私的良スレ書庫
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元スレ八幡「面倒くさくなったので人間関係を安価に託すことにする」
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少し時間ができたので少しだけやるよ
とは言ってもそんなに時間が無いので朝パート、早くできて昼が終えられるかどうかってぐらいだけども
とは言ってもそんなに時間が無いので朝パート、早くできて昼が終えられるかどうかってぐらいだけども
漂白されろって言うのは白さに触れて来いってことか?
だめだよ、そんなことしたら八幡別人になっちゃう……。
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3日目 朝 昇降口
「城廻先輩、おはようございます」
「あ、比企谷くん。 おはよ~」
ああ、最初の挨拶がもうふわふわしてるんだよなぁ。
ボールドもビックリ、驚きの白さ。
こちらから話しかけては見たものの、特に話題という話題が無いので適当に話を振る。
「それにしても最近暑いっすね。 嫌になります」
「そうだね、すっごい暑い! でもまあ、夏! って感じがして嫌いじゃないけどね」
「先輩は冬より夏が好きなタイプなんですか?」
「ん~そういうわけじゃないかな~? でも、夏の空は気持ちがいいし嫌いじゃないよ。
冬は寒いけど、可愛いコートとか切れるし、景色が綺麗に見えたりするし、冬もどっちかと言えば好きかな?」
白い、白すぎるぜぇ。
俺から言わせてみれば、夏は暑いからクーラーを効かせた部屋に籠るだけの季節で、冬は寒いからコタツに籠るだけの季節なのに。
それをこの人に言わせてみれば、どうして俺とこんなに差が出てしまうのだろうか?
「……城廻先輩の嫌いな物って、あるんですか?」
「それはあるよ~、私ゴキブリとか蜘蛛ダメなんだ」
ああもう、いちいち返答が可愛いなあ。
女子御用達の『虫が苦手な私可愛いでしょ~☆』といった言葉の裏が感じられないというところもポイントが高い。
言葉の裏を読む癖のある俺ですらこう感じてしまうんだ、これは本物の逸材なんだろう。 わかるか、一色。 こういうところの差だぞ。
「まあそれは女の子なら大抵が嫌いでしょうね……俺が聞いてるのはそういうのじゃなくて、人だとか季節だとかそういう話です」
「ん~、そういうのはあんまりないかな?」
「……どうしてなんですか、参考程度に聞かせて下さい。 一応弟子、ですから」
「ははは、そういえば比企谷くんは私の弟子だったね。
んー、なんといえばいいかな、さっき比企谷くんは夏が苦手だっていったよね?」
「はい」
「でも、夏が好きな人だっている。 冬も同じだよね。
といことは、それぞれにそれを好きになる人がいるだけの理由があるんだよ。
だとしたら、暑いのが苦手だからとか、苦手な部分だけ知って嫌うのはちょっともったいないよね。
もしかしたら自分が好きな何かを持ってる物かもしれないのに」
「……そうですね」
「だから、かな。 比企谷くんの質問の答え。
嫌いなものが増えるより、いろんなものをよく知って、好きな物が増える方が幸せでしょう?」
周りに優しいオーラが見えそうな笑顔で、そう話すめぐり先輩。
安価で決まった師弟関係などとは別に、単純にこの人の事を尊敬してしまった。
先輩。 俺比企谷八幡、もっと頑張って白くなれるよう頑張るよ。
だめだよ、そんなことしたら八幡別人になっちゃう……。
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3日目 朝 昇降口
「城廻先輩、おはようございます」
「あ、比企谷くん。 おはよ~」
ああ、最初の挨拶がもうふわふわしてるんだよなぁ。
ボールドもビックリ、驚きの白さ。
こちらから話しかけては見たものの、特に話題という話題が無いので適当に話を振る。
「それにしても最近暑いっすね。 嫌になります」
「そうだね、すっごい暑い! でもまあ、夏! って感じがして嫌いじゃないけどね」
「先輩は冬より夏が好きなタイプなんですか?」
「ん~そういうわけじゃないかな~? でも、夏の空は気持ちがいいし嫌いじゃないよ。
冬は寒いけど、可愛いコートとか切れるし、景色が綺麗に見えたりするし、冬もどっちかと言えば好きかな?」
白い、白すぎるぜぇ。
俺から言わせてみれば、夏は暑いからクーラーを効かせた部屋に籠るだけの季節で、冬は寒いからコタツに籠るだけの季節なのに。
それをこの人に言わせてみれば、どうして俺とこんなに差が出てしまうのだろうか?
「……城廻先輩の嫌いな物って、あるんですか?」
「それはあるよ~、私ゴキブリとか蜘蛛ダメなんだ」
ああもう、いちいち返答が可愛いなあ。
女子御用達の『虫が苦手な私可愛いでしょ~☆』といった言葉の裏が感じられないというところもポイントが高い。
言葉の裏を読む癖のある俺ですらこう感じてしまうんだ、これは本物の逸材なんだろう。 わかるか、一色。 こういうところの差だぞ。
「まあそれは女の子なら大抵が嫌いでしょうね……俺が聞いてるのはそういうのじゃなくて、人だとか季節だとかそういう話です」
「ん~、そういうのはあんまりないかな?」
「……どうしてなんですか、参考程度に聞かせて下さい。 一応弟子、ですから」
「ははは、そういえば比企谷くんは私の弟子だったね。
んー、なんといえばいいかな、さっき比企谷くんは夏が苦手だっていったよね?」
「はい」
「でも、夏が好きな人だっている。 冬も同じだよね。
といことは、それぞれにそれを好きになる人がいるだけの理由があるんだよ。
だとしたら、暑いのが苦手だからとか、苦手な部分だけ知って嫌うのはちょっともったいないよね。
もしかしたら自分が好きな何かを持ってる物かもしれないのに」
「……そうですね」
「だから、かな。 比企谷くんの質問の答え。
嫌いなものが増えるより、いろんなものをよく知って、好きな物が増える方が幸せでしょう?」
周りに優しいオーラが見えそうな笑顔で、そう話すめぐり先輩。
安価で決まった師弟関係などとは別に、単純にこの人の事を尊敬してしまった。
先輩。 俺比企谷八幡、もっと頑張って白くなれるよう頑張るよ。
やだ、めぐりん大人気……。
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昼 三年教室前
学校あるあるだと思うのだが、自分とは違う学年の教室前って言うのはどうも落ち着かない。
いつもならば教室の前で見る顔と言えば少しぐらい見覚えのある顔がほとんどだが、今は全く見たことのない顔ばかりだ。
その上、全員が1学年上の世代という謎の威圧感も感じてしまう。 1年早く生まれたぐらいで偉そうな顔するんじゃねーぞ。
さて、話は本題に戻って俺はめぐり先輩を探しに来ている。 理由は言わずもがな、昼食に誘うためだ。
しかし、学内と言えど異性をご飯に誘うっていうのは緊張するもんだな。 安価じゃなければ絶対にやらなかっただろう。
先輩の教室を窓からチラリとのぞき、姿を確認してからなるべく目立たないように室内に入る。
「あれ? 比企谷くん?」
「ウス。 朝振りですね」
「そうだね、朝ぶり! どうしたの?」
「えと……城廻先輩、お昼はもう食べましたか?」
「まだだよ?」
「そうですか……朝の話しの続きとか、まあ色々あるんですけど一緒にどうですか?」
ああ、柄にもない、恥ずかしい。
何よりすぐそばにいるめぐり先輩の友人であろう女生徒たちの視線が痛い。
真意はともかく何コイツ、みたいな攻撃的な意思を感じてしまう。 女の子って怖い。
「んー、いいよ! ごめんね、そういうわけだから今日はお昼みんなで食べておいて」
めぐり先輩は周りにいた数人にそう詫びて、こちらを向く。
「じゃ、いこっか?」
その一言で、不覚にも俺がときめいてしまったことは、墓場まで持っていくことにした。
ベストプレイス
「へえ、比企谷くんはいつもここでご飯食べてるんだ」
「はい。 よかったんですか、こんなところで」
「いいよいいよ、それに来てみると風が通って気持ちがいいし」
「そうですか……」
ほんとうに、優しいオーラの権化みたいな人だな。
たとえそこがどこであろうと、彼女がいるだけでその場が和やかになってしまいそうだ。
「で、なんだったっけ?」
「ああ、えと、朝の話の続きです。 というか、まあ普通に先輩と話しながらご飯がたべたいなって思っただけです」
「そ、そっか。 なんか照れちゃうな~」
照れたように笑うめぐり先輩。
それを見てどこか俺も照れくさくなってしまって顔をそらしてしまった。
他愛も無い会話とここで食べる昼食が、こんなにいいものだったとは……。
(※八幡の目の濁りが無くなり存在感が上がったようです)
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昼 三年教室前
学校あるあるだと思うのだが、自分とは違う学年の教室前って言うのはどうも落ち着かない。
いつもならば教室の前で見る顔と言えば少しぐらい見覚えのある顔がほとんどだが、今は全く見たことのない顔ばかりだ。
その上、全員が1学年上の世代という謎の威圧感も感じてしまう。 1年早く生まれたぐらいで偉そうな顔するんじゃねーぞ。
さて、話は本題に戻って俺はめぐり先輩を探しに来ている。 理由は言わずもがな、昼食に誘うためだ。
しかし、学内と言えど異性をご飯に誘うっていうのは緊張するもんだな。 安価じゃなければ絶対にやらなかっただろう。
先輩の教室を窓からチラリとのぞき、姿を確認してからなるべく目立たないように室内に入る。
「あれ? 比企谷くん?」
「ウス。 朝振りですね」
「そうだね、朝ぶり! どうしたの?」
「えと……城廻先輩、お昼はもう食べましたか?」
「まだだよ?」
「そうですか……朝の話しの続きとか、まあ色々あるんですけど一緒にどうですか?」
ああ、柄にもない、恥ずかしい。
何よりすぐそばにいるめぐり先輩の友人であろう女生徒たちの視線が痛い。
真意はともかく何コイツ、みたいな攻撃的な意思を感じてしまう。 女の子って怖い。
「んー、いいよ! ごめんね、そういうわけだから今日はお昼みんなで食べておいて」
めぐり先輩は周りにいた数人にそう詫びて、こちらを向く。
「じゃ、いこっか?」
その一言で、不覚にも俺がときめいてしまったことは、墓場まで持っていくことにした。
ベストプレイス
「へえ、比企谷くんはいつもここでご飯食べてるんだ」
「はい。 よかったんですか、こんなところで」
「いいよいいよ、それに来てみると風が通って気持ちがいいし」
「そうですか……」
ほんとうに、優しいオーラの権化みたいな人だな。
たとえそこがどこであろうと、彼女がいるだけでその場が和やかになってしまいそうだ。
「で、なんだったっけ?」
「ああ、えと、朝の話の続きです。 というか、まあ普通に先輩と話しながらご飯がたべたいなって思っただけです」
「そ、そっか。 なんか照れちゃうな~」
照れたように笑うめぐり先輩。
それを見てどこか俺も照れくさくなってしまって顔をそらしてしまった。
他愛も無い会話とここで食べる昼食が、こんなにいいものだったとは……。
(※八幡の目の濁りが無くなり存在感が上がったようです)
放課後 国立大学前
この安価は陽乃さんにエンカウントしないと始まらないという事で、わざわざエンカウントしにやってきたぜ。
本当はエンカウントしたくないんだがなあ……、レベル上げのために町の周りをウロウロさせられる勇者の気分だ。
ここに来たところで陽乃さんと会える確証はないのだが、まあ他の場所にいるよりはいくらかマシだろう。
それに、あの人ならば探すこともせずすぐに見つけることが出来るだろう。 目立つし。
このまま会わずにに安価失敗しましたテヘって言えるのが俺としては一番嬉しいのだが。
俺の幸せな未来予想図は、すぐに粉々に砕かれることになる。
遠くから近づいてくる、みじめな俺の考えをあざ笑うかのような声の中心にいるのは間違いない、雪ノ下陽乃だ。
こうなったら玉砕覚悟、虎穴に入らずんば虎子を得ずだ! 別に得たくもないけどな!
「あれ? 比企谷くんじゃん!」
「ど、ドモッス」
一言目から完全に押されている。 何度も言うが、周りの人間の視線が痛いんだよ。
これだから光の中にいる人間と関わりたくないんだ。 近づけば俺という存在が照らし出されてしまう。
「どうしたの? こんなとこで比企谷くんと会うなんて奇遇だね、奇遇すぎて何かありそうな感じ」
この安価は陽乃さんにエンカウントしないと始まらないという事で、わざわざエンカウントしにやってきたぜ。
本当はエンカウントしたくないんだがなあ……、レベル上げのために町の周りをウロウロさせられる勇者の気分だ。
ここに来たところで陽乃さんと会える確証はないのだが、まあ他の場所にいるよりはいくらかマシだろう。
それに、あの人ならば探すこともせずすぐに見つけることが出来るだろう。 目立つし。
このまま会わずにに安価失敗しましたテヘって言えるのが俺としては一番嬉しいのだが。
俺の幸せな未来予想図は、すぐに粉々に砕かれることになる。
遠くから近づいてくる、みじめな俺の考えをあざ笑うかのような声の中心にいるのは間違いない、雪ノ下陽乃だ。
こうなったら玉砕覚悟、虎穴に入らずんば虎子を得ずだ! 別に得たくもないけどな!
「あれ? 比企谷くんじゃん!」
「ど、ドモッス」
一言目から完全に押されている。 何度も言うが、周りの人間の視線が痛いんだよ。
これだから光の中にいる人間と関わりたくないんだ。 近づけば俺という存在が照らし出されてしまう。
「どうしたの? こんなとこで比企谷くんと会うなんて奇遇だね、奇遇すぎて何かありそうな感じ」
何かを見透かしたような笑顔でそういう陽乃さん。 さすがに鋭いが、ここで怯んでは負けだ。
どうせ当たって砕けるなら中央突破さ。
「そうですね。 今日は雪ノ下さんに用があってここに来たんです」
「おっ、比企谷くんらしくないね。 わざわざ私に会いに来てくれるなんて嬉しい!
みんなごめんねー、見ての通りちょっと用が出来ちゃったから! またね!」
陽乃さんは一言詫びて俺の手を引き歩き出す。 ごめんなさい、みんなのアイドルを奪ってしまって。
「よかったんですか?」
「いいのいいの、ちょうど帰るところだったしね」
「あの人たちは……友達、ですか?」
「ん? そうだね、トモダチ、だよ?」
怖いなあもう。 朝と昼にあれだけ白い人と話したもんだから余計黒いわ。
「で、用ってなんだったかな」
「そうです、妹自慢勝負を挑みに来たんですよ?」
「はい?」
「だから、妹自慢勝負です。 その名の通り妹自慢で勝負するんですよ」
「そ、そんな比企谷くんらしくない輝いた目で言われてもお姉さんこまっちゃうなあ」
それは多分、妹自慢がしたすぎて目が輝いているわけではないと思いますよ。
まあいい。 陽乃さんが戸惑っている今がチャンスだ。
「まずは俺からです。 小町は見た目が可愛い」
「話聞いてる? ……まあいいや。 見た目が可愛いのは雪乃ちゃんも一緒じゃないかな」
「それは認めましょう。 でも、小町は振る舞いまでも可愛い。 雪ノ下雪乃に無くて小町にあるものの一つです」
「むむむ……なるほど。 なら、雪乃ちゃんはほかの一般の女子高生に比べて随分と優秀だよ」
なんだかんだで勝負に乗ってくるんだな。 もしかして意外にに楽しんでます?
「意外に小町もハイスペックなんですよ。 雪ノ下も優秀ですが、小町とはタイプが違う。 雪ノ下は歌って踊れはしないでしょう」
「やろうと思えばできるんじゃないかな? ま、絶対やらないだろうけど」
「そういうところです。 雪ノ下より小町が可愛いと俺が言い切れるのは」
そして時が流れた……。
「うーむ、なかなか手ごわいねえ……」
「当たり前です、俺の妹はあの小町ですよ」
「さて」
「と、いう今のやり取りを録音しておいたので小町ちゃんに送っとくね」
「はい?!」
「なんだか所々で雪乃ちゃんのことも誉めてたから雪乃ちゃんにも」
「ちょっと待ってください!」
「え? ごめん、もう送っちゃった」
妹自慢でなら勝てるかもしれないが、結局俺はこの人に勝てないのだ。
どうせ当たって砕けるなら中央突破さ。
「そうですね。 今日は雪ノ下さんに用があってここに来たんです」
「おっ、比企谷くんらしくないね。 わざわざ私に会いに来てくれるなんて嬉しい!
みんなごめんねー、見ての通りちょっと用が出来ちゃったから! またね!」
陽乃さんは一言詫びて俺の手を引き歩き出す。 ごめんなさい、みんなのアイドルを奪ってしまって。
「よかったんですか?」
「いいのいいの、ちょうど帰るところだったしね」
「あの人たちは……友達、ですか?」
「ん? そうだね、トモダチ、だよ?」
怖いなあもう。 朝と昼にあれだけ白い人と話したもんだから余計黒いわ。
「で、用ってなんだったかな」
「そうです、妹自慢勝負を挑みに来たんですよ?」
「はい?」
「だから、妹自慢勝負です。 その名の通り妹自慢で勝負するんですよ」
「そ、そんな比企谷くんらしくない輝いた目で言われてもお姉さんこまっちゃうなあ」
それは多分、妹自慢がしたすぎて目が輝いているわけではないと思いますよ。
まあいい。 陽乃さんが戸惑っている今がチャンスだ。
「まずは俺からです。 小町は見た目が可愛い」
「話聞いてる? ……まあいいや。 見た目が可愛いのは雪乃ちゃんも一緒じゃないかな」
「それは認めましょう。 でも、小町は振る舞いまでも可愛い。 雪ノ下雪乃に無くて小町にあるものの一つです」
「むむむ……なるほど。 なら、雪乃ちゃんはほかの一般の女子高生に比べて随分と優秀だよ」
なんだかんだで勝負に乗ってくるんだな。 もしかして意外にに楽しんでます?
「意外に小町もハイスペックなんですよ。 雪ノ下も優秀ですが、小町とはタイプが違う。 雪ノ下は歌って踊れはしないでしょう」
「やろうと思えばできるんじゃないかな? ま、絶対やらないだろうけど」
「そういうところです。 雪ノ下より小町が可愛いと俺が言い切れるのは」
そして時が流れた……。
「うーむ、なかなか手ごわいねえ……」
「当たり前です、俺の妹はあの小町ですよ」
「さて」
「と、いう今のやり取りを録音しておいたので小町ちゃんに送っとくね」
「はい?!」
「なんだか所々で雪乃ちゃんのことも誉めてたから雪乃ちゃんにも」
「ちょっと待ってください!」
「え? ごめん、もう送っちゃった」
妹自慢でなら勝てるかもしれないが、結局俺はこの人に勝てないのだ。
一日が終了しました
【本日の結果】
雪乃 +1
結衣 ±0
一色 ±0
陽乃 +1
平塚 ±0
小町 +1
川崎 ±0
相模 ±0
折本 ±0
城廻 ±0
【総計】
雪乃 +1
結衣 0 (積極的)
一色 -1 (八幡の弱み あらぬ噂)
陽乃 +1
平塚 +1 (八幡の貞操観念に疑問)
小町 +1
川崎 +1 (結衣への嫉妬心)
相模 0 (THE勘違い)
折本 0
城廻 +2 (師匠)
八幡 目の腐り減退中?
【本日の結果】
雪乃 +1
結衣 ±0
一色 ±0
陽乃 +1
平塚 ±0
小町 +1
川崎 ±0
相模 ±0
折本 ±0
城廻 ±0
【総計】
雪乃 +1
結衣 0 (積極的)
一色 -1 (八幡の弱み あらぬ噂)
陽乃 +1
平塚 +1 (八幡の貞操観念に疑問)
小町 +1
川崎 +1 (結衣への嫉妬心)
相模 0 (THE勘違い)
折本 0
城廻 +2 (師匠)
八幡 目の腐り減退中?
今日はこのあたりで
最後のが2回に分かれたのは単純にミスであったりする
最後のが2回に分かれたのは単純にミスであったりする
家では小町に癒してもらい外ではめぐりんに癒してもらう、何だリア充じゃないか!
教室で偽ビッチの胸を揉んで、「やっぱりおっぱいは大きいほうがいいよね!」と叫ぶ
また手間のかかりそうな安価を……今日は忙しくなるぞ。
まあでも、内容的に悪いものではないよね!
***********************************************
4日目 休日朝
自宅
「おはよう」
「おっ、お兄ちゃんおはよう! 今日は早いね!」
「まあやることがあってな……」
「お兄ちゃんが休日に用事……これは雪が降るね」
「降らねーよ、蝉の鳴き声と雪の共演が実現したら裸でタイムズスクエアを全力疾走してみせるわ」
「なんなの、その罰ゲーム……」
もはやすでにこういったくだらない会話だけで癒されているわけだが、少し物足りない。
「……小町、ちょっと笑ってみてくれ」
「どうしたの急に? 急に小町の笑顔でも見たくなったの?」
「はいはい、そうだよ。 小町の笑顔が見たくてたまらないんだ。 はい、チーズ」
「てへぺろっ」
俺の無茶振りに戸惑うことなく、少し舌を出しながら即座に笑顔になる小町。 対応力高すぎだろ。
可愛いなあ、もう。
*************************************************
学校
部活をやっていない俺からすれば、休日の学校というのはどこか新鮮だ。
どうしてここにいるのか、と言われれば戸塚に会うためとしか説明ができない。 むしろ戸塚に会うこと意外に学校の存在意義が無いまである。
少ない知り合いになるべく合わないように気を付けながらテニスコートへ向かう。
そこは男子テニス部が使用しており、少し見渡すと大天使戸塚の姿はすぐに発見できた。
どうやら今は休憩中のようで、今なら声を掛けて大丈夫そうだ。
「戸塚」
名前を呼ぶと、戸塚はこちらに気付き駆け寄ってくる。 もう癒されましたよ。
「八幡、どうしたの」
「いや、ちょっと先生に用があったから学校に来てたんだが、戸塚を見つけたもんでな。 迷惑だったか?」
「ううん、全然!」
圧倒的癒しオーラ……ッ、俺に電流走るッ!
そこで1つ思いついたことがあり、ポケットから携帯を取り出す。
「戸塚、はい、チーズ」
奇襲作戦である。 これを女子に行おうものなら冷たい輪っかを手首にはめられそうだが、残念戸塚は男だ。 ほんと、残念。
「え? ちょ」
戸塚は戸惑ったように声を漏らすが、お構いなしにシャッター音が響く。
困ったような顔の戸塚……家宝にしよう。
この後、戸塚からちょっとしたお叱りを受けるのだが、それも可愛かったのでなんの問題も無い。
******************************************************
喫茶店
「ごめんね、待った?」
「いえ、今来たところなんで」
休日の朝から西へ東へ忙しい、戸塚の写真撮影を終えた後は適当な理由を付けてめぐり先輩を喫茶店に呼び出している。
まあ最近よく会うから連絡先は交換してたわけだが、実際何かに誘うとなった時の葛藤ったらもう。 続きはWEBで。
「ふー、やっぱり暑いね。 ところで受験の話だっけ?」
「はい。 まあ俺の数少ない先輩ですんで、ちょっと話を聞いてみたいなと。 迷惑でしたか?」
「いや、大丈夫だよ。 私推薦の予定だしね。 どっちかというと、そんな私の話が役に立つのかどうかが心配だよ」
「それこそ大丈夫です、なんでも聞いておいて損は無いでしょ。 ま、世間話がてらってやつです」
しばらく後、受験の話もあらかた終えたので世間話をしている最中、(俺にとっての)本題を切り出す。
「最近の悩みなんですけど、俺写真って苦手なんですよ」
「確かに、得意そうではないよね」
「カメラ向けらるとどんなポーズ取っていいか分かんなくなるんですよ」
「んー、別に普通にしてればいいと思うけどな~」
「……お手本を、見せてもらいましょう。 はい、チーズ」
「えっ? ぴ、ぴーす」
はにかみながら両手でピースを作るめぐり先輩。 か、可愛いなあ、もう。 癒されちゃう。
ところで、なんだかバカップルのデートみたいで恥ずかしいんですけど……。
まあでも、内容的に悪いものではないよね!
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4日目 休日朝
自宅
「おはよう」
「おっ、お兄ちゃんおはよう! 今日は早いね!」
「まあやることがあってな……」
「お兄ちゃんが休日に用事……これは雪が降るね」
「降らねーよ、蝉の鳴き声と雪の共演が実現したら裸でタイムズスクエアを全力疾走してみせるわ」
「なんなの、その罰ゲーム……」
もはやすでにこういったくだらない会話だけで癒されているわけだが、少し物足りない。
「……小町、ちょっと笑ってみてくれ」
「どうしたの急に? 急に小町の笑顔でも見たくなったの?」
「はいはい、そうだよ。 小町の笑顔が見たくてたまらないんだ。 はい、チーズ」
「てへぺろっ」
俺の無茶振りに戸惑うことなく、少し舌を出しながら即座に笑顔になる小町。 対応力高すぎだろ。
可愛いなあ、もう。
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学校
部活をやっていない俺からすれば、休日の学校というのはどこか新鮮だ。
どうしてここにいるのか、と言われれば戸塚に会うためとしか説明ができない。 むしろ戸塚に会うこと意外に学校の存在意義が無いまである。
少ない知り合いになるべく合わないように気を付けながらテニスコートへ向かう。
そこは男子テニス部が使用しており、少し見渡すと大天使戸塚の姿はすぐに発見できた。
どうやら今は休憩中のようで、今なら声を掛けて大丈夫そうだ。
「戸塚」
名前を呼ぶと、戸塚はこちらに気付き駆け寄ってくる。 もう癒されましたよ。
「八幡、どうしたの」
「いや、ちょっと先生に用があったから学校に来てたんだが、戸塚を見つけたもんでな。 迷惑だったか?」
「ううん、全然!」
圧倒的癒しオーラ……ッ、俺に電流走るッ!
そこで1つ思いついたことがあり、ポケットから携帯を取り出す。
「戸塚、はい、チーズ」
奇襲作戦である。 これを女子に行おうものなら冷たい輪っかを手首にはめられそうだが、残念戸塚は男だ。 ほんと、残念。
「え? ちょ」
戸塚は戸惑ったように声を漏らすが、お構いなしにシャッター音が響く。
困ったような顔の戸塚……家宝にしよう。
この後、戸塚からちょっとしたお叱りを受けるのだが、それも可愛かったのでなんの問題も無い。
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喫茶店
「ごめんね、待った?」
「いえ、今来たところなんで」
休日の朝から西へ東へ忙しい、戸塚の写真撮影を終えた後は適当な理由を付けてめぐり先輩を喫茶店に呼び出している。
まあ最近よく会うから連絡先は交換してたわけだが、実際何かに誘うとなった時の葛藤ったらもう。 続きはWEBで。
「ふー、やっぱり暑いね。 ところで受験の話だっけ?」
「はい。 まあ俺の数少ない先輩ですんで、ちょっと話を聞いてみたいなと。 迷惑でしたか?」
「いや、大丈夫だよ。 私推薦の予定だしね。 どっちかというと、そんな私の話が役に立つのかどうかが心配だよ」
「それこそ大丈夫です、なんでも聞いておいて損は無いでしょ。 ま、世間話がてらってやつです」
しばらく後、受験の話もあらかた終えたので世間話をしている最中、(俺にとっての)本題を切り出す。
「最近の悩みなんですけど、俺写真って苦手なんですよ」
「確かに、得意そうではないよね」
「カメラ向けらるとどんなポーズ取っていいか分かんなくなるんですよ」
「んー、別に普通にしてればいいと思うけどな~」
「……お手本を、見せてもらいましょう。 はい、チーズ」
「えっ? ぴ、ぴーす」
はにかみながら両手でピースを作るめぐり先輩。 か、可愛いなあ、もう。 癒されちゃう。
ところで、なんだかバカップルのデートみたいで恥ずかしいんですけど……。
すまない、少し間があった上に急だけど今日はここまでにする
短くてごめんね。 あと、指摘があった好感度についてはただのミスだから次で訂正するよ
短くてごめんね。 あと、指摘があった好感度についてはただのミスだから次で訂正するよ
おはざーっす
前の更新からそんなに時間経ってないと思ったらすごい経ってて遺憾の意
近いうちに投稿できればという感じ、これがフラグにならなければ
いつものことながらポンコツ投稿で申し訳ない
前の更新からそんなに時間経ってないと思ったらすごい経ってて遺憾の意
近いうちに投稿できればという感じ、これがフラグにならなければ
いつものことながらポンコツ投稿で申し訳ない
前回よりもっと凄いことを小町、めぐりん、大天使トツカエルとしたい…
昼 駅前
時期も時期だからか、昼になると気温は随分と高くなり立っているだけで体力が奪われていく。
休日であるからか、楽しそうな家族や若者、辛そうに歩くスーツのおじさん方で駅前はあふれている。
おじさん達が辛そうなのは、今日が休日であるにも関わらずスーツを着ていることが少なからず関係しているに違いないが。
人ごみに目をやっていると、ふと、ある人物に目を奪われる。
雪ノ下陽乃。 人ごみの中でも一際目立つ彼女は、この鬱陶しい暑ささえも爽やかな陽射しに変えてしまいそうな雰囲気をまとっていた。
「やっほー、比企谷くん」
「どもっす」
「いやー、ビックリしたよ! 比企谷くんからまさかデートのお誘いがあるなんて!!」
「デートじゃないですよ。 もう一度言います、デートじゃないです」
「ぶー、つれないなあ」
「さて。 で、今日の本題はなんだっけ? 雪乃ちゃんへの誕生日プレゼント選び?」
「それも違いますよ、そもそもあんたの妹の誕生日はもっと先の話でしょ」
「わかってないなあ、この時期から準備してたっていう真摯さが女の子にはウケるんじゃない」
誕生日の半年以上前から準備を始めるのは、もはや真摯さとかそういう次元ではないと思うのだが。
これは俺が非モテだからなのか? いや、きっと俺は間違っていないはずだ。
「とりあえず、雪ノ下の誕生日プレゼントを買うのはもっと後でいいでしょ。 今日ついてきてもらったのは……」
「お? 雪乃ちゃんの誕生日プレゼントを買いたいっていう意志はあるんだね?」
「……今日の本題は」
「そうだなー雪乃ちゃんに誕生日プレゼントを上げるなら、可愛いものがいいよ!」
「……本題は、受験に使う参考書を」
「パンさんのグッズならさらにポイントアップだけど、雪乃ちゃんが持っていないものを選ぶとなるとレベルがあがっちゃうなー」
「……」
あくまでこちらの話を聞く気はないようだ。
終始この流れで過ぎて行った時間は、俺の心をボロボロにするには十分すぎた。
受験の参考書よりも、この人に対応できる力を付けられる本がどこかに売っていないかしら。
時期も時期だからか、昼になると気温は随分と高くなり立っているだけで体力が奪われていく。
休日であるからか、楽しそうな家族や若者、辛そうに歩くスーツのおじさん方で駅前はあふれている。
おじさん達が辛そうなのは、今日が休日であるにも関わらずスーツを着ていることが少なからず関係しているに違いないが。
人ごみに目をやっていると、ふと、ある人物に目を奪われる。
雪ノ下陽乃。 人ごみの中でも一際目立つ彼女は、この鬱陶しい暑ささえも爽やかな陽射しに変えてしまいそうな雰囲気をまとっていた。
「やっほー、比企谷くん」
「どもっす」
「いやー、ビックリしたよ! 比企谷くんからまさかデートのお誘いがあるなんて!!」
「デートじゃないですよ。 もう一度言います、デートじゃないです」
「ぶー、つれないなあ」
「さて。 で、今日の本題はなんだっけ? 雪乃ちゃんへの誕生日プレゼント選び?」
「それも違いますよ、そもそもあんたの妹の誕生日はもっと先の話でしょ」
「わかってないなあ、この時期から準備してたっていう真摯さが女の子にはウケるんじゃない」
誕生日の半年以上前から準備を始めるのは、もはや真摯さとかそういう次元ではないと思うのだが。
これは俺が非モテだからなのか? いや、きっと俺は間違っていないはずだ。
「とりあえず、雪ノ下の誕生日プレゼントを買うのはもっと後でいいでしょ。 今日ついてきてもらったのは……」
「お? 雪乃ちゃんの誕生日プレゼントを買いたいっていう意志はあるんだね?」
「……今日の本題は」
「そうだなー雪乃ちゃんに誕生日プレゼントを上げるなら、可愛いものがいいよ!」
「……本題は、受験に使う参考書を」
「パンさんのグッズならさらにポイントアップだけど、雪乃ちゃんが持っていないものを選ぶとなるとレベルがあがっちゃうなー」
「……」
あくまでこちらの話を聞く気はないようだ。
終始この流れで過ぎて行った時間は、俺の心をボロボロにするには十分すぎた。
受験の参考書よりも、この人に対応できる力を付けられる本がどこかに売っていないかしら。
前回の投稿はいつだったかんと確認してみたらなんと3か月前だった
3か月って短いね、心の底の底からごめんなさい 随分と間が開いてしまったからこれの事を覚えていてくれる人がいるのかも心配
因みにこの3か月何があったのかというとそれはもう言葉に表せないぐらい特に何もなかった
先延ばしグセっていうのは人生を終わらせられるほどの威力をもっているもんだね
やるよ
3か月って短いね、心の底の底からごめんなさい 随分と間が開いてしまったからこれの事を覚えていてくれる人がいるのかも心配
因みにこの3か月何があったのかというとそれはもう言葉に表せないぐらい特に何もなかった
先延ばしグセっていうのは人生を終わらせられるほどの威力をもっているもんだね
やるよ
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