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    元スレ総合P「マスターズプロダクションのPです」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 前スレ→1404295615 + - 次スレ→1406163386 + - アイドルマスター + - グリマス + - モバマス + - 総合P + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    951 = 940 :

    ふっ、だがまだ生きている

    952 = 1 :

    >>946
    恐らく>>939は勝手に安価つけて申し訳ないって事じゃない?
    俺にというより違ったら>>831ごめんね っていう感じだとおもうます

    953 :

    もういい……!寝ろ……!寝るんだ……!

    954 :

    亀で悪いが>>822の亜里沙って「松田」の方?

    955 :

    >>954
    それだと亜利沙になる

    956 = 1 :



    【ifのif~そしてEP~】

    「舞さん、どうですこの後?」

     事務室に顔をだしてみたものの、Pは外回りで居ない

    「べつに、いいわよ?」

     らしくもなく肩を落としていると、事務員の一人。

    「じゃあ決まりで、ちっひも来るでしょ?」

     小鳥さんにそう声をかけられた。

    「え、はい。構いませんけど」

     あまり話したことはないけれど、同い年と言う事はPから聞いた。

    「珍しいわね」
     
     だから? とは思ったけど、急にそんな風に誘われるとは思っていなかった。

    「えぇ、大事な話がありますので」

     インカムをつけた彼女は、そう言ってニヒルに笑った。

    957 = 1 :


    ―――

    「で、本題です」

     Pと三人でよく行くと言う居酒屋。

    「本題? ……ってなにかしら」

     そう紹介された所は、当然だけど始めてのお店で。

    「もしかしてピ……小鳥さん」
    「えぇ、いいます。言わせてもらいます」

     私の知らない彼が、ずいぶんと多くなったんだと今更に実感する。

    「なにを?」

     それが少し寂しい。だから復帰しようと決めた。

    「あなたとPさんと、……愛ちゃんの事です」

     懐かしくなって? 違う。愛が頑張ってるのを見て? 違う。

    「……聞いたの?」
    「はい」

     愛が日々話す私の知らない彼の姿に、嫉妬したから。

    「……そう、彼も意外とおしゃべりよね」

     本当は、本当にみっともない話。

    「あなたには、義務があると思います。女として、母として」
    「ちょっと、ピヨっち言い方が……」
    「普通は、気づきますよ。愛ちゃんの年齢を考えれば、
     ましてやあの人が気づかないなんて、ありえない」

     あの人がよく使うだけあって個室のあるしっかりとした場所。

    「そうね。彼、人の機微には特に敏感な方だったもの」

     そういえば、結局一度も彼と飲んだことはない。

    「……きっとトラウマなんですよ。
     あの人、以前言ってました。浮気されたって、
     あなたが隠しすぎた所為で、そう思ってます。
     考える事をやめて、完全にそれに蓋をしちゃってるんです」

     私が断られるとわかって彼に飲もうと誘うのはなんでかしら。

    「……それで? いまさら言うの? 愛はあなたの娘よ、って
     いままで黙っていてごめんなさいって、いえると思う?」

     きっと、お酒に乗じて言いたい事を、言えない事を言いたかったんだと思う。

    「言うべきだと、私は思います」

     わかってる。言うべきなのは、でも『べき』で言えるほど私は強くないから。

    「あの人の中では、あなたは裏切り者で終わってます。
     ……そんなの、悲しいじゃないですか」

     彼が思うほど、みんなが思うほど、強くないから。

    「でも……」

     それで彼に否定されたら? 愛に嫌われたら? 考えるだけで恐ろしいじゃない。

    「……以上。私の言いたい事はいいました。
     人の過去に勝手に首を突っ込んで申し訳ありません」

     すっと頭を下げる彼女。

    「……」

     私はどうしても笑って返せなかった。

    958 = 1 :


    ―――

    「占い、ですか?」

     翌日、藤井朋という同じアイドル。

    「えぇ、やってもらえない?」

     占い好きの彼女に声をかけた。

    「い、いいですけど。なにを?」

     背中を押して欲しかったのか、もしくは言わない理由を欲しがったのか。

    「昔の嘘を、間違いを。正そうと思って」

     真剣な私に彼女も真剣にタロットを取り出し占ってくれた。

    「……世界の正位置」

     占いに頼るのなんて、人生で初のことだった。

    「意味は?」
    「約束された、勝利。この場合は、……まぁ、そのままかな
     上手くいきますよって事です」

     にっこりとよかったですねと笑う彼女。
    私は、ちゃんと笑って返せたのか、わからない。

    960 = 1 :


    ―――

    「ほら動き悪いぞ、しっかりあわせろ」

     複数のユニット合同ライブ。
    彼はやたらと広いレッスンスタジオで声をだしていた。

    「……大丈夫、大丈夫。いつもの私の調子で……」

     angel's・DearlyStars・TPJに乙女、
    Pinky・citrus・cerulean・インディ。
    多くのアイドル達がいる。

    「どうした、もう期間もそんなに残っちゃいないぞ!」

     檄を飛ばす彼に、皆真剣に答える。
    彼を慕う多くの娘達。また、べつのタイミングにしようか。
    そんな気持ちが顔を出す。

     十三年という月日は、私をとても弱くしたみたい。

    「……すぅ……はぁ」

     それでも、言いたい事言われて黙ってるなんて、日高舞じゃない。

    「行くわよ。舞」

     欲張りな私らしく、今からでも落とした物を拾いに行こう。

    「たのもー!」

     みっともなくても、情けなくても。

    「はっ!? ……舞? いまは見ての通りなんだが?」

     逃げたまま程、格好悪いものはないじゃない。

    「大丈夫、すぐ済むわ」

     なによりも。

    「あのな、いくらお前でも他のアイドルの邪魔は……んむっ!?」

     やっぱり他の女に彼を盗られるなんて。

    「……ん、ぷはっ」
    「おい、お前いきなりなんのつもりだ!?」

     絶対に、許せないから。

    「ずっと隠してたことがあるの」

     だから。

    「なんの話だ馬鹿!」
    「愛は私とあなたの娘よ」

     だから。

    「……は?」
    「気づかなかった? 私の年齢引く愛の年齢は?」
    「……じ、十六……ってまさか」

     私は、もう一度我侭で自由奔放で狡賢くて欲張りな。

    「そういうことよ」

     日高舞になる。

    「……だいすきよ。ずっと」

     そういって、私はまたにへっと笑った。

    961 = 1 :

    頭がぼーっとしてます
    そろそろ活動限界なんで寝る

    あと>>869だけど8時間睡眠とか言う贅沢は休みの日にしかできねーよ!

    962 = 1 :

    あ、次スレはどうしましょう?

    963 :

    いよいよこのスレもSも終わりか…
    思えば勢いだけでよくここまで来た物だなー

    964 = 959 :

    まだまだ見たいです(直球)

    965 :

    まだ見ていたいです(直球)

    そしてシリアスな話だが敢えて言おう。
    占いシーンの世界のカードは、あの人がでかでかと書かれてるのしか想像できない

    966 :

    建てないと言う選択肢がどうしてあろうか、お願い致します建てて下さい

    967 :

    続けてくださいお願いします

    968 = 913 :

    更新速度を落としてでも書いてください(懇願)

    969 = 880 :

    とりあえずこのスレを完走させましょう

    そうしたら次スレを立てましょう

    話はそれからでも遅くはないはずです

    970 :

    建ててほしいが無理してほしくもない。

    このトレンディドラマだけで1つSS書けそうな気もする

    971 :

    愛ちゃんこの場に居るんやろ…
    修羅場にしかならねぇ。

    972 :

    PがPPになるのか…

    973 = 963 :

    父親云々は口だけと言えば口だけだからまあ分からない事にしといた方が良い気もする
    しかしDSの愛ちゃんって片親って話あったっけ

    974 :

    とりあえず涼ちんと愛舞のハッピーエンドが見たい
    全部見たいとか言うと>>1がカローシしちゃうっしょ→

    976 = 1 :

    >>974
    そうか、マルチエンディングかよし来た

    >>757
    3スレ目は完結編でいいのでわないでしょうか
    もしくはころっとなにもなかった振りして日常系に戻るか……

    977 = 1 :

    >>970
    俺も前スレのも今スレのもシリアスパートだけで1スレ行けると思った

    978 = 959 :

    >>976
    3スレ目完結編
    4スレ目以降日常
    これで行こう(提案)

    979 :

    完全なパート化じゃないっすか

    980 = 880 :

    >>978
    それだ

    個人的にはシリアスパートがお腹いっぱいになってきたところなので3スレ目は日常とシリアスをかわりばんこでいってヌルッと4スレ目以降にいけばいい

    981 :

    今のマスプロアイドルの人数分続編スレ建てるんでしょ?

    982 = 979 :

    死んでしまいます

    983 = 971 :

    マルチエンドもええけど大団円もみたいなぁ。マルチだと、誰かのエンドで誰かが泣いちゃうからね…

    984 = 954 :

    シリアスもありーのギャグもほのぼのもありーので
    適当にだらだらやっていただければと

    985 :

    大団円のためにも先ずは法改正だな

    986 = 881 :

    やめてください1もPもしんでしまいます

    987 = 981 :

    つか、この脅威のカミングアウトの後Pは果たしてどうなってしまうのか

    988 :

    愛16で、二人が付き合ってたときの子供ならちっひと小鳥さん30すぎてるんj……

    990 :

    このPなら沢越止になれるな

    991 :

    ただいま
    スレ立てる方向でみんなは一致してるみたいですねぇ(困惑)

    ペースは多分しばらくはいままで通りだと思うけど
    落ちてきたらそれつまり俺の限界なんだからね

    992 :

    >>1の限界とか入院コースにしか聞こえないんですがそれは

    993 :

    まあ>>1は何年もSS書いてるからこれぐらい余裕っしょ~

    ……無理だけはしないで下さい(小声

    995 = 1 :

    あ、あと終わりしななので丁度いいから言うけど
    拍手の一言メッセージ全部読んだあと
    お気に入り設定して保存してます ありがとう

    996 = 1 :

    おい、いまリアルタイムで押してた奴いるだろ

    997 :

    >>1000なら水嶋咲きゅん登場

    998 :

    998なら夢子登場

    999 :

    ホモマスも出るのか!

    1000 :

    >>1000なら>>1がマスP化


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