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    元スレ総合P「マスターズプロダクションのPです」

    SS+覧 / PC版 /
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    851 :

    愛海と組ませて反応を見よう

    852 = 1 :


    【思うところ】

    「プロデューサー!!」

    P「お、来たか」

    「な、なんでママが事務所に居るんですか!?」

    P「紆余曲折あってな、ウチでアイドルすることになった」

    「そ、そんなのって……」

    P「まぁお前も思うところがあるのはわかる。
      俺としても仕事が極力かぶらないようにする、
      局とかでも顔を合わせないようにして欲しいなら調整する」

    「……そもそもなんでウチなんですか?」

    「そりゃ業界最大手で知り合いがいるんだもの、他の所行く理由の方がないわよ」(机の下から)

    P「うおっ!?」

    「ママ!?」

    P「……なんで机の下に居るんだよ、いつ入ったんだよ」

    「流行ってるって聞いたから」

     小鳥「大人組が入ってると割りと絵的に洒落にならないわね……」ぼそ

    「っ! わ、私ママには絶対負けないからね!!!」

    「はいはい期待してるわ」

    P「……とりあえず俺の足の間から顔出して喋るのやめろ」

    853 = 776 :

    春香とシンデレラガールの三人でいいんじゃね(適当)

    854 = 815 :

    舞さんって幾つだっけ?さすがにナナさん以下だろうけど…

    855 :

    事務員組と組ませよう(ゲス顔)

    857 :

    よくあるピヨちゃん同期かと思ったらPの方かww

    858 :

    アニマルハートに舞さん加えて
    アニマルハート・エボリューションとでもしてしまえばいい(投げやり

    859 :

    >>852
    机の下の奴等はどこに…

    860 = 1 :


    【誕生日】

    P「よぉ心」

    「……なぁに☆」

    P「おっ、心で返事した」

    「もう面倒臭いからあきらめたし☆ で、なんの用?」

    P「誕生日おめでとう。これプレゼント」

    「忘れたかった誕生日をわざわざ思い出させてくれるなんて☆ プロデューサーやさしー☆」

    P「安心しろシュガーハートはまだまだ上に行ける。年齢なんて気にするな」

    「うっせー☆ ……でも、ありがと」

    P「おう……で、お前にもう一つ話があるんだが」

    「なになにー☆ いまのハァトは機嫌いいからなんでも聞いちゃうかも☆」

    P「お前、舞……日高な? と、ユニット――

    「むり☆」

    P「……ユニットを――

    「むり☆」

    P「……」

    「むーりー☆」

    P「……わかった。他を当たる」

    861 = 1 :

    遅くなったけどハァトさん誕生日おめでとう!

    862 = 845 :

    >心「むーりー☆」
    残念でもないし当然

    863 :

    ヘレンさんならきっとなんとかなるさ

    864 = 1 :


    【いっそのこと】

    小鳥「難航してるみたいね」

    P「そりゃそうだろ。……舞は実力もある知名度もある」

    ちひろ「あるなんてもんじゃないでしょ」

    P「でも事務所的には新人だしまだまだ馴染んでない」

    小鳥「急にユニットにって言っても難しいか」

    ちひろ「年上ってのもあるし、愛ちゃんのお母さんってのもあるし」

    小鳥「実力や知名度ってだけならAngel’sのみんなだけど」

    P「確かに春香ややよい、貴音なんかは割りと乗り気なんだけどさ。
      一人だけ放り込むのも違うだろ?」

    小鳥「そうね、どうせなら縦で他の子も入れてバランスを……」

    ちひろ「年齢的にも少し差があるからね」

    小鳥「でも年齢だけで合わせると実力がねぇ」

    P「いっそお前らと組ませるか?」

    小鳥「はぁ?」

    P「同い年だし、この間の二人のライブ好評だったからさ……どう?」

    ちひろ「それは流石に……」

    小鳥「というかアレっきりって話じゃなかったの!?」

    P「でもあんだけいい反応返ってくるとプロデューサーとしては見逃せないからな」

    小鳥「で、でも」

    P「よし、それでいこう」

    ちひろ「え、拒否権は」

    P「俺は社長だ」

    小鳥「横暴な……」

    ちひろ「この中に暴君がいまーす」

    P「試しに一回だけ、な? 一回だけだから、ちょっとな!」

     という事になりました

    865 = 1 :

    音夢いので寝マス

    866 :

    ゆっくり寝ろ、寝るんだ

    867 = 777 :

    ゆっくり休んでください

    868 :

    >>865

    某音夢さん
    「お休みなさい。良い夢を」微笑


    お疲れさま。

    869 :

    こんな変換ミスをするなど…いや疲れがたまってるんだな。今すぐ眠れ(最低8時間)

    870 :

    アイドルの所属率が一極集中過ぎる上、事務員にアイドルまでやらせたら更に人手が無くなりそうだが、どうすんだこれ
    このPは既にM.O手術でプラナリアの分裂増殖出来る特性でも埋め込まれてるのか

    871 = 849 :

    >>870
    疑似人格搭載のスパコンが更に改良されたんだろう

    872 :

    通常の3倍仕事量が増えたなら
    通常の3倍の動きで働けば良いんだよ

    873 = 869 :

    つまり体細胞分裂の応用により腕が計6本になるのか(困惑)

    874 :

    Pも薬飲んで四人ユニットに

    875 = 874 :

    Pも薬飲んで四人ユニットに

    876 = 777 :

    >>874-875
    いやいやお前が分裂してどうすんだよ

    877 = 835 :

    そういえば最近上半身だけ三つに分裂して三面六臂になったPがいたな……(意味深な眼差し)

    878 = 845 :

    Pと舞さんの過去気になる

    879 :

    全員とはいかないまでもアイドルのPへの想いなんてファンにバレバレだろうな
    むしろ一部のアイドルについてはPとくっつけようとファン自ら頑張りそう
    まゆとか年増勢とかイロモノ系とか

    880 :

    >>879
    自分が応援する娘をアイドルとして輝かせる為に比喩でも何でもなく死ぬ気で働いている訳だしな

    まぁトチ狂ってPを襲おうとする輩がいたとしても前スレの>>518を見る限り問題なさそうだし

    881 :

    眠れ、安らかに

    882 :

    >>881

    なんか永眠しそうなんですが

    883 :

    これで暫くこなかったら洒落にならん

    884 :



    >>879
    Pじゃないと扱いきれないようなの多いし
    好きなアイドルが誰かに奪われるくらいならPに貰われて欲しいとは思う

    885 :

    とくにあずささんのファンとか凄そうだな

    だって最初期からのメンバーだから古参はPのことずっと見てきたわけで

    886 :

    >>878

    【if~あったかも知れない過去~】

    「プロデューサーさん!」

     どん、と後ろから衝撃。

    「……おはよう愛。元気なのは良いがタックルはやめてくれ」

     いいながら振り向いて頭を掴む。

    「いたたた!! 痛いですっ!」
    「じゃあもうやるな」
    「はい!!!」
    「うるせぇ」

     耳鳴りがするぐらいに元気のいい挨拶に
    若干アイアンクローに力が入る。

    「い、痛い!!」
    「あぁ悪い」

     手を離すとやや涙目でこちらを睨む。
    ため息を吐いてその頭に今度は優しく触れる。

    「よーしよし」
    「あわわ、髪の毛が崩れちゃいますよ!?」

     目を白黒させながら飛びのいて、
    俺にあかんべと舌をだしてどっか行ってしまう。

    「……ふぅ」
    「P君って愛ちゃんに対する扱い雑よね」

     それを見ていた小鳥が不意に不思議そうに呟く。

    「そうか? ……舞の娘だからかな」
    「なんですかその理由」

     傍からちひろの声が飛んでくる。
    まぁ我ながら子供っぽいとは思うが。

    「まぁ知っての通り俺と舞は古い……知り合いでな、つい」
    「ふぅん、どんな?」

     キーボードを叩く手を止めてこちらを見る。
    二人揃って、だ。

    「面白くない話だ。……前に家で飲んだときの話を覚えてるか?」
    「え、どれ?」
    「彼女の事」
    「……舞さんが?」
    「あぁ、そうだな……いっそ話した方が楽になるか、
     ……誰にも言うなよ?」

     念を押すと二人揃って興味津々に頷く。

    「……ったく、そうだな――」

    887 = 1 :


     ――昔の事だ。出会ったのはもう、十五年前になるのか。
    昨日のように鮮明で、前世のように遠い。

     当時、俺は中学生。十四歳だった。
    あのころ既に舞はアイドルとして活躍してた、
    ん? あぁ、同じ学校だったんだよ。
    滅多に顔を合わせる事はなかったし、話した事もなかった。

    「ねぇ、なんで一人でご飯食べてんの? しかも屋上で」

     いや、どちらかというと避けてたかな。
    俺は、繰り返すけど当時十四歳で、中二だったから。
    アイドルとか流行とか興味ないって感じだったし、
    周りが騒がしくなるのが嫌いで疎ましくすら思ってた。

    「ちょ、なんでどっか行こうとするのよ」
    「お前と話してると後でクラスの連中が煩いんだよ。
     そもそも飯は静かに食いたいんだ」

     その日は珍しく学校に来てて、
    教室がうるさいから屋上に逃げたんだ。
    屋上から教室を見下ろすと囲まれてるあいつが居て、……目が合った。

    「……ねぇ、私が誰か知ってる?」

     周りの連中に話しかけながら俺を指差して、
    その直後屋上にあいつがやってきた。
    へらっと笑いながら。

    「隣のクラスの奴」
    「なにそれっ!?」

     本当に、うるさい奴だった。

    888 = 1 :


    ―――

    「ねぇねぇ、あの子才能ありそうじゃない?」
    「知らん」

     気がつくと、俺はあいつとちょこちょこつるむ様になってた。
    あいつからするとアイドル扱いしないのが逆によかったのかも知れないし、
    他に理由があったのかも知れない。聞かなかったし、聞く必要も感じなかった。

    「なんでわかんないかなぁ? ほら他の子とちょっと違う雰囲気あるでしょ?」
    「同じにしか見えない」

     俺もうるさいとは思ってても、たまにしか学校に来ない奴だし。
    邪険に扱うとそれはそれで同級生がうるさいから、付き合ってた。
    他に理由があったのかも知れない。考えなかったし、考える必要も感じなかった。

    「ま、私の足元にも及ばないけどね」
    「お前の自信は凄いな……」

     ただ、不思議と最初の頃思ってたような鬱陶しさはなくて。

    「しかしそんなことじゃ女の子スカウトできないわよ?」
    「する事ないから」

     むしろ居心地が良いとすら思ってた。

    「いつなにがあるかわからないんだから、しっかり私が見る目を鍛えてあげる」

     傾いた振りしても人気アイドルの横に居ることに優越感を感じなかったといえば嘘になる。

    889 = 1 :


    ―――

     そんな感じで、学校に来れば話す。
    たまのオフには連れ立ってどっかに行く。
    といった関係がしばらく続いた。

    「おす」
    「……まさか高校まで同じになるとは」

     舞はどんどんスターダムを駆け上がっていって、
    歴史に名を残すようなアイドルになった。

    「どこ行ってもどうせちゃんと通えないんだったら、
     って思ってあんたに合わせたのよ」

     CDを出せばトリプルミリオン。
    テレビにでれば視聴率爆上げで、
    外に出れば人の波。

    「嬉しいでしょ?」

     遠い存在になったようで、
    でも手を伸ばせば届くような直ぐ隣に居る。

    「ばーか」

     俺が照れ隠しにそういうと、
    舞はへらっとだらしなく笑った。

     なんだかんだ、ずっと続くと思ってた。

    890 = 1 :


    ―――

    「ねぇ」

     関係が変わったのは、俺達が16になって直ぐ。
    誰も来ない、放課後の空き教室。

    「ねぇってば」

     夏の、ことだった。
    埃っぽい部屋、傾いた太陽。
    蒸れた空気、汗ばんだ身体。

    「怒ってる?」
    「別に、怒ってない。ただ、……ちょっとわけがわからない」

     手を引かれて連れて行かれた。
    大事な話があるから、と。
    そこで俺は、そこで……俺は……。

    「ごめんなさい」
    「……なんで謝るんだよ」

     前髪が額にはりつくし、
    Yシャツも背中に張り付いてる。

    「無理やり、みたいになって」
    「……ばーか」

     それから、しばらくして舞がアイドルを辞めたと大々的に報道された。
    学校にもこの日からしばらく来なくなって、辞めた。

    891 = 1 :


    ―――

    「お腹減ったー」
    「なんか作るか?」

     一年半ぶり位にあった時、俺はどうしていいかわからなかったけど。

    「Pって料理上手いよね」
    「そりゃどうも」

     家に押しかけてきたあいつはブランクを感じさせない位に
    いつも通りで、俺も自然にいつも通りになった。

    「大好きー」

     へらっとだらしなく笑って。

    「ばーか」

     いつも通りに答える。
    この日から、また少しずつ会うようになった。

    892 = 1 :


    ―――

    「これが大学かぁ」

     たまに会って話して、でかける。
    辞めてからずいぶん経っても変装なしだと人に囲まれるから。
    あいつは年中帽子と伊達めがねだった。

    「なんで来たんだよ?」

     恋人か、と聞かれたら首をかしげるけど。
    友達か、と聞かれても首をかしげる。

    「Pが通ってる大学はどんな所かなって」

     へらっとした笑い顔。
    俺はそれが好きになっていた。

    「別に面白くないぞ?」

     変な関係だ。と思う。
    当時も思ってたし、今でも、思う。
    はっきりすればよかった、と。

    893 = 1 :


    ―――

     ある日、舞が娘と歩いてる姿がマスコミに撮られた。

    「大きくなって外にでる機会が増えるとダメね、
     一応圧はかけてたけど、人の口に戸は立てられないもの」

     俺は、知らなかった。

    「ずっと、隠してたんだな」

     何一つ。知らなかったんだ。

    「……隠してたのは、そう。でも、裏切ってはないつもり」

     理解ができなかった。

    「相手は?」

     そりゃ、別に俺達は互いに口にした事はなかったかもしれない。

    「言えない……」

     でも、と。独りよがりな感情が胸にわいた。

    「負担、かけたくないし。迷惑、かけたくないから」

     大学四年の時の事だ。

    「ばいばい」

     去り際の彼女は、いつもみたいにへらっと笑いはしなかった。

    894 = 1 :


    ―――

     そして、俺がここで働き始めた。

    「日高愛です!! トップアイドル目指して頑張ります!」

     このタイミングで、芸能関係の仕事にスカウトされるなんて。
    って運命を感じた訳じゃない。

    「日高? ……そうか」

     この業界に居れば、逆にあいつと出会う可能性は小さくなるだろうかと思った。
    いや、単に触れたかったかもしれない。この世界に、あいつが輝いた世界に。

    「? どうしました?」
    「いや、……じゃあ君は本日付でウチの所属となる。
     正式な契約書を書いてもらうから、家大丈夫かな?」
    「はい! 大丈夫です!」

     もう、わからない。

    895 = 1 :


    ―――

    「なにか言ったら?」

     愛の家。それはつまり舞の家だった。

    「……久しぶり」

     覚悟を決めて行ったものの、
    いざ会うとどうしていいかわからなかった。

    「まさかこんな形でまた会うなんてね」

     もう会わない、そのつもりだったのに。
    まさか娘が俺の担当するアイドルになるとは。

    「私があの年の頃やりたい放題やってたから、
     娘にも好きにやらせようと思ってたのよ」

     アイドルになるとは思わなかったけど、と普通に笑う。

    「どう? 私が教えたスキルは役に立ってる?」
    「……おかげさまでな」

     大事な話だから、と愛を締め出した部屋の空気は
    俺の首をじわじわと絞める。

    「もう少し普通に話しできない?」
    「……」

     無茶を言うな、と思った。
    あの日から、俺は心のどこかに蓋をしたままなのに。

    「ね?」

     でも、俺だって子供じゃないから。

    「……わかったよ舞」

     変わってしまったから、ふんぎりはつけたから。
    もう、全部昔の事だから。

    「ありがと」

     へらっとしただらしない笑み。
    変わらない、なにも変わってないように見えた。

    「卑怯者」

     だから俺は、つい悪態を吐いた。

    「ばーか」

     昔の俺の様に返された。

    896 :

    これって……そう言う事?

    897 = 885 :

    四角関係にはならないんですか!(懇願)

    898 = 1 :


    ―――

     それから、仕事の事で何度か会った。

    「たまには飲みに行かない?」

     少しずつ前みたいに話せるようになった。

    「嫌だね」

     その度によくわからないモノが胸の奥に溜まっていくのを感じて。

    「つれないわね」

     でもそれも仕事の忙しさに掻き消えていった。

    「うっさい」

     母子家庭の事については、聞けなかった。

    900 :

    これ>>361と繋がっているとしたら舞さん相当アレなんですが……


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