私的良スレ書庫
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元スレ闇条「お前…ムカつくな」
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御坂「やっぱり当たんないわねーっ!一体どんな体してんのよこの猿!」
少女は、立て続けに撃ち続けた電撃が一発も当たらないことに激昂していた。
目の前に立つ名前も知らない少年は、今まさに雑談をしながら飛来する電撃をかわし続けている。
上条「猿だぁ?じゃあお前は電気ウナギだなっ」
上条「つーか、当たったらタダじゃ済まないことわかって撃ってんだろうな?」
御坂「どうせ当たんないんでしょーが!」
そう、少女は知っている。
この少年にはおそらく何度やっても電撃が当たらない。
最大出力で迎え撃てばおそらく勝機はあるが、それでは少女のほうが晴れて殺人犯だ。
少女は、立て続けに撃ち続けた電撃が一発も当たらないことに激昂していた。
目の前に立つ名前も知らない少年は、今まさに雑談をしながら飛来する電撃をかわし続けている。
上条「猿だぁ?じゃあお前は電気ウナギだなっ」
上条「つーか、当たったらタダじゃ済まないことわかって撃ってんだろうな?」
御坂「どうせ当たんないんでしょーが!」
そう、少女は知っている。
この少年にはおそらく何度やっても電撃が当たらない。
最大出力で迎え撃てばおそらく勝機はあるが、それでは少女のほうが晴れて殺人犯だ。
御坂「今日こそアンタの隠された能力、炙りだしてやるわ!」
電撃が無理なら、わたしは―――。
御坂「わたしは最高位の電撃使い、わたしなら、こーんなこともできちゃうのよねぇ」
少女の右手に、地面から舞い上がった砂鉄が集まり、それらが細長い形をとる。
彼女の能力は、なにも電気を扱うことだけにはとどまらない。
これが、少女の能力の応用、磁力操作によって作られた砂鉄のチェーンソー。
上条「その見るからに危なっかしいやつは…」
御坂「能力で作ったの。砂鉄が高速で振動してチェーンソーみたくなってるから」
御坂「触れるとちょっと血がてたりするかもねっ…!」
言うやいなや、少女は砂鉄の剣を少年めがけておもいっきり縦に振る。
が、思いの外なんの手応えもなく、空を切った音だけが少女の耳に届いた。
そんな単調な攻撃は少年にあっさり交わされる。
彼は振り下ろされた剣の真横に立っていた。
上条「あぶねー」
口笛を吹く余裕綽々の態度に苛立ち、次は真横一文字に斬りつける。
今度こそ、と顔を上げた少女だったが少年は彼女の想像を超えた身体能力の持ち主だった。
助走なしで少女の身長を超える高さを真上に跳んでいる。
上条「ははっ」
上条「いまのは良かったぜ」
御坂「チッ」
御坂「やっぱ能力者ね、アンタ」
上条「さぁな。っていうかお前、その攻撃はさすがにやり過ぎじゃねえの?」
少年は少女がはじめの一撃を繰り出した地面を指して言う。
見れば、地面に大きな亀裂が入っていた。
御坂「わたしだって!アンタ以外のやつにこんな攻撃しないわよ!」
上条「そんな特別いらねぇ…」
げんなりした少年を見て、少女は決断する。
上条「っ!?!?」
突如、少年の袖が切れる。
余裕の態度を貫いていた少年の顔に、明らかな焦りが見て取れた。
―――勝機あり。
上条「驚いた。まったく見えなかったぜ」
それもそのはず。
少女は、以前の経験を活かしてここに立っている。
体内の電気信号の操作。
それにより、少女の体は常人を遥かに凌駕したスピードで動かすことが可能になる。
上条「なるほど。電気信号の操作とかいうやつね」
上条「じゃあ俺もちょっとだけ本気出すぜ」
御坂「ちょっとだけ!?こっちが全開でいってるっていうのに…ムカつくわね!」
上条「のわりには嬉しそうだな、ビリビリ中学生」
御坂「フッ……行くわよ」
少女が再び高速の斬撃を繰りだそうと―――。
御坂「なっ!?」
御坂「アンタ正気!?」
少年は、いきなり目を閉じた。
目を閉じ、さきほどと同じ体勢で立っている。
上条「お主、わかっておりませぬなー」
上条「目で見えていたら、見えてからしか反応できないんだぜ?」
御坂「………っ」
御坂「いいわ、じゃあいくわよ!」
少女が自分にも目視できない速さで繰り出した斬撃を、少年は見事に交わす。
交わすというより、少女が構えた時点で既に動き出していた。
つまり―――。
御坂「当たらない場所に移動した…アンタわたしがどこに攻撃するかわかるの…?」
御坂「それじゃあ予知能力じゃない…」
少女の問を、少年はただ否定する。
御坂「負けてたまるかあああああ!」
その後数分に及び続いた攻防戦は、上条当麻の逃亡によって幕を閉じた。
今夜もまた、少女の反省会が始まる。
御坂「なっ!?」
御坂「アンタ正気!?」
少年は、いきなり目を閉じた。
目を閉じ、さきほどと同じ体勢で立っている。
上条「お主、わかっておりませぬなー」
上条「目で見えていたら、見えてからしか反応できないんだぜ?」
御坂「………っ」
御坂「いいわ、じゃあいくわよ!」
少女が自分にも目視できない速さで繰り出した斬撃を、少年は見事に交わす。
交わすというより、少女が構えた時点で既に動き出していた。
つまり―――。
御坂「当たらない場所に移動した…アンタわたしがどこに攻撃するかわかるの…?」
御坂「それじゃあ予知能力じゃない…」
少女の問を、少年はただ否定する。
御坂「負けてたまるかあああああ!」
その後数分に及び続いた攻防戦は、上条当麻の逃亡によって幕を閉じた。
今夜もまた、少女の反省会が始まる。
夕方の学園都市は、上条当麻の学生寮。
一人の女子高生がダラダラといたずらに時間を浪費していた。
彼女の名はフレンダ。
金髪碧眼の、どこか西洋人形を彷彿とさせる少女である。
静まり返った室内に、着信を知らせる音声がよく響いた。
机の上で歌う携帯電話は、どちらも上条当麻に買ってもらったものである。
フレンダ「ん~、誰?」
フレンダ「はい。もしもし」ピ
上条『あーフレンダ?』
フレンダ「あっリーダー?」
少女がリーダーと呼ぶ少年、上条当麻はこの部屋の家主である。
フレンダ「ていうか、なんで買い物に行ってこんなに時間かかってるわけ?」
上条『ははっ。悪いなフレンダ、財布忘れちまった』
え、と短く声を上げいつも少年が財布を置いている台の上に目を移すと、なるほど確かに彼の財布が置かれていた。
フレンダ「リーダーってば何しに行ったわけ!?もうっ届ければいいんでしょ?今どこ」
上条『ああ、悪いなフレンダ。お給料アップだな』
突然の朗報に、少女の顔がほころぶ。
扱いやすっ、とつぶやいた少年の声も、今の彼女には聞こえない。
フレンダ「まじっ!?すぐ行くからね!」
上条『おーう』
すぐさま電話を切り、少年の財布を持って駆け出していく。
これから上条当麻の不幸体質に巻き込まれることなど、少女は予想だにしていなかった。
フレメアちゃんも同居させにゃきゃ ハアハア猫耳つけてニャンニャンいってるところをみたい
この上条さん御坂ボコボコにして二度と近づかないようにすると思ったらそうでもないのか
結局乙って訳よ
どんな風にスレタイを回収することになるのかねー
どんな風にスレタイを回収することになるのかねー
学園都市の闇にいるけど悪人ではないし外道でもない
だから闇(に属する上)条さんなんじゃない?
だから闇(に属する上)条さんなんじゃない?
上条「おー!フレンダ。早かったな」
通話を終え、数分と立たないうちに少女は財布を持って現れた。
現在、上条当麻はコンビニの雑誌コーナーで漫画を読みふけっている。
フレンダ「結局、昇給のチャンスなわけだからねっ…」
走ってきたのか、走らなければこんなに早くつくはずもないのだが、フレンダはかなり息を切らしており、静かな店内で随分と目立っている。
上条「昇給?ああ、そういやそんなこと言ったっけな」
少女の期待に反して、少年にとっては口をついて出た言葉に過ぎなかった。
一瞬で表情を曇らせる彼女に悪い気がして、少年は手を振り改めて昇給を約束する。
フレンダ「大体、財布忘れて買い物に行くなんて間抜けすぎ」
上条「なにおう、仮にもリーダーに対して何たる――
フレンダ「あっ。そういえば最近全然サバ缶食べてなかったんだった。もちリーダーのおごり、ねっ?」
少年の言葉を気にも留めず、少女は可愛らしくウインクをして缶詰の棚に消えた。
なんとなく彼女の後姿を目で追い溜息を付いたところで、店の入口に現れた女子中学生が大声で――
白井「ジャッジメントですの!!」
風紀委員(ジャッジメント)とは、能力を持った学生で組織される治安維持部隊で、基本的に校内の治安維持をその職務とする。
しかし、このssではアニメの設定を引き継ぎ、街の治安も守っちゃいます。
白井「早急にこの場から避難してください!」
風紀委員の腕章をしたツインテールの女子高生が客の誘導を始める。
見れば、彼女の後ろにも盾を装備した風紀委員が二人ほどいた。
突然の避難勧告に店内がざわつく中、店の奥から店長らしき人物が何事かといった様子で顔を出す。
店長「あ、あのー…うちの店がなにか?」
おどおどと辺りを伺いながら質問を投げかける店長は、店の体裁を気にしているのだろうか。
辺りに不審な客がいない以上、問題があるのは店の方だと考えるのが普通である。
風紀委員の少女は一刻を争うといった面持ちで、店長の問いに対する答えを店中に叫ぶ。
白井「重力子の加速が観測されました。この店に、爆弾が仕掛けられた可能性がありますの!」
見れば、彼女の後ろにも盾を装備した風紀委員が二人ほどいた。
突然の避難勧告に店内がざわつく中、店の奥から店長らしき人物が何事かといった様子で顔を出す。
店長「あ、あのー…うちの店がなにか?」
おどおどと辺りを伺いながら質問を投げかける店長は、店の体裁を気にしているのだろうか。
辺りに不審な客がいない以上、問題があるのは店の方だと考えるのが普通である。
風紀委員の少女は一刻を争うといった面持ちで、店長の問いに対する答えを店中に叫ぶ。
白井「重力子の加速が観測されました。この店に、爆弾が仕掛けられた可能性がありますの!」
少女の言葉に、店内が一瞬でパニックに陥る。
我先にと逃げ出す客で出入り口が混みあう中、上条当麻はのんびりとした様子で連れの少女を一瞥した。
上条「あの人……いつかやると思ってました」
両手で顔を覆い、声色を変えてしゃべる少年に、少女はギャーギャーと騒ぎたて握っていたジュースを投げつける。
フレンダ「わたしじゃないわけよっ!」
白井「あなた方!何を遊んでますの!早く避難してくださいまし!」
白井はいまだ口喧嘩を続ける二人を言葉で制すと、店内に誰も居ないことを確認するように辺りを見渡す。
白井「爆弾は…見つかりませんでしたのね…」
白井「全員、下がってくださいまし!」
我先にと逃げ出す客で出入り口が混みあう中、上条当麻はのんびりとした様子で連れの少女を一瞥した。
上条「あの人……いつかやると思ってました」
両手で顔を覆い、声色を変えてしゃべる少年に、少女はギャーギャーと騒ぎたて握っていたジュースを投げつける。
フレンダ「わたしじゃないわけよっ!」
白井「あなた方!何を遊んでますの!早く避難してくださいまし!」
白井はいまだ口喧嘩を続ける二人を言葉で制すと、店内に誰も居ないことを確認するように辺りを見渡す。
白井「爆弾は…見つかりませんでしたのね…」
白井「全員、下がってくださいまし!」
少女の剣幕に、入口付近に残っていた人間があっという間に退散していく。
しかし、上条当麻だけは別だった。
誰も気付かない中、少年だけは中に残されていた人物に気づく。
コンビニの奥のトイレから出てきたのは、5歳ほどの小さな女の子だった。
白井「トイレの中を確認しなかったんですか!?なにやってますの!ってあなた!」
上条当麻は、迷うことなく店内に駆け込んでいた。
女の子との距離、5m。
大丈夫、彼ならばまばたきの間にたどり着ける距離だった。
フレンダ「ちょっリーダー!?」
白井「あなたたちは全員を下がらせて!」
しかし、上条当麻だけは別だった。
誰も気付かない中、少年だけは中に残されていた人物に気づく。
コンビニの奥のトイレから出てきたのは、5歳ほどの小さな女の子だった。
白井「トイレの中を確認しなかったんですか!?なにやってますの!ってあなた!」
上条当麻は、迷うことなく店内に駆け込んでいた。
女の子との距離、5m。
大丈夫、彼ならばまばたきの間にたどり着ける距離だった。
フレンダ「ちょっリーダー!?」
白井「あなたたちは全員を下がらせて!」
他の風紀委員に指示を終えると、白井黒子はその場から消えた。
学園都市にも珍しきその能力の名は空間移動。
白井はコンビニの入り口から姿を消すと、少年とほぼ同じタイミングで女の子の元へたどり着いた。
白井「まず―――
少女が、少年が女の子の元へ辿り着いた瞬間、店内が昼間に戻ったように輝き始めた。
白井(間に合わない――!!)
上条「重力子の加速…?つまり能力者のテロみたいなもんか…」
不謹慎な――。
こんな状況で、少女たちの前に立ちはだかる少年は笑っていた。
まるで――そう、面白いおもちゃを手に入れた子供のような顔で。
学園都市にも珍しきその能力の名は空間移動。
白井はコンビニの入り口から姿を消すと、少年とほぼ同じタイミングで女の子の元へたどり着いた。
白井「まず―――
少女が、少年が女の子の元へ辿り着いた瞬間、店内が昼間に戻ったように輝き始めた。
白井(間に合わない――!!)
上条「重力子の加速…?つまり能力者のテロみたいなもんか…」
不謹慎な――。
こんな状況で、少女たちの前に立ちはだかる少年は笑っていた。
まるで――そう、面白いおもちゃを手に入れた子供のような顔で。
轟音とともに、棚という棚が吹き飛び、窓ガラスが割れる音が幾重にも響いた。
せめてもの正義感で、女の子を庇うように抱きしめた少女の顔が驚愕を伴い上げられる。
なぜか、彼女たちの周りだけは爆発の影響が起きなかった。
爆風は面白いくらいに彼女たちを避けていく。
上条「はははっ。こいつはすげー!」
声の主は、少女たちの遥か前方。
爆発という爆発を右手一本で散らしながら、どんどん奥へ歩いて行く。
白井「一体何が…!?」
少年が爆発の根源に触れた途端、まるで核が潰されたかのように辺りはシンと静まり返った。
上条「あー、失敗失敗」
少年は、自身に驚愕の視線を向ける少女を一瞥すると、誰にともなくつぶやいた。
この闇条さんには荒み方が足りない
もっとブラックな方向へ行こうぜ
もっとブラックな方向へ行こうぜ
今のままがいい
変に途中から変えないで欲しい
あくまで闇条さん。 悪条ではない
変に途中から変えないで欲しい
あくまで闇条さん。 悪条ではない
もうこのままでもいいから
それでメンバーに強い女の子でもいっぱい誘ってハーレムでもしようぜ
絹旗ちゃんとか最愛ちゃんとかモアイちゃんとか…
それでメンバーに強い女の子でもいっぱい誘ってハーレムでもしようぜ
絹旗ちゃんとか最愛ちゃんとかモアイちゃんとか…
ショタ女を仲間にしてやれよ それとステイヌは危機だなこの上条さん相手に挑むのは
アイテムハーレムルートとか誰得
やっぱりここは正ヒロインであるインデックスが荒んだ上条さんの心を癒してあげるべきなんだよ
やっぱりここは正ヒロインであるインデックスが荒んだ上条さんの心を癒してあげるべきなんだよ
そういう>>1が書きにくくなるレスやめろ
自分のルールだけを守って生きる、アウト条(ロー)さんでどうでしょ
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