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    元スレ京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    151 = 1 :


    京太郎「いや、二人の女の子から言い寄られたことなんてないもんで」タンッ

    トシ「一人はあるのかい?」タンッ

    胡桃「へー」タンッ

    エイスリン「プレイボーイ?」

    京太郎「違いますって……ていうか、一人も無いんですけど」タンッ

    トシ「仲のいい女友達が常に一緒に居て他の子が手を出せなかったとかありそうだねぇ」タンッ

    胡桃「なにそれ」タンッ

    エイスリン「パーリナイッ!」ダンッ


    京太郎「うわツモられた」

    トシ「そんなもんさね……さて、京ちゃんはそろそろ“得物”の抜き時かね?」フッ

    京太郎「得物、ですか?」


    (京太郎の抜き時……っ!?)ボンッ

    胡桃(また変なこと考えてる顔してる、ムッツリだなぁ)

    白望(塞、相変わらずむっつり……)

    152 = 1 :


    こんなもんで、中々麻雀しない

    オカルトとかの話含め色々やってく
    更新はもうちょっと頻度高めるか多くするかしときたいと思いつつ

    ではまたー

    153 :

    乙!
    やっぱり塞さんはムッツリ可愛いな

    154 :

    おつなのよー

    155 :

    乙。
    この他の学校では味わえないであろうほのぼの感がたまらん。

    156 :


    なんだ、やっぱりレズじゃないか

    157 :

    おつー

    どうあがいても修羅場にならなそうなこのほのぼの感
    好き

    159 :

    中学では目を光らせていた咲ちゃんも転校からのこの展開は対処しきれなかったということか……

    160 :

    ああシロかわいいあああああ

    161 :


    シロがダルがらずに告白してくるとはこれはかなりのものなのでは

    162 :


    のっそり再開ー

    宮守は修羅場にならない……分け分けすればいいからね!(マジキチスマイル)

    163 :

    まってた

    164 = 1 :


    エイスリン「ムゥ……」ムムッ

    トシ「おっ、やるかい?」

    (モノクルが曇った……)

    京太郎「ふむ……」キュピーン


    「うわ、野獣の眼光」

    胡桃「エイちゃん! 襲われるよ! 京太郎に襲われるよ!」

    豊音「す、少しうらやましいかもぉー」カァッ


    トシ「抜くつもりだね」

    「ちょっと引くわ」

    京太郎「誤解生むじゃん! なんかしらんけどトシさんやめて! 誤解生むじゃん!」


    トシ「……フフッ」

    京太郎「なに笑ってんだこいつ! 誤解解けや!」


    (京太郎は、もっともっちりしてるのが好きだと思ってたのに……)

    「なんかがっかりしてる?」

    「へっ!? なにが!? なにが!?」

    (わかりやすい……)


    エイスリン「エイ!」タンッ

    京太郎「お、描けたみたいっす……ねっと!」タンッ

    胡桃「どうなるかな」タンッ

    トシ(すでに……来るかね)タンッ


    エイスリン「テイ!」

    京太郎「ご無礼、ロンです」


    胡桃「!?」

    「きた!」

    豊音「……?」


    京太郎「タンヤオ、ドラ2……2600!」


    「ううーん」

    白望「いまいち」

    京太郎「ひどい!」

    165 = 1 :


    エイスリン「オヤバン……」

    京太郎「いただきまーす!」

    トシ「それよりエイスリン、体調に変化はないかい?」

    エイスリン「?」


    トシ「京ちゃんに和了られてから、ダルいとか、しんどいとか、気分が悪いとか、気持ち悪いとか」

    京太郎「え、これいじめ? いじめなの?」

    白望「ダルい」

    「あんたはいつもでしょ」

    「こ、小瀬川さん! ダルいなら私の膝枕で」

    胡桃「黙れレズ」

    「ドストレート!? てかレズじゃないって!」


    トシ「で、どうなんだい?」

    エイスリン「……ダイジョウブ!」

    京太郎「ですよね! ですよね! 良かった!」

    胡桃「気を付けてエイちゃん、京太郎と話すと妊娠するよ」

    エイスリン「エッ!?」


    京太郎「天使に変なこと言うのやめなさい!」

    豊音「それじゃ沢山京ちゃんとお話しよー!」ニコッ


    京葵塞(あー癒される)

    トシ(……子供はちょっと重くないかい?)

    166 = 1 :


    ―――長野


    「え、男の幼馴染!?」

    「はい、まぁ……幼馴染って言うと微妙ですけど」

    「全員男っ気無いと思ってたんだけどねぇ、その男子生徒がいれば私の色気で誘惑しつつ雑用を」

    まこ「ロッカーならそこじゃぞ」

    「なんの報告よ!」


    「へぇ、男の方……」

    優希「のどちゃんは男と喋る時には基本的に目が及びまくって尋常じゃない発汗すんじぇ」


    咲久ま「あー」


    「納得しないでください! で、でも宮永さんの御知り合いの男性でしたら良い方でしょうし全然」タユン

    「……」

    「いいわね、私も咲のボーイフレンドは気になるわ」アシクミ


    「……いえ、喋ると妊娠するのでやめた方が良いです」

    まこ「それがホントならおんし何回妊娠しとるんじゃ」

    「どういう男よ、なに? 金髪長身のチャラ男?」

    「エスパーですか?」


    「ししし、喋っただけでににに妊娠なんて、そそそ、そそそそ、そそそんなおおお、オカルト、あ、あ、あ、ありえま、ありえませっ」ガクガク

    優希「咲ちゃんビビらせすぎだじぇ」

    「今ので!?」


    「まぁ和は置いといてー実際どうなの? 付き合ったりしてないの? 一回もただれた関係ないの?」

    まこ「あったらどうすんじゃ」

    「無いですよ、ていうか……なんか想像できないですね。京ちゃんと付き合うなんて」アハハ

    「京ちゃん! すごい、先輩って呼んで良い!?」

    「なんで!?」

    167 = 1 :


    トシ「さて、立たれた尾からはどんな剣が出てくるかね」タンッ

    エイスリン「?」タンッ

    京太郎「なに言ってるんですか……よっし」タンッ

    胡桃「良い手?」タンッ


    京太郎「良い手というか……予想通りというか、希望通りというか……ポン」タンッ

    胡桃「え、オカルト?」タンッ

    トシ「十中八九そうだろうねぇ、いまいち確定させにくいけど……」タンッ

    エイスリン「?」タンッ


    京太郎「……よっし、俺の描いた未来通り、だな」フッ

    トシ「ほう」

    京太郎「ツモ! トイトイ、自風、ドラ2の……4000オール!」


    トシ「ふむ……」

    エイスリン「カイタ?」

    京太郎「はい、ティーンと来たので……どーよこれ」


    「綺麗な手だねー」

    「モノクルが曇りっぱなしだったけど、いつ発動したの?」

    トシ「たぶん他人が発動したタイミング、かね」

    白望「……次、私」

    胡桃「!?」


    トシ「丁度良いね、京ちゃんがシロ相手に抜くかどうか」

    「……っ」カァッ

    白望「……私で、抜くの?」


    京太郎「女の子が抜くとか言わない!」カァッ


    豊音「抜くってなに塞ー!」

    エイスリン「オシエテ!」

    「やめて!」

    168 :

    シロで抜きます

    169 :

    むしろ抜かれます

    170 :

    豊音で抜きたいです

    171 = 1 :


    白望「ん」タンッ

    京太郎「……ロン! 立直のみで1000!」

    トシ「またクズ手」

    京太郎「先生までそんなこと」

    「確かだからね、戦術性の無いクズ手はダメだと思う」


    京太郎「酷いなぁ……」

    白望「ん、なにか京から……」

    トシ「どうしたんだい?」

    白望「なんでも……」


    京太郎「それじゃ……続けますか」スッ

    トシ(少し、違う雰囲気だね……でもオカルトの条件がいまいちわかんないね、コピーとは違う、みたいだし)

    京太郎「難しいっすね」タンッ

    「そうなの、調子良さそうだけど」タンッ

    トシ「そう見えても、そうじゃないみたいだね」タンッ

    白望「……タンマ」スッ


    (来た……シロって能力としてはかなり強力だよね)

    エイスリン「マヨイガ?」

    豊音「遠野物語だねっ!」


    「ちょっと待て、麻雀だよこれ」

    京太郎「葵さんは残念ですね、能力ないから」フフッ

    「喧嘩なら買うよ! こいよ須賀! 牌なんて捨ててかかってこい!」

    京太郎「野郎ぶっ殺してやらぁぁっ!」


    トシ「立直棒両手で持って構えるのやめな」

    172 = 1 :



    白望「……これ」タンッ

    京太郎「ちょっとタンマ……」

    白望「?」


    京太郎「これで」タンッ

    「小瀬川さんの真似?」タンッ

    トシ「真似、だったらおもしろいけどね」フッ

    白望「?」タンッ


    京太郎「ロン!」

    白望「!」

    胡桃「シロがあの後に和了られた!?」

    豊音「京ちゃん超すごいよ!」


    トシ「マヨイガ……迷った結果そのまま落ちたって感じかね」


    京太郎「二盃口、タンヤオ、ドラ2、12000……ついでに立直棒もいただきますよ」フッ

    「能力、かぁ」

    トシ「うらやましいかい?」

    「そりゃまぁ、うらやましくないっていったらうそになりますよ」


    トシ「……合宿があれば、二人をしっかり鍛えないとね」

    京太郎「合宿、俺も一緒に!」ガタッ


    胡桃「近づかない方がいいよ」

    「そ、そうだね……」

    胡桃「塞?」

    豊音「京ちゃんと二人でお泊りとかちょーうれしいよー」

    「ちゃっかり二人にしない!」ビシッ

    胡桃「私の台詞が!?」


    トシ「まぁなにはともあれ……京ちゃんには一皮むけてもらわないとね」


    白望「え……いや、全然気にしないから平気だよ、京?」

    京太郎「ちゃうわ! ほうけっ……ってなに言わすんですか!? ていうか違いますから、意味が!」

    「でも女の子は気にしないって言うけどね、男の子は気にするみたいだけど」

    京太郎「そりゃ気にしますよ……ってだからこういう話を女の子としたくないんですけど」

    (わ、私が一皮むいて……ふぁっ!?)カァッ


    胡桃「むっつり」

    「むっつりめ」

    豊音「むっつりなの?」


    「ちちち、全然違うから!」

    173 = 1 :


    とりあえずここまでってことで

    下ネタ大目になってしまったけど愛さえあれば関係ないよね
    合宿篇で京ちゃんを一皮むくのは誰になるのかって感じで

    その前に県大会とかあるけれど
    麻雀もちゃんと描写してきたいなと思いつつ、あんま上手く描写できる自信がない

    初期段階で能力考えてる最中に和了れば相手が発情とかありかなーと思ったけど、なんかどっかで見たことあるしエロになってしまう
    エロなんて書けるわけがないってことでちゃんとした能力に

    それじゃまた近々更新するよーではまたー

    175 :

    宮守かわいい!

    176 :


    安定の宮守可愛い

    和も久も全国で遭遇したら一目惚れしそう

    178 = 170 :

    乙です
    ストレートに好意を示してくる豊音がちょーかわいいよー

    179 :

    オカルト持ちに直撃すると能力コピーできるとかその辺りかな。
    豊音の能力6つあるらしいけど一度に一つなのか一度で全部なのかで話が変わってくるし、コピーはストックできるのか、一度使ったら消えるのかとか、いろいろ考察できそうで面白いな

    180 :

    清澄も仲良しで素晴らしい

    181 :

    おつー
    塞が可愛すぎるんだが?

    182 :

    乙。
    この和気藹々とした軽いノリがたまらん。

    183 :

    なんなの天使しかいないの?
    てかヒッサ会長なのに男免疫ないのか……(困惑)

    184 :


    女子高特有の遠慮のなさという奴なんだろうかこれは
    とりあえず塞さんむっつりスケベかわいい

    185 :


    さて、深夜帯からのんびり投下開始ー

    今回はちらっと過去話も、寝落ちしなきゃ

    >>179
    ギャグスレですけどそういうとこも結構頑張って考えたんで嬉しいっす
    一応京ちゃんの能力とかの方もお楽しみにって感じで!

    >>181
    塞がエロすぎるんだが?(乱視)

    >>183
    男に免疫が無いっていうか、咲が男と仲良くしてるのにスゲーってなってる感じ?
    免疫ないのは和ぐらい

    186 :

    深夜帯でも見とるで

    187 = 1 :


    京太郎「さて、ちょっくら飲み物買いに行ってきますけどなんかいります?」

    「ん、コーヒー」

    「私はお茶で綾鷹ね」

    胡桃「さすが、私はドクターペッパー」

    豊音「コーラ!」

    エイスリン「ワタシモ!」


    京太郎「ほいほい、トシさんは?」

    トシ「私もかい? ありがとね、私も塞と同じで良いよ」

    京太郎「それじゃ行ってきますっと」


    ガチャッ バタンッ


    「……私も行けば良かったかな」

    トシ「練習に集中できるようにって結構気を使ってるからねぇあの子も……自分の練習をおろそかにしない程度に、ね」

    「ですね、私もそこに関してはみんなには感謝してるけど」

    胡桃「シロだけじゃなくて?」

    「なんでそうなるのかな?」


    ジャラジャラ


    白望「そう言えばさ」

    豊音「んー?」

    白望「塞はいつから京のこと好きになったの?」


    「」ドガッシャーン

    エイスリン「アオイ!?」

    胡桃(ロッカーに頭ぶつけた!?)


    「……え、私が、京太郎のこと……?」

    白望「うん、すぐ京太郎でスケベなこと考えるし」

    「あれ、そういえば京太郎でそういうこと考えることが多いような……」

    胡桃「認めちゃったよ」

    「はっ! ちちち、違うから!」

    白望「……無駄な気がするけど」


    (修羅場じゃ! 今度こそ修羅場になる!)ガタガタ

    トシ「ならないんだねぇ」

    「なんで心読んだ!?」


    胡桃「それじゃ、いつから良いと思うようになったの?」

    「え、いやそんなこと……あ」

    豊音「なにかあったのー?」

    エイスリン「コイバナ!」


    「いや、別に好きになったきっかけとじゃ……ない、んだけど……」

    188 = 1 :


    ―――京太郎が入部してしばらく経った頃


    「さってと、って先に来てるの誰かと思ったら京太郎……」

    京太郎「あ、塞さんどうも」ニコッ

    「どうしたの?」

    京太郎「牌譜整理と、あと他校の情報をまとめたので」


    「え、そんなこと、暇なときにやるのに……」

    京太郎「いえ、それじゃみんなの練習時間減っちゃうし……結構役に立つんですよ、いろんな打ち方を見れるんで」

    「……最初は、あんまりやる気なさそうだったのにね」


    京太郎「一度のめりこむとそれ以外見えなくなるんです。それにやっぱり……三年生のみなさんにはもっと、高い場所に行ってほしいじゃないですか」ハハッ

    「でも来年からは一人に」

    京太郎「それは三年のみなさん便りっすよ!」グッ

    「え?」


    京太郎「みんなが上に行けばもっと人も集まるでしょ? 強豪校! なんて言われるようになればなおさらっす」

    189 = 1 :


    「……プ、アハハ、そんな確証もないことにそんなに頑張って」

    京太郎「そんなもんです、中学の頃ハンドボールやってたんですけど、県大会で良いとこまで行けるぐらい良くなったんです。無名校が」

    「へぇ、そのエースだったの?」

    京太郎「まぁ、それが自慢だったんです……けどまぁ、目的だったモテモテ生活は無かったですけど」

    「下心丸出し」フフッ


    京太郎「でも、それでも良かったなって思えたんですよ。別に全国なんていけなくても……」

    「うん」

    京太郎「だから、俺きっとみなさんがどんな結果を残しても満足できる気がするんです。短くても俺、みんなのこと、好きっすから」ハハッ

    「……そっか」


    京太郎「でも、俺もやりますよ。できる限りは」

    「そうだね、だから一人で抱え込まない。ほら私も手伝うから……他校のことは私たちも見ておいて損はないからね」

    京太郎「ありがとうございます」


    「ああ、それとさ」

    京太郎「はい?」


    「シロの胸とか見ない、あと豊音に抱き着かれた時とかデレデレしすぎだから」ジト

    京太郎「あい、すみません」ズーン

    「まったく、女の子ってそういう視線わかるんだから」

    京太郎「あ、それじゃ……すみません」

    「え?」

    京太郎「塞さんのこと見てるのも、ばれちゃってますよね、あはは……」


    「……っ!?」カァッ

    京太郎「え?」

    「……あぅぁ」マッカ

    京太郎「……あ」

    京太郎(言わなきゃ良かった)

    190 :

    腰ですね

    191 = 1 :


    「ってことがあったんだけど、いやでも違うよ、別にそれで京太郎が好きになったとか……そ、それがなんかこう、仲良くなるきっかけというか」

    白望「のろけかな?」

    胡桃「のろけだね」

    エイスリン「ヒュー!」

    豊音「良いなー」


    (ん、つまり臼沢さんは見られるのはその時点で嫌じゃなかったわけで……たまげたなぁ、やっぱりむっつりじゃないか)


    京太郎「ただいまっす!」

    「うわぁっ!?」

    京太郎「なんっすか?」

    「ななな、なんでもないよ!」


    白望「それと、あとなにがあったの?」

    京太郎「え、なんの話してたんです?」

    豊音「京ちゃんと塞ってどうして仲良くなったのかなーって」


    京太郎「んー……ああ、毎日朝来て牌譜整理とかやってるからですかね?」

    白望「ん、毎日?」

    京太郎「たまに部活休みの日とかも、凄いですよね塞さん!」

    豊音「ふーん」


    「いや、そのね……ほら、みんなには休んで欲しいというか」

    胡桃「部室に二人きりとか」

    「やっぱりむっつりじゃないか」


    「ち、違うから!むっつりじゃないから!」


    京太郎「なんの話なんです?」

    トシ「さぁね、若いって良いってことさ」

    京太郎「おばあちゃん、長生きしてね……ってことでお茶どうぞ」

    トシ「ご苦労さま」

    192 = 1 :



    京太郎「んー……麻雀って大変ですよね、捨て牌から相手の手牌を考えて自分の牌を考えて引く牌の確率を考えて」

    胡桃「やっぱりパターンで覚えてくしかないね」

    豊音「そうかなー? なんとなく打ってれば」

    胡桃「豊音は特殊だからね」

    京太郎「わかってます」

    豊音「えー、京ちゃんと一緒が良いなぁー」

    「そりゃ無理でしょ、そんなこと言ったら私小瀬川さんと一緒が」

    京太郎「黙れレズ」

    「新喜劇みたいな持ちネタにすんのやめない!? っていうか今タメ口だったな! 先輩相手にタメ口だったな!」

    京太郎「気のせいですよやだなー」

    胡桃「そうだよ」

    「なにここ、味方がいない」


    「っていうかさ?」

    京太郎「ん?」

    「?」

    豊音「どうしたのー?」


    「なんで胡桃は京太郎の膝の上に乗ってんの?」

    「え、南三局の今更突っ込む?」

    豊音「ハッ、そう言えば!」

    「今更!?」

    「修羅場だよ胡桃! 修羅場になるよ! 主に豊音とシロと私と胡桃で!」


    (さりげなく自分を入れた、とうとう認めたってことね……)

    トシ「若いねぇ」ノホホン

    193 = 1 :


    胡桃「……でもこの方が一番教えやすいし」

    京太郎「まぁわかりやすいですよね、小声で色々教えてくれるし」

    「うぅ……豊音は良いの!?」

    豊音「ちょっとうらやましいけど、今度してもらおっと!」


    京太郎(足を鍛えるか)


    胡桃「ていうかしてもらったことぐらい塞だってあるでしょ、二人きりでいる時多いみたいだし」

    「え、で、でも……」

    白望「してもらってるんだ、へぇ」

    「しまったぁ!」

    (きっちりしてる風でさてはアホだな)


    京太郎(まぁ塞さんを充電するより全然健全ですけどね……胡桃さんなら可愛いもんだ。ただ塞さんはヤバい、尻がヤバい……バレたことはないがマイサンがいつも)

    (き、京太郎に充電してもらうとたまにその、当たるんだよね……でも、それが嬉しかったり……な、なんてことはない!)


    「と、ともかく……外じゃやらないように」ストン

    京太郎「外で胡桃さんを膝に乗せたら俺捕まりそうですしね」

    エイスリン「……あ~」ナットク

    胡桃「凄い流暢に納得された!?」


    (まぁそれはしょうがない、金髪長身の不良が幼女誘拐してるようにしか見えないもんねぇ)

    京太郎「まぁでも、確かに高3のお姉さんを膝に乗せるのは俺としても良くないかも、ですかね……うん、健全じゃない」

    胡桃(お姉さん!?)パァッ


    トシ「このままじゃあんたもダメになるけど」ボソッ

    「はっ! 別に良いんじゃないかな!」

    京太郎「え?」

    「部室なら誰も咎めないしね、ほら胡桃してもらいな!」

    胡桃「え、なに急に」

    (だ、だって京太郎にもう充電してもらえなくなるかもしれないし……って、私はそんなにしてもらいたい!?)


    豊音「じゃあ次私ー!」

    エイスリン「ワタシモ!」

    白望「ん、それじゃ私も」スクッ

    京太郎「シロさんが自分で動いた!?」


    「さぁ小瀬川さん、私の膝に!」

    胡桃「やっぱり」

    「レズじゃない!」

    194 = 1 :



    トシ「それじゃ気を付けて帰るんだよ」


    「はい、それじゃ帰ろうか」

    「だね」

    白望「んー」


    トシ「ああ、京ちゃんと豊音はちょっと残ってくれるかい?」

    京太郎「はい?」

    豊音「?」


    トシ「少しね、京ちゃんに関して少しだけ知っておきたいのと……それに豊音にも付き合ってもらわないと」

    京太郎(なんだ?)

    195 = 1 :


    ―――部室に戻った三人が卓を囲む


    トシ「とりあえず三麻でいいかい?」

    京太郎「俺は構わないんですけど、どうしてまた」

    トシ「豊音、友引か先負だけでお願いできるかい?」

    豊音「はいっ! よぉし、負けないよー!」

    京太郎「はい、俺も負けませんよ!」


    トシ(さて、私の推測が当たってるかどうか、だねぇ……)



    京太郎「さて、立直です!」タンッ

    トシ「ほう……」

    豊音「追っかけるけどー」タンッ


    京太郎「通りません……ロン、立直一発平和ドラドラ、8000!」

    豊音「えー!?」

    京太郎「いただきです」フッ


    トシ「……まずは一太刀ってとこかい」

    京太郎「?」

    トシ「いや、たまにはシリアスモードで行かせてもらうよ」フッ


    京太郎「っ!」

    豊音「いまの……」

    京太郎(背筋に妙な感覚、トシさんか……?)


    トシ「次は間違いなく和了られるね……豊音、この対局が終わったら赤口を出してもらえるかい?」

    豊音「え、はい……?」

    京太郎(赤口、まだ見てない、な……)

    196 = 1 :



    豊音「じゃあ、これ!」

    京太郎「ロン、一盃口、ドラ2!」

    豊音「えー……」


    トシ(二回目の上がりだけど、京ちゃんの方に赤はないか……)

    京太郎「ふぅ、あー、でも負けか」

    豊音「でもデジタル打ちもちょーうまくなったよー?」

    京太郎「豊音さんにそう言ってもらうと嬉しいっすよ」ニコッ

    豊音「えへへ」


    トシ「よし、ありがとうね二人とも大体はわかったよ」

    京太郎「わかったって?」

    トシ「あんたはまだ未完成ってことさ」

    京太郎「唐突!?」


    トシ「でも、それだけ伸び代がある。豊音も手伝ってやってね」

    豊音「はいっ! 京ちゃんのためならなんでもするよー!」

    京太郎(ん、今なんでもって……いや落ち着け京太郎!)

    トシ「それじゃ帰るかね、豊音は私が送って行こうか?」


    京太郎「いえ、トシさんも忙しいでしょうし俺が送っていきますよ」

    トシ「……送り狼にならないようにね」フッ

    京太郎「なりませんよ!」

    豊音「京ちゃん狼さんだったの?」

    京太郎「違います! ……っていうと若干嘘になるっていうか」


    豊音「え、食べられるのはちょっと……あ、でも京ちゃんがお腹空いてたら困るしぃ」

    京太郎(ああもう純粋っていうか、ていうか豊音さんを食べるとかちょっと想像したらヤバい)

    豊音「どうしようぉ」ウルッ

    京太郎「マジで狼になるんでやめましょう、行きましょう早く、一刻も早く!」

    豊音「?」


    京太郎「可愛いなちくしょう!」

    豊音「えっ、か、可愛いなんてー、恥ずかしいっていうかぁ」カァッ

    京太郎(あー、癒される)

    197 = 1 :


    限界、眠い、ここまででー

    なんか入れて欲しい小話とかあったら書いてくれれば入れられたら入れたりとかもするかもー

    あと宮守だけじゃなく他校も絡んだりするかも、阿知賀とか永水とか
    まぁあくまで宮守メインですんでそこはご了承いただければ

    次の投下も近々できれば、ではまたー

    198 :


    あの腰で充電とかもう誘ってるよね
    さすが塞さんエロすぎだぜ
    きっと京太郎に気付かれないように京太郎の息子に刺激を与えようと擦り付けたりしてるなこれは

    199 :

    乙ー
    永水や阿知賀と交流なんておもち祭りの予感しかしねぇ!(一部のひんぬーから目を背けながら

    200 :

    二人きりのときに当てられた経験が何度もあるならそりゃムッツリにもなりますわ。かわいい。


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