私的良スレ書庫
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元スレ八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」海老名「…」
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以前に似たようなタイトルのSSを見たことはありますが、関係はありません
時々、地の文が入るかもしれません
携帯からなので遅いです
初投稿なのでお見苦しい点があると思いますが
よろしくお願いいたします
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1440851634
八幡(これでいい…これで海老名さんの望み通りの展開に…海老名「…いいよ」)
八幡「…っは?」
海老名「だからいいよ。私も前から好きでした付き合ってください」
八幡(周りも驚いてる。さっきまで緊張の面持ちで失敗する告白をしようとした戸部からは何か抜けちゃダメなものまで抜けてしまっているし。)
八幡(葉山とその取り巻きたちも呆然としているだけ。由比ヶ浜や雪ノ下も目を見開いてはぱちくりさせるという器用なことをしていらっしゃいますし。)
八幡(てか、そんなことよりも一番驚いてるのは俺なんですけどぉ!?)
このあと直ぐ逆上した戸部にボコボコにやられて失明して障害手帳(二級)、戸部は退学って流れなら読む
八幡(いやいや!?こんなの俺の想定していたルートと全く違うんだが…ここでは海老名さんは俺の嘘の告白を振って。今は誰とも付き合わないみたいな感じのことを言って。)
八幡(それで葉山グループは今までのままでいられて、俺の黒歴史が一つ増えて万事解決だろ。決して海老名がこの嘘告白を受けて承諾するなんてルートはなかったはずなんですけど?)
八幡(えっ、何か間違ったのかこの行為自体がダメだったのか?でも、ここまできたらこれしか手段はなかった。つまり俺は間違ってない。つまりおかしいのは海老名さんで…あぁもうなに考えてるのか分からなくなってきた!?)
海老名「どうかしたのヒキタ…八幡くん?顔が青いけど大丈夫?」
八幡「い、いや大丈夫だから…むしろ大丈夫すぎて絶不調まである。」
海老名「ふふっ…なにそれいってること矛盾してるよ♪」ニコッ
八幡(うわぁ…その笑顔は反則ですよ。俺じゃなかったら一発で惚れてしまいますよ?戸部とかもう一発ですよ?そういえば隣りに戸部いたこと忘れてたわ。)
戸部「えっ、てか海老名さんヒキタニくんのこ…」
海老名「戸部っち。ヒキタニくんって誰かな?私が知ってるのは比企谷八幡くんなんだけどなぁ?」
八幡(そう言い放った海老名さんの顔は、あの魔王に匹敵するレベルの冷たさなんですけども。なに今だけあの人ここに来てんの?いやあの人もシスコンだから無いとは言い切れないけど…てかこんなどうでもいいこと考えてる場合じゃない。)
八幡「海老名さん。あのなさっきのは…海老名「姫菜」…えっ?」
海老名「姫菜って呼んでほしいなぁ。せっかく恋人になれたんだしね。」
八幡(その笑顔は反則だとさっき心の中でいったでしょう…)
八幡「分かった…えっと、ひ、姫菜…さん。さっきのは…」
海老名「分かってるよ。ちゃんと分かってる。でもそれでも私はこう答えるよ。私も好きでした付き合ってくださいって…」
八幡(だって…こうでもしないと…小さな声でそう呟いた海老名さんはさっきとは違い少し自虐的な笑みを一瞬浮かべた。)
海老名「ありがとう。こんな私を好きになってくれて…優美子待たせてるからもう行くね。明日ゆっくり話そうね八幡くん♪」
八幡(そう言ってペコリと頭を下げると、海老名さんは小走りで去っていく。)
八幡(高校二年の秋。ひょんなことから彼女が出来ました…いや、これ素直に喜べないんだけども…戸部はさっきから機械のようにそりゃないっしょ…しか言ってないし)
八幡(まぁ、確かに告白しようとしたら。別の男が先に告ってそれが成功するなんて俺じゃなかったらトラウマものだ。ってことは戸部にトラウマを植え付けてしまったのか…すまん戸部そんな気はなかったんだ…戸部に謝るって俺も相当参ってるようだ…)
葉山「戸部もう行こう。今回は運がなかったとしか言いようがない。ヒキタニくんおめでとう姫菜をよろしくな。」
八幡(葉山は消沈してる戸部を連れて去っていった。俺の仕事も終わりで…なんか別の方向に変なことにはなったが…)
八幡「はぁ…全くなんなんだよ」
雪ノ下「なんなんだよと言いたいのはこちらなのだけれど?」
八幡(うん…秋の夜は寒いですからね…キットコレモキオンノセイナンダロウナ-)
八幡「えっと…ですね。こんなことになるなんて微塵も思ってなくてですね…」ギギギ
八幡(ゆっくりと後ろを振り向くと、人を冷凍保存出来そうな笑顔を浮かべている雪ノ下と、ドングリを詰め込み過ぎたように頬を膨らませている由比ヶ浜が詰め寄ってきていた。)
雪ノ下「一体なんであんなのことになったのか説明してほしいのだけれど横取り谷君?」
由比ヶ浜「ほんとだよ!!なんで姫菜に告白してそれに付き合うことになるの!?」ガルル
八幡「分かってるからちょっと落ち着け…ちゃんと説明するから。あと、雪ノ下もう原型無さすぎだろ…」
八幡(まぁ、そんなことは置いておいてだ。俺はこうなるであっただろう結末について説明した)
雪ノ下「つまりあなたは戸部くんより先に告白をして振られ、海老名さんから今は誰とも付き合う気がないという石を出したかったのね。そのための告白だと」
八幡「そういうことだ。こんな展開になるなんて全く思ってなかったけでな…」
由比ヶ浜「でもなんでヒッキーはそんなことしたの?それじゃあ、とべっちの依頼出来ないじゃん?」
八幡「それは…」
八幡(海老名さんが俺に向けて出した依頼。この二人はこのことについては何も言っていない。さっきの説明で雪ノ下は気付いたかもしれないが、由比ヶ浜は分かってないらしい。この依頼について話すのは海老名さんに対して悪いが、この展開はさすがに予想外すぎるからな…)
八幡「海老名さんの依頼あっただろ…ほら俺が男どもも仲良くしてくれってやつ。あれは暗に戸部達を引き離してくれ、そして未然に戸部の告白を防いでくれってことだったんだよ」
八幡「葉山にもこの事は言っていたんだろうな。だが、あいつのやり方ではどうにもならなかった。」
由比ヶ浜「でも…それじゃあヒッキーはまた…」
八幡「…だがそれが一番だった…これで葉山のグループは元のままだった。戸部は振られずにいられてあのトップカーストが崩れることはない」
由比ヶ浜「それでも!!…ヒッキーはまた傷ついちゃうじゃんか…」
八幡(由比ヶ浜は必死に目に浮かべている涙をこぼさないよう押し留めている。分かっていた…きっとこの方法は彼女たちには全く好ましくないことだと)
雪ノ下「比企谷君。あなたのやり方は確かに嫌いだわ。でも、あなたが今懸念していることはそういうことではないでしょう?あなたの筋書き通りに事が運ぶなら、あなたはみっともなく海老名さんに振られていなければならないはすだわ。なのに一体どんな脅しを使って海老名さんに告白を受け入れるようにしたのかしらね?場合によっては然るべきところを通さないとダメなのだけれど」ニコッ
今、仕事の休憩中です
仕事終わったらまた投下します
あと、見辛いとかあったらバシバシディスって下さい
ID変わってますが1です
少し時間あるので投下します
八幡「なんで俺が捕まる方向になろうとしてるんですかね……別に何もしてねぇよ。ちょくちょく依頼の確認みたいな話はしたが、それくらいだ。」
八幡(あとはもっとはやはちを見せてくれると嬉しいなぁ。腐腐腐みたいなことを言ってはいたが…これは関係ないので置いておこう)
雪ノ下「…少し解せないことになってしまったけれど、なったものは仕方がないわ。海老名さん本人に真意を確かめるしかないでしょう。」
由比ヶ浜「そうだよね…ヒッキー姫菜とこれからどうするの?」
八幡「どうするの何もさっき雪ノ下が言っただろう。海老名さんの考えを海老名さんに聞くしかねぇよ…そもそも戸部の告白を潰すためにわざとあんなこと言った可能性もあるしな」
八幡(だったらそれこそ俺の告白を振れば効率的にはいいんだけどな…)
仕事終わりました
投下していきます
酉の助言ありがとうございます
八幡「とりあえずここにいてももう何もならないからな。さっさと戻るぞ…」
八幡(現状ではどうにもなりはしないし、このまま考えたところで時間の無駄だ……また明日と海老名さんも言っていたことだしな)
由比ヶ浜「ねぇ…ヒッキーはさ…本当に姫菜がヒッキーのこと好きだったら付き合うの?」
八幡「そんなことはありはしない。そもそも俺ならこんな眼の腐ったやつと付き合おうとは思わない。」
八幡(ヤバい…自分で言ってなんだけどちょっと泣きそう…)
八幡「それに付き合うならそれこそ戸部でいいだろう?チャラチャラした奴ではあるだろうが、少なくともこのことに関しては随分と本気だったみたいだしな」
八幡(千葉村でのこともあるし、ここは軽い気持ちってわけではなさそうだしな)
八幡「これ以上言っても焼け石に水だ。そもそも海老名さんの冗談だったっていう可能性のがでかい。だったら今はとやかく言っても意味はない」
八幡(由比ヶ浜はボソボソとそんなの分かってるけど…なんか嫌だし…みたいなことを言っているが)
八幡(何?そんなに俺のこと好きなの?いやいやそんなはずはない。好きな人に向かってあんなにキモいキモいと連呼しないだろうしな…いや、まぁ、確かにこの腐った目がキモいのは認めますけど)
八幡(万が一…違うな億が一くらいの確率で本当に海老名さんが俺のことを…いやそれこそ考えるだけ無駄だ)
八幡()
八幡(そんなことはありはしないのだから…)
八幡(そもそも彼女と俺は住む世界が違う。黙っていて腐ってるとこを除けば三浦が言っていたように男受けもいいだろう)
八幡(海老名さんには悪いが三浦や由比ヶ浜にくらべては地味な印象はある。だからといって彼女自体が悪いというわけではない)
八幡(対しての俺は文化祭でのことで好感度なんてものは初めからなかったが、さらにそんなものとは無縁になったぼっちで嫌われ者だ。嫌われすぎて逆に存在を知られるまである)
八幡(そんな日向側の人間と、日陰側の人間が相容れるわけはない…)
八幡(無駄に期待はしない。そうすればダメージなんてものはないのだから。彼女の依頼はそもそもこれで終わりだ。由比ヶ浜が奉仕部にいるから絶対はないが、関わることもそうそうありはしないのだから…)
・・・・・・・・・
八幡「なんて昨日は思ってたんですけどね…」
海老名「どうかしたの八幡くん?」
八幡(京都からの帰りの電車の中。現世に舞い降りた天使戸塚の隣を取ろうとした矢先に腕を引っ張られた)
八幡(また明日。その言葉からなんとなく察しはついていたが、もちろん俺の腕をつかんだのは件の海老名さんである)
八幡「どうかしたんですかね?昨日の時点で依頼は終わったはずだろ?」
海老名「そうだね。依頼は終わったけど、忘れてないかな?八幡くんは私の彼氏さんなんだよ♪」
八幡「それこそ何かの間違いじゃないのか…あれは戸部をよけるためにわざと…」
海老名「それもあるけどね。でもあの言葉は本当だよ。私は八幡くんとなら付き合えるって思ったから。あの時、嘘の告白をして私が君を振って、今は誰とも付き合う気がないっていえば万事解決…そういうことだよね」
八幡(やはり彼女は全て分かっていた。俺が辿ってほしかった道筋までちゃんと)
八幡「そこまで分かっているならなんでそうしなかったんだ?あの依頼はそういうことだったのならあれで問題がなかったはずだが」
海老名「分かっていたからだよ。分かっていたから私はあの依頼をしたの」
八幡(俺は疑問に思った。分かっていたから告白を避ける依頼をした?疑問に思っていたら彼女は答え合わせを始めだす)
海老名「八幡くんならあの依頼の解決にこういった方法を使うと思っていたよ。隼人くんにも助けを求めたのもそれのためね」
海老名「とべっちの告白を隼人くんはどうにかして防ごうとするけど…」
八幡(そこで彼女は一息をついた。昨日少しだけ見せた自虐的な笑みを浮かべながら…)
海老名「隼人くんはどうしようもなくなって結局八幡くんを頼るだろうって…愚腐…愚腐腐こんな風にはやはちじゃくてはちはやなんて八幡くんもなかなかやるねぇ」
八幡(うわぁ…このシリアスに腐ってるの持ってくるなんてさすがだわぁ…ちょっとさっきまでの空気が一気に腐卵臭に変わってしまって手であおがないと刺激強すぎるわぁ…)
海老名「まぁ、冗談はさておいて。もちろんはちはやは冗談じゃないよ」
八幡「…いやむしろそっちを冗談にしてほしいんだが」
海老名「まぁまぁ八幡くんもいずれ分かるよ。てか私が分からせるまであるよね」
八幡「いや、そんなことないからね!?俺はちゃんとノーマルもノーマルだからね!?」
八幡(ダメだ…彼女のペースになると腐っていく未来しか見えない。俺はすでに目が腐ってはいるけども…)
海老名「でも隼人くんが八幡くんを頼ったからこうやって付き合うことになった」
八幡「だからそれは戸部を振るために…」
海老名「まず前提が違うってことなんだよ?私の男子と仲良く…そしてとべっちからの告白を未然に防いでほしいっていう依頼なんだけどね」
海老名「私の狙いはそこじゃなかったんだ…ずるいけどね。そうすることで八幡くんはとべっちの告白を防ぐために私に告白をする」
海老名「告白してもらうのが私の本当の狙い。その告白を私は受けることで私たちは恋人になる。つまり初めから私は八幡くんから告白をしてもらうことを望んでいた」
八幡(ジャンジャジャ~~ン!!今明かされる衝撃の真実ゥ!!…えっ、じゃあ何?海老名さんにとってあれは隠れ蓑で本当は俺と付き合うのが目的だったってことか!?)
八幡「いや、待ってくれまずそれ自体がおかしいだろ!?なんでそんなことしてまで俺からそれを引き出そうと」
海老名「そうでもしないとあの二人には絶対に追い付けないからかな」
八幡(あの二人と聞いて思い浮かぶのは奉仕部の二人以外はあり得ないだろう)
海老名「私はね…あの千葉村の時から君が気になってたんだ。あの小学生の子達の関係を壊して」
海老名「サキサキもちらっと言ってたよ。あいつのおかけで色々と何とかなったって。それに体育祭でもなんだかんだ言いながらもちゃんとやってたしね。それに」
海老名「文化祭での影の立役者は君だよね?」
八幡(一瞬だか自分の顔がこわばったのが分かった…なぜそこまで知っていってむしろ興味を持てるのか)
八幡(普通ならあそこで俺は女子に対して罵詈雑言を吐いたクズってことになるはずだ)
海老名「不思議だと思ってるでしょ?でもあの場のことを私が知っているとしたら?」
八幡「…言葉遊びはもうたくさんなんだけどな。その言い方からすると海老名さ…『姫菜!!』…姫菜さんは知っているんだろ」
八幡(名前で呼ぶだけでニコニコするのやめてくれませんかね…うっかり勘違いしちゃ…って勘違いじゃないかもしれないだよな…)
海老名「うん、知ってるよ。そもそもあの場面見ちゃったしね」
八幡(まじか…あの場に相模や隼人たち以外にも人がいるとは思わなかったな…)
八幡「だったらなおさらだ。女子に向かってあそこまでいった奴なんて好きにならないはずだろ?」
海老名「普通はそうかもね。でもほら私って腐ってるから」
八幡「これに関しては腐ってるとか関係ないでしょうよ」
海老名「まぁね…でも君が傷ついたおかけであの文化祭は成功した。といっても閉会式なんかくだくだだったけどね」
海老名「私はね…そこまでして誰かのために何かをしようとする君のことをみたくなったの」
海老名「多分、私はもうあのグループには居られない。違うかな居られはするけど今までのようにはいかないかもね」
八幡(あははと笑う彼女は声とはうらはらに哀しげな表情をしていた)
海老名「でもね…それでも私は君を見ていたくなっちゃったから。あの場所を失ってでも……」
八幡(結局…あの依頼をしてきたときから彼女はあの関係から抜け落ちていたのだ)
八幡(葉山はあのぬるま湯のような現状を守ろうとした…しかし葉山が守ろうとしたものはすでになかったのだ)
八幡(滑稽な話だが俺もあいつも海老名さんの手のひらでダンスを踊っていただけだった)
海老名「引いちゃうよね。こんな色々と謀ってる女なんて」
海老名「そんな私を私は一番嫌い…」
八幡(消え入るような声で呟くと彼女は窓のほうに顔を向ける)
八幡(景色を観るわけでもなくただただ外を眺めている彼女の顔は…三浦が俺に話した海老名さんの表情だと思った)
海老名さんのこれじゃない感が尋常じゃないですね
でも、個人的には色々と考えてそうでサキサキと同じくらい
八幡とは合ってる気はします
・・・・・・・・・・・・
八幡(千葉に帰ってきて。やはり千葉の空気は最高だということを再認識しながら、最愛の妹小町が俺の帰りを待ってくれている我が家を目指す)
八幡(あの後、俺と海老名さんとの間に言葉のキャッチボールは行われなかった。実際のキャッチボールも壁以外としたことはないんだが)
八幡(解散する際に俺に向かってバイバイとだけ言って彼女も自分の帰路に着いた)
八幡(葉山グループがいつも通り集まっていたのにも関わらずだ…)
八幡(昨日の今日でそこまで劇的に事態が変わるわけでもない。海老名さんも居辛くなるとは言っていたが、居れなくなるとは言っていない)
八幡(つまり彼女は自分からあのグループから離れていったということになる)
八幡(自分がやったこととはいえ気が滅入る…あの時点ではこんなことになるとは全く考えてはいなかったが。ダメだ結局これを考えたところで堂々巡りに陥るだけで意味はない)
八幡「ただいま」
八幡(ごちゃごちゃとまとまらない考えを巡らせているうちに我が家に着いた)
小町「あっ、お兄ちゃんおかえり~」
八幡「おぅ」
小町「?どしたのお兄ちゃん何かあった?」
八幡(真っ先にねだってくるであろうお土産よりも先にそんな返しがくるとは予想外すぎる)
八幡「何かあったとはどういう意味だ?」
八幡(確かに修学旅行で何かはあったが…)
小町「うーん、なんていうんだろ?いつも腐ってるお兄ちゃんの目が若干違う腐り方してるんだよねぇ」
八幡「結局腐ってることに変わりはないのな…」
小町「まぁ、それが分かるのなんて小町くらいだろけどね。あっ、今の小町的にポイント高い♪」
八幡「はいはい高い高い」
八幡(適当に小町をあしらい若干ふてくされる小町を横目に、俺はカバンをソファーに置くと自室に向かう)
八幡「土産はカバンに入ってるから勝手に取ってくれ。俺はもう休むから…」
八幡(色々とありすぎたせいで肉体的な疲労以外にも溜まっているみたいだった)
八幡(携帯をポケットから出し、ベッドに投げ出そうするとメールが受信されているのに気付いた)
八幡(いつものように密林からのメールかと思ったがそうではなかった)
海老名さんは策を弄して相手を搦めとるイメージもあったし、いい感じだと思うけど
お互い似たもの同士だから気が合いそうね
お互い似たもの同士だから気が合いそうね
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