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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」ネリー「大好きがいっぱい」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 :

    たまには身体の相性が良すぎて完堕ちしちゃう京ちゃんが見たいです
    できればチカちゃんかりゅーかあたりでオナシャス

    502 :

    アレク監督と愛宕ママが京太郎を巡って間接的に死闘を繰り広げる姿が見たいです

    503 :

    落ち込んでる京太郎を慰めてる最中に気持ちが高ぶって一線越えてしまうアレクサンドラがみたいな

    504 :

    キモウト道を邁進する義妹菫さんとか見たいです

    505 :

    「11月26日はいい風呂の日なんだと」

    「ふーん。なんか強引」


    広くない浴槽の中に二人。

    隣り合うスペースは無いので、自然とネリーが京太郎の膝の上に座るようになる。

    水着やタオルのような、二人が触れ合うものを邪魔するものは、ない。


    「ねー、キョータロー」

    「掃除が面倒だから後でな」

    「……ケチ」


    ハオや明華にも言い寄られて――結局、京太郎が選んだのはネリーだった。

    好きな女性のタイプとは正反対の彼女。

    『俺、ロリコンだったのか?』と小一時間ほど悩んだのは誰にも話せない秘密だ。


    「今は、これでな」

    「んー……しょうがないなぁ」


    額にそっと口付け。

    口では物足りなさそうなネリーも、満更でもない顔をしている。


    「後でいっぱい、キョータローの愛情貰うからね!」


    尚、この後でネリーを連れて部屋に上がったら母親によって掃除されていた為に、机の上に並ぶ数々のおもち本を見つけることになるが――それはまた、別の話である。

    506 :

    一緒にお風呂だとネリー可愛い!?

    507 = 1 :

    『そんな明華さん。日本に来てからはイクラと数の子が好きになったそうです』


    涙ながらに明華の経歴を読み上げる恒子。

    そのアナウンスを控室で聞いた臨海の部員たちは、意外そうな顔を浮かべた。


    「プチプチしたものに目がないんですよ」

    「あー、確かに」


    言われてみれば、明華は食堂でもよくイクラ丼を口にしている。

    アナウンサーがどこでこの情報を知ったのかは不明だが、彼女は中々に優秀らしい。


    『そしてなんと! 日本にきて好きな男の子が出来たそうです!』


    そして続くアナウンス。

    部員たちの顔が、驚いたものから微笑ましいものを見るものに変わった。


    「イヤーオドロキデスネー」

    「そうだなぁ、誰だろうなぁ。そんな色男は」

    「うっ……」


    棒読みのメガンと智葉に肘で突つかれ、よろめきながら一歩前に出る京太郎。

    当然その先にいるのは、


    「そうですねぇ……ナイショです」


    微笑みを浮かべて待ち構える、明華である。

    508 = 498 :

    ネリーかわいい
    ミョンファ可愛い

    509 :

    なんて平和な世界線だ...

    510 :

    だが待ってほしい
    描写されてないだけで、唇を噛み締め握り締めた掌から悔しさを垂れ流す女の子がいないとは限らないのではないか

    511 :

    明華が普段から積極的なアプローチを仕掛けているのは周知の事実。

    京太郎がヘタレて答えられないのも同じ。

    だが、今の逃げ道が塞がれている状況では。


    「じぃー……」


    なあなあで答えを返すことは、許されない。

    唾を飲み、意を決した京太郎の返答は――


    「お、お友達からで……」

    「ヘタレ」

    「ヘタレだな」

    「ヘタレてますね」


    「……」

    「み、明華さん……?」


    「お友達では……なかったのですか?」

    「は、はい?」

    「私と京太郎はもうお友達だと思っていたのですが……違ったのですか?」

    「う゛っ……!?」

    512 = 1 :

    古来、女性の涙は武器である。

    ただでさえ追い詰められていた京太郎の立場が、更に険しいものになる。


    「私の……思い違いだったのですね……」

    「ち、違っ」


    前方の明華の涙。


    「あーあー……」


    後方の部員たちのジト目。

    良かれと思って返した答えが招いた結果。

    ならば、この状況を覆すには――


    「明華さんっ!!」


    ――男を見せる、それしかない。

    513 = 1 :

    「お、俺と……」

    「……」


    「俺と……付きあって下さい!」

    「はい、喜んで♪」


    泣き顔がケロリと反転、笑顔で即答する明華。

    京太郎の拳を手のひらで包み、喜びを全身で表現している。


    「ふふ……後で、母に挨拶に行きましょうか」

    「あ、後で?」

    「来てるんですよ、この会場に」

    「あ」


    そう言えば。

    さっきも、アナウンサーがそんなことを言っていた。


    「ああ……そうしたら。将来はフランスで暮らすか日本で暮らすか。今のうちから考えないと」

    「は、ははは……」


    一気に人生の墓場まで引き摺り込まれたような。

    少なくとも、今の一言で高校卒業後の進路は既に決まってしまった。


    「これから、よろしくお願いしますね――あなた♪」


    まぁ、でも。

    こんなに美人な彼女がいるのだから――それも、悪くはない。

    京太郎は、そう納得することにした。

    514 = 1 :

    【本編if】


    「……」

    「……」


    気まずい。実に気まずい。

    きっかけは、ハオに教本を譲り受けたこと。

    あれから、脳裏からハオの匂いが離れず。

    色々な意味で、京太郎の眠れない夜が続いた。


    「……す、すいません」

    「あ、あ……いや、これは……」


    問題は。

    インターハイの宿泊先のホテルで。

    滾るリビドーを抑えきれなくなった京太郎が、一人で発散させようとした瞬間に。

    ハオが、部屋のドアを開けてしまったこと。


    「これは……私?」

    「うぁ……」


    更に、ベッドの上にはハオの写真。

    穴があったら入りたいを通り越して、縄があったら首を吊りたい。

    罪悪感と羞恥心で、京太郎の心は塗り潰された。

    515 = 1 :

    「私の……せいですか?」


    京太郎の心境を一転させたのは、ハオの一言。

    嫌悪でも恥じるでもなく、ハオは京太郎の前まで歩を進めると、身を屈めてその下腹部へと手を伸ばした。


    「ハ、ハオ!?」

    「私の責任なら……私が、何とかしなければ……!」


    ハオの白魚のような指が、京太郎の――



    【省略】

    516 :

    なぜ略した

    517 = 1 :

    【有珠山小ネタif】


    「見てて、くれますか?」


    ――何を、と問いかける前に。

    成香は、そっとカッターナイフを手のひらに――


    「……あっ」


    パキン、と高い音がして折れるカッターナイフの刃。

    運悪く――いや、運良くカッターナイフの刃が古くなっていた為に、その刃は何かを切りつけることなくあっさりと折れてしまった。


    「えと、ええっと……」


    眉をハの字に曲げて困り顔の成香と、展開について行けない京太郎。

    二人の間に、気まずい空気が漂った。


    「はぁ……とりあえず、帰りましょうか」

    「! は、はい!」


    溜息と一緒に差し出された手をしっかり握って、成香は心から微笑んだ。

    想い人の温かさを直ぐ側で感じるこの距離。


    「すてきです……!」

    「……やれやれ」


    この瞬間、成香は世界で一番、幸せだった。

    518 = 1 :

    【清澄と】


    「竹井先輩、卒業しちゃったね」

    「そうだなぁ……」

    「来年からは私らが二年かー」

    「そうだなぁ……」

    「……須賀くん?」

    「そうだなぁ……」


    「……ていっ」

    「あ痛っ!?」


    上の空な京太郎の頬を、和が抓る。

    心ここにあらずな京太郎の意識は、強制的に部室に引き戻された。


    「あなたがそんなのでどうするんですか。それでは竹井先輩も卒業できませんよ?」

    「……」

    「あ、それもいいかも……だなんて思いましたね、今」


    図星である。

    そっぽを向いて口笛を吹く京太郎に、和は呆れた顔をする他ない。

    519 = 516 :

    のどかわ

    520 = 1 :

    「……優希」

    「あいあいさー」

    「お、おい!?」


    和の支持で、優希が京太郎の手首に付けた物。

    京太郎の手首と椅子を繋げる冷たい輪。


    「な、なんだよコレ」

    「玩具の手錠ですが……結構、頑丈なんですよそれ」


    京太郎が聞きたいのは、そういうことではない。

    困惑の視線を向けると――和は、にっこり微笑んだ。


    「ここ最近――ずっと、集中力に欠けていましたからね」

    「こうでもしないと、京ちゃんヤル気出さないでしょ?」

    「ビシバシとスパルタ指導だじぇー」


    「さぁ……一緒に麻雀楽しもうよ、京ちゃん」



    哀れな悲鳴が、清澄に響いた。

    521 :

    >>517
    こういうifっつーかNGシーンみたいなネタ好き

    522 :

    やっぱりほのぼのがナンバーワン!

    523 :

    それは、中学時代のお話。


    「須賀くん、ちょっと付き合ってもらえませんか?」

    「ん、なんだ真屋」

    「このプリントを運ぶの、手伝って欲しいんですけど」


    由暉子が山のような雑用を押し付けられて、京太郎に手伝ってもらう。

    ここ最近、毎日のように見られる光景。


    「おっけー。お安い御用だ」


    そして京太郎もホイホイ請け負う。

    自分好みの女子に頼られるのは悪い気はしないし、両腕いっぱいにプリントの束を抱える由暉子の姿は見てて危なっかしい。

    基本的に由暉子は頼まれごとを断らないために、パシリのような扱いをされることがある。


    「お願いします」

    「おう、任せとけって」


    由暉子本人にしてみれば、頼まれごとを断らないのは自分が頼りがいがあるためだと思っている。

    ならば何故、京太郎にも手伝ってもらうのか。

    それは――未だ、由暉子自身にもわからない。

    524 = 1 :

    それは、二人が有珠山に入学して少し経ってからのお話。


    「あ、お茶とお菓子切れてる」

    「じゃあ買ってきます」


    部活前に戸棚を覗いた誓子の言葉を受けて、由暉子がすぐに手を上げた。

    普通ならジャンケンで決めるのが有珠山麻雀部の伝統なのだが、中学からのクセを引き摺っている由暉子は雑用の機会があると率先して奪い去っていく。


    「京太郎くん、ちょっと付き合ってもらえませんか?」

    「おっけー」


    そして、京太郎も一緒に着いて行くことになるのも同じく。

    この光景が、有珠山麻雀部の日常の一部となりつつあった。


    「また出遅れました……」

    「よしよし」


    落ち込む成香を誓子が慰めるのもまた、恒例である。

    525 :

    それは、夕暮れの放課後のお話。


    「京太郎くん、私と――付き合ってもらえませんか?」


    夕日を受けて、頬を紅色に染めた由暉子の告白。

    手を胸元に添えて、上目遣いに京太郎を見やる由暉子の顔は、普段の無表情からは想像も付かない。

    彼女の告白に、京太郎は――


    「ああ、いいぜ。どこに行く」


    ――何てこともないように、あっさりと返した。

    526 :

    まずいですよ!

    527 :

    自分から爆弾を作っていくスタイル

    529 :

    さぁ挨拶回りと式場の予約に行こうか

    530 = 529 :

    さぁ挨拶回りと式場の予約に行こうか

    531 :

    流石鈍感だぁ……

    532 :

    さぁ、行こうぜ

    533 = 1 :

    「京太郎は、由暉子とはどこまで行ったの?」


    京太郎の肩幅の採寸をしながら、揺杏が京太郎に問いかける。

    由暉子の衣装に使った布が大分余ったため、京太郎にペアルックを作ってやることにしたのだ。


    「どこまで、ですか?」

    「そうそう。まさか、言えないトコまで言っちゃったり?」

    「いえ……確かこの前の日曜は、一緒にゲーセンに行って」

    「ふんふん」

    「あー……その後に、ファミレスで飯食って」

    「ほうほう」

    「それから――ショッピングモールでアクセサリーとか見繕って」

    「それからそれから?」

    「由暉子の家にお呼ばれして」

    「おお!」


    何故か妙に興奮している揺杏を怪訝に思いながら、京太郎は記憶を辿る。

    由暉子の家に呼ばれた後は、確か――


    「由暉子のお母さんに夕飯をご馳走してもらって、帰りました」

    「……それだけ?」

    「それだけって?……いやまぁ、そうですけど」



    ガッカリしたような、ホッとしたような。

    複雑な表情を浮かべる揺杏は、ボソリと呟く。


    「親公認の仲か……でも、まだ成香にも勝ち目はあるかな?」

    「どうしました?」

    「こっちの話!」


    変な先輩だ、と京太郎は思った。

    534 :

    あーあ、これは普段と言い方を変えなかったのが悪い.........ね。

    535 = 1 :

    「京太郎くんは……まだ、ユキちゃんとはしてないんですよね」

    「はい……? まぁ、人に言えないようなことはしてませんけど」


    薄暗い体育倉庫での片付けの途中。

    成香が、椅子を整理しながらぽつりと切り出した。

    確認というよりは、確信の込もった口調に京太郎は首を傾げる。


    (したって……何を……?)


    思い当たることは、特にない。

    個人指導をしてもらったり、放課後デートのようなことはよくしているが。


    「なら……」

    「せんぱ……い!?」


    振り向くと、ブレザーを脱ぎ捨てて、ネクタイを解く成香の姿。

    止める間もなく、シャツも脱いでスカートを降ろし、成香が身に纏うものは、下着のみとなった。


    「この時だけ……今だけで、いいですから」


    リボンも解かれて、彼女の長い髪が舞う。

    シャンプーの匂いだろうか、甘い芳香が鼻腔を擽った。


    「私を――あなたの一番に、して下さい」


    両手を広げて、成香は京太郎を迎え入れる。

    京太郎にしてみれば、まるで意味がわからないが、据え膳食わぬは何とやら。

    ちょうど後ろにはマットがあるわけだし、と理性の糸が切れかかった京太郎は成香の手首を掴み――

    536 :

    これは……

    537 = 1 :

    瞬間、勢い良く開け放たれる体育倉庫の扉。

    照明を背に受けて、その表情は伺えないが、そのシルエットから扉の向こうにいる生徒が由暉子だということは瞬時に理解した。


    「あ、ユキ、こ、これはだな」

    「この、泥棒猫」

    「……は?」


    慌てた京太郎が言い訳を探している内に、由暉子の口から出たのは思いがけない言葉。

    憎しみの込められた口調に背筋が凍る。

    頭も胸の中もグルグルしている内に、成香も毅然とした眼差しで由暉子を睨み返す。


    「『コレ』はまだ、誰のものでもないから」

    「屁理屈を……京太郎くんは、私の彼氏なんですよ?」

    「それでも! それでも、私は――」


    「え? 俺ってユキの彼氏だったの?」


    「えっ」

    「えっ?」

    「え?」


    場が、凍り付いた。

    538 :

    えっ…

    539 :

    ポンコツは京太郎だったかww
    情状酌量の余地はある告白だったけれど

    540 = 1 :

    その後、有珠山麻雀部による京太郎弾劾裁判の開幕。

    結果は有罪。情状酌量の余地はあるとはいえ、乙女の純情を踏み躙った罪は重い。

    由暉子も少なからず幻滅した、が――


    「ユキちゃんが彼女じゃないなら……京太郎くん! 私と付き合ってください!!」

    「認めませんから。そんなの」


    成香もまだ、京太郎を諦めてはいない。

    三角関係から紆余曲折の末、京太郎に下された判決。


    「んー……じゃあさ、いっそのことみんなで付き合っちゃうとかどうよ。私も京太郎のこと好きだし」

    「えっ」

    「それだ!」

    「ええっ」


    爽の一言により、全てが来まった。

    541 :

    さらっと爆弾発言が飛び出してますね・・・・

    542 :

    さすが爽!皆に言えないことを平然と言ってのける

    543 :

    ええっ!?

    544 = 539 :

    有罪かww

    545 = 1 :

    月曜成香、火曜日揺杏、水曜誓子、木曜爽、金曜由暉子。

    土曜と日曜は――


    「両手どころか前と後ろにも花。嬉しいっしょ?」

    「は、はは……」


    ――全員。

    当然、京太郎一人の日はない。

    そして、全員が彼女という立場である以上――


    「ほーら頑張れー。まだイケるイケるー」

    「も、もう無理っす……」


    やるべきことは、やっている。

    男としては誰もが羨む立場にいながら、男としての立場は一番低いという不思議な関係。


    「どうして、こうなった……!」


    明日も、京太郎の拝む太陽は、黄色い。

    546 = 542 :

    死因は腎虚だな

    547 :

    ハーレムなんて本来そんなもんだ
    てかめっちゃ搾られてる…

    548 = 539 :

    京太郎敗北かww

    549 :

    うらやましく・・・ うらやましい!

    550 = 541 :

    なるかちゃんやちかちゃんの日なら手加減してくれるんじゃないかな…


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