私的良スレ書庫
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元スレ八幡「面倒くさくなったので人間関係を安価に託すことにする」
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寝ぼけたふりして小町を抱きしめながら二度寝のふり
あちこち触って楽しむ
あちこち触って楽しむ
これはいかん、いかんぞ。
大体俺はもう起きてるし歯磨きとかすませてるんだけどなあ……。
もっかい布団に入って、寝起きっぽさを演出するほかないか。
***************************************************************************
朝
とりあえずベッドへ戻ってきたが、どういうわけか俺の目はパッチリおめめ。
どうすっかなあ、そもそもこの安価は小町が俺を起こしに来ないと始まらないわけで……。
いや、まてよ。 二度寝のフリというのは別にベッドの中じゃなくてもいいんじゃないか。
そうなると、簡単じゃないか。
俺は部屋から出て、階段を下りリビングへ向かう。 決戦の場所はリビングだ。
扉の前で、深呼吸をする。 寝起きを装えなければすべてが終わってしまうので、気合が必要だ。
死んだ目をさらに殺す。 髪型はなるべくボサボサに。 気だるそうな雰囲気。 完璧だ。
気合いを入れて気合いの入っていない演技をするとはこれいかに。
俺はリビングへ続く扉を押し開けた。
「あ、おにいちゃんおはよう……、すごい寝起きだね」
「……小町……なんでこんなところにいるんだ」
「え? いや、お兄ちゃんなに寝ぼけてるの」
「寝ぼけてなんかねえよ、お前は早く寝るんだ……」
小町に歩み寄りそっと抱き寄せる。
驚いているのか、少しの抵抗を感じるがそんなことは気にしない。
どういうわけかとてもいい匂いがする。
「ちょ、ちょっと! 何してんの!」
「べつに何もしてねーよ」
抱きしめることで、小町は思っていたよりもずっと華奢だということが分かる。
心なしか、俺の物ではない鼓動を強く感じる。 俺の腕の中に小町の命がある。
もう少しこのままでいたいが、俺には安価を遂行する義務があるので少し惜しいが次のステップだ。
「いいから、早く寝るぞ。 俺だって眠いんだ」
抱きしめたままの体勢で、ソファの方向へ向かう。
そのまま、押し倒すような形でソファに寝転がった。
小町が頭を打たないように左手は小町の頭を抱え、右手は小町を離さないよう腰に添えてある。 いろんなところを触っているだろう。
「ちょ、ちょっとお兄ちゃん。 だ、ダメだよ……」
何が?
「お母さんたちはいないけど、こんなこと……」
いや、だから何が?
言葉こそ抵抗の意を表しているが、抵抗に力がない。
その時、ちょっとしたデジャブが俺を襲う。
この感覚は……屋上で由比ヶ浜と一悶着あったあの感覚に似ている。
引き返さない一歩を踏み出してしまいそうな、あの感覚。
ヤバい。 何がヤバいのかは一切説明できないが、とにかくこれ以上先へ進んでは引き返せないということだけが頭の中を駆け巡る。
危機回避というべきだろうか、俺は頭で考えるより前に小町から離れ、ソファから落ちる。 正確に言えば、落ちる演技をした。
「痛て……、あれ、俺寝ぼけてたわ」
「え?」
苦し紛れにもほどがある。 でも、今はこうしなきゃならなかった。
「すまん、小町。 俺寝ぼけてたわ」
「さっきも聞いたよ」
「……すまん」
「う、うん……」
由比ヶ浜のときに感じたものよりも、より明確な危機感。
今回ばかりは拭いきれなかったその危機感の正体を、俺はまだ知らずにいる。
※(スーパー小町タイムに突入しました)
※(一定以上の好感度があり、何か決定的なことが起こるとそのキャラ専用のボーナスタイム(?)に突入します)
※(一定時間が過ぎるか安価次第でボーナスタイムは終了しますが、そのタイム中は安価によってエンディングに突入……?!)
大体俺はもう起きてるし歯磨きとかすませてるんだけどなあ……。
もっかい布団に入って、寝起きっぽさを演出するほかないか。
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朝
とりあえずベッドへ戻ってきたが、どういうわけか俺の目はパッチリおめめ。
どうすっかなあ、そもそもこの安価は小町が俺を起こしに来ないと始まらないわけで……。
いや、まてよ。 二度寝のフリというのは別にベッドの中じゃなくてもいいんじゃないか。
そうなると、簡単じゃないか。
俺は部屋から出て、階段を下りリビングへ向かう。 決戦の場所はリビングだ。
扉の前で、深呼吸をする。 寝起きを装えなければすべてが終わってしまうので、気合が必要だ。
死んだ目をさらに殺す。 髪型はなるべくボサボサに。 気だるそうな雰囲気。 完璧だ。
気合いを入れて気合いの入っていない演技をするとはこれいかに。
俺はリビングへ続く扉を押し開けた。
「あ、おにいちゃんおはよう……、すごい寝起きだね」
「……小町……なんでこんなところにいるんだ」
「え? いや、お兄ちゃんなに寝ぼけてるの」
「寝ぼけてなんかねえよ、お前は早く寝るんだ……」
小町に歩み寄りそっと抱き寄せる。
驚いているのか、少しの抵抗を感じるがそんなことは気にしない。
どういうわけかとてもいい匂いがする。
「ちょ、ちょっと! 何してんの!」
「べつに何もしてねーよ」
抱きしめることで、小町は思っていたよりもずっと華奢だということが分かる。
心なしか、俺の物ではない鼓動を強く感じる。 俺の腕の中に小町の命がある。
もう少しこのままでいたいが、俺には安価を遂行する義務があるので少し惜しいが次のステップだ。
「いいから、早く寝るぞ。 俺だって眠いんだ」
抱きしめたままの体勢で、ソファの方向へ向かう。
そのまま、押し倒すような形でソファに寝転がった。
小町が頭を打たないように左手は小町の頭を抱え、右手は小町を離さないよう腰に添えてある。 いろんなところを触っているだろう。
「ちょ、ちょっとお兄ちゃん。 だ、ダメだよ……」
何が?
「お母さんたちはいないけど、こんなこと……」
いや、だから何が?
言葉こそ抵抗の意を表しているが、抵抗に力がない。
その時、ちょっとしたデジャブが俺を襲う。
この感覚は……屋上で由比ヶ浜と一悶着あったあの感覚に似ている。
引き返さない一歩を踏み出してしまいそうな、あの感覚。
ヤバい。 何がヤバいのかは一切説明できないが、とにかくこれ以上先へ進んでは引き返せないということだけが頭の中を駆け巡る。
危機回避というべきだろうか、俺は頭で考えるより前に小町から離れ、ソファから落ちる。 正確に言えば、落ちる演技をした。
「痛て……、あれ、俺寝ぼけてたわ」
「え?」
苦し紛れにもほどがある。 でも、今はこうしなきゃならなかった。
「すまん、小町。 俺寝ぼけてたわ」
「さっきも聞いたよ」
「……すまん」
「う、うん……」
由比ヶ浜のときに感じたものよりも、より明確な危機感。
今回ばかりは拭いきれなかったその危機感の正体を、俺はまだ知らずにいる。
※(スーパー小町タイムに突入しました)
※(一定以上の好感度があり、何か決定的なことが起こるとそのキャラ専用のボーナスタイム(?)に突入します)
※(一定時間が過ぎるか安価次第でボーナスタイムは終了しますが、そのタイム中は安価によってエンディングに突入……?!)
昼 自宅
「なあ、小町。 この後なんか予定ってあるか?」
「え? べ、別に無いけど」
「なら、暇だしカラオケでも行くか。さっきの詫びもかねて、な」
「カラオケ? なんか、お兄ちゃんらしくないね」
「ほっとけ」
***************************************************************************
カラオケ
「わー、なんかお兄ちゃんとカラオケにいるのってやっぱ新鮮だね」
「そうだな。 さて、何を歌おうか……」
本当に、何を歌おうか。
ラブソング縛りと言われても、ラブソングなんて歌いなれてないんだよなあ……。
ええい、こうなったら必殺技、開き直りだ。
* * *
『こんな想いの果てに待つものを 分かってるのに 覚えてるのに』
* * *
『魔法のような笑顔に 何度救われただろう?』
* * *
『あなたが花なら たくさんのそれらと 変わりないのかもしれない』
* * *
しばらく後。
随分と、疲れた。 歌いなれていないことで体力的なこともあるし、精神的にも疲れた。
「疲れたな。 そろそろ帰るか」
「う、うん……お兄ちゃんいつもこんな曲歌ってるの?」
「いや。 というか、まずカラオケに来ることがほとんどない」
「そ、そっか……」
「……ああ」
「なあ、小町。 この後なんか予定ってあるか?」
「え? べ、別に無いけど」
「なら、暇だしカラオケでも行くか。さっきの詫びもかねて、な」
「カラオケ? なんか、お兄ちゃんらしくないね」
「ほっとけ」
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カラオケ
「わー、なんかお兄ちゃんとカラオケにいるのってやっぱ新鮮だね」
「そうだな。 さて、何を歌おうか……」
本当に、何を歌おうか。
ラブソング縛りと言われても、ラブソングなんて歌いなれてないんだよなあ……。
ええい、こうなったら必殺技、開き直りだ。
* * *
『こんな想いの果てに待つものを 分かってるのに 覚えてるのに』
* * *
『魔法のような笑顔に 何度救われただろう?』
* * *
『あなたが花なら たくさんのそれらと 変わりないのかもしれない』
* * *
しばらく後。
随分と、疲れた。 歌いなれていないことで体力的なこともあるし、精神的にも疲れた。
「疲れたな。 そろそろ帰るか」
「う、うん……お兄ちゃんいつもこんな曲歌ってるの?」
「いや。 というか、まずカラオケに来ることがほとんどない」
「そ、そっか……」
「……ああ」
名前:引きこもり大魔王 ********/**********/ID*****
俺の黒歴史が一つ増えたようだ
普段ラブソングなんて歌うキャラじゃねーんだよ
夜だ、今日はなんだかいつもより疲れた >>415
俺の黒歴史が一つ増えたようだ
普段ラブソングなんて歌うキャラじゃねーんだよ
夜だ、今日はなんだかいつもより疲れた >>415
お風呂に入る前の着替え中の小町と鉢合わせする
一緒にお風呂に入る
一緒にお風呂に入る
小町エンディング不可避の流れだからもうこのままエンディングまで小町で駆け抜けろな感じだな。
クラスのリア厨グループに突撃させて大岡に話振りまくって仲良くする野望をそろそろ発動させる時がきたようだな
これただの千葉兄妹でニヤニヤするだけのスレじゃなーか!!
いいぞもっとやれ
いいぞもっとやれ
おいおい、何考えてるんだ。
完全にエロゲじゃねーか!
******************************************************************
夜
体のあちこちで俺の血が動き回っているのを感じる。
いや、だって妹の着替え中に突撃して一緒に風呂に入れって言われてるんだぜ?
そりゃだれだって心拍数上がるわ。
今回のポイントは、風呂場に入るタイミングを間違わないことと小町を言いくるめることだ。
確実に着替え中に出くわし、そこからなんとか一緒に入浴を目指す。
無理難題にもほどがある。 しかし、行動自体は俺が選んだものではないが安価スレを立てたのは俺が選んだ道だ。
やるしかない。
「小町、今風呂沸かしてるから先に入っといていいぞ。 俺はちょっと出かけてくる」
「ん? どこ行くの?」
「コンビニで、買うものがあるからな。 なんかいるか?」
「そだなー、じゃあプリン買ってきて」
「はいよ」
今回の作戦は、これだ。 小町が先に風呂に入るよう誘導する。
先に風呂入れと言われたら難易度が跳ね上がるからな。
建前とはいえコンビニへ行くといった手前、外に出た。
寒さはまだ猛威を振るっている。 季節も季節なので外はもう薄暗い。
ここは割と都会の部類に入るが、空を見上げると星がまばらに輝いている。
しかし、やっぱり都会の星は物足りないな。 どうせなら、一面の星空ってのを誰かと見たいもんだ。
時間をつぶすためにどうでもいいことを考えていたのだが、その思考に何かが引っかかる。
……誰かっていうのは、誰だ? 自分でも無意識のうちに思い浮かべていた、その顔は……。
「……そろそろ時間か」
そこで考えることをやめた。 考えるだけ無駄だ。
そろそろ風呂が沸くころだろう。 今回の作戦はタイミングが大事なんだ、油を売ってる場合じゃない。
***********************************************************
自宅
万が一のことを考えて、そっと玄関のドアを開ける。
リビングに小町の気配はない。 だとすればすでに風呂場か?
なら、急がなきゃならない。 警戒を切らさずに洗面所へと向かう。
風呂場の扉の前に立つ。 奥からはおそらく小町だろう、物音がする。
意を決す。ここで尻込みしても意味がないからな。 俺は扉を開けた。
「えっ? ちょ、ちょっとお兄ちゃん!?」
「うおっ、すまん」
正直全裸だったらどうしようと心配していたのだが、それは杞憂だった。
小町はまだ着替えの途中といった感じで、ギリギリ下着が見えない程度の薄着の状態だ。
……むしろエロいな。
「すまん小町、先に風呂入っとけとは言ったが外が寒すぎたんだ」
「凍え死ぬ、コンビニに行くぐらいだから大丈夫かと思って薄着で外に出て死にかけた」
「そ、そう……じゃ、じゃあ先にお風呂入る?」
「いや……お前ももう風呂に入るつもりだったんだろ? いいよ、我慢する」
「でも、お兄ちゃんすごい寒いんでしょ?」
「まあな……一緒に入るか?」
「え!!?」
「別に、一緒に風呂に入るぐらい問題ないだろ。 隠すとこぐらい隠すさ」
「隠すとこぐらい隠すって……」
「久々に、な」
「……まあ、いいか」
ええんかい!
こうして、戦いの火ぶたは切られた。
完全にエロゲじゃねーか!
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夜
体のあちこちで俺の血が動き回っているのを感じる。
いや、だって妹の着替え中に突撃して一緒に風呂に入れって言われてるんだぜ?
そりゃだれだって心拍数上がるわ。
今回のポイントは、風呂場に入るタイミングを間違わないことと小町を言いくるめることだ。
確実に着替え中に出くわし、そこからなんとか一緒に入浴を目指す。
無理難題にもほどがある。 しかし、行動自体は俺が選んだものではないが安価スレを立てたのは俺が選んだ道だ。
やるしかない。
「小町、今風呂沸かしてるから先に入っといていいぞ。 俺はちょっと出かけてくる」
「ん? どこ行くの?」
「コンビニで、買うものがあるからな。 なんかいるか?」
「そだなー、じゃあプリン買ってきて」
「はいよ」
今回の作戦は、これだ。 小町が先に風呂に入るよう誘導する。
先に風呂入れと言われたら難易度が跳ね上がるからな。
建前とはいえコンビニへ行くといった手前、外に出た。
寒さはまだ猛威を振るっている。 季節も季節なので外はもう薄暗い。
ここは割と都会の部類に入るが、空を見上げると星がまばらに輝いている。
しかし、やっぱり都会の星は物足りないな。 どうせなら、一面の星空ってのを誰かと見たいもんだ。
時間をつぶすためにどうでもいいことを考えていたのだが、その思考に何かが引っかかる。
……誰かっていうのは、誰だ? 自分でも無意識のうちに思い浮かべていた、その顔は……。
「……そろそろ時間か」
そこで考えることをやめた。 考えるだけ無駄だ。
そろそろ風呂が沸くころだろう。 今回の作戦はタイミングが大事なんだ、油を売ってる場合じゃない。
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自宅
万が一のことを考えて、そっと玄関のドアを開ける。
リビングに小町の気配はない。 だとすればすでに風呂場か?
なら、急がなきゃならない。 警戒を切らさずに洗面所へと向かう。
風呂場の扉の前に立つ。 奥からはおそらく小町だろう、物音がする。
意を決す。ここで尻込みしても意味がないからな。 俺は扉を開けた。
「えっ? ちょ、ちょっとお兄ちゃん!?」
「うおっ、すまん」
正直全裸だったらどうしようと心配していたのだが、それは杞憂だった。
小町はまだ着替えの途中といった感じで、ギリギリ下着が見えない程度の薄着の状態だ。
……むしろエロいな。
「すまん小町、先に風呂入っとけとは言ったが外が寒すぎたんだ」
「凍え死ぬ、コンビニに行くぐらいだから大丈夫かと思って薄着で外に出て死にかけた」
「そ、そう……じゃ、じゃあ先にお風呂入る?」
「いや……お前ももう風呂に入るつもりだったんだろ? いいよ、我慢する」
「でも、お兄ちゃんすごい寒いんでしょ?」
「まあな……一緒に入るか?」
「え!!?」
「別に、一緒に風呂に入るぐらい問題ないだろ。 隠すとこぐらい隠すさ」
「隠すとこぐらい隠すって……」
「久々に、な」
「……まあ、いいか」
ええんかい!
こうして、戦いの火ぶたは切られた。
風呂
「はあ、あったかい……」
小町と風呂に作戦とは言え、俺だって本当に寒かったのだ。
小町の計らいで先にシャワーを浴びさせてもらい、湯船につかっている。
もちろんタオルぐらいは巻いてるよ? 親しき仲にも礼儀ありってやつだ。
「お兄ちゃん、すごい気持ちよさそうだね……」
「風呂は心の洗濯っていうだろ。 今それを身に染みて感じているところだ」
ちらりとシャワーを浴びている小町をうかがう。 小町も隠す所は隠しているが、タオル一枚では隠す所以外はハッキリ言って丸出しだ。
タオルでは隠しきれていない艶めかしい肌が俺の目を引き付ける。 い、いかんぞ。 精神統一。
「この歳になってお兄ちゃんと一緒にお風呂に入ることになるとは思ってなかったよ」
「まあな。 成り行きっていうやつだ」
「でもなんか、悪いもんじゃないね」
「ああ」
色んな意味でな。
「昔は普通だったのにね」
「ま、そんなもんさ。 時間が経って普通じゃなくなっても、やってみると意外になんとかなったりするしな」
「……そだね。 普通じゃないと思ってることも、なんとかなるんだね」
「ああ」
「なら……なら、お兄ちゃん」
「ん?」
「……いや、なんでもないっ」
「なんだよ、気になるな」
「えへへー、いいじゃん別に」
可愛いやっちゃな。
とんだバケモン安価だと思ったが、意外となんとかなったな。
※(小町が開き直りました)
「はあ、あったかい……」
小町と風呂に作戦とは言え、俺だって本当に寒かったのだ。
小町の計らいで先にシャワーを浴びさせてもらい、湯船につかっている。
もちろんタオルぐらいは巻いてるよ? 親しき仲にも礼儀ありってやつだ。
「お兄ちゃん、すごい気持ちよさそうだね……」
「風呂は心の洗濯っていうだろ。 今それを身に染みて感じているところだ」
ちらりとシャワーを浴びている小町をうかがう。 小町も隠す所は隠しているが、タオル一枚では隠す所以外はハッキリ言って丸出しだ。
タオルでは隠しきれていない艶めかしい肌が俺の目を引き付ける。 い、いかんぞ。 精神統一。
「この歳になってお兄ちゃんと一緒にお風呂に入ることになるとは思ってなかったよ」
「まあな。 成り行きっていうやつだ」
「でもなんか、悪いもんじゃないね」
「ああ」
色んな意味でな。
「昔は普通だったのにね」
「ま、そんなもんさ。 時間が経って普通じゃなくなっても、やってみると意外になんとかなったりするしな」
「……そだね。 普通じゃないと思ってることも、なんとかなるんだね」
「ああ」
「なら……なら、お兄ちゃん」
「ん?」
「……いや、なんでもないっ」
「なんだよ、気になるな」
「えへへー、いいじゃん別に」
可愛いやっちゃな。
とんだバケモン安価だと思ったが、意外となんとかなったな。
※(小町が開き直りました)
一日が終了しました
【本日の結果】
雪乃 ±0
結衣 ±0
一色 ±0
陽乃 ±0
平塚 ±0
小町 +3(朝+1、昼+1、夜+1)
川崎 ±0
相模 ±0
折本 ±0
【総計】
雪乃 -1
結衣 +6 (積極的)
一色 +2 (八幡の弱み)
陽乃 +1
平塚 +2 (八幡の貞操観念に疑問)
小町 +10 (禁断の愛への開き直り)
川崎 +2 (結衣への嫉妬心)
相模 0 (THE勘違い)
折本 +1
八幡 メガネ髪型筋肉(存在感+3) 卑屈度下落
※スーパー小町タイム中
【本日の結果】
雪乃 ±0
結衣 ±0
一色 ±0
陽乃 ±0
平塚 ±0
小町 +3(朝+1、昼+1、夜+1)
川崎 ±0
相模 ±0
折本 ±0
【総計】
雪乃 -1
結衣 +6 (積極的)
一色 +2 (八幡の弱み)
陽乃 +1
平塚 +2 (八幡の貞操観念に疑問)
小町 +10 (禁断の愛への開き直り)
川崎 +2 (結衣への嫉妬心)
相模 0 (THE勘違い)
折本 +1
八幡 メガネ髪型筋肉(存在感+3) 卑屈度下落
※スーパー小町タイム中
名前:引きこもり大魔王 ********/**********/ID*****
冬の空に歩くほどに踊るほどにふざけながら焦らしながら、薔薇より美しく俺の周りの人間関係は変わるのか?
ま、なんでもない能弁をたれたが今日もやって行くぞ 貴重なお休みの日だ >>443
冬の空に歩くほどに踊るほどにふざけながら焦らしながら、薔薇より美しく俺の周りの人間関係は変わるのか?
ま、なんでもない能弁をたれたが今日もやって行くぞ 貴重なお休みの日だ >>443
偽ビッチにわざと倒れ込んで抱きついてπタッチしてから「許して下さい!なんでもしますから!」と謝る
偽ビッチに抱きついてπタッチしてから「生で触らせて下さい!なんでもしますから!」と懇願する
耳元で電話のコールが鳴る。
一回、二回、三回。 プツリという音とともに無機質なコールは止まり、よく聞きなれた声がする。
『もしもーし。 どしたの、こんな早い時間にヒッキーから電話って珍しいね』
「そうかもな。 なあ、突然だけどサブレってどうしてるんだ?」
『サブレ? 元気にしてるよー』
「そうか、よかった。 短期間とはいえ預かってたからか今顔が見たくて仕方がないんだ」
『なにそれ、ヒッキーらしくなくてキモいね』
「やめろ。 で、だ。 今日サブレの散歩に行ったりするか?」
『うん、今日はするつもりだよ』
「じゃあ、俺も運動がてらサブレの顔見に行ってもいいか?」
『え!?』
「そろそろ身体を削る作業にも精を出さなきゃいかんからな、ついでにサブレの顔も見れれば一石二鳥だと思って連絡したんだが」
『なにそれ……、いいよ、一緒にいこ!」
****************************************************************
朝 由比ヶ浜宅
と、まあ色々あって由比ヶ浜の家へやってきた。 もちろん走って。
それにしても寒いな。 真冬の太陽と真夏の太陽の攻撃力はどうしてこうも差があるのか。 理系科目は苦手だから説明してほしい。
寒さに文句を言わんばかりに空を見上げていると、遠くから犬の鳴き声が聞こえてくる。
「おはよー、ヒッキー」
「おう」
あたりまえというべきか、その鳴き声の主はサブレだった。 こんな朝早くから馬鹿みたいに吠えんなよ。
「ヒッキー、本当に走ってきたんだ。 結構な距離だよそれ」
「ま、疲れはするがそれ相応のメリットがあるからな」
「はは、ヒッキーやっぱなんか変わったね」
「変わった、か……」
「じゃ、いこっか」
由比ヶ浜と俺の、初めてのお散歩が始まった。
とはいっても、サブレがはしゃぎまくってる意外にこれと言って特筆することは無いんだが……。
「いやー、やっぱ寒いね」
「いや、マジで寒い。 いつもこんな中散歩してるのか」
「まあね、いつもアタシが行くってわけじゃないけど、サブレは元気だから」
「ああ、見てれば分かる」
道中、他愛も無い会話をしながら歩き続ける。
……なんだか、落ち着くなあ。 ここ最近いろんなことあったからか。
変化を望んでいるとはいえ、時には安定に包まれるって言うのも忘れちゃいかんな。
そう思った冬の日の朝でしたとさ。
一回、二回、三回。 プツリという音とともに無機質なコールは止まり、よく聞きなれた声がする。
『もしもーし。 どしたの、こんな早い時間にヒッキーから電話って珍しいね』
「そうかもな。 なあ、突然だけどサブレってどうしてるんだ?」
『サブレ? 元気にしてるよー』
「そうか、よかった。 短期間とはいえ預かってたからか今顔が見たくて仕方がないんだ」
『なにそれ、ヒッキーらしくなくてキモいね』
「やめろ。 で、だ。 今日サブレの散歩に行ったりするか?」
『うん、今日はするつもりだよ』
「じゃあ、俺も運動がてらサブレの顔見に行ってもいいか?」
『え!?』
「そろそろ身体を削る作業にも精を出さなきゃいかんからな、ついでにサブレの顔も見れれば一石二鳥だと思って連絡したんだが」
『なにそれ……、いいよ、一緒にいこ!」
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朝 由比ヶ浜宅
と、まあ色々あって由比ヶ浜の家へやってきた。 もちろん走って。
それにしても寒いな。 真冬の太陽と真夏の太陽の攻撃力はどうしてこうも差があるのか。 理系科目は苦手だから説明してほしい。
寒さに文句を言わんばかりに空を見上げていると、遠くから犬の鳴き声が聞こえてくる。
「おはよー、ヒッキー」
「おう」
あたりまえというべきか、その鳴き声の主はサブレだった。 こんな朝早くから馬鹿みたいに吠えんなよ。
「ヒッキー、本当に走ってきたんだ。 結構な距離だよそれ」
「ま、疲れはするがそれ相応のメリットがあるからな」
「はは、ヒッキーやっぱなんか変わったね」
「変わった、か……」
「じゃ、いこっか」
由比ヶ浜と俺の、初めてのお散歩が始まった。
とはいっても、サブレがはしゃぎまくってる意外にこれと言って特筆することは無いんだが……。
「いやー、やっぱ寒いね」
「いや、マジで寒い。 いつもこんな中散歩してるのか」
「まあね、いつもアタシが行くってわけじゃないけど、サブレは元気だから」
「ああ、見てれば分かる」
道中、他愛も無い会話をしながら歩き続ける。
……なんだか、落ち着くなあ。 ここ最近いろんなことあったからか。
変化を望んでいるとはいえ、時には安定に包まれるって言うのも忘れちゃいかんな。
そう思った冬の日の朝でしたとさ。
今回ばかりは用事もクソもなくただただグッスリと寝落ちしてしまった
いい時間になったらまた再開しようと思っているので赦して下さい
いい時間になったらまた再開しようと思っているので赦して下さい
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