私的良スレ書庫
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元スレ八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」海老名「…」
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海老名「私は優美子たちが嫌いになったから離れたわけじゃないよ…まぁ、戸部くんは少しあったからあれだけど」
八幡(…あの放課後のことか)
海老名「優美子と結衣だけなら私は今までのようにいてもいいとは思ってるよ」
海老名「でも、あのグループとしてなら私はもう居られないの」
海老名「私は自分でも驚くくらいに一途でしつこいみたいだったからね」
三浦「…海老名の気持ちは分かったよ…本気でヒキオを好きってこともね」
三浦「でも、あーしは…あんたがいて隼人がいて結衣もいる今のあれが大事なんだし」
海老名「……ねぇ、優美子は葉山くんのこと好きだよね?」
八幡「…!?」
由比ヶ浜「…ひ、姫菜!?」
雪ノ下「………」
三浦「えっ!?それは…その…今の話に関係な」
海老名「答えて優美子。隼人くんのこと好き?」
八幡(海老名さんが有無を言わせず問い詰めていく)
三浦「……そうだけど…あーしは隼人のこと…好きだけど、でも今それは関係ないし!!」
八幡(まぁ、確かにな…三浦が話していたのはあのグループのことであって)
八幡(三浦が葉山に対してどう思っているかではないからな)
海老名「…例えばね。隼人くんが優美子のこと好きで、でも、付き合うならあのグループには居られないってなったらどうするの?」
三浦「そ、そんなこと隼人が言うわけ…!」
海老名「例えばだからね。確かに葉山くんならそんなことは言わないと思うよ。今のグループが大事だとは思ってるだろうから」
海老名「でも、もしそうなったとして優美子はあそこから離れることが出来る?」
三浦「……それは…隼人が言うなら…でも、あーしは…」
海老名「今を壊してそうなる覚悟が優美子にはある?私はね覚悟したの戸部くんを振って…彼に好きだと伝えたときから」
三浦「……!!海老名…」
八幡「……もう、それくらいでいいだろ」
八幡(三浦もここまで海老名さんに問い詰められるなんて考えてもみなかったのだろう)
八幡(目には涙を浮かべていて、今にも溢れそうになっていた)
八幡「…三浦もそろそろ限界みたいだしな…」
三浦「なっ!?ヒキオに心配される筋合いなんて」
八幡「別に心配とかじゃねぇよ。俺からしたら葉山たちがどうなろうと対した意味はない。由比ヶ浜には悪いがな…」
由比ヶ浜「……ヒッキー…」
八幡「でも、今のお前じゃ多分海老名さんの覚悟を崩せやしねぇよ」
八幡(三浦はあの場所を崩すことを躊躇った…葉山と天秤にかけられてもだ)
八幡(本来そんなことを天秤にかけるものじゃないのかもしれない)
八幡(だが海老名さんはそれをしたのだ…かけることすら間違ってるかもしれないことを)
八幡(壊してしまうと分かっていても…それがどれだけ自分の心を痛めつけて踏みにじると分かっていても)
八幡(自分だけじゃなく…周囲を傷つけることも…彼女は分かっていてもだ)
八幡「納得しろなんて俺は言えねぇし。そもそも納得出来るものでもないだろ」
三浦「…あーしは海老名とまだ…」
八幡「お前が本当に海老名さんといたいなら…今度は海老名さんに踏み込んでいかないとダメなのかもな…」
八幡「それが彼女がいう『本物』なのかもしれないしな…」
八幡「…俺がこんなこと言っても信じられないだろうから…ここからは海老名さんに直接聞いたらいい」
八幡(俺はイスから立ち上がるとドアに向かう)
八幡「それと…海老名さんもちゃんと話せよ。誰かを遠ざけるなんて回りくどいことは俺の専売特許だからな」
海老名「…気付いてたんだね。まぁ、君ならそれくらい分かるか」
海老名「うん、今度はちゃんと話すよ。遠ざけもしないし逃げもしないよ」
八幡「そうか…なら…まぁ頑張れよ」
八幡(俺は奉仕部の外に出た。これから話すことは彼女たちの問題であり、俺が出る幕はこれ以上ないからだ)
八幡(…さてと、どうするかねぇ)
八幡(とりあえずマッ缶買いにいくか)
八幡(柄にもないことはやはりするものじゃないと改めて思いながら、俺は自販機に向かっていった)
今日はここまでです
なんか話がグダクダで申し訳ないです…
もっときれいにまとめれたらいいんですが
エタる人の気持ちがなんとなく分かりました
けど、なんとか完結はさせれるよう頑張っていきます
雪乃と結衣どうするかだなぁ
なぁなぁで終わらせるのもありな気がするけど
なぁなぁで終わらせるのもありな気がするけど
書いてるうちにキャラが動き出すというかこの問題もどうにかしなきゃあ、あの問題も…
あぁ、このキャラはこの状況だとこう動くな、ってどんどん文量増えてくんだよな。
頑張ってくれ!
あぁ、このキャラはこの状況だとこう動くな、ってどんどん文量増えてくんだよな。
頑張ってくれ!
海老名「さてと、彼にもお膳立てされちゃったし話そっか」
雪ノ下「話すのはいいのだけれどあなたたちの問題に私がいる必要性はあるかしら?」
海老名「いいよいいよ…それに雪ノ下さんにも確かめたいことはあるしね」
海老名「それにいざとなったら止めてくれるでしょ?」
雪ノ下「…あなたと話していると何だか色々と見透かされる気がするわ」
海老名「そんなことないよ。あくまで私が分かるのは私が考えてたことだけだからね」
三浦「なんでもいいけど、さっさと本題に入れし」
海老名「…うん、そうだね」
海老名「さっきも言った通り私は彼のことが好きなの」
三浦「あーしにはそれがよく分かんないんだけど」
海老名(彼のことをそういった対象だということは、普通に考えたらあり得ないのかもしれない)
海老名「なんていうのかな…不思議な魅力みたいなものがあるんだよね」
海老名「多分…結衣や雪ノ下さんには分かると思うけど」
由比ヶ浜「…!?」
雪ノ下「……」
海老名「なんだろうなぁ…言葉じゃ上手く伝えられないけど。彼を見てると自分にないものを見せつけられてる感じ」
海老名(そう私は傷つけて…傷ついてそれで得ようとするのは自分のためのことだけど)
海老名(あの時の彼は傷ついて…そして自分以外を傷つかないようにしてたはず)
由比ヶ浜「ヒッキーは…自分大好きとか言ってるけど、いつも結局は自分のことなんかどうでもよく扱うよね」
雪ノ下「……そうね。彼があなたの依頼を果たそうとしたときもそうだったわね」
三浦「依頼?海老名あんた何か頼んでたの?」
三浦「やたらと戸部とあんたを一緒にいさそうとはしてたから、戸部が何か頼んでたかとは思ってたんだけど?」
海老名「私は戸部くんの告白を防いでほしいって頼んだの」
海老名「厳密には内容は違うけど彼はちゃんとそのことを分かっててくれたから」
三浦「でもそれをヒキオに頼むことなくない?自分で今は付き合えないって言えばいい」
海老名「…そうするとね。結局は壊れちゃうからだよ」
海老名「前に優美子、私に男の子勧めてきたよね。あの時私は本当にどうなってもいいって思ってたから」
三浦「…それは!?…悪かったと思ってるし」
海老名「今はもう気にしてないから大丈夫だよ。でも、葉山くんはきっと今が壊れることが嫌だったんだろうね」
海老名「私もね…最初は今のこの関係はいいなって思ってたの」
海老名「でも、それじゃあきっと彼には届かないから」
海老名「私はずるいから…彼に届きたいって我が儘で今を壊そうと…ううん、もう壊しちゃった…」
海老名(今の私の顔はどんなのかは私は分からなかったけど、私を見るみんなの表情がそれを物語ってくれていた)
海老名(きっとあの時、優美子に男の子を勧められた時と同じような…)
由比ヶ浜「…姫菜…泣くの我慢なんかしなくていいよ」
海老名「えっ?やだなぁ結衣今の私は泣いてなんか」
海老名(その時、頬を何か温かいものが落ちっていった)
海老名「違うの…私は泣いてなんか…私は酷いからみんなを戸部くんや葉山くんを傷つけて…でもそれすら私は」
三浦「辛いの我慢してまで自分を悪者になんかしなくていいし!!」
海老名(突然の優美子の叫びに私や結衣は当然、あの雪ノ下さんさえ驚いていた)
三浦「あーしは…あーしは分かってあげれなかった。あんたがそんなに思い詰めてるなんて…どれだけ辛かったなんて…」
三浦「あーしは今があったら、それでよくて…でもあんたはそれを壊してでも…ヒキオといたくて…」
海老名「違うの…私は悲劇のヒロインになりたいわけじゃないの!!」
三浦「違わないし!!あんたは辛くて苦しくて…」
三浦「あーしらと一緒にいられなくなるって分かっても、必死にヒキオに近づこうと頑張ってたし!!」
三浦「あんたはヒキオのヒロインになりたかっただけだし!!女の子が好きな人に本気になって悪いわけない!!」
海老名「…でも……でももう私は…私は…っ」
海老名(抑えこんでいた全てが溢れだした気がした。こんなにも真っ直ぐ私を優美子は見てくれた)
三浦「あーしもヒキオに言われて気がついたし、海老名のこと本当に分かってあげようとしてなかったことに…」
三浦「あーしは今が大事。それに嘘なんてつけない」
三浦「でも、え…姫菜のことも同じくらい大事だし!!」
三浦「姫菜だけじゃない、結衣も大事で!!…だから私はあんたたちと離れたくないし!!」
三浦「辛いなら辛いって言ってほしい…あーしじゃなにも…で、出来ないかも…しれない…けど」
海老名(優美子が涙ながらに語りかけてくる。そんな姿を結衣も涙ながらに見守ってくれて、雪ノ下さんは私たちを労るように優しい視線を送ってくれている)
三浦「あんたが本物がほしいなら、あーしが本物になれるように頑張るから」
三浦「姫菜だけ…辛い思いしてるなんて!!そんなの…そんな嫌だし…」
ひとまずここまでです
あーしさんの口調がよく分かりません…
書いてるとテンション上がって
変なことになってるかもしるないです
読みづらかったりわけわからなかったらすみません
雪ノ下「もういいのよ三浦さん…」
海老名(私はぐしゃぐしゃになった顔を上げて、目の前にある光景に驚いた)
海老名(雪ノ下さんが泣きじゃくる優美子を優しく抱きしめていたのだ)
雪ノ下「あなたの思いはちゃんと海老名さんに届いているはずよ」
雪ノ下「あなたまで彼女のように傷を被ろうとしなくていいの」
三浦「でも…でも、それじゃあ!!あーしはまだ姫菜の気持ちが…」
雪ノ下「…私には彼女の気持ちは分からないわ。だから私があなたに何を言っても信じてもらえないかもしれない」
雪ノ下「でも彼女はあなたはあなたのままでいてほしいと願ってるはずよ」
三浦「………っ!!…ぅん…」
雪ノ下「…私も…いえ私たちも彼女に気付かされたの…そしてあなたにも…彼にこれからどうしていくのか」
雪ノ下「………それがどんな結果になっても私たちも覚悟しないといけない」
由比ヶ浜「ゆきのん…」
雪ノ下「三浦さんは覚悟をしようとした…そして海老名さんの『本物』になろうとした」
雪ノ下「今度は私たちの番のようね。由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「…うん…私もヒッキーと…そしてゆきのんとも姫菜とも優美子とも…もっともっと知りたいよ」
・・・・・・・・・・
八幡(彼女たちはどうこれから変わっていくのだろうか)
八幡(屋上で肌寒いと感じる風を受け、俺はマッ缶を飲みながらぼんやりとそんなことを考えていた)
八幡(きっと海老名さんと三浦は近づいていくのだろう)
八幡(今までのように踏み込まず、踏み込ませず…そんな垣根など乗り越えて)
八幡(それが俺にはひどく眩しく見えてしまう…)
平塚「君は彼女に対して正しい答えを導いたのかもな」
八幡「そんな大それたことじゃないですよ…」
八幡(今日は本当にこの人とよく絡む日だ)
八幡「…てか、先生あの場を見てたんすか?」
平塚「いや、そんなことはないよ。ただ海老名が奉仕部に入部を申し込んだときに薄々こうなると思ってはいたさ」
平塚「言っただろう。海老名が入ることでいい結果が出るかもとな」
平塚「私の賭けはどうやら上手くいったようだ」
八幡「結局は俺たちは先生の筋書き通りに動いてたってことっすか?」
平塚「そういうわけではないよ。これは賭けだったからな、外れれば損するだけだよ」
八幡「なら先生は大穴中の大穴を当てたってことですね…」
平塚「そういうことになるな。全く君には驚かされるよ」
八幡(ポケットから煙草を取りだし、火を点ける。紫煙と夕暮れ時の暗さであまり見えないが、何だか嬉しそうに笑っている)
平塚「彼女たちは変わっていくだろう。それが、いい方向に進むかは彼女たち次第だが」
平塚「そして…その導火線は海老名で、火は君だった」
平塚「君は変化を拒むかもしれないが…彼女たちはもうそれを許してくれないかもな」
八幡「……そうですね…」
平塚「ほう、君にしては随分受け入れるのが早いな」
八幡「…逃げるなんて出来そうにないですからね…」
平塚「君もついに観念したということか」
八幡(平塚は楽しそうに笑顔を見せる。そうやってしていたら可愛いから、早く誰かもらってあげて!!)
八幡「そういうわけじゃないっすよ…」
八幡「ただ、俺も…覚悟しないといけないって思っただけですよ…」
八幡(先生は吸い終わった煙草を携帯灰皿に入れて、さっきよりも柔和な笑顔で俺の肩を叩く)
平塚「それを観念したというんだよ。やはり彼女を入れて良かった」
平塚「変わらないこと自体は悪くないさ…だが変わらないと見えないものもあるさ」
八幡「……それが例え悪い結果になったとしても」
平塚「ああ、悪い結果になったことが見えるからな」
八幡「…先生と言葉遊びをしても勝てそうにないから、これ以上はやめときますよ…」
平塚「ふふ、そうだな。いくら君が国語の成績が3位でも、生徒に、それも私の教科で負けるわけにはいかないからな」
八幡「…それもそうですね」
八幡(他愛ない話をしながら俺は彼女たちが、どんな答えを見つけだすのか)
八幡(それを考えながら、俺もこれからどうしていくのか考えるのだった)
今日はここまでです
やっと話が進みました
でもいつになったらイチャイチャするんだろう…
なんか色々書いて自分が何書いてるのかも分からなくなってきましたw
平塚先生出てばかりですね
八幡と平塚先生の絡みが一番多い気が…
>>336
乙です
乙です
平塚「変わらないこと自体は悪くないさ…だが変わらないと見えないものもあるさ」
あるさあるさで読みにくいから二回目のは「ある」にしたほうが読みやすいかも。
細かいツッコミでスマン。
面白いので楽しみにしてます。乙でした。
あるさあるさで読みにくいから二回目のは「ある」にしたほうが読みやすいかも。
細かいツッコミでスマン。
面白いので楽しみにしてます。乙でした。
投下していきます
シリアスは書いてると疲れますね
早くラブコメさせれるよう頑張っていきます
八幡(平塚先生との会話を終え、俺は特別棟の廊下を歩いている)
八幡(完全下校時間にはまだ時間があるが、それなりに時間は経っていた)
八幡(奉仕部の前に来ると、とりあえずノックをした。まだ、取り込み中でいきなり入って変な空気になるのは嫌だったからな)
八幡(雪ノ下からどうぞという言葉が聞こえてきたので、ドアを開けて中に入る)
雪ノ下「あら、戻ってきたのね」
八幡「そりゃな…カバンもここに置いてあるままだし」
八幡(俺は少しだけ様子を見たあと、自分の定位置であるイスに座る)
八幡(俺が出ていったときのメンバーがいる状況は変わってなかった)
八幡(だが、出ていったときと雰囲気は全然違っている)
八幡(海老名さんはまた泣いたのか目が赤くなっていたし、三浦も化粧が崩れ落ちていた)
八幡(それでも何だか晴れやかな顔をしているのは…俺が知らない時間の中で、彼女たちは越えていったのだろう)
三浦「ヒキオ」
八幡「……なんだよ」
八幡(まさかの一発目が三浦とは思ってなかったため少し反応にかかってしまった)
三浦「……あんたのおかげで…姫菜の気持ち少し分かったし…だから、その…ありがと」
八幡「…別に何もしてねぇよ」
八幡(そう、俺は別に何もしていない。ただ話すように言っただけだ)
八幡(そこから答えを出したのは、彼女たちが自分の想いを相手に伝えたからだ)
三浦「それでもあんたがいなかったら分からなかったままだし…だから、ありがと」
八幡「…ああ」
八幡(俺は短くそれだけ応える)
三浦「でも、あんたはこれから大変だから」
八幡「はぁ?どういうことだ」
八幡(俺が大変とは全くもって分からなかった。俺は今回のことに、きっかけは与えたかもしれないが直接は関わってはいない)
八幡(海老名さんのことでか?)
八幡(そんなことを思っていると、わけが分からない俺に海老名さんが説明してくれる)
海老名「えっとね。みんな自分の気持ちに正直になろうって決めたから」
八幡(…説明になっていなかった。正直になったから今の状態になったのではないのだろうか?)
海老名「うんと、それは二人から教えてくれるよ」
八幡(確かにこれからどうしていくのかは考えてはいくつもりだ)
八幡(それこと海老名さんや三浦のように越えていかないといけないとこもあるだろう)
八幡(しかし、海老名さんや三浦はそういったことを言っているわけではなさそうだ)
雪ノ下「比企谷君」
由比ヶ浜「ヒッキー!!」
八幡「うおっ、なんだよ!?」
八幡(由比ヶ浜は顔を赤くして、雪ノ下も少しだけ焦っているように見える)
八幡(……それに、海老名さんと三浦が何故かニヤニヤとしながらこっちも見ている。あーしさんそんな顔も出来たんすね…)
雪ノ下「私たちもさっき彼女が言ったように正直になろうと決めたのよ」
由比ヶ浜「…うん、だから、恥ずかしいけどあたしも頑張るから」
八幡「…だから、何に正直になるのか、何に頑張るのか説明してくれ」
八幡(雪ノ下も由比ヶ浜も何度も何かを言おうとはするが結局言えず。そんな俺たちをみて三浦が呆れたように呟く)
三浦「…はぁ、だからヒキオはヒキオなんだし」
海老名「まぁまぁ、そこがいいとこでもあるよ。でも、ここまで言われて分からないなんて察しが悪すぎるのは否めないけどね」
八幡「…なんで急に貶められらないとダメなんですかね…」
海老名「ふふ、ごめんごめん。ほら、彼にはちゃんと言わないと分からないよ」
雪ノ下「…そのようね。少しは由比ヶ浜さんの空気を読むということ覚えてほしいと思うのだけれど、それは高望みね」
八幡「…いや、俺以上に空気読んでるやついないから、それに空気読みすぎて俺自身が空気になってるまである」
由比ヶ浜「ヒッキーそれ誰にも見られてないじゃん…」
八幡(戯れ言を交わす俺たちに痺れを切らしたのか、三浦が発破をかけるように言ってくる)
三浦「これじゃあ姫菜の一人勝ちになるし、一人勝ちって不戦勝だね」
雪ノ下「ちょっと待ちなさい三浦さん。私が海老名さんに負けるということかしら?」
三浦「負けるも何も雪ノ下さんも結衣も勝負になるまでいってないし」
八幡(三浦は悪い笑顔を見せながら挑発するように二人に話す)
八幡(いつも雪ノ下に言い負かされてきて、反撃出来るのが嬉しいのか三浦は嬉々としている)
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