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    元スレ女提督「甘えさせたり甘えたり」

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    802 = 105 :

    提督「………あ、ここで降りるよ」

    「やっと着いたー!」

    提督「まだ少し歩くんだけどね」

    「まだかかるのぉ!?」

    提督「あとほんのちょっとだから!頑張って!」

    「み、みんな、がんばるのです!」

    「………Ура」

    武蔵「早く私も遊びたいのだがな」

    提督「私も!ほら、早く行こ!」

    「「「「「おー!」」」」」

    加賀(子供が六人も…)

    803 = 105 :

    ゲート前

    「あれ?司令官、ここ閉まってるわ」

    提督「まだ開演時間じゃないからね…あ、ほら、スタッフのおねーさんが」

    スタッフ「申し訳ございません、至急準備を進めておりますのでもうしばらくお待ちくださいね」

    提督「はーい……だってさ。先に並んでよう?」

    「ふふふ…楽しみね」

    提督「そうだねえ、私も久しぶりだから楽しみだよ」

    「いっぱい人が集まってきたわ…」

    提督「今日は平日だし、まだ少ない方だよ」

    「休日はこれより多いのですか…」

    武蔵「しかしよく晴れたな」

    提督「うん、園内歩き回るにはちょうどいいかもね」

    804 :

    スタッフ「お待たせ致しました、どうぞ先へお進みください」

    提督「あ、開いたみたいだよー」

    「暁がいっちばーん!」ダッ

    「あっ、ずるい!」ダッ

    「い、電も負けないのです!」ダッ

    「Ураaaaaaaa!!!」ダッ

    提督「大人三枚と子供四枚ください」

    スタッフ「大人三枚、子供四枚ですね……はい、どうぞ」

    提督「あはは、まだチケット買ってないのに…すみません」

    スタッフ「いえいえ、元気なのは良いことですよ」ニコ

    武蔵「ほら、早く、行こう」グイグイ

    提督「ひ、引っ張らないでってば、うわわ!」

    スタッフ「楽しんできてくださいねー」フリフリ

    加賀「…………」ペコリ

    スタッフ(……綺麗な人達だったなー)

    805 = 105 :

    「ねえねえ司令官、あの回ってるのなにー!?」キラキラ

    提督「ああ、あれメリーゴーランド」

    「あの船は!?」

    提督「あれバイキング」

    「あのお屋敷は!?」

    提督「あれお化け屋敷…」

    「あれは…!?」

    提督「……ジェットコースター」

    武蔵「なあ、あれは……」

    提督「…加賀、助けて」

    加賀「あの塔みたいなのはなに?」

    提督「…………」

    806 = 105 :

    提督「じゅ、順番に見ていけば分かるから、ね?」

    「じゃああれから!」ダッ

    「司令官も、早く早く!」

    提督「はいはい、もう…」

    「次はあれに乗りたいのです!」

    「じゃあその次は…」

    ギャーギャー

    武蔵「ふっ、賑やかなものだな」

    加賀「………さすがに気分が高揚します」

    807 = 105 :

    「司令官、ここを進めばいいの?」

    提督「そうそう、まだ人いないからすぐ乗れるよ」

    「やった!なら早く乗っちゃいましょ!」

    「ちなみにこれはどんな乗り物なんだい?」

    提督「そうだなあ、遊園地の中でも特に人気のあるアトラクションだよ」

    「どうしてですか?」

    提督「普段味わえないスリルというか…なんて言うんだろう?ま、乗ってみたら分かるよ」

    スタッフ「ようこそー、どうぞお乗りください〜」

    ガシャン

    スタッフ「手前のバーを下ろしてくださいね〜」

    「こう?」グイ

    提督「そうそう」

    武蔵「うぐ、強くしすぎた…」

    加賀「…………」ワクワク

    808 = 105 :

    「ところで司令官、これはどういう乗りもnお"ぅっ!?」ガクッ

    ガタガタ

    提督「おっ、動き出したねえ」

    「ねえ司令官、これからなにが…」

    ガクン!!

    提督「……みんな、愛してるよ」

    「!?」

    提督「ここからは本当に死ぬかもしれない、だから今のうちに言っておくね」

    「う、嘘でしょ、そんな…」

    ガタンガタン…

    「……ああ、もう予想はついたよ」

    提督「覚悟……出来てる?」

    加賀「ええ、貴方とならどこへでも」

    武蔵「ふっ、私を誰だと思っている」

    「司令官が一緒なら大丈夫よ!ねっ!」

    「ええ、もちろん!」

    「い、電の本気を見るのです!」

    提督「よーし、じゃあ覚悟かんry

    ガタン!! ギュオオオオオオオ

    提督「ああああああああああああああああああああ!!??!!!?」

    809 = 105 :

    ギュイイイイイイン

    提督「いった!!舌噛んだ!!舌噛んだwwwwww」

    「ああああああああああ!!!!」

    「ああああああああああ!!!!」

    「ああああああああああ!!!!」

    「ああああああああああ!!!!」

    武蔵「ああああああああああ!!!!」

    提督「あっはっはっはっはっは!!加賀、楽しんでr………!?」チラッ

    加賀「…………(真顔)」

    提督「あひゃはははははははははwwwwwwwwwwwwwwwwww」

    「ああああああああああ!!!!」

    「ああああああああああ!!!!」

    「ああああああああああ!!!!」

    「ああああああああああ!!!!」

    武蔵「ああああああああああ!!!!」

    ギュイイイイイイン

    810 = 105 :

    「はー、すっごい楽しかったわね!」

    「ハラショーハラショー、実にハラショーだ」フンス

    「司令官、もう一回乗りましょこれ!」

    提督「はー……はー……」ピクピク

    「……司令官さん?」

    提督「だめ、加賀がずっと真顔だったのがツボってやばい……ぐっ、くくくく………www」

    武蔵「相棒がここまで笑うとは珍しいな…なあ?」

    加賀「そうね」スタンバーイ

    提督「もうww乗ってるしwwwww」

    「司令官、はーやーくー!」

    提督「は、ひぃ…分かったよ、今行くから」チラッ

    加賀「…………(真顔)」

    提督「ふひーーーーーwwwwwwwwwwwwwww」

    「司令官うるさい!」

    スタッフ(大丈夫かなこの人…)

    811 :

    加賀wwww

    812 :

    ド変態の集まりなんて無かったかのようなほのぼのSS
    いいっすな~癒されるね~

    813 = 105 :

    提督「はっ、はが、ひい、お腹痛い、お腹痛い……」プルプル

    「そんなに面白かった?」

    提督「いやだって、ジェットコースター真顔で乗る人なんて初めて見たから…」

    加賀「楽しかったわ」

    提督「そ、そう…ならよかった」

    加賀「もう一回乗って来る」クル

    提督「………ンフ」

    「司令官…」

    提督「分かってるよ、もう熱引いたから」

    武蔵「しかしすごい疾走感だったな」

    「ブラボー」

    提督「うわ、響があまりの興奮に錯乱してる」

    「はぁ…まだ足が震えてるのです」

    提督「怖かった?」

    「ううん、楽しくて…」

    提督「そっか、ならよかった」

    815 = 105 :

    加賀「ふぅ…」

    提督「あ、戻ってきた」

    加賀「もう気が済んだわ」

    提督「そっか……もう人も並び始めてるし、そろそろ次行こっか」

    武蔵「私ももう一度乗りたかったのだがな…」

    提督「また夕方ぐらいに乗ればいいよ」

    武蔵「……そうだな、そうしよう」

    「司令官、次あれがいい!」

    提督「ん…コーヒーカップね」

    816 :

    「おお〜…回ってるわ」

    提督「だねえ…はぁ、これはゆっくり出来ていいなあ」


    「しれいかーん!」バタバタ

    加賀「あまり乗り出すと危ないわ」

    「風が気持ちいいな…」


    武蔵「これ、なんだろうか?」

    「さあ……えい」グル

    グイン

    「はわわわ!回転が早くなったのです!」

    武蔵「どれ、もっと回してみようか」グルグル

    グイングイン

    817 = 105 :

    提督「は〜………」

    ビュン!!

    提督「んおっ!?」ビクッ


    武蔵「うおおおおおおおお!!!」グルグルグルグル

    「はわわわわあああああああ!?」グググ


    「うわあ……」

    提督「大丈夫かなあれ…」

    「さあ…ベイブレードぐらい回ってるけど…」


    武蔵「まだまだああああああああああ!!!!」ギュイイイイイイン

    「とっ、飛ばされる!!飛ばされるのです!!」グググ

    武蔵「ああああああああああ!!!!」ギュイイイイイイン

    「ああああああああああ!!!!」ギュイイイイイイン

    818 = 105 :

    武蔵「オエエエエエエエエエ」ビチャビチャ

    「うっ……ぷ、おえぇぇ……」ビチャビチャ

    提督「もー、そりゃあんなに馬鹿みたいに回してたらそうなるよ…」サスサス

    武蔵「いやな、気分が高揚しすぎ……」ドクン

    武蔵「………!!」サーッ

    武蔵「オエエエエエエエエエエエエ」ビチャビチャビチャ

    「うげぇぇぇええ……」ビチャビチャ

    提督(トイレじゃなかったら二人とも女を捨ててるところだった…)

    819 = 105 :

    八卦掌回天

    820 :

    割賦小回転

    821 :

    コーヒーカップは回しすぎると根本の台座からカップが外れて事故るから、怖いよな

    823 = 105 :

    「うぅ……」フラフラ

    武蔵「はぁ……」ヨロヨロ

    加賀「終わった?」

    提督「うん、結構吐いてた」

    「電、大丈夫?」

    「大丈夫…じゃないかも…」

    提督「うーん、とりあえず口に何か含まないと気持ち悪いだろうから売店行こ」

    加賀「そうね、小腹も空いたことだし」

    提督「あはは…相変わらず燃費悪いね…」

    824 = 105 :

    店員「いらっしゃいませ、ご注文どうぞー」

    提督「んっと…オレンジジュース五つとコーヒー二つとホットドッグください」

    店員「かしこまりました、少々お待ちください」

    「…………」ジト

    提督「どうしたの?」

    「なんで暁までオレンジジュースなのよ!」

    提督「オレンジジュースぐらい大人だって飲むよ、私だって飲むもん」

    「ぐぬぬ…」

    提督「本当の大人って言うのは不満を漏らさない人のことを言うんだよ?」

    「むう…なら飲むけど…」

    店員「お待たせいたしました、こちら注文の品です」カタ

    提督「ほら、向こうで休憩しよ」

    「うん」

    825 :

    提督「はい、ホットドッグ」

    加賀「ん…ありがとう」

    提督「みんなもなにか食べる?」

    「私はいいわ」

    「電もなのです」

    「響もなのです」

    「暁もなのです」

    「なんで真似するんですかぁ!」

    提督「元気だねえ…」

    武蔵「武蔵もなのです」

    提督「…………」

    826 :

    かわいい

    827 :

    武蔵www

    828 = 105 :

    加賀「……美味しいわ、これ」

    提督「こういうの食べるの、初めて?」

    加賀「ええ。あなたも食べる?」

    提督「私はいいよ、加賀のなんだから」

    加賀「私なら大丈夫だから、遠慮しないで」

    提督「…なら一口だけ」

    武蔵(……なんだこの絵面は)

    武蔵(あ、相棒が棒状の物を咥えている…!)

    加賀「どう?」

    提督「うん、美味しい」

    加賀「でしょう?」

    武蔵「実にセクシーだ…」

    提督「何が?」

    武蔵「なんでもない」

    829 :

    加賀「ふぅ……」

    提督「そろそろ行こうか」

    「司令官、次はあれがいいな」

    提督「あれって…お化け屋敷?」

    「ああ、怖いのかい?」

    提督「そうだねえ…うん、ここのはとびっきり怖いよ〜」

    「そ、そんなに…?」

    提督「ここ結構評判あるからねぇ、聞いた話では本物も出るとか」

    「えっ」

    武蔵「ふっ、そっちの方が燃えるというものだ」

    「フフ…いい塩梅だよ」

    提督「おおー、肝が据わってるねえ」

    830 = 105 :

    加賀「私は外で待ってるわ」

    提督「えーなんでさ、一緒に行こうよ」

    加賀「少し疲れたから」

    提督「今休憩してたじゃない」

    武蔵「怖いのかい?」ニヤァ

    加賀「そんなことはないわ」

    「ならなんで来ないんだ?」

    提督「ねーえー、一緒に行こうよー、きっと楽しいよー」

    武蔵「いいさ、来ないのなら私が相棒を守るだけだ。なあ?」ガシッ

    提督「え?う、うん」

    加賀「ここは譲れません」ガタッ

    武蔵「良し」

    831 :

    チョロい(確信)

    833 :

    屋敷内

    加賀「…………」

    「うわ、暗い…」

    「司令官、こっちが順路みたい」

    武蔵「屋敷というより……なんだ、病院?みたいな感じだな」

    提督「そうだね…ほらここ、第一診察室ってプレートがあるし」

    「今にも何か出てきそうな雰囲気だ…」

    「い、電は後ろにいるのです…」ササッ

    提督「後ろから追いかけてくるかもよ?」

    「えっ!?」バッ

    提督「あはは、冗談だよ冗談……というか、加賀」

    加賀「なに?」

    提督「そんなにくっつかれると歩きづらいんだけど…」

    加賀「…………」ギュウウウウ

    834 = 105 :

    提督「そんなに怖いの?」

    加賀「怖くないわ」

    提督「いや、でも」

    加賀「怖くないわ」

    提督「……なら離れt」

    加賀「」ブンブンブンブン

    提督「じょ、冗談だってば…」

    ガタン!!

    加賀「!!!」ビクゥ

    提督「そこまで驚かなくても…」

    加賀「あなたは私が護るから離れないでね、絶対によ、絶対」ガッチリ

    提督「はいはい……」

    武蔵「ぐっ…くく、くくく…」ピクピク

    提督(武蔵、さっきから怖がってる加賀見てずっとツボに入ってる…)

    835 :

    かわいい

    836 = 105 :

    提督「このままここに居ても埒が明かないし、進もっか」

    「そうね、ちょっと怖いけど…」

    提督「…………」

    加賀「…………」

    「…………」

    「…………」

    「…………」

    「…………」

    武蔵「…………」

    提督「……あの、行かないの?」

    「し、司令官前に行ってよ!大人なんだから!」

    提督「えー私?まあいいけど…」

    837 = 105 :

    提督「………あ」

    「きゃっ!?い、いきなり止まらないでよね!」プンスカ

    提督「ねえねえ、あれ見て見て」

    「あれって……あのワゴン?」

    提督「の、上」

    「わっ……!こ、これ…」

    「血が付いてる…」

    加賀「」

    提督「メスにハサミにゴム手袋…うわー、雰囲気あるねえ…」

    武蔵「ここは…手術室か」

    加賀「……入るの?」

    提督「ん〜…ガイドによるとしゅじゅちゅしちゅに置いてある鍵を取らないと先に進めないみたいだよ」

    「今噛んだ?」

    提督「噛んでない」

    「…………」

    提督「噛んでないもん!!」

    「そ、そう…」

    838 = 105 :

    提督「開けるよー」グッ

    「…………」コクコク

    提督「……よいしょっと」

    ガチャ ギィィ…

    提督「うわー…不気味…」

    武蔵「真っ暗な部屋に赤いランプだけか…不安を煽るな」

    加賀「」

    「加賀さん、さっきから喋らないけど大丈夫?」

    加賀「らいじょぶ」

    (ダメなやつだ…)

    「…あ、司令官さん、あれ!」

    提督「あれが鍵かな?これまた都合良く一番奥に…」

    839 = 105 :

    提督「暁、取ってきなよ」

    「えっ、なんで暁なの!?」

    提督「いや、私が行ったら加賀が一人になるし」

    「他の人と一緒に居たらいいじゃない」

    加賀「嫌、行かないで」

    提督「加賀を一人にしてもいいの!?この人でなし!!」

    「なにその逆ギレ!?分かったわよ、行けばいいんでしょ行けば!」

    武蔵「くくく、大人気ないな」

    提督「いやあ、私はただ楽しませてあげようと思っただけだよ」

    武蔵「本当は怖いんじゃないのか?」

    提督「まさか」

    武蔵「ふっ、だろうな」

    加賀「…………」ギュゥゥ

    武蔵(こっちは本気で怖がってるみたいだがな…)

    840 = 105 :

    「なによ、暁だって本気出せばこんなの怖くもなんともないんだから」スタスタ


    武蔵「……何がそんなにおかしいんだ?」

    提督「なにがー?」ニヤニヤ

    武蔵「そんな顔で言っても説得力がないぞ」

    提督「あはは、だよね…ちょっと耳貸して」

    武蔵「こうか?」スッ

    提督「そうそう……でね……」ボソボソ

    武蔵「………ふむ。あの真ん中の手術台か」

    提督「うん…あそこでお腹にタオルかけて寝てる遺体があるでしょ?あれ」

    武蔵「そうか、あれか…くくく、面白そうだ」

    841 = 105 :

    「これね……なんだ、大したことないじゃない」

    遺体「」

    提督「暁ー、鍵取ったー?」

    「バッチリよ!そっちに戻るわ!」スタスタ

    遺体「」ピク

    武蔵「あ」

    「!!」

    「……!!」

    「はわ…!!」

    加賀「」

    提督「暁、後ろ!」

    「え?」クルッ





    遺体「う ゥヴオ ぉおおおオ…」フラフラ

    「いやあああああああああああああああああああああああ!!??!?!!?」

    842 = 105 :

    武蔵「あっはっはっはっは!!」

    「笑ってる場合じゃないでしょ!?早く逃げるのよォ!!」

    提督「元気だねえ」

    「当たり前でしょ!!」

    「司令官、こっち!」

    提督「ほいほい、電、私の前においで」

    「は、はい!」

    「鍵、早く!」

    「分かってるってば!」ガチャガチャ

    提督「早く早く、追いつかれちゃうよ」

    「もー!急かさないでよー!」

    843 = 105 :

    遺体「・・・・ヴヴぁ……」

    「開いたわ!早くこっちに!」

    「ひいいっ!な、内臓がはみ出てるのです!!」

    「て、撤退のタイミングも……あわわわ」

    「司令官も、早く!」

    提督「はーい」

    バタン!!

    「はぁ〜…もうダメかと思ったわ…」

    武蔵「そうか?案外余裕だったがな」

    「暁はアレ間近で見たのよ!?顔グチャグチャだったのよ!?余裕なんてなかったわよ!」

    提督「うんうん、よく頑張ったね」ナデナデ

    「むう…司令官のバカ!」

    844 :

    >>841から部屋脱出まで加賀が完全無言なのに草生える

    845 = 105 :

    「ところで加賀さんは…」

    提督「ダメっぽい」

    加賀「」ゼェゼェ

    「ああ…」

    「…あれ?司令官、その手……」

    提督「え?……うわ!真っ赤になってる!」

    「もしかして、手術しちゅの扉を開けた時に…?」

    提督「今」

    「噛んでない」

    提督「噛んだ」

    「…………」

    846 = 105 :

    提督「うわー、すごい赤い…」

    加賀「…………?」

    提督「……まるで血みたいに」チラッ

    加賀「!?」ビクッ

    武蔵「ぷくく、意地悪はよせよ」

    提督「あはは、ごめんね加賀」

    加賀「えっあっえっええ、別に怖くはないけど」

    武蔵「ングッ……」ピクピク

    提督「ブフ、クク…ww」

    847 = 105 :

    「ねえ司令官、次はどこに行けばいいの?」

    提督「ん?んっとね………あ、ここ」

    「ここって……あっ」

    「………遺体安置所」

    加賀「」フラッ

    提督「よいしょ」ガシ

    武蔵「おお、もう…フィナーレという感じだな」

    「うう…き、気合い入れて行くわよ!」

    提督「加賀ー、大丈夫?次行くよー?」ユサユサ

    加賀「えっあっああ…加賀は大丈夫です」

    提督「加賀……」

    848 :

    ガチャ

    武蔵「ここが遺体安置所か…」

    「うわ、寒っ…」

    提督「冷気が漏れ出してるんだろうね、きっと…」

    「暗くてよく見えないな…」

    「あ……たぶん、突き当たりにあるドアが出口なのです」

    加賀「行くの?」

    提督「行かなきゃ出られないよ?加賀はずっとここにいるの?」

    加賀「早く行きましょう」

    (ちょろいわ…)

    武蔵(甘すぎる…)

    提督(ちょろ甘だ…)

    849 = 105 :

    「し、司令官…」クイクイ

    提督「はいはい、大丈夫だからね」ギュ

    「べ、別に怖くはないけどね…」

    提督「ふふふ、分かってるよ」

    ガタ

    加賀「!」ビクッ

    武蔵「ロッカーが…」

    「動いた…」

    「そ、そんな、遺体が…!?」

    キィ…

    ボト

    加賀「…………!!」ゾワッ

    提督「うわ、手が……」

    「あ…あ"ァァア……」ズルズル

    「で、出てくる…!」

    850 = 105 :

    ズル…

    提督「………!?」

    「えっ……!!??」

    「く、首が…」

    「ない…!?」

    加賀「」ダッ

    武蔵「疾い!」

    提督「うわわわ、ちょ、待ってよ加賀!」

    バタン! バタン! バタン! バタン!

    「「「「ヴァああァあ"ア…!」」」」

    提督「うわっ、いっぱい出た!!」

    「ひいいい!?なんで身体が半分なのおおおおお!?」

    「か、下半身だけで歩いてるのです!!」

    「こっちは腕だけで動いてる…!」

    「は、早く逃げましょ!!」


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