私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレマリオ「最近、テニスやパーティーにゴルフばかりで…何かを忘れているような」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ○
レスフィルター : (試験中)
ブーメランブロス「なぁ!お前だって同じクッパ軍団なら分かるだろ!」
ブーメランブロス「かつてマリオ達と戦っていた俺達は輝いていた!」
ブーメランブロス「なのにッ!…なのに、だ…ッ!」
彼は…過ぎ去った栄光を思い出しながら唇を噛み締める
そしてクリボーへ言うのだった
ブーメランブロス「時が経つにつれて、俺達は…戦場へ出なくなった」
ブーメランブロス「俺だけじゃないッ!俺の仲間も!みんな、みんな!
戦いを誇りに想い、日々闘争していた俺達がだ!」
ある時は雪と氷に覆われた地で
ある時は照り付く太陽の下、砂漠のど真ん中でだって戦った
互いに傷つけあい、痛み、苦しみもした
だが…そんなモノは後になって良い思い出だと笑い飛ばせる程に
その"瞬間が誇らしかった"…
自分達は尊敬すべき漢の為に戦い、好敵手と呼べる強者と戦った
そんな誇りを持っていた…
ブーメランブロス「俺が最後に戦ったのが何時だか分かるか?」
ブーメランブロス「ルドウィック様達と共に各国を攻めた時を最後に
俺は戦場から姿を消した…」
ブーメランブロス「兵舎の隅で新人達に在りし日の武勇伝を語り
またいつかクッパ様の為に戦える、そう信じて
長い月日を待ち続けて!」
ブーメランブロス「気付けば俺はいい歳したジジイだ…
自慢の武器はカビ臭い武器庫で埃にまみれ…」
ブーメランブロス「俺は!俺達は"埃"にまみれたかったんじゃない!
"誇り"の中で生きて居たかったんだ!」
ブーメランブロス「お前なら分かるだろ!?なぁ!?」
クリボー「…わかんねぇッスよ」
初めてクリボーが戦場に出た時は青臭い小僧と周りに言われた
中でも目の前のブーメランブロスは自分の何倍も生きてた年長者で
自分が馬鹿やるたびに自分を叱ってくれた
ある種の親心みたいなモノだったのかもしれない…
他の兵もいい歳したオッサンばっかで
青二才だった彼は同僚のノコノコとくだらない話をしてよく笑っていた
クリボー「俺よォ、いつも説教ばっかのあんた等は好きじゃなかったッス
けど…"いつかはこうなりてぇ"って思える男だと思ってた」
クリボー「矛盾してんのはわぁってる
先輩面して聴く方にしちゃ迷惑な…でもちゃんと後輩の事
考えてくれるオッサンになりてぇって…」
クリボー「それが…なんでこんなテロ紛いな事すんだよ…」
クリボー「栄光? 誇り? そりゃ確かに良いもんだよ…
けど、こんな風に今の平和をぶっ壊してまで欲しいのかよ…」
ブーメランブロス「…俺にとっては今の世界は生き辛いんだ」
ブーメランブロス「毎日、テニスやゴルフにパーティばかり…
ああ、そうさ!誰もが手を繋いで平和を謳歌する!」
ブーメランブロス「そりゃ、最高に幸せだろうよ、誰一人傷つかないんだ
でも…そんな世界がやって来て
暗い物陰の隅に押しやられる奴等はどうだ?」
ブーメランブロス「初めは【アイツは強かった】と敵の心に
印象を残せる程、華々しく戦った
だが、時代が流れてしだいに誰からも忘れ去られて」
ブーメランブロス「俺は…そんなの嫌だ、誰だって良いから
俺達が居た事を記録して欲しいんだ
俺達の名前を覚えていて欲しいんだよ!」
なんとも言えない気持ちだった…
目の前の口うるさい年上は、クリボーの憧れだ
…確かに気持ちは分からなくなかった、時が経つにつれて彼等が
前線に立たされなくなって、落ちぶれていく姿
もし自分がそんな立場なら認められただろうか?
ブーメランブロス達の"指揮官殿"とやらが
何を考えて行動しているかは分からない…その指揮官も同じなのだろうか
*********************************
短いけど此処まで!
【補足】
クリボーが戦車内部に入った辺りでテレサの効力は消えたという事で…
【ブーメランブロス】…マリオ3以降はほぼ登場しなくなった人
ペーパーマリオ最後に見かけくらいです…
多分殆どの人が彼等の存在を忘れてる…
時々で良いから思い出してあげてください…
*********************************
短いけど此処まで!
【補足】
クリボーが戦車内部に入った辺りでテレサの効力は消えたという事で…
【ブーメランブロス】…マリオ3以降はほぼ登場しなくなった人
ペーパーマリオ最後に見かけくらいです…
多分殆どの人が彼等の存在を忘れてる…
時々で良いから思い出してあげてください…
*********************************
茶々入れるようで悪いんだけどブーメランブロスって結構最近のにも出てないか……?
少なくともDSのニューマリでは見かけた気がする
少なくともDSのニューマリでは見かけた気がする
本当の意味で最近出てないキャラっていうとなんだろう?
本家にいなかったらペーマリとかの外伝作品からも取り上げてみるとか
本家にいなかったらペーマリとかの外伝作品からも取り上げてみるとか
予想通りの敵ではあったけど、かつての上司ってのはなかなかきついね…
おつー
おつー
>>256
カジオー
カジオー
ここはぜひハゲの女王やランペルくんに場を乱れ引っ掻きしてもらいたいですね
マリオ3でハンマーブロスさん差し置いて真っ先に出て来たよな
何度殺されたことか
何度殺されたことか
>>261
女王はゴロツキタウンで多分封印されてるし、ラソペルさんはマジョリンとマリリンで一緒に行動しているから個人的には良い意味で引っ掻き回してほしい
女王はゴロツキタウンで多分封印されてるし、ラソペルさんはマジョリンとマリリンで一緒に行動しているから個人的には良い意味で引っ掻き回してほしい
*********************************
【4月20日お昼の間に投下予定!】
ラソペル君は個人的に好きな敵キャラベスト10に入りますが今作に
登場予定は無い…(予定)
アンタの席ねぇッスから!オドロン寺院でカラスと遊んでろッス!
この話の黒幕…旧クッパ軍を束ねている人物ですが…ネタバレすると
【えー!こんなんありかよ!】というかもしれない相手です
納得いかないと思われるかもしれないからちょっと怖い…orz
マリオ作品のあるキャラで、そして未だ本文で名前も出ていない
*********************************
【4月20日お昼の間に投下予定!】
ラソペル君は個人的に好きな敵キャラベスト10に入りますが今作に
登場予定は無い…(予定)
アンタの席ねぇッスから!オドロン寺院でカラスと遊んでろッス!
この話の黒幕…旧クッパ軍を束ねている人物ですが…ネタバレすると
【えー!こんなんありかよ!】というかもしれない相手です
納得いかないと思われるかもしれないからちょっと怖い…orz
マリオ作品のあるキャラで、そして未だ本文で名前も出ていない
*********************************
れんあいげぇむの人か!今一気読みして「似てる……」と思ってたら案の定
初代スレから読んでたからすごい>>1の文章好きです頑張ってください(小声)
初代スレから読んでたからすごい>>1の文章好きです頑張ってください(小声)
黒幕になるに相応しい理由があれば納得できるけどもともと善人のキャラが悪党になってたりとかだとちょっと抵抗あるかな…
クリボー「おっさん…もうやめようぜ」
ブーメランブロス「…」
クリボー「こいつぁ…この戦車はまだ何処も襲ってないわけじゃん?
いや、確かに俺らに向かって発砲はしたけどよォ」
クリボー「でもよ、まだキノコ王国には侵攻してねぇじゃんか!
まだ引き返せるッスよ!!」
彼が目の前の元上司…そしてどれもこれも見知った顔ばかりの乗組員を
見渡しながら言う
クリボー「今なら!今ならまだ引き返せる!俺らだって
此処であった事を黙ってっから!
無かった事にすっから!だからさァ!」
「クリボー君、それは流石に厳しいかと思いますよ」カンカン…
クリボー「…ノコノコ」
ノコノコ「…っと、ご無沙汰しておりますブーメランブロス教官殿」
戦車のハッチが開き、鉄梯子を降りてくる友人は次のように口を開く
ノコノコ「…仮に我々が口を閉じていても
"指揮官殿"とやらが教官殿達が今作戦に参加していたと
口を開けば懲罰は免れません…」
ブーメランブロス「あぁ…わかってるよ」
ノコノコ「このままでは、どうあがいても何かしらの罰は免れません」
ノコノコ「…そこで私からある提案、いえ交渉をしたいのです」
ブーメランブロス「言ってみろ」
ノコノコ「今作戦の最大責任者たる"指揮官殿"とやらが
どのような人物なのか」
ノコノコ「私たちに"その情報を売って"いただけませんか?」
クリボー「おいおい…」
ブーメランブロス「…ほう」
ザワザワ…
オイオイ…
ノコノコ「先も申し上げたように…どの道、教官殿
ひいてはこの車両の乗組員皆さんの罰は免れません…」
ノコノコ「ですが、此処で起死回生の策です」
ノコノコ「簡単に言ってしまえば…」
・ クッパ軍内部に元から怪しい動きを働く一派が居た
・ "クッパに誰よりも誠実な忠臣"であるブーメランブロス等が気付く
・ 反クッパ勢力のテロリストに"加入するフリ"をして情報を探っていた
と、言う筋書きを作ってしまえば良いとの事だった
初めからクーデターなど起こす気は更々無く、むしろ阻止すべく動いた
という事にして自分達はそれを裏付ける証人になれば良いと
相手が何か喚きだしたり証拠を突きつけようとも
全ては欺く為の発言でした!とか言って後は知らぬ存ぜぬを通せば良い
ノコノコ「悪くない提案だと思いますが?
元より、軍内部の不審な動きは噂されてましたし
その一派を見破ったと言っても多少は信憑性もあるかと」
クッパ軍内部に不審な動きがあるという噂は以前からあった
事実としてクッパがノコヤン等、信頼の置ける腹心達に動きを探らせ
疑わしきを見張るように指示を出していた程だ
尤も…時代が進むに連れ、人員の増加に伴い
最古参から新人兵までの生活の保障など
気がつけばクッパ一個人だけでは
手に余る程の軍勢に"なり過ぎて"しまったが故に
全員の動きまでは把握しきれなかった
(今でこそエリート3人組と呼ばれる親衛隊も
過去にゲラコビッツに寝返る事態があった程だ…)
ノコノコ「…教官殿自身は良いかもしれません、ですが」
ノコノコ「この車両の乗組員はどうなさるおつもりで?」
「せ、戦車長」
「…ぅ、うぁ…」
「っ!」
「…お、俺たちの処遇…!!」
ノコノコ「人質を取るような形で卑怯とは分っていますが
その上で言わせていただきます」
ノコノコ「教官殿の個人的なご意見で部下を危険に晒しますか?」
ノコノコ「貴方の仰る【"栄光"のクッパ軍団】とは
このような軍隊でしたか?」
ノコノコ「それが貴方の"誇り"だと言いますか…!」
ブーメランブロス「…ぐっ」
クリボー「おっさん…俺からの頼む」
クリボー「おっさん達はまだ誰も傷つけてねーじゃん
だからよォ…まだやり直せるッス」
クリボー「頼むから…こんなこと、もう止めよう?な?」
それは心からの訴えだった
人一倍ヘタレと自負し、戦<イクサ>になることを嫌って
マリオの記憶が戻らなければ良いとさえ言うクリボーの本心
クリボー「俺よ、アンタみてーに誇りとかねぇし
ノコノコみてーに頭も良くねぇ…
なんかテレサみたいなスゲェ力もねぇ弱いやつだから」
クリボー「だから戦いなんかやってるより、皆でワイワイ集まって
パーティーやってるような今が良いって思うのかもしんねぇ」
クリボー「でも、こんだけは言える
誰も傷つかねーなら、それが一番良い事だ」
クリボー「俺のこの考え、これだけは絶っ対に間違ってないッス」
ノコノコ「…教官殿、お願いします」
クリボー「おっさん、マジ頼む」
ブーメランブロス「…俺に"指揮官殿"を
今の俺たちを導いてくれる人を売れと言うのか?」
ブーメランブロス「…」
【戦車長は】周りを見た…
再びあの戦地へ…
まるで長年夢にまで見た愛人に逢いに行くが如く恋焦がれた輝かしい戦場
その地を今一度、踏みしめたい、手に汗を握らざるを得ないあの熱を
もう一度だけ掴みたい…ッ!
そんな個人的な感情で動いた自分に
黙ってついてきてくれた【愛すべき乗組員達を】彼は見た
ブーメランブロス「…お前達の要求は呑めん」
クリボー「…っ、んでだよ!」
ノコノコ「左様ですか…」
ブーメランブロス「お前達に指揮官殿を売ることはできんっ!
そして!貴様等に言うことがある!」
ブーメランブロス「…此処に居る、搭乗員は…
こいつ等は全員【俺に脅されて仕方なくやった】」
「せ、戦車長!!」「まっ、待ってくだせぇ!!」「違う!俺達は!」
ブーメランブロス「こいつ等は俺に脅されて強制的に働かされた!
罰を受けるのは俺だけだッ!!」
俺がやった…ッ!と主張する戦車長
一方で違うと言い張る乗組員達…
どちらの言い分が事実かは最早言うまい
ノコノコ「…分りました、この件はそう報告させていただきます」
ブーメランブロス「…恩に着る」
一人の兵として、一人の"漢"として導いてくれた人は売りたくなかった
そして、忠義を誓うべきクッパへの謀反でもあると心のどこかで
理解し切っている…だから罰も甘んじて受ける
だが…ッ!
部下だけは…ッ! 部下だけは巻き込まない…ッ!
クリボー「…こっからどうすんだよ」
ノコノコ「まずは…キノコ王国とクッパ様…
そしてマリオ殿に事を伝えます」
ノコノコ「このような事態ではレース大会も何も
あったもんじゃありませんからね」
身柄を拘束させて貰いますと…ノコノコが戦車長の身動きを
取れぬようにする、同じように他の乗組員も…
ノコノコ「さ、もう一両の車両も動きを封じましょう?
外で見張って貰ってるテレサさんにも悪いですしお早めに」
彼等にとって優に10年以上前の懐かしの車両
当時自分達も乗り組んだ戦車の動力キーを外し、完全に無力化した車両を
二人は後にしようとする…
ブーメランブロス「おい」
そして、呼び止められる
ブーメランブロス「ちょっと見ない内に成長したなお前ら」
ノコノコ「お褒めの言葉として頂きます」
クリボー「おっさん…部下想いな所とか変わってなくてよォ
やっぱアンタかっけぇって思ったわ」
ブーメランブロス「…ふん」
乙ー
本当の意味で出番の無かったレッキングクルーのブラッキーおじさんは出番無いのかな
マリオくんのノリを考えるならそもそもあのマンガにおいて絶対の悪なんていないしな…
本当の意味で出番の無かったレッキングクルーのブラッキーおじさんは出番無いのかな
マリオくんのノリを考えるならそもそもあのマンガにおいて絶対の悪なんていないしな…
今回も乙
SSでキャラを動かすとなるとキャラが作者の脚本(時には外野)に都合のいいように動かされる人形になってしまいがち(原作では起こり得ない事を描こうとすると特に)だが、
この話では主人公のマリオに深い関わりのあるルイージやヨッシーにピーチ、宿敵のクッパはもちろん部下の三人や今回の敵勢力の者達に部外者のワリオですら明確に自分の意思を持って行動してると感じられるからすごい生き生きしてる印象を受ける
SSでキャラを動かすとなるとキャラが作者の脚本(時には外野)に都合のいいように動かされる人形になってしまいがち(原作では起こり得ない事を描こうとすると特に)だが、
この話では主人公のマリオに深い関わりのあるルイージやヨッシーにピーチ、宿敵のクッパはもちろん部下の三人や今回の敵勢力の者達に部外者のワリオですら明確に自分の意思を持って行動してると感じられるからすごい生き生きしてる印象を受ける
クッパ城の門番3人衆が戦車部隊と戦う少し前に時間は戻る…
ズ ド オ オ オ オ オ オ ォォ ォ ォ ォ ォ ォン
キノピオ「う、うわあああああぁぁぁ!?」
突如として現れた10年も昔の兵器そして、放たれた弾頭
後、数刻もしない内に自分は爆炎に巻き込まれ焼けてしまうかと覚悟した
しかし…ッ!!
キャサリン「ふんっっ!」ボンッッ
キノピオのすぐ近くで【何か】が風を切る音がした
そしてその【何か】は…っ!
戦車隊とキノピオ等を結ぶ中心線上で弾頭と衝突し
大気を震わせて爆散したッッ!!
キャサリン「…ったく、どこの誰だか知んないけど
ちょぉっと物騒なんじゃあな~い?」
キノコ王国の住人はほとんどが戦いを経験した事がない
が…
このキノピオは別である…
彼はかつてマリオ、ルイージ、そして自国の姫と共に
【夢の世界】を冒険した事があった
そして今のはその時の冒険で幾度となく目にしたもの…
キャサリンの【タマゴ】砲撃である!!
キャサリン「キノちゃん、立てる?」
キノピオ「は、はい…なんとか」
キャサリン「それじゃあさ、ちょっと悪いんだけどお願いがあるのよね」
キャサリンは空を…目を細め、遠い向こうの先にある場所を見据える
キャサリン「なぁ~んか緊急事態みたいだし、ヨッシーちゃん達に
この事を知らせてほしいのよ」
キノピオ「知らせる…どうやってですか?」
目の前の軍機は明らかに攻撃の意志を持っている
向こうは乗り物、此方は徒歩…
亀とチーターを同時によーいどん!で走らせたらどちらが早いかは明確で
まだ多少距離があろうとも逃げ切れるか否かと言えば…それは…
キャサリン「んもぅ!やぁね!忘れちゃったの?」
キャサリンがそんなキノピオの考えに気が付いたのか次のように言うのだ
キャサリン「思い出して?彼方達が私と戦った時の事を…」
キノピオ「…!!まさか!」
キャサリン「そっ!その、ま・さ・か!彼方くらいの子なら小さいから
よーく飛んでいくはよ?」クスッ
キノピオ「で、でもそしたらキャサリンさ――」
キャサリン「良いから、行きなさい、ちょっと気になる事があるのよ」
キノピオ「……わかりました、でも無事で居てくださいね?」
―――
――
―
「?なんじゃ、あいつ等はなにをしとるんじゃ?」
「…!? ま、まずいぜ!おい指揮官さんよォ!早いとこアイツ等
ふっ飛ばしちまわないと不味いぜ!キノコ王国まで高跳びされちまう!」
「なにぃ?それはどういう事じゃ?」
―――
――
―
キャサリン「風よおーし、距離よおーし、方向よおーし
キノちゃん!準備良いわね?」
キノピオ「はいっ!」
キャサリンの頭部の上にキノピオが乗っていた…
戦車に搭乗していた"旧"クッパ軍の指揮官はそれを見て
何が狙いかと訝しむ
そして、指揮官に協力する一人の男が相手の思惑に気が付くのだ!
キャサリン「ふんッッッッッ!!!」
大きく息を吸い込んだ後に吐き出すブレスのように
筒状の大きな口から複数の卵を吐き出す!
瞬きすら惜しい一瞬の間に打ち出された卵<ダンガン>の数は優に7つ!
戦車砲と同等の威力を持つソレは放たれたァ…ッ!!
―――
――
―
「彼奴等がなにを企んでおるかは知らぬだが
数の上ではワシ等が有利じゃ、撃ち落とせぃ!」
「はっ!!」
―――
――
―
戦争が始まった!
まるでそうとしか言いようの無い光景
方や飛ばすものはタマゴ、もう片方は無機質な火薬の塊
それはSF映画のように全弾空中で衝突しあい
辺り一面を爆炎と薬莢の匂いに包ませる
赤黒い煙がお互いの姿を見せなくさせ、狙いも次第に定まらなくなる
それこそがキャサリンの狙いだった!!
キャサリン「げほっ…あー、久しぶりにやったから結構キツイわねコレ」
キャサリン「タマゴ連射内なんて…これ以上できないかも」
/
キノピオ「キャサリンさん…」
キャサリン「大丈夫よぉ、ちゃーんと最後の一発分は残してるから」
キャサリン「しっかり頼むわよ!」
キノピオ「…ご無事で!」
煙でお互いの姿が見えにくいこの状況で最後に打ち出すタマゴ
それは…!!
キャサリン「キノコ王国上空行~発射しまぁす!!」
キノピオをタマゴの上に乗せての砲撃!
【確実】にこの事態を報告できる人物を逃す最後の一手であった!!
きのぴーの加速と姫の浮翌遊と弟の大ジャンプ考えると
兄が地味になってしまうUSA
兄が地味になってしまうUSA
キノピオはジャンプ力がポンコツだから使いにくかったな
あと引き抜き速度も最速なんだっけ
あと引き抜き速度も最速なんだっけ
実際にキャサリンの卵に乗って進むステージもあるからね
まるで桃白白の気分
まるで桃白白の気分
マリオくん…
つまり今回の黒幕は最終的にダルマさんがころんだをしたあとに一ページ丸々使って土下座して降参するんですね
つまり今回の黒幕は最終的にダルマさんがころんだをしたあとに一ページ丸々使って土下座して降参するんですね
マリオ64DSだったらマリオって結構性能映えするけどUSAだと凡個性って感じなんだよな
それでも使うけど
それでも使うけど
類似してるかもしれないスレッド
- モバP「アイドルたちと仲良くなれるなんてこと、ありえないと思っていたけれど」 (190) - [41%] - 2014/9/12 12:15 ★★
- モバP「朝起きたら布団の中にアイドルがいたけど、俺は手を出さないぜ」 (305) - [40%] - 2015/1/19 14:45 ★
- モバP「いつの間にか、キュートアイドルのプロデューサーになっていた件」 (168) - [39%] - 2017/8/18 3:00 ☆
- ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」 (1001) - [39%] - 2012/1/16 1:45 ★★★
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その2だね」 (1001) - [39%] - 2013/12/20 16:00 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について