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    元スレ八幡「やはり俺の嗜虐心は間違っている」結衣「しがくしん?」

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    みんなの評価 : ★★
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    501 = 1 :



    大志「なに……が…?」


     茫然とする大志。

     全てを失う覚悟で戦いを挑んだ結果、横から刺されたんだから当然か。

     だが、俺は勇者といっても守る勇者だ。攻める勇者じゃない。


     手段や目的は問わないんだ。


     材木座に借りができたのは癪だが、あのコンピューター変態は今頃興奮しているだろう。

     敵は巨大であれば巨大であるほど楽しむ奴だからな。



    八幡「わりぃな。俺はお前みたいな“操り人形”に負けるつもりはねーんだ」

    大志「なんで!?」

    八幡「何で分かったかって?」


     嫌でも分かる。

     貧乏な家に高価なパソコン。

     他人の家に盗聴器を仕掛けられる“力”。


     俺は、スマホを取り出して、登録していない番号へかける。


     そして、ラスボスは現れる。


    502 = 1 :






    陽乃「ひゃっはろーーー♪ 勝ったみたいだね勇者君♪」






     陽気なラスボスの登場である。

    504 = 493 :

    おいおい焦らすなよ

    505 = 1 :



    八幡「どうしてこんなことをした」

    陽乃『えー? だってその子……えっと、名前分からないけど、男の子が小町ちゃん欲しいって言うから』


     電話越しからも伝わる明確な悪意。


    八幡「どこで知り合ったんだ?」

    陽乃『んー、君たちの交友関係なんて、“全て筒抜け”と思った方がいいよー』アハハ


     さすがラスボス。

     自分がやってることに何の罪悪感も抱かない。

     己こそ正義。

     雪ノ下陽乃はどこまでも自分に正直な人間だった。


    八幡「目的はなんだ」


     それが一番謎だから、一番恐ろしい。

     大志は小町を手に入れるため。

     川崎は弟のため(自分のためでもあった)。

     雪ノ下は己の欲望のため。


     俺と関わってくる人間は皆、目的があった。


     だが、この女は分からない。

     最初は雪ノ下を苛めるためかと思ったが、今回の件に雪ノ下は全く関わりがない。

     俺が目的にしてはずいぶんと回りくどい。



    陽乃『やだなー♪ そんなの決まってるじゃない♪』


     そして、ラスボスはラスボスらしく、誰にも理解できない超理論を展開する。





    陽乃『八幡君を不幸のどん底に叩きこんでぶっ壊したいからだよー』




     気付いたら、俺はスマホを落としていた。

     ラスボスは、やはり、ラスボスだった。


    506 = 1 :



     家に帰ると、俺も小町も玄関に座り込んだ。


     ダメだ。一歩も動けそうにない。


    小町「……えぐっ、ひっく」ギューッ


     泣きじゃくる小町をなだめながら、俺は無理やり脳に思考させる。


     雪ノ下陽乃は俺を壊すことが目的である。

     ならば、それはもう95%完成しているじゃないか。

     後は自身の手で積み上げた土台を崩すだけ。



     ――なのに、なぜそれをしない?



     俺には分からない。


    八幡「何がしたいんだ……」


    陽乃「んー? だから言ったじゃん。



     君をぶっ壊したいって」ガッ



    八幡「え……ぐっ!?」ドサッ



     後頭部に強い衝撃が走る。

     踏まれた? 誰に?


    陽乃「久しぶりだねー八幡君♪」グリグリ


     容赦のない力。


    八幡「ぐっ、あ!?」バッ


     無理やり横に避けるも、続けざまに―――強烈な痛みが顔面を襲った。


    小町「ハチ君!!?」

    陽乃「いやー、蹴られるのって痛いんだよねー知ってる知ってる♪」


     鼻で息ができない。血が噴き出している。

     ラスボスは居城で勇者が来るのを待っていろよ!!


    陽乃「八幡君が恋しくて来ちゃった♪」


     

    507 = 1 :



    陽乃「いやー、ほんと君は最高だねー♪」ゴスッ


    八幡「ぐっ、あっ!?」


     執拗に顔を蹴られる。

     おそらく折れているであろう鼻に何度も何度も痛みが重なる。


    八幡「……や、やめ…」

    陽乃「え、なになに?」


     ……あほか比企谷八幡。


    八幡「くっ」グイッ

    陽乃「きゃっ♪」ドサッ


    八幡「………っ!」ゴスッ


    陽乃「ぐふぁっ!?」ゴホッ


     容赦するな。

     こいつはそういうことをして勝てる相手じゃない。


    八幡「………っ!」ギリッ


     乳首も引きちぎれ。


    陽乃「ぁんっ♪///」ビクンッ


     容赦なく犯せ。


     ――ビリッ!


    陽乃「ぁああんっ、小町ちゃんの前でセックスするのぉ!?」ハァハァ

    小町「………」カタカタ

    八幡「うるせぇ、お前に主導権はねーよ」グイッ


     尻の穴に容赦なく指を突っ込む。


    陽乃「はぁんっ!?」ビクッ


     全身が硬直する陽乃。

     俺は自身の闇を余すことなく解放して、目の前の女を蹂躙することに集中した。

    508 = 476 :

    魔王強すぎワロタwwwwww

    509 = 1 :



    陽乃「ひっ/// ぐっ/// ぁんっ!!」


    八幡「………」ハァハァ


     何度も何度も突き上げる。

     前も後ろも、口も鼻も、全てを犯し尽くす。

     だが、攻めれば攻めるほど、俺は狼狽していく。



     なんだこれ?



     今までは、身体を重ねれば相手の気持ちが視えて来た。

     

     だが、目の前でよがり狂う女のことが“何一つ見えてこない”。


    陽乃「な、中に出してぇ(はぁと)」ギューッ


     まるで“普通の女”のように抱きついてくる陽乃。

     それでも、俺は全身にナイフを突き付けられたような緊張感に襲われていた。


    八幡(どうする……どうすれば解決するんだ…?)


     分からない。

     そんな俺の葛藤に気付いたのか、陽乃は満面の笑みで、




    陽乃「そんなに苦しんでどうしたのかな?



     大丈夫だよ、“誰も犯したり壊したりしないから”」



     全身が粟立つ。

     と、同時に、俺は陽乃の中に欲望をぶちまけた。

     ……いや、“搾り取られた”。


     血だらけの玄関で、血だらけの二人。


     ラスボスとの戦いは、壮絶な幕開けとなった。

    510 = 1 :



    陽乃「いやー、楽しかったよー♪」


     うなだれる俺達をしり目にボロボロの服のまま陽乃は笑った。


    陽乃「ああ、その怪我の治療費、雪乃ちゃんに請求しておいてね。すぐ支払うから」


     まるで、デートでもした後のような爽快感。

     なんなんだよこいつ。


    八幡「これで終わり……って訳じゃねぇんだろ」


    陽乃「にゃはー♪ どうだろうねー」


     くっ、どこまでも人の事を馬鹿にする。


    陽乃「ああ、でも安心して、


     “私が直接手を下すことはもうない”から」


    八幡「……どういう意味だ」


    陽乃「私はね、手に入る物に興味はないの」


     そして、少しさみしそうに口を開く。


    陽乃「だから、あなたを屈服させる手は使いたくないの。あなたになら分かるでしょ?」


     ……散々言ってきたことだからな。

     俺は無言のまま頷く。


    陽乃「ねー♪ だからね、壊すことにしたの」


     無邪気な笑みで破壊を楽しむ魔王。





    陽乃「勇者を殺すのは民衆。昔っから決まってるでしょ?」ニコッ





     俺とこの人は似ている。

     だが、その形は、彼女の心は、歪すぎて全く理解できなかった。



     陽乃が家から出て行き、静寂だけが残った。



     俺は小町を抱きしめて、自分が震えているのに初めて気づく。

     ただただあの女が、怖かったのだ。

    511 = 1 :

    ここから最終章になるので、少し休憩します!

    ちょっとテンション下がる展開すぎたので、もしかしたら番外編入れるかも!では!

    512 :

    乙でした
    晩飯時においしくおかずをいただきました

    番外編はあーしさんのおかわりをお願いします

    513 :

    強すぎわろえない

    514 :

    圧倒的なラスボス感(笑)
    番外編は静さん見たいっす

    515 = 1 :



    ☆メイン(順番に意味はない)☆

    ◆主人公◆

    ・嗜虐心に目覚めた八幡

    ◆変態女性たち◆

    ・マゾヒスト(仮)雪乃

    ・純情結衣

    ・良妻優美子

    ・暗躍平塚

    ・一途小町

    ・バイ姫菜

    ・鶴見帝国

    ・あざとい(下手)川崎

    ・ラスボス最強暗黒神陽乃(体内に勇者の種を吸収)

    ◇ホモ達◇

    ・葉山

    ・戸塚

    ☆その他☆

    ・ストーカー大志

    ・下僕有香達

    ・スーパーハカー材木座


    ■今後控えているメンバーたち■

    ・鬼畜相模(予定)

    ・めぐり(変更)


    ちょっと、番外編入れようかね。

    次のレスの下一桁(上から順に)がメイン


    適当にレス頼むべ! エロエロだべ!

    516 = 476 :

    なんかもう俺にとってこのssが一日の楽しみになって気がするよww

    517 = 1 :

    >>516 あざます!

    八幡を入れるとあーし様だし、入れないと平塚先生だな。


    それじゃ、ちょっと考えて、続きいきますー。

    518 :

    おっかしーなーこれホラーゲーじゃなくてエロゲのはずなんだけどなー

    519 :

    年下組の濃厚ねっとりはよ

    520 = 1 :



     二学期もしばらく平穏に過ごし、鼻の痛みも消えて来た頃、ご奉仕部で雪ノ下は申し訳なさそうに言った。


    雪乃「本当にごめんなさい比企谷君。私が代わりに蹴られていれば……」

    八幡「それ蹴られたいだけだろ」

    雪乃「そんなことないわ。……でも安心して、姉さんは海外に行ったから」

    八幡「えっ?」

    雪乃「……安心はできないかも。これを聞いたら」


     と、雪乃はスマホをいじると、録音を再生した。


    陽乃『やっほー、陽乃だよ♪ あなたは私がいたら不安で実力を発揮できないと思うから、私は海外に行きます。だから安心して八幡無双しちゃってよ! それに、ウチの会社も一切関与しないから』


     やっぱり今まで関与してたのかよ。


    雪乃「あの姉さんがあっさり引く訳ないから、自分に代わる何かを用意しているはず……」

    八幡「考えたくもねーよ」


     あれからずっと小町は一人で眠れねーんだ。

     まぁ、怯える小町を抱き枕に寝るのは男冥利に尽きるが。


    雪乃「私としても、あなたがいなくなるのは辛いから一生懸命ご奉仕するわ」ギュッ


     ギュッ、じゃねーだろ。


    八幡「そりゃあお前の快楽のためだろ。ご奉仕とは言わない」

    雪乃「あら、時代は変わるのよ」

    八幡「うるせーよ」チュプッ

    雪乃「んっ///」ビクッ


     ……また、履いてないのか。


    521 = 1 :

    ※平塚てんてーは最終章で存分に出番があるのであーし様にします!



    三浦「………」モジモジ

    八幡「え、ど、どど、どうしたそれ?」


     天下御免の金髪頭。泣く子も黙る内ロール。



     そんな三浦優美子の特徴がきれいさっぱりなくなっていたのである。



    三浦「……か、可愛い?」モジモジ


     黒髪ストレートの三浦は、どこかコスプレのような雰囲気で、俺は思わず、


    八幡「ニチケイトのコスプレかな?」


     と、オタク全開の発言をしてしまったのである。綺羅星!


    三浦「は? よくわかんねーけど感想聞いてるし!」

    八幡「………」


     もちろん、可愛い。

     前の煌びやかな三浦も好きだが、こう言った正統派ヒロイン三浦も悪くない。


     俺はグイと抱き寄せると、首筋を舐める。


     つーっと舌が首筋を這い、三浦は快感に耐えかね俺に抱きつく。



    八幡「これが答え///」プイッ


    三浦「ずりーしっ///」プクーッ



     やばい可愛いエッチしたい。


    522 = 1 :



     三浦は俺の部屋へ直行したいと言った。

     まぁ最近一緒にいる時間もなかったから、寂しかったんだろう。

     俺はいつもよりゆっくりと回り道をしながら帰っていると殴られた。


     部屋に入った瞬間、俺は三浦の重みを全身で感じた。


    三浦「ハチっ!」ギュー///


     え、なに? 俺をハチって呼ぶの流行ってんの?

     俺忠犬にはなれないけど? どっちかというと裏切り犬だけど?


    三浦「あーし可愛い? ねぇあーし可愛い?」グリグリ


     頭を押し付けてくる三浦。

     俺は胸を揉みながら「あー可愛い可愛い」と言ったら殴られた。

     今日の三浦は暴力的だ。


    八幡「それで、どうして黒髪にしたんだ?」

    三浦「……八幡って雪ノ下のこと好きじゃん?」


     は?

     こいつ何言ってんの?


    八幡「お、おおお、俺がいつ、いつそんなこととと」


     あれ?

     まともに答えられない。




     俺、雪ノ下雪乃のこと、好きだったの?





     

    523 = 1 :



    三浦「昔のあーしなら雪ノ下に嫉妬して、敵視して、ハチに怒ったと思う」


     まぁ、女帝三浦ならそうだろうな。


    三浦「でも、そんなことハチが求めてないこと分かってる。ハチにねだっても振り向いてはくれないって」

    八幡「………」



    三浦「だから、あんた好みの女になることにした!」



     そう語る三浦の目には、迷いが一切なかった。

     正直、良い女過ぎて困る。……困る。



    三浦「でも、雪ノ下の中身なんてわかんねーし、だから見た目からって……」

    八幡「それで黒髪に」

    三浦「……なのにハチってばあんまり嬉しそうじゃないし」シュン…


     そりゃそうだろ。


    八幡「だって、俺、



     前の髪形のお前に興奮して毎日抜いてたもん」



     もちろん、半分以上は嘘だが、それでも三浦は顔を真っ赤にして、



    三浦「ま、マジ?」プルプル///



     相変わらず三浦は可愛い。

     そして、いつも通り変態行為が始まる。

    524 = 1 :



    八幡「布団はマーキングしただろ?」

    三浦「マーキング言うなし!」

    八幡「そうだな、次は……!」


     俺は、思いつく。

     ただ恥ずかしいだけじゃダメだ。

     本人がやるかやらないかで葛藤してしまうような行為を与えないと。



    八幡「家庭教師プレイだな」



    三浦「な、何それっ///」プイッ



     まぁまぁそんなに喜ぶな三浦。



     そして、家庭教師(おしっこ)プレイが始まる。


     

    525 = 1 :



    三浦「ハチ「先生」


     勉強机の椅子に三浦を座らせ、俺はエロ本を読ませる。もちろん、ダッシュで買いに行った『黒ギャル100選』である。

     後ろから見ると、背中まで伸びた黒い髪が処女性を引き立てる。


    三浦「せ、先生///」モジモジ


    八幡「ん? どうした?」


    三浦「こ、この子とかエロいと思います///」ユビサシ


     そのギャルは、いわゆるM字開脚で性器を広げている。秘部の毛は剃っており、でもそれに気づかないくらい肌が綺麗だった。


    八幡「ふーん、じゃあ、その格好をしてみるか」グイッ

    三浦「へっ!? きゃっ///」


     俺は三浦を抱きかかえると、ベッド上に連れて行く。

     そして、少し粗っぽくパンツを剥ぎ取ると、三浦にM字開脚するように命じる。


    三浦「………///」モジモジ


     アヒル座りでこっちを見上げる三浦。

     良い。すごく良い。

     俺の下半身が勃起していることに気付いた三浦は、少しばかり嬉しそうな顔をして、そのまま中腰になり、そしてM字開脚をした。


     三浦は秘部の周りの毛は少しばかり残している。

     俺は下からのぞき込むと、影であまり見えなかったので命令した。


    八幡「そのままスカートをあげて」


     三浦は恥ずかしそうにゆっくりとスカートをたくしあげる。

     ピンク色の、卑猥な部分が露わになった。




     もちろん俺は、フル勃起していた。




      

    526 = 1 :



    三浦「こ、このままおしっこするん?」プルプル


     まぁそれも悪くない。


    八幡「は? 何言ってんの? 部屋でおしっことか変態なの?」


     俺の冷静なツッコミに三浦は顔を真っ赤にしながら枕を投げつけた。


    三浦「バカっ/// 死ねっ///」ハァハァ

    八幡「おい、教師にそんな口を聞くなんてお前、……罰が必要だな」

    三浦「……うっ///」プイッ


     そんなこと知ったことか、とそっぽを向く三浦。

     だが、俺の方がそんなこと知ったことか。


    八幡「パンツ履いて」

    三浦「……ん」イソイソ


     パンツを履くとは思わなかったのだろう、意外そうな顔をする三浦。


     もう一度椅子に戻り、性の授業を再開する。


    三浦「……ぇ、こんな格好もするん?///」


     ペラペラと雑誌をめくる三浦。ギャルが黒ギャルのエロ本を読む。……うん、悪くない。

     俺は、三浦の背後に立ち、耳元で囁いた。




    八幡「おしっこの時間だよ」




     三浦は、小さくコクリと頷き、そして、プルプルと震え始めた。


     やっぱり期待してたのか、こいつ。



    527 = 1 :



    三浦「………んっ…」ピクッ


     どうやらそろそろ出るみたいだ。

     すかさず俺は三浦の胸を揉みしだいた。


    三浦「ぁんっ!?」ビクッ///


     突然のことに驚く三浦。

     乱暴にブラジャーをずらし、小さくて可愛い突起物を優しく撫でる。


    三浦「は、ハチぃ/// そんなんしたらできないよぉ///」ハァハァ


     おしっこしたい衝動と、性的なことをしたい衝動。

     さらに首筋を舐めて興奮を誘う。


    三浦「んっ/// ら、めっ///」ビクッ


     どうすれば良いか分からず、ただただ俺に身を委ねる三浦。

     すかさず俺は耳元で囁く。


    八幡「どうした? 教師に言われたこともできないなんて、悪い生徒だな」ボソッ

    三浦「んっな……こと言われ…んっ/// たってぇ…///」モジモジ


     仕方ないな、と俺は少し離れる。

     三浦はどうすればいいか迷った挙句、机の上に肘を置いて、ぎゅっと身体に力を入れた。



    三浦「……ふぁぁ///」プルプル



     スカートとパンツで確かめることはできないが、


     その顔だけで俺は射精できそうだった。



     

    528 = 1 :



     三浦が避けると、そこには色の濃くなった椅子が残った。


    三浦「見ちゃダメだし!!」バッ///


     俺に抱きついて、視界を外そうとする三浦。

     びちゃり、と三浦の濡れたスカートが俺の身体に張り付く。


    三浦「あ……」カァ///


     しまった、と顔を真っ赤にする三浦だが、俺はそのまま三浦を抱きかかえベッドに押し倒した。


    八幡「優美子、可愛いよ」チュッ


    三浦「……変態のくせに…どうしてそんな可愛いんだよぉ///」


     おいおい、今こいつなんて言った?


    八幡「か、可愛い?」


     クレオパトラもびっくりだよ。


    三浦「うん、ハチは可愛い。それがあーしがハチのことが大好きな理由だよ」


     なんか恥ずかしい。

     恥ずかしいが……嬉しかった。



     その日はとうとう小町も参加しての三人プレイだったが、割愛する。




     

    529 = 1 :



     文化祭が目と鼻の先に近づいたある日、俺は見知らぬ男子生徒から声をかけられた。


    生徒「八股先輩! 尊敬してるっす!」


     ……は?


    八幡「えっと、なんだその伝説の武器みたいな名前は……」


     八股ってオロチかなんかか?


    生徒「何言ってんすかー、同時に八人も攻略するなんてすげーっすね」


     八人……八人?


    八幡「おいおい、俺は一人たりとも付き合ってねーよ」


    生徒「え、マジすか? ならなおのことすげー!」


     よく分からない。

     よく分からないが……悪寒がした。



     そして、そういう時ほど予感は当たるのである。




     

    530 = 1 :






     最終章 そして彼は伝説となる(喜劇)





    531 = 1 :


     最終章にいきたいんですが、二時間ほど用事ができたので、離れます!

     いちおう“はちまた”先輩と噂されてます!

     “やまた”先輩と呼んでくれても良いです!


     めぐり先輩の扱いについて悩む……では!

    532 :

    おつ

    533 = 512 :


    はー、やっぱあーしさんはええわあ

    535 :


    最終章が楽しみだな
    頑張ってくれ!

    536 :

    ゆいゆいの出番が少ない気がします。

    537 :

    最終章…だと?
    ば、ばかな!このssは3スレくらい行くと思ってたのに!

    538 :

    >>533 僕も三浦優美子ちゃん!

    >>534 >>1がアニメのみなのでいろはすさんがわからねーっす。NTR展開……>>1はすっきりが好きなので(意味深)

    >>536 すみません。次はもっと出します。

    >>537 今までやった安価スレ5スレ分くらいの体力を使いました。



    では、続きー

    539 :

    はるのんが叩きのめされるの希望!!
    今まで見たことないんで!!

    540 = 1 :


     カラオケルーム。

     それは不思議な空間。

     教室以上に密室度が高く、教室以上に密着度が高い。


     最近では一人カラオケなどというぼっち御用達の制度があるらしいが、俺が向かったのはどちらかというと大き目の部屋。


     ゆっくり開けると、最近流行りの女性の曲が流れていた。

     うん、可愛い声だ。歌ってるのは誰だ?



    結衣「きゃっ、ヒッキー!?」キィィィンッ



     マイクを握った由比ヶ浜が驚きの声をあげる。

     ハウリングも混ざって超音波並みの衝撃が耳に響いた。



    八幡「お、音量下げろ!」



     俺は一番手前にいた三浦に命令する。

     三浦が音量を下げると、俺は全員を一瞥した。


     三浦優美子

     由比ヶ浜結衣

     平塚静

     鶴見留美

     雪ノ下雪乃

     海老名姫菜

     川崎沙希

     そして、比企谷小町。


     いわゆる今巷で噂になっている比企谷八股の毒牙にかかった女たちが、ここに集まっていたのである。



     うん、ちょっと臭いことは黙っておこう。




     

    541 = 1 :


    結衣「あ、次平塚先生だよー」

    平塚「うむ、そうか」

    小町「静ちゃんの歌誰も知らないからなー」

    平塚「それは喧嘩を売ってるのか?」

    鶴見「……ごめんなさい」シュン

    雪乃「先生、小学生の女の子の気持ちも考えてあげてください」

    平塚「す、すまん……」

    川崎「ていうか、もう始めたら良いんじゃない?」

    三浦「そだなー、で、ハチはどこに座るの?」



    八幡「えっ?」



    八人「………」ジーッ


     おいおい、これは究極のロシアンルーレットじゃねぇか。

     どこに座っても爆弾。

     どこに座っても罰ゲーム。



     散々迷った俺は、




    八幡「ここに立ってるわ」




     全員がため息を吐いた。


    542 = 1 :



    平塚「まぁいい。本題に入ろう」


     平塚先生の言葉で全員が頷く。

     何これエヴァの偉い人の集まり?


    平塚「君たちの中には聞いたことがあるだろう。“八股大明神”というそこの女たらしのあだ名を」


     え、何それ進化してない?


    雪乃「ご主人様にふさわしいあだ名だわ」

    結衣「えっ、雪ノ下さんご主人様って呼んでるの!?」ハワワ///

    三浦「結衣ー、何で顔赤くなってるし」ニシシ

    結衣「え、あ、ち、違うよっ!」オロオロ

    鶴見「私は鶴見国王って呼ばれてるよっ」

    川崎「へー、カッコ良いじゃん」

    鶴見「えへへ///」


     話が進まない。

     女は三人でかしましいのに、ここには八人いる。

     どう考えても非効率な会議だった。


    543 = 1 :


    平塚「この際、彼が犯した罪に関しては目をつぶろう」

    八幡「え、俺犯罪者だったの?」

    平塚「こんな小学生に手を出して……」

    鶴見「私は八幡の彼女だもん!」

    八幡「えっ?」

    平塚「うむ、なら良い」

    三浦「ハ~チ~? あんた彼女は造らないって言ったっしょ~?」ゴゴゴゴゴ

    八幡「ご、誤解だっ」

    川崎「えっ、あたしと付き合ってるじゃん(棒)」

    三浦「んぁ!?」ギロッ

    八幡「うわー、今すぐ死にてー」


    小町「皆落ち着いてよ!!」バンッ


     小町の叫びと共に、場が静まりかえった。


    小町「こんなんじゃ……あの人の思惑通りだよ…」カタカタ


     小町は知っている。

     今回の事件も、あの人が関わっていることを。

     俺は知っている。


     雪ノ下陽乃は、ラスボスは、



     “勇者の近くに切り札を投下した”ことを。



    544 = 1 :



    平塚「……すまん、話を戻そう」


     と、平塚先生は外面モードで話を始めた。


    平塚「今回の噂の問題点は三つ、


    なぜ“こんなにも早く”、


    なぜ“こんなにも正確に”、


    なぜ“こんなにも広範囲に広まった”のかということだ」



     そう、これは明らかに人為的だ。

     もちろん、それの理由に“雪ノ下陽乃”を出せば話は終わる。

     だが、それは間接的であり、“実行犯”がいるはずなのである。



    三浦「あーしの学校外の友人はそんな噂聞いたことないし、やっぱ学校内の人間が犯人ぽくね?」

    雪乃「そうね。八股君のことなんて学校外の人間が噂しても何の得もないものね」

    八幡「さりげに八股君言うなし……」

    小町「正確さ、という点はおそらく



     お兄ちゃんがどこかのタイミングでボロを出したんだと思います」



     おいおい、信頼ないな。

     ゴミィちゃんはそんな簡単に……ボロ出しまくりだわ。



    平塚「まぁしかし、今回はその件を解決するために呼んだ訳じゃない」

    雪乃「………」




    平塚「当分の間、比企谷と接触することを禁止する」




     全員、納得いかないながらも、頷いた。


     八股同盟が結成した瞬間である。



     

    545 = 1 :



     その後、最後だということで、全員とキスさせられた俺は(あれ? なんで由比ヶ浜まで?)、一人で街を歩いていた。


     今回の件、あのラスボスが関わっていて、果たして俺に勝てるのだろうか。


     あの人とセックスをした時に気付いた。


    “あれは自分以外の全ての痛みを気にしない”人間だ。


     気にしないと理解できないは別物で、あの人は俺以上に他人を理解している。

     雪ノ下が姉を追いかけてああいう人間性を得たこと、

     大志がストーカー気質であったこと、

     俺がどの程度まで怒らせれば、ああいう行動に出るかということ。



     怖い。



     あの人は人間の姿をした化物だ。

     他人の痛みを、弱みを糧に生きる、サキュバスのような存在だ。


     そんな風に考え込んでいると、目の前に現れたのは、



    葉山「八幡……」



     正直、無視しようかと思いました。


    546 = 537 :

    実行犯…やっぱあいつかなぁ

    547 = 1 :



     葉山の誘いに乗って、ほいほい丘の上の公園まで突いていった……いやついて行った俺。

     もちろん、葉山に貞操を奪われないように雪ノ下を苛める用のスタンガンは用意してある。


    葉山「……大変そうだね」

    八幡「おかげさまでな」

    葉山「僕も君の気持ちが分かるよ」


     モテるからか。ふざけんなし。俺は誰ひとりとも付き合っちゃいねーよ。

     と、心の中で悪態をついていると、葉山は震えながら言った。


    葉山「僕も……あの人の怖さは知っている」


     え?


    葉山「雪ノ下陽乃の……彼女の恐ろしさを…」カタカタ


     そして、俺は葉山がゲイになった過程を聞くこととなる。


    548 = 1 :



     葉山の親は雪ノ下の父親の会社の顧問弁護士をしているらしく、彼自身遊び相手として雪ノ下姉妹に何度も遊ばれたらしい。


     何度も……遊ばれた。


     その言葉の重みは俺が良く知っている。


    葉山「ふ、ふふ……女の子なんてね、実際汚いものさ。雪ノ下陽乃が女性の頂点なら、僕は女性そのものを拒絶してみせる」カタカタ


     トラウマを思い出したのか支離滅裂な言動を始めた葉山に蹴りを一発食らわせ、正気を取り戻させると、俺は尋ねた。


    八幡「今回の噂はお前が?」


     と、聞くと、葉山は今まで見せたことない怒りの表情で否定した。


    葉山「ふざけないでくれ!」


     怒りの表情もイケメンだから困る。


    葉山「僕は、彼女に便乗して君を手に入れようなんて汚い人間じゃない!」


     いや、まてそれ十分問題発言だから。


    葉山「僕はまっすぐ正面から君を手に入れて見せる!!」



     夕日に当てられてキラキラと輝く葉山隼人。

     俺はその青春真っ盛りの生き生きとした表情を見て、うわぁ殴りてぇと思ったが、喜ばれても面倒なのでやめておいた。



     最後に葉山は言った。



    葉山「今回の件、僕の方でも動いてみるよ」



     まぁ、勝手に動くなら構わんが、借りを作ったとは思わんからな。

     そう言うと葉山は爽やかな笑顔で、



    葉山「一度くらい、恋人繋ぎしてくれてもいいだろ」ニコッ



     ……本当にイケメンだから困る。……困る。



    549 = 1 :


     翌日から、俺は誰とも喋らず、触れず、真っすぐ帰宅した。

     相変わらず八股拝見ツアーはあったが、そろそろ全員見終わったのか、以前ほどの頻度ではなかった。



     昼休み、俺は一人で屋上へ行くと、後ろから、



    相模「ねぇ比企谷君、一緒についていっても良い?」



     と、えーっと、誰だっけ……クラスメイトが話しかけて来た。

     俺は、さびしかったのだろうか、それとも警戒したのだろうか、彼女の申し出を了承した。



     屋上に上がると、強い風が吹いた。彼女の短いスカートが棚引き、そして可愛いピンクのパンツが見えた。



    相模「……比企谷君のエッチ///」



     なんか逆に新鮮だった。

     彼女の名前は相模というらしい、短髪で劣化三浦といったところか。

     それから数日、相模との昼食は続いた。


    相模「比企谷君がモテるの分かるわー」


     と、誉めてくるので、


    八幡「は? 相模の方がモテるだろ」


     と切り返すと、嫌み言うなし、と俺に向けてベーと舌をだして笑った。


     可愛いな、そう思った。


    550 = 1 :


     ある日、相模が文化祭実行委員になってくれないかと切りだしてきた。

     俺は面倒だから嫌だと答えたが、進路のためにやりたい相模は不安だから一緒にやってくれと何度も頼んでくるので、ついに了承した。


     そして、文化祭実行委員になって初めての会議が始まった。



    めぐり「えーっと、誰か委員長に……」


    相模「はいっ、ウチやります!」


     は?

     こいつどこまでアクティブなの?

     そんなにまでして指定公推薦受けたいの?


     他にやる奴もいなかったので、相模はすぐに実行委員長となった。


     めぐり先輩の推薦で、なぜか実行委員に参加していた雪ノ下が副委員長となり、今年の文化祭は幕を開く。





     ―――悪魔の文化祭が、幕を開く。





     


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