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元スレ八幡「なんだか間違っている気がする…」

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601 :


- 奉仕部部室 -

ピッ フォォォォン

八幡「さむいさむいさむいさむいさむい…」ガタガタ

八幡「なんでこー、ココのエアコンの立ち上がりはノンビリなんですかねぇ…」ガタガタ

八幡「我慢我慢我慢…」ガタガタ


コンコンッ


八幡「(何だよこのクソ寒い時に…っていうか誰だ?城廻先輩なら声掛けてきそうなんだが…まさかの依頼者?…ないよな?)」

コンコンッ

八幡「(……これは黙ってれば居なくなってくれたりしませんかね…)」イキヲコロス

??「あのさー、居るんでしょ?入るよ」

八幡「ちょ」


沙希「何居留守とかしようとしてんの?バカなの?」

八幡「お前は…っ!…川…なんとか!」

沙希「アンタさぁ、いつもんそれ言ってるけど、面白いつもり?」

八幡「…スマン、マジでなんか出づらいだけだ」

沙希「そっちのほうが余計にムカつく」ギンッ

八幡「うぉ、じょ、冗談だよ切れんなよ」

沙希「…切れてないし」プイッ

八幡「(ああもうメンドクセー…ってかなんでコイツここ来たんだ?依頼?)」

沙希「…何?」

八幡「それは俺のセリフなんだけど。何?依頼?あいにく今は雪ノ下いないから引き受けられんぞ」

沙希「知ってるよ。別に、あたしは依頼で来た訳じゃない」

八幡「じゃ何?…まさか俺を始末しようと?!」

沙希「アンタあたしをどんな目で見てるんだよ。…ほら」ヒョイッ

八幡「うおっ!いきなり何を投げて…ってこれは!!!」キャッチ!

八幡「MAXXコーヒー!しかもHOT!!!」ガガーン

沙希「……///」プイッ

八幡「えっと、意味が分からん。何故に俺に」

沙希「あ、アンタ、いつもそれ飲んでるから…その、す、好きなんでしょ///」

八幡「そりゃ好きだけど。ん?いやいや、俺が聞きたいのはそこじゃなくって…どうして俺にくれんの?まさか新手のカツアゲ?!」

沙希「なんでアタシがアンタをカツアゲしなきゃいけないんだよ。さっきからなんか失礼だな」ムスッ

八幡「え、だって謂れの無い親切ってこの世の中にはないんでそ?裏があるのが常だと俺は考えるし」

沙希「…アンタさぁ、たまには素直に人の親切を受けとんなよ。そんなんで生きてて悲しくない?」

八幡「ほっとけ。もう慣れた。で、ホントのトコはなんなんだよ」

沙希「……」

八幡「川崎?やっぱり何か企んでるか?」

沙希「あ…アンタがびしょ濡れで、寒そうだったから…買っただけだし///!も、文句あるか!?///」カオマッカー!

八幡「(えええ…なにその回答…予想の斜め上過ぎるんですけど…)」

602 = 601 :


沙希「何だよ…い、要らないんなら返せ」

八幡「あ、いやスマン。要る。ってことは、つまり…そ、そのだな…」

沙希「何?」

八幡「い、いやなんでもない。えーっと、その…それじゃあ、ご親切に甘えさせていただくとするというか…」

沙希「軽く上からきてる気がするんだけど。あのさぁ、こーゆー時って、もっとなんかないの?言う言葉」

八幡「……」

沙希「子供かよ」

八幡「…あ、…ありがとう///」

沙希「ふん、言えるじゃんか///」

八幡「(ええぃ、なんだからしくない事している気がする!めっちゃはずい!はずすぎる!///)」カシュ ゴクゴク

八幡「くそっ、旨い!あったまるぜ…」プハー

沙希「そ。良かった」

八幡「」ドキーン

八幡「(いやいや、なんですかこの空気?!落ち着け、落ち着け俺///)」ゴクゴク

沙希「そ、それにしてもさ…凄いびしょびしょだな」

八幡「ん?ああ、なぜか雪合戦に巻き込まれたからな。でもさっきよりは乾いてきたからだいぶマシになった」

沙希「そ、そうか…でも、マフラーは流石にダメだろ…」

八幡「ああ…そりゃあな。すげえ水吸ってるし、流石にビニール袋に入れて持って帰るわ」

沙希「寒くない?」

八幡「そりゃ寒いだろ。マフラーしてても寒いのに、なしでこの雪の中帰るんだから」

沙希「そ、そうだよね……」ゴニョゴニョ

八幡「何?…まさか新手の精神攻撃?悲惨な状況で帰る破目になった事をあえて思い出させてストレスを俺に与えるつもり?」

沙希「そ、そんな訳ないだろ!…その、…これっ!///」

八幡「は?」

沙希「や、やるよ!///」マッカー!

八幡「え?」

沙希「な、なんだよ。帰り寒いとか言ってたから、あ、余ってるのアンタに上げるって言ってるんだけど!不満?!」ムキーッ

八幡「え、いやいやいや、余ってるって、これ…」

沙希「なによ!」

八幡「マフラー、だよな?」

沙希「そうだけど」

八幡「余るくらい持ち歩いてんの?川崎」

沙希「きょ、今日はたまたまだ///」

八幡「しかも、これ…」

沙希「……///」

八幡「手編み、だよな」

沙希「い、いちいち声に出すな///!見れば分かるだろっ///!」

八幡「す、スマン…あまりの状況に、まだ理解が追いついてなくてな(ドユコトー!!)」

沙希「ふんっ///」

603 = 601 :


沙希「(言えない…実はこっちを渡したくて学校まで来たなんて絶対言えない///)」カーッ

八幡「えっと、その…俺こーゆーの貰った事無いから良くわかんないんだけど。俺、手持ちあんまないぞ」

沙希「は?」

八幡「え?流石に缶コーヒーじゃあるまいし、タダじゃないだろ。とりあえずお買い上げって流れじゃないのか?」

沙希「」

八幡「何だよ」

沙希「あんたってさ、ホント悲しい思考してんだな…」ハァ

八幡「悪かったな」

沙希「おまけに分かってるくせにわざとそんな事言ってる気がするトコとか、マジありえないね」

八幡「……ほっとけ。言ってる意味良く分からん」

沙希「どーだか。…それは、あたしからアンタへのプレゼントみたいなものだから、別にお金とか取らないよ。好きに使えば?」

八幡「何でだよ。理由がないだろ」

沙希「なんだかんだ大志のこととか、結構アンタには世話になってるからさ。そのカリを少しだけ返したくなったんだよ。だから、気にしなくていい」

八幡「………」

沙希「何?まだ文句ある?」

八幡「一応、分かった」

沙希「一応って」ハァ

八幡「とりあえず、帰り道寒いし…マフラーくれるって言うんなら貰おう。貸し借りナシでな。その代わり、あとで返せとか言っても返さないからな!」

沙希「言わないよ」

八幡「ならいい」


八幡「(川崎がくれたのは、紺無地のマフラー。かなりのクオリティで、俺が家から巻いてきたものと結構な差がある)」

八幡「(とりあえず、よけいな事を考えるとまた変なコトになりそうな気配がするので、ここは素直に受け取っておこう)」


八幡「ん?」シュルシュル マキマキー

沙希「なんだよ」ソワソワ

八幡「あのさ、これ…なんか長くない?うすうす感じてたけど、巻いてみると桜新町の町長がやってるぐらいの長さなんだけど」

沙希「ま、巻き方がおかしいんだろ///」ドキドキ

八幡「え、いや、巻き方とかそんなん関係ナシに長いだろコレ」

沙希「じゃ、じゃああたしが巻いてあげるから。ちょっと見せてみてよ///」ドキドキ

八幡「え、いやいいよ。自分で巻けるし」

沙希「いいから!!」クワッ

八幡「ヒッ…」


~ * 川崎さん、ヒッキーに巻き巻き中 ~


沙希「こ、これでいいだろ」

八幡「いや、やっぱり長いって!何この全力で余ってる感!この余り感さっきより酷いんだけど!どーすりゃいいんだよこれ!」ガビーン

沙希「そ、その余ってるトコにも、実は意味があるんだ///」ポッ

八幡「はい?ってあれ、川崎さん、なんでせう?なぜ近づいてくるの」

沙希「こ、これは…こうやって使う…///」カァーッ

八幡「(そう言って川崎は、だらしなく余っていたマフラーの端を手に取り、自分の首に巻いて俺に寄り添ってきた)」アンビリーバボー!

605 :

さきさきかわいい

606 :


チッチッチッチッチッチッ…

八幡「……」

沙希「………///」

八幡「……」

沙希「……///」

八幡「(アホみたいに長いマフラーを男女二人で巻く…頭の悪そうなスイーツ(笑)映画やらファンタジー全開な漫画でしか見れない架空の現象)」
八幡「(少なくとも俺には一生縁の無いものだと思っていた)」

沙希「……なんだよ…なんか言えよ…///」モジモジ

八幡「(なのになんでこんな事になってんのォォォ!)」ガガ-ン

沙希「うぅ…///」モジモジ
沙希「(やばい。、何やってんだあたし…。勢いに任せてやってみたけど、凄い恥ずかしい…///)」カーッ

八幡「あ…えっと…」

沙希「…何///?」

八幡「ち…近くない…?」

沙希「……」

八幡「……あー、えっと…」

沙希「///」バシバシッ

八幡「いってぇ!叩くな!だって事実だろ!」

沙希「あ、アンタは、こーゆーの…嫌なの?…」ウツムキ

八幡「い、いや、嫌っていうか俺こーゆーのやった事ないし!落ち着かないんだよマジで」

沙希「嫌…?」

八幡「だ、だから近いって!ドキドキすんだろが!」

沙希「へっ…?」

八幡「あ」

沙希「……」

八幡「………なんだよ」

沙希「ぷっ!あははははははっ///」

八幡「…わ、笑うなよ…てかぼっちなんだから当然だろうが///」

沙希「アンタってさ、ひねてるくせにうぶだよな///」フフフフフフ

八幡「くっ!ってかなんなんだこの状況!!///」

沙希「で、初めての感想は?」

八幡「はっ?」

沙希「女とこんな事したことないんでしょ?どう?」

八幡「言えるかァッ!!///」

沙希「ふふふ、アンタ面白いね///」

八幡「(くっ///なんだコイツ!!訳わかんねぇ!!肌白いし!まつげ長いし!泣き黒子エロいし!なんかいい匂いだし!!」

沙希「ぅえっ///」

八幡「……なんだよ!なんなんですかァ!」

沙希「えと…アンタ…そんな風にあたしの事みてたの///?」ポッ

八幡「(声出ちゃってたァァァァァァァァァ!!!!!)」シニターイ!

607 = 606 :


沙希「うう…///…えっと、……///」モジモジ

八幡「(もうなんだコレ!何の羞恥プレイ?!ぐぉぉぉぉ///…ダレカタスケテー!!!!)」

めぐり「ごめんね比企谷くんっ!タオルもって来たよーっ!」ガラッ

八幡「あ」
沙希「え」

めぐり「さ、これで拭い……あ、あれ…?えっと…」

八幡「」
沙希「///」

めぐり「え、えと…」ジワッ

めぐり「わたし、お邪魔だったかな…」ウルウル

八幡「(まためんどくさい方向に転んだァァァァァァァァ!!!!)」ガガーン

608 :

さきさきかわいい

610 :

これで修羅場になるって訳ですね。さがみんも変な所で乱入しそう。

611 :

めぐり「ふぇ…ぐすっ」ウルリ

八幡「お、落ち着いてください城廻先輩!別に邪魔なんかじゃありません!あー、えっとタオル助かります!」
沙希「きゃっ!」

八幡「おい変な声出すな」

沙希「あのさアンタバカなの?一緒にマフラー巻いてるんだから、急に立ったら引っ張られて苦しいんだけど」

八幡「じゃあ外せ」

沙希「……やだ///」

めぐり「やっぱり私お邪魔虫だよぅー!ふぇぇぇぇん!!!」ビービー!

八幡「先輩泣いちゃったじゃねぇか!川崎とっとと外せ!」

沙希「…アンタは、やっぱりこーゆーの嫌…?」ポツリ

八幡「そんなこと言ってる場合か!ああもう騒ぎがでかくなるとまためんどくさくなる!」

沙希「…嫌なんだ」

八幡「ぅ…だから別に嫌だとは…」

沙希「悪かったね。なんか変なコトしちゃってさ」ドンヨリ

八幡「……別に嫌じゃないけどな」ボソッ

沙希「///!」パァァ
めぐり「?!?!」ガーン!

八幡「……な、何だよ…///」

沙希「ふふっ、やっぱアンタキモイよ///」テレテレ

めぐり「ふぇぇぇぇぇぇぇぇん(泣)!!!!」ビービー!

八幡「ああもうっ!なんで収集つかないほうに転がってくかなァァ!!!」

めぐり「ふぇぇぇぇぇぇぇぇん(泣)!!!!」ビービー!

八幡「くっ、こうなったら…度々すみませんっ!城廻先輩!」ババッ

めぐり「ふぇぇぇぇぇぇぇ…はわっ!」ピタッ

八幡「(使いたくは無かったがそうは言っても居られない!後の面倒よりも今の状況打開を俺は選ぶっ!!!)」ナデナデナデナデ…

めぐり「はわ…ふぁ……………えへへ///」トローン

沙希「…………」

八幡「…………」ナデナデナデナデ

めぐり「えへへ///」ニコニコ

沙希「あのさぁ、比企谷」

八幡「何だ川崎」ナデナデ

めぐり「♪」ニコニコ

沙希「アンタ、先輩になにしてんの」イララッ

八幡「…泣く子をあやしてる」ナデナデ

めぐり「///」ポッ

沙希「セクハラだろそれ」

八幡「言うな見るな憶えるな。記憶から抹消しろマジで」ナデナデ

沙希「手離しなよマジで」

めぐり「喧嘩はだめだよー」ニコニコ

沙希「……ふんっ」グイッ

八幡「ぐぇっ!?…ゲホゲホ! おい、マフラーひっぱんな!いてぇっつーの!」

612 = 611 :


めぐり「わぁぁ!ほ、ホントに喧嘩は駄目だよっ!?」オロオロ

沙希「先輩、喧嘩はしてません。教育的指導です」

めぐり「そ、そっか…なら仕方ないね!」ナットクー

八幡「いや言い掛かり甚だしいし。完全被害者に教育的指導ってどんだけ理不尽だよ」

沙希「セクハラに対しての罰にしては軽過ぎだけどね」

八幡「セクハラ前提で話を進めるな」

めぐり「川崎さん、だよね?えっと、セクハラじゃないから大丈夫だよ!」

八幡「ほら先輩もそう言ってるだろが」

めぐり「比企谷くんのなでなではね、すっごく気持ちいいんだよ♪」ポッ

沙希「やっぱりセクハラ」

八幡「もーヤメテー!!」

めぐり「それにしても、二人はどうしてその状態(マフラー恋人巻き状態)に?」ハテナ?

八幡「ああ…別にそんなんどーでもいいですよ」ガックリ

沙希「…………実は」カクカクシカジカ
めぐり「ふんふんふむふむ…」

------------------

めぐり「なんだ、そんなコトだったんだ!だったら大丈夫!」

沙希「は?」

めぐり「比企谷くんっ」クルッ

八幡「はい…なんでしょう」ゲッソリ

めぐり「私がやってあげるっ!」

八幡「は?」

めぐり「だから、川崎さんとしてるソレっ!」

八幡「それって?」

めぐり「だから、そ、その……コイビト巻き!私としよっ///」マッカー

八幡「はィィィ?」
沙希「ちょ…先輩?!」

めぐり「大丈夫、無理に川崎さんにしてもらわなくても、私がしてあげるからっ!誰にもしてもらえないなんて事はないよっ!す、少なくとも、私は…比企谷くんと、シたいな///?」ポッ

八幡「うん意味が分からない」
沙希「ちょっ…先輩」

めぐり「さ、さぁ///善は急げ、だよ?」

八幡「ちょ、ちょちょちょっと!!!」

沙希「きゃっ!?無理に引っ張るな!」


-------------------

めぐり「えっへへー♪」ニコニコ

沙希「……」ムスッ

八幡「(今度は城廻先輩とコイビト巻きを部室でする羽目になった…なぜか川崎の目がすごく怖いのは見なかったふりをしてやり過ごそう)」

めぐり「ねぇねぇ、比企谷くんっ。ど、どうかな///?」ポッ

沙希「嫌なら断ればいいのに」

めぐり「え…えと、比企谷くん、こーゆーの…嫌?」

八幡「どーなんでしょーね……」

614 :

女の子から貰ったマフラーで
他の女の子と恋人巻きとか
下衆の極みだなw

615 :

しかも本人の目の前で

616 :

ここしばらく単発ネタだったから忘れてたけど、最初の話はまだ2日しか経ってないんだよな

ミュラーの逆襲はよ

617 :

折本はここに来るのか?

618 :

もう1ヶ月か

619 :

投下お願いします

621 :

もう一ヶ月もたってもうた…orz マジで猛省
見てくれてた人にもーしわけない

一応明日というか今日の晩辺りに投下予定
とりあえずの生存報告シタッ!

622 :

>>621
よっしゃ全裸待機

624 = 621 :

あぶねぇ今日が終わっちまうトコだったぜ!
という訳で帰宅。
眠い、眠いよパトラッシュ…

625 :

お疲れさん
頑張ってくれ

626 = 621 :


めぐり「あ、あの…やっぱりイヤ、かな?」ドヨーン

沙希「イヤだね。私には分かる」

八幡「うん川崎さん。空気を読もうね、空気」

沙希「あのさぁ比企谷。他の娘から貰ったものを、別の娘と使うってどう思う?」

八幡「なんだそりゃ?最低でそ」

沙希「だったらとっとと離れろよ」

八幡「それが出来たら苦労しないの!大体人からモノをもらう事自体が久しぶりすぎて感覚がおかしく…って何言わせやがる」

沙希「アンタってさ、自分の事は凄く雑に扱うのに、他人に対しては意外と気を遣ってるよね」

八幡「はぁ?…そんなことねーよ」

沙希「ふふ、どうだか」

めぐり「ふぇぇ…やっぱり私邪魔だよぅ」

沙希「否定は出来ませんね」

八幡「言い切りやがったこの女!!!」

めぐり「がーん!」

八幡「と、とにかく先輩。俺の事より先輩に変な噂が立ったら悪いですし、誰かに見られる前に離れてください!」

めぐり「ふぇ?そんなこと気にしないよ?むしろ、比企谷くんと噂になったら…嬉しいかも///」

八幡「は?」

めぐり「はわっ!言っちゃったよぅ!!!恥ずかしい~~~~///」

沙希「」イラッ

八幡「聞こえないなにも聞こえない…え、なんだって?」

めぐり「聞こえてるくせにぃ!やだ恥ずかしいよう!!///」キャー!

沙希「ぶりっ子うざすぎ」

めぐり「ふふ、川崎さん、うらやましいのかな?」ニコリ

沙希「はぁ?!///何言ってるんですか!!!」

めぐり「うらやましいならうらやましいって言えばいいのにw」

沙希「べ、別にうらやましくなんか…///」

めぐり「うらやましいんでしょ?」

沙希「あ、あたしは…」

めぐり「このマフラー、かなり長いから、…三人で巻けそうかも」

沙希「!!」

八幡「もしもーし!当事者置いてきぼりですよーい!!」

めぐり「ね、どうする?」

沙希「………」プルプル

めぐり「か・わ・さ・き・さん♪」

沙希「」クワッ!


------------------------------------

めぐり「えへへ///ねー、比企谷くん」

八幡「」

めぐり「やっぱり三人だと、すっごくあったかいね!」

627 :

おお、来てたか

628 :

待ってた甲斐があった…

629 :


八幡「(どうしてこうなった…)」

めぐり「♪」ニコニコ
沙希「///」モフモフ クンクン

八幡「(川崎のつややかな長い髪と城廻先輩のふわふわな髪が俺の首筋に触れてぞわぞわする///あ、いい匂い…じゃねぇ!)」

八幡「(とりあえずクールになれ俺。落ち着け、そうKOOLに…)」スーハースーハー

めぐり「やん///」ピクッ

八幡「!?」ビククーン

めぐり「比企谷くんの息、くすぐったいよぅ///」ポッ

八幡「(ホゲーーー!!!)」

沙希「!」ムカッ ツネリッ

八幡「いってぇ!川崎なにしやがる!」

沙希「…」ツーン モフモフクンクン


八幡「(左には俺の肩に頭を預けつつマフラーを巻く城廻先輩…右には脇に抱きついてる川崎。照れているのか桜新町の町長が照れたときの如く顔を隠すようにマフラーに埋もれている。ていうかホント長いなこのマフラー!!)」

八幡「(さて、どうすればいい。なぜかひっついているこの二人…放置していても死亡フラグしかみえん。とっとと追っ払い、俺も帰るのが吉。ならどう引き剥がす?)」

八幡「(…屁でもこくか?いや、いくらダーティな手際に定評のある俺でも越えちゃいけないラインだそれは。屁企谷くんとか呼ばれたくない)」

八幡「(どうすればいい…どうすれば…んぅぃ?!)」ビクンッ

沙希「///」スリスリ ムニュムニュ
めぐり「えへへへ///」ムニュリ

八幡「(もっとくっついてきたァァァァ!!!!って俺の体の左右からそらやわらかいものがくっついてるぅ!!///)」オパーイ!

めぐり「えへへ///比企谷くん…///」ポーッ スリスリ ムニュムニュ
沙希「ハァハァハァ…///」クンカクンカスリスリ ムニュニューン

八幡「…………」ケンジャー
八幡「(アカン)」

八幡「(いくら捻くれた俺でも、ぼっちを至宝とする俺でも、……この状態は不味い。だって男はみんなおっぱい大好きだし。それが突然4つも擦り付けられたら、ッハハ、そらおかしくもなりますわ)」

八幡「(なにこいつら。触って欲しいの?だったら触ってやろうじゃねぇか!ってダメだろ俺!!)」

八幡「(おかしいのはこの二人だけ。俺がおかしくなったらますます収集がつかなくなる。というか、刻一刻と嫌な予感が近づいてる気がする…!!!今すべきなのは、おっぱい比べや探求じゃあない。この二人を引き剥がし、この場を離脱する事だ!!!)」クワッ

沙希「ハァ、ハァ、ハァ…///ンッ」クンクンスリスリ ムニュムニュポヨポヨ
めぐり「はぅ…///えへへ///」キュッ スリスリ ムニュムニュ

八幡「(……なにこの二人すごいいやらしい顔)」ドキーン

八幡「(っま、まさかマジで触っていいのか…?いやそれは無い!…でも待てよ?)」ムラムラオリムラ

八幡「(普通なんとも思っていない異性からいきなり胸なんか触られたら、絶対に不快だし拒絶する。そんなことしてなくても俺なんか拒絶されるんだから、間違いない!)」

八幡「(つまり、この二人の胸を揉めば!!流石に俺から離れ、目が覚めて拒絶と軽蔑の眼差しをぶつけてくる事請け合い!!)」ナイスアイディア!

八幡「(もしかしたら揉企谷なんて呼ばれ、校内中で噂されるようになるかもしれないが、事態を打開し、屁企谷と呼ばれるよりはマシだ!!!)」

八幡「(だから…!!!俺は!!!)」
八幡「(この二人のおっぱいを、揉む!!!!!)」ドギャーーーン!!!


……そう覚悟した途端、八幡の頭の中は、それまで鬱屈し、錯綜し、混沌としていたのが嘘のように静まった。
まるで悟りを開いた僧侶のように、その顔には一切の迷いも無く。
左に寄り添う城廻めぐりの乳房を左手で。
右にしがみつく川崎沙希の乳房を右手で。

ゆっくりと、質感を確かめる-まるでソムリエのように。
優雅に、優しく。それでいて激しく。
揉みしだいた。

めぐり「ひゃぁ!///んっ、ちょ、ああああああん///」ビクビク ビクーン!!
沙希「ぅあ!!あんっ///ちょ、ちょっと、ひき、ああああああああぁぁぁ///」プシュッ チョロロロ

八幡「(チョー柔らかい!すごい、人類凄い!!!)」モミモミモミモミ ムニュムニュムニュムニュ

630 :

勢いにワロタ

631 :

漏らしたw奴がいる

632 :

屁の方が事後のダメージ少ないだろとか考えながら読んでたけど勢いとその後の冷静な文でワロタ

633 :

続きはよ

634 :

めぐめぐとさきさきではどっちが大きいんだろう

635 :

>>634
沙希沙希の圧勝

636 :

めぐりんかわいいろはすぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

637 :

確かに沙希の方が圧勝だな。

639 :


八幡「(どちらも甲乙付けがたい触り心地…これは小町では無理な境地!!すばらっ!)」モミモミムニュムニュ

めぐり「やっ、あぅ、ひきがやくんっ///だめぇ///」トローン

沙希「ひぐっ、ちょ、ちょとま、って、てば!///やだっ///」ビクビクッ

八幡「(めぐり先輩の触り心地…これはブラのワイヤーがソフトタイプなモノと見た!ブラ自体が触感を邪魔していない!)」モミモミ

めぐり「ひゃんっ///え、えっちぃ///」

八幡「(対して川崎は、バストの形をきっちりと保つためにブラのワイヤーが固め…当たり前だ、めぐり先輩よりもおっぱいデカイもんね!しかしそうすると、これはもみしだくよりもポヨポヨ撫でるのが良い感じだな…)」ポユンポユン

沙希「はぅ…きゅ、急に優しく…///」ピクピク

八幡「(って、ん??何か俺、重大な事を忘れている気が…ん?)」クンクン

沙希「な、なんっ、だよ…///」ハァハァ

八幡「あー、あのさ、その、川崎?もしかしてなんだけど…」

沙希「な、何?///」ハァハァ

八幡「あのさ……その、…………漏らした?」
沙希「」

めぐり「え、ちょ、比企谷くんそれ聞いちゃうの?」

沙希「」

八幡「い、いや、その…気になった、というか、…」ドキドキ

沙希「」

八幡「か、川崎…?えーと、その、だな…大丈夫か?」

沙希「う」

八幡「う?」
めぐり「う?」


沙希「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっ!」ピギャー

八幡「泣いたァァァ!!!」ガビーン

沙希「だって、だって、比企谷が、あたしの胸もむからぁ!ぐすっ、びっくりして、ひぐっ!」ワーン

八幡「ぐっ!い、いや、その件に関してはホント釈明できないが」

沙希「比企谷のせいだもん!!ぐすっ、も、もう、ぐすっ、およめにいけない…うわぁぁぁあぁん!!」

八幡「ちょ、ちょと!キャラ変わってますよ川崎さん!!と、とりあえず何か拭く物を…」

めぐり「あ、わたしが持ってきたタオルがあるよ!!!」

八幡「さすが城廻先輩!!助かります!ほら川崎、これでとりあえず顔とか下着…ゴホゴホッ!!い、いろいろ拭け!」

沙希「ひぐっ…ぐすっ」モゾモゾ

八幡「(あ、スカートにタオル入れた…やっぱマジで漏れてたんか///)」

めぐり「!!もう、比企谷くん!見ちゃダメ!!」グイッ

八幡「ぐはっ!!!く、首が!!急に俺の首を振り向かせないで下さい!!」グキリコ

めぐり「いくら何でも、女の子のそんなトコ見ちゃダメッ!」プンスカ

沙希「ぐすっ…」フキフキモゾモゾ

八幡「い、いや…その…すんません」

めぐり「分かればよろしい。えっと、川崎さんだいじょうぶ?」

沙希「……ぐすっ」コクリ

八幡「ま、まあ、その、俺が全面的に悪いし?俺は全然気にして無いから、その、川崎も気にするな」ドキドキビクビク

沙希「…そんなの嘘だ…ぐすっ」ポロポロ

640 :

待ってた!

641 = 639 :

八幡「いや、ホント気にして無いから。むしろお前が気にしてると逆に気になるから気にするな」

沙希「なにそれ…わけわかんない…」グスグス

めぐり「と、とにかく!川崎さんも忘れたほうがいいよ!事故だし、仕方ないよ!」ワタワタ

沙希「…先輩はいいですよね、比企谷の前で漏らしたりしてないから…」ポロポロ

めぐり「そ、それは…」

沙希「高2にもなって、男子のそばでお漏らしとか、女子力ゼロどころか終わってるし…ぐすっ」ポロポロ

八幡「い、いやぁ…そんな事はないんじゃないか?」

沙希「比企谷だって、そう思ってるんでしょ?ぐすっ、そりゃそうよね。お漏らし女なんて最低だから」シクシク

八幡「い、いや~~、どうだろうな~~?その、普段は見れない痴態を見て男は興奮することもあるし?って何言ってんだ俺」

めぐり「比企谷くん……それはさすがにデリカシー無さ過ぎだよ」

沙希「そんなの極一部でしょ!!ぐすっ、じゃ、じゃあ何?比企谷もそうだって言うの!」

八幡「い、いや俺は…」

沙希「こっち向きなよ!」グイッ

八幡「ぐぇっ!!だ、だから急に俺の首をだな!」

沙希「…ぐす、比企谷、あたしの事軽蔑した…?」ポロポロ

八幡「い、いや別に…(うぉ、泣き顔の川崎…なんか色っぽい///)」ドキドキ

沙希「やっぱり、…お、お漏らし女なんて嫌い?」

八幡「いや…別にキライとかそんな事はないけどな…///」ドキドキ

沙希「じゃ、じゃあ…ひ、比企谷は…その、あたしが漏らしたの、…こ、興奮した…?」ポッ

八幡「うっ…」

沙希「……やっぱ比企谷は興奮しないんだ…そりゃそうだよね、そんなの変態だもんね…ぐすっ…えぐっ」ポロポロ

八幡「い、いや、そのだな、泣くなよ川崎…」

沙希「うえぇぇぇぇん」ポロポロ

八幡「…くそ、」

沙希「ぐすっ、ひぐっ…」ワーン

八幡「………たよ」

沙希「ぐすっ…何…」

八幡「だから興奮したよ!したって言ってんだよ!!ああもう俺は変態だよそりゃそうだよだってクラスメイトの美人な女子が俺の隣で漏らしたなんて聞いたらそら興奮するだろうよ悪いかよああもうコンチクショー!!!」クワッ

沙希「……」

八幡「笑えよ……笑いたきゃ笑え…」ハァハァ

沙希「……変態///」クスッ

八幡「ほっといてくれ…死にたい…」ズーン

沙希「…あたしが聞いたことなんだし、気にしないからさ。誰かに話したりしないよ。そ、それより、比企谷///」

八幡「何だよ…」ズーン

沙希「お漏らしするような女の子、キライ?」

八幡「興奮する。って何度も言わせんなバカヤロー…」ズーン

沙希「お漏らしするような嫁、スキ?///」

八幡「だから興奮する、って何?嫁??」

沙希「…取り乱して悪かったよ。その、ゴメン///」ポッ

八幡「は?あ、ああ、まぁ気にするな。それより嫁って」

642 :

可愛い娘のおしっこシーンは興奮する

643 :

乳揉んだ事にはつっこまないのか

644 = 639 :


沙希「言わせんな恥ずかしい///……そうだよね、あたしの事『愛してる』比企谷なんだから、信じないとね///」イヤンイヤン

八幡「えなにそれ怖い。俺そんな事言ったっけ」

沙希「言ったじゃんか///文化祭の時。あのことは忘れないんだからな///この変態」テレテレ

八幡「言ったっけ…って変態って罵倒するな」

沙希「女子のお漏らしに興奮するんでしょ?」

八幡「いやそれはお前だから」

沙希「やだ///もう、比企谷ったらぁ///」ポッ

八幡「ダメだ川崎さんが壊れた」

めぐり「ちょっとぉ!比企谷くんどーゆー事!!川崎さんに何告白してるの!」プンスカ!

八幡「いや、俺もよく分かりません。というか告白していません」

沙希「したじゃんか///もう、比企谷は捻くれてるな~///」テレテレ

めぐり「うううう!!!」

八幡「川崎、泣き止んだのはいいけど変な事言ってんじゃねぇ。あと城廻先輩落ち着いてください」

めぐり「比企谷くんはお漏らしする女の子が好き…川崎さんはお漏らししたからストライク…」ブツブツ

沙希「///」

八幡「城廻先輩?ちょっと目がヤバイですよ」

めぐり「比企谷くん!!」クワッ

八幡「ハィ?!」

めぐり「わた、わたしも…///…するっ」

八幡「は?」

めぐり「だ、だから…っわたしも、比企谷くんにお漏らし、みせる!!!///」

八幡「ハィィィィィ?!!!!」ガガーン

めぐり「大丈夫、比企谷くんの嗜好に合わせられるからわたし///」

八幡「(そういって城廻先輩は立ち上がり、座ったままの俺の目線の先で恥ずかしそうに顔を染め、少しだけスカートのすそを持ち上げた)」
八幡「(どうやら立ちション…もとい、立ちお漏らしを見せようとしているようだ)」

沙希「!!比企谷、みちゃダメ!!」ギュー!

八幡「いってぇ!!つねるな腕を引っ張るな!!!」

沙希「それ浮気だからな!!」

八幡「何が浮気だ!付き合った事実がまず無いだろうが!!」

沙希「あたしを辱めたくせによくそんな事いけしゃーしゃーと言えるな!!」ギュー

めぐり「ハァハァ…恥ずかしいようぅ///…比企谷くん、見て…?」プルプル

八幡「ちょ、いやマジで先輩!落ち着いてください!」

めぐり「も、もっと近くで見て?///」キュッ

八幡「(そう言って先輩は俺の頭に手を沿え、自分の股間に引き寄せた)」

沙希「ひきがやっ!!!ダメッ!!!」チュー

八幡「うぃぉ?!ちょ、お前どこに何してくれてんの!?」

沙希「むぐむぐ、むむむむーー!(比企谷、先輩から離れて!!!)」チュー

八幡「く、首に吸い付くなァ!!!あふんっ///」

めぐり「ふ、はぅ…///もうちょっとだから、比企谷くん///」ハァハァ

八幡「先輩も川崎も落ちつけェェェ!!!!目を覚ましてぇぇぇぇ!!!!」

645 = 639 :

ドアバーン!!

結衣「ヒッキーお待たせー!うう、外寒かったよう~~」

雪乃「全く、どうしてこんな寒い時に子供みたいに雪合戦に興じたりしたのかしら。すっかり冷えてしまったわ」

陽乃「それは雪乃ちゃんがムキになるからでしょー?さっさと白旗揚げればよかったのに」

雪乃「数的有利なのに降伏なんてしないわ。それよりも姉さんのほうがそうすべきだったんじゃないのかしら?」

陽乃「あら、私1人でも十分強いし?そんな事しなーい♪って…」


八幡「」
めぐり「」
沙希「」


結衣「」
雪乃「」
陽乃「」


八幡「え、えっと、これはだな…」シドロモドロ




雪乃「ナニヲ、シテイルノカシラ?ヒキガヤクン」クワッ




646 = 639 :

更新すっかりサボってスマソ
サクッと終わらせる筈の小ネタのはずが意外と伸びてこれまたスマソ
アトチョイ書いたら久々の本編に戻りまする

そいでは今日はこの辺で…オヤスミッサイ

647 = 643 :

おつです

648 :

カオスだなw

649 :

おつ
1が生きててよかった

650 :

おつ


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