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元スレマリオ「最近、テニスやパーティーにゴルフばかりで…何かを忘れているような」
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ごめんなさい、あの後、結局大量投下できる機会を失ってしまった
今回は此処までです…
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ごめんなさい、あの後、結局大量投下できる機会を失ってしまった
今回は此処までです…
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同時進行中の他の場でも書き込みましたが
訳あってパソコンが使えない状況になり、ただでさえ遅い更新が
遅れてしまいます…申し訳ありません
ですが、打ち切りだけは決してしませんので…
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生存報告!
一月程、経ちそうですが、まだ投下できない状況です…申し訳ない
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生存報告!
一月程、経ちそうですが、まだ投下できない状況です…申し訳ない
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キノピオ「せ!?せせせ、戦車!?」
立ち上る土煙、辺りに唸る轟音…遠目に見えていたシルエットは徐々に
近く、大きく、より鮮明に見えてくる
鋼鉄製の車輪…ゴム製の履帯
しかし、装甲の殆どは木材…ベニヤ板のようなモノ
丸太を縄で括りつけて縛ったかのようなモノを使用しており
金属の光沢が目立つのは車両の先端に設備された砲塔を初め
上層部のハッチ等の一部の部分であった
それは、まるで…"敗戦し大破した戦車"を乏しい資材で辛うじて
走行せきるように応急処置をしたかのような…
言ってしまえば急ごしらえな見てくれであった
キャサリン「な、なによ!なんなのよアレッ!」
肉眼で捉えられるだけでも10両…小型の戦車が6
残りは砲が2門以上の大型だ
キノピオ「わ、分かりません!!あ、いや、分かりますけど…
でも理解できません!!」
キャサリン「キノちゃん、どういう事…!」
キノピオ「え、えっと…まず、あの戦車なんですが僕はアレが
何処の軍のモノなのか分かるんです
でも、それはありえない事で…」
突然の兵器の登場に驚きを隠せず、同様するキノピオ
彼にキャサリンは落ち着いて説明するように諭す
キノピオ「は、はい…まず、あれは"旧"クッパ軍のモノなんです」
キャサリン「クッパ軍…? じゃあアレってクッパ大王の戦車?
協定条約はどうなってるのよぉ?」
キノピオ「… "旧" クッパ軍です…」
"旧"
わざわざ、【旧】という所を強調するキノピオは話を続ける
キノピオ「あの武装…あれは今から【10年以上前の武装】なんですよ!」
キャサリン「?…??」
キノピオ「昔…ピーチ姫がクッパに攫われて、マリオさんが
ルイージさんと共に姫を救出しに向かった時に使われた…
今はもう、全て廃棄された筈の兵器なんです!」
キノピオ「ありえないんですよ!
とっくの昔に全部スクラップになった筈なのに…!!」
…そうです
これは【過去からの忘れ物】…
「前方に人影を確認ッ!キノコ王国の住人と…?恐竜族でしょうか?
ピンク色のスーパードラゴンと思わしき者がッ!!」
「……ワシ等の前に現れるとは運がないのう」ハァ…
かつて、戦う事を誰よりも生きがいとし
闘争本能を誰よりも誇りとした者達が居た…
「如何いたしますか…?」
「…」
そう、"彼ら"は帰って来た…
「…」
「ふむ、景気付けにはよいかもしれんのう…」
「構わん、撃て」
【過去からの贈り物】は…災厄"達"はキノコ王国に帰って来た…!
ズ ド オ オ オ オ オ オ ォォ ォ ォ ォ ォ ォン
―――
――
―
BUROOOOOOOOOOO O O ! ! ! !
クリボー「な、なぁ、…もうちょい詰められないッスかねぇ?」
ノコノコ「無茶言わないでください、これでも詰めている方です」
キノコ王国の城門を抜ける事、数分…
機体から投げ出されたキノピオの元へ向かう3匹は
レースの実況モニターでも見た平坦な道を走っていた…
道中、此処からトップへ躍り出るのは無理だと悟り
リタイアする選手をちらほらと見かける…
最早、他に走る者が居ない車道はただっ広く、それでいて空いている
高速道路となんら変わらない
ノコノコ「元々、2人乗りの機体に無理矢理3人乗ってるんですよ?
…それにレディに窮屈な思いをさせるのですか?」
テレサ「同士よ…我に気を遣う必要は無いぞ?」
(あのぅ…私は別に大丈夫ですよ?)
クリボー「ぐっ…それを言われちゃあなぁ…男が廃るっつーか…」
ノコノコ「なら、我慢ですな」
クリボー「…ハァ、そうッスね」
roooo……
クリボー「あん?」
rooooooo………!
クリボー「なんか聴こえるような?」
ノコノコ「…?そうですか?私は何も…っ!?」
キキィィー―――-ッ!!
クリボー「おわああぁぁぁぁー―――っ!?」
テレサ「!?何事!?」
急ブレーキを掛けられた事で慣性の法則に従い乗っていた三匹は身体が
前のめりになり、シートベルトをしていたノコノコはともかく
彼に捕まっていたクリボー、そしてテレサは
危うく車体から跳ね飛ばされそうになった
クリボー「なにすんスか!?あぶっねぇなぁ・・・」
ノコノコ「・・・」
ノコノコ「クリボー君、私は疲れているのかな?」
クリボー「ハァ?いきなり何を訳わかんない・・・―――」
青ざめた瞳、見つめる先には彼らクッパ軍にとって懐かしいモノがある
クリボー「・・・マジかよオイ」
テレサ「・・・戦車」
【7匹の子クッパ達】
その昔、クッパ帝国軍はピーチ姫を攫った後、子クッパ七人衆
すなわち【ラリー】【モートン】【ウェンディ】【イギー】【ロイ】
【レミー 】【ルドウィッグ】等が世界各国の国王から魔法の杖を奪い
王達の姿を動物に変え政府の動きを止めるなど本格的な世界侵攻を図った
もっともソレはマリオブラザーズの活躍により失敗に終わったのだが…
今、ノコノコ達の眼差しの先にはその時代の産物があるッッ!!
木製の装甲、スパナを投げる【プー】達の潜む鉄製のハッチ
コストパフォーマンスと生産性のみを重視し、旋回しない砲塔を用いた
自走砲に近い創りの戦車等は確かに過去のクッパ軍のモノであった!
クリボー「ど、どどどどいうことッスかぁ~!?」
突如、目の前に現れた過去からの贈り物
さぞ混乱した事だろう、対戦時代の旧式戦車が平和な時代に出現する
戦車がタイムスリップでもしてきたかのようである
キリキリッ ガシャンッ!
テレサ「! 砲が我等を狙っているぞ!」
(せ、先輩!!砲門が私達に…っ!)
ノコノコ「ッ!」グッ
GYUROOOOOOOOoooooooo…!!!!!
予測不可能な事態に陥り、呆けていた彼は後輩の声でハッと我に返り
アクセルを強く踏み込む
刹那…! 機体のマフラーは排気ガスを噴出し
車輪は土埃を上げてその場から発つ
クリボー「のわあああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ノコノコ「くっ!振り落とされないようにしっかり掴まってください!」
クリボー「む、無茶言うなああああぁぁぁあああぎゃあああああ!?」
テレサ「うっ…」グッ
彼らがその場から直ぐに発った後だった…
先程までノコノコ達が居た場に砲弾が着弾し
黒煙立ち上るクレーターを築き上げたのは…
クリボー「うううううう撃ってキタアァァァァ!?」
一発目の砲弾が放たれ、それを合図としたかのように二発目、三発目と
矢継ぎ早に戦車の群れは砲弾を打ち始める
クリボー「何!何!なんなの!なんなワケ!?何で俺等狙われてんの!」
ノコノコ「そんな事、私だって知りませんよ!!」
跳んでくる火薬の塊を避ける為にブレーキ、アクセルを交互に踏み分け
ハンドルを大航海時代の船長が面舵、取り舵と舵を取るように
命一杯に動かしていく…
故に彼らはジェットコースターの比ではない強力なGに晒される
ズドオオオオオォォォォン!!
クリボー「ぎにゃああああああああぁぁぁぁぁ!? 今当たりかけた!
死ぬ死ぬ!誰かヘルプウウウウウウゥゥ!?」
ノコノコ「煩いですよ!!黙ってください!」
マリオのゲームはピクロスとマリオカートとマリオコレクションしかやったことない私にはこの戦車はどストライクです
もちろん今までもとっても楽しんで読んでいました
もちろん今までもとっても楽しんで読んでいました
戦車はすっかり出なくなったけどコクッパ達は最近はマリカーやらスマブラやらに出てるね
>>222
クッパの実子なのにサンシャインで危うく黒歴史にされかけた罪滅ぼしなんだろうなぁ
クッパの実子なのにサンシャインで危うく黒歴史にされかけた罪滅ぼしなんだろうなぁ
(設定は変えられたものの)抹消されずクッパJrとも共存できてよかったと思う
ズドオオオオオォォォォン!!
ズドオオオオオォォォォン!!
轟音唸り、黒煙が立ち上る大地
自分達目掛けて向こうに敵意があるのは明らかだった
クリボー「どうすんの!?どうするんよコレ!?
このまんまじゃ俺達いつか吹っ飛ばされるっスよ!!」
ノコノコ「くっ…それは分かりますがっ!」グッ
フットペダルを交互に踏み分けハンドルを切る
この動作のみで飛んでくる砲弾を避け続けるノコノコは友人の言葉に
"この後をどうするか"答えを返せずにいる
向こうは戦闘を想定して創られた兵器
対して此方は非武装の競技用の車両…避ける以外に何ができようか?
こういう時に「ジリ貧」という言葉が浮ぶんだろう
ノコノコ「…相手は事もあろうに旧クッパ軍の戦車を使っています」
ノコノコ「問題は…アレを使っている連中が何者かです」
可能性として考えられるのは3点
・自分達は知らされていないが上層部の判断
クッパが協定で「お互い仲良くしましょうね」と油断させ
その間にキノコ王国を攻め落とすという策を練っていた
個人的にこれはありえないと彼は考える
まず、ピーチ姫を攫っていない…
彼女を捕らえる前に行動を起こすのはクッパらしくない
マリオブラザーズを頼みの綱とし、国防能力があまり高くは無いとはいえ
そんな事をすれば国が警戒態勢を敷く筈だ
攫う前に姫は厳重警備体制の中へ避難させる
(屈強な兵隊揃いのクッパ軍団ならわけなく蹴散らせるが)そこまで
何も考えない程、彼等の使える主君は無能ではない
クッパは内政はともかく戦<イクサ>に関しては頭が回る御仁だ
それにクッパ軍である自分達を攻撃する意図が掴めない…
とすれば消去法で残り2点である可能性がある
すなわち…
ノコノコ「…テロリスト、ですかねっ!」キッ!
キノコ王国でもクッパ軍団でも無い全くの第3勢力
それが何処で拾ったかしらないが戦車の残骸を回収して
戦闘行為を行っている…
そう考えたッ!
…いや、そう思いたかった
2点の内、ノコノコは可能性の低い方を選びたかった
―――信じたくなかったんだ…
お互い信頼しあっていたと思っていた同じクッパ軍団の仲間が
謀反を起こし、あまつさえ苦楽を共にした仲間の自分達を
吹っ飛ばそうとしているなどと考えたくなかったのだ…
…テロリストである可能性が低い事には当然理由がある
戦車の残骸はマリオ達と闘争を繰り広げた古戦場にあった残骸
ゴミ捨て場の瓦礫を10年分掘り起こしていくなどすれば幾つかは見つかる
それだけならまだ第3勢力の存在と決め付けられるが
あれを修復したとなれば、"旧クッパ軍"時代から所属している技術士
もしくは設計図等のどちらかが必要だ
少なくとも、あの現役時代から現代までのそのままの状態で来たような
復元を見る限りには…
そして如何に簡単な創りとは言え、運用方法を熟知するとなれば
それなりに訓練期間も要する
戦車等が何年前に復元されたか、はたまた昨日今日で直されたかは
知らないが、砲弾を数発撃てるぐらいには
乗りなれた乗員が乗っているのは間違いない
テレサ「…同士よ、我等は思考を止めるべきにあらず
我等の前に立ちはだかる者は何人たりても敵である筈なのだが」
(ノコノコ先輩…考えたくはありませんが
あの戦車に乗っている人達は…クッパ軍の人なのでは?)
ノコノコ「…」
ノコノコ(分かっていますよ…、分かってはいるんですよ)
ノコノコ「…クリボー君、君とは長い付き合いだから訊いて置きたい」
ノコノコ「私達は今、旧クッパ軍の兵器を使いクッパ様の名誉を
貶めようとしている"テロリスト"達に狙われています」
ノコノコ「私達の取れる選択は2つ」
―――"テロリスト"
半ば家族同然のような同胞達が襲ってきたとは言わない
ノコノコ「このまま、砲弾をどうにか避け続け
この場から撤退…もしくは」
ドドドドドドドドド…!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
ノコノコ「私達とクッパ様の名誉の為…っ!
アレを大破する事ですっ!」
クリボー「た、戦うっていうのかよ…ッ!相手は戦車だぜオイ!」
ノコノコ「…君が嫌だというなら私は全力で君達を安全地帯まで逃がす」
ノコノコ「そして、再び戻ってアレを止めます」
クリボー「…ノコノコ」
後輩のテレサ、そして自分と違いサボることなく門番として勤務した
旧知の友を見る…
――目には決意の色が見えた
一度、この目をすると相手がマリオだろうとルイージだろうと
問題無く吶喊していくのは彼がよく知っていた…
クリボー「…汚ねぇッスよ」
クリボー「あんたぁ、マジに汚ねぇ…」
クリボー「マジで卑怯過ぎッス」
ノコノコ「…」
テレサ「……っ!」オロオロ
クリボー「仲間を逃がして、自分だけ戻って突撃とか…」
クリボー「そんなんモン
ベタな少年漫画ならそいつぁ死亡フラグじゃねーッスか」
クリボー「俺、自分でも酷いヘタレだって自覚はあるッス」
クリボー「けどよ、そんな事言われて『はい、逃げます』って
なんつーか、"男が廃る"っつーか…」
クリボー「俺はヘタレッスよ…でもね、ダチ公見捨てて尻尾巻く程
糞野郎じゃねーッスよ!!!」
ノコノコ「そう言ってくれると思ってました」ニッコリ
クリボー「うわぁ…最高に汚ねぇ…」
ノコノコ「それで、テレサ君、君はどうする?
レディーは逃げても良いと思いますよ?」
テレサ「わ、我とて誇り高き軍の一員!それに隣国の遣いを見ずに
帰るなど片腹痛いわ!」
(わ、私もお手伝いしますっ!キ、キノピオさんだって
見つけていませんしっ!)
ノコノコ「ふふ、では行きましょうか…!」
ズ ド オ オ オ オ オ オ ォォ ォ ォ ォ ォ ォン !
戦車の発砲音を背景に彼等はお互いの顔を見る
ああ、自分達は良い友人に恵まれた…
久しく忘れていた感覚、共に力を合わせ共通の強敵へと立ち向かう感触
【クッパ軍門番3人衆 VS "旧"クッパ軍】・・・ッ!
ノコノコ「ふんっ!」グッッ!
GYUROOOOOOOOoooooooo…!!!!!
クリボー「ぬおおおおぉぉぉぉっ!?」ガクンッ!
勢いよく踏みつけるアクセル
もう何度体験したか…急加速で身体が後ろへと仰け反りそうになるのを
堪え、3匹の門番を乗せた機体が突っ込んでいく
―ノコノコ『良いですか?作戦は大まかに言ってしまえば
一台でも構いませんので戦車の無力化、奪取です』
―クリボー『簡単に言ってくれますねぇオイ!?』
―テレサ『…どうするのだ?』
―ノコノコ『知っての通り、あの戦車は【プー】がマリオさんを
迎撃する為のハッチがついています』
―ノコノコ『あそこから内部へ入り込み一台奪う
その為にはクリボー君、君が要となります』
―クリボー『のわっ!?あっぶねぇ…!また砲弾が真横に落ちたっ…って
俺ッスかぁ~!?』
―ノコノコ『ある条件が揃ったらあの戦車のすぐ傍まで接近します
そしたらこの中で身軽な君が戦車へ飛び乗る事』
―ノコノコ『浮遊が可能なテレサ君は?と考えるかもしれませんが
君でなければ駄目な理由がある、それは――』
クリボー「マジにこんなん巧くやれるんですかねぇ…」
自他認めるヘタレ筆頭の彼…ノコノコにああは言ったモノの
やはり怖いモノは怖い…
自然と身体は震えだす…
クリボー(今、相当な速度で走ってるよな…)
クリボー(こんで飛び乗るのに失敗したら俺…)…ゴクッ!
母なる大地にその身を打ち、全身打撲程度では
済まない怪我を負うのは間違いない
クリボー「ええいっ!ままよ!!」
涙を堪え、唾を飲み込み覚悟を決める
腐っても彼はクッパ軍の一員だ…っ!
―――
――
―
「戦車長!向こう側が此方に突っ込んできます!」
「なんだと…!? おい、指揮官殿はなんと!?」
「少々お待ちください…!……電報が届きました!
『ワシ等は本隊と合流しキノコ城へ向かう、1両残してはいく
おぬし等で確実に仕留めよ』との伝令であります!」
「そうか!ならば撃てぃっ!」
「「「「了解<サー! イエッサー!>」」」」
―――
――
―
GOROOOOOOOOOOO O O ! ! ! !
ノコノコ(…! 2両残して殆どが…っ!)
丁度、自分達が目掛けている車両とそのすぐ傍の1両を残し
散開するように道をそれてこの場を離れる戦車部隊
ノコノコ等を無視し、そのまま整備の行き届いた道から王国への突撃
そしてあえて迂回させ、反対側やまた別の方面から国へ攻め込む進み方
一点から攻めるではなく、東西南北あらゆる方面から攻める事で
国民ならびピーチ姫の脱出ルート防ぎつつ四方八方から侵攻するにより
相手国家を混乱させる一種の心理戦である…
キリキリッ ガシャンッ!
テレサ「せ、先輩!!ノコノコ先輩!砲が!!」
距離を詰め、その状態で砲門が此方を向く
これにはテレサが素を出してしまう程だ
ノコノコ「まだです!まだ!距離を詰めて…っ!」
ノコノコ(後少し…っ!)
小型戦車6両の内の2両が残るハイウェイ…
自軍の兵器だったからこそ欠点は分かる、あの砲門は旋回しない砲塔を
用いた 自走砲に近い創り…
故に戦車には攻撃パターンが2、3点しかない
敵に接近し、そのまま相手を轢殺…
上部ハッチから【プー】がスパナを投げる、砲塔による発砲…
欠点とはすなわち、機体の懐に潜り込む事である…!
履帯で踏み潰される事さえ注意していれば、真正面でなく真横に居れば
然程、脅威でもないし
その位置でなら砲に狙い撃ちされる事はなく、車両のすぐ下では
【プー】達にとっても死角となり、仮に気付かれていても
スパナを当てづらいのだ
それに…
―――
――
―
「せ、戦車長殿!奴等、此方に接近してきます!」
「うろたえるな!非武装の機体に何ができる!」
「で、ですがこれ以上接近されては同士も援護ができなくなります!」
「ぐ、ならば早く撃て!この距離では外すまい!」
―――
――
―
それに…
懐に接近すればもう1両の戦車に撃たれる事もなくなる
同士討ちで戦車を破壊してしまう事になりえるからだ
ズ ド オ オ オ オ オ オ ォォ ォ ォ ォ ォ ォン !
ノコノコ「来たッ!今です!テレサ君!」
テレサ「…っ!はぁあっ!!!」
放たれた砲弾は真っ直ぐノコノコたちへと向かっていく、そう!
この至近距離では外しようが無い!直撃は確実であったァ!!!
だが…!
スウゥゥゥゥ…・ ・ ―― ‐
「せ、戦車長!あ、相手が…!」
「き、き、き…」パクパク…
「 消 え た だ と お お おお オォ ォォ!?!?」
【アイテム:テレサ】
一定時間、ライバルに姿を認識できなくさせ、なおかつ
緑甲羅、赤甲羅、バナナの皮、その他の攻撃を受け付けない
ドオオオオオオオォォォォォン!!
放たれた砲弾は門番3人衆に直撃する筈だった…ッ!!
しかし、直撃の寸前で3人は姿を消す…否ッッッ!
テレサの念力により彼等のに当たる筈だった砲弾は透過したのだッ!
後方で黒煙を上げ地にクレーターを創る!しかし門番3人衆は生きている
姿は見えずともエンジン音が聞こえるのだッ!
「お、落ち着け!テレサだ!テレサの力を使っているだけに過ぎん!
砲弾を用意しろ!奴等が現れたらぶち込め!」
「せ、戦車長!砲弾が1つ無くなってます!」
「な、なにィ!?」
【アイテム:テレサ】
追加効果としてライバルの持っているアイテムを奪う効果がある
テレサ「…ぁ、ぅ」グッタリ
ノコノコ「…お疲れ様です、後は彼に任せましょう…」
ノコノコは友人を見据える、今、敵から奪った
火薬の塊を持ち飛び移らんとする勇姿を…ッ!
*********************************
今回は此処まで!続きはまた明日
>懐に入れば大丈夫
戦車は実際車輪に触れててもダメージを受けませんからね…
横スクロールのステージだから放置してればゲームオーバー(轢殺)
それを注意すれば真っ直ぐにしか飛ばない砲弾や【プー】は脅威じゃない
精々、たまに戦車から飛び出すボム兵くらいですね…あのステージ
マリオカートで赤甲羅3つをテレサに奪われた時の悔しさは異常
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今回は此処まで!続きはまた明日
>懐に入れば大丈夫
戦車は実際車輪に触れててもダメージを受けませんからね…
横スクロールのステージだから放置してればゲームオーバー(轢殺)
それを注意すれば真っ直ぐにしか飛ばない砲弾や【プー】は脅威じゃない
精々、たまに戦車から飛び出すボム兵くらいですね…あのステージ
マリオカートで赤甲羅3つをテレサに奪われた時の悔しさは異常
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乙、今日気づいて一気に読んだわ
非常に俺得作品 ④
無理せずやっていってね
非常に俺得作品 ④
無理せずやっていってね
乙です
まさかテレサをアイテムとして使うとは…
あとアイテムによる攻撃が当たらなくなる効果が追加されたのか
マリカーはスーファミ時代のしかやったことないので
まさかテレサをアイテムとして使うとは…
あとアイテムによる攻撃が当たらなくなる効果が追加されたのか
マリカーはスーファミ時代のしかやったことないので
汚いさすがノコノコさんきたない(誉め言葉)
熱い頭脳戦だぜ……乙!!
そいやテレサ嬢の口調って、あれ意識してやってんだww
熱い頭脳戦だぜ……乙!!
そいやテレサ嬢の口調って、あれ意識してやってんだww
徐々に3人の乗った機体は戦車へと近づく
この時、既にノコノコの策通り戦車からの砲撃は無くなっていた!
唯でさえ姿を認識できなくなった3人(仮に位置を特定できても
*********************************
徐々に3人の乗った機体は戦車へと近づく
この時、既にノコノコの策通り戦車からの砲撃は無くなっていた!
唯でさえ姿を認識できなくなった3人(仮に位置を特定できても透過…)
姿を現した頃には相手の懐に飛び込んだ状態、同士討ちを恐れ
もう1両からの援護射撃は来ないだろう
クリボー「…つ、ついに来ちまった…」ゴクッ
生唾を飲み込む
武者震いが止らない
冷汗が滝のように流れ出す
ノコノコ「クリボー君!飛び移るんだ!」
テレサ「せ、せんぱい…」コホッ
クリボー「…っ! う、うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダッ!
かつてクッパ軍団がある男に乗っ取られた事があった
【マメーリア王国】で暗躍し、後に姿を眩ませていた人物
自称天才科学者【ゲラコビッツ】の手によって…
その時にクリボーも捕らえられ【エクボンの森】の牢へ幽閉された
クリボー(やってやる!俺だってクッパ軍なんだ!)
半ば野ざらし、誰の目にも止らぬ森の奥深くで救いを待った時に
主君が解放してくれた事、共に戦った日々は今だって忘れない…そう!
あの時のように!彼は機体から跳んだッ!
クリボー「うああああああぁぁぁぁ!やっぱ怖えええぇぇぇぇぇ!!」
以前ならば主君が発破をかける為に背中に火炎を吹きかけた事だろう
あの時は本当によく跳んだ…
ヒュウウゥゥゥ…
ガ ン ッッ !!
クリボー「あでっ!?」
この時、既にノコノコの策通り戦車からの砲撃は無くなっていた!
唯でさえ姿を認識できなくなった3人(仮に位置を特定できても透過…)
姿を現した頃には相手の懐に飛び込んだ状態、同士討ちを恐れ
もう1両からの援護射撃は来ないだろう
クリボー「…つ、ついに来ちまった…」ゴクッ
生唾を飲み込む
武者震いが止らない
冷汗が滝のように流れ出す
ノコノコ「クリボー君!飛び移るんだ!」
テレサ「せ、せんぱい…」コホッ
クリボー「…っ! う、うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダッ!
かつてクッパ軍団がある男に乗っ取られた事があった
【マメーリア王国】で暗躍し、後に姿を眩ませていた人物
自称天才科学者【ゲラコビッツ】の手によって…
その時にクリボーも捕らえられ【エクボンの森】の牢へ幽閉された
クリボー(やってやる!俺だってクッパ軍なんだ!)
半ば野ざらし、誰の目にも止らぬ森の奥深くで救いを待った時に
主君が解放してくれた事、共に戦った日々は今だって忘れない…そう!
あの時のように!彼は機体から跳んだッ!
クリボー「うああああああぁぁぁぁ!やっぱ怖えええぇぇぇぇぇ!!」
以前ならば主君が発破をかける為に背中に火炎を吹きかけた事だろう
あの時は本当によく跳んだ…
ヒュウウゥゥゥ…
ガ ン ッッ !!
クリボー「あでっ!?」
クリボー「いっつ~…でも、なんとか飛び乗れたッス」
敵から奪った火薬の塊も落としてはいない
彼の姿はテレサの効力でまだ敵には見えない…きっと戦車内部では
見えない何かが降ってきたと騒いでいるだろう
―――
――
―
「なんだ!今の音は!」
「て、敵です!敵が飛び乗ってきました!」
「総員!武器を持――」
戦車長が乗組員に指示を出した頃にはもう遅い
上部ハッチが開かれクリボーが突入する!
ご丁重に火気厳禁の砲弾まで抱え込んで――
クリボー「動くんじゃねーッスよ!!
動いたらコイツをブン投げる!っしたらドカンだぞ!」
「ぐっ…!」
クリボー「っ…あんた…!」
乗員を彼は当然見た、どれも全て見知った顔だった…
そして彼等を指揮する【戦車長】の顔を見る
クリボー「どういうことだよ?なんでこんな事すんだよ!」
クリボー「【ブーメランブロス】…!」
ブーメランブロス「…」
クリボー「おい!黙んなよ!なんだってこんなワケわかんねぇ事…!」
ブーメランブロス「栄光のクッパ軍を再興するためだ!」
クリボー「ハァ!?再興!?お前何言ってんだよ!」
ブーメランブロス「我々は覇気を失くしてしまわれた
クッパ様の目を覚ます為に"指揮官殿"に従った!」
ブーメランブロス「全ては栄光を取り戻す為だ!」
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