナ「……」
ナツメ「それより、パパはどこ?」
286 = 284 :
レッド「俺が行きそうっていうか、やりそうなことは特訓かな?」
ナツメ「特訓か、そうかもね」
ナツメ「パパはその気になればレッドより強いもんね」
レッド「そのパパもレッドだし、昨日は俺が勝ったじゃんか」
ナツメ「あれはメガシンカがあったからでしょ、同じ条件ならパパの方が有利だと思うわ」
レッド「同一人物なのにだいぶあっちよりだな」
ナツメ「そんなことないわよ、どっちも好きよ」
レッド「あ、ありがと…」
287 = 284 :
ナツメ「それよりパパはどこで特訓してるの?」
レッド「えっと…」
ナツメ「さすがに同一人物でもわかんないか」
ナツメ「ま、そのうち帰ってくるでしょ」
ナツメ「朝ごはん作らないと」
288 = 284 :
レッド「ごちそうさん」
レッド「帰ってこないなーこっちの俺」
ナツメ「ちょっと心配ね」
レッド「じゃあ俺がちょっと探してこようか」
ナツメ「いや、いいわよ私が探してくるわ」
ナツメ「レッドはセレナの相手してあげてて」
レッド「セレナのって…何すりゃいいんだ?」
289 = 284 :
ナツメ「やっぱり最初から私の超能力で捜した方がよかったかもね」
ナツメ「えっとパパは…」
ナツメ「いた、あの辺は…ハナダシティかな」
ナツメ「それじゃあテレポートで…」
ナツメ「ってパルキアのせいでまともにテレポートできないんだった」
ナツメ「レッドに手伝ってもらうのもなんだし…」
ナツメ「も~どうしたらいいのよ~」
ナツメ「やっぱり待ってるしかないのかな」
290 = 284 :
レッド「えっと今日は俺がこっちの俺に代わってなんかやるわけだけど、何するの?」
セレナ「特訓!パパよりも強くなるの」
レッド「ははっ俺よりも強くなるのか」
セレナ「違うよ、パパよりもだよ」
レッド「えっ…俺よりじゃ…」
セレナ「パパじゃないでしょ」
レッド「絶対に俺のことパパって呼んでくれないんだ…」
291 = 284 :
ナツメ「……」
ナツメ「一応あっちのレッドもちゃんとセレナの相手してくれてるのね」
レッド「あれ、どうしたのナツメ?」
ナツメ「あっ気づいてたの?」
レッド「そりゃ俺はナツメのことならなんでもわかるよ」
レッド「で、なにかあったの?」
ナツメ「なんでもわかるんなら、言わなくてもいいんじゃない?」
レッド「な、なんでもじゃないな…」
ナツメ「気にしないで、ただ見てただけだから」
292 = 284 :
ナツメ「ちゃんと教えてくれてるんなら、なおさら無理よね」
レッド「あ、そうだナツメ、ジムの方は行かなくていいの?」
ナツメ「うん、そのことは大丈夫だから」
ナツメ「えっと誰だったかな…誰かが代わりにやってくれてるのよ」
レッド「こっちもいろいろあったんだな」
ナツメ「こっちも?」
レッド「ん?あぁー…あっちのナツメ大丈夫かな…」
293 = 284 :
2時間後
レッド「ただいまー…」
セレナ「あっパパが帰ってきた」
ジラーチ「ボクもいるぞ」
セレナ「うん、おかえりジラーチ」
ナツメ「何にも言わないでどこ行ってたの」
レッド「あっそういや連絡するの忘れてた…ごめん」
294 = 284 :
レッド「なあなあ、どこ行ってたんだ?」
レッド「内緒」
レッド「俺に負けたから特訓か?」
レッド「じゃあそういうことで」
レッド「そういうことって何だよ」
レッド「ん~なんだろ…あの状況で俺が特訓以外にすること…」
レッド「あっわかった、セレナの誕生日が近いんだろ」
レッド「全然違う」
295 = 284 :
レッド「俺はもっと素直な性格だぞ、教えろよ」
レッド「ダーメ」
レッド「ちぇっ」
レッド「それよりでかけるぞ」
レッド「出かけるってどこに?」
レッド「調べものだよ、お前もいつまでもこっちにいるわけにはいかないだろ」
レッド「原因はこいつってわかってんだけど、どうやって戻るかとかいろいろあるんだよ」
レッド「なんだこいつ」
レッド「内緒」
レッド「これは教えろよ」
296 = 284 :
ナツメ「また勝手にどこか行く気?」
レッド「うん、あっちの俺を戻す方法とかいろいろ調べないと」
ナツメ「そう」
ナツメ「やっぱり原因はパルキアなのね?」
レッド「たぶん」
レッド「ほら、ナツメはちゃんと教えてくれる」
ナツメ「オーキド博士のところに行くんでしょ?私もついて行く」
297 = 284 :
オーキド研究所
オーキド「えーっと、あの資料はどこにおいたかの…」
レッド「はーかせ」
ナツメ「こんにちは」
オーキド「おお、レッドにナツメか、どうしたんじゃ?」
レッド「ちょっと聞きたいことがあって来たんです」
オーキド「そうか、じゃが悪いが少し待ってくれんか、今探し物をしておってな」
298 = 284 :
ナツメ「探し物なら私にまかせてください」
ナツメ「博士の探し物は…」
ナツメ「あそこね、パパの方が近いしとってくれる?」
レッド「いや、俺よりあっちの方が近いぞ」
ナツメ「あ、ごめん、まだうまく見分けられないのよ」
レッド「ま、俺の方がパパでもいいけど」
レッド「それは俺が許さん」
レッド「はい博士、これですよね?」
オーキド「おおすまんな、助かったぞ」
オーキド「……」
オーキド「レッドが二人!?!?!?」ばたんっ
299 = 284 :
ナツメ「ちょっ…博士!」
レッド「なんか途中まで普通に進んでたから逆にこっちがびっくりした」
レッド「やっぱり後ろからバァ作戦の方がよかったんじゃないか?」
ナツメ「それは直接驚かしにかかってるじゃないの」
ナツメ「そんなことより博士気絶しちゃってるじゃないの」
ナツメ「これどうすんの」
レッド「どうしよう」
レッド「驚かしたのそっちじゃん」
レッド「無責任だな」
300 = 284 :
レッド「博士おきないな」
レッド「そうだな」
ナツメ「だからなんでそんな冷静なのよ!」
レッド「いや、こういうときだからこそ落ち着くんだ」
ナツメ「こんな年寄りが気を失うなんて一大事よ、もうちょっと慌てなさい」
レッド「そうだ、博士にもしものことがあったら」
レッド「これ起きないっていうか動かないんじゃ…」
レッド「そ、それはやばい!」
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