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    元スレナツメ「レッドは人気者」

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    951 = 934 :

    ゴールド「弱かったらシロガネ山なんて行けないからね」

    レッド「でもユウキ来なかったよ」

    ゴールド「俺の方が何倍も強いのになんでそれがおかしいんすか!」

    レッド「え?そうなの?」

    ゴールド「そーなの?じゃねえ!」

    レッド「続きはユウキと直接話せ」

    ゴールド「ユウキ来るんですか?」

    レッド「ジムが終わったら来るんだって」

    レッド「チャンピオンと違って忙しいね」

    ゴールド「なんもしてねえあんたが言うな」

    952 = 934 :

    1時間後

    ユウキ「いやーすいません、遅くなりました」

    ユウキ「これでも早く終わってきたんで許してください」

    ナツメ「いらっしゃい二人とも…あ、三人か」

    レッド「まあ入れ入れ」

    ハルカ「ナツメさんはお腹だいぶ大きくなりましたね」

    ナツメ「双子だから、ちょっとはね」

    ハルカ「双子なんですか!?私は一人でも大変だったのに」

    ナツメ「双子にしようと思ってできるもんじゃないと思うけどね」

    ハルカ「今はあいつにおとなしくって何回も言われてたんでこんあのですけど普段はほんとやんちゃで…」

    ナツメ「不安になるようなこと言わないでよ、でも元気があっていいことでしょ」

    953 = 934 :

    ホロン「おーちっちゃいなー」

    ホロン「なんて名前なんだ?くそがきー」

    ユウキ「あの、親いる目の前でクソガキとか言うのやめてくんない」

    ゴールド「数少ない自分より小さい人間だからそういう態度になっちゃうんだ許してやれ」

    ホロン「ケンカうってんのか」

    ゴールド「売ってやろうか?」

    ホロン「表出ろこのやろう」

    ゴールド「へーい」

    ユウキ「…いいんですか?」

    レッド「いーじゃん、喧嘩するほどなんとやらって言うし」

    954 = 934 :

    セレナ「目元とかトキワのお兄ちゃんそっくりだね」

    ユウキ「トキワのお兄ちゃんっていうより名前で呼んでくれた方がうれしいんだけどな~」

    ナツメ「でも全体的の雰囲気はなんとなくトキワ君よりハルカちゃん寄りね」

    ユウキ「ナツメさん!?僕そんな名前じゃないんですけど」

    レッド「そういやこの子の名前聞いてなかったな、なんて言うんだユウキ?」

    ユウキ「だからちが…あれ、あってる…あってる?」

    ユウキ「なんかややこしくなってきた、僕の名前は…」

    ハルカ「あんたの名前はバカよ」

    ハルカ「それとこの子の名前はエメラルドっていいます」

    955 :

    ジラーチ「変な名前」

    レッド「……」パシンッ

    レッド「い、いい名前だと思うよ」

    ユウキ「そっちは名前もう決めてるんですか?」

    レッド「秘密だ」

    ジラーチ「チョコレートとわたあめにしたらどうだ?」

    レッド「それ今お前が食べたいもんだろ」

    ナツメ「チョコならそっちにあるわよ、セレナ出してあげて」

    956 = 955 :

    レッド「でも候補がたくさんあるんだけど、200個ぐらい」

    ユウキ「それ多すぎないですか?」

    レッド「ナツメといろいろ考えてたらいっぱいでてきて」

    バゴーン

    ホロン「待てコラァ!逃げんのか!ふざけんなよ」

    ゴールド「うるせえ!お前こそふざけんな!」

    ゴールド「なんで俺の技が効いてねえんだ!」

    ホロン「タイプ相性間違えてんじゃねーのか?バーカ」

    ゴールド「これでもチャンピオンだぞ!」

    ゴールド「エンテイ、聖なる炎!」

    レッド「家ん中で炎とか出そうとするんじゃねえ!」

    957 = 955 :

    ゴールド「いやー…これはあれっすよ…なあ」

    ホロン「そうそうあれだよ」

    レッド「あれってなんだよ、ふざけんな弁償しろ」

    レッド「ったくでかい穴あけやがって」

    レッド「ナツメがあんなときにストレスになるようなことすんじゃねえよ」

    レッド「ニコニコしてるときが一番かわいい…あ、違う、一番怖いんだよ」

    ホロン「僕お金もってないから全額君出してね」

    ゴールド「はぁ!?ふざけんな」

    レッド「聞いてんのか?」ガシッ ガシッ

    ゴールド「痛いです、聞いてます」

    958 = 955 :

    ゴールド「ほら行くぞ」

    ホロン「ちょ、行くってどこにだよ」

    ゴールド「金稼ぎだよ」

    ゴールド「俺デートとかだったらはほぼ全額出すタイプだろうけどこれはさすがに半々にしよ」

    ホロン「体で稼げってか」

    ゴールド「いや、そういうんじゃないけど…」

    ゴールド「とにかく、まともな方法だから」

    ゴールド「じゃあレッドさん、お金はちゃんと払うんで…」

    959 = 955 :

    レッド「はぁ…家が…」

    ナツメ「だ、だれもケガしなくてよかったじゃない」

    レッド「そーだね…」しょぼん

    ナツメ「……」

    セレナ「おにいちゃん、おにいちゃん」

    レッド「どうした?」

    セレナ「おねえちゃん困ってるよ、今はあんまり心配させない方がいいと思うよ」

    レッド「そう…だな…うん確かにな、家はまた修理したらいいだけだし」

    エメラルド「おとーさま、おなかがすきました」

    ユウキ「今そういうこと言わないの」

    レッド「ちょうどいいよ、どっか行こうか」

    レッド「ついでに今日泊まるとこも探さないと」

    960 = 955 :

    ユウキ「よかったらうちに来ますか?」

    レッド「じゃあお願い」

    ハルカ「セレナちゃんと…君も来る?」

    カルム「あの…カルムっていうんですけど」

    レッド「ていうか思ったけど、お前自分の子にお父様って呼ばせてるの?」

    ユウキ「いや違いますよ、テレビの影響で」

    ユウキ「普段は普通だよな」

    ハルカ「え?そうだっけ」

    ユウキ「ひどいよハルカちゃん!」

    ハルカ「あんたも普段そんな言い方しないでしょ」

    ユウキ「あっ今『も』って言った!『も』って言ったじゃん!」

    ハルカ「はいはい」

    レッド「お前ら子どもの前でそんなくだらないこと言いあうなよ」

    ハルカ「そうですね…ごめんなさい」

    ナツメ「あら、めずらしくレッドがまともなこと言ってる」

    レッド「めずらしくってのは余計だよ」

    ナツメ「でも言ってることは確かだし、私たち気をつけるようにしないとね」

    961 = 955 :

    ジラーチ「おいクソガキ」

    レッド「おーい、今ナツメが言ってたこと聞いてた?」ガシッ

    ジラーチ「聞いてなかった~」

    レッド「ほら、もうなんでもいいからとりあえず謝れ」

    ジラーチ「すまなかったなくそがき」

    レッド「くそがきって言われるようなことなんもしてねえだろ」

    エメラルド「そうだ!よく聞けクソチビ!俺はエメラルドっつー立派な名前があるんだ!」

    レッド「……」

    ジラーチ「あーあ、レッド怒らせちゃった」

    レッド「いや俺じゃねえだろ」

    962 = 955 :

    レッド「ていうかエメラルド君この年にしてはかなりしゃべれるけど口悪すぎない?」

    レッド「ルビー家の教育がいいんだか悪いんだか」

    ユウキ「テ、テレビの影響ですよ」

    ジラーチ「お前何見てるんだ?」

    エメラルド「●●●●●●●、△△△△△△△…あとは…」

    レッド「おまえ…」

    ユウキ「いや普通の子ども向け番組!そんな目で見ないでください!」

    ユウキ「たまたま●と△で表してるだけで変なことないでしょ」

    ユウキ「ラルドもそういう言い方しないの!」

    963 = 955 :

    2時間後

    ハルカ「レッドさんとナツメさんはこの部屋使ってください」

    ハルカ「カルム君とセレナちゃんはこっちの部屋使って」

    レッド「えっ」

    セレナ「えっ」

    ハルカ「あれ?何かおかしかったですか?」

    レッド「いや、それはちょっと…」

    セレナ「あのー私おにいちゃんとおねえちゃんと寝たいんですけど」

    カルム「うへえっ!?」

    セレナ「どうしたの?変な声出して」

    カルム「いや…」

    964 = 955 :

    深夜

    カルム「……」ゴロン

    カルム「うー…せっかくセレナと寝れると思ったのに~」

    カルム「あん時『僕もいいですか?』とか言えばよかったかな…」

    カルム「いや、不自然すぎるか」

    カルム「……」

    カルム「トイレいこ」

    965 = 955 :

    カルム「ん?外から何か…なんだ?」

    カルム「あれは…おにいさま?」

    カルム「何やってんだろ」

    カルム「ちょっと見てみよ」

    レッド「リザードン火炎放射!ピカチュウはジャンプだ!」

    カルム「こんな時間にトレーニング?」

    カルム「にしてもすげぇ…今まで見てきたどのトレーナーとも全く違う」

    ミュウツー「そこで何している」

    カルム「うわあっもごっ」

    ミュウツー「静かにせえ、みんな寝とる時間や」

    966 = 955 :

    レッド「おいミュウツー、次は…あれ?ミュウツー?」

    ミュウツー「おお、こっちやこっち」

    レッド「どこ行ってたんだ、ん?お前なんで」

    カルム「こ…こんばんわ…」

    ミュウツー「便所いこうとしとったら怪しいやつが監視してたから連れてきた」

    カルム「い、いやっ…監視とかじゃなくて…」

    カルム「僕もトイレに行っててちらっと外見たらおにいさまがいて」

    レッド「誰がお兄様だ」

    カルム「そしたらこれに連れ去られて」

    ミュウツー「これじゃないミュウツーだ」

    967 = 955 :

    カルム「いつもこんな時間にこういうことを?」

    レッド「まあそうだな」

    カルム「なんでみんな寝てるような時間に?」

    レッド「こんな時間ぐらいしかあいてねえからだよ」

    レッド「何にもしなかったらこいつらなまっちまうからな」

    カルム「そういやにいちゃんは不敗のチャンピオンだったって聞きましたけどなんでやめちゃったんですか?」

    レッド「何が兄ちゃんだよ、言い方の問題じゃねえよ」

    レッド「…つまんないからやめたの」

    カルム「つまんないって…にいちゃん、そんな理由で」

    レッド「次そういうこといったら思いっきりビンタするからね」

    カルム「わかりました、もう聞きませんにぃに」

    レッド「おいそっちじゃねえ」

    968 = 955 :

    レッド「てかもう寝ろ、子どもが寝る時間はとっくに過ぎてんだ」

    カルム「もう少し見てます」

    レッド「見てたってなんもいいことないぞ」

    カルム「兄上に勝てばセレナも…」

    レッド「いや、ない」

    レッド「おまえなぁいくら強くてもダメなやつはダメなの」

    レッド「お前がもしセレナよりもそこらの園児よりも弱くても…」

    レッド「まあいいや」

    カルム「いやよくないです!気になるでしょ!」

    レッド「自分で考えろ、なんか眠いから俺もう寝るわ」

    レッド「あ、そうそう、俺に勝つなんて数十年はムリだよ」

    カルム「そ…そんなことないですよ!」

    969 = 955 :

    レッド「そうだな…不意打ちでもしたらちょっとは」

    カルム「じゃあ行けえファイヤー!」

    レッド「っ!?くっ…リザードン!」

    レッド「ほんとにいきなり来たな…しかもなんでお前が」

    ファイヤー「ふっ…でかくなったな小僧」

    レッド「一気に眠気がふっとんだ、よくこいつをお前が認めたな」

    ファイヤー「ああ、気分がよかった」

    カルム「えっ、そんな理由なの!?」

    レッド「なんにせよ、かかってくるなら本気でやらねえとな」

    970 = 955 :

    翌日

    セレナ「おにーちゃん!いつまで寝てるの!」

    レッド「うー…なつめ~」ガバッ

    セレナ「お…おにーちゃん、私だよ//」

    レッド「……」

    レッド「あれ…」

    レッド「えっ!ナツメは…?」

    セレナ「あっちだよ…起きた?」

    レッド「ご、ごめん」

    971 = 955 :

    カルム「どーでした?セレナのおっぱい」

    レッド「しばき倒されたいのか」

    カルム「もうやられたんで結構です…」

    レッド「…そうか」

    レッド「ま、あんま嫌われんようにがんばりな」

    カルム「あれ、兄チャマ公認ですか」

    レッド「何を公認か知らんが、兄チャマって今までで一番腹立った」

    カルム「今日の夜もやるんですか?」

    レッド「いつもやってんだから今日はやらないなんてことはまあないだろ」

    カルム「僕もご一緒していいですか?」

    レッド「子どもは寝てる時間だぞ」

    972 = 955 :

    ナツメ「おっはよーレッド」

    レッド「おはよ~ナツメ~」

    レッド「今日もかわいいな」

    ナツメ「寝起きのレッドもかっこいいよ、朝ごはんできてるからね」

    カルム「…完全なバカップルっすね」

    レッド「なんでだ、ただかわいいって言っただけじゃん」

    レッド「ほんとのことだし」

    カルム「付き合ったばっかでもないのにそういう言葉が出るなんて」

    カルム「当たり前のように出てたし、普段はもっとじゃないんですか?」

    レッド「…別に意識したことないな」

    973 = 955 :

    レッド「ごちそうさま」

    ナツメ「ねえねえ、今日は何時頃出るの?」

    レッド「えーっと、夕方頃つくって言ってあるから…あとに時間後ぐらいにでようかな」

    レッド「セレナとお前も来るだろ?」

    セレナ「うん」

    カルム「あの…どこにですか?」

    レッド「どこってマサラタウンだよ」

    カルム「マサラタウン…?」

    セレナ「田舎よ」

    974 :

    マサラタウン

    赤母「おかえり、よく来たね」

    ナツメ「お久しぶりです」

    赤母「ナッちゃんもお疲れ様、さっ入って入って」

    セレナ「おばちゃん、私もいるよ」

    ジラーチ「ボクもボクも~!」

    赤母「わかってるよ、お菓子だってたくさん用意してあるし」

    赤母「あれ?初めて見る子もいるね」

    カルム「こ…こんにちは」

    975 = 974 :

    カルム「セレナって兄妹じゃなかったの?」

    カルム「あ、それともナツメさんと姉妹なの?」

    セレナ「どっちも違うけど」

    カルム「あー…そうなんだ」

    セレナ「そう思ってたの?」

    カルム「さっきまでは」

    カルム「うーん、せっかく気に入られようとお兄様とかに兄ちゃんとかいろいろ言ってみたのに」

    セレナ「あれだよ、近所の年上の人におにいちゃんとかおねえちゃんって言うのと同じようなものよ」

    セレナ「でも前は言いやすいからパパって呼んでた」

    カルム「?」

    976 = 974 :

    セレナ「ただ二人にはお世話になったし、まあいろいろあったから」

    カルム「へー、それにしてもだいぶなついてるね、知ってたけど」

    セレナ「うん、二人とも大好き」

    カルム「じゃあ僕のことは?」

    セレナ「え?ああ…うん」

    レッド「なんでてめえが!ふざけんな!」

    カルム「……」

    セレナ「……」

    カルム「なんだろうね」

    セレナ「私見に行ってみよ」

    977 = 974 :

    ジラーチ「やめとけやめとけ」

    ジラーチ「見たっていいことないぞ」

    セレナ「ええ~」

    ジラーチ「ええ~じゃない」

    セレナ「じゃあカルム見て来て」

    カルム「え?僕が!?」

    カルム「今いいことないって」

    セレナ「おねが~い」

    カルム「お願いって…」

    978 = 974 :

    ゲンゾー「おいおい久しぶりに出たパパにむかっててめえはないだろ」

    レッド「何がパパだ、ふざけてんのか」

    ナツメ「レッド、お義父さんなんだからそういう言い方は」

    ゲンゾー「そうそう、さすがナツメちゃん」

    レッド「こんなやつ父親じゃねーよ!」

    レッド「それとお前がナツメちゃんっていうのやめろ!」

    ナツメ「そんな怒ることじゃないってば」

    レッド「…でも」

    ゲンゾー「でもじゃない、黙ってナツメちゃんの言うこと聞いてればいいんだ」

    レッド「うるせえバカ」

    ゲンゾー「ま~たパパに向かって~」

    979 = 974 :

    カルム「なんかパパがなんとか言ってた」

    セレナ「パパ?どういうこと?」

    カルム「よくわかんない」

    ジラーチ「レッドの父親がいるんだよ」

    セレナ「へ~でもなんで怒ってる声するの?」

    ジラーチ「レッドと父親は仲がよくないからだよ」

    ジラーチ「だからそんなの見てもいいことないって言ったんだ」

    セレナ「なんでなのかな?」

    ジラーチ「まあいろいろあったんだよ」

    980 = 974 :

    ナツメ「もういいでしょ?」

    レッド「だってこいつは…ナツメも知ってるだろ」

    ナツメ「ほんとはあなたが思うほど悪い人じゃないわよ…きっと」

    レッド「はいはい、そうだといいね」

    ナツメ「もーどこ行くのよ」

    ナツメ「すいません、いつもはああじゃないんですけど…」

    ゲンゾー「うん知ってるよ」

    ゲンゾー「さ、ナツメちゃんもあいつについて行ってやりな、何するにもあいつ一人じゃできないだろうし」

    ナツメ「…はい」

    981 = 974 :

    ナツメ「何も見ただけで怒ることなかったでしょ」

    ナツメ「その…もう何年も前のことだし」

    ナツメ「それにお義父さんのやったことだってなんか理由があったかもしれないじゃない…たぶん」

    レッド「知ってるよ」

    ナツメ「え?」

    レッド「あいつがなんであんなことしたのかもう全部わかってる」

    レッド「しかも全部俺のためだってことも」

    ナツメ「だったらどうして?」

    レッド「まあその…なんだ…」

    レッド「ええやん」

    ナツメ「よくないけど…」

    982 = 974 :

    レッド「じゃあ俺の考え読んだらいいよ」

    ナツメ「今の私がそんなのできないの知ってるくせに」

    レッド「うん」

    レッド「だからこのことはもうね」

    レッド「俺もちょっと恥ずかしいし…」

    ナツメ「はいはい、あなたがそう言うのならもう聞かないよ」

    レッド「ごめんね」

    ナツメ「謝ることないわよ、別に悪いことじゃないんだし」

    レッド「うん…」

    983 = 974 :

    ナツメ「……」

    レッド「どうしたの」

    ナツメ「今まではなんとなくそう思ってたけど、今見るとやっぱりちょっとうれしそうよね」

    レッド「何が?」

    ナツメ「だからあなたがお義父さんと話した後いつもちょっとうれしそうだな~って」

    レッド「そんなわけないだろ…」

    ナツメ「じゃあ大嫌いなの?」

    レッド「別に大嫌いってほどじゃないけどさぁ…」

    ナツメ「中途半端ね、あなたも二人にそんな感じに思われるの嫌でしょ」

    ナツメ「どうせなら好きか嫌いかはっきりしてほしいじゃない」

    レッド「うん…あ、いや嫌いって思われるのはちょっと…」

    984 = 974 :

    レッド「でもあいつはな…」

    レッド「あれ?なんでこういう話してんだ?」

    レッド「俺はナツメと二人に嫌われないでいたいの」

    セレナ「二人って誰?」

    レッド「え?」

    ナツメ「セレナいつの間に」

    セレナ「それ私も入ってるの?」

    レッド「も…もちろん…ナツメと三人には…」

    セレナ「一人増えてんだけど」

    985 = 974 :

    レッド「その…セレナ怒ってるの?」

    セレナ「…こんなことで怒るわけないじゃない」

    セレナ「私そんな子供じゃないよ」

    セレナ「でも」

    ナツメ「でも?」

    セレナ「残りの二人気になるな~誰?」

    レッド「俺たちの子どもだよ」

    セレナ「名前は?」

    レッド「サンとムーン」

    終わり

    986 = 974 :

    ということでダラダラと続けてましたが、完結しました
    なんか他にもいろいろ考えてたような気もするけど、この話は基本その場の思いつきなんでもう出ることはありません。ちなみにレッドとナツメの結婚も思いつきの考えです
    完全に自己満でしたが、もし見てくれてた人がいたらありがとうございました

    989 :

    おまけ

    ナツメ「何見てるの?」

    レッド「旅行のパンフレット」

    レッド「子どもが生まれて、ちょっと落ち着いたらみんなで行きたいなと思って」

    ナツメ「だいぶ先じゃない?」

    レッド「そうだけどおもしろそうなとこみつけてさ」

    ナツメ「どれどれ?アローラ地方…?」

    ナツメ「聞いたことあるような…ないような」

    990 = 989 :

    ナツメ「それにはどんなことがのってるの?」

    レッド「アローラにいるナッシーとか」

    ナツメ「首長っ…えっエスパータイプじゃない」

    レッド「他にもカントーにはいない姿のポケモンとか結構紹介されてるんだ」パラパラ

    ナツメ「?」

    ナツメ「ちょっともどって」

    レッド「なんか気になるのがあった?」

    ナツメ「いや、見間違いかな…なんか…」

    ナツメ「あ、このページ」

    991 = 989 :

    レッド「バトルツリー?」

    レッド「以外だね、ナツメがこんなのに興味もつなんて」

    ナツメ「うん…だってこれ…」

    レッド「……」

    レッド「これ俺だね」

    レッド「えええっ!?なんで!」

    ナツメ「同姓同名の人…じゃないわよね、プロフィール完全にあなただもん」

    レッド「怖っなにこれ」

    ナツメ「ちょっと貸して」

    992 = 989 :

    ナツメ「ねえ…このパンフレットどこでもらったの?」

    レッド「どこだったかな…あれ?記憶にない…」

    レッド「でもそれがどうしたの?」

    ナツメ「発刊日が11年後になってるんだけど」

    レッド「……」

    レッド「ミ…ミスだよ、そういうことよくあるよ」

    ナツメ「これが11年後のレッドかぁ」

    レッド「あんま見ないでよ、俺グリーンに比べてなんか老けてんじゃん」

    レッド「シロナはあんま変わってないし…」

    レッド「それにそっち(ゲーム)とこの話の時間軸全く違うから、それが俺の11年後とは…」

    ナツメ「この話ではこれがあなたの11年後であってるわよ」

    ナツメ「ここではそっち(ゲーム)の世界の時間なんて知ったことじゃないんだから」

    レッド「そうなんですか…」

    993 = 989 :

    ナツメ「これはこれでいいじゃない、あなたが11歳老ければ私も11歳老ける、当然のことよ」

    レッド「そう…か」

    ナツメ「そうよ!あなたは10歳ぐらいのときからあまり変化がなかったからやっと成長したって感じじゃない」

    レッド「成長か…うーん」

    ナツメ「私もあの時は成長なのよ!」

    ナツメ「私はちょっとオシャレしてみようと思っただけなのに『どうしてこうなった!?』とか知らないわよ!」

    ナツメ「私はただレッドに好かれたかっただけなの~」

    レッド「よしよし、泣かない泣かない」

    レッド「…まあ俺も数年で何かあったんだろうな」

    994 = 989 :

    レッド「家族5人でカントー地方から…ってことはこの後さらに一人増えるんだ」

    ナツメ「じゃあそのうちアローラ地方に引っ越すってことか…ジムリーダーやめちゃうのかな」

    レッド「まあいいや、未来はわかんないからおもしろいんだし、これはもう見ないでおこう」

    ナツメ「それにしてもほんとにわかんないの?」

    レッド「何が?」

    ナツメ「これをどうやって手に入れたか」

    レッド「ちょうど旅行先さがしてたし、無意識のうちにもらったのかもな」

    ナツメ「11年後のを?」

    レッド「それは…なんでだろうね…」

    995 = 989 :

    レッド「……」ぴくっ

    レッド(後ろから視線を感じる…)チラッ

    ジラーチ「……」

    ジラーチ「……」にやっ

    レッド「犯人おまえか!」

    レッド「最後の方あんまり出番なかったくせに」

    ジラーチ「そうそれだ、なぜボクのセリフがすくない、これはおかしい!」

    ジラーチ「ということで無理やり出てみたわけだ」

    ジラーチ「アローラでのレッドやグリーンをみたいやつは『ポケットモンスター サン・ムーン』を買え!」

    おわり


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