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    元スレP「その後のお話」

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    101 :

    こまけぇことはええねん

    102 = 10 :



    P「ふぅ……。さて」

    貴音「あなた様?」

    P「ぼちぼち出るか。いつまでも居座られちゃ店の人が迷惑するだろうし」

    貴音「……むう。もう少し、話したかったのですが」

    P「俺の方から話題が振れないんだよ。ニート中の生活ならいくらでも話してやるけどな」

    貴音「それは、いかほどかかるのでしょう?」

    P「……要約すれば、5分もかからないんじゃないか。3年分ぐらいはあるけど」

    貴音「ふふ……そのくらいなら、歩きながらでもできますね。では、参りましょうか」

    ――――――

    ――――

    ――


    P「貴音」

    貴音「はい、なんでしょう?」

    P「これからどうするんだ?」

    貴音「……その前に、あなた様の『にぃと』なる時の生活を教えてもらわねば」

    P「……貴音、意味わかって言ってるか?」

    貴音「『のぅえくすぺりえんす、えじゅけいしょん、あんどとれいにんぐ』の略と聞いております。学問、職業訓練、就職活動の一切を破棄した人、だと教えられました」

    P「………誰にだ?」

    貴音「天海春香ですが」

    P「あんにゃろう……。余計なことを……!」

    103 :

    まああの社長だしな、間違えるのも仕方ない

    104 = 10 :



    P「……まあいい。実を言うとな貴音、俺がニートだったころの話は十秒で終わるぞ」

    貴音「なんと」

    P「毎日毎日ぶらぶらして、何をするでもなくさまよってた」

    P「……ほら、十秒で済んだぞ。なんか泣きたくなったけどな」

    貴音「面妖な……」


    P「んで、改めて聞こう。貴音はこれからどうする?」

    貴音「…………」

    P「貴音?」

    貴音「そう、ですね」


    貴音「できればあいどるに戻りたいものですが、それはかなり身勝手なように思われます。仮にでも、勝手に消えてしまったわけですし」

    貴音「かといって、この地には他に頼れる宛が無いのも事実。頼れるのは765の仲間だけなのです」

    P「それじゃあ、どうするんだよ?」




    貴音「……あなた様。ご迷惑でなければ、あなた様の家に住まわせてはいただけないでしょうか?」

    P「ファッ!?」

    105 = 38 :

    オレ「ファッ!?」

    106 :

    ちょっとホモ沸いてんよ~

    107 = 10 :




    P「あー、そのだなー、やっぱりそういうのは……」

    貴音「無論、ただでとは言いません。家事一式は大方修めておりますし、ご迷惑をおかけするおつもりはありません」

    P「じゃあお前、退職金紛いのあれはどうしたんだ?全部使ったのか?」

    貴音「秋月律子の事務所創設に大半を貸してしまいまして……。残りは、全部」

    P「いや……いいのか?アイドルではなくなったにしろ、やっぱり貴音のプライベートはとっぷしーくれっとであるべきだろ」

    貴音「いえ、それはもうよいのです」

    P「よいのですって……よいのか?」

    貴音「ええ、よいのです」

    P「いやでも、春香とかに……ああそうか、千早以外はみんな実家住みか……」

    P「んー……」

    貴音「…………」



    P「……仕方ない。うちにおいで」

    貴音「ま、真でございますか!」

    P「実家住みの人はさすがに迷惑かかるだろうしなぁ。仕方なくだよ、仕方なく」

    貴音「それでも、感謝してもし足りません」

    貴音「誠にありがとうございます、あなた様」

    P「ただし!世の中そんなに甘くは無い。もちろん条件がある!」

    貴音「条件……ですか」

    P「おう。条件だ」

    貴音「して、その条件とは?」

    P「うん………」



    P「らぁめんは、一週間に一杯な?」

    貴音「」

    108 = 10 :




    貴音「……あ、あなた様?今何と……」

    P「らぁめんは一週間に一杯な?」

    貴音「な、なんと!なんとご無体な!」

    P「何がご無体じゃ。止めてもらえるだけでもありがたく思えよ」

    貴音「あなた様ぁ……なにとぞ……なにとぞご慈悲を……」


    P「ああもうほら、泣くな泣くな。そのことはゆっくり家で話し合うから、早く家に帰るぞ」

    貴音「くすん……あなた様はいけずです………」




    貴音編、了

    109 = 10 :


    こうして貴音はPの下に居候することになりましたとさ、めでたしめんどくさし。

    今日はここまでにしようかな、と思ってます。閲覧感謝。


    一応次の765プロ×Pの会話の安価だけ。

    >>111でお願いします。ではでは。

    110 :

    新生765プロにスネークがみたいです

    111 :

    112 = 38 :

    >>111
    よくやった

    113 :

    >>111
    いいぞ

    114 :


    どうでもいいけど社長ってネタにしやすいな

    115 = 10 :

    確認しました。

    >>111より、明日は響で投下させていただきます。

    116 :

    すんごく楽しみなSSだ

    117 :

    乙です。響キタ━(゚∀゚)━!

    DSの日高舞が
    『アイドル史はおろか、日本史に残るほどの超有名スター』
    で=Sランクだからな、>>56 の言いたい事もわからんでもないかな

    118 :

    このSSにおけるSランクにまで登りつめたアイドルたちもそうなんだろ

    119 :

    ABをスケールアップしたようなもんだろ

    120 :

    AKB48人分のポテンシャルが1人に凝縮されたような物と。
    アイマスアイドル達には容易いな。

    121 :

    あいつらとアイマスは違うと思うが…あいつらは確かもともとはすぐに行って会えるがコンセプトのアイドルだったし
    まあ金に目が眩んで芸能界入ったのか秋Pだったかに誑かされてたのかはわからんけど

    122 :

    必死すぎワロタ

    >>100が指摘するまでSGだと思っていたお前らにもワロタ

    123 = 117 :

    まぁアイマスのアイドル像は
    80~90年代の名実共にアイドルだった頃のだしな
    AKBとは比べ物にならないな

    まぁAKBメンバーは一生懸命頑張ってるんだろうけど
    グループとしても独り独りにしても大して魅力を感じないからな

    CGプロだとグラフィック専門かと思うしw
    SG(Sinderera Ga-ruzu)プロの方が好みだわ

    124 :

    シンデレラガールズ(CG)ってサイゲームスとかけてるんじゃないの?

    125 :

    >>77
    いる場合もあるし、そのいるいらないの基準もいろんな業界が勝手に作って自分たちの中での標準を決めてるだけ
    文法的な話なら決まってないよ
    ちなみに俺の小学校では『。」』で習った

    126 :

    お待たせしました。誰もいないと思うんでぼちぼち投下していきます。

    では、響×Pの会話です。どぞー。

    127 :

    誰もいないと思ったか?いるよ!

    128 :

    残念、いるぜ!!

    129 :

    出遅れたが俺も一緒に行くよ

    131 = 126 :




    P「そう言えば、働き始めたら響の地元に遊びに行く、と言う話になっていたので」

    P「貴音に留守番を頼み、社長に有給を貰って、彼女の故郷である沖縄にやってきた、のだが………」


    へび香「シュルルルル・・・」

    ねこ吉「シャアアアア」

    いぬ美「グルルルルル・・・」

    ワニ子「………」

    ハム蔵「ヂュッ」


    P「……助けてください。響のペットに囲まれて、身動きが取れません」

    132 = 129 :

    大学帰路の電車内。
    にににニートちゃうわ!

    133 = 126 :



    「……プロデューサー?」

    P「んー?どした響?後俺もうプロデューサーじゃないぞー?」

    「じb……私からしたら、プロデューサーはいつまでもプロデューサーだz……ですよ?」

    P「無理して口調を変えなくてもいいんじゃないのか?」

    「そうはいかないんだ……です。私ももう20代の半ばにさしかかろうとしてますし、今のままだと恥ずかしいんだぞ…です」

    P「治せてないじゃないか。無理に戻す必要はないぞ。というか早くこの子たちから解放してくださいお願いします」

    「そう?じゃあそのままで……って!自分が言いたいのはそういうことじゃないぞ!」

    P「ほら、その口調の方が響っぽいって」

    「……ああもう!プロデューサーは黙って自分の話を聞けばいいんだ!」

    P「分かった。分かったから……ああおいいぬ美、噛むんじゃ……」


    P「……まてワニ子。お前に噛まれると割とシャレにならないから。やめろ。落ち着け。待って!俺が悪かったから!」

    134 = 126 :




    P「……あー、酷い目にあった」

    「プロデューサーが悪いんだぞ!人の話も聞こうとしないで……」

    P「悪かったって。んで、なんだ?その言いたい話ってのは」


    「本人から聞いたぞ!プロデューサー、貴音と同居してるんだろ!」

    P「同居っていうか……。向こうが居候してるだけだしなぁ」

    「いい年したおっさんが年頃の娘と屋根の下一つってのはよろしくないと思うぞ!この変態プロデューサー!」

    P「誰が中年だ誰が!俺はまだ20代だって言ってるだろ!」

    「四捨五入して30なら十分おっさんさ!おっさんおっさんおっさんおっさん!」

    P「んだと!?お前こそ結局身長伸びずに最近測った最新の身長が153cmらしいじゃないか!このチビチビチビチビ!」

    「うぎゃー!?なんでプロデューサーがそれを知ってるさー!?」

    P「貴音から聞いたんだよバーカ!チービ!」

    「うるさいぞ!この中年太り気味!」

    P「!? なんで知ってるんだお前!?確かに最近5キロ太ったけど……」

    「貴音が教えてくれたさー!やーいこの中年ー!」

    P「なんだとこの万年チビガキめ!」

    「おっさんおっさんおっさん!」

    P「チビチビチビチビ!チービ!」


    ・P「「うきぃいいいいいいいい!」」

    135 = 126 :


    ――――――

    ――――

    ――


    「ぜぇ……ぜぇ……。プ、プロデューサー?」

    P「はー……はー……。な、なんだ、響ー?」

    「……空港で不毛な争いするの、やめない?」

    P「……そうだな。周りの視線が痛いし」

    「……移動するぞ。タクシー捕まえて家まで行くさー」

    P「おう………」



    ――

    ――――

    ――――――

    136 = 126 :




    P「……あ、こんにちは、響のお兄さんですか。どうも、響にはアイドル時代にお世話に……」

    P「!? いえいえそんな!迷惑だなんて。響は向こうでもとてもいい子で……」

    P「……は?『かなさんどー』と聞いたことはあるか?そう言えば一度聞いたことがあるような……」

    P「……はい。うちなーぐちはよく分からないので、意味を聞こうと思ったんですが。響は顔を真っ赤にして逃げて行ったもので……」

    P「……え?どうしましたか、そんなに首を振って。やれやれ?朴念仁?」

    P「……はあ、『かなさんどー』の意味は本人に聞けと」

    P「分かりました。ありがとうございます、失礼します……」


    P「……そう言えばいつ言われたんだっけ。トップアイドルになった時だったか?」

    P「意味を知ってたらしい音無さんは驚愕してたけど。なんなんだろうかなあ」

    P「うん、気になるし聞いてみようか。一泊二日で時間も限られてるけど、なんくるないだろ」

    138 = 129 :

    もう響と結婚しろよP

    139 = 121 :

    いや貴音かいおりんと結婚した方がP的には幸せになれるだろ
    響は代わりに俺がよmウワ!ナニヲスル!?アー!

    140 = 126 :




    P「お。ここにいたか響」

    「あ、プロデューサー!やっと来たか!」

    P「すまんかった。お兄さんと話し込んでてな」

    「まあいいさー。この日のために二日分有給取ったんだし。今日はうちに泊まっていくんでしょ?」

    P「そりゃ響に言われたしな。一応最低限の荷物は持ってきたさ」

    「なら大丈夫だな。うーん……どこ行こうかなぁ」

    P「なあ、響」

    「無難に地元の商店街でも回るかなー?都会に出てみるのもいいなー!」

    P「響ー?」

    「いやでも……ん?どうしたんだプロデューサー?」



    P「『かなさんどー』って、どういう意味だ?」

    「!?」

    141 = 126 :

    私用で少し離れます。もしかしたら今日は響のだけ書いて終わるかも。

    142 :


    身長はさほど伸びていないが胸はさらに大きくなってる……と勝手に解釈してもよろしいですかな?(ゲス顔)

    143 = 126 :



    「い、いきなり何さ!?びっくりしたんだぞ!?」

    P「や、響のお兄さんがな?響が俺に、『かなさんどー』って言ったことある?って聞いてきたんだよ」

    「そ、そっそそそそそそれで?何て答えたの?」

    P「そう言えば一回言ってましたよって答えた」

    「」

    P「それで、その言葉ってどんな意味なんですか?って聞いてみたら、それは響本人に聞いた方がいいって流されてさ」

    「」

    P「なあ、『かなさんどー』っていったいどういう意味なんだ?思い返したらかなり気になるんだが……」

    「」


    P「……響?」

    「」

    P「……返事がない。ただの屍のようだ、ってか」

    「」

    P「……はあ、仕方ない。お兄さんに布団出してもらってそこに寝転ばせよう。立ったまま気絶なんて器用なことするなあこいつも」

    144 = 126 :




    P「すいませーん、響の部屋ってどこでしょうかー?」

    P「……ああ、はい。ここの突き当たりですね。ありがとうございます」

    P「……え?俺の背中で気絶してる響はどうしたのかって?」

    P「いや、それがですね。『かなさんどー』の意味を聞いたら顔を真っ赤にして気絶してしまいまして。立ったまま」

    P「へ?さすがにこれは病気?普通はそこで察せ?」

    P「……いやいや、無茶言わんでくださいよ。私にはうちなーぐちは分かりませんし」

    P「……分かりましたよ。絶対に調べたりしません。響から言うのを待てばいいんですね?」

    P「はい、分かりました。何から何まですいません。……いえいえ、とんでもない。では……」


    ――――――

    ――――

    ――

    145 = 126 :



    ――――――

    ――――

    ――



    「う……ん………」

    P「お、起きたか響。もう夜だぞー?」

    「んぇ……よる……?」

    P「おう。もうすっかり夜だな。さすが沖縄。夜でも暖かいなぁ」


    「っ!」ガバッ

    P「おおっ?」

    P「おいおい、いきなり起き上がって大丈夫か?眩暈とかは?」

    「…………」

    P「おーい、響さーん……?」


    「やってしまったさああああああああああ!」

    P「うおっ!?」

    146 = 126 :




    「うわぁ……最悪だぞ自分……。せっかくプロデューサーと会えたのに……」

    P「あー、なんか悪いな。元を正せば俺が悪いんだし」

    「せっかく有給も取ったのに……。もういいんだぞ……」

    「…………」


    P(やばいな。割と本格的に落ち込んでる。どげんかせんと)

    P(でもまあ、響はまだまだ子供だなぁ。口調とかも直せてない当たり、まだ大人にはなりきれてない感じだ)

    P(貴音はもう昔とほとんど面影変わってなかったし中身も変わってなかったし。なんなんだろうね、あの子)

    P(……仕方ない。これを渡すのはちょっとためらいがあるが、音無さんが昔ずっと欲しがってたものを……)


    P「響?」

    「……なにさー?アイドルやめて完璧じゃなくなった自分に何か用か?」

    P「そういじけるなよ。これやるから」

    「? なにこれ?なんかの鍵?」

    P「ん。俺の家の合鍵」

    「……!?」

    147 = 126 :




    P「それやるから、今度は響がこっちに遊びに来い。好きなタイミングでいいから」

    「……いいの?」

    P「別にいいよ。なんなら泊りがけでも構わんぞ?昔と違って今はきっちり定時で帰れるからな」

    「……そう言えばプロデューサー、事務所の事務員になったんだっけ。でも、本当に……」

    P「構わんさ。盗られて困るようなものは大体持ち歩いてるし。いざとなったら貴音いるし」

    「自分は盗みなんかしたりしないぞ!」

    P「はははっ、そりゃそうか」

    「もう……失礼しちゃうぞ」

    P「悪かったって」

    148 = 126 :




    「……でもまあ、いっか。今日はプロデューサーと会えただけでも。これあればいつでも会いに行けるし」

    P「仕事休んでまで来るなよ?」

    「そこまで落ちぶれたりしてないぞ!」

    P「言ってみただけだって」

    「まったく……」


    「あ、もうこんな時間か。晩御飯できてるかな?」

    P「響が起きて一息ついたら来てくれって響のお母さんから言われてるぞ?ぼちぼち行くか?」

    「うん、分かった!早く行こ!」

    「……あ、プロデューサー!」

    P「ん?」


    「『かなさんどー』!」

    P「……結局、それどういう意味なんだろうな」




    響編・了

    149 = 126 :

    響編終了です。自分の才能が怖い。もちろん悪いベクトルで。

    それでは、本日ラスト。確認したところ大丈夫そうなので、今日はあと一人765の会話を書いて終わりに。

    安価は>>151あたりでお願いします。ではでは。

    150 :

    やよい


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