元スレほむら「時間遡行にQBがついてきた」
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201 = 62 :
ほむら「そ、そう?私はあまり変わらないと思うけど……」
マミ「そうかしら、その割には……」
キュゥべえ「ほむら、ほむら」 グイグイ
ほむら「ああもう、開けたら静かにしていてくれる?」
キュゥべえ「約束するよ!」
ほむら「……わかったわよ、はい」 ガサガサ
キュゥべえ「ありがとう、ほむら!」
ほむら「はぁ……それで、何かしら」
マミ「やっぱり、その子とうちのキュゥべえは少し違うわね」
ほむら「……な、何が違うと言うの」
マミ「うちのキュゥべえは大人しくて静かだけど、その子は……何と言うか」 チラッ
ほむら「…………」 チラッ
キュゥべえ「…………」 ポリポリポリポリ
マミ「少し、テンションが高いと言うか……」
ほむら(何一心不乱に食べてるのよ……)
202 :
面白い
203 :
いやだこのキュゥべえさん可愛すぎる
204 :
面白い
205 = 62 :
キュゥべえ「キュップイ!」
ほむら「それは、その……仕方ないのよ」
マミ「仕方ない?」
ほむら「このインキュ……キュゥべえは、その」
マミ「?」
ほむら「…………」
ほむら「……まだ、子供なの」
キュゥべえ「!?」
マミ「なるほどね、そう言われてみれば確かに」
キュゥべえ「!?」
ほむら「だからちょっと頭が悪いのよ」
キュゥべえ「ひどいよ!その言い方はあんまりだよ!」
ほむら「事実じゃない」
キュゥべえ「ひどい!マミ、ほむらが僕を子供扱いするんだよ!」
マミ「あらあら、暁美さんは意地悪ね」 ナデナデ
キュゥべえ「ほんとだよ!」
キュゥべえ「…………」
キュゥべえ「!?……マミも僕を子供扱いしていないかい!?」
マミ「気のせいじゃないかしら、ふふっ」
ほむら(やっぱり頭は悪いわね)
206 = 158 :
やっぱりマスコットキャラって大事なんだな
207 = 151 :
このキュウベェ飼いたい
209 :
俺はマミさん家のQBをシメて俺がマミさんのQBになる
210 :
蜂の巣になる覚悟はいいか?
211 :
つまらないレスで作者の邪魔をしてはいけない
212 :
フレンドリーになるだけでこんなにも可愛いQB
しかし表情そのままだとしたらすごくシュール
213 :
やだかわいい
214 :
ほむらリベンジのキュゥべえもこんなんだったら、マミさんもマミられなかっただろうに
215 :
デミはマミラレテこそだろ
216 :
ほむら「全ての原因は自分にあると知りなさい」 ヒョイッ
キュゥべえ「ねえほむら、首元を掴んで持ち上げるのはやめておくれよ。僕は猫じゃないんだよ」
ほむら「そう、じゃあその無駄に長い耳を掴むことにしようかしら」
キュゥべえ「あんまりな扱いだよ!厳重に抗議するよ!」
まどか「……あ、あの、ほむらちゃん?」
ほむら「?何かしら、まどか」
まどか「その子……キュゥべえと、仲良しなんだね」
ほむら「……私が?これと?」 ブランブラン
キュゥべえ「やめてほむら!持ち上げたまま揺らさないで!」
まどか「う、うん……なんだかじゃれあってるみたい」
ほむら「それは有り得ないわよ、まどか。私とこれが仲良くだなんて」
キュゥべえ「ほむらはね、僕にクレープを買ってくれたよ!」
まどか「そうなの?良かったね!」
ほむら「違うのよまどか、あんまり煩いから黙らせるために買い与えただけ」
さやか「素直じゃないなぁ」
ほむら(何ならあなたにあげるわよ、美樹さやか……とは行かないわね、何があるかわかったものじゃないわ)
マミ「……あの、暁美さん」
217 = 62 :
ほむら「……何かしら?これの処遇に不満でもある?」 ブラン
キュゥべえ「あんまり振り回さないでよ」
マミ「……いえ、そういうわけじゃないわ。その子、あなたといると楽しそうだし」
ほむら「あなたの目は節穴なの?」
キュゥべえ「僕は、ほむらと一緒にいるのは嫌いじゃないよ」
ほむら「何その上から目線、何だか腹が立つわね」 ブランブラン
キュゥべえ「ぐえっ」
マミ「……こんなに表情が豊かなキュゥべえもいるのね、何だか新鮮だわ」
ほむら「……まあ、まだ子供だもの」
キュゥべえ「僕は子供じゃないよ!」
QB「…………」
マミ「……ふふっ、別にあなたを悪く言っているわけじゃないのよ?」
QB「? 僕は別に気にしていないよ?」
マミ「本当?実はやきもちを妬いてるんじゃない?」
QB「まさか」
ほむら(……インキュベーターに、そんな高尚な感情があるわけないわ)
218 = 62 :
マミ「ところで、二人とも」
まどか「は、はいっ!」
さやか「な、何ですか?」
マミ「この後、時間はあるかしら?色々と、説明しておかなければいけないし」
ほむら「…………」
ほむら(また今回も、魔法少女に勧誘するつもり……?)
ほむら(そうなら、私は絶対に……)
マミ「…………」
マミ「暁美さん、あなたもどう?」
ほむら「!?……どういう風の吹き回しかしら」
マミ「魔法少女同士、色々と話をしておきたいの」
ほむら「……会って間もない魔法少女を家に上げるなんて、無用心にも程があるわね」
マミ「本当に何かしでかすつもりなら、自分からそんなことは言わないんじゃないかしら?」
ほむら「…………」
マミ「……それに、その子がそんなに懐いているんだもの」
キュゥべえ「?」
マミ「お互い、無用の衝突を避けるためにも……話くらいしておいても、損は無いと思うわ」
219 :
キュゥべえが良い感じに鎹に
220 = 62 :
ほむら「……あなたが私を警戒していなくても、私は別よ」
まどか「ほ、ほむらちゃん……」
さやか「ま、まあまあ!あんたも、マミさんも、私たちを助けてくれたんでしょ!?」
ほむら「…………」
さやか「だったら、そんな二人がいがみ合う必要なんて無いじゃない!」
ほむら(確かに、勧誘を阻止するなら……同行するのも決して悪い手ではない)
ほむら(この巴マミは、まだ私の手の内を知らないわけだし……)
ほむら(釘を刺すという意味でも、ここは話しに乗っておくべきかしら)
マミ「それに、同じキュゥべえの家族同士だもの!きっと話が合うんじゃないかしら!」
ほむら「無理ね絶対に無理、これの話なんてこれっぽっちもしたくないわ」 ブラブラ
マミ「……そう」 シュン
キュゥべえ「ほむら、マミが可哀想だよ」
ほむら「…………」
キュゥべえ「それと、そろそろ降ろしてくれないかな?」
ほむら「……はぁ……これの話はしたくないけど、私もご一緒させてもらうわ」
マミ「そ、そう?良かった、少しはお互いに歩み寄れるといいのだけど」
キュゥべえ「降ろしてくれないかな?」
221 = 62 :
マミ「あなたたちも、大丈夫?」
まどか「は、はい!ぜひ!」
さやか「むしろこのまま解散だったら、混乱したまんまで眠れそうにないですし!」
マミ「それじゃあ、私の家に案内するわね」
ほむら「…………」
マミ「ほら、暁美さんも」
ほむら「……ええ」
マミ「それにキュゥべえ同士も、仲良くお話したいこともあるんじゃないかしら?」
QB「…………」
キュゥべえ「…………」
ほむら「…………」 チラッ
QB「そうだね。僕もゆっくり話をしておきたいな」
キュゥべえ「マミ、僕の分のケーキもあるかい?」
マミ「もちろんよ、ちゃんと用意するわ」
キュゥべえ「やった!」
222 :
面白い
223 :
乙
QBにとってはほむら以上に
ほむらと一緒にいるキュゥべえの存在は
イレギュラーな事態だろうな
225 :
乙でした
226 :
まだ終わってないぞ
227 :
マミ「それじゃあ、行きましょうか」
ほむら「…………」
キュゥべえ『ほむら、ほむら』
ほむら『……何?』
キュゥべえ『こういう内緒話をする時、テレパシーって便利だよね』
ほむら『前置きはいいわ、本題は何?』
キュゥべえ『マミのことだよ』
ほむら『…………』
キュゥべえ『ほむらは、マミが二人を魔法少女に勧誘するんじゃないかと心配なんだろう?』
ほむら『……ええ、当然よ』
キュゥべえ『きっとマミは、一緒に戦ってくれる仲間が欲しいんだよ』
ほむら『随分と知ったような口ね』
キュゥべえ『実際、この前の時間軸でもそうだったからね』
ほむら『…………』
キュゥべえ『それ以前のマミも、そうだったんじゃないかい?』
228 = 62 :
ほむら『……そうね。巴マミは、そういう人よ』
キュゥべえ『マミは寂しがりやだからね』
ほむら『……それで?何が言いたいの?』
キュゥべえ『簡単なことだよ、ほむらがマミの仲間になってあげればいい』
ほむら『…………』
キュゥべえ『ほむらもマミと同じくらい、いやそれ以上のベテランだ』
キュゥべえ『そんなほむらが仲間になってくれれば、マミだって心強いよ』
キュゥべえ『それに、君という仲間がいれば』
キュゥべえ『マミだって、これ以上誰かを勧誘しようとはしないんじゃないかい?』
ほむら『……はぁ、やっぱりあなたってバカね』
キュゥべえ『ひどいよ!』
キュゥべえ『ほむらにとってもマミにとっても、悪くない話だと思うけどなぁ』
ほむら『そんな単純な話で済むなら、何度もやり直すようなことにはならなかったわ』
キュゥべえ『そうなのかい?』
ほむら『そのくらい、私でも考えたことはあるわ……いえ、実際に何度もやった』
キュゥべえ『上手くいかなかった、ということだね?』
229 :
隣でささやく異星人が居るしな
230 = 62 :
ほむら『……ええ』
ほむら『巴マミが二人を勧誘しなくなったとはいえ、インキュベーターの行動が変化するわけではないもの』
キュゥべえ『……なるほどね』
ほむら『インキュベーターが二人に……まどかに接触し、契約を結ぼうとする限り』
ほむら『私は何があっても阻止する。それこそ、実力行使でね』
キュゥべえ『それはわかるよ、身をもって知っているからね』
ほむら『巴マミは、インキュベーターの正体を知らない』
ほむら『あなたたちを狩り続ければ、いずれ気付かれる』
キュゥべえ『それはマミもショックだろうね』
ほむら『彼女に、迂闊に歩み寄れば……それこそ、下心を持った状態で、安易に仲間になれば』
ほむら『いつか巴マミを、最悪の形で裏切ることになるわ』
ほむら『かといって、真実を話せば巴マミの精神は耐えられない』
ほむら『これ以上距離を詰めるのは、お互いに危険な領域なのよ』
キュゥべえ『なるほど、なかなか上手くいかないものだね』
ほむら『それもこれも、あなたたちインキュベーターが原因なのだけど』
キュゥべえ『そ、それを僕に言われても困るよ……』
231 = 62 :
ほむら『……そういうことよ、巴マミと手を組むつもりはないわ』
キュゥべえ『それじゃあほむらは、どうするんだい?』
ほむら『巴マミと距離を置きつつ、インキュベーターの企みを阻止しながら、まどかが契約しないようにするだけよ』
キュゥべえ『簡単に言うけど、それってものすごく難しいんじゃないかな』
ほむら『…………』
キュゥべえ『?』
ほむら『そうよ……だから何度も、やり直しているの』
キュゥべえ『……そっか、失言だったよ。ごめんね』
マミ「……さん?……暁美さん?」
ほむら「……えっ?」
マミ「さっきから話しかけているのだけど……どうしたの?」
ほむら(テレパシーに集中していて気が付かなかったわ……)
ほむら「ごめんなさい、ちょっと考え事を」
マミ「気にしないで。ところで暁美さん、紅茶は好きかしら?この前ね、とても美味しい紅茶が手に入ったの」
ほむら「私は紅茶よりコーヒー派よ」 ファサッ
マミ「あっ……そう、なの」 シュン
ほむら「で、でも今日は紅茶の気分ね。楽しみだわ」
マミ「!……ふふっ、腕によりをかけるわね!」
キュゥべえ(……距離を置くんじゃなかったのかい、ほむら)
233 :
ところでもう一方のQBの影が薄いけれど
この場に同席してるの?
234 :
してるだろ
駄作でもちゃんと読めよ
235 :
>>234
ツンデレ乙
236 :
面白い
237 :
着いてきたQBの影響でだいぶ冷徹仮面が剥がれかけてるな
238 :
もともと無理してクールに振る舞ってるだけで、中身はメガほむの頃からそんなに変わってないもんな
239 :
─マミホーム─
まどか「…………」
さやか「…………」
マミ「どうしても長い話になるけど、そう固くならなくてもいいのよ?」
まどか「は、はい……」
マミ「美味しいケーキがあるの。食べながら、ゆっくりお話しましょう」
キュゥべえ「マミ!僕の分もあるんだよね!」
マミ「もちろんよ……ふふっ、キュゥべえちゃんは食いしん坊なのね」
キュゥべえ「?」 チラッ
QB「今のは僕じゃなくて君のことだよ」
キュゥべえ「僕をそんな呼び方で呼ぶなんて、訳がわからない」
マミ「どっちも同じ『キュゥべえ』だったらややこしいじゃない?」
キュゥべえ「だからってちゃん付けはないんじゃないかな」
240 :
おぉ、わけられててわかりやすいな
242 :
「キュゥべえちゃん」は言いづらいな
「キュゥちゃん」か「べぇやん」でええやん>マミさん
243 = 242 :
「キュゥべえちゃん」は言いづらいな
「キュゥちゃん」か「べぇやん」でええやん>マミさん
244 = 242 :
「キュゥべえちゃん」は言いづらいな
「キュゥちゃん」か「べぇやん」でええやん>マミさん
245 :
南蛮戦時
246 :
それならキュウちゃんでええやん
九官鳥みたいだけど
247 :
間をとってキョン君にしようぜ
248 = 242 :
「キュゥべえちゃん」は言いづらいな
「キュゥちゃん」か「べぇやん」でええやん>マミさん
249 :
4回も言わなきゃいけないほど大事なことなのか
250 :
事故連投にしては多いなオイ
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