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元スレ八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」海老名「…」
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八幡(叩かれた戸部は地面に崩れ呆然としていて、葉山は抑えてた手を離し驚きの表情を浮かべている)
八幡(それもそうだろうな…葉山からはきっと俺の葉山と同じ表情が見えているはずだ)
戸部「…っえ、なんで…えっ、おれ」
八幡(戸部は何を言えばいいか分からないのか、あたふたと言葉というよりは音を発してるだけだった)
八幡(そんな戸部を海老名さんは涙を溜めてはいるが、冷たい目で見下ろしていた)
海老名「ねぇ…"戸部くん"彼のことが最低ってどういうことかな?あなたはそんなにも彼について知ってるのかな?」
戸部「…え、海老名…さ」
海老名「なんで彼を責めるのかな?さっきの話聞いてなかったの?責めるなら普通私じゃないかな」
海老名「だって君の気持ち知ってたのに、それに答えようとはせずに奉仕部に頼んだんだよ。君の気持ちを伝えないようにしてほしいって」
海老名「彼はその依頼をちゃんとしてくれただけ。そこに彼の気持ちがあったわけでもないの。彼は依頼を遂行するためにあの告白をしたんだから」
海老名「それなのに彼を最低っていうのは間違ってるよね?だって…最低なのは私なんだから」
海老名「私のことをいくら罵ってくれても構わないの。気持ち悪いとか、腐女子とか、最低だとか。それは全然いいの…むしろ本当のことだからね」
海老名「でもね…何も知らないのに私の好きな人のことを悪く言うのは許さない」
海老名「戸部くんは知ってるの?なんで相模さんに向かって酷いこと言ったのか?なんでそんなことをしたのか」
葉山「…姫菜それは…」
海老名「"葉山くん"は分かってたよね。だってあの場にいたんだから」
八幡(葉山の顔が一瞬で青ざめる。あの場を知っているのは俺と葉山に相模たちだけだと思っていたのだろう)
八幡(それにさっきから感じていた違和感…今まであいつらを呼んでいた呼び方と違う)
海老名「彼が自分を犠牲にしてまでしたことをあなたは見てただけで…それで良しとしたよね?」
葉山「…違う…そんなことは…」
海老名「ならなんで文化祭が終わってから彼に対する酷い噂が流れたのにそれを止めなかったの?」
葉山「…それは……」
海老名「結局、君は何もしなかった。君は周りに…相模さんたちにいい顔をして、全ての責任を彼に押し付けただけだよね?」
海老名「君のやり方じゃ何も救えないということを認めたくなかったから彼に押し付けた…そうだよね?」
葉山「…俺は…」
葉山悪者にしたいのはわかるが八幡持ち上げすぎだ
あんなん褒められるやり方じゃないのに
よく知らんのに言ってる戸部に怒るのまではいいけどなんで海老名さんが葉山に怒るのかが理解できん
そんなこと考えながら葉山にも戸部を止めるよう頼んだの?
あんなん褒められるやり方じゃないのに
よく知らんのに言ってる戸部に怒るのまではいいけどなんで海老名さんが葉山に怒るのかが理解できん
そんなこと考えながら葉山にも戸部を止めるよう頼んだの?
八幡「…もういい」
八幡(俺は海老名さんの肩を掴み制止する。これ以上彼女の立場を悪くする意味はない。それこそ戻れなくなってしまう)
八幡「これ以上言う必要はない…あの件は俺が勝手にやったことだ。その結果ああいうことになったそれだけだからな」
海老名「…そっか…君がいうならもう言わない」
葉山「比企谷…」
八幡「俺は別に誰かに褒めてほしくてやってるわけじゃねぇよ…あの時はお前のが正しかったんだろうしな」
八幡「葉山、お前をフォローするわけじゃないがな。俺はそもそもぼっちだ。誰かに何言われようが、俺の評判が落ちようが元から無いものだ」
八幡「どんな結果であれ…過程であいつに対しての言ったことは覆らない。今さら蒸し返したとこで意味もない」
葉山「…すまない…だが姫菜の言ってることは…」
八幡「それをお前がどう受け止めようとそれこそ俺の管轄外だ。勝手に自分で考えてろ…」
八幡「…話がもうないなら俺は帰らせてもらうが…」
葉山「ああ、分かった…時間を取らせて悪かった…」
八幡(俺は踵を返し自転車を取りにいこうとするが、袖を海老名さんに捕まれる)
海老名「…ちょっと待ってて…私のけじめだから」
八幡(ぼそりとそう呟いた海老名さんは再び葉山たちの前にいき)
海老名「分かったよね…これが私なの…だからもう」
海老名「私には関わらないで」
八幡(海老名さんは二人に向かって冷たく言い放つ)
八幡(これで彼女は完全にあの場所から居場所を消したのだ)
・・・・・・・・・・
八幡「あれは少し言い過ぎなんじゃねぇか?」
海老名「うん…分かってる。だから言い過ぎるようにしたの」
八幡(あの後俺と海老名さんはあの二人を残し帰り始めた)
八幡(葉山はなんとかなるだろうが、戸部がこの先どうなるか分からない。少なくとも女子に向かって何かをするようなやつではないだろうが…)
八幡(てか自然と二人で帰ってますけど、なんでこんなことになったんですかねぇ?)
八幡(さすがに着いてきてるのにほっぽりだして帰るのも気が引けるには引けるしな…)
この海老名の腹黒さからすると
意識して八幡の居場所も削ってんのか
意識して八幡の居場所も削ってんのか
八幡「あそこまで言ったのはあのグループから完全に離別するためか」
海老名「疑問で訊いてこないんだね…うん、そうだよ」
海老名「中途半端にすると君はまた何かするでしょう?さっきだって何とかしようとしてたみたいだしね」
八幡(…やっぱり気付かれていたか…)
八幡「そうだな…海老名さんがこんなこと言ってるのは、俺に弱味を握られ脅されていることにしようとしたんだがな…」
八幡「そうすれば戸部は俺から海老名さんを離すために何とかするだろうからな」
八幡「当然そこまでいってしまえば葉山も動くしかなくなるからな。三浦も全力であんたを助け出そうとするだろうしな」
海老名「やっぱりそんなこと考えてたんだね…」
八幡「まぁ…それはあんたによって潰されたが」
海老名「でも、もうここまで…私の切れるカードはなくなったからね」
八幡「…どういうことだよ?」
海老名「私が考えついてた状況からはここまでだってことだよ。きっと戸部くんは修学旅行のことを納得してるわけなかっただろうから」
海老名「考えついてたらまだ何とか出来ることもあるでしょ?奉仕部に入ったのは極力君と私がいる状況を作りやすかったから」
海老名「でもそれはオマケみたいなもので…本当は少しでも一緒にいる時間があったら嬉しいなって…」
八幡(ちょっとどれだけこの人は俺のこと好きなの?思わず勘違いしちゃいそうになるだろ…てか勘違いじゃないのか)
海老名「えっと…うぅ…その話を戻すね」
海老名「君一人だったらさっき君がいったみたいなことされるからね。なるべく二人の状態で戸部くんや葉山くんの話は聞きたかったの」
海老名「でも、ここからは私ももう考えつかないかな…だって上手くいくかは君の気持ち次第だしね」
八幡「…俺みたいなんかよりももっといいやつなんてそこらじゅう転がってるだろうがな」
海老名「でも、君はこんな私を見ても引かないでしょ?」
八幡「俺のがよっぽと他人が引く黒歴史あるだろうからな…」
海老名「私にとったらそれで充分なの…ここまでするなんて自分でも引くくらいだよ」
八幡「そうか…でも自分のしたいことしようとしてるだけだろ?そんなの海老名さん本人が決めたことなら止める権利なんて誰にもねぇよ」
海老名「……その結果や過程で誰かを傷つけることになっても?」
八幡「別に俺は聖人君子じゃないからな。あんたがその後悔や罪悪感で押し潰されるならやめたらいい…それだけのことだ」
海老名「そうやって、どうでもいい人に対して素直な部分も好きだよ」
海老名「全く考えてる素振りなく、どっかから引用したみたいな感じだしね」
海老名「やっぱりまだ私はあの二人に敵いそうにないね」
八幡(チラリと海老名さんは俺を見たが俺は無言を貫いた)
八幡(そんな俺の態度で何か感じたのか、そっか、っと呟くと急に駆け出した)
海老名「じゃあ…私はあっちだからまた明日ね。八幡くん。」
八幡(控えめに手を振ると彼女はそのまま振り向き駆け出す)
八幡(俺は彼女の姿が見えなくなるまでそこに立っていた)
話が思い浮かばない…
最終的にはイチャイチャさせたいですが
自分で読み返して…
これ無理ゲーじゃね?
海老名さんこんなに真っ黒になるなんて…当初の予定とは違いすぎて…
また浮かんだら投下していきます
レスありがとうございます
頑張って考えていきます
生徒会選挙まじどうしよ…
少し投下していきます
八幡(秋の夜の冷たさを感じながら自転車を走らせる)
八幡(…多分あの反応で勘のいい彼女は読み取ったのだろう)
八幡(今の俺が海老名姫菜をまともに意識していないということも)
八幡(だからこその今日の昼休みの宣言であり、葉山たちに対してあの反応だったのだろう)
八幡(そんなことを考えていたら家はもう目の前にまで迫っていた)
八幡(……今日は色々ありすぎた。さっさと寝よう)
八幡(…なんて淡い希望は持つものじゃないな…)
小町「おかえりお兄ちゃん♪」
八幡「……あぁ」
八幡(朝に修学旅行中にあったことを説明すると、小町に言っていたことを俺はすっかり失念していた)
八幡(晩飯を食べて、風呂から上がると先に風呂に入っていた小町がリビングで待ち構えていた)
小町「お兄ちゃん逃げようとしても無駄だからね。ちゃ~んと教えてもらうから」
八幡「…はぁ…分かったよ」
八幡(俺は修学旅行中にあった依頼についてとその結果、それだけでは今のこの好奇心の塊が私、気になります!状態なので、今日起きたことも話した)
八幡(さすがにありのまま話すと、どこかの雪の女王みたいに、周りを凍らせそうな部分もあったから脚色は削除はしたが)
八幡「…まぁ、そういったことがあったわけだ」
小町「…おおぅ、お兄ちゃんがいつの間にかすごいラノベの主人公みたいになってる」
八幡「…そんなもんじゃねぇよ」
小町「でも、こんなお兄ちゃんにはっきりと好意示してくれる人が出るとは、ちょっと予想外だったかなぁ?」
八幡(…一体どんな予想してたんですかね。この小町ちゃんは…)
小町「で、で、結局お兄ちゃんは海老名さんと付き合ってる状態なの?」
八幡「…話ちゃんと聞いてたか?付き合ってねぇよ…」
小町「もぅ、女の子待たすなんて小町的にポイント低すぎだよお兄ちゃん」
小町「…でもねお兄ちゃん…」
八幡「ん、どした?」
小町「どんなことになっても小町はお兄ちゃんの味方でいてあげるからね。今の小町的に超ポイント高い!!」
八幡(本当にこの妹はよく出来てることで)
八幡「…おぅ…ありがとな」
八幡(俺は小町の頭をそっと撫でる。小町は拒むことなくそれを受け入れ、えへへと微笑んでいた)
小町(お兄ちゃんに頭を撫でてもらいながら、いつもこの優しさを出せばもっとお兄ちゃんモテると思うんだけどなぁ、もったいない)
小町(ここ数日でお兄ちゃんの周りは劇的に変化した。ダークホース中のダークホース海老名姫菜さん)
小町(千葉村で見たけどそんな印象に残っているわけではなかったから、全くノーマークだったがまさかここまでだったとは)
小町(お兄ちゃんの話を聞く限り海老名さんは悪い人じゃないと思うし、それにどちらかといえばお兄ちゃん寄りの人な気がするから…お兄ちゃんのこと分かってくれるとは思うよ)
小町(雪乃さんや結衣さんはさっさとアピールしないと、今は大丈夫だけど気付いたら追い付かれてるって感じになりそうだなぁ)
小町(小町はお兄ちゃんの味方なので今のままだと海老名さんに肩入れしますよ)
小町(果たしてあの二人はどういう様相をこれから繰り広げるのだろうか…でも、お兄ちゃんが幸せならそれでいいかな)
小町(お兄ちゃん頑張ってね)
とりあえず風呂入ってきます
あと、エロってあるのがいいですか?
次は海老名さんのターンのつもりです
さっさとイチャイチャさせれるかなぁ…
何修羅場くらいするんだろう…
上がりましたいつもシャワーだけなのに湯船入るもんじゃない…血行がぁ
このエロの不人気さw
まぁ、がっつりいれるわけではなくて思春期の特有の好きな人想ってみたいな感じだったんですがね
説明不足ですみません
もう少しまとまったら投下していきます
エロは無くていいけど、事後とかそういうのを匂わせつつ修羅場でブチまけてくれると最高に盛り上がると思うの
さぁ頑張って書こう
・・・・・・・・・・・
海老名(冷たくなった身体にお湯の温かさが染みる)
海老名(お風呂はいいね。心の洗濯とはよくいったものだ)
海老名(洗濯するならちゃんと私の汚さも消してくれたらいいのに…)
海老名(やっぱり分かっていたことだったけど…彼から直接伝えられるとキツいものがある)
海老名(彼にとって今の私はどうでもよくて…あの反応はそういうことだったのだろう)
海老名(戸部くんも今の私のような気分だったのだろうか…そう考えると少し悪い気はしてきた)
エロはおまけみたいな感じにすればいいんでね?
俺的にはしっかり本編に入れて欲しいけどな笑
俺的にはしっかり本編に入れて欲しいけどな笑
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