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    元スレ渋谷凛「例えば、私がアイドルになってなかったとするでしょ」

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    601 = 1 :

    P『お母さん、遅いな』

    『ごめんなさい……』

    P『いや、構わないよ』グゥー

    P『あ……』

    『せんせぇ、お腹すいたの?』

    P『あ、あぁ、あちこちでお茶貰ったはずなのになぁ』

    『あ……お茶、もういらなかった?』

    P『あ、済まん。そういう意味で言ったんじゃないんだ』

    『せんせぇ、ごはん食べる?』

    P『え……?』

    『かおるがごはん、作るよ!』

    P『え、大丈夫なのか?』

    『うん!』

    602 = 1 :

    『えっと、おにぎりとー』

    P『なんか手伝えることあるか?』

    『かおるが作るから、せんせぇは見ててー』

    P『ん、そっか。分かった』

     コンコン パカッ シャカシャカシャカ

    P『手際良いなー』

    『いつもお母さんのお手伝いしてるから!』

    P『龍崎は偉いな』

    『……』テレテレ

     カチッ ボッ ジューッ

    P『火を使っても大丈夫なのか?』

    『おとながいない時はダメーって言われてるよ!』

    『今日はせんせぇがいるからだいじょーぶ!』

    603 = 1 :

    『はい、せんせぇ!』

    P『お、おにぎりと卵焼きか』

    『せんせぇ、食べて食べて!』

    P『それじゃ、頂きます』パンッ

     モグモグ

    『おいしい?』

    P『うん、美味しいぞ?』

    『かおる、おヨメさんになれる?』

    P『ああ、先生が太鼓判押してやる』

    『やったー!』

    薫母『ただいまー!』ドタドタドタ

    『あ、お母さんだ! おかえりなさー!』

    604 = 1 :

    薫母『ゴメンね薫、すっかり遅くなっちゃ……あ』

    P『お邪魔しています』ペコリ

    薫母『ごめんなさい、先生! ちょっと夕飯のお買い物のつもりがすっかり話し込んじゃって!』

    P『いえ、大丈夫ですよ。今日はこちらが最後でしたから』

    『かおるがせんせぇをおもてなししてたから、だいじょーぶだよ!』

    薫母『ありがとー、薫!』ギューッ

    P《仲の良い親子で良かったな》

    『あのね、あのね!』

    薫母『どうしたの?』

    『せんせぇがかおるのこと、おヨメさんにしてくれるって!!』ニパーッ

    P『』

    薫母『――あらあら~』

    P『りゅ、龍崎っ!? 何言って――』

    薫母『これはじっくりとお話して頂く必要がありそうですね、先生?』

    ――――――
    ―――

    605 = 1 :

    「かおる、せんせぇの奥さんになる!」

    P「薫、それは妄想の話だよな? な!?」

    「えへへっ!!」


    龍崎薫編 終わり

    606 = 1 :

    輿水幸子「例えば、ボクがアイドルになってなかったとすると」
    P「幸子ねぇ?」

    幸子「まぁアイドルになってなくてもボクのカワイさは変わりませんけどね!」

    P「あ、うん」

    幸子「実際問題としては、ボクは中学生ですね」

    P「そうだな」

    幸子「プロデューサーさんは、ボクの学校にある図書室の司書ですよ!」

    P「司書、ねぇ」

    幸子「イヤなんですか?」

    P「んー、なんだか暇そうだな、と思って」

    幸子「そうですか? うちの学校は結構利用者が居ますけど」

    P「良いとこの学校は違うのか……」

    幸子「……でも、あまり人が来ない図書室も良いかも知れませんね」ボソッ

    607 = 1 :

    ―――
    ――――――

    P『……輿水さん?』

    幸子『なんですか?』

    P『いや、今日もせいが出るな、と思って』

    幸子『そんなことを言う為に、ボクの勉強を邪魔したんですか』

    P『あ、いや、ゴメン』

    幸子『……許してあげます。ボクは優しいですから』

    P『うん、ありがとう』

    P『あ、邪魔ついでに、はい、お茶』

    幸子『……ありがとうございます』

     ズズーッ

    幸子『ふぅ……』

    608 = 1 :

    P『放課後はいつもここで宿題してるね』

    幸子『ここは人があまり来ませんからね、集中するのに丁度良いんですよ』

    幸子『たまに邪魔されますが』

    P『はは……許してくれたんじゃなかったっけ?』

    幸子『許してますよ?』

    P『そっか、よかった』

    P『輿水さんは貴重な図書室利用者だから、嫌われたらやりきれないよ』

    幸子『……』

    P『もうちょっと利用者が増えると、やり甲斐も増すんだろうけどなぁ』

    幸子『……じゃ………んですか?』

    P『え?』

    609 = 1 :

    幸子『ボクじゃ不満なんですか!?』

    P『い、いや、不満とかそういう事じゃ……』

    幸子『ボクは……司書さんと2人きりで居られるこの図書室、好きですよ』

    P『……へ?』

    幸子『で、ですから……っ』ポロ

    P『え、輿水さん……泣いて……?』

    幸子『な、泣いてなんて、いません』ゴシゴシ

    幸子『ただ、ボクはここにいる時間、幸せでした』

    P『……』

    幸子『司書さんも同じように感じていてくれたら良いな、なんて……』

    幸子『頭ではそんなこと有り得ないって……分かってましたけど……』

    幸子『それでも、やっぱり、微塵もそんな風に思われてなかったって、分かったら――』グスッ

    610 = 1 :

    P『輿水さん』ギュッ

    幸子『っ!?』

    P『ごめん』

    幸子『な、なんで謝るんですか』

    P『俺も――』

    幸子『え……』

    P『真剣にノートに向き合う輿水さんを眺めながらお茶を飲むのが、毎日楽しみだったよ』

    幸子『なっ、何言ってるんですか!? 変態っぽいですよ!!』

    P『あー、変態なのかなぁ』

    幸子『え、ちょっ――』

     ギューッ

    P『だって、こんなに輿水さんが愛おしいんだから』

    ――――――
    ―――

    611 = 1 :

    幸子「やっぱりボクのカワイさの前では、妄想の中のプロデューサーさんもイチコロですね!」

    P「おい」

    幸子「何ですか?」

    P「勝手に人を変態扱いして言いたいことはそれだけか?」ゴゴゴゴ

    幸子「あ、や、まっ」

     スパーンッ

    幸子「痛いじゃないですか! って言うか、どこからそのハリセン出したんですか!?」


    輿水幸子編 終わり

    612 = 1 :

    P先生は誰で出そうかとずっと悩んでいたんですが、やっぱり薫にしました
    最初はさっちゃんにしようかとも思っていたのですけどねー

    で、先生から司書に変えてさっちゃんも書いちゃえ、と思って勢いで書きました


    そろそろダレて来たので、あと数名書いたら締めようかと思います
    ネタ的にも流石にきつくなってきましたし

    613 :

    乙!
    いい幸子だった。

    614 :

    ハピ子!

    615 :


    薫かわいい

    616 :

    薫ちゃんと結婚したら、お互い不必要に遠慮もしない、けんかもしない
    理想の家庭を築けそうだ

    617 :

    これは良い幸子

    618 :

    薫ちゃんが天使やった。
    良かったら翠ちゃん書いて欲しいかなーって

    619 :

    おつ
    龍崎呼びだと龍騎に見えて仕方ないwwww

    620 :

    由愛よ踊れ この地球のもとで

    621 :

    図書室でドヤ顔の幸子……
    捗りますねwwww

    622 :

    さっちゃん可愛いすぎんよ~

    623 :

    姉ヶ崎はまだですか?

    624 :

    最後の1回は安価にしちゃえばいいと思うよ!よ!

    625 :

    佐久間まゆ「もしも、まゆがプロデューサーさんに会ってなかったら……」
    P「お、おう……まゆか……」

    まゆ「はい、貴方のまゆですよぉ」

    P「俺のじゃないよな」

    まゆ「もぅ、つれないですよねぇ、プロデューサーさんは」プー

    P「それでまゆは、やっぱり読者モデルやってたのか?」

    まゆ「そうですねぇ、惰性でやってたかも知れません」

    P「そんな、惰性って……」

    まゆ「まゆはもう、プロデューサーさんと出会っちゃいましたから……」

    まゆ「もう、プロデューサーさんが居ない生活なんて考えられませんからねぇ」

    626 = 1 :

    P「うーん、そうかぁ」

    まゆ「不満そうですねぇ」

    P「読者モデルとしてのまゆのファンだって居たはずだと思うとな」

    P「まゆにはそんな風に言って欲しくないな、と思ったんだ」

    まゆ「さすが、プロデューサーさんですねぇ」

    P「これでもお前達のプロデューサーだしな」

    まゆ「でも……まゆだって、仕事を離れればただの女の子、女子高生なんですよ?」

    P「ま、まぁ、そうなんだが……」

    まゆ「ですから、プロデューサーさんとも、別の形で出会ってれば良いんですよぉ」

    P「うん、やっぱりそうなるよねー」

    まゆ「はい♪ プロデューサーさんは保険医とか、良いんじゃないかと思います」

    627 = 1 :

    ―――
    ――――――

     ガララッ

    まゆ『こんにちはぁ』

    P『佐久間、また来たのか』

    まゆ『はい、来ちゃいましたぁ』

    P『ここは憩いの場じゃないんだが』

    まゆ『良いじゃないですかぁ、保健室が平和なのは良いことですよぉ』

    P『……ま、一理あるな』

    まゆ『それじゃコーヒーお入れしますねぇ』

    P『別にそんなことしなくて良いんだぞ?』

    まゆ『まゆがしたいからしてるんですよぉ』

    P『そうなんだろうが、な』

    まゆ『どうかしたんですか?』

    628 = 1 :

    P『いや、なんでもないんだ』

    まゆ『本当ですか?』

    P『……はぁ』

    P『最近、教員の間である噂があってな』

    まゆ『噂?』

    P『この学校の保険医が生徒といかがわしい行為を行っている』

    まゆ『その生徒って、もしかして……』

    P『ま、そうだな』

    まゆ『うーん、まゆとしては実際にそんな行為をして欲しいんですけどねぇ』

    P『おい』

    まゆ『それはともかく、まゆの先生を貶めるような噂を流すなんて、許せません』

    まゆ『誰ですかぁ? そんな噂を流してる人は』

    P『ま、当事者である俺の耳に届くくらいだからな、もう広がっていて発信源は分からないな』

    629 = 1 :

    P『問題は、そんな噂が立って、それが信じられてしまう状況にあると思うんだが?』

    まゆ『イヤですよ?』

    P『まだ何も言ってないんだけどな』

    まゆ『先生はつまり、まゆにもう二度と保健室に近づくなと言ってるんですよね?』

    P『……大体そんな感じではあるが、二度と、までは言う気はないぞ』

    まゆ『来ても良いんですか?』

    P『怪我したり体調が悪いんだったらな』

    まゆ『優しいところは相変わらずなんですねぇ』

    P『そりゃ、保険医だからさ』

    まゆ『あの時、いち早くまゆの元に駆け寄ってくれたのも、保険医だから、ですか?』

    P『ま、これでも生徒の健康には気を配ってるつもりだしな』

    P『ただ、あの時はたまたまだ』

    まゆ『たまたま、ですかぁ』

    630 = 1 :

    P『たまたま、佐久間の顔色が悪いのに気が付いた』

    P『そして、たまたま見ていた佐久間がふらついた』

    P『そして駆けだしてすぐに、佐久間が貧血で倒れた』

    P『ただ、それだけだよ』

    まゆ『……まゆにとっては、それだけでも十分なんですよ?』

    P『ん?』

    まゆ『十分、運命なんですよ?』

    P『そんな大げさな』

    まゆ『そして、まゆは運命は自分の手で切り開くものだと信じてますから』

     ゴソ

    まゆ『これ、プレゼントです』

    631 = 1 :

    P『それ、ずっとここで編んでた……』

    まゆ『はい、マフラーです』

    P『いや、もう夏……』

     ファサッ

    P『……やけに長いな』

    まゆ『まゆも一緒に巻きますから』

    まゆ『赤い糸よりも丈夫な、赤いマフラーですよぉ』

    P『そ、そう……』ダラダラ

    まゆ『ずいぶん汗をかいてますね。今拭いてあげますからねぇ』

    P『そりゃ、アレだよ。こ、こんな時期にマフラーなんかしたら、あああ暑いに決まってるだろ?』

    まゆ『そうそう、噂については、まゆの方で【処理】しておきますから――』


    まゆ『安心してくださいねぇ?』

    ――――――
    ―――

    632 = 1 :

    P「」ダラダラ

    P(あれ、ホントに汗かいてきた?)

    まゆ「えっとぉ、こうして、こうして、こう……」

    P「ん? あれ? 動けないんだけど、まゆ何かした?」

    まゆ「はい、運命の赤いリボンでプロデューサーさんを縛ってみましたぁ」

    P「え、ちょ、なんで!?」


    佐久間まゆ編 終わり

    633 :

    さ、さすがままゆ。
    オチまでバッチリだぜ。

    で、そろそろきらりんを・・・。

    634 :

    ぶれないな 流石ぶれない
    ところでアーニャまだっすかねぇ……

    635 :



    やはりまゆはこうでなくては。

    636 :

    アーニャは出て時間たってないからなぁ

    637 = 1 :

    出来れば今日で終わりにしたかったんですが、無理ですた

    ひとまず今日も2人分です

    638 = 1 :

    黒川千秋「例えば、私がアイドルになってなかったら」
    P「うん」

    千秋「私は大学生ね」

    P「そうだね」

    千秋「きっと、アルバイトでもしていたんじゃないかしら」

    P「うん? ちょっと意外だな」

    千秋「そう?」

    P「お金に困るように思えないしな」

    千秋「……あのね、何もお金が欲しいだけでやる訳ではないのよ?」

    P「そうなのか?」

    千秋「一つの社会勉強ね。お金を稼ぐと言うことを身をもって経験するという意味もあるけれど」

    P「なるほどな」

    639 = 1 :

    P「それで、千秋はどんなところでバイトするんだ?」

    千秋「そうね、名曲喫茶なんかで働くのに憧れるわ」

    P「名曲喫茶?」

    千秋「あら、知らない? クラシックを流してくれる喫茶店よ」

    P「なるほどね」

    千秋「拘っているお店によっては、もの凄い音響装置を置いているところもあるわね」

    P「クラシックが流れてればいいってもんでもないのか」

    千秋「喫茶よりも音楽に重きを置いている、そんなイメージかしらね」

    640 = 1 :

    ―――
    ――――――

    千秋『お待たせ致しました、ブレンドです』

    P『……』

    千秋『ごゆっくりどうぞ』

     ズズッ

    P『……』サラサラ

    千秋《また始まったわね》

    P『……』スッ

    千秋《……『相変わらずおいしいよ』、ね》

    千秋《『ありがとうございます』、と……なんだか普通になっちゃったわ》スッ

    千秋《いつも人が少ない時間に来て、その度にこんな遣り取りをして……変な人》

    千秋《それに慣れちゃった私も、変なのかしらね》

    641 = 1 :

    P『……』スッ

    千秋《……『今日の選曲は、どなたが?』》

    千秋《『私ですけど』……何かしら?》スッ

    P『……』スッ

    千秋《『良い選曲だ。とっても落ち着くよ、ありがとう』》

    千秋《ふぅん……こういう曲が好きなのね》

    千秋《『気に入って頂けて、何よりです』……うーん》

    千秋《『普段は誰の曲を聴くんですか?』》スッ

    P『……』スッ

    千秋《『割と適当と言うか、気分次第かな』》

    千秋《『今日は丁度、今日のようなゆったりした曲が聴きたい気分だったんだ』》

    千秋《なるほどね……この際、いつも気になってた事、聞いてみようかしら》

    千秋《えーと……『前から気になっていたんですが、なんでこんな方法で会話をするんですか?』、と》スッ

    642 = 1 :

    P『……』スッ

    千秋《『何となく、話し声で曲の邪魔をしたくないから、かな? あと』……?》

    千秋《あと……なに? どうしてこんな中途半端に……気になるじゃない》

    P『……』スッ

    千秋《あら、続き? ……『学生時代の授業中の手紙廻しを思い出して楽しいから』》

    千秋《ふふ、意外とお茶目なところがあるのね》

    千秋《少し意地悪してみようかしら……》

    千秋《『面倒くさい人ね』》スッ

    P『っ!?』

    千秋《動揺したわね、珍しい》

    P『……』スッ

    千秋《『ごめんなさい』……あ、え? 本当に若干涙目になってないかしら》

    千秋《そんなにダメージだったなんて……いけないいけない》

    千秋《『こちらこそごめんなさい、冗談よ』》スッ

    643 = 1 :

    P『……』

    P『……』スッ

    千秋《『いや、もうこんな事はやめるよ』》

    千秋《『こんなやり方をあっさり受け入れてくれたのは君が初めてだった』》

    千秋《『感謝している。ありがとう』》

    千秋《え……もう、やめてしまう? もしかして、もうこの店にも来なく……?》

    P『……』

    千秋《――この人が、来ない……もう、会えない……》

    千秋《『それは嫌。これからも、お願いしますね?』》スッ

    P『……』スッ

    千秋《……『ごめん。ありがとう』》

    千秋《よかった……》

    644 = 1 :

    千秋《? ……下の方に何か……》

    千秋《『もし良かったら、仕事の後に食事でもどうですか』……?》

    千秋《……》

    千秋《…………》

    千秋『っ!?』ガタッ

     ガツンッ

    千秋『~~~~~~~っ!!!!!!』

    千秋《つま先……打った……》

    P『だ、大丈夫っ!?』

    千秋『……は、初めて、ちゃんと、声を聞いた、気がする、わ』ウルウル

    P『……あ』

    ――――――
    ―――

    645 = 1 :

    千秋「実は学校の近くにお気に入りの名曲喫茶があるの」

    P「へぇ」

    千秋「内装もノスタルジックで良いお店よ」

    千秋「今度一緒に、行ってみない?」


    黒川千秋編 終わり

    646 = 1 :

    木場奈美「プロデューサー君」
    P「真奈美さん? 何かありました?」

    奈美「私がアイドルになってなかったら、君はどう思う?」

    P「……また、意外な人が来ましたね」

    P「そうですね……正直、真奈美さんは何をやってても驚かない気がしますが」

    奈美「そうかい?」

    P「ええ」

    P(自衛官やってても納得しそう……なんて言ったら、早苗さんよろしくシメられそうだけど)

    奈美「こんな事を聞いておいてなんだが、私はやはりスタジオボーカリストをやっていたのではないかと思うんだ」

    P「ふむ……」

    647 = 1 :

    ―――
    ――――――

    P『それじゃ、今回もよろしくお願いしますね』

    奈美『ああ、こちらこそ、だ』

    P『はは、木場さんになら大概の仕事は安心して任せられるので、こちらとしても助かってますから』

    奈美『そう言って頂けるのはありがたいんだが、君はたまに変な仕事を持ってくるからな』

    P『それでも完璧にやってくれるじゃないですか』

    奈美『こちらもプロなのでね、それなりに矜持もあるのさ』

    P『それじゃ、今日はこれをお願いします』

    奈美『うん? これは台本かな?』

    奈美『さすがにこれは、プロの声優を使った方が良いんじゃないのかい?』

    奈美『演技までは自信はないよ?』

    P『そうは言っても、今回は木場さんに指名の仕事なので……』

    奈美『む……そう言われては私も弱いな』

    奈美『ひとまず読んでみるか』

    P『お願いします』

    648 :

    オチまでかなりまともだな黒川さん

    649 = 1 :

    奈美『……っ!? ちょ、ちょっと待ちたまえ! なんだこれは!!』

    P『なんですか?』

    奈美『この内容はなんなんだ!』

    P『あくまでイメージ音声ですから、大丈夫ですよ?』

    奈美『大丈夫って……そんな話をしてるんじゃない!』

    P『何が問題なんですか』

    奈美『何がって……君はこれを読んでないのか!?』

    P『読んでますよ』

    奈美『ッ……もう君では話にならない!』

    奈美『クライアントは誰なんだ、私が直接話を付ける!!』

    P『俺ですよ』

    奈美『……何?』

    P『俺のリクエストです』

    650 = 1 :

    奈美『ほぅ……』

    奈美『つまり君がこれを聞きたいと?』

    P『ええ』

    奈美『……すまない、少し落ち着く時間をくれないか』

    P『良いですよ』


    奈美『……はぁ、しかし参ったな』

     ペラ

    奈美『彼が、これを……』

     ペラ

    奈美『私に……か』

     パサ

    奈美『やってみるか……』


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