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    元スレ上条「白いワンピース」

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    201 = 20 :




    「「ごちそうさまー!」」

    「じゃあ俺が皿洗うからインデックスは風呂わかしてくれ」

    「任せてほしいんだよ!」




    さて。





    一方通行、か……。
    あいつは、俺と同じ────

    202 = 20 :




    「じゃあ行ってくる」

    「うん、いってらっしゃい」

    「今日だけでも何回も家に入ったり出たりしてるな、俺たち」

    「ほんとだね」

    「風呂はいって、眠かったら寝てていいからな」

    「今度こそ大丈夫かも」

    「そっか、あんまし無理すんなよ」

    「……」

    「どうした?」

    「さっきのセリフ、とうまにそのまま返すんだよ」

    「……」

    「いってらっしゃい、補習が長引いて帰れない、とかはやめてね」

    「……わかってる」

    203 = 20 :







    ーあと1時間。






    ありがとう、インデックス。

    204 = 20 :



    いじょー
    次で3巻終わるとか、昨日投下するとか嘘ばっかでごめんなさい

    インデックスとの生活書こうと思ったら思ったより長くなってしまって……

    ・"ーー○時間"の"ー"は時間の長さを表現したかったんだけどわかりにくくてごめん
    ・ずっと前のインデックス戦の時のインデックスとの距離も段落で表してたつもり

    長さバラバラで読みにくいって思ってた人がいたらごめんなさい、自分が読み返した時そう思ったのでちょっとフォローを

    とりあえず書き溜めはなくなったので、また書いてきます

    いつも感想くれる人ありがとう、嬉しいです


    ではー

    206 :

    乙!
    日常生活はほのぼのするね
    一方さん戦楽しみにしてる!

    横棒は――をコピペして「ぼう」とかで辞書登録したら?

    207 = 20 :

    ーーーーーーーー←8時間(8本)
    ーーーーー←5時間(5本)
    ー←1時間(1本)


    ──────────────




    あと4m(4段空いてる)



    3m(3段)


    2m(2段)

    1m(1段)
    ……0
    ──────────────


    って意味です
    説明すら分かりにくかったかな、ごめん

    自分で書いたくせに読み返してちょっと読みにくいかなーっと思ったので、説明させてもらいました


    いつの間にか200です、みなさんありがとうございます

    今回の土御門との会話の

    "今お前が頭に思い浮かべた人物だよ"

    みたいに日常でも
    俺知ってるぜ?みたいな感じでちょいちょいウザ条さんになるけど見て行ってやってください


    ではー
    何度も失礼しました

    208 :



    相手の反応が面白いな

    209 :

    乙っす。

    報われないかみじょーさんを見ているとたまにイライラするので、こういうSSはたすかるっすwwww

    210 :


    タイムスリップ系っていいよね

    211 :


    こんばんは
    なかなか来れなくてすいません

    先週くらいから忙しくて……
    来週終わるまでは忙しいままなので投下は出来ないかなーって思ってます
    まだ一文字も書いてないんですすみません……


    ではー

    212 :

    待ってるから大丈夫だ

    213 = 20 :


    ちょっとさっきちょちょいと書いた分投下(短い)
    見直しも何にもしてないので文もおかしいしなんか違和感あると思いますが


    そのため今回の投下は今後ボツにするかもしれないけど読んでやってください


    では数レスほど

    214 = 20 :




    さて、御坂に会うために鉄橋まで来たわけですが……



    ……おっ、いたいた。

    「御坂ー、っておま」

    いたんだけど……、

    「……何よ」

    何かかなり落ち込んでいる様子だ。

    「何ってお前何でそんな顔してんだよ」

    「……別になんでもないわよ」

    「何でもないわけないだろ! またあの実験のことか? まさか開始時間が早まったとか?」

    「……違うわ、こっちの話」

    「じゃあ実験には関係のないことなんだな?」

    「いや、関係は……。はあ……。もういい話すわよ、話せばいいんでしょ? とりあえずどこ行くのか知らないけど行きながら話すわ」

    「はいはい」

    「『樹形図の設計者』って知ってるわよね?」

    「ああ、それがどうかしたのか?」

    「今日ね、それをハッキングしに行ったのよ」

    「え?」

    「あれに偽の予言を吐かせたら少しでも実験は止まるんじゃないか、そしたらその間にできることもあるんじゃないか……って」

    「……」

    「でもね……」

    215 = 20 :





    何故だろう、嫌な予感がする。
    違う、嫌な予感しかしない。
    冷や汗が湧き出る。

    ヤバいヤバいヤバいヤバい。



    聞いちゃだめだ聞いちゃだm
    「それ、壊れちゃったらし「ごめんなさい!」

    216 = 20 :




    「……は?」

    「そ、それ壊れたのいつかわかる?」

    「……」

    「……」

    「昨日まではあった『樹形図の設計者』への依頼が今日は半分以下。あ、いや、そうじゃなくて今日だけ本来の半分以下しか処理されなかったらしいの」

    「それでおかしいと思ったら報告書にはこう書いてあった。"『樹形図の設計者』は正体不明の高熱原体の直撃を受け、大破したものと判明。正確な大破時刻は分からないものの、おおよそ9時からの3時間の間であることも判明。また、原因の解明と、この件による『樹形図の設計者』の情報の漏洩を防ぐために残骸の回収を最優先する"って」

    217 = 20 :




    「へ、へー。それはそれはミサカサンナントモウンノワルイコトデ」

    「……」

    「じゃ、じゃあさっさと行こう、もうすぐだ」

    「……待ちなさいよ」

    「ひぇっ!?」

    「アンタ何か知ってるわけ?」

    「かっ、上条さんみたいな一般人はそんな機密事項なんて何も知らないのでゴザイマスヨー?」

    「本当のところは?」

    「いや、俺本当に知らないって!」

    「本当?」

    「ああ、多分」

    「多分?」

    「あ」

    「……」

    御坂が俺の肩をつかむ、ヤバい。

    「言いなさい。今ここで電流流してあげてもいいのよ?」

    「……」








    ……でもたった今もうそれどころじゃなくなった。

    218 = 20 :





    「……流すなら勝手に流せ。今のお前じゃ俺に電気は流せねえよ。それにもう時間がない」

    「何よ、アンタそんなこと言ってビビらせるつもり? 電気効かないのはその変な右手だけでしょ? 私が今つかんでるのはアンタの肩なのよ、肩」

    「だから勝手に流せって言ってるだろ? 信じれねえならやってみろ、本当に右手だけなのかどうかをな」

    「じゃあ遠慮なく……って………え………」

    219 = 20 :




    ……御坂はどっちに驚いたのだろう。

    俺に電気が効かなかったこと?

    それとも……













    目の前に御坂と同じ顔をした奴が白髪の男の前にいること?




    ……タイムリミットだ、御坂。
    お前の喧嘩はいつでも受けてやる。

    220 = 20 :







    実験開始まであと10秒。
    待ってろ、御坂妹。
    そして、


    俺と同じ、お前。

    221 = 20 :



    いじょー

    また一週間ほど忙しくしてきます
    待っててくれる人、感想書いてくれたりする人ありがとうね


    ではー

    222 :

    乙でした

    223 :

    無理せず完結してくればそれでおk

    224 :

    完結してほし~なー

    225 :

    1が来るのはいつか教えろください

    226 :

    ごめんなさい
    やっとさっき落ち着いたので書いてきますもう少しお待ちくださいな

    ところで一方通行の口調って「ん」って全部「ン」になるのかね?

    227 :

    なるよー
    あと小さいア行も

    229 = 227 :

    恐らくそうだと思われる
    アレだよ、きっとキャラ固まってなかったんだよ
    三巻はア行とン以外もカタカナになってたりするし

    230 = 20 :

    確かにヨも違和感あったなー

    231 :

    ロシア編ですらン変換漏れがあったくらいだしなw

    3巻は語尾にもやたらァィゥェォついてべしゃっとした話し方だったけど
    3巻と暗部時代と新約見比べると語尾で「~でよォ」のようにァィゥェォつく率がどんどん減ってるらしい
    3巻のカタカナ過多は一番キチってた状態で、そこからァィゥェォンだけになる→語尾につかなくなる
    のは、だんだん精神状態が落ち着いてきてる描写なんじゃないかかまちースゲエ、と
    解説してるのをどっかで見た
    例:3巻「~だろォがヨォ」→ロシア「~だろォが」 みたいな感じ

    232 :

    続きたのしみだよ

    233 :


    こんばんはー



    さて、今日は一方通行と戦うところです

    本格バトルを期待してくださった方、すみません
    地の文が本当に苦手なので……

    ですから会話文で物語が進んでいきます
    それはつまり一方通行がやたらしゃべるということで……

    >>231におおっと思ったので一方通行の語尾を伸びぎみにしてみました


    ではー

    234 = 20 :




    目の前には操車場。

    ……ば、それ以上『上』を目指す必要性など感じないのでは、とミサカは予測します」


    静かな夜だ。
    こんな時だと、まだある程度遠くにいる御坂妹、一方通行の会話も聞こえてくる。

    235 = 20 :




    「最強、ねェ」

    「最強、さいきょう、サイキョーってかァ? そりゃ確かにそォだ、俺はこの街で一番強い能力者だし、それはつまり世界で最高の能力者って事だろォけどさァ」

    「結局、俺はまだ最強止まりなンだよ。この俺は学園都市で最強の能力者。ふン、そンじゃどォして周りの連中はそれを知ってンだ? ぶっちゃけさァ、実際に一方通行と戦ってみて負けたから、だろォ? それって逆に言えば俺の強さは、面白そうだから試しにアイツにケンカを売ってみよう、って程度にしか思われてねェって事だよなァ」

    236 = 20 :




    「……」

    御坂は黙って一方通行の言葉を聞いている。
    こいつにもあいつや俺と同じところがあると俺は思うし、共感できるところでもあるのだろうか。

    それとも。

    「御坂、お前はここで待ってろ」

    「……本当に助けが必要な時は言いなさいよ」

    「うーん、多分大丈夫だろ。あ、でも」

    「何よ?」

    「一方通行を倒したあとちょっと力を借りるかもな」

    「……分かった」

    「じゃ、行ってくる」

    そして、一方通行が再度言葉を放つ。

    237 = 20 :




    「ダメだよなァ。そンなンじゃ全然ダメだ。そんな最強じゃ全くつまンねェ。俺が目指してンのはその先なンだよ。『挑戦しよう』と思う事が馬鹿馬鹿しく聞こえるぐらいの、そもそも相手が『戦おう』って思う事すら許さねェほどの、絶対的な強さ」

    238 = 20 :










    ────────そんな『無敵』って存在に憧れている、






    だろ?一方通行。

    239 = 20 :




    「あン?」

    「よう、一方通行。御坂妹も元気そうでなによりだ」

    「なンだァ? オマエ」

    「ミサカはいつも元気ですが、とミサカは貴方がここにいる事への驚きを隠しながら返答します」

    「相変わらずだな」

    「そうですか?」

    「ああ。……っと、そうだ御坂妹。お前にはまだインデックスと遊んでもらうって約束があったよな? あれどうなるんだ?」

    「オイ、オマエはさっきから何言ってンだ?」

    「うるさい。ちょっと黙っててくれ、今は御坂妹と話してるんだ」

    「あァ? オマエ、ナニサマ? 誰に牙剝いてっか分かって口開いてンだろうなァ、オイ。学園都市でも七人しかいねェ超能力者、さらにその中でも唯一無二の突き抜けた頂点って呼ばれてるこの俺に向かって何て口の利き方してンだァ? オマエ、何なンだよ。カミサマ気取りですか、笑えねェ」

    「お前の事なら知ってるぞ。しかも今わざわざ自己紹介までしてくれたじゃないか」

    「舐めてンのか?」

    「てかさ、お前本当に第一位なの? ずっと思ってたんだけどさ」

    「はァ?」

    240 = 20 :




    「いやだって見るからに細いし。そんなんで立てんの?」

    241 = 20 :




    「……」

    「……」

    「……」

    「……正直もや」

    バシュッ

    一方通行の蹴った石がコンテナに当たり、それは小さな爆発を起こす。
    それがどうした、俺はちゃんとこいつが第一位だって知ってる。

    「……、へェ。オマエ、面白ェな。だがオマエは俺を舐めすぎなンだよ。………………じゃァな」


    一方通行が視界から消える。

    242 = 20 :




    が、俺にはあいつがどうくるか分かる。
    分かるだけにあとは避けるだけだ。

    「ほォ」

    「さっきはいいものを見たな。能力がなければ立ってられないって自分で言ったようなもんだよな」

    「ふン、そンなこと脳に直接ダメージを食らわない限り無理だろォが。あァ? 何ですかァ? オマエは空間移動能力者ってかァ? 残念だが俺には効かねェよ」

    「それは残念だ。だが俺はまた残念なことに無能力者なんだよ」

    243 = 20 :




    でも、


    「でも、お前に勝つことならできる」

    「……」

    一方通行は無言で右手を突き出してくる、避ける。

    次は左手、避ける。


    避ける、避ける、どんどん避ける。

    244 = 20 :







    「お前じゃ俺には勝てねえよ」

    245 = 20 :




    「……いやオマエ、さっきから避けてばっかりでさァ、全然攻撃翌来ねェンだけど。さっきのはハッタリで実はビビりまくりってオチですってかァ!?」




    「え? 攻撃していいの?」

    「あン?」

    「いや、お前、死ぬよ?」

    「はァ?」

    「ああっとその前に一つだけ。お前の能力ってさ、ベクトル変換? だっけ? ベクトル見えんの?」

    「何言ってンだ?」

    「まあいいや、どうせ知覚化はしてるんだろうし」

    「だから何言って────」

    「じゃあいくぞ」

    246 = 20 :










    緊急事態、発生だあああ!







    「ォォオオオオオオオっ!!!」


    ドゴッ!







    247 = 20 :




    「! っく……」

    「おー避けてくれてよかった、さすが第一位ってところだな」

    「……オマエ、何をした?」

    「ん? 腕からビームだけど」

    「そンなことを聞いてるンじゃねェ!」

    「じゃあ何なんだよ」

    「今の、本当に能力での攻撃か?」

    「いや、だから俺は能力者じゃないって」

    「だとすると、科学の攻撃じゃないのか……」

    一方通行が呟く。鋭い。

    「やっぱり、さすが第一位だ」

    科学を知り尽くしているからこそ、魔術(オカルト)を肯定できる部分があるのだろう。

    「──────オマエ、本当に面白ェわ」

    「ありがとう」

    248 = 20 :




    「……、どうやって攻撃してるかは分からねェし知らねェがそンなのは関係ねェ。俺はオマエを倒す。いいねェ、強いヤツと戦うってのは。そろそろ実験にも飽きてきたとこなンだよォ」

    「そうか、飽きてきたのなら実験とこの戦いはもう終わりにしよう」

    「ふン、言ってろ」

    249 = 20 :





    さあ、一方通行。
    ここからは話し合いの時間だ。

    250 = 20 :







    ドサッ……







    直後、一方通行が地面に倒れた。


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