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    元スレ榛名「榛名恋愛相談所」 漣「3件目ですよご主人様!」

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    351 = 1 :

    提督「流石にこの時間帯だともうケーキは売り切れてるか。余ってるなら買ってこうと思ってたんだが」

    大鳳「うちには提督や漣が作ったのが大量にあるじゃない」

    提督「そりゃそうだけど、どうしてもプロが作ったのには劣るんだよなぁ」

    大鳳「そう?私は、提督が作ったのもお店で買ったのもどっちも美味しいと思うけど」

    提督「いや、クリームもスポンジも、微妙に届かないんだよ。こればっかりは趣味で作ってる人間とそれを仕事にしてる人間の差なんだろうな」

    大鳳「……個人的な意見を言わせてもらえば、私は提督の作るケーキの方が好きよ」

    提督「それはどうも。そう言ってもらえるなら作ってる甲斐があるよ」

    352 = 1 :

    ~街を巡って~

    提督「で、どうだった?」

    大鳳「とても楽しかったわ。ありがとう、提督」

    提督「ああいや、そうじゃなくて」

    大鳳「?」

    提督「『――――お前の周りにある顔を見てみろ。幸せそうに見えたなら、きっとお前は『行動する』って選択は間違っちゃいない。お前は、誰かの役に立ててるって胸を張れ』」

    大鳳「――――」ドキッ

    大鳳「――――覚えてたのね」クスッ

    提督「たった一年前のことだからな」

    353 = 1 :

    提督「……確かめてたんだろ。自分が、胸を張れるかどうか」

    大鳳「ええ、そう」



    不思議な人だ。恋愛がらみのことに関しては呆れるくらい鈍いのに、それ以外のところではまるで心を見透かせるかのように鋭い

    一年前も、今も。変わらず私の心の奥深くに触れてくる



    提督「で、どうだった?」

    大鳳「――――みんな、幸せそうだった」



    仲良く手を繋いで歩く家族連れ。稼ぎ時を逃さないように大声で客引きをする店員。そして、身を寄せ合うように笑いあう恋人たち

    みんなみんな、幸せそうだった



    大鳳「だから、私は胸を張って言うわ。『私の一年は、間違えていなかった』って」



    でも、一つだけ

    やり残したことが、まだある



    大鳳「提督」

    提督「ん?」

    大鳳「嫌なら、避けてね」グイッ

    提督「!?」

    チュッ

    提督「た、大鳳?急に何して――――」

    大鳳「今年のは、お礼じゃないから」タタッ

    提督「あ。おい、ちょっと待て!」タタッ



    ――――みんなを幸せに出来たのだから

    次は、自分を幸せにしてみても、いいわよね――――

    354 = 1 :

    ~提督の脳の一部が、拡張されました~



    対象:大鳳

    恋愛度:☆1

    状態:気づかない程度の想い

    355 = 1 :

    イブ特別イベント終了。大鳳は丁寧語と普通の口調が混ざるので書くの難しいです

    次は今日の夜に秋月のイベントを投稿予定。お楽しみに



    艦これ全然関係ないですが秋アニメの中では灼熱の卓球娘が今のところ一番面白かったです

    357 = 1 :

    ギリギリセーフ!セーフです!

    投下開始します

    358 :

    ~クリスマスの鎮守府~

    秋月「司令ー。起きてくださーい」ユサユサ

    提督「あ、あと三十分」

    秋月「朝ごはんの時間終わっちゃいますよー?」

    提督「自分で作るからいい……」

    秋月「……どうしても起きる気がないんですね?」ハア

    提督「くー……すー……」

    秋月「なら、秋月にも考えがあります」

    359 = 1 :

    ~一時間後~

    提督「……ん」ガバッ

    提督「ん~~~!よく寝たな――――ッ!?」

    秋月「あ、起きましたか?司令」

    提督「あ、秋月!?なんでここに!?つーかなんで布団の中に!?」

    秋月「何度起こしても起きないので、いっそ一緒に寝てしまおうかと。お仕事もお休みですし」

    提督「だからって男の布団に軽々しく入るなよ!?俺はお前をそんな子に育てた覚えは無いぞ!」

    秋月「私も司令に育てられた覚えはないです」

    提督「お前が生まれた時から一緒にいるのに!?」

    秋月「へ、変な言い方しないでください!」

    360 = 1 :

    提督「まあいいや。バカなこと言ってないで朝飯にしよう」スクッ

    秋月「あ、それなら今朝は秋月に任せて頂けませんか?」

    提督「マジか。じゃあよろしく頼む」

    秋月「はい!秋月、精一杯頑張ります!」ビシッ タタッ

    提督「……秋月の料理か。麦飯あったっけ?」

    361 = 1 :

    ~少女料理中~

    ヤミナ「なうろーでぃんぐです!」

    ~料理終了~

    秋月「お待たせしました」

    提督「いや、言うほど待ってないぞ」トントン

    秋月「あれ?今年はもうお仕事はお休みだったんじゃ……」

    提督「細かい書類整理くらいはあるんだなこれが。まあ本当に細かいのばっかだからもう終わったけどな……さて、食べようぜ」

    秋月「はい。今日の朝ご飯は銀シャリと焼き鮭、卵焼き、味噌汁、あと沢庵です」

    提督「秋月にしては朝から豪勢だな。いや、俺としてはありがたいんだが」

    秋月「秋月も成長してるんです。節制は確かに大切ですけど、この豊かな時代にそこまで徹底するのも逆に窮屈になってしまいますから」

    提督「なるほど。じゃあ成長した秋月の料理の腕も見せてもらおうか。いただきます」

    秋月「召し上がれ」

    362 = 1 :

    ~食事終了~

    提督「ふう。ご馳走様」

    秋月「お粗末さまでした。その、どうでしたか?」

    提督「美味かったよ」

    秋月「そうですか……良かった」ニコッ

    提督「しっかし今日はこれからどうしようか。仕事は無いし、どっか出掛けるのもなあ。昨日大鳳と――――」

    秋月「司令?どうしたんです?お顔が赤いようですけど――――」

    提督「い、いや何でもない」///

    秋月「?」

    363 = 1 :

    提督「ゴホン。そんなことよりこれからの予定だ。秋月は今日ヒマ……なんだよな?」

    秋月「ええ。駆逐艦の子たちはもう出掛けてしまったようですし」

    提督「……悪いな。俺が起きなかったせいで残らせちまって」

    秋月「気にしなくていいですよ。元々秋月は出掛けるつもりはなかったですから」

    提督「そうなのか?」

    秋月「はい。昨日いっぱいはしゃいだら少し疲れてしまいました」エヘヘ

    提督「そうか。なら今日は鎮守府でゆっくりするかな」

    秋月「いいですね。今日は天気もいいですし、お昼寝したら気持ちよさそうです」

    提督「あとはそうだな……久しぶりに遊戯室で遊ぶのもアリか」

    364 = 1 :

    ~で、その後~

    提督「ふう遊んだ遊んだ。テニスコートまであるとかここ絶対鎮守府じゃないな」

    秋月「ゆっくりするって言ったのに結局運動しちゃいましたね」

    提督「スポーツで身体を動かすことは滅多にないしたまにはいいだろ?」

    秋月「そうですね。新鮮で楽しかったです」

    提督「流石に一日中ってのはキツイし、午後からはあまり身体を使わないのにするか。ゲームとか」

    秋月「最近は漣に貸してもらっているので結構得意なんですよ、ゲーム」

    提督「……それは初耳だな。一応聞いておくが、健全なやつだよな」

    秋月「? 普通のアクションゲームですけど」

    提督「ああ、ならいいんだ」

    提督(あいつならうっかりエロゲ貸しかねないからな。KeyとかCircusならともかく型月とかニトロなんて秋月にやらせたらトラウマになる)

    秋月「それにしても司令」

    提督「ん?なんだ?」

    秋月「……全然減りませんね。これ」

    >昨日余った大量のケーキ

    提督「……正直、作りすぎたと後悔してる」

    365 = 1 :

    秋月「司令張り切ってましたもんね」

    提督「どうせ一航戦が食い尽くすだろと思ってたからなあ。まさかあの2人があっさり飲みつぶれるとは」

    秋月「元はと言えば司令が度の強いお酒を買ってきたのが原因だったんじゃ……」

    提督「ちょっとしたジョークのつもりだったんだよ。本当に飲むとは思わなかったんだ」

    秋月「確か去年も同じようなことを言ってパルスイート入りのコーヒーを漣に飲ませて怒られていた気が……」

    提督「うっ」

    秋月「一昨年はデスソースシュークリームを榛名に食べさせて――――」

    提督「その先はやめてくれ。思い出したくない」ブルッ

    秋月「もう。ちゃんと反省しないから同じ過ちを繰り返すんですよ?」

    提督「反省はするんだけど己が内にある悪戯心を抑えられないんだなこれが」

    366 = 1 :

    提督「そういや去年も一昨年も、この時期に秋月と一緒に過ごした記憶が」

    秋月「そういえばそうですね。確かに、クリスマスの前後は司令との思い出があります」

    提督「最近見ないけどあのハリセンってどうしたんだ?」

    秋月「一週間前に司令にツッコミを入れたときに少し破れてしまったので、引き出しに仕舞ってあります」

    提督「そんじゃ今度新しいの買いに行くか」

    秋月「はい――――って、どうせならもう少し女の子っぽいものがいいです」

    提督「でも必要だろ?ハリセン」

    秋月「無くてもツッコミは出来ますよ」

    提督「それもそうか。ま、何はともあれ秋月と過ごす冬も3年目だ。来年もまたこうしていられるといいな」

    秋月「来年だけじゃ嫌です」

    提督「ん?」



    秋月「来年も再来年も、その次も。出来ることならずっと、一緒にいたいです」



    提督「――――ああ、そうだな。来年も再来年も、その先もずっと一緒だ」

    秋月(そして、出来ることなら)

    秋月(いつかは、もっと近くに――――)

    367 = 1 :

    秋月イベント終了。いつも通りの尻すぼみっぷり。いつもオチがやっつけでごめんなさい

    次回は明後日。火曜日の夜に来ます。駆逐艦回です



    劇場版艦これ、面白かったんですがあれどう考えても吹雪じゃなくて睦月が主人公だと思います。あと川内さんテライケメンでしたね

    371 :

    明後日がまだ来ない

    372 :

    あけましておめでとうございます

    今年もこのスレッドをよろしくお願いします

    謝罪と本編はあと数分待ってネ

    373 = 1 :

    ~新年あけましておめでとう~

    提督「あけましておめでとう」

    榛名「今年もよろしくお願いします」

    提督「この挨拶も今年で三年目か」

    榛名「感慨深いですね」

    提督「そうだな。始めた当初はまさかこんなに長く続くとは思わなかったからな」

    榛名「なお時間とスレ数が釣り合ってないようなのですが」

    提督「おっと>>1の心はガラスだぞ」

    榛名「今年こそはきちんと完結目指して頑張りましょう」

    提督「いや、正直今年は去年一昨年とは比較にならないくらい忙しそ――――」

    榛名「年度明け!年度明けまではセーフですから!」

    提督「まあしばらくは更新頻度を安定させつつ、終わりに向けて進む準備をしていく予定ではあるらしい」

    榛名「それいつも言ってますよね」

    提督「せやな」



    「二人ともー!そろそろ初詣行くよー!」

    提督「っとと、もうそんな時間か」

    榛名「それでは榛名が締めの挨拶を――――未熟な上に怠惰な>>1ですが、今年も一年、読んでくださる皆様のために精一杯頑張りますので、どうか応援よろしくお願いします」ペコリ

    374 = 1 :

    火曜日に投下しようと思った如月回をなんとなく気に入らなくて書きなおす
    →何度書いても納得出来なかったので不知火に変えて書き始める
    →やっぱり以下略だったので諦めて別の書き溜を投下しようとする
    →日付を見たら12/30
    →慌てて大掃除をする
    →年明け直前にスレのことを思い出して新年の挨拶でお茶を濁す←今ココ

    というわけで新年の挨拶です。今年も頑張ります

    お正月中は来れるかどうかわかりませんが、時間があれば書き溜めを投下します



    追記:現在(おそらく)最後になると思われる漣メインの番外編を執筆中です。これが終われば一応、このシリーズの終了にいつでも動き出せるようになります。いつ完成するかは未定ですが春までには何とか書き終わらせます

    それでは皆様、よいお正月を

    376 :

    筋力D

    379 :

    おかしい。ついこのあいだ年が開けたはずなのにもう二月も残り半分なんです?何が起きてるんです?

    というわけでペース戻すと言った直後から放置していてすみません。平日はおろか休日すら片端から潰されていました

    それでは本日はバレンタイン……の予定でしたが昨日コンマ判定を取るのを忘れていたのでそれはまた後日に回したいと思います

    投下開始

    380 = 1 :

    ~ある日の鎮守府~

    ~甘味処『間宮』~

    秋月「……よし、出来たぁ」

    間宮「お疲れ様。秋月ちゃんもケーキ作りが上手になったわね」

    秋月「もう三年目ですからね。まあそれでも間宮さんや司令が作ったものにはまだまだ及びませんが――――」

    間宮「そんなことないわ。秋月ちゃん、毎年凄く頑張って練習してるじゃない。さっき作った試作品もとっても美味しかったわ」

    秋月「そ、そうですか?えへへ……間宮さんにそう言ってもらえると自信がつきます」

    如月「でも本当に羨ましいわね。如月も頑張ってるけど、なかなか秋月ちゃんのように上手くいかないもの」

    睦月「睦月は如月ちゃんが作ったのも美味しいと思うけどな~」

    如月「ふふっ、ありがとう。睦月ちゃんのチョコもとっても美味しそうよ?」

    能代「間宮さん、チェックをお願いしてもよろしいでしょうか?」

    間宮「はーい……うん、綺麗に出来てる」

    能代「よかった……すみません、能代の分も手伝ってもらってしまって」

    間宮「ううん、気にしなくていいの。戦いでは役に立てないんだから、こうやって皆に頼ってもらえて嬉しいもの。能代ちゃんのはこっちのが大きいのが阿賀野ちゃんと酒匂ちゃんので……小さい方は提督のよね?」

    能代「え、えっと、その……はい」///

    間宮「もう、照れなくてもいいのに。でも今年も提督のは小さめなのね」

    能代「は、恥ずかしいので。これでも頑張って去年よりは少し大きくしましたし、いつかは……」ゴニョゴニョ

    間宮「そうね、少しづつ頑張っていきましょう?」

    浜風「間宮さん、こっちもチェックをお願いします」

    間宮「浜風ちゃんは……相変わらずすごい量ね」

    浜風「色んな人にお世話になってますから。大和、武蔵、金剛、イムヤさんと呉のみんな、磯風浦風初風雪風天津風に……」ユビオリ

    浜風「もちろん、間宮さんの分もあります」

    間宮「ふふっ、楽しみに待ってるわ。まあ私としてはやっぱり、提督へのが気になっちゃうんだけれど」

    浜風「今年は少し気合を入れてみました」

    >巨大チョコレートケーキ

    間宮「……頑張ってくださいね、提督」

    浜風「?」

    381 = 1 :

    ~食堂の厨房~

    山城「うん、こんなものかしら」ニコッ

    扶桑「山城……」

    山城「姉さま?どうかしましたか?」

    扶桑「いえ、何でもないわ」ニコニコ

    山城「?」

    扶桑(明日は頑張りなさい、山城っ。私が応援しているわ)グッ

    山城「??」



    大鳳「よし、こんなものね」

    赤城「美味しそうですね」ヒョコッ

    大鳳「……明日ちゃんとあげるから今は我慢しなさい」

    赤城「失敗作とかありません?」

    大鳳「あるけど……食べ過ぎたらまた横須賀で特別訓練(ダイエット)する羽目になるわよ?お正月のときも大変だったじゃない」

    赤城「うっ」

    大鳳「というかどうしてここに?加賀の方にちょっかい掛けなくていいの?」

    赤城「やり過ぎて締め出されました」

    大鳳「……気の毒ね。加賀が」



    鈴谷「でーきたっ!こんなものっしょ!」

    熊野「お疲れ様ですわ」

    鈴谷「手伝ってくれてありがとね、熊野」

    熊野「親友の頼みですもの。これくらいお安い御用ですわ」

    鈴谷「よし、それじゃあ買い物にでも行こっか。デパ地下でちょっといいチョコとか買って二人で食べよう!」

    熊野「いいですわね。わたくしゴディバとやらのチョコを食べてみたいですわ」

    382 = 1 :

    ~執務室~

    榛名「大丈夫です!ちょっとだけ!ちょっとだけですから!」

    提督「嫌だっつってんだろアホ!絶対に飲まないからな!」

    榛名「そんなこと言わずに!さあ!これを飲んでくれたら榛名と一緒にお風呂に入ってもいいですよ!?」

    提督「お前の裸なんぞに興味はねえ!……こともないがそれを飲むのだけは絶対に嫌だ!」

    榛名「えー別にいいじゃないですかどうせ一日で戻るんですから」

    提督「一日で戻るからって女にされてたまるか!」

    榛名「女の子になった提督、本当に可愛いのに……もったいないですよ!」

    提督「つーか俺はいい加減チョコ作り始めないといけないんだよ!お前ら全員分作るの大変なんだからな?」

    榛名「大丈夫ですチョコは女の子になっても作れます」

    提督「お前の分だけ作らないぞ」

    榛名「ごめんなさい」

    「ご主人様ー?メイド服持ってきたんでこれ着てクレメンス」

    提督「お前もか!」

    榛名「漣さん!挟み撃ちです!」バッ

    「おk!」バッ

    提督「バカお前ら艦娘の本気の力で抑え込むとか卑怯……ぎゃああああああ!!!!!」

    383 = 1 :

    本日の分終わり。本当は昨日投下するつもりでしたが間に合いませんでした

    それではバレンタインイベントのコンマ判定を取ります。以下の艦娘から好きな娘を選んでください

    ①鈴谷、如月、能代 ……☆0

    ②山城、漣、秋月、瑞鳳、浜風、不知火、夕立、加賀、大鳳 ……☆1

    ③ヤミナ ……☆2

    ①の子は01~80までのゾロ目以外、②の子は81~98までのゾロ目以外、③の子はゾロ目です

    範囲は↓10まで。それでも決まらなかった場合は更に↓5までで多数決を取ります

    投下は木曜日に出来るように頑張ります

    384 :

    大鳳

    385 :

    瑞鳳

    386 :

    鈴谷

    387 :

    如月

    388 :

    389 :

    能代

    390 :

    何とか間に合いました

    急いで書きつつ投下開始

    391 = 1 :

    コンコン

    鈴谷「提督ー?いるー?」

    提督「鈴谷か。ありがとうチョコ」

    鈴谷「いやまだ何も言ってないしそれだと変な語尾みたいになってるよ?」

    提督「チョコじゃないなら何の用だ。言っておくが俺が作ったのは一人につき一個ずつしか無いからな。赤城が暴れてるなら迅速に止めろ一発だけなら誤射だ」

    鈴谷「加賀さんが椅子に縛り付けてたからたぶん大丈夫じゃない?ってそうじゃなくて、ちょっと今から出掛けない?」

    提督「今から?まだ昼過ぎだしこの後の仕事もないから別にいいが……」

    鈴谷「じゃあ準備が出来たら表門……だと誰かに見つかって時間取られそう。裏門に集合ってことでいいよね」

    提督「わかった」

    鈴谷「そんじゃ鈴谷も準備してくるねー」バタン スタスタ

    提督「……何はともあれ準備するか」



    鈴谷「よし、まずは誘うことには成功。こっからが本番なんだから頑張れ私……!」

    鈴谷「今日こそ提督に告白……は無理だとしてもせめて意識してもらうくらいはなんとか……!」

    392 :

    提督「まだまだ寒いな……」

    鈴谷「提督、お待たせ」

    提督「俺も来たばっかだから気にすんな。で、どこ行くんだ?」

    鈴谷「適当にブラブラして、気になったところに入ってみるつもりだけど」

    提督「計画性ねえなー。まあいいや、じゃあ街の方に行ってみるか」スタスタ

    鈴谷「ちょっと待ったあ!」

    提督「はい?」

    鈴谷「出発するより先に言うことがあるっしょ!ほら!」

    提督「あー……なんかモコモコしてるな」

    鈴谷「熊野がクリスマスに手編みの防寒具一式くれたんだよね。よく出来ててあったかいしやっぱ熊野って女子力高いわー……ってそうだけどそうじゃなくて!」

    提督「冗談だっての。似合ってるし可愛いよ。そのコートも新品だろ?なんかいつもの鈴谷の雰囲気と違うから新鮮だ」

    鈴谷「うむ。合格!」

    提督「そりゃどうも」

    393 = 1 :

    ~バレンタインの駅前~

    鈴谷「おー流石に混んでるねー」キョロキョロ

    提督「そうだな。世間一般さまでは今日は恋人とイチャコラする姿を外で見せつけ合う日らしいからな。滅びろ」

    鈴谷「はいはい羨ましいのはわかったから泣かないの」

    提督「泣いてねーよ!それに俺だってチョコいっぱいもらってるから全然羨ましくなんてない!全部義理だけどな!」

    鈴谷(たぶん大半が本命だと思うけど)

    提督「しかしこのぶんだとどこの店も大概混んでるだろうな。どうする?」

    鈴谷「しばらく歩いてみよっ。もしかしたら何か面白いものが見つかるかもしれないしね」

    提督「んじゃそうするか」

    394 = 1 :

    申し訳ありませんが今日はここまで

    続きはまた今度

    396 :

    だいぶ遅れてしまいすみませんでした

    バレンタイン鈴谷イベント、書き終わりはしたのですが、ちょっとやりすぎてしまった感がが

    一応今から投下しますが、もしかしたら後日書き直して今日の投下分はなかったことにー……となるかもしれません

    あんまり良いことじゃないのは分かってはいますが、どうかご了承ください

    それでは投下開始します

    397 = 1 :

    ~~~~~

    鈴谷「どこもかしこもバレンタイン一色って感じだねぇ」

    提督「イベント大好きな日本人らしいといえば日本人らしいが……一応、今は戦時中なんだけどなぁ」

    鈴谷「まあ最近は深海棲艦もあんまり活動してないみたいだし、いいじゃんいいじゃん。それにみんなが沈んだ顔してるより笑ってる方がいいでしょ?」

    提督「それもそうだな」

    鈴谷「そうそうだから鈴谷たちも楽しんでいこっ?……むむっ、さっそく面白そうなもの発見!」タタッ

    提督「ちょ、待て!引っ張るなって危ないから!」

    398 = 1 :

    提督「スノウドーム作り体験?」

    鈴谷「これやってみようよ!」

    店員「体験希望者の方ですか?では、こちらのテーブルで行いますのでお好きな椅子にどうぞ」

    鈴谷「はーい!」

    提督「やけに張り切ってるな。スノウドーム好きなのか?」

    鈴谷「結構好きだよー。綺麗だしなんかロマンチックじゃん、ああいうの」

    提督「そうか?」

    鈴谷「そうなの!」

    399 = 1 :

    店員「それじゃあまずはスノウドームの中に入れる装飾を選んでくださいね」

    鈴谷「提督、どれにしよっか?」

    提督「そうだなー……無難に雪だるまとかでいいんじゃないか?」

    鈴谷「ダメだよそんな適当じゃ!」

    提督「いや別に適当に言ったつもりはなかったんだが……」

    店員「フッフッフ、そんな悩めるお客さんたちに良いものがありますよ」

    鈴谷「良いもの?」

    店員「はい。こちらの2つの人形、実は手のところがくっついてるんですよ」

    提督「お、本当だ。横にしてぶら下げても落ちない」

    店員「カップルがこの人形を使ってスノウドームを作れば、2人はずっと一緒にいられるとかいられないとか、とにかくそういう設定の装飾なんです!」

    提督「設定って……また雑な」

    鈴谷「提督、これにしよう」

    提督「いや、流石にこれはちょっと恥ずかしい気が……つーかそもそも俺たち別にカップルじゃ――――」

    鈴谷「いいから!店員さん、私たちこれにします!」

    400 = 1 :

    ~体験終了~

    鈴谷「~♪」

    提督「そんなに楽しかったのか?さっきの」

    鈴谷「うん、ああいうの作るのって新鮮だったしね。提督は楽しくなかった?」

    提督「割りと楽しかったな」

    鈴谷「でしょ?それにしても、なんか思い出しちゃったな」

    提督「?」

    鈴谷「三年前の秋のこと。鈴谷がブローチを作って、提督にあげたじゃん」

    提督「ああ、これのことか」

    鈴谷「……着けててくれたんだね」

    提督「まあな。上司たるもの部下からの贈り物は大切にするものだ……なんてな」

    鈴谷「……」

    提督「鈴谷?」


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