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    元スレ女提督「甘えさせたり甘えたり」

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    901 = 105 :

    「でね、武蔵さんがぶっ飛ばしすぎたせいで危うく転覆しかけてね」

    「へ、へえ…大変だったね…」

    「んぅ……うぅん…?」

    「あ、電が起きたわ」

    「………?……??」キョロキョロ

    加賀「どうしたの?」

    「司令官さん……?どこ…?」

    武蔵「相棒なら向こうに…」

    「!」ダダッ

    「……もしかして、寝ぼけてる?」

    「そうみたい…」

    902 = 897 :

    電かわいい

    903 = 105 :

    提督「お待たせ〜………おおうっ!?」

    「…………」ギュウゥ

    提督「い、電?どうしたの?何かあった?」

    「お母さん……」

    提督「へぇえ!?」

    「あー…司令官、今電寝ぼけてるみたいだから…」

    提督「そ、そうなんだ…それにしてもお母さんって、なんだかなあ…」ポンポン

    武蔵「もうそんな歳なのか?」

    提督「…………」ゲシッ

    武蔵「痛い!」

    加賀「ぷっ」

    武蔵「…………」

    904 :

    そういや提督って幾つくらいだろうな?  勝手に24、5歳って設定して読んでるけど

    905 :

    たしかに気になるね

    906 = 105 :

    「…………」

    「ねえ、そういえば司令官っていくつなの?」

    提督「…………」

    武蔵「おい加賀、貴様は知らないのか?」

    加賀「知らないわ。私も気になる。いくつなの?」

    提督「うぐぐぅ…」

    「ねーえー、教えてよー」

    提督「に…二十……」

    「二十?」

    提督「…………二十、代」

    「えー!?ちゃんと教えてよー!」

    提督「やだ!こんなところで言うの絶対ヤだ!」

    「……んぁ?あれ?電、なんで……あっ!?ごごご、ごめんなさい!?」バッ

    提督「おー!おはよう電!」

    「こら!話逸らさないの!」

    907 = 105 :

    提督「ち、鎮守府に戻ったら教えるから!」

    「ほんとぉ?」

    提督「ほんとほんと!約束する!」

    「へ?みんな、なんの話をしてるのです?」

    「司令官の歳の話だよ」

    「司令官さんの歳?あれ…前に書類整理を手伝っていた時何かの紙に書いていたような…」

    提督「はっ!?」

    「いくつだったの?」

    「確か…」

    提督「ダメー!!!」ガバッ

    「むぐごご」

    「あー!なんでよ!今いいところだったのに!」

    提督「鎮守府に!帰ってからの!お楽しみ!!分かった!?」

    「でも」

    提督「分かった!??!!?」

    「ハイ…」

    908 = 105 :

    提督「はぁ……」

    加賀「ねえ」

    提督「なに?」

    加賀「実際のところ、何歳なの?」

    提督「もう、加賀まで…」

    加賀「仕方ないでしょ、気になるんだから」

    提督「…………」

    加賀「教えてくれないの?」

    提督「……〜〜〜〜っ………今度!今度、お酒飲みながら教える!それでいい?」

    加賀「まあ、いいけれど…」

    提督「よし!はいはいこの話やめやめ!次行こ次!」

    「あ!待ってよー!」

    〜〜〜

    909 :

    >>904
    俺もそのぐらいで読んでた
    女の人はそのぐらいでもう歳隠したくなるのかなw

    910 :

    自分より若い子がいると隠すようになる
    ソースは職場の女性陣

    911 :

    武蔵「ふぅ…たくさん遊んだな」

    提督「うん…もうこんな時間」

    「司令官、次あれがいい!」

    加賀「ダメよ、もう閉園時間なんだから」

    「え〜…」

    提督「と言ってもまだ少し時間あるし…最後に観覧車乗って行こうか」

    「あのおっきいの?」

    提督「うん。定番中の定番なんじゃないかな?今なら綺麗な街を一望出来るよ」

    「へぇ…!司令官、早く乗りに行こっ!」

    提督「おー、急がないとしまっちゃうからね」

    912 = 105 :

    加賀「…………」

    武蔵「フフ…どうした、そんな顔をして」

    加賀「……なんでもないわ、早く乗りましょう」

    武蔵「……やれやれ、意外と奥手なものだな」

    913 :

    そう言えば買い物がどうとか言ってたけど閉園まで居ても間に合うのか…?

    914 = 105 :

    「司令官、早く早く!」

    提督「はいはい、分かってるってば…」

    グイ

    提督「にょわ!?」

    「司令官さん!?」

    武蔵「悪いな、君達はこっちだ。さ、相棒はこっち」

    加賀「……!」

    提督「え?でも」

    武蔵「いいからほら、さっさと行く!」

    提督「う、うん…じゃあ、加賀…」

    加賀「え、ええ」

    ガコン

    武蔵「ふっ、世話の焼ける…」

    「武蔵さん、早く乗らないと置いて行かれるよ」

    武蔵「おっと!」

    915 = 105 :

    「わー!綺麗!」

    「キラキラしてるのです…」

    「すごい…宝石みたい…」

    「みんな、あれが私達の鎮守府だよ」

    「あ、ほんとだ!」

    武蔵「おい、それよりも遥かに面白そうなものがあるぞ」

    「なになに?」

    武蔵「あれだ」

    「あれって…あ、司令官と加賀さん!」

    武蔵「ああ。ここからなら見える」

    916 = 105 :

    提督「わぁ……綺麗だね…」

    加賀「そうね……」

    提督「ほら、向こうの夕焼けなんて真っ赤に燃えてるみたいで…」

    加賀「そうね……」

    提督「あ、見て!あれ、私達の鎮守府だよ!」

    加賀「…………」

    提督「…………」

    加賀「………隣、座ってもいい?」

    提督「………うん…」

    917 = 105 :

    「あっ!隣に座ったわ!」

    「座ったのです!」

    「座ったね」

    「あーもう!いちいち言わなくていいから!」

    武蔵「こら、あまり騒ぐと勘付かれるぞ」

    「…………」

    「…………」

    「…………」

    「…………」

    武蔵(素直な子達だな…)

    918 :

    加賀「…………」

    提督「…………」

    加賀「…………」

    提督「……ごめんね、あんまり構ってあげられなくて」

    加賀「いいの、あの子達があなたに懐いているのはよく知っているし」

    提督「うん……」

    加賀「…………」

    提督「…………」

    919 :

    欲望に忠実ともいえるな(ゲス顔)

    920 :

    提督「……ねえ加賀、今日楽しかった?」

    加賀「ええ、とても」

    提督「そっか……えへへ、なら良かった」

    加賀「今度は二人で行きたいわ、あなたと」

    提督「うん、私も。また怖がってる加賀が見たいし、うひひ」

    加賀「む……もうその話はやめて」

    提督「ふふっ、やっぱり怖かったんだ?」

    加賀「……ムードもへったくれもないわね?」

    提督「だってそういう雰囲気になるの、なんだか恥ずかしいんだもん…」

    加賀「安心して、今は私達二人だけだから」ギュ

    提督「……うん…」キュ…

    921 = 105 :

    「あっ!手繋いだ!」

    「加賀さんずるーい!」

    「これは実にハラショーではないな。ああ、実にハラショーじゃない」

    「……なんだか、大人な雰囲気なのです…」

    武蔵「ああ、そうだな。ここからは一瞬たりとも目を離すなよ」

    「…………」ゴクリ

    「…………」ゴクリ

    「…………」ゴクリ

    「…………」ゴクリ

    922 = 105 :

    提督「………綺麗だね」

    加賀「そう?」

    提督「綺麗だよ。少なくとも私はそう思う」

    加賀「……そう。なら私も。綺麗ね」

    提督「そうかな?」

    加賀「綺麗よ。少なくとも私はそう思うわ」

    提督「ふふっ…真似しないでよ」

    加賀「嘘は言っていないわ」

    提督「もう…そういう問題じゃないよ」

    923 :

    加賀「普段は可愛らしく見えるけど…なんだか、こういう場所だと綺麗に見える……わ………」

    加賀「………………」

    提督「むっ、子供扱いしてr

    チュッ

    提督「〜〜〜〜〜〜!??!?」

    加賀「…………」ギュウ

    提督「ぁんっ…ちょ、加賀!?」

    加賀「なに?」

    提督「なにじゃないよ!!なんでいきなりなの!?ムードもへったくれもないよ!?」

    加賀「いえ…ちょっと、恥ずかしくなったから」

    提督「はぁ!?」

    加賀「ならやり直しましょう、さあ」

    提督「えっちょっま、あっあっあー!!あーっ!!」

    924 = 105 :

    「」

    「」

    「」

    「」

    武蔵「おっと、これは少し過激だなあフフフ」

    「だっ、ダメ!ダメよ司令官!」

    武蔵「どうしてだ?」

    「き、キスしたら子供が出来ちゃうじゃない!」

    「え?」

    「え?」

    「え?」

    武蔵「ンフwww」

    「ど、どっちに出来るんだろう…!?」

    武蔵「ポパァwwwwww」

    925 = 105 :

    提督「ちょっと!?時間と場所を弁えろって金剛も言ってたでしょ!?」グググ

    加賀「二人きりなのに他の子の名前を言わないで」グググ

    提督「えええぇぇぇ何その逆ギレ!?ほぼ加賀が無理矢理押し通そうとしてるだけじゃん!!」

    グイ

    ギュウ

    提督「んぐ!?」

    加賀「愛してるわ、風花」

    提督「んぇ…!?あ、ぅ、ぁ……//////」

    926 = 105 :

    「…動かなくなった」

    武蔵「落ちたな」

    「えっ?この観覧車落ちるの?」

    「えっ!?」

    「えっ!?」

    武蔵「えっ!?」

    「ちょっ、落ちるの!?」

    「そうなの!?」

    「し、知らん!私に言うな!」

    「武蔵さん落ちたなって言ったじゃない!?」

    ギャーギャー

    「あ…司令官さんが甘え始めた…」

    「あ…抱き合ってる…」

    「あ…あ……」

    「あー……」

    927 = 105 :

    加賀「ふぅ」

    提督「…………//////」

    武蔵「……貴様ら、何をしていたんだ?」

    提督「…………//////」ブンブンブンブン

    加賀「何って…ナニ」

    ボゴォ

    加賀「〜〜〜〜〜ァッ!!!」

    提督「加賀っ!!!////」

    「たぶん聞こえてないと思うよ」

    「…………///」ボー

    「電?ぼーっとしちゃって、どうしたの?」

    「……えっ?あ、い、いえ、なんでもないのです」

    「そう?ならいいけど」

    (………すごかったのです…///)

    928 :

    実にハラショーだ

    929 :

    電だけすこし大人になったんだなww

    930 :

    武蔵「で、実際のところ何をしていたんだ?」

    提督「何もしてないよ…キスしてただけ」

    武蔵「へえ。加賀はああ言っていたが?」

    提督「こんなところでしたら後処理どうするのさ…」

    武蔵「…それもそうだな」

    提督「だからほんとに何もしてない」

    (それは電が保証するのです…誰にも言わないけど)

    931 :

    キス特訓あったから提督キス上手くなってるんだろうな
    それはもう電がポーっとしちゃうレベルのww

    932 = 105 :

    提督「……そろそろ行こっか」

    「そうね。もうみんな出口に向かってるし」

    「もう終わりなんだね…そう思うと、少し寂しいな…」

    「うん……ねえ司令官、また連れて行ってくれる?」

    提督「ふふ、もちろん」

    「やったぁ!」

    提督「ほら加賀、立って」グイ

    加賀「うぐゥォ……」ピクピク

    武蔵(私含めた戦艦達相手を一人で圧倒する加賀<<<<相棒か……)

    933 = 105 :

    ガタンガタン…
    ガタンガタン…

    「すぅ……すぅ……」zzz

    「ん………」zzz

    「ぐぅ………」zzz

    提督「……みんな寝ちゃったね」

    加賀「やっぱり、まだまだ子供ということね」

    武蔵「君は大丈夫なのか?」

    「はい、電はお昼に少し寝ていたので平気なのです」

    武蔵「そういえばそうだったな…別に眠っても構わないぞ?」

    「ううん、みんなのお手伝いをしたいのです」

    武蔵「そうか?なら頼む」

    934 = 105 :

    提督「よいしょっと…加賀は暁、武蔵は響をお願い」

    加賀「ええ」

    武蔵「分かった」

    「電は…」

    提督「電はお土産お願い、ほい」

    「はい、なのですっ…」グッ

    提督「重い?」

    「これぐらい司令官さんに比べたら軽いのです…」テクテク

    提督「……………」

    加賀「……ご愁傷様」

    935 :

    電さんおこかな?

    936 = 105 :

    提督「そっとね、そーっと」

    加賀「分かってるわ」スッ

    武蔵「よっと…」スッ

    提督「んしょ…」スッ

    「う……んん…」zzz

    「ん………」zzz

    「にゃ〜………」zzz

    バタン

    提督「電も車の中で休んでる?」

    「ううん、電は司令官さんのお手伝いをするのです」

    提督「そっか、ならさっさと買い物済ませちゃおっか」

    「はいなのです!」

    937 = 105 :

    提督「まずは業務用スーパーで食材を……ほら、これだけ入って200円」

    「えっ!?こんなに入ってるのにですか!?」

    提督「うん。他のもいっぱい」

    加賀「さすがに気分が高揚します」

    提督「色んなものがあるよー」

    加賀「見てきていい?」

    「電も見たいのです!」キラキラ

    提督「いいよ」

    加賀「やりました」

    武蔵「…おい、スキップしてるぞあいつ」

    提督「ああ…まあ、楽しそうだしいいんじゃない?」

    938 :

    みんな可愛すぎる

    939 :

    加賀「これ買ってもいい?」

    提督「ダメ、それちょっと高いから」

    加賀「ならこれは?」

    提督「箱アイス?いいよ」

    加賀「やりました」

    「司令官さん、これ買ってもいいですか?」

    提督「うん、電はもっと買っていいよ」

    「ほ、ほんとですか?なら色々持って来るのです!」ダッ

    提督「お菓子だけなら安価でいいなぁ…」

    武蔵「武蔵もプリン買っていい?」

    提督「う、うん」

    武蔵「よし」スタスタ

    提督(最近武蔵がよく分からない…)

    940 :

    提督「えっと、あとは野菜と……魚は遠征のお土産でもらってくるしいいかな…」

    加賀「終わった?」

    提督「うん…ってうわ、そんなにいっぱいお菓子食べられるの?」

    加賀「もちろん」

    提督「…なんだろうこの説得力」

    「司令官さ……はわわわ!?すごい量なのです!」

    提督「電のお菓子が良心的に見える…」

    武蔵「プリン、ゼリー、ケーキにアイス、ホットケーキの素」ドサドサ

    提督「うわわわ、そんなに食べ切れるの!?」

    武蔵「任せろ」キラーン

    提督「…やばい、すごい説得力」

    941 :

    提督「食料品はこれぐらいかな…ちょっと余計な物が多い気がするけど」

    加賀「貸して。持つわ」

    武蔵「私も貰おうか」

    「電はこっちのを持つのです」

    提督「おお〜…すごい助かる…」

    武蔵「そんなにか?」

    提督「うん、普段は一人で持ってたからねえ…」

    「一人でこの量を…」

    加賀「それは確かにきつそうね…」

    提督「でも、今日はみんながいてよかった!えへへ、ありがとね!」ニコニコ

    加賀(可愛い)

    武蔵(抱き締めたい)

    (抱き着きたい)

    942 :

    提督「さてと、次は日用品だね」

    武蔵「日用品って…何がないんだ?」

    提督「ティッシュとかコップとか…フライパンとかも、色々ともう劣化してきてるから新しいのに買い替えておかないとなーって」

    武蔵「ふーん…」

    加賀「そう…」

    提督「…なんでそんなに関心薄いの?」

    武蔵「だって…なあ?」

    加賀「ええ…」

    提督「……まあ、なんでもいいけど…早く行こ?」

    武蔵「ああ…」

    加賀「そうね…」

    943 = 105 :

    武蔵「…………」

    加賀「…………」

    提督「えっと…あとはタオルとかかな…」

    武蔵「なあ、まだ終わらないのか?」

    加賀「退屈すぎるわ」

    提督「二人とも食べる物以外に興味なさすぎでしょ…ほら、向こうでケーキ売ってるから見てきなよ」

    加賀「さすが、話が分かるわ」ダッ

    武蔵「いざ…出撃するぞ!」ダッ

    提督「はぁ……」

    「現金な人達なのです…」

    提督「電はえらいね、ちゃんとついて来てくれて」

    「えへへ…」

    〜〜〜

    944 = 105 :

    提督「ふぅ……これで全部だね」

    「メモも全部埋まったのです!」

    加賀「終わった?」

    提督「うん……ってうわ、それどうしたの?」

    加賀「ポケットマネーよ」

    提督「そ、そう…ケーキはなるべく早く食べてね」

    加賀「分かっているわ」

    武蔵「フフ…モンブラン、楽しみだな…」

    「あの…」

    加賀「安心しなさい、あなたの分もあるから」

    「あ…ありがとうなのです」

    提督「さてと…もうやることも済んだし、帰ろっか」

    945 :

    提督「はぁ、みんなお疲れ様」

    「あの、司令官さん、手を繋いでもいいですか?」

    提督「うん、いいよ」ギュ

    「あ…えへへ…」

    加賀「ずいぶん仲良しさんね」

    「はい…ふふ、こうしてるとなんだか、本当の家族が出来たみたいなのです…」

    加賀「家族?」

    提督「おっ、じゃあ誰がお母さんかな?」

    「えっと…司令官さんがお母さんで……加賀さんは……加賀さんも、お母さん…?」

    提督「あはは!なら夫婦じゃなくて婦婦だね!」

    武蔵「私は?」

    「おばあちゃんなのです」

    武蔵「」

    提督「んふwww」

    加賀「ウクッ…」ピクピク

    946 :

    ガチャ

    武蔵「荷物、全部乗せ終わったぞ」

    提督「お、ありがと。じゃあ車出すから、みんな乗って」

    加賀「…………」ガチャ

    武蔵(また無言で助手席に…)

    「どうかしたのですか?」

    武蔵「いや、なんでもない」



    提督「みんな乗った?」

    加賀「ええ」

    武蔵「ここに」

    「お姉ちゃん達もいるのです」

    提督「よーし…じゃあ帰ろうか」

    947 = 105 :

    提督「いや〜…長い一日だったね…」」

    加賀「…………」

    武蔵「…………」

    「…………」

    提督「………あれ?もしかしてみんなお疲れ?」

    加賀「まあ……」

    武蔵「あれだけはしゃげばな…」

    「い、電はまだ元気なのです」

    提督「そっか……ならゆっくりしててね」

    948 = 105 :

    「ん…んん〜……?」パチッ

    「あ…お姉ちゃんが起きたのです」

    提督「雷、おはよー」

    「あれ…ここどこ…?」

    提督「車の中だよ、今鎮守府に帰ってるところだからまだ寝ててもいいよ」

    「そう…ならおやすみ〜……」パタン

    提督「はーい」

    「……また寝ちゃったのです」

    武蔵「…………」

    加賀「…………」

    「あ…二人も寝てるのです」

    提督「二人ともはしゃいでたからねえ…電も寝てていいよ?」

    「ううん、電は司令官さんとお話したいのです」

    提督「……そっか」

    949 :

    「………司令官さんは、本当に成長したのです」

    提督「ふふっ、なにさいきなり」

    「覚えてますか?司令官さんが初めてここに来た時のこと」

    提督「うん、もちろん。一番付き合いが長いのは電だもん

    「色んなこともありましたけど…初期艦として二人で一緒に頑張って、鎮守府を大きくして、ここまで来たのです」

    提督「うん」

    「最初は司令官さんは滅多に笑わない人で…正直、ちょっと怖い人だって思ってたのです」

    提督「あはは…ごめんね、無愛想で…」

    「でも、成功を重ねて、だんだん司令官さんが笑ってくれるようになって、電が頑張った時は褒めて、撫でて、失敗した時は怒ったりせずに励ましてくれて、悲しい時にはぎゅっと抱き締めてくれて…電、本当に司令官さんと会えてよかったのです」

    提督「うん……」

    950 = 105 :

    「……むぅ、なんだか聞き流されてるような感じがするのです。司令官さんはどうなのですか?」

    提督「ん、私?そうだねえ、私も電に会えてよかったと思ってるよ」

    「ほんとなのですか?」

    提督「もちろん。あの頃と比べたら、自分でもよくここまで変われたなぁって思うし…ほんと、電がいなきゃ私駄目になってたかもしれないね。ありがと、電」

    「あぅ…急にそうかしこまられると恥ずかしいのです…///」

    提督「ふふ、自分で振っておいてそれはないでしょ」

    「…………」

    提督「…どうしたの?急に黙りこんじゃって」

    「なんでもな………ううん、やっぱり言うのです」


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