元スレ電「お姉ちゃん達はズルいのです」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 :
確かによく考えたらおかしいよなぁ
202 = 1 :
「大丈夫だ司令官」
響が耳元でささやく。
「司令官は疲れているんだ。昨日も6時間しか寝てないからだ」
後ろから抱きつく暁の力が強くなる。
「……誰か!来てくれ!」
「無駄だよ司令官。今ほとんどの人は事情聴取を受けているだろう。まぁ……」
「提督!?何事デスカ!?」
躊躇いもなく響が金剛を撃った。
恐らく事情聴取の時に艤装を外したのだろう。
ただの少女となっていた金剛は声も出さずに崩れ落ちた。
「こうなるけどね」
頭がすでに疲れきっていた私は崩れ落ちる金剛を見てもなんとも思えなくなっていた。
「さぁ、司令官。お茶を飲んでゆっくり休んでね?」
雷の出したペットボトル。
口へ運ばれるが拒む気力なんて無かった。
「……んぐっ」
いつぞやの暁とのティータイムの時のお茶と同じ味がした。
203 :
なんだよこれ………なんだよこれぇ!!!(絶望)
204 = 1 :
「ありがとうございました」
そう言ってペコリと頭を下げる。電は大本営からようやく解放されました。
精神鑑定は少し危険ということで、練度も兼ねて導き出された判決は、外の世界の情報を遮断されての休養でした。
1ヶ月の休養を経て、今日外に出して貰えました。
「司令官さんまだかな……」
役人さんに、司令官さんが迎えに来てくれると連絡が入ったとのことで、電は門の前で待っています。
「……電ちゃん」
「……はい?」
どちら様でしょうか……見たことはあるんですが……電の頭も1ヶ月の間に随分となまっているようです。
「すみません……思い出せなくて」
電はペコリと頭を下げました。
「いやぁ、気にしなくていいよ。初めて会ったのは1ヶ月前で、それ以降あってないんだ。当然だよ」
1ヶ月前……
「あっ!司令官さんのお友達なのです!」
「覚えていてくれたか。ちなみに私は元帥だぞ」
「!はわわ!失礼しましたのです!」
にこりと笑う元帥さん。
「ところで……司令官さんはどちらにいますか?」
「実は、君に言わなければならないことがある」
元帥さんが何を言おうとしているのか、電には何となくわかりました。
「君の言う司令官さんは、今行方をくらましている」
お姉ちゃんたちだ。電はすぐに確信しました。
「一応君の身元保証人は私になっている」
「……他の皆さんは」
元帥さんは首を横に振りました。
「そこなんだ……実は」
元帥さんは私の思った通りのことを話し出しました。
皆即死状態だったこと。
司令官さんとお姉ちゃんたち4人はいまだ行方不明だと言うこと。
電にはわかっていました。
あそこでお姉ちゃんたちから目を離せばこうなることくらい予想て来ていたはずです。
なのに、電は自白しました。
司令官さんには電と同じように悩んでほしくなかったからです。
結果、電は仲間外れのおいてけぼり。
全く……
「お姉ちゃん達はズルいのです」
205 = 1 :
いやぁ、ようやく終わりました
終わりは納得してもらえるか心配でしたが……こういうのもアリだよね!!
206 :
乙です
想像していた以上にヤバかった……(白目
という事で、次は誰で書くんですかね?(ゲス顔
208 = 1 :
さて、お話があった扶桑姉妹やら金剛姉妹やらのハートフル(ボッコ)な話は残念ながら道筋が終わりまで見えていません
あれほど小さいのを何個か投下しておいてなんですが、『ヤンデレは過程を楽しむもの』だと考えています
その過程が思い付かないわけで……
すみません
209 = 203 :
>>185の発言はこういう事だったのか………でもこちらの予想を上回る素晴らしいssだった!乙!
そして>>168が仰ってた件はどうお考えですか?出来ればその腕(筆)と発想でまたここに書いて欲しいのですが………?
210 = 1 :
というわけで>>下3の子をやませることを考えていきたいと思います
人いるかな……
211 = 203 :
>>209
おっと後半の文章すみません
では………完結乙!!!
212 = 201 :
俺を踏み台にした!?ksk
213 :
千歳
214 = 203 :
>>209
>>211
………遅れたレスの投下って、話の空気を読んでないようで恥ずかしいね orz
215 = 1 :
俺(まぁ、言うて扶桑姉妹か金剛姉妹やろ)
俺(ファッ!?)←今ここ
まぁ、安価なんでがんばって書きますが
ここはもう完結したんで、話の目処が立てばスレたてますんで、そのときは気が向けば鳥を検索してもらえれば……
ってことでいいですか?
他に良い案があるならそれで
216 = 206 :
おk
楽しみにしてるよー
217 :
乙~
いやーこちらも見事に転結でファッ!?とさせられましたわ
千歳…病む…アル中かな?
218 = 1 :
>>217それだ!(錯乱)
219 = 1 :
明日中にはHTML化依頼出してきます
それまでにナイスアイデアある方は提案お願いします
それでは皆さんお休みなさい
221 = 213 :
千歳を提督から引き離そうとちょっかいかける千代田。そんな千代田にイラッとくる千歳とか。
んでショックを受ける千代田とか。
222 :
酒を飲むと本音を話していく
回数をこなす毎にどんどんヤンでいき…終いには飲まなくても…
そして最後は病んでしまうと…
223 :
暁型は皆可愛いなぁ(震え声)
224 = 1 :
「 工廠で不要な艦を2隻解体してください」
やめろ
「 工廠で不要な艦を2隻解体してください 」
もう聞きあきた。うんざりだ。
「 工廠で不要な艦を2隻―― 」
「止めてくれ!」
毎日毎日送られてくる同じ任務。
この鎮守府にはそれに偏りができていた。
すなわち、『工廠で不要な艦を2隻解体してください 』との任務が毎日4件。
大淀が言うには、精鋭化を図ろうというテストケースだとのこと。
にわかには信じがたい。
「……提督が苦しんでいるのはわかっています」
ですが。
そう言う彼女の言葉には力がこもっている。
「これは任務です。仕方のない犠牲なんです」
「……わかっているんだが」
「なら早急に済ませましょう。なんなら私が――」
「いや!それはダメだ!」
以前躍起になって大淀に任せたところ、躊躇なく任務を遂行した。
そのときの犠牲は、大和、加賀、島風、金剛、北上、赤城、榛名、叢雲……
皆練度が高く、特に仲の良かった者達ばかりだ。
「……大淀。本当に任務なんだよな……?」
「はい。ですから提督が気を病む必要はありません」
気が付けば、鎮守府のトップは大淀になっていた。
「これをしなければ提督は解雇。ここにいる皆は即解体です」
「さぁ、提督。今日もお願いします」
笑う彼女の眼鏡が光った。
【練度と愛情は比例する】
225 :
か、解体は普通の女の子に戻すだけだから(震え声)
226 :
暁ちゃんまじアカデミー賞
227 :
とりあえず名前が出た子の小さいのを書いていこうかと思ったが……
誰だよ陽炎型とか言った奴
228 :
時津風を書くんだよあくしろよ
229 = 1 :
ワイにもリアルってもんがあるんや
すまんな
次の話ができるまでちょくちょく書きます
とりあえず168、58、……陽炎型
誰だよ陽炎型とか言った奴(涙声)
230 :
む、睦月型…(ボソッ
231 :
僕は大鯨ちゃん!
232 = 1 :
>>230止めろ(迫真)
とりあえず168とか書いてからな
もしかしたらその頃には千歳書けてるかもしれんし
233 :
むしろ提督を病ませようぜ!
234 = 1 :
「ねぇ司令官」
携帯を弄りながら話しかけてくる168。
「……どうした?休憩しなくてもいいのか?」
書類に目を通す私。
お手洗いに行った秘書艦はまだ戻ってこない。正直168にも手伝って欲しかった。
「面白い動画見つけたんだけどさ、見てみてよ」
言い終わるタイミングでメールが届いた。
だがURLは無く、添付されているものだった。
「ダウンロードでもしたのか?」
「いいから見てよ」
彼女は顔を上げない。
しぶしぶ再生する。
そこに映ったのは……私だ。
「なっ……」
昨日の私だ。
カメラの位置は恐らく私の後ろの天井だろう。
「168、これは……」
「最後まで見てよ」
まだ彼女は顔は上げない。
再生された動画は、陽の傾きからして夕方か。
昨日の夕方……!
「おい!これは――」
「最後まで見てよ」
見なくてもわかる。
私の記憶通り、瑞鶴が入ってくる。
そこで私は彼女を抱き締める。
そこから――
「168は、いつも司令官を見ていたのよ」
「そんな私に見せつけてくるなんて……司令官は悪い人ね」
「……瑞鶴とはケッコンしているのは知っているだろ?」
「……翔鶴とも?」
別のメールが送られてくる。
「あいつは無理やり――」
「これ」
ようやく顔を上げた彼女が携帯の画面を突きつける。
そこに出されていた数字の羅列。
「憲兵さんに捕まるのは嫌でしょ?」
『私が変なことを言ったら、提督さんはどうなっちゃいますか?』
翔鶴の言葉が頭をよぎる。
これはまるで、翔鶴とのやり取りの再現だ。
「……お願い聞いてくれたら、助けてあげるわ」
「……お前にはできるのか?」
「できるわ。その代わり司令官。私の言いたいこと、わかる?」
そう言って彼女は部屋の鍵をかけた。
【ヒント:MVP】
235 = 1 :
待ってくれ。
58って難しくないか?
58と陽炎型投下したら店じまいの方向で行こうと思います。
なお、何にも思い付かない模様
236 :
オリョクルのうらみがあるじゃろ?
237 :
オリョクルに毎回行かされる58
次第にこれは愛ゆえかと考えていく・・・
しかし提督はそんなことは考えていなかった
次第に回りの艦娘達が邪魔になり・・・
錬度がマックスになった58のとる行動は!?
次回、消えていく鎮守府の仲間達 犯人は58 お楽しみに!
という電波を受信した
238 = 1 :
>>237もう自分で書いたらいいじゃねぇか……
239 = 223 :
まぁまぁ
240 = 236 :
オリョクルとキスクルとカレクルのうらみが合わさって最強に見える
241 :
「今日もお仕事行ってきます!!」
張り切って執務室を飛び出す58。
彼女の仕事は決して楽とは言えない。
敵の潜む海域に足を踏み入れて、利用可能な資源を採取する。手伝ってくれる仲間はいない。
だが、彼女にはなんら不満はない。
「提督さんのために58、たくさん資源を集めてくるね!」
軽い足取りはハイキングのように。
今日も明るく仕事場に向かう。
「168、行ってくるねー!」
仲間にも別れを告げて海へ向かう。
「ふんふふ~ん♪」
口ずさむ曲は陽気なものばかり。
彼女は幸せだった。
『58は仕事しなくてもいいの……?』
『ああ、58はうちのピンチランナーだ。鎮守府が安全な今、無理に仕事をする必要はない。だけど、もしも皆が怪我をしたら。その時は、58の運んでくれる資源で治してあげような』
『ん……わかったでち!』
思い出すのは昔の会話。
『提督さん、ただいま……?』
『……58……か。ここは……終わりだっ……』
『提督さん!大丈夫ですか?』
『逃げろ……きっとまだどこかに深海棲艦が………』
そのまま崩れ落ちる提督。
『提督さん!……そうでちね。怪我しちゃったんでちね。』
物音のしない鎮守府。
まるで、生物がいないような静寂に包まれたような。そんな静けさ。
『提督さんは生きているんでち。怪我が治れば元通りでち』
彼女は目に入る全ての光景を否定した。
ここは、とても静かな鎮守府。
その昔は動いていたらしいが、それももはや数十年前。
「提督さんのために頑張るでち!」
今日も彼女は海へ出る。
供物の山は一向に減らない。
【供え物】
242 = 1 :
恨みなんてないよ!
平和って素晴らしいですね(達観)
さて、あとは陽炎型……
243 = 201 :
ヒェッ…
244 = 236 :
すすんでオリョクルを回すハイライトの消えた58
うちの鎮守府にも下さい
245 = 197 :
ていとく キョウモ ウゴカナイ…… ナニモ シャベラナイ……。 すーぷ サメタ。 ツクリナオシ……。
246 :
比叡のヤンデレが見たい
248 = 1 :
もう陽炎型は安価で選抜してもいいですか?(震え声)
249 = 1 :
>>246昨日にやったじゃない
250 :
陽炎と不知火はなんとなく病むのがイメージできるんだけどなぁ
みんなの評価 : ☆
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