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    元スレ男「ヤンデレってなんだ?」

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    51 = 48 :


    「誰って……」


    「まぁ、いろいろ会ってたけど……?」


    「違うよっ!! ねぇ、正直に言って!? 今日、誰と――」


    「――あ、そういえば。姉さんのために、さっきケーキ買ってきたよ?」


    「……ッ!! ……わ、私のため……?」ドキッ


    「あれ、食べない??」


    「………………………………………………………食べる」


    「ははっ、よかった~」


    「…………母さんと好みが一緒で…………」ボソッ


    「え!? どうしたの??」


    「ううん。それじゃ、持ってくるね」


    「むふふ~、私も一緒に行くよー!」


    「じゃあ一緒にいこっか――?」




    「ねぇ、男ー?」

    「んー? なに母さん?」

    「……私のケーキは?」

    「…………」

    「…………へぇ」


    イヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア






    「……むぅ……おと、こ……くん…………えへへ……」スヤスヤ


    「………………離さない……よ……」ムニャムニャ

    53 :

    ――翌朝

    キーンコーンカーンコーン


    「ふぃー……」ハァ…

    「あれ、遅かったね。寝坊かい?」

    「おぉ……、確かに言われると悔しいな……」

    「でしょ? まぁ、わかればいいんだ」

    「それにしても、なんだってそんな疲れてるの?」

    「あ、聞いてくれよ。いや、今日はいつも通り遅刻ギリギリの時間に家を出ようとしたんだよ?」

    「……まぁ、今更なにも言うまいよ」

    「そしたらさ――」


    「朝はなぜかえらく機嫌の悪い幼馴染に叩き起こされるだろ??」


    「……へぇ、なんでかな」


    「すると、一緒に寝てたらしい姉さんも、それで機嫌が悪くなるんだよ」


    「……原因はそれだね」


    「家を出る時は、何とか姉さんの抑止を振り切って出たわけだ」


    「……うん」


    「そしたら、また後輩と会ってさ、他愛もない話をしながら一緒に歩いてたんだよ」


    「……へぇ」


    「ちょっと歩いたら、今度はお嬢様と偶然出会って、お嬢様に学校まで車に乗せてもらったのな」


    「…………へぇ」


    「んで、ちょっと早く学校に着いたと思ったら、委員長に呼び出されたわけよ」


    「……………………」


    「やっと解放されたと思って、さっき携帯を見たら先輩からのメールが127件だ」


    「…………………………………へぇ」


    「そんなこんなで、ちょっと疲れたんだよ……」




    「――あ、でさ、昨日またネット見てたんだけどさ。ヤンデレについてちょっとわかった――!」


    「殴るね」


    「なんでっ!??」



    とりあえず、おしまい。

    54 = 53 :


    これって、途中から安価とかとってもいいのかな?
    これで二作目で、勝手がよくわからない……。

    一回安価ってのをやってみたかったんだ。

    55 :

    >>1の好きにして良いのよ

    56 :

    >>1

    個人的には『貴方の望む私になるわ』なヤンデレが好きです

    57 :

    安価にするなら一旦終わらせて新スレ立てたほうがいいかな
    俺一度途中から安価にしたら安価が嫌いって奴に叩かれまくったことあるし

    まあ>>1次第だけど新スレ立てるなら誘導がほしいです

    58 = 53 :

    >>57
    コメントありがとう。
    でも、新しくスレ建てるほどやりたいわけじゃないんだよな。

    叩かれたらどんまいでやらせていただきます。

    59 = 53 :


    「……あの、友さん……」


    「……なにさ?」


    「いや、なんか、ホントすいませんっした……」


    「…………はぁ……」


    「うっ……なんか、悪いことしたかなぁ……」


    「ほら、授業始まるよ?」


    「あ、お、おう!」







    ――放課後

    「さて、あっという間に放課後か……」


    「さって、それじゃ>>60に行こうかな!」


    1.友さんの機嫌を窺いに行く

    2.幼馴染と帰る

    3.下級生の教室の前を通る

    4.教室の掃除を手伝う

    5.部活に行く

    6.グラウンドに出る



    番号指定でお願いします。

    61 = 56 :

    先輩死んじゃう

    62 = 53 :


    「と、友さーん……?」


    「……なに?」


    「あ、あの、もし、もしよろしければ、これからあの、お茶など……いかがかなぁ……と」


    「……部活だから」


    「あ、そうですよねー!? あ、つ、都合のいい――」


    「――だ、だからっ!」


    「……?」





    「ぶ、部活が終わるまで、ボクの事待っててくれる……かい?」


    「へ? あ、あぁ、そりゃ待ってるけど……」


    「ぜ、絶対だよっ!? 絶対待っててね!?」


    「あ……おう!」





    「お、今日はちゃんと部活に来たね――」


    「ねぇ、ちょっといい?」


    「え?」


    「練習試合をやろうよ? それで、ボクが勝ったら――」





    「ふわぁあ……。どのくらいで終わるのかぐらい聞いとけばよかったなぁ……」


    「お待たせっ? さぁ、どこに連れてってくれるんだい?」


    「うおぉお!? も、もう終わったのか!?」


    「あ、うん。今日はちょっとだけの練習だったんだ」


    「へぇー。あ、昨日休みだったからか」


    「え? あ、あぁ、そうかな……?」








    「…………鬼よ。鬼がいたわ……」ガタガタ

    63 = 53 :


    「ふふふーん♪」


    「あれ、なんだそんな機嫌悪くないのか」


    「え?」


    「あ、いや。なら、別にご機嫌取らなくてもよかったなぁーって――」


    「……機嫌悪くなったっていいんだよ?」ムスッ


    「さぁ、俺のおごりだ。行こうか」


    「あははっ! 楽しみだよ」





    「へぇ~。よく男がこんなところ知ってるね? ちょっと見直し――」


    「あぁ、昨日委員長とここで打ち合わせしたんだよ」シレッ


    「…………へぇッ!」ゲシッ


    「痛いっ!! えっ、なんだよ!?」


    「何でもないよッ」フンッ


    「うっ……。で、ど、どれ頼むの? 好きなもの頼んでいいよ」


    「うーん……。――あっ……」


    「ん? なんかいいのあった?」


    「……………………これ」ユビサシ


    「………………え、これ?」


    「な、なんだよ! 好きなもの頼んでいいんでしょ!?」


    「…………これかぁ……」


    『恋人限定! ジャンボチョコパフェ』


    「えぇー……」


    「べ、別に恋人同士に、とか思われたいわけじゃなくてっ! あの、チョコパフェが食べたくて――」


    「昨日委員長も頼んでたや――」


    ガンッ‼


    「ぜったい、これにする。文句はないね?」


    「……ッ!」コクコク

    64 :

    ドロッドロの愛憎劇で頼むよ

    65 :

    ヤンデレ幼女はよ

    66 :


    オマタセシマシター


    「わぁああ……!」キラキラ


    「………………」


    「……ほら、早く食べようよ?」


    「……おう」


    「ほら、あーん」


    「ファッ!!? な、なんだよ!?」


    「恋人限定なんだから、恋人っぽくしないとダメでしょ? ほら、あーん?」


    「こ、こんなの男女でならなんでもいいんだよっ!?」


    「いいから、あーん」


    「い、いや、恥ずかしいって!」


    「あ、早くしないと落ちちゃうよ!」


    「だ、だから――」




    「…………」ジー




    「いただきますっ!」パクッ


    「ふふーん、よろしい」


    「……わぁ! 昨日と同じ味だ!」


    「そういうことは言わなくていいの!」


    「ほ、ほら、じゃあボクにも……」


    「えー」


    「……殴るよ」


    「ほ、ほら! あーん」


    「あははっ、あーん!」パクッ


    「うんっ、おいしいね?」


    「はは……、そうだね……」

    67 = 66 :


    「――あー、おいしかった」ニコニコ


    「友さんが喜んでくれて、なによりでございますよ……」ゲッソリ


    「……こ、今度のデートの時には、誰もつれてったことのないとこに連れて行ってね?」



    「え? デート??」


    「………………………………あっ」カァアア





    「いいいいいいいいいいいや!? 違うんだよ!?? い、いいまのは、言葉のあやというか、あの、う、ウーロン茶みたいなさ!??」アセアセ


    「ね!? 緑茶とさ、ウーロン茶の違いって知ってる!!? あれって、発酵させるかさせないかなんだって!!」


    「え、そうなの?」


    「そうなの!! で、でね!? 発酵と腐敗っていうのもね! あ、あの人間に良いか悪いかで――」


    「――まぁ、今度出かけるって約束したしなぁ……」


    「………………うん」テレッ


    「そのときは、別の場所探しておくよ」


    「……た、楽しみにしてるよ!」


    「しっかし――」


    「ん?」




    「そんな友達と出かけるぐらいで、テンション上げなくても――」


    「動かないでね」スッ


    「ちょっ!? やめてっ!??」ビクッ

    68 = 66 :


    ――――――


    「さて、友とも別れてもう19時かぁ……」


    「そろそろ家に帰ろうかな」


    「いや、コンビニでも……。うーん……」


    「よし、>>72に行くか」




    1.暇だから友をびっくりさせよう

    2.おとなしく家に帰ろう

    3.いや、ちょっと公園によろうかな……

    4.ちょっと高級住宅街の中を通ってみる

    5.さっきの店に忘れ物をした気が……

    6.あ、部室に漫画を忘れた!

    7.ちょっと近道して帰ろうかな



    しまった。
    最初の安価で委員長のルート作ってなかったです。
    ドンマイ、俺。

    71 :

    掃除が委員長√だと思ってた。
    人が少ないときは1~2レス内くらいの方がいいよ。
    安価なら2

    73 :

    BADエンドしか想像出来ない俺は既に末期

    74 :

    >>73
    ???「大丈夫、希望は絶望(BADエンド)になんか負けないんだ!」

    75 = 66 :


    「しまった、部室に漫画忘れてたなぁ……」


    「まぁ、さすがにこの時間なら先輩もいないだろうし、取りに行くか……」



    ―――部室

    ガララッ


    「おじゃましまーす……」ヒッソリ


    先輩「……男。遅い」パタン


    「はいっ!? え、あれ、先輩!?」ビクッ


    先輩「……どうしたの?」


    「あ、いや……。もう、帰ってるものだと思ったので……」


    先輩「……男に会うまで……帰らない」ニコッ


    「い、いや帰ってくださいよ……」


    先輩「……せっかくメールもしたのに……」


    「量が多すぎるんですよっ! 俺が返信するまで待ってくれてもいいじゃないですか」


    「――あ、そうだそうだ。とりあえず、忘れた漫画取りに来たんですけど……」


    先輩「……男、今日はどこいってたの?」


    「あ……え、っと……」


    (……一昨日と昨日もちゃんと部活に出てないわけだし、本当のこと言ったら怒られるよなぁ……)


    「あ、あれですよ。ちょっと自分探しの旅に――」


    先輩「……言い方を変える」






    先輩「あのカフェに、誰と行ってたの?」





    「………………え?」


    先輩「……わからない?」





    先輩「○○市××町□-□□-5のカフェで、誰と居たの?」

    76 = 66 :


    「あっ……え、なんで……」


    先輩「……ねぇ、応えて」


    「あ、あのっ! ごめんなさいっ! 友と行ってましたぁ!!」ドゲザァ


    先輩「……ふぅん……部活、出ないで……女の子と一緒に居たの……」ジー


    「あ、いや! あの事情がありまして……っ!」


    先輩「……へぇ……、言い訳……するの」ジトー


    「……あ、あのどうすれば許していただけるでしょうか……」


    先輩「……別にいいよ……私……もう学校、来ないから……」


    「いやいやいやいや!! あ、あのそれは――!」


    先輩「……ありがとう……楽しかった……」ガララ


    「あ、あああの! ま、待ってください!! あ、あの、なんでもしますっ!」







    先輩「……そう。……ならやめる」シレッ






    「へ!? あ、ありがとうござ――」


    カチッ

    ――ください!! あ、あの、なんでもしますっ!


    「……え?」


    カチッ

    ――の、なんでもしますっ!


    先輩「……ふふっ、なんでもするんだよね……?」


    「………………」ダラダラ


    先輩「…………」ニコニコ

    77 = 66 :


    「――本当に、これでいいんですか??」


    先輩「……いい」


    「ま、まぁ、ならいいんですけど……」


    先輩「……んふふ……」スリスリ


    「……ははっ、くすぐったいですよ……」


    先輩「……男、いい匂い……」スンスン


    (結局先輩を、膝にのせてるわけだけど……。これ、先輩の体温をじかに感じて、なんだか恥ずかしいな……)


    先輩「………………」ニコニコ


    「本は読まないんですか?」


    先輩「……明かりつけたら……気付かれちゃう……」


    「あ、それもそうですよね……」


    先輩「…………」


    「…………」


    (あれ、何だか変な雰囲気……)


    「……あ、あぁの! 先輩? 先輩って――」


    先輩「…………」スースー


    「…………ははっ、先輩寝ちゃったか……」


    「疲れてたのかな……。先輩の家って、確かそんなに遠くなかったよな――」





    「――それじゃ、先輩。おやすみなさい……」

    ギュウウ

    「あれ……」

    先輩「…………男……」スースー



    「すいません、お邪魔しましたー」

    「あ、すいません、ありがとねー」

    「……あら、この子……。さっきの男の子の上着握ってるじゃない……」

    先輩「……ふふ……いい匂い……」スースー

    78 = 66 :


    ――――

    「たっだいまー!」


    「男くぅーんッ!! ねぇ、どこ行ってたの!? 遅くない!?」


    「あぁー、ちょっと。……部活が長引いちゃってね」


    「……あれ? 上着はどうしたの?」


    「んー? 学校に忘れた」


    「忘れたって……。……あれ、また女のにおいがする……」


    「男くんッ!!? ねぇ、今日こそ――ッ!」


    「あ、そういえば、姉さんのためにプリン買ってきたんだ!」


    「……い、いや! 今日は誤魔化され――」


    「え、食べない? ……せっかく買ってきたのになぁ……」


    「食べるー! もう、男くんはかわいいなぁ!」


    「は、ははは……」




    ――翌朝


    幼馴染「ほら、朝だよ? お、お姉さんも起きてくださいっ!」


    「……起きた、起きたよぉ……」


    「えへへ……おとこくーん……」ムニャムニャ


    「あれ? また姉さん一緒に寝てたのか……」


    幼馴染「また、じゃないよっ!! こういうのはしっかりしなきゃダメなんだよ!?」


    「つっても、実の姉じゃないか」


    幼馴染「――ッ! 男は何もわかってないっ! もう、じゃあ私とも一緒に寝てよ!」


    「いや、意味わからないよ」

    79 = 66 :


    「――さて、幼馴染は部活の朝練に行ってしまった……」


    「朝ご飯食べても、全然時間余ってるなぁ……」





    「まぁ、とりあえず>>82しようか」



    1.少し早めの時間に家を出る

    2.暇なので幼馴染を追いかける

    3.通学路をゆっくり歩いてみる

    4.高級住宅地を通ってみる

    5.いや、いつも通り遅刻ギリギリで

    6.先に上着を取りに行く

    7.たまには姉さんにかまう

    8.路地を通って近道する



    すいません。一回目と二回目に姉√を入れてなかったです……。
    ドンマイ、俺。

    とりあえず今日はこれまで、あとは明日の朝見ます……。

    83 :

    >>1はホモなのかな?

    84 :

    >>83
    えっ、違うけど……。


    オトコクーーン
    ドコイッタノーー‼


    「はぁ、たまには姉さんにかまってあげるか……」

    ドタドタ

    「男くーーんっ! どこ行ってたのぉ!!」ガチャバン


    「いや、リビングに来てただけじゃないか」


    「ダメだよぅ! 男くんは私と一緒に起きて、一緒に朝ごはん食べて、一緒にお風呂入って、一緒にトイレも行って――」


    「はいはい。ほら、姉さんの分の朝ごはんもあるよ?」


    「わぁあ! 男くんが作ってくれたの!?」


    「いや、幼馴染かな」


    「……………じゃ、いらない」


    「それは、幼馴染に失礼だよ。ほら、早く食べちゃって」


    「ふーんだ。絶対食べないから!」


    「そっかぁ……。じゃ、もったいないし俺が食べるかぁ……」

    ピクッ

    「そ、それはダメッ!」


    「え、でも姉さん食べないんでしょ?」


    「…………男くんが、食べさせてくれるなら食べる……」ブー


    「じゃあ、俺食べるわ」


    「うわぁーん! 男くんの意地悪っ! 食べるよっ!」


    「あ、なんだ。食べるのね」


    「最近、男くんが冷たくて、お姉さんかなしいなー……」ムゥー


    「ちょっとぐらい、お姉さんに優しくしてもいいんじゃないかなー……」ブツブツ


    (あぁ、いじけちゃった……。でも、そうだよな。今はかまってあげるってさっき、決めたじゃないか……。ちょっとぐらいなら……)


    「ほら、姉さん。あーん」


    「……お、男くんっ!! あむっ!」パクッ


    「むふふ~、男くんが食べさせてくれるから、すごいおいしいよー!」ニパー


    「ははっ、それはよかった……」アハハ…

    85 :

    みんなかわいい

    87 :

    なんだこの可愛い生き物

    88 = 87 :

    なんだこの可愛い生き物

    89 = 87 :

    あれ、書き込めてた。連投スマン

    90 :


    (――結局ほとんど食べさせたな……)


    「ほら、もう姉さんも大学じゃないの?」


    「今日は大丈夫なんだよー? だから、もっとイチャイチャしようっ?」


    「いや、もう俺は学校に行かなきゃ……」


    「じゃあ、私も一緒に行くー!」


    「なんでよ!? ……ほら、じゃあ行ってくるから!」


    「あーん……」


    「…………男くん」


    「ん? なに? 一緒には行かないよ?」


    「うん」


    「……?」




    「今日は、いつごろ帰ってくる?」




    「あー……。何もなければ、まっすぐ帰ってくるけど……」


    「……そっか。じゃあ、何もなければいいね」


    「え、あ、そう、だね……?」


    「……むふふ~! お姉ちゃんは大学サボってでも早く帰ってくるからねー?」ダキッ


    「うわっ! い、いや、それはダメでしょ!?」


    「だ・か・ら」




    「 早く、帰ってきてね? 」ニコッ

    91 = 90 :


    ガララッ


    「おいっすー」


    「ふぅ、いいね。いつも通り時間ぎりぎりだ」


    「えっと、1時間目は――」






    キーンコーンカーンコーン


    「おっしゃあ! お昼の時間だぁッ!」ガタッ

    ガヤガヤ




    「さって、とりあえずお昼ご飯でも……」


    「あ、そうだ。>>93するかぁ」



    1.普通に友と食べる

    2.たまには幼馴染と食べる

    3.購買でも行こうかな……

    4.ベランダで食べよう

    5.あ、そういえば委員長に呼ばれてた気が……

    6.携帯を見てみる

    7.姉さんに電話する

    8.体育館裏に行ってみる



    94 = 90 :


    「あ、そういや、朝からゴタゴタしてて携帯見てなかったなぁ……」

    パカッ

    新着メール 72件


    「……えーと、昨日はあれからメールなんて来てなかったし、朝からだよな」


    「おはようから始まって、うーん……ん? 今先輩部室に居るのか」


    「じゃ、上着返してもらうついでに、先輩とご飯でも食べようかな――」





    「――で、先輩?」


    先輩「……なに?」


    「なんで先輩俺の上着着てるんですかっ!? 自分のは!?」


    先輩「……これ……朝起きたらあったの……」シレッ


    「俺のですよっ!! 先輩が上着つかんで離さないから、そのまま綺麗に脱いできたんじゃないですかっ!」


    先輩「…………これは……私の……」ギュッ


    「いやいやいやいや……。そもそも、男の上着じゃ変ですよ……」


    先輩「……じゃあ……男には私の上げる……」


    「いや、返してくださいよ。どっちにしろ、サイズ的に無理です」


    先輩「……………………」フイッ


    「えぇえええ……。返してくださいよー」


    先輩「……私……自分の、上着持ってきてない……」


    「えぇー……。じゃ、わかりましたよ……、明日返してください」


    先輩「……うんわかった」ニコニコ


    「はぁ……、なんで俺が……」


    先輩「………………♪」ギュウウ


    「……まぁ、いいか」

    95 = 90 :


    先輩「……男……これ、ちょうだい」


    「ダメですよっ!? 俺のどうなるんすか!」


    先輩「………………がんばれ」グッ


    「何をっ!??」


    先輩「……じゃあ、一週間……でいい」


    「それでもダメですっ!」


    先輩「…………むー……」


    先輩「……部活……来なかったくせに……」


    「うぐっ……」ビクッ


    先輩「……………………」ジー


    「……………………」ダラダラ


    先輩「………………………じー」


    「…………わ、わかりました……」


    先輩「…………ッ!」パァアア


    「で、でも!! それじゃあ、アレですよ!? 膝に乗せるってやつは無しですからねッ!?」


    先輩「…………イヤ……」フイッ


    「じゃあ返してください」


    先輩「………………わかった」シブシブ


    「あ、じゃあ返して――」


    先輩「……膝に乗せなくて……いい」


    「え、そっちですか!?」


    先輩「…………ふふっ……」モフモフ


    「えぇ……。ま、まぁ、しょうがないか……」


    「――あ、もうこんな時間か……。次移動教室だし……俺、もう行きますね? 先輩は大丈夫なんですか?」ガララッ


    先輩「……うん」





    先輩「……私は、コレ……使ってから行く……」ギュウウ

    96 = 90 :


    ――――放課後


    「おし、今日も学校が終わった……」


    「今日はどうしようかなー……」


    「あ、姉さんも早く帰ってこいみたいなこと言ってたっけか」


    「うーん、とりあえず>>100かな」




    1.隣の席から視線を感じる……

    2.教室の入り口から視線を感じる……

    3.グラウンドを通って裏門から帰ろうかな

    4.お嬢様が本読んでるから、声をかけてみる

    5.生徒指導室から視線を感じる……

    6.部活に行こう

    7.いや、姉さんが待っている!

    8.体育館裏に行ってみる



    キリがいいので100で。


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