私的良スレ書庫
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元スレ闇条「お前…ムカつくな」
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>>200
下げろ
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>>202
逆ギレするまえに下げろや
逆ギレするまえに下げろや
>>204
NGIDにぶち込んで放置
NGIDにぶち込んで放置
>>208
下げ忘れた恥ずかしい
下げ忘れた恥ずかしい
>>203
デーモン閣下が学園都市にくるSS思い出した
デーモン閣下が学園都市にくるSS思い出した
白井「だーかーらー!ちゃんと説明して守らなきゃ困るんですのッ!!」
場面は移り、ここは第七学区の某雑居ビルの中に位置する風紀委員第一七七支部である。
上条当麻と愉快な雑用は、今回の虚空爆破事件に関わってしまったため、事情を説明すべく連れて来られていた。
現在、フレンダ=セイヴェルンはココアをすすりながらくつろぎ、上条当麻は白井黒子と名乗る少女の追求を適当に受け流している。
上条「ところでこの煎餅美味いな。どこで買ってんの?」
白井の追求に全く答える気がない少年の興味は、お茶菓子として出された煎餅の方に移っていた。
目の前でムッキーと唸る白井はどうやらご立腹のご様子。
初春「あ、それは実家から送ってきてもらったんですよ~」
口をついて出た少年の質問に応えるのは、花飾りを頭に乗せた植物人間、初春飾利。
もはや事件のことについて騒ぎ立てるのは白井だけになっていた。
白井「初春までっ!!いまは一大事なんですのよ!?」
初春「まぁまぁ、白井さん。上条さんは何も知らないとおっしゃってますし」
白井「キーーーッ!そんなわけありませんの!わたくしこの目でちゃんと見ましたの!」
初春「なにをですか?」
白井「この殿方が爆発を防いだんですの!!」
初春「え!?上条さんは能力者なんですか?」
上条「いや」バリバリ
白井「いい加減煎餅から手を離しなさい!!」
白井が、煎餅箱に触れた途端、残りの煎餅が一気に消失する。
上条「あああああああああッ」
上条「おのれ!テレポーターか!」
怒り任せに少女を見上げる少年に、彼女はしたり顔で微笑む。
今度こそちゃんと話を聞こうとする少女を、少年は再びスルーした。
上条「甘いな黒井白子」
白井「逆ですのッ!」
必死に訂正を求める少女を再び無視し、少年はソファで一人くつろぐフレンダに目を向ける。
先ほどからやけに上から物が落ちてくるが気にしない。
上条「フレンダ」
少年の合図に、フレンダは一瞬何がなんだか分からない顔をし、直後思いついたようにウインクした。
次の瞬間、テーブルの上に再び煎餅箱が姿を現す。
上条「ふむ。ご苦労」ベリッ
白井「……なッ」
フレンダ「ああ、わたしはアポーターな訳だから」
白井「アポーター…ですの?聞いたことありませんわね」
フレンダ「引き寄せ専門の空間移動だからね」
白井「レベルはおいくつですの?」
フレンダ「レベルは4」
白井「あら!わたくしと同じですの!」
初春「へぇ。フレンダさんもレベル4なんですね」
フレンダ「まぁね♪」
白井「ゴホン。話題がそれましたの…わたくしたちも始末書を書かなければなりませんので」
上条「別にお前がテレポートで助けたことにすればいいじゃねぇか」
白井「そういう訳にはいきませんの!」
上条「いくら聞かれたって俺実際何もやってないしな~…」
四人の男女が雑談に興じる一七七支部のドアがなんの前触れもなく開かれる。
全員がなんとなく視線を寄越すと、そこには常盤台中学の制服を身にまとう一人の少女が立っていた。
御坂「やっほー!暇だから来ちゃった」
まるで友達の家に遊びに来たような軽いノリで入ってくる少女の前に、白井が立ちはだかった。
白井「もう!お姉さまったらまた勝手に…!」
御坂「別にいいじゃない減るもんじゃないんだし!こんにちはー初春さん」
初春「あ!御坂さん!こんにちはー」
御坂「それにしても今日は少し暑いわねー」
初春「クーラー目当てで入ってきたんですか、御坂さん」
図星を疲れた美琴が、可愛らしく舌を出して苦笑する。
隣に立つ白井も諦めたように肩をすくめていた。
御坂「あれ?誰か来てるのって―――」
御坂「…あ」
軽い足取りでソファに向かっていた少女の足が、突然ピタリと止まる。
その表情は驚きと恥ずかしさと笑みと怒りが混同とした、華の女子中学生のものとは思えないような有り様だった。
御坂「なんでアンタがここにいんのよ――!!」
ビシッと効果音の付きそうな勢いで指を指し、額から微弱に漏電するその姿に全員の視線が寄せられる。
対する少年は、顔色一つ変えずに片手を上げて答えた。
上条「おービリビリ中学生。なんだとうとう捕まったのか?」
なんか筆進まないのでここまで。エロはおそらくありません。残念だったな!
毎日投下乙です
一ヶ月落ちない板なのに毎日投下してるってだけで十分です
とても面白いので頑張って下さい
一ヶ月落ちない板なのに毎日投下してるってだけで十分です
とても面白いので頑張って下さい
どこのスレにも居るけど、早くしろとか上から目線のやつ多いよな
何様だってww
何様だってww
急かしてもしかたないだろうに
マイペースでがんばってください
マイペースでがんばってください
そういえばぼちぼち春休みシーズンだもんな…
>>1のペースでガンバレ
>>1のペースでガンバレ
>>1はとっくに春休みでござる。投下
のんきに煎餅をかじる少年の態度が理解できないといった表情の少女は、喧嘩腰に言葉を続けた。
御坂「な、なんでアンタがここにッ!?いつぞやの勝負付けに来たんかーー!」
今にも襲いかかってきそうな少女を一瞥し、少年は溜息をこぼしお茶をすする。
御坂美琴はもう少年の眼中にはなかった。
上条「初春さん茶淹れんのうまいな~」ホッコリ
御坂「ぐぬぬ…」
フレンダ「ココアのほうが美味しいわけよ」ホッコリ
初春「いやいやそんなに上手くないですよ~」
白井「え、え、スルーしていいんですのこの状況!?」
白井「お姉さまはこの殿方とお知り合いなんですか?」
御坂「ふふん。まぁライバルってとこかしらね」
少女は何が誇らしいのか胸を張って答えた。対する少年は呆れた顔で一瞥もくれずにつぶやく。
上条「ライバル?…何いってんですかねこのお子ちゃまは」
御坂「だ、誰がお子ちゃまですってぇーーーッ!」
白井「室内での能力のご使用は控えるようにとアレほど…」
御坂「…チッ」
初春「で、結局どういったお知り合いなんですか?」
一段落ついたところで、改めて初春飾利が切り出した。
心なしか、恋話に花を咲かせる女子高生のような興味津の表情である。
上条「別に俺達のことはいいだろー」
そこに触れられるといろいろ面倒であるため、少年が早々に話題を切る。
意外なことに美琴もあっさり首肯した。
それより、と少年が新たに切り出す。
少年がわざわざここまで足を運んだ目的を、そろそろ果たさなければならない。
上条「今回の爆発は、予めお前らが予期してただろ?」
上条「つまり事件は今回が初めてじゃないんだな?」
白井が肯定の返事をする。その表情はいつの間にか真剣なものに変わっていた。
フレンダ「そういえば最近第七学区で爆破事件が起きてるって話を聞いたような」
上条「えー、お前ひきこもりのくせになんでそんなこと知ってんだよ」
フレンダ「わたしだって外出くらいしてるもん!リーダーが学校行ってる間とか?」
上条「へぇ…」
白井「よろしいですの?」
上条「ああ、そんで?」
白井「一連の事件は第七学区を中心に頻発しており、能力者によるものですの」
御坂「愉快犯だとしても、あんまり笑えないわよねー。それで、犯人の目星は付いてるの?」
美琴の質問に、白井は困った顔で首を横に振った。
白井「手がかりだけはようやく。グラビトンってご存じですか?」
御坂「グラビトンっていえば…重力子のことだっけ?」
白井の質問には頭脳派の美琴が答える。能力者とはどうしてこうも理科に詳しいのだろうか。
白井「どのケースも、爆発の直前に重力子の急激な加速が衛星によって観測されていましたの」
白井はテーブルの上に置かれたジュースのアルミ缶を指し言葉を続けた。
白井「アルミを起点に重力子の速度を爆発的に加速させ、一気に周囲に撒き散らす」
白井「つまりはアルミを爆弾に変えていた、ということですわ」
御坂「ふーん」
御坂「でもそれじゃあ書庫(バンク)見れば一発でわかるんじゃないの?」
少女の言う書庫とは、学園都市に暮らす230万人もの学生のデータが集められたもので
その人物がどんな能力を有しているかを簡単に調べることができるというもの。
美琴の提案に、白井は再び首を横に振った。
白井「もう既に。該当する能力は量子変速。しかも爆発の規模からして容疑者は大能力者以上…」
白井「その条件で合致する能力者は一人しかいませんでしたの」
白井「しかし、入院中のアリバイが」
御坂「…それでどん詰まりってわけね」
暗い雰囲気が流れる中、少年が煎餅をかじる音だけが響いた。
白井「ですから!!事件解決に協力してくださいな!あなたは爆発を止めたんですからッ!」
話が再び振り出しに戻ったところで、少年はおもむろに腰を上げる。
上条「だから俺はなんにもしてません。でも面白い話が聞けたぜ、サンキュー」
少年はうわ言のように事件のキーワードを繰り返すと、雑用の少女を連れ、風紀委員の少女が止めるのも聞かずに支部を後にした。
後に大量の煎餅のゴミを残して。
上条「まったく退屈しませんね。…この街は」
終わりって書くから前そう書いた時点でどっかにまとめられてたなww
>>245 うはwwwwww 投下終わりの略です!まとめないで!
またまた乙って訳よ
勝手に続き妄想しながら次の投下を待ってる
勝手に続き妄想しながら次の投下を待ってる
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