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    元スレ吹雪「だからこの鎮守府はおかしいって言ってるんです!!!」

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    201 :

    おつ

    202 :

    乙でございます

    203 = 199 :

    艦娘に対する福祉は無いみたいですね
    そもそも人権も無さそうだ

    204 :

    真島の兄貴と冴島さんが居る……あぶなかったな。

    205 :

    この世界の戦場が普通に血みどろっぽくてなんとも

    206 :

    二丁目はフェストゥムが来ない時の竜宮島みたいなもんだな

    207 = 1 :

    もうすぐ始めるよ!

    208 :

    どうして呉提じゃない!!ってなる横提がなぜか浮かんだ

    209 :

    待機でち

    210 :

    たいき!

    211 :

    待ってたでち

    212 :

    とんでもねぇ、待ってたんだ

    213 :

    >>209
    お前は今からオリョクるんだよ

    214 = 1 :

    朝 前浜町ニ丁目鎮守府

    大井「忘れ物はない?北上さん」

    北上「ん、大丈夫だよ大井っち……大井っちはない?」

    大井「私は大丈夫よ、北上さん!後は……」

    チュッ

    北上「あ……そうだったね……」

    大井「えぇ!これで心置きなく旅立つことが出来るわ……!」

    北上「えへへ……そうだね……」

    キャッキャッ ウフフ

    吹雪「……」

    提督「……」

    提督(悪化した……)

    吹雪(これは……熱々というか……)ゲンナリ

    提督「あ、あのー……」

    大井「はい?」チラッ

    提督「!」

    吹雪「!」

    大井「何ですか?」

    提督「あ、あぁ、そうだな……えっと……ちょっとこの紙を見て欲しいんだけど」ペラッ

    北上「ん?」

    大井「?」

    大井「これは……呉鎮守府の負傷艦娘?」

    提督「あぁ、多分君たちが呉か横須賀に言ったらすぐに艦娘の受け入れをしないといけないんだ」

    北上「ふんふん……」

    吹雪「だから、お二人に今最もここを必要としている艦娘を選んでもらおうかと思いまして」

    大井「なるほど……北上さんは誰がいいと思います?」

    北上「いやぁ……大井っちが決めてよ、大井っちの選択に間違いはないんだからさっ」

    大井「北上さん……!」キラキラ

    吹雪「……」

    提督「……」

    大井「……コホンッ……じゃ、じゃあ……!」ピシィッ




    215 = 1 :

    大井「↓4とかなら……一番効率がいいかもしれないわね……ペアより一人のほうがここはやりやすいと思うわ」

    北上「↓4?でも……大丈夫かな……」

    1.赤城さん

    2.加賀さん

    3.睦月

    4.夕張メロン

    5.デース

    6.霧島

    7.ヒェー

    8.響

    9.電

    10.夜戦バカ(川内)

    224 :

    夜戦バカきたか

    225 :

    またうるさいのがきたな笑

    227 :

    やせんだい

    228 :

    御しやすくはあるとおもうの

    229 :

    夜に勝手に抜け出さんかね、それが心配

    230 :

         川     内
    大井「やかましい夜戦バカね」

    北上「川内ぃ?何で?」

    大井「あいt……あの子は確かこの間の夜戦で思い切り貰ったじゃない?その傷が完治したらしいから、リハビリにいいと思ったの」

    北上「あ~……あの時の傷だっけ?治ったの?」

    大井「えぇ、いつもの時間に騒ぎ出したからそろそろ完治に向かってるはずよ、リハビリをしてちゃんと前線で活躍してもらわないと」

    北上「へぇ~……」

    大井「それに短い期間だけど2000時からの時間をを静かに暮らせるじゃない?」ボソッ

    北上「……大井っち、ホントはそれが目的なんじゃないの?」

    大井「ギクッ」

    北上「……ま、いいか~とりあえずあたしらは川内を推すよ?あの子もここで休ませてあげたら?」

    吹雪「川内さん……夜戦に関しては右に出る者が居ないって聞くけど……どこを怪我したんだろう……」

    提督「……川内さんか……なるほどね……」チラッ

    提督「って、二人共時間だな、そろそろ行こうか、荷物大丈夫?」

    大井「えぇ、大丈夫ですよ」

    北上「元々そんな重い荷物じゃないしね……あ、吹雪、悪いけど肩貸してくれる?」

    吹雪「あ、はい!よいしょっと……」

    北上「悪いね……じゃ、行こっか」

    吹雪「はい!」

    ガララッ ガラララッ ピシャッ



    前浜町 坂道

    大井「…………頼りになるわね、駆逐艦は」

    提督「だろ?……そういえば、白雪ちゃんはどう?」

    大井「あの子に似てとてもいい子よ」

    提督「そうか…………」

    大井「えぇ、うちの提督が選ぶ理由が分かる気がするわ」ニコッ

    提督「……というか、昨日の今日でどえらい変わりっぷりだな……」

    大井「そうかしら?これが素なんだけど……」

    提督「……そ、そうなのか……?…………」

    提督(心なしか肌がツヤツヤしてるような……)

    北上「いったたた……!」

    吹雪「大丈夫ですか?」

    北上「いやぁ……昨日は無茶しすぎたみたいでさ……あぁー……痛い……」

    吹雪「……ムリしないでくださいね?」

    北上「ん、ありがと……はぁー……もうやだ……」


    231 :

    ご近所迷惑が心配だな

    232 :

    ただ、あぁみえて第三水雷戦隊旗艦だからな
    しかも妹二人も第二水雷戦隊、第三水雷戦隊、第四水雷戦隊の旗艦だし、駆逐艦的にはかなり恐れ多い艦娘だと思うが……

    233 :

    スレ見つけて最初から読んで追い付くのに三日かかったぜ…ふう

    234 :

    お隣さんブチ切れそう

    235 = 1 :

    灯台付近

    ベントウノウナッテシモウタ シャーナイ コウテコヨカ コンビニトオイノウ…


    提督「そういえば結局二人はどこ行くの?このまま呉に帰るのか?」

    大井「治療を優先したいから……ちょっと不本意だけどこのまま横須賀に行く予定よ、で……なんだけど……」

    吹雪「はい、大井さん」チャラッ

    大井「?」

    吹雪「曳航ベルトです、使って下さい」

    大井「吹雪……いいの?」

    吹雪「はい、私ができるのはこれだけなので……」

    大井「吹雪…………」


    チャラッ

    大井「ありがと、あなたも好きよ」

    吹雪「…………私はまだ好きにはなれないです……」

    大井「……そう……」

    吹雪「だから、また来て好きにさせて下さい、次は歓迎します」

    大井「……!」

    大井「……」フフッ

    大井「分かったわ、今度は吹雪を虜にしてあげる……北上さん」

    北上「ん、大丈夫」

    大井「はい……」キュッ ギュッ カチャカチャカチャッ

    北上「……留まった?」カチャッ

    大井「……ええ、水に入りますね?」


    ザブッ ザシャゥッ


    吹雪「あ……司令官!!書類!!」

    提督「……あぁ!お、大井さん!!これ!!これっ!!えっとペンは……あったあった!」

    大井「……全く……」シャァゥ

    カキカキカキ

    大井「はい……じゃあ……行くわね?もう何も忘れてない?」スッ

    提督「えーっと……」

    吹雪「解任書類は?」

    提督「大丈夫」

    吹雪「横須賀に送るハンコ付き書類は?」

    提督「今日送る、大丈夫」

    ジャア、アレトコレトソレ ソレト……

    ダイジョウブダッテ……アノショルイダケダカラ……


    北上「……仲いいねぇ……」

    大井「本当……」

    大井「…………」

    北上「大丈夫だよ、横須賀でも今日みたいに素直でいれば……みんなちゃんとイメージ改めてくれるよ」

    大井「…………」コクッ

    236 = 1 :

    大井「じゃあ、行くわね、また!」ザシャァゥッ

    北上「またねー」

    吹雪「また来てくださいねー!!」

    提督「ぐっばーい」

    ケガシタラネーッ
    サヨナラーッ










    ドドドドドドドドドドドッ!!!!
    スタタタタタタタッ!!!!


    オエーーッ!!! ニガスナァーーーーッ!!!!



    吹雪「?」

    提督「ん?」


    ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!


    空母ヲ級「レ級!!走れ!!!もっと早く走れないのか!!!!」ドドドドドドドッ!!!

    戦艦レ級「んだぁっから!!!アタシの足はっ!!地上を走る用じゃねぇって!!!」ゼェッゼェッ!!!!

    浄水ネ級「っ!っ!っ!」イソイデイソイデ

    空母ヲ級「このまま海を浮くぞ!!なんとしてもアイツの足を治すんだ!!!」

    戦艦レ級「どけどけどけどけどけぇぇぇぇぇ!!!!!」

    ドドドドドドドドドドッ!!!!!!!

    ゴォォォォォォォォッ

    吹雪「え、何ですかあれ」

    提督「さぁ……でも何かこっち来てない?」

    吹雪「…………」

    提督「……来てるな……」

    ォォォォォォォォォォ

    吹雪「し、司令官!!避けないと!!」

    提督「でもどっちに!?右は海、左はテトラポッドだぞ!?ちょっと突き出てるせいで退路g」

    オオオオオオオオオ

    吹雪「海!海です!!海に飛び込めば……あぁぁもうダメぇ!!!」バッ グィッ

    提督「うぉぉっ!?」バッ


    ザッブーンッ


    戦艦レ級「よしっ!!定位置!!」ズザァァッ

    空母ヲ級「頼む!!」ダダダダッ バッ

    戦艦レ級「任しとけ……!!どぉぉぉりゃあああああ!!!!!」ガシッ ブゥゥンッ!!!!

    ヒュンッ!!! ビュゥゥゥゥーンンッ!!!!!!

    空母ヲ級「待ってろキタカミ!!今すぐ直してやるからな!!!!」ゴォォォォォ!!!

    キラーン

    237 :

    ヲ級を、投げ飛ばした?

    238 = 1 :

    数時間前 テトラ棲地

    空母ヲ級「……だが……あいつらが帰るということは……帰り道がああるはずだ……」

    戦艦レ級「帰り道……となると……近くの灯台か?」

    空母ヲ級「……恐らくな……だが……あそこでは人目につく……夜でない限りあそこに行くのは危険だ」

    戦艦レ級「……今の時間外に出たらどこでも危険だと思うんだけどな……」

    空母ヲ級「……だが、それは違う……お前は知ってるか?人間の今どうなっているか」

    戦艦レ級「何って……そりゃ普通に日常生活送ってんだろ、いきなり何言ってんだお前」

    空母ヲ級「……甘いな、人間の今は「ナツヤスミ」というイベントの後半だ、これがどういう意味かわかるか?」

    戦艦レ級「ナツヤスミの後半?」

    空母ヲ級「言ってしまえば、子供が外に出ない日が続くんだ、それに応じて大人も出てこなくなる……」

    空母ヲ級「……「シュクダイ」という試練を超えるために大人も子供も住処から出てこなくなるんだ」

    戦艦レ級「……つまり、どういうこった?」

    空母ヲ級「鈍いやつだなお前は……人口の少ない前浜で子供の集まる場所が手薄になるということだ」

    空母ヲ級「……つまり、人通りの少ない所で提督がよく通る道を割り出せば……」フフフッ

    戦艦レ級「応急処置を施すチャンスが生まれるってことか!!」

    空母ヲ級「そういう事だ……よし!そうと決まればすぐに調べるぞ」

    戦艦レ級「お前やっぱ頭いいな!尊敬するぜ!」

    空母ヲ級「よせ、照れるだろう…………しかしやはり子供が集まって治療の行える場所は限られるな」

    空母ヲ級「……行け、お前たち、情報を集めてくれ」


    艦載機s「!」ピューンッ



    数分後

    空母ヲ級「……候補を挙げると、この3つのポイントだな」クイッ 

    戦艦レ級「鎮守府の前……お前が昨日行った川沿い……それと、棲地の前か……」

    空母ヲ級「……川沿いならすぐに川底棲艦とコミュニケーションを取れる」

    戦艦レ級「でも、提督はここ通るか?」

    空母ヲ級「通るな、絶対に、ここは提督が何時も散歩する道だ、お喋りな彼なら必ずここを通る」

    空母ヲ級「なぜなら……」

    戦艦レ級「?」

    空母ヲ級「ここを通って回り道をすれば時間が稼げる、さり気なくお喋りをするには重要な拠点となるからなっ」ドヤ

    戦艦レ級「確かにそうだ……相手の気持を読み取ればここが一番自然になる……」

    戦艦レ級「よし……ここに決定だな」

    空母ヲ級「あぁ……そうと決まれば直ぐに出発だ、行くぞ!変装を忘れるな!」


    戦艦レ級「あぁ!行くぜ!」ドシューンッ

    239 = 1 :




    現在 太平洋上 地上2メートル 時速600キロメートル

    空母ヲ級(あれから数時間……待てど暮らせど来なかった……またしても私の計算が外れるとは……!!)ゴォォォォッ!!!!

    空母ヲ級(だが悔やんでなど居られない)

    空母ヲ級(無事か!?ネ級!!障壁に穴は開いていないな!?)

    浄水ネ級「……」コクコク

    空母ヲ級(そうか……いた!!)


    大井「……」

    北上「~♪」

    大井「……」パァァッ


    空母ヲ級「補足される前に決めるぞ……準備はいいか!?」

    浄水ネ級「……?」

    空母ヲ級「……わからないか……!まぁいい!あの引きずられている奴の血を癒やすんだ!やるぞ!!」ゴォォォォッ!!!

    浄水ネ級「……」コクッ

    空母ヲ級「……行くぞ!!!」


    ゴォォゥッ!!!


    空母ヲ級「……!!」

    浄水ネ級「……」スッ


    ナデナデッ


    ゴォォォォウッl!!!!



    アレ?トマラナイ……ウワッ!!ダ、ダレカトメテクレエエエエエエエエーーーーーーーーー…………






    北上「……あれ?」

    大井「……北上さん?」

    北上「……んー……なんか……痛みが引いたような……あれぇ?」

    大井「……北上さん!?」バッ

    大井「ほ、本当……足の傷が……かなりマシに……な、何故……?」

    北上「…………」

    大井「北上さん……」

    北上「大井っちぃ……!!」ギュゥッ

    大井「北上さぁん!!北上さん良かったぁ……!!」ギュゥゥッ







    トラック島

    空母ヲ級「……うぅ……死ぬかと思った……」ガサッ

    浄水ネ級「…………」ドヤッ

    240 :

    良かった良かった……のか?(笑)

    241 :

    おいおいそれでいいのか・・・

    242 = 1 :

    同時刻 前浜町 灯台

    吹雪「……」ゴボボッ

    吹雪「……ぷぁっ!はぁっ……はぁ……」ザバァッ

    吹雪「しれい……かんっ!」グイッ

    ザバァッ

    提督「ぶはぁっ!!げっほげほっ!……ふぅ……はぁ……!!」

    提督「ごほぉっ!!」

    吹雪「わっぷ!……汚い!!」ジャブッ ジャブジャブッ

    提督「ゲホッゴホッ……悪い悪い…………書類は無事か……?」

    吹雪「無事なわけ無いでしょ……」ジロッ


    戦艦レ級『……うーっわ……あいつ何処行きやがった……?途中で方向転換しやがったけど……』


    吹雪「……」チラッ

    提督「……」コクッ

    吹雪「……」ザバッ ビチャッ ビチャッ

    吹雪「…………」ビチャッビチャッビチャッ

    レ級尻尾「……」フリッ♪ フリッ♪ ……ピクンッ! 

    吹雪「……」チラッ

    提督「……」コクコクッ

    吹雪「……」フッ

    吹雪「……えいっ!!!!」ブミッ

    戦艦レ級「んぁぁっ!!!!?」ビクンッ!!!

    吹雪「いきなりっ!!人を!!海に!!突き落として!!何のつもりなんですか!!」ブミブミブミブミブミッ!!

    戦艦レ級「やっ!!いでぇっ!!痛い!!や……あぁ……き……痛い!!!」ビクッビクンッ!!

    吹雪「……ふぅー……!!ふぅーー!」

    戦艦レ級「はっ……あ……あぁ……んっ……んっ……」ビクッピクッ

    戦艦レ級「な……なにすんだ……よぉ……あっ……」ビクッ

    吹雪「それはこっちのセリフですっ!!!一体何なんですか今のは!!説明して下さい!!」

    戦艦レ級「は……はあ……何って……治療だ……応急処置程度しかできない上に向こうが行っちまったんだ……ああするしか無かっただよ……」

    提督「治療って……あれが……?」ザバッ ビチャビチャッ

    提督「ヲ級ちゃん……どっか行っちゃったけど……」ビチャッ

    戦艦レ級「……ありゃ多分……例の島にとんぼ返りしちまったみてぇだな……」

    戦艦レ級「……ちっこいネ級と一緒に」

    吹雪「小さいネ級……?」

    提督「…………」

    吹雪「…………!!??」ビクッ!!

    提督「!!」

    吹雪「司令官!!すぐに艤装を!!!!」

    提督「なんてこった!!川が大変なことになっちまうぞ!!」

    戦艦レ級「……?」

    243 :

    寝たかな?おやすみ

    244 :

    就寝確認!!

    245 :

    乙?なのね!
    多少イレギュラーな事もあるけれど、今日も二丁目は平和です

    246 :


    ちょっとネ級が川を外したからって、そんなにすぐ大変なことになるようじゃ、この川ヤバいってレベルじゃねーぞ
    ということで、また前鎮組のオモイコミ発動と思ってるが、どうだろう

    247 :

    川は枯れ、地は割け前浜の生物は絶滅した!

    248 :

    これは盛大な肩すかし+骨折り損のくたびれ儲け…だといいんだけどなぁ

    249 :

    >>247
    しかし!川底棲艦は滅んでいなかった!


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