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元スレモバP「他のプロダクションのアイドルをスカウトする」
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高森P「今日は午後にも取材がはいってるけど、俺は事務所で明日の準備をしなきゃいけないから、Pさんに同行してもらって行ってくれ。よろしくな」
藍子「はい、わかりました。 準備、お疲れさまです♪」
高森P「ありがとう。藍子にそう言われると、元気が出るよ」
藍子「そ、そんな……ふふっ」
高森P「それじゃあPさん。藍子のこと、よろしくお願いします」
P「はい、わかりました」
P「……時間もあるし、ちょっとカフェでも入って、時間を潰そうか」
藍子「はいっ」
――――
P「ふう……高森Pさん、いい人だね」
藍子「はいっとっても信頼しているんですよ♪」
P「……正直、好きでしょ。彼のこと」
藍子「え、ええ! そんな……えと……」
藍子「……はい」
P「やっぱり」
藍子「でも、駄目なことですよね……アイドルだし……」
P「いや、俺はそうは思わないよ。そういうのって、大切なことじゃないか」
藍子「……! 応援してくれるんですか?」
P「もちろん。アイドルの前に、ひとりの女の子だろう?」
P「それに、高森Pと、藍子さん。お似合いだと思うよ?」
藍子「そ、そんなっ……えへへ……」テレ
藍子「CGプロデューサーさん、これから相談とかしちゃうかも知れないですけど、いいですか……?」
P「ああ、いいよ。俺が応援するからには高森Pさんを、必ずものにするぞ!藍子さん!」
藍子「は、はいっ! よろしくお願いしますっ」
――――
藍子「高森Pさんをお散歩というか……遊びにお誘いしたいんですけど……」
P「ああ、デートね」
藍子「そ、そんなたいそうなものじゃっ……」
P「いいからいいから。デート先で、彼が喜びそうなことをしてあげよう!」
藍子「が、頑張りますっ」
P「まず彼は――」
藍子 (CGプロデューサーさん、私たちのこと、よく考えてくれてるんだな……)
P「こんな感じかな……」
藍子「プ、プランだけでも疲れちゃいました……」
P「よし、実践しよう!」
藍子「ええ!?」
P「考えだけでやっても仕方ないだろう明日藍子さんはオフだから、実際にプラン、試してみようよ」
藍子「でも……」
P「これをやっておけば、本番でとっても役に立つんだから、ね」
藍子 (確かに、プロデューサーさんに慣れない、恥ずかしい姿を見せたくないな……)
藍子「わかりました! 明日、よろしくお願いします!」
P「よし、時間は――」
P「おはよう、藍子さん」
藍子「おはようございます……あふっ……」
P「プラン通り、一時間前から待ってたの?」
藍子「は、はい……」
P「うん。OKOK! ここで高森Pさんのことだから、早めについて待っている藍子さんを見て、必ず心配してくれるよ」
藍子「なるほど……」
P「そうそう。ありがとうって、大変だったろうってね……」ナデ
藍子「きゃっ!」
P「と! ごめんごめん。けど、高森Pさんにはこういうことをしてくるよ。きっと」
藍子 (プロデューサーさんに、なでなでか……ふふっ)
藍子「はい! 私ちょっと早起きしますね」
P「よし、次はカフェに向かおう!」
>>1が生き生きと書いてるのがよくわかるなwwww
P「ここでは、藍子さんはケーキを頼む!」
藍子「はい!」
P「高森Pさんは、おそらくコーヒー。ちょっと苦いやつね。そこで、藍子さんがすかさずケーキをあげる!」
藍子「あ、あーん」スッ
P「グッド! これで高森Pさんも食べずにはいられないからね!」
藍子「なるほどっ」
P「あむ」パクッ
藍子「あっ……」
P「食べたときには、てに結構負担が来るから、慣れておかないと。ね?」
藍子「はい!」
藍子 (スゴい……私のためにここまで! )
藍子「次、いきましょう!」
P「お、ノッてきたな! 食後は公園だ!」
藍子「うーん……いい景色ですねぇ」
P「そうだね……プランのこと忘れてのんびりしちゃいそうだ……」
藍子「って! 駄目ですよ! ここでは、軽くサンドイッチをベンチで食べるじゃないですか」
P「そ、そうだったね。さっきケーキを食べたから、絶対軽いもののほうがいいからね」
藍子「二人でちょっと歩いてからのほうが、お腹が落ち着いていいですかね?」
P「そうだね。よし、ちょっと散歩しよう」
藍子「はいっ」
藍子「……」トコトコ
P「……」トコトコ
P「うーん……今日はいい天気だ……」
藍子「そうですねっ」
藍子 (……)
藍子 (……こうしてよく見ると、CGプロデューサーさんもカッコいい顔してる)
藍子 (面倒見もいいし、やっぱり、とってもいい人だな……)
P「ふぁ……」
藍子 (プロデューサーさんと違って、なんだか隙が多そうだし、もしかしたらいろいろアプローチを受けてきたのかも)
藍子 (……って!今はプロデューサーさんとのデートの計画なんだから、そこに集中しないとっ)
藍子「……あそこのベンチで食べませんか?」
P「うん。そうしようか」
藍子「実際に、言われた通り作ってきましたっ」
P「お! いいね。量も具もばっちりだ……食べていい?」
藍子「はい、もちろんです。どうぞ」
P「いただきまーす」
藍子「あーん」
P「へ?」
藍子「あぁ、いえ! さっきのカフェみたいにやるのかなって……勘違いして、ごんなさいっ」
P「あむっ」モグモグ
藍子「っ!」
P「うん。美味しい。不意を付いた行動もまたよし。アドリブでいれてくるなんて、やるじゃないか」
藍子「は、はいっ」
P「というか……個人的にめっちゃ好みの味だ……ねえ、もっと食べていいかな?」
藍子「ふふっ……もちろんですっ」
P「ありがとうっじゃあ、あーん」
藍子「えぇ!?」
P「そっちからやったんだから、続けないと駄目じゃないか」
藍子「た、たしかに……あーん」
P「ここでは、記念のプリクラをとるぞ!」
藍子「はいっ」
P「おそらく、高森Pさんは慣れてないから、ここで藍子さんが積極的に動くこと!」
藍子「はいっ! あ……CGプロデューサーさん。ちょっと提案なんですが……」
P「?」
藍子「藍子って、呼んでくれませんか? 私も、プロデューサーさんって呼ぶので……」
P「……ほう」
藍子「実際には、私たちはそういうふうに呼びあっているので……もっとやりやすいかなって思って……」
P「よし、藍子! ここのプリクラは、主導権を全部とっていいから、好きなようにやってごらん」
藍子「! はいっ」
藍子「料金をいれて……」
藍子「ほら、プロデューサーさん♪ もっと近づかないと、見切れちゃいますよ」ギュ
P「よーし、このくらいかな」ギュウウウウ
藍子「きゃあ! そ、そんなに……」
P「やってこないとは限らないだろう。ほらこの場合はどうするだ? もうあと3秒で撮られるぞ」
藍子「っ! えいっ!」ギュウウウウ
P「!」
カシャ
藍子「……全部撮り終わりましたね……」
P「そうだな、あの応用はよかったぞ藍子」
藍子「は、はい……」テレ
P「高森Pさんも、あれをやられたらひとたまりもないぞきっと」
藍子「はいっ頑張りますねプロデューサーさん!」
P「よーし、さあ移動時間も含めると、次で最後かな」
藍子「最後は、夕方の公園でしたっけ……?」
P「そう、昼にいったところとは違うとこだけど、ちょっと遠いぶん、すごく綺麗な夕日を見れるんだ」
藍子「はいっさっそく向かいましょう!」
P「ちょっとその前に」
P「ほら、激しく動いたから服が乱れてる」スッ
藍子「ありがとうございます♪ ほら、プロデューサーさんも」スッ
P「ありがとう。さあ行こうか」
P「……綺麗だな。夕日」
藍子「はい、とっても……」
P「藍子……」スッ
藍子「えっちょ、ちょっと……プロデューサーさん!」
P「なんだ?」
藍子「や、やりすぎじゃあ……」
P「高森Pさん」
藍子「……っ」
P「もし求められたら、どうするんだ」
藍子「それはっ……それは……」
藍子「それは高森プロデューサーのときに……」
P「……っ」スッ
藍子「……んぅっ…………」
藍子「ぷはっ……プロデューサーさん、ここまでは……」
P「慣れておいたほうがいいに決まってるだろう。その雰囲気を作れれば、向こうからもキスしやすいしな」
藍子「そうですか……?」
P「そうそう、もしかしたら、こんなこともっ!」
藍子「んぅ! ……ぷはっ……んぅ…」
藍子「…… ♥ ……んぅ……ちゅ…… ♥」
藍子「…… ♥」
P「……はぁ」
P「ね、こんなこと、高森Pさんにされたいだろ?」
藍子「そ、それは……そうでしゅけど……」
P「だろう? じゃあしてもらうように練習しないと駄目じゃないか」
藍子「そ、そうですね……」
P「次は藍子からやってごらん」
藍子「わたしから……?」
P「高森Pさんをその気にさせるには、自分が慣れないといけないからな」
藍子「っ……んっ……んん……はぁ……」
P「まだまだ! こうやるんだよっ」
藍子「はぁん……れろ…… ♥」
P「まだ、高森Pさんを誘ってないだろ? たっぷり練習できるな」
藍子「はいっ……頑張りますね……」
藍子 (わたし……ここまでしたいわけじゃ……)
藍子「んっ……んん!」
藍子 (まあ……いっか)
――――
P「高森Pさん、ここ、少しいいですか」
高森P「ええ、見せてください」
P「ありがとうございます」
P「……高森Pさん。ちょっと、言っておきたいことが」
高森P「?」
最後なので>>1もノリノリすぎるなwwwwww
藍子「よしっ、今日はいよいよ高森プロデューサーさんに伝えなきゃっ」
藍子「まずはデートの約束……」
高森P「藍子、ちょっといいか」
藍子「ちょうどよかった! 私も言いたいことが……」
藍子「高森プロデューサーさん。今度、私とお出かけ……しませんか!?」
高森P「……あのさ」
高森P「この際だから、はっきり断っておくぞ。俺は藍子をそういう目で見るつもりはないからな」
藍子「え?」
高森P「だいたい、アイドルとプロデューサーはそういう関係を持っちゃ不味いんだ。最初にいっただろう」
高森P「慕われてるのは嬉しいけれど、俺はそういうのはするつもりはないから」
高森P「わかったか?」
藍子「え……え……?」
高森P「おい? 藍子?」
藍子「!」ダダッ
藍子 (私……馬鹿みたいっ)
藍子 (そうだよ……そんなうまくいくわけないのにっ……)
藍子 (プロデューサーにも、休日使って付き合ってもらって……)
藍子 (その結果がこれ? 馬鹿みたいっ本当に馬鹿みたいっ……)
P「藍子? どうしたんだ。高森Pさんには伝えたのかい」
藍子「! プロデューサーさん……」
藍子「私、断られちゃいました……最初から、受け入れてくれること前提で考えちゃってたので……えへへ……っ……」
P「藍子……」
藍子「そうですよねっ……アイドル界ってそういうところですもんね。プロダクションの方針もあるし……」
P「なあ藍子。もしよかったらさ……」
P「うちのプロダクションに入らないか? 」
藍子「え?」
P「俺さ、藍子のこと、ちょっと……なんていうか……」
P「……うちで一緒にやっていかないか?」
藍子「……けど、それは……」
P「俺じゃ駄目か?」
藍子「それって……? プロデューサーさん……」
P「俺のプロダクションなら、恋愛禁止とかないぞ?」
藍子「……Pさんっ」ギュ
藍子「優しいんですね。やっぱり……」
P「そんなことない。藍子が魅力的なだけさ」
藍子「しょうがないですね♪ 仕方ないから移籍してあげます。そこまでプロデューサーさんが私を求めるならっ」
P「藍子……ありがとう……」
P「俺のプロダクションなら、恋愛禁止とかないぞ?」
先輩大喜び
先輩大喜び
藍子の片想いな状況だし、NTRというより藍子が乗り換えただけだろ
P「――というわけで!! 高森藍子が移籍してくれました!」
ちひろ「うん。もうだいたいわかってました」
藍子「皆さん、よろしくお願いしますっ」
雫「よろしくですっ♪」
愛梨「藍子ちゃん、ケーキ好き? いまから作ってあげますー!」
のあ「……今までと、なにかが違うわね…………」
レナ「のあさん、深く考えるのはやめましょう」
奏「Pさん? 本当にこれ以上スカウトすると、貴方、パンクするわよ……」
千枝「一緒に頑張りましょうねっ藍子さん♪」
蘭子「よ、よろしくねっ……おほん、終焉の刻。ともに歩もうっ」
泰葉「……なんで藍子ちゃんは、このプロダクションに入ったの?」
藍子「それは……」
藍子「Pさんに、告白されちゃったから……ふふっ……」
P「」
泰葉「……」
ちひろ「あかんぞおい」
レナ「Pさぁん? それはどういうことかしら?」
P「いや、違う誤解なんだ! いや俺はそういう意味でいったんじゃなくて――」
のあ「これは、詳しく聞かないと…………駄目ね…………」
蘭子「っ混沌の刻!!……どういうことなの?」
雫「駄目ですよ! ダメダメー!」
愛梨「Pさぁん! どういうことですかー!」
千枝「み、皆さんすごい迫力です……」
奏「この人は……本当に……」
P「お、おい! アーっ!」
――――
おわり
皆さん安価ご協力本当にありがとうございました!
誤字脱字等多くてごめんなさい。また機会があればよろしくお願いします
みんなの評価 : ★★
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