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    元スレ八幡「相模南は救いようのないマゾである」

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    601 = 1 :

    - 自宅前 -


    戸塚「ここでいいの?」

    「うん。ここがわたしのお家だから」

    戸塚「そっか」

    「えっと……」

    (うちに寄らない? 両親いないからわたしのこと好き放題出来るんだけど、って言えないよね……)

    戸塚「それじゃまたね」

    「あっ」

    戸塚「ん?」

    「……うん、またね」

    戸塚「バイバイ」

    (はぁ、わたしってヘタレだな。南が羨ましい……)

    602 = 1 :

    - 比企谷宅 -


    小町「ねー、お兄ちゃん」

    八幡「ん」

    小町「明日って折本さんも来るんだよね?」

    八幡「ああ。それに戸塚も来るぞ。戸塚がな」

    小町「それは知ってるよ。折本さんと会うの初めてだから楽しみかもー」

    八幡「まあ、気は合うじゃねぇの」

    小町「そうかな?」

    八幡「ああ。仲町さんと違ってうるさいからな」

    小町「それって小町もうるさいってこと?」

    八幡「うるさい。でもそのうるささがお兄ちゃんに元気を与えてくれるんだ。今の八幡的にポイント高い」

    小町「小町的には微妙かも。まあ、いいや。明日は沢山料理作ってね!」

    八幡「わかった。味は期待しないでくれよ」

    小町「愛情があれば無問題だよ!」

    603 = 1 :

    おまけ~マゾのん~


    八幡(昨日は平塚先生が来てくれたおかげで助かったな)

    八幡(今日は部活休もう)

    八幡(さて、今日もベストプレイスでぼっちめしでもするか)


    雪乃「比企谷くん」


    八幡「ひっ!」

    雪乃「一緒にお昼を食べましょう。迎えに来たわ」


    ザワザワ


    八幡「いや、今日は食欲がなくて……」

    雪乃「そう。せっかく、比企谷くんのためにお弁当を作ってきてあげたのだけれど……」

    戸部「ヒキタニくーん、そこは行くべきでしょ!」

    「だな」

    雪乃「来てくれないと……わたし、何をするかわらかないかもしれないわ」ボソッ

    八幡「」ゾクッ

    雪乃「……行きましょう」ニコッ

    八幡「……はい」

    604 :

    仲町さんのターンは次に持ち越しか
    何はともあれ乙

    605 = 1 :

    今回はここまで
    また今度

    高校の時に超電磁砲を貸したらご飯粒がついて返ってきた
    絶対許さない、絶対にだ

    606 = 561 :

    乙です!
    はたして彩ちゃんのダークサイド堕ちはあるのだろうか...

    607 :

    座木馬ってどんな木馬

    608 = 559 :

    ゆっこ「」

    609 :

    だよねーが違って聞こえる(見える)な…

    611 :

    〉〉563
    コテ変えたっていう名目でパクるニセモノ消えろ

    612 :

    >>611
    マジで人のコテパクんな
    このコテはモンストの雑談板荒らしてた時から使ってるからやめてくれ

    〉〉1
    がんばれ

    613 :

    乙!
    今回も面白かった

    614 :

    マジ基地戦争大勃発wwwww
    ここで争うなよ

    615 :

    こんばんは!
    次回は日曜の夜に投下します!

    次回はゆきのんと折本がメインです

    616 :

    やったぜ
    期待

    617 :

    ついにゆきのんが動き出すのか…

    618 :

    折本に期待

    619 :

    前倒しで今晩投下しますわー

    620 :

    やったぜ

    621 :

    ゆきのんと折本一緒に居るとこが想像できないwwww

    622 :

    もぶのんに救いはありますか?(スレの方向上なくても構わないけど)

    624 :

    期待待機してます

    625 = 1 :

    - 3月上旬 総武高校テニスコート -


    八幡「よっ」パンッ

    戸塚「ナイスコントロール! 今日はこれくらいにしておこうか」

    八幡「ああ」

    戸塚「八幡、上手くなったね。コートを9分割に狙って打てるなんてなかなかできることじゃないよ!」

    八幡(さすがです小町のお兄様!)

    八幡「まあ、ベイビーステップ見てるからな」

    八幡(栄ちゃん同様に俺にも応援してくれる天使がいるからな)

    戸塚「そっか。実はスクール通うようになったのはあれに影響を受けてなんだ」

    八幡「そうだったのか」

    626 = 1 :

    戸塚「うん。レベルが高くて最初は練習についていくのがやっとだったんだけどね」

    八幡「まあ、スクールだからな。明日も7時集合でいいか?」

    戸塚「あれ? 八幡、天気予報見てないの?」

    八幡「ああ」

    戸塚「今日の夜遅くから大雪だから、明日は練習出来ないと思うよ」

    八幡「そうなのか」

    戸塚「もしかしたら学校も休みになるからもしれないね」

    八幡「是非そうなって欲しいな」

    戸塚「八幡らしいね。それじゃ着替えて教室に戻ろっか」

    八幡「おう」

    627 = 1 :

    - 15分後 教室 -


    相模「二人とも、朝練お疲れ様」

    戸塚「ありがとう」

    八幡「おう。てか何で知ってんの?」

    相模「うちは比企谷のことなら何でも知ってるよ。……昨日の夕食はうどんだったよね?」

    八幡「」ゾクッ

    相模「まあ、小町ちゃんから聞いたからなんだけど」

    八幡「おい、やめろ。マジでストーカーかと思っちゃったじゃねぇか」

    相模「比企谷が望むならいつでもストーカーになるよ///」

    八幡「一生望まないから安心しろ」

    628 = 1 :

    相模「あんっ///」

    八幡(朝から疲れさせてくれるな)

    戸塚「そ、それより、もうすぐ期末テストだね!」

    八幡「そうだな」

    相模「テストかぁ。……二人とも勉強してる?」

    戸塚「僕は少ない時間だけど普段からしてるよ」

    八幡「俺もだ。数学以外はな」

    相模「二人とも偉いね。うちはテスト前しか勉強しないからなぁ」

    戸塚「それでも成績上位なんだから凄いよ、相模さんは」

    相模「そんなことないよ。精々20位以内がいいところだし」

    629 = 1 :

    八幡「へえ、成績良いんだな」

    相模「比企谷は?」

    八幡「俺は文系だけなら上位だ。文系だけならな」

    相模「そ、そっか。まあ、志望校に受かればいい話だもんね!」

    八幡「そうだ。だから数学は留年しないように最低限頑張ればいい」

    戸塚「八幡、数学嫌いだもんね」

    八幡「ああ。大嫌いだ」

    戸塚「でもさ、今回は少し頑張ってみない?」

    八幡「え」

    戸塚「僕、数学は得意なんだ。教えるから今回は頑張ってみようよ。ね?」

    630 = 1 :

    八幡「うん、八幡頑張る!」

    相模「……」

    戸塚「そのかわり現代文を教えてね?」

    八幡「もちろんだ。むしろ満点取れるまで頑張るつもりである」

    戸塚「あはは、それは頼もしいな」

    相模「うちも! うちも教える!」

    八幡「今回は保健体育はないぞ」

    相模「知ってる! えっと、化学とか生物とか?」

    八幡「まあ、化学も苦手だが。……セクハラするつもりだろ?」

    相模「」ギクッ

    八幡(俺に酷いことするつもりだな。同人誌みたいに!!)

    631 = 1 :

    相模「し、しない。我慢するから!」

    八幡「……」

    戸塚「いいんじゃないかな」

    八幡「戸塚?」

    戸塚「二人より三人で勉強した方がお互いの為になると思うんだ。どうかな?」

    八幡「戸塚の仰せのままに」

    戸塚「なんでそこで跪くのさ……。……それじゃ一緒に頑張ろうね、相模さん!」

    相模「うん! ありがとう!」

    相模(戸塚くん、マジ天使!!)

    戸塚「確かテストの一週間前から部活禁止になるから、放課後に図書室で勉強しよう」

    八幡「了解だ」

    相模「はーい!」

    632 = 1 :

    - 放課後 奉仕部 -


    八幡「なあ、雪ノ下」

    雪乃「なにか?」

    八幡「明日、大雪って知ってたか?」

    雪乃「もちろんよ。なので明日は部活はお休みにします」

    八幡「そうか」

    八幡(一つの質問で俺の聞きたかったことまで回答してくれるとは。さすが総武高校の優等生)

    結衣「ほぇ、明日は雪なんだ」

    相模「結構降るみたいだから電車動かないかもね」

    八幡「いっそ休みになってくれればいいんだけどな」

    633 = 1 :

    結衣「うん。それならずっとお布団に潜っていられるね!」

    八幡「そういうことだ」

    雪乃「由比ヶ浜さんは自習をした方がいいと思うのだけれど」

    結衣「なんで?」

    相模「期末テストが近いからでしょ」

    結衣「え? そうなの?」

    八幡「10日後からだ。それくらい知っとけよ……」

    結衣「うっ……」

    相模「それで大丈夫なの?」

    結衣「なにが?」

    634 = 1 :

    相模「留年とか」

    結衣「」

    雪乃「そうね。わたしもそこを心配していたのよ」

    相模「うち、やだよ。四月になって結衣ちゃんからさがみん先輩って呼ばれるの」

    雪乃「わたしは大丈夫。例え学年が違っても友人に変わりはないわ」

    八幡(こいつら酷いな……)

    結衣「ちょっと二人とも! あたしのこと馬鹿にしすぎだから!!」

    相模「だって事実だし」

    雪乃「そうね。わたし達は、由比ヶ浜さんのことを心配して言ってるのよ」

    結衣「心配。……そ、そっか。ごめん、ありがとう」

    635 = 1 :

    雪乃「友人のことを心配するのは当たり前じゃない。ねえ、ニャンコ先生」

    相模「そうだよ、結衣ちゃん」

    雪乃「ニャンコ先生もあなたことを心配してるわ。ふふふ、大丈夫よ。わたしが勉強を教えてあげるもの」ナデナデ

    八幡(今の雪ノ下を見たら陽乃さんはどう思うのだろうか……)

    相模(雪ノ下さん、症状が悪化してきてるような……)

    結衣(ゆきのん、あたしはゆきのんの将来も心配になってきたよ……)

    八幡「……ん? ニャンコ先生のバッジ、鞄につけてるんだな」

    雪乃「ええ。これがあるだけで教室内でも快適にすごせるようになったわ」

    八幡「お、おう……」

    雪乃「それより五期はまだなのかしら。アニ〇レックスは頭がおかしいのね」

    636 = 1 :

    八幡(いつのまに会社まで……)

    八幡「まあ、原作のストックが溜まらないことにはな。だから気長に待とうぜ」

    雪乃「そうね」

    八幡「それに四期もやってるんだから、十分凄いことだと思うぞ」

    雪乃「当たり前じゃない。……比企谷くん、帰りにカフェに寄りましょう」

    八幡「え」

    雪乃「久しぶりに比企谷くんと夏目トークをしたくなったわ」

    八幡「」

    雪乃「わたしの話についてこれるのは比企谷くんだけだもの。比企谷くんがアニメ好きでよかったわ」

    637 = 1 :

    八幡「あ、いや、今日はアレがアレなんで」

    雪乃「大丈夫。アレがアレだから問題ないわ」

    八幡「おっふ」

    八幡(しまった。これは夜までコース確定だ。ここは相模と由比ヶ浜の二人を道連れにして――――)

    結衣「へ、へー、いいなー。あたしは今日は家族でコンビニに行くんだー」

    相模「う、うちも、遥とゆっこと電車に乗らないといけないんだよねー」

    雪乃「そう。それじゃお二人はまた今度ということで」

    八幡(いやいや、ちょっとおかしいでしょ。家族でコンビニってなんだよ。それに電車に乗らないといけないって帰宅するだけじゃねぇか)

    雪乃「それじゃ今日はもう切り上げましょうか」

    638 = 1 :

    - 10分後 下駄箱 -


    八幡(はぁ。帰ったら録画したの見たかったのにな)


    いろは「先輩」


    八幡「……一色か」

    いろは「なんですか、折角可愛い後輩が声を掛けたっていうのに、その覇気のない返事は……」

    八幡「俺に可愛い後輩なんていないんだけど。あ、四月からは可愛い後輩は出来るな」

    いろは「は? ああ、妹さんですね。まったくシスコンにロリコンにこの学校は気持ち悪い人ばかりですね」

    副会長「なぜ俺までディスられないといけないんだ……」

    八幡(副会長もいたのか。……そうだ、こいつなら夏目のこと知ってるはず。子狐あたりに欲情しているに違いない)

    副会長「?」

    639 = 1 :

    八幡「なあ、副会――――」


    雪乃「お待たせ、比企谷くん」


    いろは「あ、雪ノ下先輩。こんにちは」

    副会長「やあ」

    雪乃「こんにちは。二人とも、生徒会の仕事かしら?」

    いろは「はい」

    雪乃「毎日お疲れ様。……それじゃ行きましょうか」

    いろは「え? もしかして先輩とデートですか!?」

    雪乃「いいえ。ただ一緒にお茶をするだけよ」

    副会長「二人で?」

    640 = 1 :

    雪乃「そうだけれど」

    八幡(さっきは遮られてしまったが俺は諦めないぞ。ハチマンアキラメナイ!)

    八幡「なあ、副会長」

    副会長「なんだ?」

    八幡「副会長は夏目好きか?」

    副会長「夏目? ああ、夏目友人帳か。好きだけど」

    いろは(夏目友人帳?)

    雪乃「……っ!」

    八幡「そうか。なら副会長も一緒にお茶しないか?」

    副会長「え」

    641 = 1 :

    雪乃「そ、そうね。駅前のカフェなのだけれどどうかしら?」ワクワク

    副会長(これは会長から逃げ出せるチャンスではっ!!)

    副会長「ああ、是非――――」


    いろは「ダメですよー。わたしに仕事を押し付けるつもりですかー?」


    副会長「くっ……!」

    八幡(こら一色。邪魔してんじゃねぇよ。このゆるふわビッチが)

    いろは「ちょっ、なんで睨むんですか!?」

    雪乃「……仕事なら仕方ないわね。また今度の機会にしましょう」

    八幡(くっ! 作戦は失敗かっ!!)

    642 = 1 :

    副会長「そ、そうだな。折角、誘ってもらったのに悪いな」

    雪乃「いいえ。こちらこそ急に誘ってごめんなさい」

    いろは「いえいえ。気にしないでください」

    副会長「……」

    八幡(お前は少しは気にしろ。俺の邪魔をしたことをな)

    いろは「それより今度はわたしも誘ってくださいよー」

    雪乃「そうね。ちなみに一色さんは夏目友人帳は知っているのかしら?」

    いろは「いいえ。全く知らないですけどー」

    雪乃「そう。なら誘うのは副会長だけにするわ」

    643 = 1 :

    いろは「え」

    雪乃「比企谷くん、行くわよ」

    八幡「ああ……」

    いろは「ま、待って下さい! なんで副会長だけでわたしは誘ってくれないんですか!?」

    雪乃「そんなの決まってるじゃない。あなたが愚かだからよ」

    いろは「」

    雪乃「ではこれで」

    八幡「またな」

    副会長「あ、ああ」

    いろは「」

    644 = 1 :

    - 5分後 -


    いろは「」

    副会長(まだフリーズしてる)


    葉山「おや、二人ともどうしたんだい?」


    副会長「葉山」

    葉山「やあ。……いろは?」

    副会長「ああ、今、会長は固まっていてな」

    葉山「固まってる? もしかして俺と副会長以外の時間が止まっているのかっ!?」

    副会長「違うから……」

    葉山「冗談だよ。それでなんで固まってるんだ?」

    副会長「なんか知らん雪ノ下さんに愚か者扱いされてな」

    葉山「雪ノ下さんに?」

    副会長「まあ、そのうち再起動するだろう。気にしないでくれ」

    葉山「わかった。いろはのことよろしく頼む」

    645 = 1 :

    - 20分後 カフェ -


    雪乃「比企谷くんと二人でお茶なんて久しぶりね」

    八幡「そうだな」

    雪乃「今日はわたしが奢るわ」

    八幡「いや、自分の分は払うから―――」

    雪乃「四時間ほど時間を頂くつもりだから気にしないで」

    八幡「……はい」

    雪乃「ふふふ、最近は一人でBD鑑賞していただけだから溜まっていたのよ」

    八幡「……」

    雪乃「ニャンコ先生も比企谷くんに会いたがっていたわ」

    八幡(学校がある日は部室で毎日会ってるんですが……)

    646 = 1 :

    - 2時間後 -


    雪乃「やっぱり妖怪達もそうだけど、彼の周りの人達も素晴らしいと思うの」

    八幡「そうだな。塔子さんとかな」

    雪乃「そうよ! うちの母親とは大違いよ!」

    八幡「そ、そうなのか?」

    雪乃「ええ。塔子さんがヒノエだとしたら、お母さんはカッパよ!」

    八幡(夏目のキャラを夏目で例えられても……)

    雪乃「それに西村くんもいい子ね。特に文化祭では感動したわ」

    八幡「そうだな。夏目も号泣してたからな」

    雪乃「わたしも号泣したわ」

    647 = 1 :

    八幡「え? お前、泣くの?」

    雪乃「ええ。十年ぶりに泣いたわ」

    八幡「夏目、凄ぇな……」

    雪乃「そう。それと聖地巡礼したときの話なのだけれど――――」


    めぐり「あれー? 雪ノ下さんと比企谷くんだー」


    雪乃(誰かしら? わたしと比企谷くんの時間を邪魔するのは)ギロリ

    めぐり「ひぅっ」ビクッ

    八幡「ども」

    雪乃「……城廻先輩でしたか……」

    めぐり「う、うん。二人でいるなんて珍しいねー」

    648 = 1 :

    めぐり(こ、怖かったよぉ……)

    八幡「そうっすね。城廻先輩、今から帰りですか?」

    めぐり「うん」

    八幡「遅いですね」

    めぐり「生徒会室にお邪魔してたんだけど、暖房が効いてて、気持ちよくなって寝ちゃったんだよねー」

    八幡(この人らしいな)

    雪乃「それでわたし達に何か用ですか?」

    めぐり「え、えっと、雪ノ下さん、怒ってる……?」

    雪乃「怒ってません」

    めぐり「あぅ……」ウルッ

    八幡「お、おい。それで先輩もお茶を?」

    649 = 1 :

    めぐり「うん。でも一杯飲んだからすぐ帰るけどね。二人も早く帰った方がいいよー」

    雪乃「なぜですか?」

    めぐり「雪が降るからだよ」

    雪乃「あっ」

    八幡「すっかり忘れていたな」

    めぐり「だから降らないうちに帰った方がいいと思うんだー」

    雪乃「……そうですね」

    八幡(お、意外と素直に――――)

    雪乃「帰って夏目が見れなくなるのも困るもの。今日は二期の第八話から見る予定なの」

    八幡(そっちかよ。それより何回見てんだよ。もしかして毎日見てるんじゃねぇだろうな)

    650 = 1 :

    - 翌朝 比企谷宅 -


    八幡「凄い積もってるな」

    小町「だねー。休校になりそう?」

    八幡「今は降ってるわけじゃないからな。まあ、電車も止まってるしゆっくり行くつもりだ」

    小町「そっか。小町は三年生だけ休校だよ」

    八幡「羨ましいな」

    小町「いいでしょうー?」ニコッ

    八幡「二度寝するわ。京葉線、再開したら起こしてくれ」

    小町「あいあいさー」


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