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    元スレ優美子「あーしとデートしろし」八幡「は?」

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    1 :




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    2 = 1 :

    八幡(土日、それは1週間という地獄に唯一のオアシスである。)

    八幡(しかし、そんな貴重なオアシスをどのように使ったらいいのか俺は知らない)

    八幡(もしも時間を切り取って他者に与える事が出来るなら俺は土日を切り取って売っている」

    八幡「何なら「夏休み」と「冬休み」を売っちゃうまである」

    優美子「ならその無駄な休日をあーしのために使えし」

    八幡「は?」


    八幡(あーしさんだった)

    優美子「なんかさっきから土日はいらない見たいな事言ってたじゃん」

    八幡(えー声に出しちゃってたよww)

    優美子「……なに?いやなん?」

    3 = 1 :

    八幡「まぁ、嫌だな」

    優美子「は?嫌なの!?」イラッ

    八幡「だってカースト上位者が俺みたいなボッチに話しかけてんだぞ?怪しすぎるだろ」

    優美子「うっわ!ヒキオ面倒くさ」

    八幡「……じゃ他をあたるんだな」ソソクサ

    優美子「ちょっ!?ヒキオー?話くらい聞けぇ!」


    八幡「何だったんだ?」






    放課後部室

    八幡「」ペラッ

    雪乃「」ペラッ

    結衣「でさー」

    優美子「へー」

    4 = 1 :




    八幡「………いや違うだろ」

    雪乃「何かしら間違い谷くん?」

    八幡「いや俺が間違いじゃないから」

    結衣「何が?」キョトン

    八幡「何がじゃないだろつーか由比ヶ浜何でそんなナチュラルに受け入れてんだよ?」

    優美子「だからなんだし?ヒキオ」

    八幡「何で部員じゃない三浦がいんだよ?依頼あんじゃねーのかよ」

    雪乃「あら?ホントだわ」

    結衣「なんか自然に打ち解けてたねー優美子」

    優美子「ふふん」エッヘン

    八幡(いばるとこなのか?それ遠回しで影が薄いって言われてるのと同じだぞ?)

    雪乃「確かに比企谷くんの言う通りね、三浦さんなにか依頼あるんじゃないかしら?」

    三浦「そうそうあーし依頼があって来たんだけど」

    結衣「え?なになんか困った事でも?」

    5 = 1 :

    三浦「うん」チラッ

    八幡(まさか)ギクッ

    三浦「ヒキオとデートの練習に付き合って貰いたいんだけど」

    八幡「でぇとぉ?!」

    結衣「ゆゆゆゆ、優美子ヒッキーとデートしたいの……?」

    優美子「いや別に」

    雪乃「この男と交際をしても意味が無いわよ、きっと彼が挙動不審になって三浦さんが恥をかくだけよ大体この男は………」


    八幡(なんか棘があるのですが……)

    優美子「なんか前に隼人がヒキオは人の心を読むのに長けているって言ってたから」

    八幡(またアイツいらぬ事を)

    優美子「だからどうしたら隼人が喜ぶデートが出来るか意見を聞こうと」

    八幡「だったら実際に行く必要ないだろ」

    優美子「こういうのはリアリティが大事なんだし」

    八幡「はぁ?とにかく何を言おうとも俺は絶対行かん」

    雪乃「比企谷君は何故そこまで拒否してるのかしら?」

    八幡「これは友達の友達の話なんだが」

    6 = 1 :

    ある日そいつはクラスの女子から映画に誘われた、そいつは夜も眠れない程に喜んでいたそうな、そしていざその日を迎えてそいつは今までで一番のおしゃれをしてクラスの女子の待つ待ち合わせ場所に向かった。だがその子は来なかった。1時間経っても2時間経っても3時間経っても、その子は来なかった。そして4時間経った頃そいつは諦めて帰ったのだ。そして次の日おれ…ゴホッゴホッそいつは見てしまったのだ黒板に貼られていた1枚ビラをそしてそれにプリントされたそいつの待ち姿の写真。しまいに大きな文字で書かれた「4時間待ってました」のテキスト

    じつはその子はグルでそいつを騙していたのだ。







    優美子「うわぁ」ヒキッ

    結衣「ヒッキー可哀想……」ウルッ

    雪乃「4時間も…」


    八幡「まて本気で俺を哀れむはやめろ、俺じゃないからな?!」アセアセ

    優美子「まさかそこまでとは……でもヒキオお願いデートして」

    雪乃「比企谷君の気持ちも分かるけど依頼じゃ仕方ないわ頑張って」

    結衣「ヒッキー優美子を任せたよ」


    八幡「お前ら俺の話を聞けよ……」

    優美子「ヒキオ土日のいつデート行けんの?」

    八幡「あ?俺は行くとは一言も」

    優美子「はっ?!」ギロッ

    八幡「ひっ!日曜でしゅ?!」ビクッ

    優美子「じゃ日曜10時ね言っておくけど別にヒキオを騙したりしないから」

    7 :

    俺が書きます

    8 = 7 :

    待ち合わせ場所

    八幡「……一応来てみたものの」


    八幡「三浦おっせーな」


    八幡(やはり騙されたのか?)


    八幡「もう、こういう依頼は絶対受けねーからな……」


    八幡(と俺が帰ろうとした時)


    優美子「ヒキオごめん遅くなった」タタタ


    八幡「……」じー


    優美子「な、なんだし」


    八幡「えーとあれだ、今日のお前の服おしとやかでいいんじゃね?」


    優美子「は?何言ってんの」


    八幡「いや意見聞きたいって言ったのお前だろ?」

    9 = 7 :

    八幡「でも、遅れてくるのはちょっとな~……」


    優美子「だからごめんって………ん?」


    八幡「行くぞ」


    優美子「ちょっと待ったー」パシ


    八幡「な、なんだよ」


    優美子「ヒキオもしかしてセンスない?」


    八幡「は?ばっかお前、あんだろこれ」


    優美子「なんか緑のチェックシャツがヒキオのオタクさを引きたててる気が」


    八幡「嘘だろ………」ガーン


    優美子「いいから来るし」グイグイ


    八幡「い、いずこえ?」


    10 = 7 :

    メンズファッション「SEEDs」

    八幡「ここブランドショップじゃねーか」


    優美子「あーしのセンスでアンタをカッコよくしたげる」


    八幡(俺はあんまり服詳しくないんだけど)





    優美子「んーと、これ?ダメかー」カチャカチャ


    八幡「あのーあーしさん………」


    優美子「んー?」


    八幡「俺にも選ばせて頂けませんか?」


    優美子「えーヒキオセンス無さそうだし」


    八幡「さいで」


    優美子「これは?」


    八幡「ってワイシャツ?」


    優美子「あーやっぱりヒキオに合うね」


    八幡(そしてあーしさんが持ってきた紺色のジャケットをワイシャツが見せるように羽織る)


    優美子「ホイ♪帽子」


    八幡(ありゃりゃこれ系の服は俺苦手なんだけど)

    11 = 7 :




    ウィーンアリガトウゴザイマシタ

    八幡「……」ぐったり


    優美子「ヒキオよく2万なんてポンって出せたね」


    八幡「普段出歩いたりしないからな金が余ってんだ」


    優美子「へー…………んー?まだなんか足りないなー」


    八幡「え、え?」オロッ


    美容院

    八幡「」ジョキッシャッ


    優美子「♪」ペラッ


    八幡(あれーなんか違くね?デートだろ?これ?あーしさんなんて雑誌読んでて動かないし)

    12 = 7 :

    優美子「♪」ペラッ


    八幡(てか、俺は美容院に来るのは初めてなんだが?)


    店員「ねーねーお客さんもしかして美容院来るの初めて?」チョキチョキサッサッ


    八幡(うおっ!?いきなり話しかけて来んなよびっくりすんだろ)


    八幡「まぁそうっすね」


    店員「マジ?!じゃウチが初めての美容院?」チョキチョキ


    八幡「え、はい」


    店員「美容院デビューおめおめ」サッサッ


    八幡「え、はぁ」


    八幡(なんか戸部みたいでムカつくな)

    13 = 7 :



    八幡「え、はぁ」


    八幡(なんか戸部みたいでムカつくな)


    店員「もしかしてあれ彼女?」ヒソヒソ


    八幡「え?いや違いますよ」


    店員「嘘だー、だって絶対そうにしか見えないし」


    八幡「みう……アイツはよく来るんですか?」


    店員「まぁね、そういえば前に金髪イケメンを連れてたかな?」チョキチョキ


    八幡(葉山か…)


    店員「あ、そっちがもしかして彼氏かな」チョキチョキサッサッ


    八幡「………」



    14 = 7 :

    優美子「おーヒキオもこうすればイケメンだし、目は腐ったままだけど」


    perfect八幡「そ、そうか」キラキラ


    八幡(一言多くね?)キラキラ


    優美子「これであーしの近くに居ても釣り合うし」


    八幡「へいへい」


    優美子「じゃ次映画行くしー」

    15 = 7 :

    キミノゼンゼンゼセカラボクハキミヲサガシハジメタヨ~♪


    八幡「好きなアニメだったのになんか疲れた」ぐったり


    優美子「そろそろ時間だあーし帰らきゃ」


    優美子「ヒキオ」


    八幡「なんだ?」


    優美子「今日楽しかった?」


    八幡「ああ、楽しかったぞ」


    優美子「そう、良かった」

    16 = 7 :

    書きだめします
    8時投下

    17 :

    今年一番のギャグスレになりそう

    18 :

    胸糞悪い方向にすれば俺ガイルっぽくなる法則

    19 :

    別に胸糞ではなくね?

    21 :

    日曜日はプリキュアあるから出るとしたら土曜だろ
    あと休日は休む日だからどう使うとかそういうんじゃないから

    22 :

    八幡(嘘だと思ったのに、本当に来てくれた)


    八幡(少し嬉しかった)


    八幡「……」




    次の日

    八幡(あー……どうすんだこれ?ボッチがこんな髪にしたら調子乗ってると思われるだろ)


    八幡「」ガララ


    戸塚「あ、八幡おはよってええ!八幡どうしたのその髪」


    八幡「お、おうちょっとイメチェンだ、変か?」


    戸塚「ううん、凄く似合ってるよ」ニコッ


    八幡「そうか、彩加ありがとうな」


    戸塚「!///もう八幡不意打ちに言うなんてズルいよー」


    八幡(何これヤバい可愛い…!)



    23 = 22 :

    結衣「ヒッキーやっはろってごめん間違いました」


    八幡「いや俺だから…」キラキラ


    結衣「え?じゃ本当にヒッキーなの?あ、ホントだ目腐ってる」


    八幡(最近由比ヶ浜が雪ノ下に似てきているような気がするんだが)


    結衣「で、優美子の依頼上手く言ったの?」コソコソ


    八幡「ああ、とりあえずはな」


    結衣「とりあえず?」


    八幡「後は三浦次第だ、俺はあくまでも意見を言ったまでだからな」


    結衣「ふーんそーなんだ」


    戸部「あれ?もしかしてヒキタニくん?」


    八幡「お、おう」


    戸部「なになに?イメチェン結構ヒキタニくんイケメンなんだべ」


    優美子「だっしょーそれあーしが選んだんだー」


    優美子「ねー、ヒキオ」


    八幡「ああ、三浦の意外なセンスにびっくりしたぞ」

    24 :

    八幡(嘘だと思ったのに、本当に来てくれた)


    八幡(少し嬉しかった)


    八幡「……」
    ここ良かったわ

    25 = 22 :

    優美子「意外なセンスってなんだしッ」ズカッ


    八幡「いてっ!」


    戸部「え?これ優美子選んだん?じゃ2人だけで出かけたべ?」


    優美子「えーいや、そういうじゃないつーの」チラッ


    隼人「戸部あんまりそんな事聞くのは野暮だぞ?」


    戸部「さっすが隼人くぅん紳士過ぎるわー」


    隼人「そんな事ないさ」ハハハ


    優美子「て、てかさ、見てみ周り」


    八幡「ん?」



    「なんだあのイケメン」

    「カッコいい///」

    「転校生?」

    八幡「……もう皆俺のことなんか忘れて俺だってわかんなくなってんだろうな」


    27 :

    イケメンチェンジ八幡か
    ここらへんまではよくあるテンプレだからここから先に期待してるぞ

    28 = 22 :

    優美子「かもねー」


    結衣「ヒッキーじゃ仕方ないよ」


    八幡(何気に傷付いたんだけど)


    戸部「まぁまぁこれからNEWヒキタニくんとして皆に覚えて貰えばいいっしょ?」


    優美子「そうそう」


    八幡「そうなのか?」


    戸部「ところでさ」


    隼人「どうした戸部?」


    戸部「俺ら3年の夏じゃん?これから受験で忙しくなるしさこの夏パーと海で遊ばない?」


    結衣「海?」


    戸部「そうそう海だよ海だよ、俺の叔父さんが夏場に海の家やってんのよ」


    海老名「へー」


    戸部「んで、手伝ってくれる人募集してるんだけど」


    戸部「皆が手伝ってくれるなら、叔父さんが経営してる旅館に泊めてもいいって言ってんだけど」


    戸部「来てくれるかな?」


    八幡(タモリか)


    結衣「えー旅館いいねー」


    優美子「行くっしょ」


    八幡(俺は誘われてないよな?)


    結衣「ヒッキーも来るでしょ?」


    八幡「え、俺はその」


    戸部「いいべヒキタニくん遊ぼうぜー」カタクミ


    八幡「わーたよ、行くよ」


    海老名「トベ×はち………ぶあっ!」ぶしゅうぅ


    優美子「海老名………自重しろし」




    29 = 22 :

    優美子「かもねー」


    結衣「ヒッキーじゃ仕方ないよ」


    八幡(何気に傷付いたんだけど)


    戸部「まぁまぁこれからNEWヒキタニくんとして皆に覚えて貰えばいいっしょ?」


    優美子「そうそう」


    八幡「そうなのか?」


    戸部「ところでさ」


    隼人「どうした戸部?」


    戸部「俺ら3年の夏じゃん?これから受験で忙しくなるしさこの夏パーと海で遊ばない?」


    結衣「海?」


    戸部「そうそう海だよ海だよ、俺の叔父さんが夏場に海の家やってんのよ」


    海老名「へー」


    戸部「んで、手伝ってくれる人募集してるんだけど」


    戸部「皆が手伝ってくれるなら、叔父さんが経営してる旅館に泊めてもいいって言ってんだけど」


    戸部「来てくれるかな?」


    八幡(タモリか)


    結衣「えー旅館いいねー」


    優美子「行くっしょ」


    八幡(俺は誘われてないよな?)


    結衣「ヒッキーも来るでしょ?」


    八幡「え、俺はその」


    戸部「いいべヒキタニくん遊ぼうぜー」カタクミ


    八幡「わーたよ、行くよ」


    海老名「トベ×はち………ぶあっ!」ぶしゅうぅ


    優美子「海老名………自重しろし」




    30 :

    そろそろ落ちますまた朝に投下します

    31 :

    おつ

    33 :

    奉仕部


    八幡「」ペラッ


    結衣「でさー戸部っちの叔父さん?叔母さん?ヒッキーどっちだっけ?」


    八幡「叔父さんな」


    結衣「そうそう叔父さんが海の家をやってるんだってー」


    雪乃「そうなの」


    結衣「ゆきのんも海どう行く?」


    雪乃「そうね、海なんてしばらく行ってなかったかしらせっかくなのだし行くわ由比ヶ浜さん」


    結衣「ありがとうゆきのん」ギュー


    雪乃「ふふ、由比ヶ浜さんくすぐったいわ」


    八幡「」ペラッ


    ガララ

    優美子「依頼があるし!」


    八幡「うおっ!びっくりしたぁ」

    34 = 33 :

    結衣「優美子?!依頼ってまた?」


    雪乃「三浦さんあまり人を頼るのは良くないわよ?」


    優美子「でも、頼らないで失敗するよりはマシでしょ」


    雪乃「……それも一理あるわね」


    八幡「で、依頼てのはなんだ」


    優美子「さっき言ってた海に行く話なんだけど」


    結衣「それがどうしたの?」


    優美子「もう明日夏休みじゃん?その今のうちに水着を選びたいからそのヒキオの意見が聞きたくて」


    八幡「行かんぞ絶対行かん!」


    結衣「即答だし?」


    雪乃「比企谷君どうしてかしら」


    八幡「だって水着を売ってるとこって男が居れば気まずくなっちゃうからだ」


    優美子「で、いつ行く?」


    八幡「ねぇ、聞いてた?行かないって?」


    結衣「あたしは明後日か土曜日かな」


    雪乃「明日か土曜日」


    優美子「土曜日か金曜」


    八幡「……」


    3人「じゃ土曜日に」


    八幡(俺の意見は?どこ行ったの)


    35 = 33 :

    八幡(俺のステレスヒッキーがいらない所で発揮してる)




    土曜日

    小町「はーい皆さんこんにちは比企谷八幡の妹の比企谷小町です!」


    結衣「小町ちゃんやはろー」


    雪乃「こんにちは小町さん」


    優美子「へーヒキオにこんな可愛い妹がいたんだ」


    小町「えー可愛いなんて照れますよぉ」テレテレ


    八幡「で何でいんだよ?」


    結衣「うわぁ、ヒッキー妹に対してそんな事言うの」


    八幡「いやいやおかしいだろ俺小町に今日の事言ってなかったんだけど」


    小町「結衣さんから聞きました」ビシッ


    八幡「えー…(小町が来ると面倒くさくなるんだが)」


    優美子「まぁまぁヒキオ、小町ちゃんでいいかな?よろしくっ」


    小町「よろしくです(ふふふ……ゴミぃちゃんのお嫁さん候補がまた1人)」


    八幡(あー小町今絶対やらしい事考えてんだろうな)じー




    36 = 33 :

    雪乃「それじゃ行きましょうか」




    八幡「ふぁーまだかよ」


    結衣「ねえねえヒッキー!」


    八幡「あんだよ」


    結衣「こっちとこっちどっちがいい?」


    八幡「ん」


    右ビキニ(黄緑)左フリフリ(薄さくら色)


    八幡「………お前本当にそのビキニ着れんの?」


    結衣「……そだねちょっと恥ずかしいかも///」


    小町「ねねお兄ちゃんこれとこれどっちがいい?」

    右マイクロ水着 左絆創膏

    八幡「っ///おまっ!そんな事どこで覚えたんだよ?」


    小町「お兄ちゃんのベッドの下」


    八幡「」ギクッ


    小町「」ニマニマ


    八幡「し、しまってきなさい」


    小町「はーい」ニヤニヤ


    八幡(本当に小町ちゃん怖い……)

    37 = 33 :

    優美子「ヒキオ」トントン


    八幡「なんだよ」


    優美子「私に似合う色って黒と白どっちがいい?」


    八幡「黒」


    優美子「……なんかその返答に悪意を感じるし」


    八幡「いやあくまでも客観的な意見だし」


    優美子「」じー…


    八幡「なんだよ」


    優美子「分かった黒探してくる」


    雪乃「比企谷君比企谷君私は?」


    八幡「お前は青じゃね?」

    38 = 33 :








    小町「はあー買った買ったあ」


    結衣「ホントだねー」


    雪乃「久しぶりいい買い物をしたわ」


    優美子「ほんとそれ」


    八幡「お、重い……」ズシッ


    小町「せっかくだからここのゲーセンで遊んで行きません?」


    結衣「そうだねーそうだプリ撮ろ!プリ!」


    優美子「いいね私のプリテク見せてやるし」


    雪乃「プリ?何かしらそれ」


    優美子「えー、雪ノ下さんプリ撮った事ないの?」


    雪乃「ええ」


    結衣「じゃ私たちが教えてあげるよゆきのんこっちこっち~!」


    八幡「じゃ俺はここで待ってるよ」


    小町「お兄ちゃんも早く」


    八幡「えー俺もー」

    39 = 33 :

    『それじゃまずは仲良しポーズから』

    『撮るよー321』

    3人「いえーい」

    パシャッ




    三浦「で、写真撮ったらこうやってデコレーションするの」ピッピッ


    雪乃「なるほど……あ」


    結衣「どうしたの?」


    雪乃「パンさんのスタンプが」


    八幡「流石だな見逃さないのな」


    雪乃「ちょっといいかしら三浦」


    優美子「え、うん」


    ピッピッピッピッ


    『完成しましたー』

    ウィーン

    八幡「ぜ、全部パンさん」


    優美子「逆に凄いかも」


    雪乃「ごめんなさい調子に乗りすぎてしまったわ」


    結衣「私は全然いいよ」


    八幡(パンさん恐るべし)

    40 = 33 :

    ???「チョイチョイそこのおにぃさん」


    八幡「あん?」


    不良「君女の子引き連れてるんだね、俺らにも分けてよ」


    不良B「そうそう俺らおにぃさんみたいにイケメンじゃ無いからモテないのよ」


    小町「もしかしてナンパですか?」


    不良「そうそうナンパだよ君ぃ」


    八幡「へぇナンパねぇ」


    結衣「大丈夫なの?ヒッキー」ヒソヒソ


    雪乃「あなた強いって訳じゃないんでしょ?」ヒソヒソ


    八幡「任せろ」ヒソヒソ


    八幡「ねぇお前ら誰に口聞いてるのか分かって、それ言ってんの?」


    不良「ああ?てめぇ潰すぞ?」グイッ


    八幡「お前ら葉山隼人って知ってるか?」


    不良「ああ、あの葉山だろ」


    八幡「俺そいつのダチなんだけどそれ分かって言ってのか?」


    不良「お、お前ダチ頼んのかよ?」


    八幡「友達なんて頼むもんだろ?ちょっと待ってろ」ピッピッ


    prrrr

    八幡「あ、葉山か?今なんか不良に絡まれてるんだがちょっと助けてくれないか?」

    41 = 33 :



    不良「ひっ!」


    不良B「おい、どうすんだよ葉山って強いんだろ?」


    八幡(え、そうなのか葉山さんパネェ)


    不良「わーたよ、手を引くよ」


    八幡「ならいい、とっとと帰れ」ピッ


    八幡(必殺虎の皮を被った狐)


    八幡(知り合いのコネは使えるだけ使った方がいい)


    優美子「ヒキオ………カッコ悪い」


    雪乃「ほんとね」


    結衣「なんか戦ってくれるかと思ったのに」


    八幡「ばっかお前戦う分けないだろ、痛いし」


    小町「ほんとにゴミぃちゃんだね」

    42 = 33 :

    八幡「もう帰ろうぜ、心配だから皆送るぞ」


    結衣「そうだねお願いするよ」


    雪乃「私は護身術があるからいいわ」


    優美子「でも女子1人は危ないよこんな事あった後だし」


    雪乃「そう、ならお願いするわ」


    小町「皆を心配するお兄ちゃん小町的にポイント高いよ」


    八幡「うっせ」

    43 = 33 :









    そして来た夏休み。


    八幡「あーついに来ちゃったかー……嬉しくない訳じゃ無いがなぜか無駄に潰してしまう夏休みが」


    小町「何言ってんのお兄ちゃん」


    八幡「お前は夏休み予定あんのかよ」


    小町「そりゃ、小町は予定あるよ、今日は友達の家で宿題をやるんだよ」


    八幡「そうなのか」


    小町「じゃ小町友達の家で宿題やって来るよ」ガチャ


    八幡「うぃー」

    バタンッ


    八幡「……」

    『クチヅケダイヤモンドヲー』

    八幡「……やまじょおもしろ」

    『コンナニカボソクオレソウナー』

    八幡「………?」ウルウル


    『ソレデモオレハ………ホンモノガホシイ!』

    八幡「ぐあああああ////馬鹿じゃねぇの馬鹿じゃねぇの」ジタバタ



    <ピンポーン


    八幡「誰だよ」

    44 = 33 :









    そして来た夏休み。


    八幡「あーついに来ちゃったかー……嬉しくない訳じゃ無いがなぜか無駄に潰してしまう夏休みが」


    小町「何言ってんのお兄ちゃん」


    八幡「お前は夏休み予定あんのかよ」


    小町「そりゃ、小町は予定あるよ、今日は友達の家で宿題をやるんだよ」


    八幡「そうなのか」


    小町「じゃ小町友達の家で宿題やって来るよ」ガチャ


    八幡「うぃー」

    バタンッ


    八幡「……」

    『クチヅケダイヤモンドヲー』

    八幡「……やまじょおもしろ」

    『コンナニカボソクオレソウナー』

    八幡「………?」ウルウル


    『ソレデモオレハ………ホンモノガホシイ!』

    八幡「ぐあああああ////馬鹿じゃねぇの馬鹿じゃねぇの」ジタバタ



    <ピンポーン


    八幡「誰だよ」

    45 = 33 :

    ガチャ
    八幡「なんだ>>46か」


    安価
    1雪ノ下
    2由比ヶ浜
    3三浦


    一旦落ちます

    46 :

    三浦

    48 :

    わた平塚先生

    49 :

    八幡「なんだ三浦かなんだこんな朝から」


    優美子「ヒキオ……ちょっといい?」


    八幡「おう……とりあえず中は入れよ」




    八幡「はぁ?!家出?」


    優美子「うん……」


    八幡「で理由は」


    優美子「ウチの親潔癖症でさ3日に1回掃除するくらい几帳面なんだけどさ」


    優美子「昨日掃除してる時、間違って私が一昨日買った水着を捨てちゃったみたいで」


    八幡「それでか」


    優美子「うん」


    八幡「でも三浦は親がそれをやった事は故意にじゃないって分かってんだろ?」


    優美子「うん」


    八幡「じゃお前の中では許容のできる範囲じゃないのか?」


    優美子「そうなんだけど」ワナワナ


    優美子「それがウチの親謝るどころか逆ギレしたんだし!」バンッ


    八幡「ひっ!」ビクッ


    優美子「しかも言い訳が『あんたがこまめに掃除しないからでしょ!』だって!誰もアンタみたいに潔癖症じゃないし」ウガー


    八幡「それはまた理不尽な…」


    優美子「でしょー?」

    50 :

    再開します



    優美子「ほんとムカつく」


    優美子「でも喧嘩した手前帰りづらいし」


    八幡「で、どうしろと?」


    優美子「その頼みづらいんだけど」


    八幡「なんだよ、出来ることなら力になるぞ」


    優美子「泊めてくんない?」


    八幡「ん、おういいぞ」


    優美子「えー、即答ま、まさか変な気起こして言ってんの?」


    八幡「あ?そんな事する訳ないだろ?」


    八幡「俺は訓練されたボッチだからな、俺と関わりを持った人間全員をその対象外にしてんの」


    八幡「ただちょっと待ってろかーちゃんや小町に聞いてみるから」


    優美子「あ、あんがと」


    prrrrrr

    ア、コマチカ ジツハナ

    カーチャンタノミガアンダガ


    ピッ

    八幡「これでよしと」


    八幡「おい三浦」


    優美子「な、なんだし」


    八幡「お前着替えとかあるか?」


    優美子「あ、うん一応持ってきた」


    八幡「そうか、あのさ一つ聞きたいことがあるんだが」


    優美子「?」


    八幡「何で葉山に頼らなかったんだ?」


    八幡「あいつなら泊めそうだけど」


    優美子「なんて言うか流石に隼人の家で泊まるのは……信用出来ないっていうか」


    八幡「ほー、俺は信用出来るのか」ニヤニヤ


    優美子「っ、うっさいし!」カァ/////


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