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    元スレ榛名「榛名恋愛相談所」 漣「3件目ですよご主人様!」

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    301 = 1 :

    ~その日の夜~

    コンコン

    榛名「はーいどうぞー」

    ヲ級「オジャマ、シマス」

    榛名「こんばんはヲ級ちゃん。それで、ヲ級ちゃんの相談というのはいったい?」

    ヲ級「ジツハ――――」

    302 = 1 :

    すみませんが明日早くから出掛ける用事があるので今日はもう寝ます。続きはまた明日の夜に

    朝早く起きられて時間に余裕があったら出掛ける前に投下するかもです

    305 :

    明日更新します

    306 :

    来ないな、終了??

    308 = 1 :

    榛名「提督ともっと仲良くなりたい、ですか」

    ヲ級 コクコク

    榛名「それはまた何と言いますか……」

    榛名(ベタな相談ですね)

    ヲ級「?」

    榛名「いえいえ何でもないです。それで、どうしてまた急にそんな悩み事を?」

    ヲ級「……私アマリ提督ニ会エナイ、カラ。提督ト一緒ニイルト、胸ノ辺リガポカポカシテ楽シクナル。ダカラ、モット仲良クナッテ一緒ニイタイナ、ッテ」

    榛名(ひゃっほうこいつぁ完全に恋する乙女の顔ですよ旦那ァ!)←予想外の大好物にテンションがハイになってるの図

    309 = 1 :

    榛名「ふむ、わかりました。わかりましたよヲ級ちゃん。そのお悩み、この恋愛マスターHARUNAがまるっと解決しましょうじゃありませんか!」

    ヲ級「ヲー」パチパチ

    榛名「まず第一にヲ級ちゃんが提督と頻繁に会うのは難しいです。ヲ級ちゃんが出入りしてることが榛名や提督以外にバレてしまえばそこで即バッドエンド。ヲ級ちゃんは追い返され提督は軍法会議に掛けられ東京湾にセメントと終身旅行。榛名は軍をクビになり恋愛小説で一山当てて売れっ子作家になります」

    ヲ級「最後ダケ何カオカシカッタヨウナ……?」

    榛名「Be quiet(静かに)! とにかくそうなってはダメなので、あまり頻繁に会いにくることは出来ません」

    ヲ級「ヲ……」ショボン

    榛名「そんなに落ち込まなくても大丈夫です。数がこなせないならどうする?そう、一回の密度を上げればいいんですよ!」

    ヲ級「トイウト?」

    310 = 1 :

    榛名「そうですね。まずは手始めに――――デートとか、やっちゃいます?」

    ヲ級「……日付?」

    榛名「逢引ですよ!」

    ヲ級「逢引……」

    榛名「提督と一緒にお出かけして、遊んで、グッと心の距離を縮めるのです!内角に抉りこむように!」

    ヲ級「ソレハボクシングノ話ジャ……」

    榛名「細かいことは気にしない。それで、どうです?」

    ヲ級「提督トオ出掛ケハシタイケド……」

    榛名「大丈夫。言いたいことはわかりますが、そこは榛名が何とかしましょう。榛名に不可能は(あんまり)ありません」

    ヲ級「ホント?」

    榛名「はい。だからヲ級ちゃんの好きなようにしてください。提督とデートするか、それともまた別の方法を模索するか」

    ヲ級「私、ハ――――」

    311 = 1 :

    今日はここまで。次回、ヲ級ちゃん町に出るwith提督です。可愛いヲ級ちゃんに悶え苦しむがよい!(可愛く書けるとは言ってない)



    ???「あ、明石さんですか?実は至急作って頂きたい物が
    ……」

    313 :

    一ヶ月更新無し

    おわたかな?

    314 :

    PCの調子が悪いので別デバイスで投稿します。半角カタカナ使えないから全角にするけど気にしないでね!

    315 = 1 :

    ピンポーン

    島風「お届けものだよー」



    提督「郵便?誰から誰に?」

    榛名「あ、たぶん榛名です。明石さんにちょっと頼み事をしてまして」

    提督「……その組み合わせに嫌な予感しかしねえ」

    榛名「大丈夫ですよ。提督に害はありませんから」

    提督「ならいいんだが……」

    榛名「それでは受け取ってきますね」タタッ

    提督「……とりあえず心の準備だけはしておこう」

    316 = 1 :

    榛名「さて、受け取って箱を開けてみたはいいものの、どうしましょう」

    榛名「見たところ説明書の類は入っていないようですし……入れ忘れでしょうか」

    榛名「というかどこからどう見てもメガネにしか見えないのですが……これが本当にーーーー」

    PiPiPi

    榛名「はい、もしもし」

    明石『あ、榛名ー?』

    榛名「明石さん?」

    明石『はいはーい明石さんですよー。そろそろ荷物が届いた頃かなって思ってね』

    榛名「届きましたけど……これ、どうやって使えばいいんですか?説明書を入れたかどうかはきちんと確認しなきゃダメじゃないですか」

    明石『いやいや、別に入れ忘れたわけじゃないよ。紙に書くより口頭で説明した方が楽そうだったから作らなかっただけ』

    317 = 1 :

    ~翌日~

    ヲ級「ヲ……呼バレタカラ来テミタケド、ドウシタノ?」

    榛名「いらっしゃいヲ級ちゃん。まあ、説明することは山ほどありますが面倒なのでとりあえずこのメガネを掛けてください」つメガネ

    ヲ級「……」スチャ

    榛名「で、後はここをこうしてああすればーーーー」

    榛名「ーーーー出来ました」

    榛名「はいヲ級ちゃん。鏡を見てみてください」

    ヲ級「……?」クルッ

    ヲ級「……!?」

    318 = 1 :

    ヲ級「……誰?」

    榛名「ヲ級ちゃんですよ。鏡を見てるんだから当たり前じゃないですか」

    ヲ級「デモ、帽子無イシ」

    榛名「無いですね」

    ヲ級「肌モ肌色ダシ……」

    榛名「肌色ですね」

    ヲ級「ドコカラドウ見テモ、人間ノ女ノ子」

    榛名「そうですね。まあ実際には人ではなく艦娘と同じ容姿になっているそうですが艤装を展開してなければ区別はつきませんしね」

    榛名「何はともあれ、これでヲ級ちゃんが街に出ても騒ぎにはならないでしょう。思う存分、提督と出掛けられますね」

    ヲ級「……!」

    榛名「ちょうど明日の午後は提督も時間が空いています。デートでドキドキさせて一気に距離を縮めましょう!」

    319 = 1 :

    今回はここまで。次回、ヲ級ちゃんデート回!(前回も同じようなこと言った)

    しかしネタが無い。ヲ級ちゃんのデートは構想が決まったけど本格的にネタが無い。というわけでネタをください。なんかそれっぽい話題を提供してくれるだけでいいのでお願いします。ただ艦娘の指定はこちらの都合によりご期待に添えない場合があります

    では次回は明日……来れることを祈っていてください

    320 :


    艦娘指定駄目なら深海勢出そうぜ
    わるさめちゃんとかほっぽちゃんとか(ロリコン並感)
    ヲ級が心配だから尾行してるみたいな感じでさ

    322 :

    ヲ級に対してヤンデレ気味でデートの後をつけてくるとか

    323 :

    待ってた
    乙です

    324 :

    乙乙
    久しぶりだったから前のも通して読み直したけどチューしてた大鳳と異動してきた磯風はヒロインではないの?
    それから舞鶴へ行った愛宕さんが忘れられている気がする…

    325 :

    明日来るのを祈っていたら一週間たったな

    326 :

    生存報告

    時差ボケで尋常じゃなく眠いのでもう1日待っててください

    327 :

    1日が長いなwwwww

    328 :

    帰ってきたよ!色々報告もありますが、まずは前回の続きを投下したいと思います

    329 = 1 :

    ヲ級「榛名に言われた通り、駅前に来てみたけど……」キョロキョロ

    オイアノコミテミロヨマジカワイクネ? アイドルミターイ アイドル!? ヤセンー! フタリトモウルサイデスヨ

    ヲ級(な、何だか凄く見られてる気がする……!)

    ヲ級「ど、どこか変ナノカナ――――ット、とと」

    ヲ級(危ない危ない。発音にはちゃんと気をつけないと私が深海棲艦だってバレちゃう)



    榛名『いいですか。ヲ級ちゃんに敵対の意志が無くてもあなたは人間にとって敵なのです。もし変装して街にいることがバレたら――――』

    ヲ級『バレタラ?』

    榛名『ホカーク、ジッケーン、バラバーラ、グッバイ!……みたいな感じになります』

    ヲ級『ヲッ!?』

    330 = 1 :

    ヲ級「…………」ブルッ

    ヲ級「と、とにかく気をつけないと」

    提督「もし、そこのお嬢さん」

    ヲ級「ヲッ!?……じゃなくて、はい。なんでしょう」クルッ

    ヲ級「ヲ」

    提督「榛名が言っていた客というのはキミで会って――――」ピタッ

    提督「……」ジー

    ヲ級(な、なんだか凄い見つめられてる……)

    提督「……赤いフレームのメガネ、探偵感溢れるチェックのハンチング帽。そして目印代わりの首元から掛けている懐中時計。うん、間違いなく榛名が言ってた奴だな」

    ヲ級(よ、良かった。ただ確認してただけみた――――)

    提督「――――で、どういうことか説明してもらえるか?ヲ級」

    ヲ級「モウバレタ!?」

    提督「いや、当たり前だろ。全体的に人間になってるけど、顔の造りとか体格とか基本的な要素は変わってないし」

    ヲ級「ヲゥッ!」グサグサ

    提督「……気づいてなかったのか。まあいいや、とりあえずさっさと移動しよう。人が多すぎておちおち話も出来ない」グイッ

    ヲ級「あ……」

    ヲ級(提督の手……あったかい……)///

    331 = 1 :

    提督「……ん。一応、だいたいの事情はわかった」

    提督「つまり、ゲームやらアニメやらマンガやらで陸に興味が湧いたお前が榛名に相談した結果、その明石製の偽装メガネで変装して出掛けることになったと。で、俺はお前のフォロー役をしつつ、何か問題を起こさないように監視する役目と」

    ヲ級「そ、そうなの」

    ヲ級(いくら何でも提督とデートしたかったって言う訳にはいかないし、事前に設定を考えておいてよかった……)

    提督「……はあ。お前ら、せめて俺に一言くらい相談しろよ」

    ヲ級「ご、ごめんなさい」シュン

    提督「まあ過ぎたことだしもう気にしないが。そういうことならとりあえず街を適当に歩き回ってみるか。それとも、どこか行きたい所とかあるか?」

    ヲ級「提督に任せる」

    提督「よし、じゃあ――――」

    332 = 1 :

    ~いつものショッピングモール~

    提督「さて、まずはどこに行こうか。服とか……は別にいいか。それ、似合ってるしな」

    ヲ級「そ、そう?可愛い、かな?」テレテレ

    提督「ああ、可愛い可愛い。いやマジで」

    ヲ級「~~~~!」///

    ヲ級(ありがとう榛名……本当にありがとう)

    提督「本屋とかなら多少は親しみもあるし……うむ。まずは本屋に行ってみるか」

    提督「ほら、行くぞヲ級」

    ヲ級「う、うん!」タタッ

    333 = 1 :

    ヲ級「マンガがいっぱいで幸せだった……」ポワポワ

    提督「お前そんなにマンガ好きだったっけ?」

    ヲ級「マンガだけじゃなくて、アニメもゲームも好き。海は娯楽が少ないから」

    提督「あー、そうだろうな。なら数冊買えば良かったのに」

    ヲ級「お金持ってない」

    提督「……そりゃそうか。まあマンガの数冊くらいなら買ってやっても――――」

    ヲ級「本当!?」ズイッ

    提督「あ、ああ。荷物になるし、出る時にもう一回本屋に寄るか」

    ヲ級「ヲ!」

    334 = 1 :

    提督「何か見たいやつあるか?」

    ヲ級「これ、とか」ユビサシ

    提督「……ガチな恋愛物か」

    ヲ級「ダメ?」

    ヲ級(榛名曰く、恋愛映画は男女の関係を縮める必殺兵器。貸してもらったマンガでもそういう描写があった)

    ヲ級(つまりこれで提督といい雰囲気に……私、かしこい!)

    提督「あんま趣味じゃないんだが……仕方ないか」

    335 = 1 :

    ヲ級「面白かった!」

    提督「そうだな。結構楽しく観れた」

    ヲ級「外国から帰ってきたヒロインが主人公からの告白を涙ながらに断るところで思わず泣きそうになっちゃった……」

    提督「その後のヒロインのお姉ちゃんの胸の中で号泣するシーンは胸にくるものがあったな」

    ヲ級 コクコク

    提督「何にせよ映画を楽しんでもらえたようで何よりだ。もうそろそろ昼時だし、どっかで飯食って本屋で買い物したらここ出るか。その後は商店街の方に繰り出してみる感じでいいか?」

    ヲ級「お昼ご飯……」グー

    提督「……とりあえず早急にどこで飯食うか考えるか」

    ヲ級「ヲ……」///

    336 = 1 :

    ~商店街にて~

    ヲ級「ヲ……人がいっぱい……!」

    提督「近くにデカいショッピングモールがある割りにここの商店街は人気だからな。うちの鎮守府もよくお世話になってる」

    ヲ級「提督、あれ何?」ユビサシ

    提督「ん?ああ、あれはジャック・オー・ランターンだな。ハロウィンの飾り付けの一つで、カボチャの中身を刳り貫いて作る。まあ流石に本物のカボチャを使うと色々マズイからそこら辺で飾ってるのはプラスチック製だけど」

    ヲ級「ハロウィン?」

    提督「知らないか?秋頃にあるイベントで、子供が仮装して『トリックオアトリート』と言ってお菓子をもらうんだよ」

    ヲ級「楽しそう……」

    提督「うちでも毎年、駆逐艦たちをメインにやってるんだが……」

    ヲ級「……」ジー

    提督「いくらなんでもお前を参加させるのは無理だからな」

    ヲ級「ヲゥ……」シュン

    提督「……その代わり、今日ここで思う存分ハロウィンを満喫しようぜ。丁度、それっぽいイベントもいくつかやってるみたいだし」

    ヲ級「……!」ガバッ

    ヲ級「うん!」

    提督「じゃ、まずはそこの駄菓子屋でお菓子を貰ってくるか」

    337 = 1 :

    ~そして夜になり~

    ヲ級「ハロウィン、楽しかった……」

    提督「まさかあのジャイアントパンプキンロボが本当に動くとはな。開発者のメロン=ドラ・ムカン博士はいったい何者なんだ……」

    ヲ級「お菓子もいっぱい貰えた。美味しかった!」

    提督「満足してもらえたなら良かった。んじゃ、もう辺りも真っ暗だし、そろそろ解散にするか」

    ヲ級「あ……」

    提督「ん?」

    ヲ級「あ、えっと、な、何でもない」

    ヲ級(今日は本当に楽しかった。提督と色んな所に行って、いっぱい仲良くなれた)

    ヲ級(だから――――)

    ヲ級「また、一緒に遊んでくれる?」

    提督「もちろん。また、一緒に遊びに行こう」

    ヲ級「……」

    ヲ級「うん。それじゃあ提督、また今度!」ニコッ

    ヲ級(――――今日は無理でもいつか、あなたに想いを伝えられますように)

    338 = 1 :

    ヲ級ちゃんデート回終了。ヲ級ちゃんの口調に気をつけながら書くのは難しかったよ……

    さて、謝罪と共に報告したいことがいくつかありますので、んなもん興味無い、という方は読み飛ばしてください



    それではまずは謝罪を。ほぼ二ヶ月近く放置していて、そして今年ほとんど更新できなくてすみませんでした

    放置の理由は色々あるのですが、一番大きいものを一言でまとめると『しばらく日本から出たくない』です

    更新頻度に関しては、一応わずかですが書き溜めをしたので数回はなんとかなりそうです。しかしネタ不足は深刻なのでアイデア募集は続行します

    そしてそのアイデア募集について改めて説明を。



    募集の範囲は『既に登場した艦娘』に限らせて頂きます。これ以上新艦娘を増やすと>>1の腕では捌ききれないと判断したためです。また、深海勢は設定上難しいのと、既に出番が決まってる子もいるので不可とさせてください

    提供して頂いたネタは随時執筆する予定ですが、基本はヒロイン化している子のネタを優先的に書きます

    また、シチュエーションのみでの要望でも結構です。その場合>>1が独断と偏見と好みで選んだ艦娘で書かせて頂きます

    その他、何か質問がありましたらレスしてください

    339 = 1 :

    そして明日(というかもう今日)はクリスマスイヴです。画面の向こうの皆様はおそらく素敵な予定があると思いますが、今年も家で引きこもってるだけの>>1は時間があるので今年も特別イベントを書きます

    またとっくに過ぎましたが、このシリーズの二周年を記念して明日、クリスマス当日にもイベントを投下したいと思います

    出演艦娘はいつも通りコンマ判定で決めます


    以下の艦娘から好きな娘を選んでください

    ①鈴谷、如月、能代、大鳳 ……☆0

    ②山城、漣、秋月、瑞鳳、浜風、不知火、夕立、加賀 ……☆1

    ③ヤミナ ……☆2

    ①の子は01~80までのゾロ目以外、②の子は81~98までのゾロ目以外、③の子はゾロ目です

    イヴの範囲は↓10まで。クリスマスの範囲は更にそこから↓10までです。この範囲内で決まらなかった場合、イヴは↓21から↓25まで、クリスマスは↓26から↓30までで①のヒロインの中から多数決を取ります

    >>324 読み直してきたら大鳳は確かにヒロインになってました。>>1のミスです。すみません

    340 :

    大鳳

    341 :

    秋月

    342 = 1 :

    よく考えたら一発目で決まったらその先9レス付くまで次のが開始出来ないですね

    というわけでクリスマスのコンマ判定はここから↓10まででお願いします。また、イヴのイベントは大鳳に決定しましたので大鳳も②に移動します

    344 :

    瑞鳳

    345 :

    加賀

    346 = 1 :

    ジョジョのアニメは終わってしまいましたがこのスレは終わりません

    というわけでクリスマスイブ特別イベント、ヒロインは大鳳

    投下開始します

    347 = 1 :

    ~クリスマスイブの商店街~

    提督「寒い重い早く帰りたい」ズーン

    大鳳「はいはい、後は酒屋さんでお酒を買ったら終わりですから、もうちょっと頑張ってね」

    提督「まさかあんだけ用意してた料理と酒が足りなくなるとはな……」

    大鳳「本当に山のような量があったのにね」

    提督「赤城の奴どう考えても自分の体積の3倍くらい食ってるだろ」

    大鳳「く、空母は燃費が悪いから仕方ないんじゃないかしら」フイッ

    提督「他人事みたいに言ってるがお前も食い過ぎだからな大鳳」

    大鳳「ううっ……」///

    提督「つーか赤城はなんとなく大食いっぽい感じだが、お前が摂取した栄養はどこへ……」ジー

    大鳳「提督?どこを見て言ってるのかしら?」ニコッ

    提督「さて、酒屋はここの角を右だったかな?」

    大鳳「誤魔化そうとしても無駄ですよ」

    大鳳(私だって少しは育って……る訳ないわよね。艦娘だし)ズーン

    348 = 1 :

    提督「にしてもなんか懐かしいな」

    大鳳「?」

    提督「いや、そういえば去年もこの季節にお前と二人で買い出しにきたなって」

    大鳳「ええ、そんなこともあったわね」

    提督「いやーあの時は驚いたなー。まさかいきなり唇を奪われ――――」

    大鳳「こ、この話はもうおしまい!ほ、ほらもうそろそろ酒屋さんに着くわよ」///

    提督「照れる大鳳は可愛いなあ」

    大鳳「……提督がいじめるって榛名に言いつけるわよ」

    提督「ごめんなさいやめてください死んでしまいます」

    349 :

    ~買い物終了~

    提督「さて、買うもの買ったしさっさと帰るか」

    大鳳「あ、ちょっと待って」

    提督「? 何か用事でもあるのか?」

    大鳳「ええっと、特別そういう訳ではないのだけど……少し、街を見て回りたいな、なんて」

    大鳳「ダメ、かしら?」

    提督「……あんまり時間は取れないぞ。待たせすぎて赤城が暴走したりしたら洒落にならん」

    大鳳「提督――――」

    提督「まあ俺もこういう雰囲気は嫌いじゃないしな。この寒空の中買い出しに行ったご褒美くらいあってしかるべきだろ」

    大鳳「――――ありがとう」クスッ

    350 = 1 :

    提督「相変わらずデカイなここのツリー」

    大鳳「そうね。でも、私は鎮守府のツリーも素敵だと思うわ」

    提督「俺もそう思うが、やっぱこの迫力は凄いって」

    大鳳「なら、来年は大きいのを飾ればいいんじゃないかしら」

    提督「……予算が足りればな」


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