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    元スレ一夏「死にたい…」

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    401 :

    どんなルートも需要はある
    ただ血不愉(とウサ耳と酢豚)の笑えない外道さ加減がいらないんだ

    402 = 395 :

    千冬と酢豚とウサ耳嫌いだろ>>1

    403 :

    ウサ耳と血不愉で潰し合って共倒れになってくんないかな

    404 = 350 :

    千冬と鈴と束が悪なのはたまたま…


    以下シャルルート

    シャワーで一夏にばれたところから


    ガチャ

    一夏「おーい、シャルルー、ボディーソープ切れてるだろ?これ変えのやつ」

    シャルル「えっ?」

    一夏「だ…から……ここに置いておく………ッ!?」

    シャルル「えっぁ…い、一夏?」

    一夏「………」

    一夏「……これ」スッ

    シャルル「あ、ありが、と」

    一夏「………じゃあ」ガチャ

    シャルル「ま、まって!」ガシ

    一夏「はなせ!メス豚ッ!」

    シャルル「め、メス豚!?」

    一夏「ウガガガガガガガッガガガガガガ!!!」ギリギリギリギリ

    シャルル「お、落ち着いてっ!」アセアセ

    シャルル「と、とにかく話を聞いてよ!」

    一夏「犯されるッ!助けてくれーーーーッ!!!」ジタバタジタバタ

    シャルル「人聞き悪っ!犯さないよっ!」

    シャルル(ってぼく裸のまんまだよ///)カァー

    シャルル(……でも)

    一夏「ギギギギギギギギギギギギギッ!」ガリガリガリガリガリ

    シャルル「指を食うなっ!」バシッ

    シャルル(なんだかここで離したら駄目なような気がする…)

    405 = 350 :

    シャルル「と、とにかくさっ!ぼくは丸腰だし!一夏にはなにもしないしできないし!約束するからっ!」

    シャルル「いったん落ち着こう!ウェイト!オーケー?」

    一夏「……オーケー」

    シャルル「ふぅ…って…」

    一夏「」ジー

    シャルル「……一夏のえっち」

    一夏「?」


    ~風呂上り部屋

    一夏「………」

    シャルル「ごめんね騙してて…でもぼくが男のふりをするにはわけがあるんだ」

    一夏「ウガ?」

    シャルル「うん…実は…」


    シャルルは実家のこととかけっこうえぐい話をなんやかんや一夏に話した


    一夏「そ、そんなことが…」

    シャルル「……ウッ」ポロ

    一夏「な、泣くなっ!生きてりゃいいことないよ!」

    シャルル「……励ましてないよねそれ」ズズ

    一夏「しかし…ひどい親もいるもんだな…俺のところの姉といい勝負だ」

    シャルル「姉って…織村先生のこと?別段そうは見えないけれど」

    一夏「……家庭の事情は色々ある」

    シャルル「そうだね…ごめんねっ今まで騙してて…償いってわけじゃないけど…ぼくはフランスに帰ってちゃんと罰を受けるよ」

    一夏「罰?なんでだ?」

    シャルル「だって…日本の重要機密を盗もうとしたんだよ?国際問題に発展しかねない大罪だよ」

    一夏「う~ん…」

    一夏「死刑になれるのか?」

    シャルル「なれるのかって……そもそもフランスは死刑制度が廃止されてるし…」

    一夏「な、なんてかわいそうなやつだ…」ドォォォ

    シャルル「それ泣くところ!?」

    406 = 368 :

    相変わらずぶれないなこの一夏

    407 = 350 :

    一夏「死刑にもなれないのに罰だけを受けるなんて俺が許さない!」

    シャルル「一夏がそういっても…罪は罪だし…それに…女だってばれたらからたぶん強制送還されちゃうだろうし…」

    一夏「生徒手帳にこう書いてある」

    突起事項第二十一、『本学園に於ける生徒はその在学中に於いて、ありとあらゆる国家・組織・団体に帰属しない

    一夏「つまり母国が死刑を廃止していようが死刑を受けたければ千冬姉のパンツを盗めばいいんだ!」

    一夏「だからシャルルもここにいる間は国からの帰省命令に従わずにフランスの死刑制度が復活するまで待てばいいんだ!」

    シャルル「……一夏ってぼくに死んでほしいの?」

    一夏「!?」

    一夏「も、もしかして…死にたくないのか!?」

    シャルル「死にたくはないかな…」

    一夏「そ、そんな親をもっていても…死にたくならない…のか?」

    シャルル「…たしかに酷い親だ…け……ど………ッ!」

    タタタタ

    オエーッ!

    シャルル「ハァ…ハァ…」ヨロヨロヨロ

    一夏「だ、大丈夫か?映像にして思い出すと吐き気がするからテキストを読むように想起するんだ!」

    シャルル「お気遣いありがとう…」

    シャルル「…酷い親だけど…し、死にたくは、な、ないよ?」



    409 = 350 :

    シャルル「一夏もさ…どんなことがあったのか知らないけれどさ…」

    シャルル「あまり死ぬ死ぬって言うもんじゃないよ?」

    シャルル「ぼくはね。せっかくお母さんが生んで育ててくれたこの体を」

    シャルル「自分のわがままだけで終わりにしたくないんだ」

    シャルル「だから…ぼくもがんばるから…一夏もがんばろ?ね?」

    一夏「シャルル…お前ってやつは…」ジーン

    シャルル「ふふっ、でも…せっかくだけど…今日でお別れだね…」

    シャルル「一夏と過ごせたこの数日はすごく楽しかったよ?」

    シャルル「学園で初めての友達にバレちゃったのって」

    シャルル「不謹慎だけど…少し清清しい気分だよ」

    シャルル「じゃあね……一夏…今から先生に話してくるよ」スッ

    一夏「まてっ!お、俺がなんとかするっ!」

    シャルル「駄目だよ…これ以上迷惑かけられないし…」

    一夏「迷惑だなんて思ってない!俺達は友達だろ?これからゲーセン言ったり飯食いに行ったり風俗に行こうかどうかでテンション上がったり!」

    シャルル「いや…ぼく一応女だから風俗はちょっと…」

    一夏「とにかく!俺がなんとかするっ!だからお前はずっとここにいろっ!俺が守ってやるっ!」クワッ

    シャルル「い、一夏…そ、それって……///」

    410 = 350 :

    一夏「今から10分あればどうにかなるはずだ」ピッ

    prrrrrrr

    シャルル「い、一夏の気持ちはうれしいけど///……物事には順番ってものがあって///……ま、まずはデートから…ゆ、遊園地とか……観覧車にも乗ってみたいって……そ、そしたら、キ、キキキ、キス……ナンテ///」モジモジモジ

    一夏「?」

    ガチャ

    「モルヒネ!いっくーーーーーんっ!わたしだよーーーーっ!」

    「シットッ!!!いっくんからの電話に5.483秒も遅れてしまうなんて束さん人生最大の失敗だよーーーっ!」ムキーーー

    「でもでも~いっくんからわざわざ電話くれるなんてさーーーっ!人生失敗してみるもんだねーーーっ!あれ?あんま関係ないかも?」

    「で?今日はいったい束さんに何のようなの?デートなら7分後から死ぬまであいてるよーーーーっ!」

    「あっ、7分てのは今束さん入浴中なんだよね~、きゃっ!いっくんの前ではしたないっ///う~もういっくん以外のお嫁にいけないよー」シクシク

    「で?式の日取りはいつにするの~?」

    一夏「あ、あの…束さん……じ、実はお願いがありまして」ビクビク

    「なにー?和装がいいとか~?別にわたしはどっちでも~」

    一夏「実は…カクカクシカジカ」

    「…ふーん、で、その女を助けるために、この束さんに電話したと…」

    一夏「そ、そうです…」ビクビク

    411 :

    「……その女に代わってくれない?」

    一夏「えっ?…」チラ

    シャルル「?」

    一夏(さすがに電話越しじゃなにもできないだろう…)

    一夏「い、いいですけど…」

    一夏「シャルル」つデンワ

    シャルル「だ、だれから?」

    一夏「篠ノ之束博士だ」

    シャルル「えっ!?う、うそ…あのISの開発者の…」

    シャルル「も、もしもし…」

    「はーい、束さんだよー、さっそくだけどさー、テレビ電話モードにしてくれない?」

    シャルル「は、はい…」

    シャルル「一夏…どうやるの?」

    一夏「テレビ電話って…何する気だよ」ポチ

    「ハロー、見えるー?」

    シャルル「み、見えます…」

    「じゃあちょっと画面を見ててねー、あっ、いっくんは見ちゃだめだよ?…恥ずかしいから///」

    一夏「???」スス

    「………食らえっ!」ピカッ

    シャルル「っ!」ドサッ

    一夏「シャルル!」

    412 = 411 :

    「ふっふっふっ、あースッキリした~」

    「あっ、さっきの件だけどいいよー、束さんが10分で解決してあげるから♪」

    一夏「それよりシャルルになにをした!」

    「ちょ、ちょっといっくん!キャラ変わってない!?ま、前までそんなこと言う子じゃなかった…」

    一夏「いいから答えろよ!」クワ

    「ちょ、ちょっといたずらしただけだよ~、弱視になる光線を浴びせただけなんだから…」

    一夏「弱視…だと?」

    シャルル「ぅぅぅ…め、目が…」ヨロヨロ

    一夏「シャルル!」

    シャルル「あれ?一夏?どこ?…視界がぼやけて…見えないよ…」キョロキョロ

    一夏「おまえっ!」

    「ちょっとまって!まだ話は終わってないでやんす!」

    「その光線の効果は10日だから!ご都合主義光線だから!ちゃんと元通りに戻るからっ!」アセアセ

    一夏「……本当だろうな」

    「束さんウソツカナイ」キッパリ

    一夏「………」

    「ま、まぁ今回の代金だとでも思ってよ…そ、それじゃ、後はやっておくから!じゃーねー」

    ピッ

    一夏「…シャルル…ごめん…俺のせいで…」

    シャルル「へ、へいきだよっ!博士も10日で元に戻るって言ってたし…ちょ、ちょっとその間生活が不便かな?って思うくらいで…」ヨロヨロ

    一夏「シャルル……」



    ~束工房


    「やべー、いっくんマジ勇者になってたじゃん!あせったー」

    「ほんとは失明光線当てようかと思ってたけど、寸前の所で思いとどまってよかったー」ホッ

    「…あやうくちーちゃん並に嫌われる所だったよ…」

    「まぁあれでいっくんもあの女のこと嫌いになるだろうな~」クスクス

    「責任感じていっくんが世話する流れで女の汚い部分が見えちゃって介護疲れになるいっくん…」

    「そこでわたしが登場していっくんの女神となるこの天才恋愛経路変更!」

    「女のわがままは底がないからね~」

    「……やっぱ式は洋装にしよーっと」

    413 = 411 :

    今日はここまで

    ※感謝

    414 :

    シャルルートだとコイツなのか…

    415 :

    おつ

    416 :

    勢いで誤魔化されている気もするが面白い
    全キャラエンドコンプリート目指して欲しいものだ

    417 :

    今度は全員の性格がブレずに終わって欲しいところ

    418 :

    別にぶれてもいいんじゃよ

    419 = 411 :

    一夏「シャルル…ごめん…おれのせいで…」クッ

    シャルル「いいって言ってるじゃない!一夏はぼくのためにやってくれたことなんだから」

    シャルル「それに博士の言うとおり代金だと思えば安いものだよ…世界一の頭脳の持ち主に相談できたんだからさっ」

    一夏「…ぅぅぅ…」スッ

    シャルル「こ、こらっ!なにしようとしてるのっ!」オロオロ

    一夏「…死んでお詫びしようかと」

    シャルル「やめてっ!」スカッ スカッ

    シャルル「ぅぅぅ~視界がぼやけて力がでない…」

    一夏「さようなら…」

    シャルル「まっ」

    キュルルルルル

    一夏「……ん?」

    シャルル「///」

    一夏「なんだ今の音は?」

    シャルル「あ、あの…その…」

    一夏「………もしかして原の音か?原減ったのか?」

    シャルル「ち、ちがうよっ!空耳だよっ!」

    グゥゥゥゥゥ! ギュルルルルルッ! アンギャーーーォォォォ!! ラーラーラーララララーラーラー♪

    一夏「やっぱり原の音じゃないか、そういえば今何時?」

    シャルル「………そうね、だいたいね、一夏にデリカシーを期待したぼくが馬鹿だったよ…」ブツブツ

    一夏「???」

    一夏「とりあえず飯にしようか」

    420 = 411 :

    シャルル「あ、あの……」

    一夏「そうか…シャルルは今目がほとんど見えないんだったな」

    一夏「じゃあ俺がここへ持ってきて食べさせてやるよ!」

    シャルル「えっ!?い、いいよっ!持ってきてくれるのはありがたいけど…じ、自分で食べられるからっ!」

    一夏「遠慮スンナよ!10秒で戻ってくるぜ!」ピュー

    シャルル「あっ」



    一夏「持ってきたぞ!」ガチャ

    シャルル「あ、ありが……ってなんかすごく臭いんだけどっ!」

    一夏「ん?そうか?」

    一夏「そういえば今日は食堂のイベントで臭い飯体験の日とか書いてたな」

    一夏「なんでも受刑者と同じ飯を食ってその気持ちを味わうとかなんとか」

    シャルル「に、日本の受刑者はこんなご飯毎日食べてるの!?」


    プーン~


    一夏「えっと、納豆にクサヤに…デザートはドリアンか…」

    一夏「たしかにちょっと臭うのかもな」

    シャルル「ちょっとじゃないよっ!そ、そんなの食べられないからっ!」

    一夏「食わず嫌いはよくないぞ!ちゃんと食ってどれだけ食べれば致死量にいたる食材なのか見極めないと」

    シャルル「そんな情報いらないからっ!」フラフラ

    シャルル「てか一夏は大丈夫なの!?」

    一夏「おれか?おれは昔千冬姉のクサ○○○を死ぬほど○○○させられたから鼻がつぶれたんだ」

    シャルル「すごっ」

    一夏「まぁそれならさ、このかんづめだけでも食べろよ…えーっと、スーストロンミング…何語だこれ?」

    シャルル「!?」

    シャルル「い、一夏!それは空けちゃダメーーーッ!」

    一夏「えっ?」

    プシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    一夏「わっ!シェイクしたコーラみたいに液体が…ま、まぁ吹けばなんとか…」

    モワンモワンモワン

    シャルル「」ピクピクピク

    一夏「あれ?シャルル?………シャルルーーーーーーッ!」

    一夏「だ、誰がいったい!?」クッ

    421 = 411 :

    ・・・・・・・・・

    ・・・・・・

    ・・・



    シャルル「うっ…ここは…」

    一夏「起きたかシャルル…ごめんまた俺のせいで…」

    ブォォォォォ 換気扇MAX

    シャルル「だ、大丈夫…少し頭がクラクラするだけだから…」

    一夏「シャルルが息をしてなかったからいそいで人工呼吸したんだ…そしたらなんとか息を取り戻して…本当によかったよ」

    シャルル「そう…人口呼吸………っ!?」

    シャルル「じ、人口呼吸!?」

    一夏「?」

    シャルル「いや…その……い、一夏がいいんなら別に…ってそういう問題じゃなくて…でもそういう問題なのかも…」ブツブツ

    一夏「そういえばシャルルって独り言多いよな、まぁストレス発散になるらしいしおススメだけど」

    シャルル「………」

    シャルル「その呼び方イヤ」

    一夏「えっ!なんか非道いこと言った?」

    シャルル「ぼくの名前はシャルロットって言うの…お母さんがつけてくれた名前…だから呼ぶならシャルロットって呼んでほしいな…」

    一夏「シャルロット……でも急に呼び方かえると回りにバレてしまうぞ?」

    シャルル「…じゃ、じゃあ二人っきりのときだけでいいからっ」

    一夏「う~ん……ならシャルでいいんじゃないか?」

    一夏「シャルルからあだ名でそう呼んでるって周りに説明できるしさ」

    シャル「シャル…」

    一夏「い、いやか?」オソルオソル

    シャル「…すっごくいい///」

    一夏「よ、よかった」ホッ

    422 = 411 :

    一夏「ならもう寝ようか…明日はまた学校だ…死にたい…」

    シャル「うん…」

    一夏「おやすみー」グゥ

    シャル「……おやすみ、一夏」

    一夏「………」

    シャル「もう寝ちゃったの?」

    一夏「」グゥ

    シャル「ふふ……今日はいい日だったね……おやすみ…」





    ~朝

    一夏「ふぁ」

    一夏「あー、今日も朝から絶好の自殺日和だ!」

    一夏「なぁシャル!」

    カラッポ

    一夏「あれ?シャル?」

    一夏「……もう出たのか?」

    一夏「でも…あいつ目が見えないはずだよな…」

    一夏「う~ん」

    423 = 411 :

    ~教室

    一夏「結局ここにもいなかった…一体どこにいったんだ…」

    ガラガラ

    山田「みなさんおはようございます」

    山田「え、えー、今日はみんなに転校生を紹介します…」

    山田「どうぞ」

    シャル「シャルロット・デュノアです」

    一夏「!?」

    シャル「みなさんには黙っていましたが実はぼくは女なのです」

    シャル「騙していたことをまずあやまりたいと思います」

    シャル「すみませんでした」フカブカ

    シャル「今日からはまた女性としてみなさんと一緒に学んでいきたいとおもいますので」

    シャル「どうかよろしくお願いします」



    エッ?ドユコト?

    シャルルガジツハオンナ?

    ウ、ウソ…

    ………………

    一夏(シャルのやつ一体なに考えてるんだ!そんなことしたら…)


    「ていうかなによそれ?」ボソ

    「じゃあ一夏くんと一緒に同棲してたってことじゃ…」

    「それにサングラスなんかかけて…なに様?」


    一夏(や、やばいぞ…)

    シャル「………」

    424 = 411 :

    ~休み

    一夏「シャル!」

    シャル「あっ、一夏」

    ヒソヒソヒソ

    ナニアレ?アダナ?

    ケガラワシイワ!

    イロメツカッタンジャネ?


    一夏「~~~っ」

    一夏「来いッ!」グッ

    シャル「あっ」




    一夏「なに考えてるんだ!みんなに女だってばらして!強制送還されるんだぞ!」

    シャル「ごめんね…なんの相談もなしに…でも…」

    シャル「ぼくは決めたんだ…一夏といっしょに歩いていきたいって…」

    一夏「な、なに言ってんだ!それとこれとは関係ないじゃないか!放っておいても束姉がなんとかしてくれるって昨日…」

    シャル「関係なくないよっ!だってそれじゃ…ぼくは一夏と対等じゃなくなるからっ」

    一夏「対等対等ってなんの話だよ!俺達友達だろ?対等もなにもないじゃないか!」

    シャル「……友達じゃ…イヤになったから…」

    一夏「……えっ?」

    シャル「ぼく…一夏と友達じゃイヤになったの…」

    一夏「お、おい…な、なに言って……」ワナワナワナ

    シャル「あっ!ちがっ、そういう意味じゃっ」アセアセ

    一夏「………そうか……友達だと思ってたのって俺だけだったんだな……」

    シャル「一夏っ!は、話を聞いてっ!」

    一夏「…もういい……所詮男と女に友情は存在しないんだ…」

    シャル「一夏ッ!!!」

    一夏「さよなら…シャル」

    一夏「ッ!!」

    タッタッタッタ

    シャル「まって!一夏!」

    425 = 411 :

    一夏「……死にたい」

    「お、おい一夏…どうしたんだ…また元に戻ってるぞ!」

    セシリア「どうしたのでしょうか?最近はお元気になったと思ってましたのに…」

    シャル(一夏…)

    バシャァ

    シャル「ッ!?」

    「あっ、ごめんね~足がつまづいちゃって~」

    「でもちょうど良かったわ!シャルロットさんの辺りから少し臭いが漂ってたから、掃除になったんじゃない?」


    「おいっ!お前!」

    セシリア「待つのですわ!」ガシッ

    「なぜ止める!」

    セシリア「……今日はダメですわ」

    「………ちっ」


    シャル「へ、平気だよ…気にしないでっ」アハハ

    「本当ごめんね~」ケタケタケタ


    シャル「………」ビショビショ







    426 = 411 :

    シャル「」フラフラ

    ガッ

    シャル「っ」ベチャ

    「あれ?なにか足が引っかかったような…」

    「気のせいじゃない?」

    シャル「ぅぅぅ」パタパタ

    「ぷっ、なにあれ?サングラス探してんの?」

    「そこまでして格好つけたいのかね?」

    グシャ

    シャル「!?」

    「あっ、ごめんなさい!サングラス踏んづけちゃった!」

    「あちゃー弁償しなきゃね?どうせ安物でしょ?はいお金」チャリンチャリン

    「小銭で買えるでしょw」

    シャル「き、気にしないでっ」

    「へっ!」カースガ

    シャル「……」

    427 :

    学校はゾンビで溢れている!!

    428 :

    ぶっちゃけ、男女が同棲してたんだからこの展開の方が自然だよね
    程度の差はあれ

    429 :

    シャル(ま、眩しい…目が開けられないよ)フラフラフラ

    ドンッ

    シャル「きゃっ!」ドサ

    「ちょっとどこみてあるいてんのよっ!」

    シャル「ご、ごめんなさいっ!」

    「あれ?あんた確か…」

    「そうそうたしか男だって偽って一夏と同棲してたとか言うやつだ!」

    シャル「あ、あの…ご、ごめんなさいっ!い、いそいでるからっ」スクッ

    フラフラ ガンッ! フラフラ ガンッ! フラ ゴンッ!!!

    シャル「~~~~~~っ」ズキズキズキ

    「急いでるたって、なにもそんなに…てかなんで目をつぶってるのよ?あんたバカァ?」

    シャル「バ、バカじゃないよ…」ズキズキ

    「……ふぅ、ほら」グイ

    シャル「!?」

    シャル「あ、ありがと…」

    「見てらんないわね、わたしが連れてってあげるわよ、どこ行きたいのよ?」

    シャル「えっ?…でも」

    「でもとかいいから、そんなの母国だけで十分よ」

    「この時間だと大方食堂にでも行こうと思ってたんじゃないの?わたしも行くところだったからついでよ」

    シャル「………うん、お、お願いします」

    「じゃあちゃんと手握ってなさいよ」

    テクテクテク

    430 :

    ん?
    あれ、痴女…ん?
    どっか連れてってボコるの?

    431 = 429 :

    ~食堂

    ガヤガヤガヤ

    「さすがに混んどるわ」

    シャル「あ、あの…ありがと、ぼくはここでいいからっ」スッ

    「はぁ?あんた目悪いんでしょ?ならこんなところ歩けるわけないじゃない」

    「わたしが買ってあげるわよ!なに食べたいのよ?」

    シャル「い、いいよっ!そこまでしてくれなくても…」

    「うっさいボケ!いいから言うこと聞いてればいいのよあんたは!」

    シャル「うっ……じゃ、じゃあ日替わり定職を…」

    「はいはい、ならあんたは席といてよね、そこ座ってりゃいいから」

    シャル「うん…」ポス


    ガヤガヤガヤ

    シャル「………」

    「あっ、ここあいてるわよ~」ドサッ

    「よかった~、混んでるから座れないかとおもったよ~」ドカッ

    シャル「あ、あの…ここ、ぼく達が座るところで…」

    「あ?なにあんた…もしかして食堂でご飯食べる気?」

    「図々しいね~、まぁじゃないと男のフリなんかして暮らせないわよね~」

    シャル「っ」

    「あんたにお似合いの場所があるでしょ?そこで食べなさいよ」

    「個室だしね~うらやましいな~、水も出るじゃない!1階のトイレw」

    「きゃははははははっwww」

    シャル「ぼ、ぼく」フルフルフルフル


    ドカァ!

    「きゃっ!」ズシャァァ

    「ッ!?あ、あんた!なにすんのよっ!」

    「うっさいわね!わたしの席にゴミが置いてあったから退かしただけじゃない!」

    「文句あんの?」

    「ふ、ふざけないでっ!誰がゴミよ!」

    「生ゴミ?粗大ゴミ?産業廃棄物?…なんかわかんないけどさ」

    「くっさ~い息吐き出してギャーギャー騒ぐカラスのたまり場になってるようなもんなんてゴミ以外のなにになんのよ?」

    「こ、こいつ」ガバッ

    「」ヒョイ 

    ドカァ!

    「うげっ!」

    「な、なんなのこいつ!」

    432 :

    一夏絡まなきゃまともなのかこの鈴

    433 = 430 :

    ワンサマーと一緒に更正させればかなり心強い味方だな!!

    434 = 429 :


    「どうでもいいけどさ、わたし頼んだのラーメンなんだよね、ゴミはさっさと収集されてくんないかな?」

    「せ、先生に言いつけてやるっ!」

    「あ~、いいんじゃない?織村先生にでも言ってみれば?」

    「そんな度胸あるか知んないけどさ」

    「い、言ったわねっ!後悔させてやるんだからっ!覚えときなさい!」

    「ま、まって!」

    タッタッタッタッ


    「はい、あんたの分」スッ

    シャル「あ、あの…ありがと…」

    「おごらないわよ?」

    シャル「わ、わかってるっ!」ゴソゴソ

    シャル「あっ」ジャラジャラジャラ

    シャル「あわわわっ」

    「…わたしが言うのもなんだけどさ」

    「小銭大量に持ってる女ってどうなの?」ヒョイヒョイ

    シャル「こ、これは…あの…」オロオロ

    「いいからあんたは座ってなさいよ」ヒョイ


    「ふぅ、はい、こっから680円抜いておいたから」

    シャル「ありがとう…」

    「てか高いわねここの定職…ラーメン一杯で800円も取るしさっ」ズルズルズル

    「銀座にでも店構えてるつも……ん?コリャウマイ」ズルズルズルズル

    シャル「………」

    「うまいうまい」ズルズルズル

    シャル「………」

    「…食べないの?」

    シャル「あ、あの……さっきは助けてくれてありがとうっ!」

    「いつの話よ。もう忘れたわよそんなこと」ズルズル

    「いいからさっさと食べなさいよ、お昼の時間も限られてるんだからさ」ズールズール

    シャル「う、うんっ」カチャカチャ

    シャル「っ」ポロッ

    「………まったく」

    スタスタスタ

    435 = 429 :

    シャル「あっ…」

    シャル(き、嫌われちゃったかな…)

    スタスタスタ

    「はい」つパン

    シャル「えっ?」

    「しょうがないからおごってやるわよ、つーか食べられないなら定職なんて頼まないことね!」

    シャル「お、お金っ」ゴソゴソ

    ジャラジャラジャラ

    「またッ!」

    シャル「ご、ごめんなさいっ!」


    ~午後

    山田「えーでは授業を始めます…あれ?生徒Aさんと生徒Bさんは?」

    「早退しました」

    山田「具合でも悪くなったのでしょうか?」

    「さぁ?でも血がどうとか仏様がどうとか言ってましたよ」

    山田「?」

    山田「まぁみなさんも体は大切に」

    シャル「………」

    山田「えー、ではテキストの53ページを…」

    436 :

    餌食になったか……

    437 :

    鈴は良い子なのか屑なのか…

    438 :

    一夏が絡まなければいい奴なんだろ
    つまり同室なのがばれたら…
    つか一夏ちゃんと面倒みたれよw

    439 :

    友達とも仲良くしてたし、セックスジャンキーなだけで女には、ただの曲がった事が嫌いな、いい奴なんだよ。きっと。

    440 :

    >>438-439
    酢豚乙

    441 :

    >>440
    よう、千冬

    442 :

    おわたと思ってたら続ききてたーひゃほーい

    445 :

    ~放課後

    「ねぇそこのあんた」

    「わたしか?」

    「そうよ。このクラスにさ、えー…なんだっけ?そういえば名前聞いてなかったわ」

    「はぁ?」

    「金髪のエロそうなやつなんだけど呼んでくれない?」

    「なんだそれは?金髪のエロそうな……あぁ、わかった」

    「サンキュー」




    セシリア「なにか御用ですか?」

    「いやあんたじゃなくて…う~ん…なんていえばいいかな…」

    セシリア「はぁ」

    一夏「!?」ガタン!

    「一夏じゃん!久しぶり!」

    一夏「ウギギギギギギギギギギギ!」ガタンガタンガタン!

    「ど、どうした一夏!発作かっ!」アワアワ

    一夏「痴女ッ!ドラッグッ!マフィアッ!」ガタガタガタ

    「ち、痴女じゃないわよっ!……ま、まぁ薬には…ちょっと手を染めたけどさ…」

    セシリア「えぇぇ」ドンビキ

    シャル(あの人…たしかお昼の時の…)フラフラ

    「あ、いた!おーい!」ブンブン

    シャル「こ、こんにちは…」ペコ

    「あ、あいつ…マフィアの知りあいだったの!?」ヒソヒソ

    「や、やばいよ…そういえば2組じゃ結構な噂だよあのツインテール」ヒソヒソ

    「なんでも中学校の時中国マフィアにボスと繋がってて気に入らないやつは片っ端に粉塵者で犬のえさにしてたとか」ガタガタガタ

    「麻薬の密売なんかも東京のほとんどのルートはあいつが仕切ってたとか…」ブルブル

    「ど、どうしようっ!わたし達殺されちゃうよっ!」

    セシリア「…今の彼女らのお話は本当ですか?」

    「なにいってんのよ、噂でしょ!そんなもん信じるとかあんたも見かけによらずミーハーなのね」

    セシリア「いえ…そうではありませんが…」チラ

    シャル「?」

    セシリア「シャルロットさんをよろしくお願いしますわ」ペコ

    「よくわかんないけどシャルロットって言うのね…ご飯食べに行きましょ!」

    シャル「う、うん…」フラフラ

    セシリア「………」

    「どうしたのだ?」

    セシリア「いえ……世の中悪い人ってそういないのじゃないのか、と思いまして」

    「?」

    446 = 445 :

    ~食堂

    ザワザワザワ

    「あ、あいつって…」

    「そうだよ…目あわせたら殺されちゃうよっ!」

    「やっぱあんたって人気者なのね、まぁ一夏を寝取ったって話じゃみんなの反感買うのは当然だと思うけど」

    シャル「これはぼくじゃない気が…」

    「えーっととりあえず席だけど…あれ?」


    一夏「」パクパクパク


    「なんだ、一夏のほうが先についてるじゃん。あんたの足が遅いから」

    シャル「ご、ごめん」

    「いちかーっ!ここ座るわよ!」


    一夏「!?」

    一夏「痴女ッ!ドラッグッ!マフィアッ!」ガタガタガタ


    シャル「い、一夏恐がってるよっ!や、やめたほうが…」

    「うっ…あ、あのさ…一夏…」

    一夏「ギギギギギギギギギギギギ」ガリガリガリガリガリ

    「べ、別に中学のときのことを水に流せとは言わないけどさ…」

    「あ、あんたには悪いことしたと…思ってる…」

    一夏「っ!?」ピタ

    一夏「あ、あの鈴が…あ、謝ってる!?????!?!?!?!?」

    「な、なによっ!そ、そんなにおかしいこと!?」

    一夏「自分から肩ぶつけといて半殺しにして3年間天井の染みを数えさせた相手にも謝らなかった鈴が…あ、謝っているッ!!!!!!!!!!」

    「あ、あれは相手が悪いのよっ!友達を騙して運び屋させるようなやつだったからっ!」

    一夏「………用件を聞こう」

    447 = 445 :

    「いや…別に用件とかないけどさ」

    「ま、まぁあいさつくらいしてくれると…う、うれしいかなっ、なんて…」ハハッ

    一夏「………」

    「そ、それだけだから…じゃあ、あ、あっちあいてるわね、行くわよシャルロット!」

    シャル「う、うん…」フラフラ

    一夏「シャル……」

    「ん?どうしたのだ一夏?」

    セシリア「またあの方ですわね…そういえばシャルロットさんと仲がいいようですけれど…お知り合いなのでしょうか?」

    一夏「たぶん違う…」

    一夏「………」

    「」ズズズ

    「!?」

    「味噌汁がしょっぱい」


    ---------------
    ---

    ~翌日

    ラウラ(ようやく…足取りをつかんだ…)

    ラウラ(この学園にあいつが…あの織斑千冬がっ!)


    ガリュベチャクチャクチャ……


    ラウラ「なんだ…この音は…?」

    ラウラ「この部屋からだ」

    スー

    ラウラ「ッ!?」

    ラウラ「な、なんだこの酷い悪臭はッ!」

    千冬「ペチャペチャグチュグチュ」

    生徒「」死ーん

    ラウラ「あ、あいつだ…」

    ラウラ「まさか…人を…食ってやがるっ!」

    千冬「ジュルルルルルッ!ぶはぁ!」

    ラウラ「……化け物め」

    ラウラ「無防備にこのわたしに背中を空けている!」

    ラウラ「殺るならっ!今っ!」チャキ

    ダッ

    千冬「………」

    千冬「………グヘヘヘヘ」

    448 :

    鈴かわええ
    千冬輪をかけて酷くなってやがるw

    449 :

    いったい>>1は千冬をどこに向かわせたいのか

    450 :

    関係ないけど血不輸にいじめられるクラリッサかわいい


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