元スレ八幡「相模南は救いようのないマゾである」
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651 = 1 :
- 10時 駅前 -
八幡(10時ごろ再開するとネットに記載してたがまだか)
折本「比企谷」
八幡「おう」
折本「おっす。凄い雪だったねー」
八幡「ああ。休校になること期待したんだが、そっちもダメだったか?」
折本「うん。休校になってくれるよう、死んだおばあちゃんにお願いしたんだけどねー」
八幡「そんなことお願いすんなよ……」
折本「だから登校するはめになっちゃったのかな?」
八幡「知らねぇよ」
652 = 1 :
折本「相変わらずノリ悪いやつ。それより」
八幡「ん?」
折本「随分と髪伸びたねー」
八幡「そうか? まあ、二ヶ月切ってないからな」
折本「髪切りに行かないの?」
八幡「行きつけの床屋が休業中なんだよ。何でも交通事故で手を骨折したようでな」
折本「へぇ。なら違う店にいけばいいじゃん?」
八幡「ばっか。怖くて他のお店にいけるわけないだろ」
折本「なんでよ?」
八幡「知らない人から話しかけられるの怖いだろう?」
折本「いやいや、怖くないから。ていうかその理由で髪切りに行かないってマジウケる!」
八幡「いや、ウケねぇから」
653 = 1 :
折本「……なら、あたしが切ってあげよっか?」
八幡「……は?」
折本「こうみえて手先が器用みたいでね。お父さんや弟の髪、あたしが切ってるんだよねー」
八幡「意外だな」
折本「でしょー? で、どうよ?」
八幡「いや、でもな……」
折本「いいじゃん。それに小町ちゃんとも会いたいし!」
八幡「お前、そっちが目的じゃないだろうな?」
折本「違うよ。ね? 騙されたと思って切らしてみてよ」
八幡「……わかった。お願いするよ」
折本「それじゃ今週の土曜ね! 比企谷んちで切るから」
八幡「わかった」
654 = 1 :
- 車内 -
折本「うわ、めっちゃ混んでる……」
八幡「ずっと止まってたからな。仕方ないだろ」
折本「はぁ……」
八幡「他人に密着されるのそんなに嫌なのか?」
折本「まあ、嫌だけど、そうじゃなくてね……」
八幡「あん?」
折本「前に満員電車に乗ったときに痴漢にあってね……」
八幡「大岡か?」
折本「違う。あの猿に会う前の話だから」
八幡「そうか」
655 = 1 :
折本「声出そうと思ったんだけど、満員だから誰にやられてるかわからなくてさ……」
八幡「肘や荷物が偶然当たったという可能性は?」
折本「ない。だって思いっきりお尻揉まれたし」
八幡「……」
折本「触られてる間に腕を掴もうと思っても、手馴れてるのか全く掴めなくてね。あの時は最悪だったなぁ……」
八幡「総武線は痴漢が多いと聞いたが、京葉線にもいるんだな」
折本「いるよ。同級生で被害にあってる子も結構いるしね」
折本「実際、痴漢にあうと怖くて声が出せない子が多いみたい」
八幡「折本は違ったのか?」
折本「怖かったよ。怖かったに決まってるじゃん。ただ、腕を掴もうとしたってことはその子達より怖がってなかったのかも」
656 = 1 :
八幡「……」
折本「小町ちゃんにも気をつけるよう言っといてね」
八幡「ああ。小町には自転車通学させる」
折本「いいなー。あたしは自転車だと遠いからね……」
八幡「そうだな」
折本「次の駅に着いたらまた人増えるよね」
八幡「そりゃそうだろ」
折本「だよね。……降りるまででいから、あたしのこと守ってくれる?」
八幡「ああ、いいけど」
折本「んじゃ頼りにしてる!」
657 = 1 :
- 5分後 -
折本(あぁ、次の駅で比企谷、降りちゃうから一人か……)
折本(まあ、でも大丈夫だよね。そう何度も痴漢にあうわけないし)
折本(うん、大丈夫。大丈夫だ)ギュッ
八幡(ちょっ、なんで抱きついてくるの。色々当たってるから! あそことか折本の鞄が俺のあそことかに!!)
折本「」ブルブル
八幡(……意外だな。折本も怖がったりするんだな。……いや、当たり前か。女の子だもんな)
八幡(ていうかいい匂いがするな。相模や仲町さんとは違った匂いが……)
八幡(ってよこしまなこと考えるのは仕方ない。だって俺は健全な男子高校生だ)
八幡(抱きついてくる折本がいけない。なので俺が変なことを考えても『僕は悪くない』)
658 = 1 :
- 3分後 -
折本(あ、着いちゃった……)
折本「そ、それじゃ、また土曜にね。ラインするから」
八幡「……」
折本「ひ、比企谷? 降りないの?」
八幡「いや、抱きつかれて動けないんだけど……」
折本「あ、ゴメンっ!」
八幡「……」
折本「比企谷?」
八幡「はぁ。次の駅まで俺も付き合う」
659 = 1 :
折本「え」
八幡「どうせ一駅だからな」
折本「でも学校は?」
八幡「遅延証明書貰えば遅刻扱いにならないから大丈夫だ」
折本「でもさ……」
八幡「……カット代……」
折本「……へ?」
八幡「土曜に髪を切ってくれるんだろ。だから次の駅まで付き合うのはカット代と思ってくれればいい」
折本「」
660 = 1 :
八幡「……」
折本「ぷっ、あははっ!」
八幡「笑うなよ……」
折本「ごめん。相変わらず比企谷は捻デレっていうか……」
八幡「誰から聞いたんだよ」
折本「小町ちゃん」
八幡(よし、帰ったら説教だ)
折本「ありがと。助かる」
八幡「ん」
661 = 1 :
- 5分後 -
折本「よっと」
八幡「ホームも滑るから気をつけろよ」
折本「わかってるって。あらっ」ズルッ
八幡「言ってるそばから」ガシッ
折本「ごめんごめん。滑っちゃった」
八幡「もしかしてお前もドジっ娘属性持ってるの?」
折本「それは千佳だけだから!」
八幡「そうか。ならいいけど」
玉縄「あれ? 折本さんに比企谷くん?」
折本「玉縄くん、おいっす」
玉縄「おはよう。なんで比企谷くんが? 総武高って一駅前だよね?」
662 = 1 :
折本「え、えっとね……」
八幡「電車が混み過ぎてて降りられなかったんだ」
折本「比企谷?」
玉縄「なるほど。それは災難だったね」
八幡「ああ。んじゃ俺は向かいのホームに行くから」
玉縄「うん。雪ノ下さんによろしく!」
八幡「ああ」
折本「……」
八幡「もう滑るなよ」
折本「うん。ありがとう」
八幡「お、おう……」
八幡(んだよ。いつもと違うから戸惑うじゃねぇか)
663 = 1 :
- 土曜 比企谷宅 -
小町「かおりさん、おひさでーす!」
折本「小町ちゃん、おひさー!」
小町「さーさー、上がって下さい」
折本「ありがと。今日、親御さんは?」
小町「休日出勤です」
折本「大変だね。比企谷は?」
小町「まだ寝てます。今、起こしてきますから」
折本「あ、いいよ。あたしが起こすから」
小町「それじゃ頼みます」
折本「任せて」
664 = 1 :
- 自室 -
八幡「」スヤスヤ
折本「比企谷、起きてよー」ユサユサ
八幡「……ん……」
折本「どんだけ熟睡してんの……」
八幡「」グーグー
折本「しょうがない。鼻摘むか」グイッ
八幡「……っ!」
八幡「ふごぉ……」
折本「やばっ、凄い面白い顔してるっ!!」
665 = 1 :
八幡「ふぇ……」
折本「あ、起きた。おはようさん」
八幡「……折本……?」
折本「もう10時だよ。いい加減起きたら?」
八幡「……なんで折本が……」
折本「なんでって約束したじゃん。髪を切るって」
八幡「……そうか。そうだったな……」
折本「思い出したんならさっさと起きる」
八幡「……おぉ……」
666 = 1 :
- リビング -
小町「へぇ、はさみも自前ですかー?」
折本「うん。お母さんが元美容師でね。その時の道具使わせてもらってるんだよねー」
小町「だからかおりさんも散髪が上手いんですね」
折本「かもねー」
八幡「来るの早ぇよ」
折本「比企谷が寝すぎなだけでしょ」
小町「そうだよ、お兄ちゃん。ガールフレンドを待たせるなんて小町的にポイント低いよ」
折本「そうそう。かおり的にもポイント低いぞー」
八幡「誰がガールフレンドだよ。ていうかお前までポイント制にするのやめてくれよ」
667 = 1 :
折本「別にいいじゃん」
八幡「そういえば仲町さんは? 一緒に来るんじゃなかったのか?」
折本「あー、千佳は生理で体調悪いから来れないって」
八幡「ぶほっ!」
折本「それじゃ早速切ろっか」
八幡「こほん、何処で着るんだ?」
折本「お風呂場がいいんじゃないかな」
小町「小町は新聞紙持ってきますね」
折本「うん、お願い。それじゃ比企谷は着替えたばかりで悪いんだけど脱いでくれる?」
八幡「…………は?」
折本「脱いで」
668 = 1 :
- 風呂場 -
八幡「別に上着は着ててもいいと思うんだが……」
小町「駄目。髪が服について洗濯が大変になっちゃうし」
八幡「コロコロで取れば大丈夫だろ」
小町「小町が駄目ったら駄目なのです」
八幡(解せぬ)
折本「よし、準備オッケー。ていうか風呂場にエアコンあるんだ。羨ましい」
小町「そうですか?」
折本「うん。湯船入ってる時はいいんだけど、頭や体を洗う時は寒いからねー」
小町「なるほど。それじゃ小町は失礼しますね」
折本「うん。新聞紙ありがとねー」
小町「いえいえ。それじゃ兄の事よろしくお願いします!」
折本「オッケー」
八幡「なあ、本当に大丈夫なんだよな?」
折本「大丈夫だって。あたしを信用しなって!」
669 = 1 :
- 5分後 -
折本「比企谷、意外と髪質いいね」チョキチョキ
八幡「そうなのか? よくわからんな」
折本「少なくともあたしのお父さんよりはね」
八幡「中年と比べられても……」
折本「それと……やっぱり、細いね……」
八幡「太ってるよりマシだろ。それに某第一位さんよりは筋肉あると自負している」
折本「誰それ? ……もう少し筋トレしたら?」
八幡「面倒くさいから無理だ」
折本「そう言うと思った。でも戸塚くんのテニスの練習に付き合ってるんでしょ?」
670 = 1 :
八幡「ああ。戸塚とテニスなんて最高だからな」
折本「ならテニス部に入ればいいのに」
八幡「二年の三月だぞ。遅すぎるし奉仕部もあるから無理だ」
折本「そっか。もう三月なんだよね……」
八幡「進路の悩みか?」
折本「そう。一応、進学希望なんだけど大学も学部も全く決めてなくてさー」
八幡「そんな焦らなくても大丈夫だろ。夏くらいまでに決めればいいんじゃねぇの?」
折本「そうなんだけどねー。周りに決めてる子が多いから……」
八幡「ほーん。でもまわりに多いだけだろ。全体的に見れば決めてない奴も多いと思うけどな」
折本「……そっか、だよね。あ、前失礼するよ」
671 = 1 :
八幡「……ッ!?」
折本「前髪は眉毛に掛かるくらいでいいんだっけ?」
八幡「お、おう……」
八幡(ちょっと顔が近くないですかね折本さん)
折本「んー、こんな感じかな?」チョキチョキ
八幡「……」
折本「んー」グイッ
八幡(だから近ぇよ。To LOVEなら折本が倒れてきて胸を揉んでいるまである)
折本「よし、オッケー!」
八幡「」ホッ
折本「後は襟足とアホ毛かな」
八幡「アホ毛はそのままでいいぞ」
折本「え? 切りたいんだけど」
八幡「駄目だ。これは初春さんでいう花冠だ。切ったら俺が俺でなくなる」
折本「よくわからないけど、わかったよ……」
672 = 1 :
- 5分後 -
折本「どう?」
八幡「ああ、いいと思う」
折本「でしょ!」
八幡「ありがとな」
折本「ううん。それじゃ片付けよっか」
八幡「片付けは俺でするからゆっくりしてていいぞ」
折本「いいよ。一人より二人でした方が早く片付くでしょ」
八幡「わかった。それじゃ俺は新聞紙片付ける」
折本「その前に体に付いてる髪を叩かないとねー」
八幡「そうだな」
673 = 1 :
- リビング -
小町「おー、さっぱりしたね、お兄ちゃん!」
八幡「そうだな」
小町「かおりさん、上手いですねー」
折本「でしょ?」
小町「お兄ちゃん、次からも髪切るときはかおりさんに頼んだら?」
八幡「いや、さすがに悪いだろ」
折本「あたしは構わないけど」
八幡「でもな……」
折本「いいじゃん。……それとも気に入らなかった?」
八幡「そういうわけでは。……わかった、次からも頼む」
折本「うん!」
小町「かおりさん、お昼も食べてってくださいね」
折本「いいの?」
小町「もちのろんですよ。パスタでいいですか?」
折本「うん。ありがとねー」
小町「いえいえ。それじゃお兄ちゃんとゆっくりしててくださいね」
674 = 1 :
- 自室 -
八幡「なぜ俺の部屋に……」
折本「だって漫画置いてあるじゃん」
八幡「まあ、いいけど」
折本「そういえばさー」
八幡「あん?」
折本「春休みにまた同窓会があるんだけど」
八幡「お前ら同窓会好きだな」
折本「そういうわけじゃないんだけどさ。三年に上がったら受験や就職活動とかで忙しくなるじゃん? だからその前にもう一回集まろうって話になってねー」
八幡「行かないぞ」
675 = 1 :
折本「そう言うと思った。でもあたしも一緒にいるから行ってみない? 一人にさせないからさ」
八幡「行かない。俺が行っても相手も俺も困るだけだ」
折本「そうでもないよ。比企谷の写メ見せたら、他の子達が見てみたいって言ってたし」
八幡「は?」
折本「どう?」
八幡「どうって言われても……。行かない」
折本「はぁ。まあ、予想は出来てたけどさ……」
八幡「それより写メってなんだよ。折本に撮られた記憶がないんだけど」
折本「結構撮ってるよ? これとか」
676 = 1 :
八幡「……」
折本「これとかこれとか」
八幡「なんでそんなに撮られてるの。お前、俺のこと好きだろ?」
折本「はっ!? んなわけないじゃん。何言ってんの? マジうける!」
八幡「……」
折本「それに戸塚くんのも沢山あるし。戸塚くんはちゃんと許可取ってるけどねー」
八幡「俺にも許可取れよ」
折本「言っても撮らせてくれないでしょ」
八幡「まあ、撮られるのはあまり好きじゃないな」
677 = 1 :
折本「別に減るもんじゃないし、いいじゃん」
八幡「俺のSAN値が減る」
折本「意味がわからないんだけど……」
八幡「だよな。まあ、戸塚とツーショットならいくらでも撮ってもいいぞ。撮ったら俺に送ってくれ」
折本「……本当、戸塚くんのこと好きだよね……」
八幡「ああ。むしろ戸塚になら殺されてもいいと思ってるまである」
折本「あー、それはさすがにキモイかも。戸塚くんも引いちゃうかもねー」
八幡「」
折本「今度、戸塚くんに言っといてあげる」
八幡「今のは冗談ですやめて下さいお願いします」
678 = 1 :
- 17時 -
折本「すっかり長居しちゃったね。ごめん」
小町「いえいえ。なんなら夕食も食べていきません?」
折本「それはさすがに悪いからいいよ」
小町「そうですか」
折本「それじゃまた今度ね」
小町「はい。お兄ちゃん、送ってあげなよ?」
八幡「は? いや、自転車だし大丈夫だろ」
折本「そうだよ。遠くもないし一人で平気だって」
小町「いえいえ。今の世の中、何があるかわかりませんから。ね?」
八幡「……」
小町「お兄ちゃん」
八幡「……」
小町「送ってってあげたら、小町が耳かきしてあげる」ボソッ
八幡「よし、行くか折本」
折本「え」
679 = 1 :
- 道中 -
折本「まだ寒いね……」
八幡「だな」
折本「比企谷は本当にシスコンだねー」
八幡「前にも言ったと思うが千葉の兄妹はこんなもんだ」
折本「だからなんで千葉限定なの……」
八幡「それより明日もバイトなのか?」
折本「うん」
八幡「土日どちらか片方をゆっくりしないとは俺には考えられないな」
折本「そう?」
八幡「疲れるだろ」
680 = 1 :
折本「多少は疲れるけど、出かけた方がうちにいるより楽しいし」
八幡「ほーん」
折本「比企谷も今度一緒にサイクリングしてみる?」
八幡「疲れるから嫌だ」
折本「戸塚くんとサイクリング約束してるんだけど」
八幡「行かせていただきます。それでいつなんだ?」
折本「嘘だけどねー」
八幡「くっ!」
折本「こんな簡単に引っかかるなんてね。マジうける」
681 = 1 :
八幡「いや、ウケねーから。マジで……」
八幡(テメェはオラを怒らせた!!)
折本「そんな落胆しなくてもいいじゃん。ちゃんと戸塚くんも誘ってあげるから」
八幡「本当だな?」
折本「うん。春休みになると思うけど」
八幡「日程決まったら絶対連絡しろよ?」
折本「う、うん……」
八幡「絶対だぞ」
折本「しつこい。それじゃまたねー」
八幡「おお」
682 = 1 :
今回はここまで
過去最大の投下量になったかも。読むの大変かもしれないけどごめんね
次回は仲町さんヒロインで久しぶりに奉仕部に依頼が来ます
ノイタミナはサイコパスと君嘘の落差が激しい
683 :
折本ともう付き合えよ
684 :
乙
折本のイメージが今回でアマガミの棚町から神のみのちひろになった
686 :
乙です!
ゆきのん怖すぎ可愛い
687 :
えーちゃん的に考えるとヒロインは相模だな
688 :
折本参戦してきたのにネタ枠のゆきのんww
689 :
>>684
なんとなくわかる気がする
690 :
乙
さがみんが空気だ
691 :
そろそろ陽乃さんも出して欲しい
692 :
乙!
ゆきのんの対応といろはの反応面白すぎ。
今後楽しみ
693 :
乙
そういや>>580ってクレしんの四朗くんだよね
694 :
あれはカスカビアンだけどな
695 :
俺の結衣へ
今日も朝早くからおはよう
結衣にならどんな下着だって似合うと思うけど
結衣ってあまり大人っぽい下着は履かないよね
やっぱりそれって俺以外の人に見られるのが嫌だからだったりするのかな
ありがとうすごく嬉しいよ
でも、安心して
俺はいつでもどこでも朝から晩までキミの事見てるから
だから大胆な下着を履いてくれても大丈夫だよ?
あぁそういえば昨日は大丈夫だったかな?
何回も転んでたからきっと怪我を……怪我といえば、血が出るよね。
結衣の血なら美味しく飲めるから結衣専用のヴァンパイアになりたいなぁ
あ、そうそう汗とか、排泄物とかだって俺は美味しく食べられる自信があるよ
なんたって、俺は結衣のすべてを愛してるからね
だから結衣が休憩の時とかちょっとトイレ行きたそうな時に
すかさず股下に潜り込んで――とか夢なんだけど
正直それはさせてもらえないかな
クラスメイトとか汚らわしいクソみたいな教師も邪魔だし、あいつも――って
ゴメンネ結衣
これは結衣に対して愛を呟くための手紙であって
愚痴を言ったりする手紙じゃないよね
でね、つまり何が言いたいかっていうと、
俺は君が好きなんだ大好きなんだ
だからこうして毎日手紙を送っているのに
なんで結衣はいつも捨てたりしちゃうのかな
俺なんて結衣がゴミ箱に捨てたりしたティッシュとかだって
しっかりと回収して保存してるのに
それだけじゃないよ
先月、先々月その前とかの結衣の使い捨てたナプキンだって
俺はちゃんと持ってるんだから
写真を同封してあげたいけど
写真に僅かな証拠が残ったりしたらあれだから同封しません
そうそうナプキンといえば生理だよね
結衣の周期表を確認してみたけど
そろそろ生理が始まるよね
でもさ女の子だし、そういうのって買いづらいと思うんだよね
だから今度俺が入手しておくから安心してね
今度手紙と一緒に置いておくからね
あ、大丈夫だよ
結衣が今まで使ったやつから
結衣がいつも使ってるメーカーはちゃんと解ってるし
大きさとかその他もろもろ全部把握してるから
一応書いておくけど【―――――】ってメーカーだよね?
間違ってたら電話したときにでも違うっていってくれればいいから
そうそう、電話といえば
結衣って電話したとき泣いてたり怒ってたりするけど
俺は出来たら笑って欲しいなって
いや、俺が緊張して無言電話だからかもしれないけど
俺が聞きたいのはっていうか
結衣としたいのは楽しい恋人との会話とかだしね
だからといって結衣の泣き声や怒鳴り声が嫌いなわけじゃないよ?
むしろ大好きだよ
いつもと違う結衣って感じでもう最高だよ
怒鳴り声なんてゾクゾクしちゃうんだ
ゾクゾクするっていえば、やっぱり[田島「チ○コ破裂するっ!」]だよね
俺はやっぱり結衣を見てするんだけど
結衣最近あんまりしてないよね?
溜め込むのは体に毒だよ?
だから、こんど俺とセックスしようよ
ここまでずっと我慢してきてるんだし
そろそろいいと思うんだよね
あ、処女だからダメとかいうのは気にしなくていいからね?
もしやっちゃったからヒキタニ君に嫌われるとかなら、
俺がしっかりと責任もって君を養ってあげるからさ
養うって言えば同棲だよね
いいなぁ、結衣にいってらっしゃい、おかえりなさいってしてもらいたいなぁ
あぁ、考えただけで俺は理性が吹っ飛んで今にも迎えに行きたくなっちゃうよ
だけど最近警察が見回ってて邪魔だから無理みたいだよゴメンネ
でも安心して欲しいんだ
こうしてキミに手紙を届けられているのは
警察なんかでは俺とキミを裂く事はできない証明なんだよ
奉仕部なんかも無能すぎて全く役に立ってないしね
だけどね、やっぱり俺とキミの間に割ってはいる奴がいるんだ
そろそろウザイし、俺たちの邪魔になるからどかそうと思うんだけど
大丈夫、結衣に迷惑かけたりしないから
俺がしっかりと責任もって処分しておくからね
あーあなんで手紙って終わりがあるんだろう
それはきっと再現がなければ俺が永遠に語っちゃうからだよね
最後に言うよ、邪魔な奴が消えたら迎えに行くからね、そして結婚しよう
愛してるよ、俺の、俺だけの結衣。
697 :
55行まで読んでて草生える
こんな駄文読まなくて良いから(良心)
698 :
朝早くからおはようっておかしくね
699 :
>>695
再現→際限
愛が足りない
700 :
触るなよ荒れるから
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