私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「ステルスと」モモ「イーワンっす!」
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遅くなって申し訳ないっす
20時くらいに更新予定っす
といってもちょっとだけっす……orz
新スレはちょっと落ち着いたら作るっす
そっちの方も書き溜めしてないのである程度は書き溜めしてからになるっす
100年生の後ろを歩いていく。
俺と同じ金色の髪の毛を揺らしながら歩く100年生。
その100年生がある部屋の前で立ち止まった。
100年生100年生うるさい?
仕方ないだろ名前知らないんだし……。
いや待てよ……たしか自分で名前言ってたような気がする。
京太郎(たしか……あわ――)
??「たのもーー!」
ドアを力一杯開けた。
我が物顔で部活に入っていく。
しかし、その足もすぐさま止まった。
??「あれー?」
後ろから見ても頭にクエスチョンマークを浮かべているように見えた。
??「おっかしいなぁ…」
京太郎「どうかしたのか?」
部室を覗いてみる。
京太郎「……誰もいない……?」
??「あー……やっぱりかー」
100年生が携帯電話の画面を見ていた。
流石に女の子の携帯電話を覗くような趣味は持ってないのでそのまま待つ。
??「ふむふむ」
どうやら何か分かったらしい。
??「今日、部活ないってさ」
京太郎「」
んな、バカな……。
??「これからどーすんの?」
そうだった。
京太郎「宮永さんに会えないなら今日は帰ります」
??「……ねぇ」
京太郎「ん?」
??「その宮永さんって呼び方、いつもしてないでしょ?」
??「それにテルーが学校に呼ぶ相手なんだもん」
??「君も麻雀……やってるよね?」
そう言われた途端、身体が重くなるのを感じた。
焦点がずれ、呼吸が苦しくなる。
??「なんだ……この程度か……」
そう言って彼女が踵を返した瞬間、
照「淡、なにしてるの?」
照姉の声が聞こえた。
??「あっれー? テルーじゃん」
彼女がそう言って照姉にとことこ歩いていく時には、先程感じたものは全て消え去っていた。
照「質問に答えて」
??「だってこの人がテルーに会いたいって」
??「麻雀ってその時の精神状態に引っ張られるし変な虫がつく前に駆除しないとって……てへ☆」
牌のお姉さん顔負けのウィンクをしてのける。
京太郎(別に照姉とはそんな関係じゃないし……)
照「はぁ…………」
照姉がやれやれと言ったように首を横に振る。
照「よく聞いて」
京太郎(そうだ言ってやってくださいよ、なんでもないってことを!)
照「私と京ちゃんは許嫁なんだ」ブイッ
「「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!????」」
この日、二度目の絶叫が白糸台に響き渡った。
というわけで一旦終わりっす
書いてって書けたら書こうと思うっす
書いてって書けたら書こうと思うっす
申し訳ないっす
京太郎のオカルト考えつかないのでどうしたものかと思ってたら一ヶ月経過するところだったっす
ちょっとだけ更新しますっす
京太郎のオカルト考えつかないのでどうしたものかと思ってたら一ヶ月経過するところだったっす
ちょっとだけ更新しますっす
「異議ありッ!!!」バンッ
部室の扉を叩いて現れたのは。
京太郎「モ、モモっ!? どうしてここに?」
桃子「京太郎くんのお義母様に東京に来てるって聞いていてもたってもいられなくなってこっち来たっす」
長野にいるはずのモモだった。
桃子「絶対、絶対認めないっす!」
桃子「たとえ天地が認めたとしても、この私、東横桃子が認めないっす!!」バンッ
照「京ちゃんと私が出会ったのはあの熱い日のことだった......」
桃子「ちょっ、え、無視っすか?!」
照「そう、私が学校の屋上で涼んでいる時、京ちゃんがやってきた」
桃子「あのー......見えてます?」
照「見えてない」
桃子「見えてるじゃないっすかっ!」
照「チッ」
桃子「今舌打ちしたっすね?!」
照「アーアーキコエナイー」
桃子「ぐぬぬ......チャンプのくせに白々しいっす」
モモと照姉が睨み合う中、淡と呼ばれた少女がこっちを向いた。
淡「なんかしらけちゃった...」
京太郎「ん、ああ」
淡「何度も呼ばれてるから分かってると思うけど一応、自己紹介するね」
淡「私は大星 淡。高校1年s...んんっ、100年生のスーパー高校生」
淡「12月15日生まれ、今は大会で白糸台の大将を務めてるのよ」エッヘン
そう言って胸を張った。
ふむ、無い訳ではないがそこまで大きいわけではないな。
咲以上睦月先輩以下ってとこか。
まぁ比較対照が少なすぎるからなんとも言えないけど。
ちなみに向こうでいい争っている二人は極めて対象的だった。
長野トップクラスの胸囲を持つモモ。
そして、全てが麻雀の栄養になってしまった悲しき照姉。
二人を足して二で割ったら思いのほか丁度よくなりそうではある。
思ってても口になんて出来ないけど。
京太郎「よろしく、大星さん」
淡「淡でいいよ」
京太郎「そっか、じゃあ淡って呼ぶことにする」
淡「苦しゅうない苦しゅうない」
満足げな顔をして何度か頷く淡の姿を尻目に、そろそろあの2人がとめられなくなりそうなので止めに入る。
京太郎「あー、争ってるとこ悪いけど、そろそろお腹空いてきたかなーって......」
京太郎「なんて...あはは......」
自分でもこれはちょっと苦しいとはわかってのだが、こういうときどんな顔すればいいか分からない。
照「.........」
桃子「.........」
両者顔を見合わせる。
すると、どちらかからともなく、くぅ~と可愛い音が聞こえてきた。
まぁ、どっちかなんて分かりきっているんだけど。
照「京ちゃん、ご飯」
照姉が一目散に俺の袖を掴んで催促してきた。
あぁ、やっぱりね。
京太郎「ちょっと待ってってくださいね」
俺は鞄にしまっておいた弁当箱を取り出す。
部室の机を借りて照姉と俺が座れる場所を確保すると、
淡「......」ジィ
桃子「......」ジィ
こっちをものすごく羨ましそうに見てくる。
どうやらお腹を空かせたのが他にも二人いるみたいだ。
京太郎「ったく...」
俺は自分のお弁当箱を2人の前に差し出す。
京太郎「ほら、食えよ」
男の俺だけ食べるのはなんだか気が引けるしな。
桃子「でも......」
モモはなんだか本当に食べていいのか迷っているようで視線を泳がせていた。
淡「いっただきまーすっ」
淡にいたっては、すでに食べる気満々で手を合わせていた。
桃子「ちょっ、それは京太郎くんが私にくれたものっすよ!」
モモが淡の持っているお弁当を奪う。
淡「これは私のだからっ!」
奪われたお弁当を奪い返そうと腕を伸ばす。
照「京ちゃん、あーん」
それを見たモモが俺に対してあーんをしてきたが、受け取ってしまうと、照姉からのそれも受け取らなくてはならないので、断腸の思いでそれを拒否した。
淡「ん~、おいひぃ」
今日も平和だな......。
外を見ると雲ひとつない青く澄み渡った空がそこにあった。
モモと淡と別れた後、照姉と一緒に家に向かって歩く。
照「京ちゃん」
京太郎「なんです?」
照「京ちゃんってオカルトって信じる?」
京太郎「うーん......まぁ、信じてますよ」
京太郎「だってカッコいいじゃないですか」
京太郎「自分だけのルールを持って相手を倒していくのって」
照「そっか......カッコいい...か」
小さな声で照姉が呟く。
京太郎「それがどうかしたんですか?」
照「あのね...京ちゃんにもあるよ」
京太郎「あるって...まさか」
照「そう、そのまさか」
京太郎「それで、俺のオカルトってどんなオカルトなんですか?」
自分にそんな力があったなんて知らなかったから、とても興味あった。
ちょっと食い気味に照姉に聞いた。
照「えっと、今日来てたあの子のおかげでわかったんだけど」
照「京ちゃんのオカルトは人のオカルトの影響を受けやすいってオカルトだよ。
例えば、今日いた淡なんかのオカルトの影響なんかモロに受けると思う。
でも、それを使った戦い方も出来るよ。
もし、絶一門とか使ってくるオカルト使いなら、京ちゃんの手牌はものすごい偏りをする。
悪い流れになるオカルトの影響も受けやすいってことになるけど」
照姉の説明を聞いて少しガッカリした。
強化とかそういうのではなく、相手に左右されるオカルト。
カッコ悪いというか、弱体化っぽい感じだし。
俺がガッカリしている顔をしていると照姉がおどおどし始めた。
照「えと...あの、そんなに悲観することはないと思う。
その...オカルトの影響を受けやすいってことは対処しやすいってことだと思うし。」
しどろもどろに説明する照姉を見ていたら、なんだかショックを受けているのがおかしく思えてきた。
人のことでおどおどするなんて、やっぱりアイツと同じ血を受け継いでいるんだな、って。
照「京ちゃん?」
京太郎「はい?」
照「なんで笑ってるの?」
京太郎「照姉が可愛いからですよ」
照「...///」
そっぽを向いて歩く速度を上げる照姉。
離れないようにしっかりと後ろを付いていった。
とりあえず、今日はここまでっす
申し訳ないっす
なんとか終わらせたいとは思うっすけど...インスピレーションががが...
がんばるっす
申し訳ないっす
なんとか終わらせたいとは思うっすけど...インスピレーションががが...
がんばるっす
勢いで立てたスレが終わったっす...浮気してもうしわけないっす
心を入れ替えてこっちに本腰入れるっす
というか、他の咲ssのモモ可愛すぎるっす...
心を入れ替えてこっちに本腰入れるっす
というか、他の咲ssのモモ可愛すぎるっす...
照「京ちゃんのオカルトでわかったことがある」
照姉が正座しながらそう言った。
つられて俺も正座する。
京太郎「昨日言った内容のほかにですか?」
照「......」コクリ
京太郎「それって一体...」
どんなオカルトなのだろうか...
照「夜、京ちゃんが寝てる間に京ちゃんのオカルトを覗かせてもらった」
そういうと照姉はポツポツと語り始めた。
京ちゃんには悪いけど...これも京ちゃんのためだから...
そう言い訳して、京ちゃんが寝ている間に、京ちゃんのオカルトを覗いた。
そこにあったのは―――、
(これは......龍?)
(それと........剣?)
龍とその上には、龍の額に突き刺さっている剣があった。
その龍には意識が無いのが見て分かる。
だが、意識の無い龍の胸が何度か上下していた。
意識は無いけど...呼吸はしている。
(多分この剣のせいで......)
封印されている。
色々な人のオカルトを見てきた照にはそう見えた。
(抜いたらどうなるんだろうか...)
そう思っても見ることしか出来ない照のオカルトではそれをすることは出来ない。
つまり京太郎自身がなんとかしなくてはならない問題、オカルトなのだ。
そろそろ眠くなってしまったので、戻ろうとすると―――、
「■■■■■■―――!」
耳鳴り、正確には脳に響くようなとても大きい音が頭全体に駆け巡る。
しかし、それもすぐさま過ぎ去っていった。
(今のなんだったんだろう......)
ふと京太郎のオカルトの象徴である龍を見る。
特に何も変わっていない様子。
(私の勘違いか...)
龍の方から聞こえた気がしたんだけど...
そのまま、剣の方に視線を向ける。
(あれ?)
剣に違和感を感じる。
(.........あんなに抜けそうだったっけ?)
さっきまでの光景を思い出そうとしても、睡魔が邪魔して中々思い出せない。
徐々に頭が働かなくなっていき、そのまま睡魔に逆らえず、意識をゆっくりと落としていった。
照「っというわけ」
京太郎「」
照「......京ちゃん?」
京太郎「.........っ!」
京太郎「すっげーカッコいいじゃないですか!」
いきなり立ち上がる京太郎。
照「え?」
京太郎「だって、龍に剣ですよ!?」
京太郎「龍といえば、大体RPGとかでラスボスとか裏ボスとか、すっげー強いイメージじゃないですか!!」
照「......うん...まぁ」
それってやられるってことじゃないか、とは言わないのは優しさだと思う。
京太郎「それに剣ですよ、剣」
京太郎「龍に剣が刺さってるって、剣が封印されてるみたいな、そんな感じだとおもうんっすよ!」
京太郎「あまりにも強すぎる龍に対抗する手段が封印!!」
京太郎「くぅぅ...なんかカッコいいじゃないですか!」
照「......そう...だね」
剣一つで封印される龍もどうなんだろう。
京太郎「照姉!」
京ちゃんに手をぎゅっと握られる。
照「はいっ!?」
思わず声が上擦ってしまう。
変に思われてないよね?
京太郎「ありがとうございますっ!」
握った手をブンブン振られる。
ちょっと痛いけど、京ちゃんが喜んでいると思うと不思議と嫌ではなかった。
桃子「あっつーいっす」
京太郎「そうはいってもな...」
確かに東京の夏は熱いのだ。
なぜモモがここにいるのか、突っ込んだら負けだろう。
昨日もいたし。
照「じゃあ、アイス食べよう」
桃子「いいっすね~」
京太郎「おい、お前らお金持ってないじゃねぇか」
照「私のお世話代金」
京太郎「むしろアンタが払う方だよっ!」
照「こんな可愛いインターチャンプに払わせるつもりなの?」営業スマイル
桃子「うわぁ...っす」
同性のモモからみても引くくらいのいい笑顔だった。
京太郎「はぁ......分かった...わかりました」
京太郎「じゃあ、買いに行って来ますね」
俺は近くのコンビニに向かって歩き出した。
照「ふぅ...やっとふたりっきりになれた」
桃子「なんっすか?」
照「貴方に言わなきゃいけないことがあるの」
目の前にいるインターチャンプが真面目な顔をしている。
それに応えるべく、暑さで曲げていた腰を起こしてまっすぐ見つめ返す。
照「京ちゃんのオカルトについて」
それはモモもいつも気になっていた。
影の薄い自分が、何もしなければ気付かれない自分が、彼―京太郎―だけには常に見つかってしまう。
いや、見つけてくれるその謎を。
桃子「......」
照「その顔は何か心当たりがあるみたいだね」
桃子「実は私、とても影が薄いっす」
桃子「子供のころから、ずっと薄くて」
桃子「誰にも気付いてもらえない、誰とも仲良くなれない」
桃子「そんな生活を送ってたっす」
桃子「でも...そんな私に京太郎くんは話しかけてくれた」
桃子「初めて気付いてくれた人」
桃子「初めて話かけてくれた人」
桃子「初めて友達になってくれた人」
桃子「そして......初めて好きになった人っす」
桃子「京太郎くんは私の全てっす」
胸を張って照をまっすぐ見つめてそう告げる桃子。
しかし照の顔は暗く沈んでいた。
桃子「?」
照「それなら私は...貴方にとても辛い選択強いらないといけない.....」
桃子「......」
照「京ちゃんのオカルトは......」
照「相手のオカルトを吸収するオカルトなの」
桃子「吸収...?」
照「そう...オカルトを吸い取って自分の物にする」
照「そういうオカルトなの」
桃子「それの何が問題なんっすか?」
照「京ちゃんのオカルトは今は吸収するだけ」
照「吸収して溜めるだけしか出来ないの」
桃子「え...それって......」
照「多分貴方の考えてることだと思う」
桃子「嘘......嘘っす............」
照「多分、そろそろ京ちゃんの身体に異変が起きるころだよ」
桃子「いやっ! そんなの聞きたくないっす!」
照「このままだと貴方と同じで京ちゃんも影が薄くなるんだよ」
チャンプから告げられたその言葉。
意味を理解する前にモモは走り出した。
桃子「嫌だっ嫌だ!」
桃子「なんで...なんで...京太郎くんもっ」
桃子「私と同じ生活なんてさせたくない...させたくないっすっ」
桃子「うぐっ...なんで...なんで...」
何かに当たって倒れこむ。
神様は意地悪だ。
こうなるのを分かって出会いをもたらせた神様が。
自分のせいで好きな人が自分と同じような、人に無視し続けられてしまうように。
そんなのは嫌だ。
彼にはもっと明るい人生を、もっと沢山の人と知り合って、楽しく暮らしてほしい。
出来ればその彼の一番近くに自分がいたい。
そんなちょっとした願望も打ち砕かれたような。
遠くから彼を見ることが出来ないなんて。
そんなの...死んだのと同じだ。
自分の全てを失って生きていけるほど、私は強くない。
一度覚えてしまった温もりを手放すなんて無理だ。
なんで...なんで...。
意識が遠のいていく。
あぁ...こんなときにも浮かぶのは初恋の彼の顔だった。
みんなの評価 : ★★★×4
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