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元スレ提督「艦娘達とイロンナ事」
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つまり3Pなら問題無いということですね!?わかります!
よしじゃあ大井っちも僕と契約してアンアンと軋むサウンドをひb
(このレスは血で汚れてこれ以上読めない)
よしじゃあ大井っちも僕と契約してアンアンと軋むサウンドをひb
(このレスは血で汚れてこれ以上読めない)
アタシの隼鷹ってのは飛鷹型軽空母の二番艦ことだ
商船改装空母…あ~つまりもともと豪華客船みたいなのになるはずだったんだけどさ
戦争中に必要になっちゃったからってことで空母に改装されたってわけ
まあつまりアタシは、お偉いさんとかどっかの御曹司とか
金持ちのボンボンとか乗せて航行するお嬢様生まれってわけよ……
まぁ…そんな風には見えないけどさ……
アタシがそこに就いたのは…あいつが提督になって1年後くらいだったかな?
飛鷹型一番艦、姉の飛鷹と一緒にこの鎮守府に就いたんだ…
初対面の時はめちゃくちゃ驚いたよ、だってここに来る前に聞いた話だと
ここの提督はロリコンだとか、艦娘に手を出す変態だとか
なにされるかわからんから気を付けろよ…とか、さんっざんに言われてたからなぁ…
でも会ってみたらさぁ、全然違うわけよ!、キリッとしてて…とてもまじめそうでさ
そんでとりあえず自己紹介が終わったら
――――――
提督『お前たちは艦娘としてここに就いた、
娘ということは君たちを指揮する俺は父ということだ、つまり家族だ!
俺は家族が死ぬことは断じて許さん!
だから…命を懸けるなんて馬鹿げたことは絶対にするな!
いかなる死地においても生きることを諦めるな!
これはお前たちが寿命でくたばるまで守り続けなければならない最初の命令だ!』キリリッ バーーーーーン!
――――――
……なんてことをかなり真面目顔で言い放ちやがってさ…
私は最初は、家族云々はともかくそんなのあたりまえだっつぅの
でも悪いやつじゃなさそうだなぁ…くらいしか思わなかったけど
隣の飛鷹見たら顔ちょっと赤くしてみてやがってさぁ!
まぁ顔は悪い部類じゃなかったからなぁ
だから、あっ…こいつまさか……って思ったよ、まぁ…あながち間違っちゃいなかったけどな
で…まぁ……ここまではよかったんだよ……うん…ここまでは……
まさか一瞬で第一印象を粉々にぶっ壊されるとは思わなかったよ……だってさ?
あんなこと微妙にカッコよさ気に言っておいていきなり…
――――――
提督『つまり何が言いたいのかというと……俺の事をお父さんと呼んでください!』
飛鷹『ええ!?なんでですか!提督は父ではありませんよ!?』
提督『ははは、ジョークジョークww』
隼鷹『いや…かなり真に迫ってたぞ?』
提督『まあ冗談はここまでにしといて、ところで…
君たちはもともと豪華客船として設計されたお嬢様生まれだと聞いているが……ふむ……』
飛鷹『は…はい、私は出雲丸、隼鷹は橿原丸として建造されました』
隼鷹『まあ空母に改装されちゃったけどな~』
提督『お嬢様……君らって今……どんなパンツ穿いてんの?』
飛鷹・隼鷹『はい?』
――――――
もうあいた口が塞がんなかったよww…え?なんでパンツ?って
二人そろってこいつ何言っちゃってんのじょうたいでさぁww
――――――
飛鷹『な//// 何言ってるんですか////』
提督『え?だめ?』
飛鷹『ダメに決まってます////』
隼鷹『なんでパンツのこと聞くんだよ』
提督『だってお嬢様が穿くパンツだぜ?気にならないほうがおかしい…』フ~ム
飛鷹『おかしくありません!////』チョッ!?ドコミテルンデスカ!
隼鷹『あ、アタシは黒で、飛鷹はピンクのフリフリなやつなww』
飛鷹『じゅ!?隼鷹!!何言ってるの!?』////
提督『ほう』キラン
隼鷹『いいじゃんか別に、減るもんじゃないんだし』アハハハハ
飛鷹『そういう問題じゃないわよ!』////
――――――
とまあやっぱり、後々になって言われた通りか~なりの変態で、残念なやつだったけど
とにかく直感でわかったのは…あっ、こいつは楽しい奴だ…って事かな?
まぁ確かにあんなこと聞かれていい気分じゃないやつはいるだろうけど…
あいつ自身変態の権化だからかな?わかるんだと思うぜ
あいつは、そういうやつには絶対にそんなこと聞かないんだ
そうじゃないやつに聞いてもアウトなんだがなww ハハハハ
つーわけで良くも悪くも楽しい出会いだったわけよ
いろんな艦娘たちに会いに行って、千歳にあって、いい飲み仲間ができて……
ん?ああ…ここからだな、千歳とよく飲むようになったのは
結構息合っちゃってさぁ!そのあとあいつもよく飲むほうだって聞いたから
あたしが無理やり飲み会に引きずり込んだんだ
あいつ、もともとは一人酒する方が好きみたいでさ、でもさぁそんなのなんかさびしいじゃん
だから仕事終わりに腕ひっつかんで強引に連れて行ったんだ……
最初はあいつもそういうのはいいって言ってたんだけど
何度も強引に連行するたびによく飲んでくれるようになったよ
そのころから…かな?アタシが……あいつのこと…
まぁ?ちょ~っとだけ、気になってたんだよ
あいつや千歳と一緒に飲むと何かすげ~酒がうまくてさ!
……へ?飛鷹?ああ、あいつは…最初らへんは一緒に飲んでたんだけどさ~
いつからか来なくなって、飛鷹に聞いても「絶対に行かない!」って言って聞かないし
千歳に聞いても、「飛鷹の名誉のために言わないでおくわ」……だってさ
多分酔ってあいつに何かしちまったな…ありゃ
だってそのことあいつに聞くと顔赤くしてんだもん、一発でわかったよ
まぁとにかくそのころからかなぁ、みんなで事ある毎に飲むようになったのは……
そんで…一緒にそうしているうちにさ……まぁ…気持ちも変わってくるわけで…
転機が来たのはあん時だな……その……は…初めて……えと……む、胸を…揉まれた時だな////
いや、そんなイチャイチャとかじゃないって!
その…またいつも通りのみに行って、でもその日は珍しく…っていうか、また…かな?
あいつがめちゃくちゃ飲んでたのって、そんで案の定二日酔いになってんの
別に心配してたわけじゃないけど…まぁ様子くらいはみてくかなぁ
くらいの気持ちであいつのへやにいったのよ
ほんとのとこは鳳翔んとこに新しいのが入ったからまた飲みにいこうぜって…
そう言うつもりだったんだが……思いのほか結構グロッキーでさ
とりあえず軽くからかって、今度の飲み会のこと言おうとしたら
立ち上がってこっちに近づいてきてな、無言だから迫るもんだからちょっと威圧感あってさ…
なんだって聞こうとしたら……
こう……ガシッてきたんだよ////
もう頭ん中真っ白になっちゃってさ……その……男の人に
さ……触られるのって初めてだったからさ……
恥ずかしいのとか、驚いたのとかぁもうわけわかんなくなって…
はって気づいたら、あいつ…まだ胸揉んでんの
え?どうって……こ…こう円を描くようにグニグニと//// って何言わせてんだ!////
と…とにかく!急にめちゃくちゃ恥ずかしくなって……思いっきり
……あいつのこと叩いちゃって……そのあといたたまれなくなって逃げ出しちゃったんだ……
悪いのは提督だって全員言うだろうけど…なんか引っ叩いちゃった事がすげぇ罪悪感あって…
何でだろうな?
で…まぁ…そのせいで顔合わせ辛くてな……でもこのままでいたくないし
とにかく謝ろうと思ってあいつんとこに行ったら、なんか入院しててな?
なんか股がどうたらとか言ったけど、そんときゃ…会いに行こうとしてたのに
会わずに済んでよかったなんて思っててよく聞いてなかった
とりあえず日を改めて出直すことにして……そんで…出直したら………あれを…見たんだ……
その日までは珍しく忙しそうでさ、決心も今だに揺れてたせいでどんどん日を伸ばして……
そんで、やっと会える状態になって…あいつのとこに行ったんだ
でもいつも仕事してるとこは誰も居なくてさ、また日を改めようなんてこと考えようとしたら……
隣の寝室から音が聞こえてきて、なんだと思って近づいてみたら
あいつの声が聞こえてきたんだ……それに、なんか動くような…軋むような音も聞こえてて、
気になって耳を澄ましたら、千歳の声も聞こえてきてさ、何やってるんだ?って気になって……
扉をこっそり開けたら……あいつと……千歳が、さ……////…その…してたんだよ////
何を…って、そんなの聞くな////
とにかくしてたんだよ!あれを……あいつと……千歳が……
わかんないけど…あいつに胸を揉まれた時よりも、なんか頭にガツンてきた……
うん、そん時は何でかわかんないのにめちゃくちゃショックだった……
なのに、目が離せなくて、自分で自分を慰めてて……
そんで…事が終わったあと動けなけなかったアタシは…何とかそこから去ろうとしたんだけど……
千歳がこっちを見てたんだ……そんで……笑ってた……
もう…本当に、そん時以上にわけわかんなくなったことってないかも……
見てたことばれてた恥ずかしさとか、さっき言ったショックとか
まだ気づけてなかった…なんかよく分かんない悔しさとかがぐちゃぐちゃになって……
アタシはその場から……ううん、またあいつから逃げ出したんだ……
やたらめったら走って、でも頭ん中はさっきのこと繰り返し出てきて……
千歳があいつのこと呼んで……あいつが千歳のこと呼んで……
あいつのことだから、絶対他の子にも手ぇ出してるってわかってたのに
実際そうだったし……だからなんとも思ってなかったのに……
千歳としてても何もおかしくなかったのに……
そん時初めて…おもいっきし泣いた、ああもう大泣きしたね、ワンワン泣いたよ
そんで同時に知ったんだ……アタシの……ほんとの気持ち?…ってやつにさ
そんでそっからまた、っていうかさらに会い辛くなってな、
あいつに心配させちまって…とにかく何度も呼び出し受けたり、追いかけられたり
言伝受けたり、追いかけられたり…追いかけられたり……
だいたい鬼ごっこしてたなアタシら、アハハハ!
でも、千歳の事もあって心も頭もぐちゃぐちゃだったのに
あいつがアタシを心配してくれてるんだって思ったら……うれしかった
そんな事やってるうちにとうとうつかまって、そしたら思いっきり謝られて……
アタシも謝って逃げるのやめにしようっておもったら…そんとき千歳の話が出て
またあの時のこと思い出して、せっかく捕まえてくれたのに…振りほどいてまた逃げちゃった……
あんときのアタシはほんと女々しいったらありゃしないな
もう素直になって色々ぶっちゃけた方が気も楽だったんだろうけど……
あんときのアタシは無理だったよ、結構乙女入ってたからさ……ってそんなに笑うな!
ん゛ん゛! とにかく、性懲りもなくまた逃げて、自己嫌悪しまくって…
何日かたった時…摩耶のやつから風呂で酒はどうだって誘われてな…
ああアレだ、あいつがわざわざ覗くためだけに作ったアレ、バカだよな~……
まぁそんで、アタシは提督とケリ付けようとしてたからさ、断ろうとしたんだけど無理矢理連れてかれてさぁ………
え?いやいや…別にお酒の誘惑に負けた訳じゃないよ?そん時は最近飲んでなかったし
新しいのがあるって言われてちょ~っと気になっただけでさ?…………
…はい、負けました、あいつの事も決心して落ち着いてきてたから気が緩みました、はい……
ま、まぁそんで…摩耶について行ったんだけど
御猪口忘れたから先に入っててくれって言われたから先に入ったんだよ
御猪口ってアレだ、すげぇちっちぇコップな
で、誰も居なかったし満月だったからさ…結構いい雰囲気だったんだよ
で…まあ、屋上にあるし寒いから浸かって待ってようとしたら…思いっきり何かに押し倒されて
何だ!?って驚いて見てみたら……あいつだったんだよ
うん、痛かった、割とマジで、水面に叩き付けられるのってマジで痛いんだな
顔がヒリヒリしたよ……あいつも同じ様になってたけど
そんで腹が立ったアタシはあいつと子供みたいなこと言い合って
……なんかそのままプロレスに発展しちゃって…
は…はあ!?//// ちち…ちげえよ!そういうのじゃねえって//// ガチのプロレスだよ!
なんでって……なんでだろうな?ははは…
なんか変な方向に白熱したって言うか、むきになったっていうか
アタシも決心付けて、もうこのうじうじした気持ちも関係も終わらせてやる!
っていきこんだ矢先だったからさ、あいつの言葉に出ばなくじかれて
いろいろ言われてムキになって、お互いコブラツイストとかバクドロップとかやったな
あ…ああ、そうだよ////裸でだよ!気にならなかったんだそん時は!////
……そんでお互い疲れて、やるじゃねぇか、お前もな…みたいな感じになって…
そうそう!少年マンガみたいなあんな感じ!
それで……んん……思いっきり抱きしめられた////
いきなり揉んだこと謝られて
今まで何で逃げたんだとかそんなこと聞かれて……
そんで…………アタシの気持ち伝えて……
恥ずかしかったけど……でもやっぱり、やっと言えたってことがうれしかったな…
え゛!?あ、ああ!まあ…その?チューくらいは? うん……した、けどさ////
は!?そのあと!?そのあとなんてねえよ!後は風呂入って酒飲んで終わりだ!
でもまぁ……うん、そのあと千歳にも謝って…何か知らんけど謝られて、
やっとみんな元に戻って…
けどその後もいろいろあって大変だったんだけどなぁ!あはははは!
おい…… じゅn…… おい…
提督「おいこら!隼鷹!」
隼鷹「ふぇあ!?」ジュル
提督「目ぇさめたか?」トントン
隼鷹「はれ?」ジュル
提督「さっさと涎ふけ」
隼鷹「え?ああ、んん」フキフキ
提督「で、隼鷹」
隼鷹「なに?」
提督「俺の話聞いてたか?」ニコ
隼鷹「……」
提督「……」ニコニコ
隼鷹「さっぱり」ニコニコ
提督「ふん!」ブンッ
スパーーーーン!
隼鷹「ふぎゃぁ!?」
提督「笑顔で答えるな馬鹿モン」フンス
隼鷹「は……ハリ…センは…」ピクッピクッ
提督「ったく、それじゃあぐっすり寝ていた隼鷹のためもう一度最初から説明しておく」
隼鷹「すまんません…」シュン
提督「はぁ…今度は寝るなよ? 鳳翔さっきの資料」
鳳翔「はい提督」スッ
提督「さて隼鷹… 最近この鎮守府近海ではあいつらの目撃情報が多数出ている」
隼鷹「深海?」
千歳「それもたった一隻だけ…」
隼鷹「はぁ?どうせイ級あたりじゃねえの?」
提督「まぁ俺もそのあたりだと踏んでたんだがな…」
隼鷹「違うのか?」
鳳翔「私と千歳、千代田、瑞鳳で、一度索敵部隊を組んで調査してみたんですが…」
瑞鳳「尻尾も見つかんなくって、無駄に燃料消費しただけなのよね」
提督「だが、目撃証言があった近くの海域に漁に出ていた人は確かに見たといっている」
隼鷹「はあ!?いやいや!なんでそんな危険なとこに漁へ出てんだよ!」
千代田「そこら辺はもうだいぶ前に安全海域になったじゃん」
隼鷹「あれ?そだっけ?」
提督「そうなんだ、…そうだったはずなんだが……再び現れ始めたということだろうか」
飛鷹「周辺海域の警備も厳としていたんですよね?」
提督「ああ、あの辺りは一定時間ごとの巡回ルートにある」
祥鳳「あの、そういえばその目撃された深海棲艦はどのような姿だったんですか?」
隼鷹「そうだよ…見たってだけでそいつが分かんなきゃ打てる手もねぇだろ」
龍驤「まさか戦艦とかとちゃうやろな…」
飛鷹「そんなまさか…」
提督「……ありえん話ではないかもしれん」
龍驤「う、うそやろ?」
提督「どうやらそいつは近海だけでなく、浜辺にも姿を出しているらしいんだが…」
祥鳳「浜辺ですか!?」
千代田「ちょっ…ちょっとまってよ!なんで深海棲艦が浜辺にでてくるのよ!?」ザワ… ザワ…
鳳翔「発見された場所の近くに来ていた人から報告があったんです
人の姿をしてたけど全体的に黒くて奇妙だったと」
千歳「その報告が最初の目撃証言でもあるの
それからよ……この近海でも現れるようになったのは」
隼鷹「やべえじゃんかよ!さっさとそいつ倒さねえと!どうすんだよ提督!」
提督「それについてはすでに全艦隊に通達し、厳戒態勢を敷いている」
鳳翔「今回は緊急事態として特別第五航空戦隊を組み、この鎮守府近海の一斉捜査を行います」
瑞鳳「ここにいるのがその戦隊に入る艦ってわけね」
千歳「ええ」
飛鷹「提督?その情報はいつから出始めたのですか?」
提督「4日前だ」
祥鳳「その間、敵が動いたということは…」
提督「ないな」
隼鷹「じゃあ大丈夫じゃねえの?その間何もしてこなかったんだろ?」
龍驤「そうもいかんやろ…まわりにとっちゃおるだけでアウトなんやから」
飛鷹「それに、今までは体力の回復ということで動かなかっただけだとしたら、
もうすぐ攻撃が始まるかもしれない」
隼鷹「考えすぎだろ…とは言えないか」
提督「とにかくだ!深海棲艦がいると分かった以上黙って座視しているわけにはいかんのだ
本日ヒトマルマルマルより捜査作戦を開始する!しらみつぶしだ、全艦偵察機を搭載後
各自発進してくれ、発見した場合ただちに報告、その後素早くその海域から撤退せよ
その確認ができたら、いちばん近い艦隊に通達し攻撃に移る……以上だ、解散!」
――――――
――――
――
~鎮守府近海~
隼鷹「とまぁ……出てきたわけですが……ふあああはふ~~」
飛鷹「こら隼鷹!気を引き締めなさい!どこに敵がいるかわからないのよ!?」
隼鷹「つったって1隻だろ?大丈夫だろ」
龍驤「そういってぇ、慢心しとったら…赤城はんみたいにすぐ大破してまうで?」
千歳「もう…みんな!索敵に集中して!」
飛鷹「まったくもう……怒られちゃったじゃない」
隼鷹「アタシのせいかよぉ……」
龍驤「―!? みんな!偵察機が目標を発見したで!」
隼鷹「マジか!?」
千歳「方角は!?」
龍驤「2時の方向、距離二千!」
千歳「飛鷹!提督に連絡を!」
飛鷹「了解!」
龍驤「なに!? あかん!敵さんがこっちに気付きおった!急速に接近!」
千歳「当海域より急速離脱!いちばん近い艦隊には!?」
飛鷹「もう知らせたわ!でも間に合わない!」
龍驤「あかん…やっこさんの方が足がはやい!…追いつかれる」
隼鷹「だったらアタシらでやるしかないだろ!」
飛鷹「無茶よ!こっちは攻撃兵装を積んでないのよ!?」
隼鷹「このまま逃げたってどのみち追いつかれるんだろう!?
だったらこっちから迎え撃って艦隊が来るまでの時間を稼ぐ!」バッ
飛鷹「隼鷹!」
千歳「くっ…飛鷹は隼鷹のカバーについて回避に専念させて!
龍驤!? 敵の距離は?」
龍驤「もう目視距離や! あれは……ヲ級!?」
飛鷹「戦艦じゃないだけマシってとこだけど……」バッ
龍驤「なんでこないなとこにヲ級が…」
千歳「分からないけど、隼鷹が会敵した今はフォローに回って時間を稼ぐわよ!」バッ
龍驤「了解!」バッ
~~~~
~~~~
ヲ級「ヲっ!?」
隼鷹「見つけたぜ!」
飛鷹「隼鷹!攻撃できないのだからとにかく敵を足止めして…」
隼鷹「武器がないなら殴るまでだ!」バッ
飛鷹「隼鷹!?」
ヲ級「ヲヲっ!?」
隼鷹「だあありゃあああ!」
バキィッ!
ヲ級「ヲ゛ヲ゛っ!?」バシャーン!!
隼鷹「っしゃあああ!」
ヲ級「ヲ……ヲヲ……」プルプル
隼鷹「なんだぁ? もうしまいk」
ヲ級「ヲヲヲーーーーー!!!」ブーーーーン!!
隼鷹「げえ!?」
飛鷹「艦載機!?」
ドドドーーーン!!
隼鷹「やっべ!」小破!
飛鷹「うああっ!」小破!
龍驤「飛鷹!隼鷹!」
千歳「くっ、発艦!!」ブーーン!
ババババババッ ドカーーン!
ヲ級「ヲっ!?」
飛鷹「千歳!?」
千歳「こんなこともあろうかと…ね、龍驤といっしょに積んできたものの…たかが数機程度…
長くはもたないわ!飛鷹と隼鷹は下がって!」
飛鷹「ありがとう!」
隼鷹「くそう!」
龍驤「千歳!」
千歳「ええ!」
ヲ級「ヲヲーー!!」ブーーーーン!!
ブーーーーン!!
千歳「あんなに!?」
龍驤「はぐれヲ級のくせに…いやはぐれやからか?」
ドドドーーーン!! ババババババッ ドカーーン!
龍驤「艦戦が!?ちい!」
飛鷹「―!? 千歳!!」
千歳「え!? しまっ」
ドンッ
隼鷹「どけ!!ちとs」バッ
――――――
――――
――
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