元スレ八幡「相模南は救いようのないマゾである」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
551 :
>>550
クソコテはNGぶっ込んでスルーしな
552 = 551 :
sage忘れるなんて……すまん
553 :
sage忘れが二人連続で末尾同じとかウケる
555 :
はやくはやく
556 :
上がったのかと思っただろマジで死んでくれませんかね?あらしさん
557 :
>>556
だから構うなよ
黙ってNG入れろって上の方でも言われてんだろ
558 :
ブーメラン刺さってるぞ
559 :
>>558
というブーメランが云々
560 = 555 :
〉〉556
はぁ?社会のゴミが、何言ってんだよ
〉〉1、荒らしは気にしないでいいから続き書けよ
561 :
今夜投下あるんだから落ち着こうや...
562 :
お、予定では今日投下か!
楽しみだ
563 :
ハミルトンなんだけどなんか偽物あらわれたからコテ変えて酉つける
あと荒らし方も変えるかも
>>1がんばれ
>>555
>>560
荒らすなら自分でコテ考えて荒らそうな。
人のコテパクって荒らすとか荒らしとしてのプライドはないんか?
564 :
荒らしと荒らしが内乱されても……
565 :
コテハンとかsageとかよく知らんけど取り敢えずハルミトンの安価が半角じゃないのが気になる。
566 :
まぁどっちも害悪だからそっとNGにすれば良いし言わなくても荒らしって分かるんだからほっとけばいい
もしエスカレートするなら報告スレに報告して終わり
567 :
- 3日後 -
八幡『ほら、合格祝いだ』
小町『これってもしかして……』
八幡『ああ。ナーヴギアだ』
小町『お兄ちゃん、こんな高価なもの、どうやって手に入れたの!?』
八幡『小町への愛ゆえに』
小町『もう……ポイント高すぎるよ///』
その後、小町はVRMMORPGの世界に魅了され、いつしか不敗の剣士《絶剣》と呼ばれるようになった。
そして自身のギルドと折本の七人で二十七層のボスを撃破し、その名を更に轟かせたのだった。
八幡「……ん……」
八幡「……夢か。まあ、そりゃそうだよな……」
八幡(ていうかなんで小町と折本の組み合わせなの? 折本の小町に会いたいという強い願いが俺の夢に影響しちゃったの?)
八幡(まあ、いいか。それより今日は小町の合格祝いだ。……明日もあるんだけどね)
568 = 1 :
- リビング -
小町「お兄ちゃん、おはよう」
八幡「おう。なんだ、もう着替えてるのか?」
小町「うん。だって楽しみだしー! それと合格祝いの前に学校を案内してくれるんでしょ?」
八幡「ああ、そういえばそうだった」
小町「忘れてたの?」
八幡「違う。起きたばかりで頭が回ってないだけだ。それより、今日は奉仕部のメンバーと。明日は仲町さん達と二日連続の合格祝いになるがいいのか?」
小町「もちろん。お祝い事は何度でも歓迎だよ!!」
八幡「ならいいけど」
小町「それより洗濯するからお兄ちゃんも早く着替えてよ」
八幡「わかった」
小町「朝食はパンでいいよね?」
八幡「ああ」
569 = 1 :
- 二時間後 総武高校 -
小町「校内に入るのは文化祭以来だよー」
八幡「文化祭か。懐かしいな」
小町「中学より規模大きいし、小町、楽しみだなー」
八幡「一年は希望通りの出し物が出来ないと思うから期待しない方がいいぞ」
小町「……そっか。上の学年優先だよね」
八幡「ああ。クラスも多いから被るのが多いみたいだしな」
小町「……」
八幡「どうした?」
小町「お兄ちゃん、行事には非協力的なのに詳しいね」
八幡「非協力的なだけで、一応話は聞いてるからな」
小町「ふーん。あ、奉仕部の部室いきたーい!」
570 = 1 :
- 奉仕部 部室 -
小町「ふんふん、ここが四月からお世話になる部室かー」
八幡「え? 奉仕部に入部すんの?」
小町「当たり前じゃん。むしろ、なんで小町が入部しないと思ったの?」
八幡「……」
小町「駄目かな?」ウルッ
八幡「いや、駄目じゃないぞ! むしろ、小町が入部してくれてお兄ちゃん泣きそうなまである!」
小町「えー? それはちょっと引くかも……」
八幡「酷い……」
小町「そういえば」
八幡「ん?」
小町「依頼が来ないときはいつもなにしてるの?」
八幡「俺は読書、由比ヶ浜が携帯弄り、雪ノ下はニャンコ先生愛でり、相模は妄想だな」
小町「そ、そっか……」
八幡「依頼も滅多に来ないからな。基本暇だ」
小町「なるほどねー」
572 = 1 :
- 下駄箱 -
八幡「それじゃそろそろ行くか」
小町「うん」
戸塚「あ、八幡と小町ちゃん」
小町「戸塚さん、やっはろーです!」
八幡「よう。今日も綺麗だな」
戸塚「小町ちゃん、やっはろー! 八幡もこんにちは」
八幡(……スルーされてしまった。もしかして面倒だと思われてるのか?)
戸塚「小町ちゃん、今日はどうしたの? 入学手続きじゃないよね?」
小町「学校見学です」
573 = 1 :
戸塚「見学かー。四月から同じ総武校生だね」
小町「はい、四月からよろしくお願いします。戸塚先輩♪」
戸塚「戸塚先輩。なんか照れちゃうな///」
八幡(戸塚がさっきから小町の相手ばかりしてる。ふざけたことばかり言ってたから嫌われたのだろうか……)
戸塚「八幡」
八幡「……ん?」
戸塚「明日は十二時に八幡んちに集合でいいんだよね?」
八幡「あ、ああ」
戸塚「楽しみにしてるね。あと、またラノベ貸してくれる? 八幡のお勧めの本は全部面白いから。いいかな?」
574 = 1 :
八幡「も、もちろんだ!」
戸塚「ありがとう。それじゃまたね、二人とも」
小町「はい。部活頑張って下さいねー」
八幡(よかった。嫌われてなかった。むしろ本のセンスを褒められてしまった)
八幡「小町」
小町「なに?」
八幡「戸塚へのお勧めの本を選ばないといけないから先に帰ってもいい?」
小町「駄目に決まってるじゃん。今の小町的に超ポイント低いよ……」
575 = 1 :
- 十二時 雪ノ下宅 -
結衣「それじゃ小町ちゃんの合格を祝ってカンパーイ!!」
「カンパーイ!!」
小町「ありがとうございます!!」
結衣「小町ちゃん、おめでとう!」
雪ノ下「おめでとう、小町さん」
相模「おめでとさん!」
八幡(なんだろう。エヴァの最終回を思い出してしまった)
小町「みなさん、ありがとうございます」
結衣「これで小町ちゃんもあたしの正式な後輩だねー」
小町「ですねー」
結衣「何か困ったことがあったらなんでも言ってね! ゆきのんが何でもしてあげるから!」
雪乃「なぜわたしが……」
相模(結衣ちゃんも言動が少し比企谷に似てきたかも)
576 = 1 :
- 10分後 -
小町「へー、結衣さんと南さんは文系にしたんですねー」
結衣「うん。あたしの頭じゃ理系はちょっとね……」
八幡「理系もの間違いだろ」
結衣「むー!」
小町「南さんはなぜ文系に?」
相模「もちろん比企谷と一緒がいいから!」
八幡「……」
小町「さすが南さん。相変わらずストレートですね」
相模「まぁね」
結衣(そういうところ、羨ましいかも……)
雪乃「いいわね。わたしは科が違うから文系も理系もないもの」
八幡(おや、雪ノ下が拗ねているようだ)
577 = 1 :
結衣「それじゃ普通科に編入してきたら? そしたらクラスも一緒になれるかも!」
相模「結衣ちゃん、それは無理だよ」
結衣「そうなの?」
雪乃「え、ええ。でも気持ちは嬉しいわ」
結衣「そ、そう? えへへ///」
雪乃「っ///」
八幡(相変わらず百合空間をいきなり発動させやがる。文化祭の時にナニかあっただろ)
小町「それより……」
相模「どうしたの?」
小町「雪乃さんの家、夏目友人帳というよりニャンコ先生のグッズが凄いですね」
雪乃「っ!」
(あ、馬鹿っ!)
雪乃「ええ。ニャンコ先生はわたしのパートナーだもの。いい、小町さん? そもそも―――――」
578 = 1 :
- 30分後 -
雪乃「わかってもらえたかしら?」
小町「は、はい……」ゲッソリ
雪乃「それと友人帳なら夏目くんよりわたしが持っていたほうが有意義に――――」
小町(まだ続くの……)
結衣「ヒッキー、ケチャップ取って」
八幡「ほれ」スッ
結衣「ありがとう」
相模「小町ちゃん、なんか目が濁ってるんだけど……」
結衣「仕方ないよ。奉仕部に入るから避けて通れない道だから」
八幡「そうだな。それに濁った目の小町も可愛いという事実も確認出来たしな」
相模「相変わらずシスコンなんだから」
八幡「ああ」
相模「シスコンにロリコンに、うちの学校は変人ばかりだよねー」
八幡「お前が言うな」
結衣「さがみんが一番変人だけどねー」
相模「てへっ///」
579 = 1 :
- 一時間後 -
小町「」スヤスヤ
雪乃「」スースー
結衣「」グーグー
八幡「なんで寝てんだよ」
相模「結衣ちゃんと雪ノ下さんは昨日から準備してたみたいだし疲れたんじゃない? 小町ちゃんは仕方ないよ」
八幡「そうだな。小町は仕方ないな。……洗い物でもするか」
相模「うちも手伝う」
八幡「邪魔はするなよ」
相模「大丈夫! 洗い物してる間は手を出さないから!」
八幡「つまり洗い物が終われば手を出してくると。相模さん、レイプ宣言をするなんて本当に変態ね。通報していいかしら?」
相模「あふん! 雪ノ下さんの真似で罵倒されるのもいいかもっ///」
580 = 1 :
- 10分後 -
相模「そういえば」
八幡「あん?」
相模「比企谷は志望校は決まってるの?」
八幡「そうだな」
相模「どこどこ?」
八幡「東京大学」
相模「え」
八幡「東京カスピアン産業大学な」
相模「は?」
八幡「冗談だよ」
八幡(葉山か平塚先生じゃないとこのネタわからないよな)
相模「もう、真面目に答えてよ!」
581 = 1 :
八幡「相模に怒られた……だと……」
相模「いいから答えて!」
八幡「まあ、無難に〇〇大だな」
相模「〇〇大か。……うち、受かるかな……」
八幡「なに? 大学まで俺のストーカーする気なの?」
相模「うん!」
八幡「いや、そんな元気よくストーカー宣言されても困るんだけど……」
相模「同じアパートに住んで毎日ゴミを漁るまであるよ!」
八幡「」
相模「それに毎日寝かせてあげないんだから。無言電話でっ///」
八幡(ふぇ。この子、変態からキチガイに進化しちゃってるよぉ……)
八幡「ち、ちょっとトイレ……」
相模「いってらっしゃい」
582 = 1 :
- 5分後 -
相模「うちもトイレ行ってくるね」
八幡「あ、ああ」
相模「鍵開けておくからっ///」
八幡「」ヒクッ
ギー
八幡(おかしい。また相模の変態度が加速しているような気がする)
八幡(この前、喫茶店で変態連中と一緒にいるのを見てからだよな)
八幡(変態同士、交流を深めてパワーアップしちゃったの?)
583 = 1 :
- 10分後 -
相模「ただいま」
八幡「おう……っ!?」
相模「どうしたの?」
八幡「あ、いや。なんでもない」
相模「変な比企谷」クスッ
八幡(なんか口から毛がはみ出てるのは気のせいだろうか)
八幡(見るからに陰毛っぽいんだが。まあ、気のせいだろう。気のせいにしておこう。気のせいだ)
相模「三人ともまだ起きないね」
八幡「ああ。まだ夕方前だしもう少し寝かせておいていいだろ」
相模「それじゃ起きるまでうちを犯しておこうか」
八幡「いいから大人しくしておいてくれない?」
相模「それは無理!」
584 = 1 :
八幡「大声出すな。小町が起きちゃうだろうが」ベシッ
相模「あんっ///」
八幡「なんか本でも読んで待ってろ」
相模「うち、絵がないと無理!」
八幡「だから声大きい」ベシッ
相模「っ///」ビクン
八幡「夏目友人帳があるからそれでも読んでろよ」
相模「うん」
八幡(俺も適当に本を読ませてもらうか)
相模「……」
相模(やっぱり小町ちゃんの言うとおりだ。前は叩くのも躊躇してたのに今じゃ平気で叩いてる)
相模(比企谷は自覚ないだろうけど、うちはわかるよ)
相模「ふふふ」
585 = 1 :
- 30分後 -
雪乃「随分寝てしまったようね」
八幡「ああ。気持ち良さそうに寝ていたぞ」
雪乃「そう。やはりニャンコ先生を抱いて寝たおかげかしら」
八幡「なに? それ抱くと快眠間違いなしなの?」
雪乃「もちろんよ。怪に名前を返す夢を見る特典付きよ」
八幡「なにそれ欲しい」
雪乃「それじゃ今度皆で買いに行きましょうか」
八幡「あ、いや……」
雪乃「来週の土曜の十時に〇〇に集合ね」
八幡「あ、はい……」
雪乃「ふふふ、比企谷くんのような夏目友人帳に愛がある人と出かけるのはとても楽しみだわ」
586 = 1 :
八幡「そ、そうですね……」
雪乃「由比ヶ浜さんはアニメ鑑賞中に必ず寝てしまうんだもの……」
八幡(そりゃ何度も見せられたら眠たくなるだろ)
雪乃「そういえば妖怪で思い出しのだけれど」
八幡「なんだ?」
雪乃「もしかして比企谷くんのアホ毛って妖怪アンテナなのかしら?」
八幡「違ぇよ。これは比企谷家特有だ」
雪乃「そう。そういえば小町さんにもアホ毛があるわね」クイッ
小町「……ん……」ビクッ
八幡「こら引っ張るな」
雪乃「ごめんなさい。つい。それより相模さんは?」
八幡「相模ならお前の部屋で漫画を読んでると思うけど」
雪乃「そう。少し様子を見てくるわ」
587 = 1 :
- 自室 -
雪乃「相模さん、入るわよ」ギー
相模「」グーグー
雪乃「あら、寝ているのね」
相模「」グーグー
雪乃「まったく勝手に人のベッドで……あっ!」
雪乃(ほ、本に涎が……)
雪乃(わたしの大事な夏目友人帳の本に涎が……)
雪乃「あぁ……」ガクッ
雪乃「」ドサッ
588 = 1 :
- 10分後 -
結衣「ゆきのん、さがみん?」コンコン
シーン
結衣「寝てるのかな?」
八幡「そうかもしれん。ドア開けて確認してくれ」
結衣「うん」
八幡「俺はリビングに戻ってる」
結衣「りょーかーい!」
結衣「ゆきのん、開けるよ?」ギー
雪乃「……」
相模「」グーグー
結衣「ゆ、ゆきのーん!!」
589 = 1 :
- 1時間後 -
相模「ごめんね、雪ノ下さん」
雪乃「……」
結衣「本当だよ。涎垂らしながら昼寝しちゃうなんてもう!」
八幡「いや、お前も人のこと言えないだろ。電車で俺の服に涎……」
結衣「な、なんのことだっけ!?」
八幡「……」
雪乃「……」
八幡「相模も謝ってることだし許してやれよ。本も弁償するって言ってるんだしよ」
雪乃「……そうね」
相模「」ホッ
590 = 1 :
八幡「それとこれやるから」
雪乃「こ、これは……?」
八幡「なんか家にあったニャンコ先生のバッジだ」
雪乃「わたしにくれるというの?」
八幡「ああ」
雪乃「比企谷くんが天使に見えるわ。堕天使だけれど」
八幡「おい、俺はニートじゃないからな」
雪乃「ふふ、このバッジ欲しかったのよ。オークションでもなくて」
八幡「そうか。結構レアなのか?」
雪乃「そうね。制服につけようかしら」
八幡「それはやめておけ。お前に幻想を抱いてる連中が発狂するぞ」
雪乃「そんなふざけた幻想なんて壊れてしまえばいいのよ」
591 = 1 :
- 帰り道 -
相模「いやー、雪ノ下さん、許してくれてよかった……」
小町「ですねー。あんな落胆した雪乃さん、初めて見ましたよー」
八幡「まあ、今後は気をつけるんだな」
相模「うん。寝るときはタオルを置いて寝るようにするね」
八幡「いや、涎を垂らさないように気をつけろよ」
相模「でも出ちゃうもんは仕方ないじゃん。それに下の涎も―――ふぐっ!」
八幡「小町の前で卑猥な発言はやめろ」
小町「……」
相模「ふぐ、ふぐ!」コクリ
592 = 1 :
- 蘇我駅 -
相模(比企谷に手で口を塞いでもらっちゃった///)
相模(なんか本気で犯される5秒前って感じでいいっ!!)
相模(これなら三月中にビンタくらいならしてくれるかも)
相模「」ジュルリ
相模(おっと、いけない)フキフキ
葉山「あれ? 相模さんじゃないか」
相模「お、葉山くん。部活帰り?」
葉山「いや、カラオケの帰りだよ」
相模「一人カラオケ?」
葉山「まさか。七咲と一緒に決まってるじゃないか」
相模「だよねー」
593 = 1 :
- サイゼ -
葉山「へー、比企谷の妹さんの合格祝いだったんだ」
相模「うん。明日は別の面子でするみたいだけど」
葉山(恐らく仲町さん達とかな)
相模「よかったよ。小町ちゃんが後輩になってくれて」
葉山「そうだね」
相模「そういえば、葉山くんって最近、副会長と仲が良いよね。学校でよく話してるの見かけるんだけど」
葉山「うん。彼とは共通点もあるからね」
相模「共通点?」
葉山「ああ。リアル女子に苦労しているところだね」
594 = 1 :
相模「三浦さん?」
葉山「うん。彼はいろはだね。同じ生徒会だから仕方ないだろうけど」
相模「葉山くんから一色ちゃんに言ってあげればいいのに」
葉山「最近、無視されるんだ」
相模「そうなの?」
葉山「ああ。どうやら俺の本性に気付いてるのかもしれない」
相模「結構鋭いんだね」
葉山「そうだね。練習後に俺だけタオルじゃなく雑巾を渡されるからね」
相模「どんだけ酷いことしたのっ!?」
595 = 1 :
葉山「何もしてないと思うんだけどね」
相模「そっか。今度、一色ちゃんに聞いてみるよ」
葉山「よろしく頼むよ。そういえば……」
相模「なに?」
葉山「遥さんだっけ? 相模さんの友達の」
相模「うん。遥がどうかしたの?」
葉山「今日、学校で見かけたんだけど……」
相模「学校で?」
葉山「戸塚の下駄箱で何かしていたようなんだけど、心当たりあるかい?」
相模「うーん、上履きでも舐めてたんじゃない?」
葉山「」
相模「後は下駄箱自体を舌で掃除していたとか? 考えられるのはそれくらいかな」
596 = 1 :
葉山(それを考えられること自体おかしいんだけどね……)
葉山「そうか。この前、喫茶店で話したときは大人しい子だと思ったんだけどな」
相模「遥はうちクラスの変態だよ。ううん、うち以上かも」
葉山「そうか」
葉山(戸塚も大変だな)
相模「遥ったら妄想癖が激しくて、戸塚くんが黒い部分があるって言うんだよね」
葉山「……」
相模「戸塚くんに黒い部分なんてあるわけないのにねー」
葉山「……」
戸塚『葉山くんと七咲さんのSS、学校で晒しちゃうよ?』
戸塚『ごめん。材木馬くんの自作小説と間違ってシュレッダーしちゃった!』
葉山「そ、そうだね……」
597 = 1 :
- 某駅前 -
戸塚(部活にスクールと今日はテニス尽くしだったなー)
戸塚(明日は小町ちゃんのお祝い。明日待っていくお菓子とジュースでも買おうかな)
遥「と、戸塚くん!」
戸塚「遥さん?」
遥「こ、こんにちは。偶然だね!」
戸塚「うん。何処か出かけてたの?」
遥「うん。戸塚くんは部活帰り?」
遥(ずっと戸塚くんのストーキングをしてました)
戸塚「部活は午前中に終わって、午後からはスクールに行ってたんだ」
遥「そうなんだ。一日中テニスなんて凄いね!」
遥(ごめんなさい。知ってました)
戸塚「そんなことないよ。好きでしてることだからね」
遥(わたしのことも好きにしてっ///)
戸塚「僕、スーパーに寄るんだけど一緒に来る?」
遥「うん!」
598 = 1 :
- スーパー -
戸塚「明日、小町ちゃん―――八幡の妹さんの合格祝いをするんだ。その買出し」
遥「比企谷の妹? そういえば南が言ってた。比企谷と全然似てないって」
戸塚「確かに似てないかも。アホ毛だけ同じだけどね」
遥「可愛いの?」
戸塚「可愛いよ」
遥「」ムッ
戸塚「天真爛漫って感じかな」
遥「そうなんだ。……異性として意識してたり……?」
戸塚「僕が小町ちゃんを?」
遥「……」
戸塚「どうだろう。あまりそう目で見たことはないかな」
599 = 1 :
遥「」ホッ
戸塚「それにそういうのはよくわからないんだよね」
遥「好きになった子とかいないの?」
戸塚「うん。いつか出来るといいんだけど」
遥「……」
遥(これで戸塚くんが汚れないことは確定。わたしが汚してあげないとっ!!)
戸塚「あれ? なんで僕、こんな話してるんだろ。今のは誰にも言わないでね」
遥「うん! もろちん!」
戸塚「え」
遥「あ、もちろんの間違いで、そのっ///」
戸塚「変なの」クスッ
遥「はうっ///」
600 = 1 :
- 10分後 -
戸塚「それじゃまた学校でね」
遥「うん。またね」
戸塚「気をつけてね。もう暗いし」
遥「ありがとう」
戸塚(あれ? 男の子の場合は送ってあげた方がいいのかな?)
遥「それじゃ……」
戸塚(うん。送ってあげた方がいいよね。僕は男の子なんだし)
戸塚「えっと、近くまで送ろうか?」
遥「え」
戸塚「女の子一人じゃ危険だし。どうかな?」
遥「」
戸塚「遥さん?」
遥(おっふ、戸塚くんの送り狼発言でトリップしちゃった)
遥「それじゃお願いします///」
戸塚「うん」
戸塚(なんか頼られてる感じがしていいかも!)
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