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    元スレ榛名「榛名恋愛相談所」 漣「3件目ですよご主人様!」

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    401 = 1 :

    提督「鈴谷?」

    そう言ってこちらに振り返った彼の顔は、ただひたすらに疑問と――――心配に満ちていて

    鈴谷「提督」

    だけどきっと、その視線に込められた『それ』は自分の望むものとは違って

    鈴谷「提督にとって、鈴谷は、何?」

    勇気を振り絞って紡いだその言葉の意味は



    提督「何って、そりゃあ可愛い部下で、たまに悪ふざけする友達で――――」



    提督「――――大切な、家族だろ」

    けれどやはり、届かなかった

    鈴谷(やっぱり、提督は鈴谷のこと、女の子としては見てくれてないんだね)

    わかっていた。彼はそういう人間だと

    恋を望んで、愛を欲して

    でも、恋がわからず、愛に気付けない

    そんな彼を、自分は好きになってしまったんだから

    だから

    鈴谷(届かなくても、伝わらなくても、理解されなかったとしても)

    言葉にしなければ、何も変わらないから

    鈴谷(――――ちゃんと言おうって、決めたんだ)

    402 = 1 :

    「ねえ、提督」

    「鈴谷はさ、提督のこと、好きだよ?」

    「あー……いやダメダメ。こうじゃない。好きって言っても、家族とか友達とかそういうのじゃなくて」



    鈴谷「一人の女の子として、私はあなたのことが好きです。提督」

    403 = 1 :

    唐突に告げられた愛の言葉

    どこまでも真っ直ぐで、強い想い

    提督「えっと、え?」

    鈴谷「……」

    好き。鈴谷が、俺のことを――――ザザッ

    そこまで考えたところで、思考にノイズが走る

    鈴谷が ザザッ とを■してるって ザザッ ザザザザザザザザザザザザザ――――!

    思考がまとまらない。考えようとしても端からどんどん崩れていく

    まるで、答えに至る道を、見失っているかのような――――

    鈴谷「ッ!? 提督!?大じょ…ぶ!?ね…!………りし…!…い督!」

    最後にその言葉だけを聞いて、俺の意識は途切れた

    404 = 1 :

    ~医務室~

    提督「あ……ここは……?」

    榛名「鎮守府の医務室です」

    提督「はる、な?」

    榛名「はい、榛名です。気分はどうですか?」

    提督「ちょっとだるくて頭がぼうっとするけど、特に異常はない……と思う」

    榛名「そうですか。それで、倒れる前のことは覚えていますか?」

    提督「倒れる前……?」

    405 = 1 :

    榛名「榛名も驚きました。いきなり鈴谷さんから電話が来たと思ったら只事じゃない様子で提督が倒れた、と。慌てて迎えに行きました」

    提督「そういえば今日は鈴谷と出掛けて、スノウドーム作って、その帰りに――――痛っ」ズキン

    まるでそれ以上思い出すことを禁じるかのように、強い頭痛が思考を強制的に終了させた

    提督「――――ダメだ。全然思い出せない」

    榛名「そう、ですか」

    提督「……そうだ。鈴谷はどこだ?急に倒れて迷惑掛けちまったし謝らないと」

    榛名「はあ。やっぱり気付いていなかったんですね」

    提督「?」

    榛名「下、見てください」

    提督「下?……あ」

    鈴谷「スー……スー……」

    406 = 1 :

    榛名「提督が倒れたのは自分のせいだー、って泣きながらずっとついててくれたんですよ」

    提督「……そうか」ナデナデ

    鈴谷「ん……みゅぅ……」

    榛名「それじゃあ榛名は仕事に戻りますね」

    提督「悪い」

    榛名「間宮さんのあんみつで許してあげます」

    提督「……了解」

    榛名「楽しみにしてますね」ガチャッ スタスタ

    提督「にしても、なんで倒れたんだ?過労か?」

    鈴谷の頭を撫でながらそうぼやき、何気なく視線を横に逸らすと

    提督「これは……」

    サイドテーブルに置かれていたのは、綺麗にラッピングされたハート型のチョコレートと、二人で作ったスノウドーム。

    そのスノウドームの中の、手を繋ぐカップルの人形を見たとき

    ××『一■■■の子と■て、■はあ■■のこ■が××です。提■』

    提督「――――?」

    提督「何か、大切なことを、言われたような――――」



    ――――男はまだ恋を、思い出せない

    けれど一人の少女の勇気は、確かに男に変化を与えたのだった――――

    407 = 1 :

    ~提督の脳が拡張されました~


    対象:鈴谷

    恋愛度:☆2

    状態:思い出せないけど、何か、大切な――――

    408 = 1 :

    というわけで2017年バレンタインイベント終了

    ただ上述したとおり>>1は未だにこの展開で良かったのか悩んでいますので、もしかしたら>>400の続きから分岐して書き直すかもしれません。非常に申し訳ありませんがご了承ください

    それではまた近いうちに来れるように頑張ります

    409 :

    一回目なのになんでいきなり☆2なのさ
    二回目の秋月でさえ☆1なのに
    なんか条件でもあるのか?

    410 :


    確かに前回のバレンタインのぬいぬいが1だったのに今年の鈴谷が2なのは納得いかないな

    411 :

    メインヒロインであるヤミナ、榛名を優遇するのはわかるがなぜここでサブの鈴谷を優遇するのか理解に苦しむ

    412 :

    おつおつ
    まあ安価スレでこれやったら当然揉めるわなあ不平等だし
    テキトーにその場の気分でやりたいなら安価や恋愛度を取っ払った方がいいと思うぞ荒れる元だし

    413 :

    コンマルーレットとはいえ安価で回ってるしなぁ
    普通のスレでなら全然問題ないんだけどな

    414 = 1 :

    まあやっぱり安価システム採用してる以上これは不公平でしたよね
    >>1の更新が遅すぎるせいで終了までせいぜい星2が数人が限界になりそうだなー、というか始まって三年半経つのに進み遅すぎだなーと思って恋愛度を加速させましたが……うん、確実にやり過ぎですね

    星獲得速度の遅さは>>1の責任なので更新頻度を高めることでなんとかします。恋愛度システムは一応星の獲得方法とかはきちんと決めてあるのでこれからもそれに則って進めていきたいと思います

    というわけでごめんなさい。やっぱりバレンタインイベントは書き直します。夜眠る前に構想はまとめたので今日の夜にでも投下します

    チョコ渡すだけのイベントで何種類も全然違う話作れないので去年一昨年と展開が似てても許してクレメンス

    415 :

    >>399の続きから

    ~体験終了~

    鈴谷「~♪」

    提督「そんなに楽しかったのか?さっきの」

    鈴谷「うん、ああいうの作るのって新鮮だったしね。提督は楽しくなかった?」

    提督「割りと楽しかったな」

    鈴谷「でしょ?それにしても、なんか思い出しちゃったな」

    提督「?」

    鈴谷「三年前の秋のこと。鈴谷がブローチを作って、提督にあげたじゃん」

    提督「ああ、これのことか」

    鈴谷「……ちゃんと、着けててくれたんだ」

    提督「当然だろ」

    鈴谷「……そっか。当然、かあ」///

    提督「ん?どうした鈴谷。なんか顔赤いけど大丈夫か?」

    416 = 1 :

    鈴谷「な、なんでもない!それより提督、はいこれ!」グイッ

    提督「ああチョコか。毎年ありがとな」

    鈴谷「……義理じゃ、ないからね」ボソッ

    提督「?悪い、よく聞き取れなかった」

    鈴谷「……はあ~。なんでそこは聞き逃すのかなあ」

    鈴谷(でもまあ、それが提督だよね)クスッ

    鈴谷「提督っ!」

    提督「なんだ?」

    鈴谷「今年もいーっぱい頑張るから、鈴谷のこと、ちゃんと見ててよね!」ニコッ

    417 = 1 :

    ~提督の脳の一部が拡張されました~

    対象:鈴谷

    恋愛度:☆1

    状態:気付かない程度の想い

    418 = 1 :

    というわけで真・2017年バレンタインイベント終わり

    三時間くらい迷走したらなんだか随分あっさりした感じになってしまいました。恒例のキスシーンもなかったし

    そしてこの度は>>1の判断ミスにより大変ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。今後はこのようなことがないように努力します

    それではまた次回。たぶん、一週間以内には来れる……といいな

    419 :

    ~ある日の鎮守……府?~

    提督「もう四月か~。時間が経つのはあっという間ね」

    「ご主人様。こちらが本日の午前演習の報告書です」

    提督「いつもありがとう漣。助かるわ」ナデナデ

    「いえ、これが漣の仕事ですので」

    提督「むぅ。相変わらずつれないわね。私のこと嫌い?」

    「そういうわけではないのですが……その、は、恥ずかしいので……」///

    提督「照れてる漣可愛いー!」ギュー

    「ご、ご主人様苦しいです。胸が、顔に……」ムギュー

    420 = 1 :

    加賀「てーとく。かがはおなかが空きましたー」トテトテ

    提督「さっき朝ごはん食べたでしょ加賀ちゃん」

    加賀「あんみつがいいです」

    提督「華麗にスルー!?」

    秋月「すみません司令、ここに加賀ちゃん来てませんか----って、いた」

    加賀「あきづきお姉ちゃん」

    秋月「もー司令にご迷惑掛けちゃダメでしょ?あんみつはお姉ちゃんと一緒に食べに行こうね?」

    加賀「うん!」ニパー

    提督「あ~加賀ちゃん可愛いんじゃ~。それじゃあ秋月よろしくね。代金はこっちに領収書回していいから」

    秋月「これくらい秋月が出しますよ。なにせ秋月、お 金 持 ち ですから!」

    提督「お、おう」

    秋月「さー加賀ちゃん間宮さんに向かおうねー。好きなだけ食べていいよ!お金はたくさんあるから!」

    421 :

    エイプリルフールだから真逆なのか

    422 = 1 :

    陽炎「司令!不知火見なかった!?」バンッ

    提督「見てないけど……どうしたの?」

    陽炎「あの子また訓練抜け出してどっか行ったのよ!今日こそは姉としてガツンッと言ってやらなきゃ!」

    提督「あっはっは……」

    提督(いつも逃げ切られてるものね)

    陽炎「それじゃ私はもう行くけど、見つけたら無線で連絡よろしくね!」バタバタ

    提督「はいはーい頑張ってねー」ノシ

    提督「陽炎も大変ねー。毎日毎日妹探しで走り回って」

    不知火「まったくです。そんな体力があるなら自分の訓練をしていた方がよほど有意義だと不知火は思います」

    提督「もーお姉ちゃんが折角探し回ってくれてるんだからそんなこと言っちゃ――――」

    不知火「あ、この羊羹は中々美味しいですね」ヒョイパクッ

    提督「不知火!?いったいいつからここに!?というかそれ私の羊羹!」

    不知火「いつからと言われれば陽炎が入ってくる少し前からでしょうか。やれやれ、陽炎の執念にも困ったものです」

    提督「いいから早く訓練に戻りなさい!そして私の羊羹を返しなさい!」グスン

    不知火「えぇー」

    提督「そんな嫌そうな顔をしてもダメなものはダメ。自分で戻らないなら陽炎に突き出すわよ」

    不知火「それはご勘弁願いたいですね。というわけで――――ドロン」ドロン

    提督「わぷっ。え、煙幕!?執務室でなんてものを使ってるのあの子は!」

    不知火「ハッハッハ、あーばよとっつぁーん。陽炎によろしくお伝えください」スタコラサッサー

    423 = 1 :

    能代「提督の膝の上は気持ちいいですねー」ゴロゴロ

    提督「あの、能代?そろそろどいてくれないと仕事が……」

    能代「あともう少しだけー……あ、そこのお饅頭取ってください」

    提督「もう、あと少しだけだからね?はい、お饅頭」

    能代「あーん」

    提督「え?」

    能代「手を動かすのが面倒なので食べさせてください」

    提督「いやいやそれくらいは流石に」

    能代「ダメ、ですか?」ウルッ

    提督「うっ――――しょ、しょうがないなぁ。はい、あーん」

    能代「あむっ」mgmg

    能代「美味しいです」ニコッ

    提督「くっ、可愛い」

    424 = 1 :

    大鳳「提督、どうかしらこれ」

    提督「とっても似合ってると思うけど……あのね、大鳳。いくら女の子同士とはいえそう堂々と下着姿を晒すのはどうかと思うわ」フイッ

    大鳳「ふふっ、目を逸らす提督も可愛いわね。でもちゃぁーんと見ないとダメ」グイッ

    提督「ちょ、大鳳!?かがまないで!その、こ、こぼれそうだから!」

    大鳳「ふふっ、こぼれるって、具体的にどこが?」

    提督「そ、それは、その……」チラッ

    大鳳「ふふふっ」ボイーン

    提督「む、胸が……」

    大鳳「声が小さくて聞こえないわー(棒)」

    提督「むぅ~~~!!!上官をからかわないの!」

    大鳳「ごめんなさいね。だって提督が可愛すぎるんだもの」

    425 = 1 :

    睦月「提督ー!手伝いに来たにゃしぃ!」

    提督「ありがとう睦月。あれ?如月は今日一緒じゃないの?」

    睦月「あー如月ちゃんはー……」チラッ

    如月 ┃扉┃_・)ジー

    睦月「あんな感じでございます」

    提督「如月?」

    如月「ひゃっ、はい!な、ななななんですか!?」

    提督「いや、そんなところに隠れてないでこっちおいで?大丈夫怖くない怖くない。私、あなた、仲間」

    如月「えっとえっとあのその……はい」チョコチョコ

    睦月「もー、いい加減慣れなきゃダメだよー?」

    如月「うぅっ、でもやっぱり恥ずかしくて……」///

    提督「焦らなくていいから、少しづつ慣れてね」ナデナデ

    如月「ひゃうっ」ナデナデ

    如月(し、司令官のナデナデ……はわっ、はわわわわわわわわ)プシュー

    提督「き、如月?」

    如月「ご、ごめんなさーい!」ダダダダッ

    提督「……」ポカーン

    睦月「にゃしぃ」ヤレヤレ

    426 = 1 :

    山城「提督ー!」バンッ ギュー

    提督「わぷっ、ど、どうしたの山城」

    山城「聞いてください姉様ったら酷いんです!」

    提督「また扶桑と喧嘩したの?」

    山城「だって姉様ったら『今日も山城は世界一可愛いわね』なんて言うんですよ!?姉様の方が億倍可愛らしいのに!」

    提督「あーはいはいそうね」

    山城「そ、それに、姉様には及びませんが私よりは提督の方が……」ゴニョゴニョ

    提督「ん?なんて?」

    山城「な、なんでもありません!とにかく!姉様が謝るまで私は部屋に戻りませんから!ここで提督と一緒にいます!」ギュー

    提督「いや今日の仕事ももう終わるし私もここから出るよ?」

    427 = 1 :

    熊野「提督、お夕飯ご一緒してもよろしいかしら」

    提督「うん、いいよー」

    熊野「ありがとうございます。鈴谷ー!こっちですわー!」

    鈴谷「ちょっと待ってー……って、うわわ!」ガシャーン

    鈴谷「アイタタタ……あー、またやっちゃった」ビショビショ

    提督「鈴谷、大丈夫……じゃないよね。熊野、タオル持ってきて上げて」

    熊野「わかりましたわ」

    提督「あとは、よいしょっと」ヌギッ

    鈴谷「て、提督!?と、突然脱ぎだしてどうしたの!?」

    提督「氷入った水ひっくり返したんだから寒いでしょ?それ羽織りなさい」

    鈴谷「でもそうすると提督の上着が濡れて――――」

    提督「たかが服が濡れるくらい、可愛い家族が風邪引くのに比べりゃどうってことないの。ほら、いいから早く羽織る」

    鈴谷「……ありがとう」///

    提督「どういたしまして」

    428 = 1 :

    提督「ごちそうさまでした……さて、洗い物でも手伝ってこようかな」

    浜風「てーいーとーくー!」ガバッ

    提督「浜風!?ちょ、危ない危ない!倒れるから!」

    浜風「えへへー!そんなこと言って逃げようったってそうはいきませんよー!」グリグリ

    提督「ええい、とにかく一回離れて!」グイグイ

    浜風「提督、ちゅー!」チュー

    提督「ぎにゃー!乙女の唇を奪おうとしない!ってかお酒くさい!」

    浜風「うぇへへー。一番浜風、脱ぎます!」

    提督「脱ぐな!浜風にお酒飲ませたのはどこのどいつだー!」ガオー



    浦風「ありゃりゃ、提督さんも大変じゃねぇ」

    磯風「酔っ払った浜風は手の付けようがないからな」

    黒潮「せやな。まあ、手の付けようのなさで言えばこっちも同レベルやけどな」

    陽炎「ちょっと不知火!浜風のジュースに酒混ぜたのあんたでしょ!」

    不知火「何のことだかさっぱりだぬい。無実だぬい」

    陽炎「いいから責任もって沈静してきなさい!」ウガー

    不知火「陽炎が行くべきだぬい。長女の責務だぬい」シレッ



    提督「いいから早く助けて!」

    浜風「ていとくー、らいすきれすよー」ギュー

    429 = 1 :

    瑞鳳「提督、大丈夫?」

    提督「疲れた……」

    瑞鳳「明日でも大丈夫だよ?」

    提督「いや、昨日から約束してたんだし今日付き合うよ。それで、今日は何を作ったの?」

    瑞鳳「ふっふーん!じゃーん!」

    提督「プリン?」

    瑞鳳「そう!今日は卵を使わないプリンに挑戦してみました!」

    提督「見た目は完全にプリンね。さて、味の方は――――ん、ちょっと食感に違和感あるかな」

    瑞鳳「あー、提督もそう思う?やっぱり材料が違うと微妙に差が出ちゃうねー」

    提督「大人しく卵使えばいいのに」mgmg

    瑞鳳「ダメ!卵ってカロリー凄いんだから!」

    提督「私カロリー気にしたことないしなあ」

    瑞鳳「むぐっ。ず、ずるい」

    提督「ずるいと言われましても。それに瑞鳳ももう少しカロリー摂った方がいいと思うけど」ジー

    瑞鳳「えっ?――――もう!どこ見て言ってるの!提督のヘンタイ!」///

    提督「……」ナムナム

    瑞鳳「無言で合掌しないで!まだ育つんだから!」

    提督「いや艦娘は成長しないでしょ」

    430 = 1 :

    夕立「提督さん、今日もお疲れ様」

    提督「夕立?どうしたのこんな時間に?」

    夕立「それはこっちのセリフ。今日の仕事は終わってるはずなのにどうして執務室にいるの」

    提督「いやー、はっは。間違えて昼間に建造指示出しちゃって、建造完了まで待機中なの」

    夕立「ちゃんと夜は寝ないと身体壊すよ。この前倒れたこと、まだ許してないんだから」

    提督「うっ……はい。ごめんなさい」

    夕立「……はあ」ストン

    提督「夕立?」

    夕立「しょうがないから夕立も提督さんと一緒に待っててあげる」

    提督「嬉しいけど、いいの?」

    夕立「どうせ明日は一日オフだし大丈夫。それよりほら」ポンポン

    提督「?」

    夕立「膝枕、してあげる。眠らないとしても横になってるだけでだいぶ違うから」

    提督「あ、ありがたいけど、大の大人が見た目子供の駆逐艦に膝枕されるのは、ちょっと恥ずかしいかなーって」

    夕立「ん」ポンポン

    提督「えっと、夕立さん?」

    夕立「ん!」ポンポン

    提督「……はい、ありがたく横にならせていただきます」コロン

    夕立「提督さんの髪、綺麗」ナデナデ

    提督「うう、恥ずかしい」

    431 = 1 :

    提督「さて、建造時間的にはたぶん戦艦だろうけど……新しい家族はどんな子かな?」

    ???「……あ」

    提督「こんばんは、はじめまして。私があなたの提督よ。あなたのお名前は?」

    ???「……るな」

    提督「?」

    榛名「榛名、です。よ、よろしくお願い、します」

    提督「榛名、榛名……ね。うん、これからよろしく榛名」ニコッ

    榛名「……」ポー

    提督「それじゃ早速鎮守府を案内、と言いたいところだけど……もう夜も遅いし今日はあなたの部屋と執務室の場所だけ教えちゃうわね――――榛名?」

    榛名「は、はい」

    提督「大丈夫?なんだかボーっとしてたみたいだけど」

    榛名「だ、大丈夫、です」///

    提督「そう?じゃあ、ついてきて」トコトコ

    榛名(生まれたばかりの榛名には、まだ右も左もわからないけれど)

    榛名(この人の笑顔がとっても綺麗だということは、わかりました)

    432 = 1 :

    マンネリ化防止と>>1のモチベーション回復のため本日をもちまして今までの提督(♂)くんと世界観はクビになります!

    次回からは新たな世界の新たな鎮守府で提督(♀)さんのドキドキ百合ラブコメが始まりますのでご期待ください!



    もう正午過ぎちゃってるけど大目に見てクレメンス

    433 :

    エイプリルフールですねわかります

    434 :

    午後は云々ってのはイギリスだけのはず

    435 :

    生存報告

    また夜に来ます

    436 :

    昨晩はサックリと寝過ごしましたごめんなさい

    投下開始します

    437 = 1 :

    ~ある日の鎮守府~

    榛名「提督に避けられてる、ですか?」

    如月「……」コクン

    榛名「そう言われてみれば確かに、最近の提督は如月さんに素っ気なかったような気が……」

    如月「如月、嫌われちゃったのかしら……」ズーン

    榛名「提督が私たち――――艦娘を嫌うことなんてまず間違いなくないと思いますが」

    榛名「一応聞きますけど、如月ちゃんにはなんの心当たりもないんですよね?」

    如月「……」コクコク

    438 = 1 :

    榛名「いつ頃から避けられてるんです?」

    如月「たぶん、一昨日の夜からだと思う」

    榛名「その日の昼間はどうだったんですか?」

    如月「睦月ちゃんと一緒に司令官のお部屋に遊びに行って、お菓子を食べたりおしゃべりしたり……」

    榛名「つまりいつもと変わりなかったと。しかしそうなると本格的に手掛かりがなくなってきますね」

    439 :

    待つ

    440 :





















































































    442 :

    去年見かけてまた見にきたらまさか進んでたとは… 続き待ってるです

    443 :

    新年開けて見つけて遡ってきたけどまだ終わってなかったなんて…!?


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