元スレ三浦「あーしってさ案外一途なんだよね」八幡「はぁ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 239 :
縺吶?繧韻
252 = 239 :
縺吶?繧韻
253 = 239 :
縺吶?繧韻
254 = 239 :
縺吶?繧韻
255 = 239 :
どうしておかしくなる?
256 = 239 :
縺吶?繧韻
257 :
>>255
いい加減にしろカス
258 = 239 :
>>257
更新かと思ったの?
残姉、荒らしでした!!!!
259 = 239 :
縺吶?繧韻
260 = 239 :
縺吶?繧韻
261 = 257 :
>>259
コイツの親は子供に常識も教えられない虫けらみたいなゴミなんだろうな
262 = 239 :
縺吶?繧韻
263 = 239 :
縺吶?繧韻
264 :
SS速報なんてスレ立て放題だし安価スレでもないんだから相手せずほっときゃいいのに
NG放り込みゃ>>1がきてもスッキリSSよめるだろ
265 :
朝日が窓から差し込み、その眩しい光に当てられ、俺は目覚めた。
目を開ければ、既に三浦の姿はなく、ベットで寝ていたのは俺一人だけであった。
手でベットの中をまさぐる。そこにあったぬくもりだけが、今までのことが夢でないことを証明していた。
夢であったほうが良かったのか、それともこれで良かったのか、いまだにそれを断ずることは俺にはできない。
それは、これから決めていけばいい。なぁに、十数年前からの話だ、あせる必要はない。ゆっくり、歩くようなスピードでいいさ。
目を擦り、大きなあくび、そして体を伸ばす。朝の一連の動作を終えた俺はゆっくりと、彼女の優しいぬくもりが残るベットから這い出ていった。
階段をゆっくりと下りていくと、食欲を掻き立てる良い匂いが鼻孔をくすぐった。卑しい腹の虫が大きく鳴った。
小町が作ってくれるわけがない、あいつはねぼすけだからな、順当に考えて三浦が作ってくれているのだろう。
日本人なら誰でも知っている、味噌汁の匂いに誘われて、俺は少し階段を下りるスピードを速めた。
266 = 1 :
リビングの扉を開けると、そこには台所で調理している三浦が見えた。
「あ、おはよう」
三浦は俺に気づくと、優しげに微笑み、小さく挨拶した。そして、できた味噌汁をよそうと、お盆にのせて、食卓へ運ぶ準備を開始する。
「おう、おはよう」
俺は挨拶を返し、食卓へと腰掛ける。朝のメニューは定番の半熟ハムエッグ、昨日のサラダ、そして今しがた運ばれてきた味噌汁のシンプルな朝食だ。
俺はまず、味噌汁で箸を濡らし、そして味噌汁を少し啜る。この瞬間は本当に日本人に生まれてよかったと思える一瞬だ。
三浦はそんな俺を見つめ、こう呟いた。
「おいしい?」
「ああ、うまいよ」
俺は少し照れくささを感じ、視線をそらしながら、そう答えた。
「そっか」
三浦はそう返すと、自身も朝食に手をつけ、静かに食べ始める。
267 = 1 :
そこからは、ちょっとの沈黙が続いた。しかし、三浦はこちらを時々見ているのは、言うまでもない。
あのー、三浦さん、そんなに見つめられると、少し、いやすごく恥ずかしいんですが。
俺はそんな恥ずかしさを誤魔化すため、ちょっとの冗談を言おうと口を開く。
「三浦」
「なぁに?」
「裸エプロンだったら、俺がんばれたのに」
「……今からしようか?」
「ごめんなさい、冗談です」
「いくじなし」
そう言う三浦の顔は、なぜかすごく嬉しそうだった。
268 = 1 :
俺は、いつもの通学路を歩いていた。いつもと変わらない時間を、いつもと変わらない道順で、変わらず、ただ、三浦が隣にいるという変化を除いて。
「お前、噂になったらどうするつもりなんだよ」
「なんか不都合なことでもあんの?」
いや、そういう俺もないけどさ。
しかし、周りの視線が痛い。それもそうだろう、獄炎の女王とまで言われる三浦と、よくわからん変な男と手をつないで歩いているんだから。
周りには、俺がしめらているようにしか見えんだろう……あれ、普通こういうときは違うよね、なぜあいつがとかになるよね、あれ?
「なに、変な顔してんの?」
「いや、なんでも」
俺は不可解な謎を胸の奥へとしまいこみながら、俺は相槌を打った。これを三浦に聞かれたら、恐らく最大級のチョップがくるからだ。
それに……だ。
「うん? あーしの顔になんかついてる?」
朝からこいつの怒り顔を見るのは、なーんか違う気がする。
「なんにもねぇよ」
「へーんなヒキオ」
屈託のない笑顔を見せる三浦。ああ、朝から見るならこっちのほうが良いなと、俺はガラにもなく思ってしまったのだった。
269 = 1 :
「ヒ、ヒッキー、優美子!」
いつも聞いている、可愛らしい声に呼び止められる。
「由比ヶ浜か……おはよう」
「やっはろー、ユイ!」
「やっはろー! ってそうじゃないし!」
何ノリ突っ込みしてんのこの子。ちょっと頭の痛い子とは思っていたが、ここまでとは、やはり天才か。
「そ、そうじゃなくて、あ、あたし、優美子に話があるんだ……」
しどろもどろになり、その豊満な胸の前で手をもじもじさせる由比ヶ浜。
手より胸に目がいってしまうのは、悲しき男の性である。しょうがないし、しょうもない。
「なぁに、ユイ?」
前屈みになり、由比ヶ浜の顔をのぞく三浦。その顔にはすごく嬉しそうな笑みが浮かんでいた。
あー、こいつ、由比ヶ浜の言いたい事わかって、なんか弄んでるわ。三浦さん、マジ悪女。
270 = 239 :
縺吶?繧韻
271 = 1 :
「い、いや、ここじゃあ、言いづらいから、放課後にでも」
「あー、ごっめーん、あーし、放課後は用事があるから、昼休みにしてくんない?」
「え、え、で、でも、昼休みは……」
え、なんでこちらの方をちらちらと見られるのですか、三浦さん? 由比ヶ浜さん? こっちみんな。
「あーしは構わないからさ、逆にさ昼休み、なんかダメなの?」
「いや、そんなことは……ない……けど」
「じゃあ、けってーい!」
三浦は強引に約束事を取り付けると、これまた強引に俺の腕を取り引っ張った。
「じゃあさ、あーし達は先に学校に行ってるからー」
「お、おい、引っ張んなって」
「う、うん」
最後に見た由比ヶ浜の顔が、なにかをこらえているように見えて、俺は少しだけ胸騒ぎがしていた。
272 = 1 :
昼休み、自分は約束通り、ユイと二人きりになり、二人で話す機会を設けた。
ユイが何を言いたいのかは、だいたいわかっていた。自分はそのために、あの時、ユイのみにヒキオとの関係を打ち明けたのだから。
「ユイ、そろそろ聞かせてくれない」
「う、うん」
ユイは、内股になり、もじもじとし、何かを言おうとし、それを止める。それを何度も繰り返している。
何をしているのだろうか、言いたいことなど決まっているだろう。いらつきが募る。
もういい、埒があかない、自分から言ってしまおう、それで終わりにしよう。そう思った時だった。
ユイの顔が、瞳が、真っ直ぐと自分を見据え、そして、力強くその言葉を放ったのだ。
273 = 1 :
「あたしも、ヒッキーのこと好きなんだ」
そう、その言葉が聞きたかった。その本音が知りたかった。
ユイが本音を自分にぶつけてくれたのが嬉しくて、つい口の端が上がる。
しかし、ここでそれを悟られるわけにはいかない。その笑みを、意地の悪い笑みとわざと変化させる。
「ふーん、じゃあ、あーしの応援をしてくれるってのは、ウソだったってわけ?」
わざと高圧的な物言いで返し、ユイを睨む。自分でも意地が悪いと思う、けれどこうでもしないと、ユイは本音をぶつけてくれない。
ユイは、それでもなお、自分を見据えるのをやめない、怒りでも、恨みでもない、ただ真っ直ぐな瞳で。
「違う、あたしは優美子のこと大好きだから、応援する」
「じゃあ、ヒキオの事、諦めてくれるんだ」
「それも違う、ヒッキーのことは……大好きだから」
274 = 239 :
縺吶?繧韻
275 = 1 :
普通の人が聞けば矛盾しているその言葉、けれどそれが彼女の本音なのだ。
「あ、あたし、ヒッキーも、優美子も好きだし、どっちも諦めたくない……」
ユイは拳を爪が食い込むまで握り、体は次第に震え始め、遂には大粒の涙まで流し始める。
けれど、瞳だけが、しっかりと自分を見つめていた。
「諦めたくない……諦めたくないよぉ……!」
そう、それがあなたの本音。不器用で、要領が悪い、可愛い可愛いユイ。
本音を、全力でぶつけてくれて、本当にありがとう。大切な……本当に大切なユイ。
今度は、自分が全力を見せたあげる。
276 = 1 :
俺は今眼前に広がるこの光景にどのようなコメントを残せばいいのだろうか。
「た、助けて、ヒッキー!」
「いいじゃん、減るもんじゃないしー、よいではないか、よいではないかー」
今、三浦は由比ヶ浜の背後を取り、その豊満な双丘を揉みしだいていた。
由比ヶ浜の、三浦のそれよりでかい二つの風船が、華麗に舞い、柔軟にたわむ。そう、これは、まさに、カー乳バルである。
「なに、やってんの?」
俺は三浦にすぐに話が終わるからと、少し時間を置いて来て欲しいといわれたのだが。
建造時間10分でなんでそんな立派なチ……もとい、どうしてキマシタワーが立っているのでしょうか。
277 = 239 :
縺吶?繧韻
278 = 1 :
「ああ、これ?」
「うん」
「どーよ、この愛人候補? すごいでしょ、あーしもでかい方だと思うけど、これには負けるわー」
いきなり出てきたそのワードに、吹き出す。え、いきなり何言ってんの、このビッチ。
「なななな、なに言ってんの?! 優美子!?」
由比ヶ浜は、口をパクパクしながら抗議の声をあげる。ですよねー、いきなり愛人扱いですからね。
「だって、しょうがないじゃん、あーしはお嫁さんは譲る気ないし」
「だだだだ、だからって……その、愛人とか……」
「そ、そうだぞ、いきなり何言ってんだお前」
そう言うと三浦は勝ち誇った笑みを浮かべ、宣言する。由比ヶ浜の乳を揉みしだきながら。羨ましい。
「おばあちゃんが言ってたし、愛人の一人や二人、許してやって初めて良いお嫁さんだって」
「むしろー、探してきてあげるあーしってチョー良いお嫁さんだっしょ?」
「いや、その理屈はおかしくね」
「むー、いいから受け取れし」
そう言うと、三浦は俺を抱きしめた。そう、由比ヶ浜をサンドイッチにする形で。
279 = 1 :
「ちょ、ちょっと、優美子?!」
由比ヶ浜と目が合う、顔は紅潮し、瞳は驚きで見開かれていた。
「……う、うぅぅ、うううぅぅ!」
由比ヶ浜は、両手で髪の毛をぐちゃぐちゃにかき回し、変なうめき声をあげている。
しかし、次の瞬間、ピタッとその動作をやめ、何かを決意したように、こちらを真っ直ぐに見据える。
「ヒッキー!!」
「は、はい!」
「大好き!」
え、いきなり何言ってんのこのビッチ。
俺が、なんの反応してやらないと、由比ヶ浜はすねたように頬を膨らませ、もう一度叫んだ。
「大好き!!」
「わ、わかったから、わかったから叫ぶな、他の奴に聞こえるぞ」
由比ヶ浜はその言葉にハッとし、顔を真っ赤にしながら周りを見渡し、誰もいないことを確認し安堵のため息をつく。
三浦さん、なにニヤニヤしてんですか、早くこの子の暴走を止めてください。いや、暴走させたのこいつか。
280 = 239 :
縺吶?繧韻
281 = 1 :
「よっし、よく言ったし!」
そう言うと、三浦は由比ヶ浜を離し、持っていたサイドポーチから、可愛らしい弁当箱を二つ取り出す。
あれ、俺には一個、もう渡してもらってるから、これって。
「ほら、ご褒美!」
三浦は弁当箱の一つを由比ヶ浜につき出す。
「ほら、三人一緒に食べよう!」
三浦は何かを成し遂げた、清々しい喜びを満面の笑みを浮かべていた。
282 = 1 :
今日はこれで終わりです。
それじゃあ、また明日。
283 = 239 :
縺吶?繧韻
285 :
乙
凄く良い流れのハーレム展開になってきたなあ
説得力というか、なあなあでないハーレムって個人的に有難い
286 = 239 :
>>285
縺阪b
287 :
乙!
オカンスキルたけえなwwww
288 :
あーしさん最高!!
289 :
こwれwはwww
ガハマさん救済でゆきのん独り負けとは。
あーしさんの度量と実行力はまさに政子様寧々様優美子様だな
290 :
>>289
あ、愛人は二人でも大丈夫だし
チ、チャンスはあるから
291 :
あーしさんゆきのん嫌いだし…
292 :
すみません、今日は書く時間がなかったので投下はなしです。
というか、上で出てますけど、ゆきのんも救済したほうがいいんですかね
293 :
別に無理に救済する必要はない
>>1のストーリーが第一優先
294 :
縺吶?繧韻
295 :
>>1の脳内のあーしさんがゆきのんをどう思ってるか、
愛人(仮)になったガハマさんがゆきのんをどう思うかによるんじゃないか?
>>1がこれがいいという展開で頼む
296 = 294 :
縺吶?繧韻
297 = 294 :
縺吶?繧韻
縺吶?繧韻
縺吶?繧韻
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縺吶?繧韻
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縺吶?繧韻
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縺吶?繧韻
縺吶?繧韻
298 :
別にここの雪乃の八幡への好感度を普通にしておけばとられたことにすらならないしいいんじゃない
それよりハーレムやる方が微妙だと思うわ 八幡ならちゃんと振ると思うんだがなー…
300 :
>>299の母でございます。
このたびは、息子がこのようなレスをしてしまい、皆様には大変ご迷惑を おかけしております。
御手数をかけますがNGよろしくお願い申し上げます。
みんなの評価 : ★
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