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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」ネリー「大好きがいっぱい」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    ワイもヒッサとキャップに射精管理してもらいたいんじゃ〜

    103 :

    いい兄さんの日とも読める
    つまりムロマホあたりが病む

    105 :

    どちらにしろ いい の意味が行方不明…

    106 :

    何でもこじつける日本人らしい

    107 :

    「京太郎くんは、風越の――福路さんとお付き合いしているんですか?」


    部活前。

    自動卓の準備やお茶の準備をしている最中にかけられた和の言葉で手が止まる。


    「いえ、質問を変えます……いつから、お付き合いしているんですか?」

    「の、和?」

    「見ていましたから。昨日、喫茶店で」


    勘違い、などとは言わせない。

    和の表情はいつもと変わらないが――その質問の意図が、好奇心ではないことは明らかだ。

    気圧されている。

    瞳を逸らさずに見つめて来る和に、京太郎はそう感じた。


    「……一週間前、かな」

    「一週間……」

    「姉ちゃんの繋がりで、色々あってさ」



    「……母の、ではなかったのですね」

    「え?」


    「いえ、なんでもありません……お茶の準備、私も手伝いますね」

    108 :

    シャンプー速攻で関連付けられたか

    109 :

    名探偵のどっち

    110 = 1 :

    「それで、和――話って、なによ」


    久の問いかけに和は答えず。

    無言で、鞄から一つの写真を取り出した。


    「……へぇ?」


    写っている人物は、京太郎と美穂子と久の三人。

    問題なのは、場所と行為。

    学校の保健室で、三人がベッドの中でしていることは――


    「『偶然』撮れてしまったものなのですが」

    「……」

    「このままでは――つい、『うっかり』とネットに流れてしまうかもしれません」


    夕日も沈み、暗くなった部室が静寂に包まれる。

    これ以上の言葉は不要だ。

    久ならば、何も言わずとも自分の要求は理解できるだろうと和は確信している。


    「……」


    加えて、余裕がある。

    久と美穂子の、決定的な弱み。

    京太郎を想うのなら、従う他に道はない。

    故に和は、黙って久の返答を――


    「あはっ」

    111 = 108 :

    偶然ww 推薦な久には醜聞はまずいよな
    けど、和もキテるな、清澄にインハイ後も居れるってことは優勝したかとにかく親を納得させた上で清澄に居れるのに
    その上で部を壊しに来たか、デジタルに勝算があるから、久を信頼しているからの手でもあるけだろうど
    キテるって点では返答的に久も怖いが

    112 :

    久はともかくキャップが手放すとは思えないが

    113 :

    これはあかんぞ…

    114 :

    病みのどっちきたか

    115 :

    残念ながらこのスレにスキャンダルごときで京太郎を手放す女の子はいないんだよなぁ

    116 :

    むしろそのスキャンダルで更に独占しようとする、鋼の病み魂の持ち主ばかりだな

    117 :

    いかんぞ、久に対抗するにはまだ病みのチャージが足らんかったァ!

    118 :

    ハーレムに自分も加えろ程度ならまだなんとかなったかもしれないのに

    119 :

    いやーこれは偶然ですねー間違いない

    120 :

    一度でいいからコレくらい強く想われたい

    121 = 119 :

    早く久先輩の負け犬顔が見たいです・・・

    122 :

    ワイはイッチの書く爪噛みヒッサ大好きやで
    というかイッチの書く短編に出てくるかませ役の女の子がいっつも可愛すぎてそれ主体のも書いて欲しくなるんだけどそうすると別キャラも見たくなるというループジレンマ

    123 = 105 :

    でも、久が「あはっ」って笑うのは違和感があるような…?

    124 :

    >>123
    ねーよ
    悪女感最後までたっぷりで最高だろうが

    125 :

    >>124
    ポッキーか

    126 = 118 :

    ボッキー

    127 :

    その点トッポってすげぇよな、最後までチョコたっぷりだもん

    128 :

    久の口元に浮かんだものは、焦りや怯えではなく余裕の笑み。

    くすくすと、和を嘲るようにわざとらしく声を出して笑っている。


    「何が、おかしいんですか……!」


    久の態度に苛立ちが募る。

    それが久の思う壺だとしても、問い詰めずにはいられない。


    「わかっているんですか、自分の立場が」

    「いや、ね? むしろ望むところかなーってさ」

    「はぁ?」


    この写真が流出してしまえば、久の推薦取り消しもあり得る。

    更に、辱めを受けるのは久と美穂子に留まらず、京太郎も巻き込まれる。

    むしろ、来年には卒業してしまう二人よりも、京太郎の方が辛い立場になる可能性もある。


    「だってそしたら、これからずっと三人だけで生きてけばいいわけだし?」

    「……何を、言っているんですか」

    「そのまんまよ? 京太郎には辛いかもしれないけど――ほら、私。悪待ちとか得意だから」

    129 = 108 :

    開き直られたら久の破滅を望むのではなく、京太郎を望む身としてはまずいよな

    130 :

    京ちゃんを誘惑した方がよかったね

    131 = 1 :

    どうにかなると、久は本気でそう思っている。

    和が脅しをかけようと――そもそもの価値観が違い過ぎて、話が通じない。


    「いざとなったら駆け落ちもいいかもね。倫理的にはアレだけど――こうなったらトコトンいった方が楽しそうだし」


    来週までに荷物を纏めて、だとか。

    指を折りながらブツブツと独り言を呟き久の瞳には、既に和は映っていない。


    「おかしいですよっ!」

    「ん?」


    声を荒げずにはいられない。

    つい先程までの余裕はなく、いつの間にかに追い詰められている。


    「福路さんは――」

    「言えばわかってくれるわ。京太郎の為なら何でもするだろうし」


    私はオマケかもしれないけどね、と。

    思い出したように付け足して、久は苦笑した。


    「ああ、ありがとね。和」

    「は、ハァ?」


    「お陰で踏ん切りが付いたし――面白かったわ、あなたの顔」

    132 :

    つよい

    133 = 108 :

    一度の人生だからこそデジタルに生きないな久
    そして和のが追い詰められたか、今は京太郎は久達と恋人だしな

    134 :

    こわい

    135 :

    まだつよい

    136 :

    まだ勝てない

    137 :

    滑稽だと。

    勝ち誇っていたつもりが、泥を塗られて。

    吊り上げた口の端が自分を嘲り笑っているのだと理解した時には――もう、手が先に出ていた。


    「っ」


    乾いた音を立てて、久の頬が痛々しい赤色に染まる。

    口の端は切れて、血が垂れていた。


    「……ふ、ふふ。デジタルだとか、澄ました顔をして」

    「うるさい……」

    「ほんと、直ぐに熱くなるんだから――笑っちゃうわ」


    どこまでいっても、余裕の態度を崩さず。


    「黙ってください、私は……!」

    「本当に――お馬鹿さんなんだから」


    それどころか、人を小馬鹿にする笑みを更に深くして。


    「そんな杜撰なので――京太郎を、手に入れることができると本気で思ってたの?」


    あっかんべぇ、と。

    口の端の血を舐め取りながら、舌を出すその姿に――和は、自分の頭の中が白く熱くなっていくのを感じた。

    138 :

    迷いを捨ててへたれなければ最強って
    ヒッサはシャア・アズナブルかなにか?

    139 :

    さすが3年生、先輩ヒロインは強くていいな!
    熱くされるのどっちもいいけど

    140 :

    要求が自分も混ぜてなら通った可能性あったのにね

    141 :

    久の首に両手をかけて、全力で押し倒す。

    自分より身長の高い相手であるにも関わらず、久の体は叩き付けられるように壁に押し付けられた。


    「がっ……!?」

    「あなたが、あなたが、あなたさえ――!!」


    今の和の思考は余すところなく熱に支配されている。

    このまま首を締め付ければ久がどうなってしまうのか。

    普段であれば思い付くその考えの先に、答えはない。


    「あなたが、いなければ……!」


    抵抗はない。

    そして、涙を浮かべ、涎を垂らす苦悶の表情に先程までの余裕はない。

    傷付けられた自尊心が満たされていく。


    「あ、あはは……!」


    久の指が和の手の甲に触れるが、弱々しい力ではどうすることもできない。

    このまま。

    このまま力を込め続けてしまえば――

    142 :

    のどかちゃんの魅惑ぼでーで誘惑すれば堕ちない京太郎くんなんかおらんで
    はやく京太郎堕としてほしい

    143 :

    これは見られてーら

    144 = 139 :

    アカン、自尊心傷つけられてプライドに支配されてしまったか

    145 :

    ああ悪魔血か

    146 = 145 :

    ごめん誤字
    悪待ちね

    147 :

    >>145 >>146
    でも割と間違ってなかったり……

    148 = 139 :

    天使が堕天したわけだしな

    149 :

    こ れ ぞ 修 羅 場

    150 = 1 :

    和の視界と思考が一転したのは、唐突に頬に走った衝撃によって。

    冷たい床に投げ出され、遅れて痛みと熱と、鉄の味が口内に広がる。

    殴り飛ばされたのだと理解できたのは――ずっと、後になってから。


    「けほっ」


    咳き込む久を支えるのは、背の高い金髪の男子。

    和からは後ろ姿しか見えず、その表情は伺えない。


    「……ふふっ」


    ただ、ゆっくりと彼に抱き抱えられて。

    部室から出る瞬間に、久が口の端を吊り上げたのを――和は、見逃さなかった。


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